JPH07284093A - 画像伝送装置システム - Google Patents

画像伝送装置システム

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JPH07284093A
JPH07284093A JP6862894A JP6862894A JPH07284093A JP H07284093 A JPH07284093 A JP H07284093A JP 6862894 A JP6862894 A JP 6862894A JP 6862894 A JP6862894 A JP 6862894A JP H07284093 A JPH07284093 A JP H07284093A
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JP
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data
video signal
color difference
luminance
quantization table
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JP6862894A
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Masayuki Matsumoto
雅之 松本
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディジタルテレビジョンカメラが出力する輝
度データ、及び色差データを画像伝送装置に入力するこ
とにより、前記画像伝送装置が1フレーム毎に最適なデ
ータ圧縮に用いる量子化テーブル値を決定し、動き/画
質双方のバランスのとれた画像伝送を行うことを目的と
する。 【構成】 撮像部1、プリアンプ部2、プロセスアンプ
部3、エンコーダ部4及び通信部5を有したディジタル
テレビジョンカメラ装置101と、A/D変換部8、符
号化部9、送信伝送部10、受信伝送部11、復合化部
12、D/A変換部13及びカメラ通信部18を有した
画像伝送装置で構成されたシステムである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は低レート回線例えばI
NSネット64(64Kbps、64Kbps×2)を
使用する画像伝送装置システムにおいての符号化方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の画像伝送システムを示す
ブロック図である。
【0003】図5において101は被写体を撮像するデ
ィジタルテレビジョンカメラであり、1は被写体をレン
ズで集光しCCD等の撮像デバイスにより被写体を撮像
して輝度及び色差に対する補正がされていないアナログ
映像信号A1に変換する撮像部、2は撮像部1より入力
したアナログ映像信号A1をディジタル映像信号D1に
増幅・変換するプリアンプ部、3はプリアンプ部2から
入力したディジタル信号D1に色差及び輝度による補正
をかけ、ディジタル映像信号D2を出力するとともに撮
像部1に内蔵されている自動アイリス(図示せず)に対
して自動アイリス調整をかけるプロセスアンプ部、4は
プロセスアンプ部3により補正されたディジタル映像信
号D2をアナログ映像信号A2に変換するエンコーダ部
であり、5はディジタルテレビジョンカメラ1の調整等
を行うとき、プロセスアンプ部3で補正をかけた色差量
及び輝度量を1映像フレーム毎に色差データ及び輝度デ
ータB1として外部試験装置7に出力可能としたデータ
入出力をおこなうための通信部であり、6は前記1から
5の処理ブロックを制御バスp1を通して制御するカメ
ラ制御CPUであり、7は通信部5より出力された色差
データ及び輝度データB1を表示する為の試験装置であ
り、v1は通信部5から色差データ及び輝度データB1
を出力するときにアナログ映像信号A2と同期させて出
力させるためにエンコーダ部4より出力される垂直同期
信号である。
【0004】また図5において102は低レート通信回
線103を用いて映像データの送受信を行う画像伝送装
置であり、8はディジタルテレビジョンカメラ101か
らのアナログ映像信号A2をそのままディジタル映像信
号D2に変換し出力するA/D変換部、9はA/D変換
部8から入力したディジタル映像信号D2をデータ圧縮
した後に符号化を行い、圧縮したデータをCCITT勧
告のH.261が推奨するフレームフォーマットに従っ
