JP7000750B2 - 回転電機 - Google Patents

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Description

本発明は、コギングトルクを低減することができる回転電機に関する。
電動機などの回転電機は、ステータと、ステータに対して所定の空隙をあけて回転するロータとを備えている。
ステータは、ステータコアと、ステータコアのティースに巻回された巻線と、を備えている。
インナーロータタイプの回転電機の場合、ステータコアは、ロータに同軸に配置されたヨークと、ロータに対向するヨークの内周面の周方向に所定間隔をあけて形成された複数のティースと、を備えている。複数のティースは、ヨークの内周面から周方向に所定間隔をあけて突出しているティース基部と、ティース基部の先端から周方向に延在しているティース鍔部と、隣接する一対のティース鍔部の間に形成したティース開口部と、を備えている。
ここで、回転電機のコギングトルクを抑制するために、ティース開口部をスキュー状(ティース開口部がステータの軸線に対して斜めに延在した形状)に形成したステータが知られている(例えば、特許文献1、2)。
特許文献1のステータコアは、金型で環状に打ち抜いた鋼板を積層することで形成されている。特許文献2のステータコアは、周方向に複数分割された鋼板分割体を金型で形成し、同一周方向位置の複数の鋼板分割体を積層した後、各鋼板分割体を環状に組み立てることで形成されている。
特開2003-18771号公報 特開2012-120298号公報
特許文献1のステータコアは、1枚毎にティース開口部の位置が異なる複数枚の鋼板を積層することで、スキュー状のティース開口部を設けて形成されている。
このため、特許文献1のステータコアを製造する際には、複数種類の金型が必要であるとともに、金型の一部を移動させて作業を行うなど打ち抜き作業が複雑となる。したがって、特許文献1のステータを製造する際は、複数の金型を必要とすることで高価な設備となり、製造コストも高くなるおそれがある。
また、特許文献2のステータは、環状体のステータコアを組み立てる前に、各鋼板分割体のティースに巻線を巻回することができる。しかし、特許文献1のステータコアは、スキュー状のティース開口部に巻線部材を通過させて各ティースに巻線を巻回しなければならず、巻線部材をスキュー状のティース開口部に通過させるために複雑な機構の巻線機を導入する必要があり、製造設備が高価となるおそれがある。
そこで、本発明は、ステータの製造設備の低減化を図りながらコギングトルクを低減することができる回転電機を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る回転電機は、ステータと、ステータに対して所定の空隙をあけて回転するロータと、を備えている。ステータは、ステータコアと、巻線とを備えている。ステータコアは、ロータに同軸に配置されるヨークと、ヨークの前記ロータに対向する面から周方向に所定間隔をあけて突出して巻線が巻回される複数のティース基部と、複数のティース基部の先端から周方向に延在しているティース鍔部と、周方向に隣接する一対のティース鍔部の間に、ステータコアの軸線に沿って直線状に延在して形成したティース開口部と、を備えている。そして、周方向に隣接する一対のティース鍔部のロータに対向する面に、ティース開口部に交差してスキュー状に延在した線状の非磁性化処理部が形成されている。
本発明に係る回転電機によれば、ステータの製造設備の低減化を図りながらコギングトルクを低減することができる。
本発明に係る第1実施形態の回転電機を示す断面図である。 本発明に係る第1実施形態の回転電機のステータを示す斜視図である。 本発明に係る第1実施形態の回転電機のステータのティース鍔部の内周面と、スキュー状に延在した線状の非磁性化処理部とを示す図である。 本発明に係る第2実施形態の回転電機のステータを示す斜視図である。 本発明に係る第2実施形態の回転電機のステータのティース鍔部の内周面と、スキュー状に延在した線状の非磁性化処理部とを示す図である。 本発明に係る第3実施形態の回転電機のステータを示す斜視図である。 本発明に係る第3実施形態の回転電機のステータのティース鍔部の内周面と、スキュー状に延在した線状の非磁性化処理部とを示す図である。
次に、図面を参照して、本発明の第1から第3実施形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、各層の厚みの比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な厚みや寸法は以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることはもちろんである。
