JPH07283890A - 構内電話交換機 - Google Patents

構内電話交換機

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JPH07283890A
JPH07283890A JP6723194A JP6723194A JPH07283890A JP H07283890 A JPH07283890 A JP H07283890A JP 6723194 A JP6723194 A JP 6723194A JP 6723194 A JP6723194 A JP 6723194A JP H07283890 A JPH07283890 A JP H07283890A
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JP
Japan
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call
charge
unit
prepaid
extension
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JP6723194A
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English (en)
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Shinichi Motofusa
伸一 本房
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】所定期間内で予め決められた前払い通話料金内
で通話を行なうことができる構内電話交換機を提供す
る。 【構成】内線電話機31より予め主記憶装置8に記憶さ
れた各内線電話機31〜3iの所定期間における使用可
能な通話料金を各内線電話機31〜3iにおいて通話が
行なわれるごとに減算し続け、その減算結果が所定の通
話料金に達した場合、交換回路1および内線回路21を
通じて警告音を出力し、さらに通話が行なわれるごとに
減算し続け、所定の通話料金に達した場合、交換回路1
を遮断することにより通話を切断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話料金前払い方式を
採用した構内電話交換機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の構内電話交換機は、図9に示すよ
うに構成されている。構内電話交換機Bは交換回路1b
を有し、交換回路1bには内線回路21b〜2jbおよ
び外線回路41b〜4kbが接続されている。内線回路
21b〜2jbにはそれぞれ内線電話機31b〜3ib
が接続され、また外線回路41b〜4kbにはそれぞれ
局線51b〜5lbが接続されている。
【0003】さらに、内線回路21b〜2jbおよび外
線回路41b〜4kbは全て制御部6bに接続されてい
る。そして制御部6bには記憶部7b、印字装置8b、
保守端末装置9bが接続されている。
【0004】ここで、内線回路21b〜2jbと外線回
路41b〜4kbとの間は、制御部6bの制御のもと、
交換回路1bを介して通信路が形成される。制御部6b
は、上記に示した各部を統括制御するとともに内線回路
21b〜2jbと外線回路41b〜4kbとの間で必要
なデータの送受を行なう。
【0005】また、記憶部7bには制御部6bが使用す
る制御プログラムやデータが記憶されている。そして、
保守端末装置9bより構内電話交換機Bに係わる運用デ
ータが入力されると、制御部6bはこの運用データを記
憶部7bに記憶する。さらに制御部6bは、通話開始時
刻、通話時間、相手先電話番号等の情報をもとに、通話
料金の計算結果を印字装置8bに出力することとなる。
【0006】上記に示したような構内電話交換機Bにお
いては、通話料金の計算の手順は図10に示すような手
順が一般的であり、以下に簡単に説明する。通話が終了
すると、まず自局の市外局番から構内電話交換機Bにお
ける記憶部7bに記憶されている市外局番対応座標テ−
ブルより自局の座標値(X1、Y1)を求め(ステップ
301)、次に同様に内線電話機からダイヤルされた相
手先電話番号の市外局番から前記市外局番対応座標テ−
ブルより相手先の座標値(X1、Y1)を求める(ステ
ップ302)。上記に示した自局の座標値(X1、Y
1)と相手先の座標値(X1、Y1)が求められると、
【0007】
【数1】 より直線距離を求める(ステップ303)。
【0008】次に、構内電話交換機内に記憶されている
距離別通話料金テーブルより、通話距離に対応する単位
秒数を求め(ステップ304)、この単位秒数で前記通
話時間を除算し通話度数を求める(ステップ305)。
【0009】そして課金単位は10円であるため、前記
通話度数に10を乗ずることにより相当の通話料金を求
める(ステップ306)。上記に示した通話料金の計算
が終了すると、その計算結果を印字装置に出力したり、
一時的に内線番号ごとに記憶しておき、所定の期間(日
間、週間、月間等)で累計料金を印字する(ステップ3
07)。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、経営上経費