て符号化データH1に変換して出力する符号化部、10
は符号化部9より入力した符号化データH1を通信回線
103に対し、CCITT勧告のH.221が推奨する
フレームフォーマットに従って回線データC1に変換し
て出力する送信伝送部、11は前記通信回線103より
入力した回線データC1より再び符号化データH1を取
り出して出力する受信伝送部、12は入力した符号化デ
ータH1の復号化を行いディジタル映像信号D3を出力
する復合化部、13は復合化部12から入力したディジ
タル映像信号D3をアナログ映像信号A3に変換し出力
するD/A変換部である。また14は画像伝送装置10
2の動作内容をスイッチ等により設定する操作部であ
り、15は前記8から14の処理ブロックを制御バスp
2を通して制御する装置制御CPUである。
【0005】更にまた図5において16はディジタルテ
レビジョンカメラ101が撮像する被写体であり、17
は画像伝送装置102からアナログ映像信号A3を入力
し、被写体16をモニターとして出力するモニタテレビ
ジョンである。
【0006】次に図5に示された装置の動作について説
明する。最初にディジタルテレビジョンカメラ101の
動作説明を行う。被写体16より撮像部1を通して得ら
れたアナログ映像信号A1はプリアンプ部2においてN
TSC色副搬送周波数(fsc)の4倍である4fsc
でサンプリングしてディジタル映像信号D1となる。こ
のディジタル映像信号D1はプロセスアンプ3において
γ補正等の信号整形処理とともに輝度量に対応して撮像
部1の露出を制御する自動アイリス調整処理、色差量に
対応して白バランスを制御する自動ホワイトバランス調
整処理が行われる。前記のように各種の補正処理を行っ
たディジタル映像信号D2はエンコーダ部4においてマ
トリクス回路で輝度信号及び2つの色差信号に変換さ
れ、低域フィルタにより各々の帯域に制限し、色差信号
は色副搬送波を直交変調させて、輝度信号と加算したい
わゆるNTSC方式のアナログ映像信号A2に変換し出
力をおこなう。また、カメラ制御CPU6は前記処理よ
り得られる輝度信号に基づいて適正値を決定し撮像部1
内に内蔵されている自動アイリスの調整を行う。また、
通常の状態においては使用されないが、ディジタルテレ
ビジョンカメラ101の調整及び試験等を行うときは、
通信部5により上記輝度量及び色差量に基づく1映像フ
レーム毎の輝度データ及び色差データB1を垂直同期信
号v1と重畳させながらシリアルビット通信によって出
力し、それを試験装置7に表示させながら調整及び試験
等を行う。以上がディジタルテレビジョンカメラ101
の動作説明である。
【0007】次に通信回線103に対して回線データC
1を送信する画像伝送装置102内の8〜10までの送
信系について動作説明をおこなう。ディジタルテレビジ
ョンカメラ101からのアナログ映像信号A2が入力さ
れるとA/D変換部8ではアナログ映像信号A2をディ
ジタルテレビジョンカメラ101と同様に4fscでサ
ンプリングしてディジタル映像信号D2を出力する。こ
れはディジタルテレビジョンカメラ101内のプロセス
アンプ部3から出力されるディジタル映像信号D2と同
等の信号である。もしこのディジタル映像信号D2を送
信伝送部10にそのまま出力し回線データC1として全
て通信回線103に送出すると仮定すると、通信回線容
量が少なくても50Mbps程度のデータ転送能力のあ
る膨大な容量を有する通信回線が必要となる。そのため
このディジタル映像信号D2を入力した符号化部9では
主に被写体16の動き、輝度及び色差に関する情報に対
しデータ圧縮を行い、符号化データH1として出力す
る。この符号化データH1は、被写体16が動きが少な
い場合及び、輝度信号または色差信号の変化が少ない場
合はテレビジョンの画面に出力されるデータは1つのフ
レーム内ではほとんど変化しないことに着目して、被写
体16に動きがあった場合及び、輝度信号または色差信
号に変化が生じて情報が変化した場合にその変化情報だ
けを回線データC1として通信回線103に送り出すこ
とにより回線データC1の有する情報量を必要最小限度
にするために行われる。そのため符号化部9では、A/
D変換部8から入力したディジタル映像信号D2を例え
ば非可逆符号化方式の一つであるDCT(Discre
te Cosine Transform)方式等によ
る直交変換係数化により前画面と現画面との変化差異分
および現画面内での変化情報を係数化データとする。さ
らに前記係数化データは量子化テーブル値と積算するこ
とにより、係数化データを量子化し、データ圧縮を図