また、以下に示す第1から第3実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された請求項が規定する技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。
[第1実施形態の回転電機]
図1から図3に示すものは、第1実施形態のインナーロータタイプの回転電機1である。回転電機1は、円筒状フレーム2と、円筒状フレーム2の内周側に配置したステータ3と、ステータ3の内周側に所定の隙間Gを介して対向するロータ4とで構成されており、ロータ4は、回転軸5に支持されて回転自在に配置されている。
ロータ4は、積層鉄心で形成された回転子コア6と、回転子コア6の内部に配設された6箇所の埋込磁石部7とで構成されている。
各埋込磁石部7は、回転子コア6の周方向に60°の間隔をあけて形成されており、回転子コア6の軸方向の両端まで貫通している一対のスロット8,9と、これら一対のスロット8,9に挿入されて接着剤または充填剤によって固定された永久磁石10,11とで構成されている。
一対のスロット8,9は、横断面矩形状の開口部を有しており、これら開口部の長手方向の端部同士が回転子コア6の回転中心側に凸となるようにV字状に形成されている。永久磁石10、11は、希土類磁石粉を焼結して一体に形成された部材である。
ステータ3は、図1及び図2に示すように、ステータコア18と、ステータコア18の各ティース14に巻線部材を巻き付けて形成した巻線17と、を備えている。
ステータコア18は、ロータ4の回転軸5に同軸に配置された円環状のヨーク12と、ヨーク12の周方向に所定間隔をあけて形成された複数のスロット13と、隣接するスロット13,13の間に形成された複数のティース14と、を備えている。
複数のティース14は、図2に示すように、ヨーク12の内周側から周方向に所定間隔をあけて突出しているティース基部14aと、ティース基部14aの先端から周方向に突出しているティース鍔部14b,14cとを備えている。
隣接する一対のティース14,14のティース鍔部14b,14cの間には、スロット13に連通し、巻線17が通過可能なティース開口部15が形成されている。
そして、図2及び図3に示すように、隣接する一対のティース14,14のティース鍔部14b,14cの内周面には、ティース開口部15に交差した線状の非磁性化処理部16が形成されている。
ステータコア18は、図3に示すように、金型で打ち抜いた環状の複数の鋼板12aを積層することで形成されている。
環状に形成された複数の鋼板12aは、スロット13、ティース14(ティース基部14a、ティース鍔部14b,14c)及びティース開口部15が同一位置に形成されている。これにより、複数の鋼板12aを積層して形成されたティース開口部15は、ステータコア18の軸線に沿って直線状に延在し、各スロット13に連通して形成されている。
また、線状の非磁性化処理部16は、隣接する一対のティース14,14のティース鍔部14b,14cの内周面に形成され、ティース開口部15に交差してスキュー状に延在して形成されている軟磁性の部位である。
この非磁性化処理部16は、所定の深さで所定の幅d(図3参照)を有し、ティース開口部15が延在しているヨーク12の軸線に対して所定の角度で傾斜して形成されている。この角度は、解析等により求めたコギングトルクを最小とするスキュー角度としている。
この非磁性化処理部16は、複数の鋼板12aを積層した後、隣接する一対のティース14,14のティース鍔部14b,14cの内周面の非磁性化処理部16を形成する部位を、たとえば、電子ビーム照射による加熱またはレーザによる加熱により組織変態させることで形成されている。
また、ヨーク12の軸線に対して直線状に延在しているティース開口部15に巻線部材を通過させてティース14を巻き付けることで、ステータコア18の各ティース基部14aに巻線17が巻回される。
次に、第1実施形態の回転電機1の効果について説明する。
第1実施形態のステータ3は、ロータ4に対向するヨーク12の内周面に、ヨーク12の軸線に対して所定の角度で傾斜してスキュー状に延在した非磁性化処理部16が形成されている。このように、ステータ3にスキュー状に延在した非磁性化処理部16が形成されていることで、コギングトルクを低減することができる。
また、ステータコア18は、スロット13、ティース14(ティース基部14a、ティース鍔部14b,14c)及びティース開口部15が同一位置に形成されている1種類の環状の鋼板12aを複数積層して形成されている。このため、鋼板12aの打ち抜きに作業には1種類の金型で済み、打ち抜き作業も簡単に行うことができる。したがって、第1実施形態のステータ3は、金型などのステータ製造設備のコストと、ステータ製造コストの低減化を図ることができる。
また、ステータ3の各ティース14に巻線17を巻回する際には、ステータコア18の軸線に沿って直線状に延在しているティース開口部15に、従来から使用している巻線機を使用して巻線部材を通過させながら巻線作業を容易に行うことができる。したがって、複雑な機構の巻線機を導入する必要がないので、さらにステータ製造設備のコストの低減化を図ることができる。