る。その後前記量子化された係数化データを、例えばハ
フマン符号化方式等を用いてエントロピー符号化を行
い、それによって得られたデータをCCITT勧告の
H.261が推奨するフレームフォーマットに変換した
符号化データH1を出力する。以上が通常行われている
データ圧縮及び符号化の方法である。上記の中でデータ
圧縮の割合は前記量子化テーブル値により決定され、量
子化テーブル値が小さいと画質は劣化するが、データ圧
縮の割合は大きくなる。逆に量子化テーブル値が大きい
と画質は向上するが、データ圧縮の割合は小さくなる。
そこで符号化部9では本画像伝送装置102が低レート
回線を使用してデータ転送を行うことを鑑み、比較的値
が小さい量子化テーブル値を用いて、画質は劣るがデー
タ圧縮の割合は大きいデータ圧縮を行っている。但し、
使用する量子化テーブル値は一種類である。
【0008】また符号化部9で作成される符号化データ
H1は前述のようにCCITT勧告のH.261が推奨
するフレームフォーマットに従って作成される。この時
符号化部9では予め送信伝送部10が使用する通信回線
103の最大データ転送速度をパラメータとして送信伝
送部10から入力し、前記パラメータをもとに通信回線
103の回線容量に対応させながら、1フレーム内に格
納可能な1フレーム毎の最大伝送ビット長及び前記通信
回線を使用したときの画質及び動きを保証するために1
秒毎に最低送信しなければならない映像フレーム数であ
る最低保証フレーム数を決定する。そして輝度変化量ま
たは色差変化量の変化が大きいために生成される符号化
データH1の1フレームにかかるデータ量が増大し、上
記作成した符号化データH1の1フレーム毎の符号化ビ
ット長が前記最大伝送ビット長より大きくなったとき、
あるいは前記符号化データH1の1秒毎の送信フレーム
数が前記最低保証フレーム数より小さくなったときは、
上記符号化処理を抑制し符号化データH1の増大を防ぐ
ような抑制処理を行う。以上のような動作で送信伝送部
10に出力する符号化データH1のデータ量の調整を行
っている。次に前記符号化データH1を入力した送信伝
送部10ではCCITT勧告のH.221が推奨するフ
レームフォーマットにしたがって回線データC1を作成
し、作成した回線データC1をバッファリングし、順次
通信回線103に送出している。以上が画像伝送装置1
02の送信系に対する動作説明である。
【0009】次に通信回線103から回線データC1を
受信する場合の画像伝送装置102における11〜13
の受信系の動作説明をおこなう。
【0010】受信伝送部11においては通信回線103
から入力した回線データC1より符号化データH1を抽
出し復合化部12に入力する。次に復合化部12では符
号化部9と逆の処理、つまり先に受信している映像に対
して今回受信した動きの情報に基づく処理を行ういわゆ
る復号化処理を行い、それにより新たな画面を形成して
これをディジタル映像信号D3として出力する。このデ
ィジタル信号D3を入力されたD/A変換部13はこれ
をアナログ変換してアナログ映像信号A3としてモニタ
テレビジョン17に送り出す。前記アナログ映像信号A
3と上記アナログ映像信号A2の違いは非可逆符号化方
式によるデータ圧縮の影響による出力信号の違いである
が、出力方式は両方ともNTSC方式で出力される。そ
の結果、モニタテレビジョン17上でテレビジョンカメ
ラによって撮像された被写体16の動画像を観ることが
できる。
【0011】また、装置制御CPU15は操作部14に
より設定された符号化および伝送に関するパラメータに
基づいて前記9から12の各処理ブロックの制御を行っ
ている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来の画
像伝送装置システムは構成されており、符号化部9にお
いてデータ圧縮に使用する量子化テーブル値は低レート
回線用としてある一つの値が固定されていた。そのため
通常の撮像状態においてはデータ圧縮により生成された
符号化データH1のデータ量が通信回線103が有する
容量以下に納まっているものの、輝度変化の激しいと
き、例えばディジタルテレビジョンカメラ101に対し
突然ライトが照射されたときや、色差変化が激しいと
き、あるいはディジタルテレビジョンカメラ101に対
し突然白紙が掲示されたとき等においてはディジタルテ
レビジョンカメラ101が出力するアナログ映像信号A
2内の輝度信号または色差信号の変化量が激しいため、
A/D変換部9から出力されるディジタル映像信号D2