さらに、隣接する一対のティース14,14のティース鍔部14b,14cの内周面にスキュー状に延在する非磁性化処理部16を形成するだけでコギングトルクの低減化を図ることができるので、高効率の回転電機1を低コストで提供することができる。
[第2実施形態の回転電機]
次に、図4及び図5に示すものは、インナーロータタイプの回転電機1を構成する第2実施形態のステータ20を示すものである。なお、図1から図3で示した構成と同一構成部分には、同一符号を付して説明は省略する。
第2実施形態のステータ20は、図4に示すように、ロータ4の回転軸5に同軸に配置された円環状の鋼板21を積層して形成したステータコア18であり、第1実施形態と同一構造のスロット13、ティース14(ティース基部14a、ティース鍔部14b,14c)、ティース開口部15、線状の非磁性化処理部16が形成されている。
環状の鋼板21は、周方向に分割された複数の鋼板分割体22a、22b…で形成されている。
そして、図5に示すように、積層位置が同一であり、同一形状の複数枚の鋼板分割体22a、22a…を積層することでコアユニット21Aを形成し、他の積層する位置が同一の鋼板分割体22b…も積層することでコアユニット21B…を形成する。
そして、各コアユニット21A,21B…のティース14に巻線部材を巻き付けて巻線17を巻回した後、隣接するコアユニット同士(例えばコアユニット21A,21B、コアユニット21B,21C)を組付けることで、各ティース14に巻線17を巻回したステータ20が形成される。
第2実施形態のティース鍔部14b,14cは、図5に示すように、隣接するコアユニット21A,21Bを組み付けたときに、隣接する一対のティース14,14のティース鍔部14bの端面と、ティース鍔部14bの端面とが互いに離間し、ステータコア18の軸線に沿って直線状に延在するティース開口部15を形成している。
したがって、第2実施形態のステータ20を備えた回転電機1も、ステータ20にスキュー状に延在した非磁性化処理部16が形成されていることで、コギングトルクを低減することができる。また、ステータコア18の内周面にスキュー状に延在する非磁性化処理部16を形成するだけでコギングトルクの低減化を図るので、第1実施形態と同様に高効率の回転電機1を低コストで提供できる。
そして、第2実施形態は、先ず、積層位置が同一の複数枚の鋼板分割体22a、22a…を積層することで(複数枚の鋼板分割体22b、22b及び複数枚の鋼板分割体22c、22c…も積層することで)、コアユニット21A,21B,21C…を形成する。
次いで、各コアユニット21A,21B,21C…のティース14に巻線部材を巻き付けて巻線17を巻回する。そして、最後に、各コアユニット21A,21B,21Cを組付けることで、ステータコア18の各ティース14に巻線17を巻回したステータ20を形成する。
これにより、第2実施形態のティース基部14aに巻線17を巻回する作業は、第1実施形態のようなティース開口部15に巻線部材を通過させてから巻き付ける作業と比較して、簡単に行うことができる。したがって、さらに、ステータの製造コストの低減化を図ることができる。
なお、第2実施形態では、隣接するコアユニット同士を組付ける構造として、隣接する一対のコアユニットの当接面に凸部及び凹部を形成して互いに嵌合する構造としたが、他の形状で隣接する一対のコアユニットを組付ける構造としてもよい。
[第3実施形態の回転電機]
さらに。図6及び図7に示すものは、インナーロータタイプの回転電機1を構成する第3実施形態のステータ23を示すものである。なお、図1から図3で示した構成と同一構成部分には、同一符号を付して説明は省略する。
第3実施形態のステータコア18を構成する環状の鋼板21は、第2実施形態と同様に、周方向に分割された複数の鋼板分割体22a、22b…で形成されている。そして、積層位置が同一であり、同一形状の複数枚の鋼板分割体22a、22a…を積層することでコアユニット21A,B…が形成される。
そして、各コアユニット21A,21B…のティース基部14aに巻線部材を巻き付けて巻線17を巻回した後、隣接するコアユニットを組付けることで、各ティース基部14aに巻線17を巻回したステータ20が形成される。
ここで、第3実施形態のステータコア18を構成している複数のティース14は、ヨーク12の内周側から周方向に所定間隔をあけて突出しているティース基部14aと、ティース基部14aの先端から周方向に突出しているティース鍔部14d,14eとを備えている。
第3実施形態のティース鍔部14d,14eは、第2実施形態で示したティース鍔部14b,14cより周方向の長さ長く設定され、図7に示すように、隣接するコアユニット21A,21Bを組み付けたときに、隣接する一対のティース14,14のティース鍔部14dの端面14d1と、ティース鍔部14eの端面14e1とが当接し、第2実施形態で示したようなティース開口部15を設けていない。
したがって、第3実施形態のステータ23を備えた回転電機1は、ステータ23にスキュー状に延在した非磁性化処理部16が形成されていることで、コギングトルクの低減化を図ることができる。
ここで、第1~第3実施形態では、スキュー状の非磁性化処理部16を、ヨーク12の内周面に対して加熱による組織変態で線状に形成したが、本発明の要旨がこれに限定されるものではない。例えば、浸炭処理、加圧処理により線状の非磁性化処理部を形成しても、コギングトルクの低減化を図ることができ、高効率の回転電機1を低コストで提供することができる。
また、第1~第3実施形態のスキュー状の非磁性化処理部16は、ステータコア18の軸に対して斜めに延在する直線状として形成したが、曲線状、或いはジグザグ状のスキュー状に形成しても、コギングトルクの低減化を図ることができる。
さらに、第1~第3実施形態では、インナーロータタイプの回転電機1に使用するステータについて説明したが、アウターロータタイプの回転電機に使用するステータに本発明の要旨を適用してもよい。
1 回転電機
2 円筒状フレーム
3 ステータ
4 ロータ
5 回転軸
6 回転子コア
7 埋込磁石部
8,9 スロット
10,11 永久磁石
12 ヨーク
13 スロット
14 ティース
14a ティース基部
14b,14c ティース鍔部
14d,14e ティース鍔部
14d1,14e1 当接するティース鍔部の端面
15 ティース開口部
16 線状の非磁性化処理部
17 巻線
18 ステータコア
20 ステータ
21 鋼板
21A,21B… コアユニット
22a、22b… 鋼板分割体
23 ステータ
d 非磁性化処理部の幅
G 隙間

Claims (6)

  1. ステータと、前記ステータに対して所定の空隙をあけて回転するロータと、を備え、
    前記ステータは、ステータコアと、巻線とを備え、
    前記ステータコアは、前記ロータに同軸に配置されるヨークと、前記ヨークの前記ロータに対向する面から周方向に所定間隔をあけて突出して前記巻線が巻回される複数のティース基部と、前記複数のティース基部の先端から周方向に延在しているティース鍔部と、周方向に隣接する一対の前記ティース鍔部の間に、前記ステータコアの軸線に沿って直線状に延在して形成したティース開口部と、を備え、
    周方向に隣接する一対の前記ティース鍔部の前記ロータに対向する面に、前記ティース開口部に交差してスキュー状に延在した線状の非磁性化処理部が形成されていることを特徴とする回転電機。
  2. 前記ステータコアは、複数枚の鋼板分割体を積層してなる複数組のコアユニットを、環状に組み付けることで形成されており、
    前記ステータコアを構成する隣接する一対のコアユニットは、互いに形成した前記ティース基部の先端の周方向で対向している前記ティース鍔部の端面どうしが離間して前記ティース開口部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の回転電機。
  3. ステータと、前記ステータに対して所定の空隙をあけて回転するロータと、を備え、
    前記ステータは、ステータコアと、巻線とを備え、
    前記ステータコアは、前記ロータに同軸に配置されるヨークと、前記ヨークの前記ロータに対向する面から周方向に所定間隔をあけて突出して前記巻線が巻回される複数のティース基部と、前記複数のティース基部の先端から周方向に延在しているティース鍔部と、を備え、
    前記ステータコアは、複数枚の鋼板分割体を積層してなり、前記複数のティース基部に前記巻線が巻回された複数組のコアユニットを、環状に組み付けることで形成されており、
    前記ステータコアを構成する隣接する一対のコアユニットは、互いに形成した前記ティース基部の先端の周方向で対向している前記ティース鍔部の端面どうしが直線状に当接しており、
    周方向に隣接する一対の前記ティース鍔部の前記ロータに対向する面に、前記ティース鍔部の端面どうしが直線状に当接している部位に交差してスキュー状に延在した線状の非磁性化処理部が形成されていることを特徴とする回転電機。
  4. 前記非磁性化処理部は、加熱による組織変態で形成した軟磁性の部位であることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の回転電機。
  5. 前記非磁性化処理部は、浸炭処理により形成した軟磁性の部位であることを特徴とする請求項1から請求項の何れか1項に記載の回転電機。
  6. 前記非磁性化処理部は、加圧により形成した軟磁性の部位であることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の回転電機。
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