においても同様に輝度信号または色差信号の変化量が激
しい信号が出力される。そのため符号化部9では符号化
データH1のオーバーフローを防ぐべく符号化データH
1の作成を抑制するが、その結果抑制された部分におい
てコマ数の落ちたぎこちないかつ画質の悪い映像になっ
てしまうという問題があった。
【0013】また逆に動きが安定していてディジタル映
像信号D2が有する輝度データ及び色差データの変化が
少ない場合でも、動きが不安定な場合の容量分余裕をも
たせた量子化テーブル値を固定して使用しているので符
号化データH1のデータ量が少なく、さらにデータ圧縮
の割合を低くして画質を向上させることが可能な状態で
あっても、それができないために通信回線103にロス
を発生させる場合があった。
【0014】これらの問題を解決する方法として、例え
ば量子化テーブル値をより小さくしてより圧縮比の高い
データ圧縮を図り、符号化データH1の増大の抑制を行
うべく画像伝送装置102におけるディジタル映像信号
D2から1画素毎の輝度データ及び色差データを抽出
し、前記抽出したデータの平均から1フレーム毎の輝度
変化量及び色差変化量を求め、前記変化量より適切な量
子化テーブル値を決定することが考えられるが、この方
法では処理が複雑になるだけではなく、符号化部9にお
いてデータ圧縮を行うタイミングを遅らせなければなら
ず実現は不可能であった。さらにもし抽出したとして
も、その抽出した輝度データ及び色差データは、ディジ
タルテレビジョンカメラ101の撮像部1で被写体を撮
像する時に対応する、1映像フレーム毎の輝度データ及
び色差データと比較すると誤差を含んでしまうという問
題点があった。
【0015】この発明は上記のような従来技術の課題を
解決するためになされたもので、輝度データ及び色差デ
ータのどちらか一方の変化に対応して最良の画質が得ら
れるとともに、処理が簡単で誤差が少ない画像伝送シス
テムを得ることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる画像伝
送装置システムは、被写体を撮像する撮像部、この撮像
部から出力される映像信号から直接1フレーム毎の輝度
データ及び色差データを抽出し、抽出した輝度データ及
び色差データに基づいて上記映像信号を補正する映像信
号補正部、及びこの映像信号補正部で補正された映像信
号を外部に出力する映像信号出力部を有するディジタル
テレビジョンカメラと、このディジタルテレビジョンカ
メラから出力される補正された映像信号と前記輝度デー
タ及び色差データを重畳しながら出力するデータ重畳手
段と、このデータ重畳手段により出力された、上記補正
された映像信号に重畳される前記輝度データ及び色差デ
ータを差分することにより輝度変化量または色差変化量
を抽出し、輝度変化量または色差変化量に基づいて量子
化をするときに用いる量子化テーブル値を決定する量子
化テーブル値決定手段と、この量子化テーブル値決定手
段により決定された量子化テーブル値を用いてディジタ
ルテレビジョンカメラから入力した上記補正された映像
信号を量子化することによりデータ圧縮を行い、データ
圧縮により生成される符号化データを出力する符号化部
と、を備えたものである。
【0017】また、上記色差変化量または輝度変化量の
どちらか一方が大きく、上記符号化部から出力される符
号化データ量が回線容量に対して飽和するような場合、
上記量子化テーブル値決定手段により量子化テーブル値
を小さくするものである。
【0018】さらに、上記色差変化量及び輝度変化量が
小さく、前記符号化部から出力される符号化データ量が
回線容量に対して余裕のある場合、上記量子化テーブル
値決定手段により量子化テーブル値を大きくするもので
ある。
【0019】さらにまた、被写体を撮像する撮像部、こ
の撮像部より出力される映像信号から直接1フレーム毎
の輝度データ及び色差データを抽出し、抽出した輝度デ
ータ及び色差データに基づいて上記映像信号を補正する
映像信号補正部、及びこの映像信号補正部で補正された
映像信号を外部に出力する映像信号出力部を有するディ
ジタルテレビジョンカメラと、このディジタルテレビジ
ョンカメラから入力した上記補正された映像信号を量子
化テーブル値を用いて量子化することによりデータ圧縮
を行い、上記データ圧縮により生成される符号化データ
を出力する符号化部を有する画像伝送装置と、この画像
伝送装置の符号化部が出力する上記符号化データ量に応
じて上記ディジタルテレビジョンカメラの映像信号補正
部に対し上記輝度データの変化の抑制を行う輝度データ
変化抑制手段と、を備えたものである。
【0020】さらに、上記符号化データ量の判定条件
が、上記符号化データを1コマ毎の映像フレーム化した
ときに算出される時間あたりの送信フレーム数であるこ
ととしたものである。
【0021】加えて、上記符号化データ量の判定条件
が、上記符号化データを1コマ毎の映像フレーム化した
ときの算出される1フレーム毎の符号化ビット長である
こととしたものである。
【0022】
【作用】上記のように構成された画像伝送装置システム
においては映像信号から直接抽出される輝度データまた
は色差データより色差変化量または輝度変化量を抽出
し、これらにより、量子化テーブル値を決定するので、
誤差が少なく処理が簡単になる。
【0023】また、上記色差変化量または輝度変化量の
どちらか一方が大きく、上記符号化部から出力される符
号化データ量が回線容量に対して飽和するような場合、
上記量子化テーブル値決定手段により量子化テーブル値
を小さくすることにより、前記飽和状態を防止すること
ができるようになる。
【0024】さらに、上記色差変化量及び輝度変化量が
小さく、前記符号化部から出力される符号化データ量が
回線容量に対して余裕のある場合、上記量子化テーブル
値決定手段により量子化テーブル値を大きくすることに
よって、より画質の向上した符号化データを送信するこ
とができるようになる。
【0025】さらにまた、ディジタルテレビジョンカメ
ラの映像信号補正部に対し上記輝度データの変化の抑制
を行う輝度データ変化抑制手段を備えることにより、突
然の輝度変化による符号化データの増大からくる符号化
の抑制を防止することができる。
【0026】さらに、上記符号化データ量の判定条件
が、上記符号化データを1コマ毎の映像フレーム化した
ときに算出される時間あたりの送信フレーム数にするこ
とにより、瞬間的に激しい輝度変化の増大に対応するこ
とができる。
【0027】加えて、上記符号化データ量の判定条件
が、上記符号化データを1コマ毎の映像フレーム化した
ときの算出される1フレーム毎の符号化ビット長にする
ことにより、上記送信フレーム数の時と比べて穏やかな
輝度変化の増大に対応することができる。
【0028】
【実施例】
実施例1.図1は実施例1に該当する画像伝送装置シス
テムを示す全体構成図である。図1において1〜6、8
〜17、101〜103は従来のシステムと同一のもの
であり、その説明を省略する。
【0029】18は通信部5より出力された輝度データ
及び色差データB1を入力し、それを装置制御CPU1
5に出力するカメラ通信部であり、v2はA/D変換部
8が入力するアナログ映像信号A2と重畳させて輝度デ
ータ及び色差データB1をカメラ通信部18が入力する
ための垂直同期信号であり、R1は輝度データ及び色差
データB1の組み合わせにより決定される量子化テーブ
ル値である。
【0030】図2は装置制御CPU15内において量子
化テーブル値R1が決定されるまでのフローチャートで
ある。図2においてiは上記H.261が推奨する映像
フレームのフレーム番号、fi、giはそれぞれ1フレ
ーム毎の輝度データ、色差データ、△fi、△giはそ
れぞれ輝度変化値、色差変化値、nは輝度変化値または
色差変化値を決定する時においての単位となる決定フレ
ーム数、△f、△gはそれぞれ輝度変化平均値、色差変
化平均値、FH /FL 及びGH /GL はそれぞれ量子化
テーブル値R1を決定する時の判定基準となる輝度上限
/下限値及び色差上限/下限値、HP /HN /HM は上
記FH /FL またはGH /GL の判定により決定される
画質重視/標準/動き重視量子化テーブル値である。
【0031】次に図1及び図2に基づいて動作説明を行
う。被写体16を撮像しアナログ映像信号A2を出力す
るディジタルテレビジョンカメラ101の動作は従来と
同様である。前記アナログ映像信号A2を入力した画像
伝送装置102は同時に色差データ及び輝度データB1
をカメラ通信部18に垂直同期信号v2に重畳させなが
ら入力する。前記色差データ及び輝度データB1を入力
したカメラ通信部18はそのデータを装置制御CPU1
5へ出力する。前記色差データ及び輝度データB1を入
力した装置制御CPU15は色差データ及び輝度データ
B1から1フレーム毎の輝度データfi、色差データg
iをそれぞれ抽出する。
【0032】以下、図2のフローにしたがって装置制御
CPUが動作する。ステップ201において今回入力し
た輝度データf(i+1)、色差データg(i+1)と
前回入力した輝度データfi、色差データgiによりそ
れぞれ差分の絶対値を算出し、輝度変化値△fi、色差
変化値△giを算出する。つぎにステップ202におい
てnフレーム分の輝度変化値△fi、色差変化値△gi
を蓄積する。そしてnフレーム分の前記変化値が蓄積さ
れたところでステップ203の処理に移行する。ステッ
プ203においては前記蓄積された変化値の平均を算出
し、それぞれ輝度変化平均値△f,色差変化平均値△g
を出力する。次にステップ204においては輝度変化平
均値△fと輝度上限値FH を比較し、輝度変化平均値△
fの方が大きい場合はステップ208に移行し、そうで
ない場合はステップ205に移行する。次にステップ2
05では色差変化平均値△gと色差上限値GHを比較
し、色差変化平均値△gのほうが大きいときはステップ
208に移行し、そうでない場合はステップ206に移
行する。次にステップ206においては輝度変化平均値
△fと輝度下限値FL を比較し、輝度変化平均値△fの
方が小さい場合はステップ207に移行し、そうでない
場合はステップ209に移行する。次にステップ207
においては色差変化平均値△gと色差下限値GLを比較
し、色差変化平均値△gの方が小さい場合はステップ2
10に移行し、そうでない場合は209に移行する。
【0033】上記のような動作でステップ208〜21
0の動作に移行し量子化テーブル値R1が決定される。
ステップ208においてはR1は動き重視量子化テーブ
ル値HM 、即ちテーブル値が従来より小さいため、デー
タ圧縮をする割合が大きいテーブル値に決定される。ス
テップ209においてはR1は標準量子化テーブル値H
N 、即ち従来のテーブル値に決定される。ステップ21
0においてはR1は画質重視量子化テーブル値HP 、即
ちテーブル値が従来より大きいため、圧縮の割合は小さ
いが画質は良好なテーブル値に決定される。以上のよう
な動作で決定された量子化テーブル値R1は符号化部9
に出力され、該当フレームのデータ圧縮時のテーブル値
として使用される。以後の動作は従来例と同様である。
【0034】上記実施例により、輝度データまたは色差
データの変化が大きいときは圧縮の割合を大きくするこ
とができ、逆に輝度データ及び色差データの変化が小さ
いときには画質を高めることができるため、通信回線の
容量に対して常に効率的な画像圧縮を図ることが可能と
なる。
【0035】尚上記実施例において、ステップ202の
フレーム数nは装置制御CPU15の動作速度等により
調整が可能である。また上記判定条件を更に増やして、
量子化テーブル値の決定値を細分化することもできる。
更に、ステップ204とステップ205、ステップ20
6とステップ207の動作手順が入れ換え可能なことは
言うまでもない。
【0036】実施例2.次に図3及び図4を用いて実施
例2の説明を行う。図3は実施例2に該当する画像伝送
装置システムを示す全体構成図である。図3において1
〜6、8〜17、101〜103は従来のシステムと同
一のものであり、その説明を省略する。kは符号化部9
で符号化データH1を作成するときに、輝度データの変
化量を制御するために出力する自動アイリス調整制御信
号であり、この信号は装置制御CPU15を介してカメ
ラ通信部18より通信部へ出力される。図4は符号化部
9内において符号化データH1を作成時における自動ア
イリス調整制御処理のフローチャートである。図4にお
いてjは符号化部9から出力される符号化データH1の
1秒毎の送信フレーム数であり、lは符号化部9から出
力される符号化データH1の1フレームあたりの符号化
ビット長である。またLは送信伝送部10からの通信回
線103の最大データ転送速度をパラメータとして入力
し、前記パラメータをもとに符号化部9が決定する最大
伝送ビット長であり、J1及びJ2は同様に前記パラメ
ータより符号化部9が決定する最低保証フレーム数及び
標準フレーム数である。
【0037】次に図3及び図4に基づいて動作説明を行
う。被写体16を撮像しアナログ映像信号A2を出力す
るディジタルテレビジョンカメラ101の動作及び前記
アナログ映像信号A2を入力しディジタル映像信号D2
を符号化部9に出力するA/D変換部8の処理は従来と
同様である。
【0038】次に符号化部9内の処理であるステップ3
01において作成した符号化データH1の符号化ビット
長lが最大伝送ビット長Lより大きい場合はステップ3
04に移行し、それ以外の場合はステップ302に処理
を移行する。次にステップ302において1秒毎の送信
フレーム数jが最低保証フレーム数J1より小さい場合
はステップ304に移行し、それ以外の場合はステップ
303に処理を移行する。次にステップ303において
1秒毎の送信フレーム数jが標準フレーム数J2より大
きい場合はステップ304に移行し、それ以外の場合ス
テップ305に処理を移行する。
【0039】上記のような動作でステップ304または
ステップ305の動作に移行し、自動アイリス調整制御
信号kの状態が決定される。つまりステップ304にお
いては自動アイリス調整制御信号kをオフとし、ステッ
プ305においては自動アイリス調整制御信号kをオン
とする。上記のような処理で決定された自動アイリス調
整制御信号kは装置制御CPU15を介しカメラ通信部
18よりディジタルテレビジョンカメラ101の通信部
5へ出力される。前記ディジタルテレビジョンカメラ1
01に入力した自動アイリス調整制御信号kはカメラ制
御CPU6を介しプロセスアンプ部3へ出力される。自
動アイリス調整制御信号kを入力したプロセスアンプ3
では、前記自動アイリス調整制御信号kに基ずき、撮像
部1内に内蔵する自動アイリスの調整処理の制御を行
う。つまり上記判定により自動アイリス調整制御信号k
がオフとなった場合は、前記自動アイリスの調整処理を
オフとして輝度信号変化量の抑制を行う。また輝度変化
量が少なくなることにより1秒毎の送信フレーム数jが
標準フレーム数より大きくなった場合、つまり通信回線
103の転送容量に余裕がでてきた場合には自動アイリ
ス調整制御信号kをオンとして前記自動アイリスの調整
処理の再起動を行う。
【0040】以上のような動作により輝度データの変化
量の増大にともなう符号化データH1の増大を抑制する
ことができ、安定した映像を出力することができる。
【0041】尚上記実施例において、ステップ301、
ステップ302、及びステップ303の動作手順が入れ
換え可能なことは言うまでもない。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、これら発明の第1
の発明によれば、ディジタルテレビジョンカメラから出
力される補正された映像信号と前記輝度データ及び色差
データを重畳しながら出力するデータ重畳手段と、この
データ重畳手段により出力された、上記補正された映像
信号と重畳する前記輝度データ及び色差データを差分す
ることにより輝度変化量または色差変化量を抽出し、輝
度変化量または色差変化量に基づいて量子化をするとき
に用いる量子化テーブル値を決定する量子化テーブル値
決定手段を用いて量子化テーブル値を決定するので、誤
差が少なく処理が簡単になる。
【0043】第2の発明によれば、上記色差変化量また
は輝度変化量のどちらか一方が大きく、上記符号化部か
ら出力される符号化データ量が回線容量に対して飽和す
るような場合、上記量子化テーブル値決定手段により量
子化テーブル値を小さくすることにより、前記飽和状態
を防止することができるようになる。
【0044】第3の発明によれば、上記色差変化量及び
輝度変化量が小さく、前記符号化部から出力される符号
化データ量が回線容量に対して余裕のある場合、上記量
子化テーブル値決定手段により量子化テーブル値を大き
くすることによって、より画質の向上した符号化データ
を送信することができるようになる。
【0045】第4の発明によれば、上記画像伝送装置の
符号化部が出力する上記符号化データ量に応じて上記デ
ィジタルテレビジョンカメラの映像信号補正部に対し上
記輝度データの変化の抑制を行う輝度データ変化抑制手
段を備えることにより、突然の輝度変化による符号化デ
ータの増大からくる符号化の抑制を防止することができ
る。
【0046】第5の発明によれば、第4の発明の上記符
号化データ量の判定条件が、上記符号化データを1コマ
毎の映像フレーム化したときに算出される時間あたりの
送信フレーム数にすることにより、瞬間的に激しい輝度
変化の増大に対応することができる。
【0047】第6の発明によれば、第4の発明の上記符
号化データ量の判定条件が、上記符号化データを1コマ
毎の映像フレーム化したときの算出される1フレーム毎
の符号化ビット長にすることにより、上記送信フレーム
数の時と比べて穏やかな輝度変化の増大に対応すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の全体構成図である。
【図2】実施例1における装置制御CPU15内の動作
のフローチャートである。
【図3】実施例2の全体構成図である。
【図4】実施例2における符号化部9内の動作のフロー
チャートである。
【図5】従来の画像伝送装置システムの全体構成図であ
る。
【符号の説明】
1 撮像部 2 プリアンプ部 3 プロセスアンプ部 4 エンコーダ部 5 通信部 6 カメラ制御CPU 7 試験装置 8 A/D変換部 9 符号化部 10 送信伝送部 11 受信伝送部 12 復号化部 13 D/A変換部 14 操作部 15 装置制御CPU 16 被写体 17 モニタテレビジョン 18 カメラ通信部 101 ディジタルテレビジョンカメラ 102 画像伝送装置 103 通信回線

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被写体を撮像する撮像部、この撮像部から
    出力される映像信号から直接1フレーム毎の輝度データ
    及び色差データを抽出し、抽出した輝度データ及び色差
    データに基づいて上記映像信号を補正する映像信号補正
    部、及びこの映像信号補正部で補正された映像信号を外
    部に出力する映像信号出力部を有するディジタルテレビ
    ジョンカメラと、 このディジタルテレビジョンカメラから出力される補正
    された映像信号と前記輝度データ及び色差データを重畳
    しながら出力するデータ重畳手段と、 このデータ重畳手段により出力された、上記補正された
    映像信号に重畳される前記輝度データ及び色差データを
    差分することにより輝度変化量または色差変化量を抽出
    し、輝度変化量または色差変化量に基づいて量子化をす
    るときに用いる量子化テーブル値を決定する量子化テー
    ブル値決定手段と、 この量子化テーブル値決定手段により決定された量子化
    テーブル値を用いてディジタルテレビジョンカメラから
    入力した上記補正された映像信号を量子化することによ
    りデータ圧縮を行い、データ圧縮により生成される符号
    化データを出力する符号化部と、 を備えることを特徴とした画像伝送装置システム。
  2. 【請求項2】上記色差変化量または輝度変化量のどちら
    か一方が大きく、上記符号化部から出力される符号化デ
    ータ量が回線容量に対して飽和するような場合、上記量
    子化テーブル値決定手段により量子化テーブル値を小さ
    くすることを特徴とする請求項第1項記載の画像伝送装
    置システム。
  3. 【請求項3】上記色差変化量及び輝度変化量が小さく、
    前記符号化部から出力される符号化データ量が回線容量
    に対して余裕のある場合、上記量子化テーブル値決定手
    段により量子化テーブル値を大きくすることを特徴とす
    る請求項第1項記載の画像伝送装置システム。
  4. 【請求項4】被写体を撮像する撮像部、この撮像部より
    出力される映像信号から直接1フレーム毎の輝度データ
    及び色差データを抽出し、抽出した輝度データ及び色差
    データに基づいて上記映像信号を補正する映像信号補正
    部、及びこの映像信号補正部で補正された映像信号を外
    部に出力する映像信号出力部を有するディジタルテレビ
    ジョンカメラと、 このディジタルテレビジョンカメラから入力した上記補
    正された映像信号を量子化テーブル値を用いて量子化す
    ることによりデータ圧縮を行い、上記データ圧縮により
    生成される符号化データを出力する符号化部を有する画
    像伝送装置と、 この画像伝送装置の符号化部が出力する上記符号化デー
    タ量に応じて上記ディジタルテレビジョンカメラの映像
    信号補正部に対し上記輝度データの変化の抑制を行う輝
    度データ変化抑制手段と、 を備えたことを特徴とする画像伝送装置システム。
  5. 【請求項5】上記符号化データ量の判定条件が、上記符
    号化データを1コマ毎の映像フレーム化したときに算出
    される時間あたりの送信フレーム数であることを特徴と
    する請求項第4項記載の画像伝送装置システム。
  6. 【請求項6】上記符号化データ量の判定条件が、上記符
    号化データを1コマ毎の映像フレーム化したときの算出
    される1フレーム毎の符号化ビット長であることを特徴
    とする請求項第4項記載の画像伝送装置システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010187302A (ja) * 2009-02-13 2010-08-26 Mitsubishi Electric Corp 動画像符号化装置

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