削減等を考慮するにおいて、電話料金によるコストも決
定した予算内で抑えたい希望は当然生じ、所定期間内で
予め決められた通話料金を超える通話を行なわないため
の方式の必要性が生じた。
【0011】また、従来の方式では構内電話交換機内で
電話料金の管理を行なう場合、上述した様な手順で通話
料金を求め、所定の期間(日間、週間、月間等)で累計
料金を印字し、その印字結果から電話料金の配分および
徴収といった作業を人手を介して行なわなければなら
ず、大変煩わしいものとなっており、その手間を省く要
望も生じている。
【0012】本発明は上記にような事情に鑑みてなされ
たものであり、所定期間内で予め決められた前払い通話
料金内で通話を行なうことができる構内電話交換機を提
供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の内線電
話機を有する構内電話交換機において、前記複数の内線
電話機ごとの所定期間における使用可能な通話料金を決
定する内線電話機別前払い通話料金決定手段と、前記内
線電話機別前払い通話料金決定手段において決定された
前記複数の内線電話機ごとの所定期間における使用可能
な通話料金を記憶する内線電話機別前払い通話料金記憶
手段と、発呼毎の通話距離より所定の単位料金における
単位通話時間を算出する単位通話時間算出手段と、発呼
毎の通話時間を測定する通話時間測定手段と、前記通話
時間測定手段により測定された通話時間に対して前記単
位通話時間算出手段において算出された単位通話時間毎
に前記内線電話機別前払い通話料金記憶手段に記憶され
た前記複数の内線電話機ごとの所定期間における使用可
能な通話料金より前記所定の単位料金を減算する前払い
通話料金減算手段と、前記前払い通話料金減算手段によ
り算出された使用可能な通話料金が所定の料金となった
場合、警告および通話切断の少なくとも一方を実行する
手段により構成されている。
【0014】本発明は、複数の内線電話機を有する構内
電話交換機において、前記構内電話交換機全体での所定
期間における使用可能な通話料金を決定する前払い通話
料金決定手段と、前記前払い通話料金決定手段において
決定された前記所定期間における使用可能な通話料金を
記憶する前払い通話料金記憶手段と、発呼毎の通話距離
より所定の単位料金における単位通話時間を算出する単
位通話時間算出手段と、発呼毎の通話時間を測定する通
話時間測定手段と、前記通話時間測定手段により測定さ
れた通話時間に対して前記単位通話時間算出手段におい
て算出された単位通話時間毎に前記前払い通話料金記憶
手段に記憶された前記所定期間における使用可能な通話
料金より前記所定の単位料金を減算する前払い通話料金
減算手段と、前記前払い通話料金減算手段により算出さ
れた使用可能な通話料金が所定の料金となった場合、警
告および通話切断の少なくとも一方を実行する手段によ
り構成されている。
【0015】
【作用】この結果、本発明によれば、複数の内線電話機
を有する構内電話交換機において、前記複数の内線電話
機ごとの所定期間における使用可能な通話料金を決定お
よび記憶し、発呼毎の通話距離より所定の単位料金にお
ける単位通話時間を算出し、発呼毎の通話時間を測定
し、この測定された通話時間に対して、前記単位通話時
間毎に前記複数の内線電話機ごとの所定期間における使
用可能な通話料金より前記所定の単位料金を減算し、そ
の減算された使用可能な通話料金が所定の料金となった
場合、警告すること、および減算された使用可能な通話
料金が所定の料金となった場合、通話を切断するような
ことの少なくとも一方を実行するようにしたので、使用
者は内線電話ごとに予め決定および記憶された通話料金
を超える通話を行なうことができなくなり、前記予め決
定および記憶された通話料金を超えそうな場合を知るこ
とができる。
【0016】本発明によれば、複数の内線電話機を有す
る構内電話交換機において、前記構内電話交換機全体で
の所定期間における使用可能な通話料金を決定および記
憶し、発呼毎の通話距離より所定の単位料金における単
位通話時間を算出し、発呼毎の通話時間を測定し、この
測定された通話時間に対して、前記単位通話時間毎に前
記構内電話交換機全体での所定期間における使用可能な
通話料金より前記所定の単位料金を減算し、その減算さ
れた使用可能な通話料金が所定の料金となった場合、警
告すること、および減算された使用可能な通話料金が所
定の料金となった場合、通話を切断するようなことの少
なくとも一方を実行するようにしたので、使用者は構内
電話交換機で予め決定および記憶された通話料金を超え
る通話を行なうことができなくなり、前記予め決定およ
び記憶された通話料金を超えそうな場合を知ることがで
きる。
【0017】
【実施例】
(第1実施例)以下、本発明の第1実施例を図面に従い
説明する。図1は同第1実施例の構内電話交換機Aの構
成を示すブロック図である。
【0018】同図においてAは構内電話交換機、31〜
3iは内線電話機をそれぞれ示している。構内交換機A
は交換回路1と、この交換回路1に接続される内線回路
部2と、外線回路部4とを備えている。内線回路部2は
複数の内線回路21〜2jを有しており、これらの内線
回路21〜2jにはそれぞれ内線電話機31〜3iが接
続されている。この場合、内線電話機31〜3iは、多
機能電話機により構成されている。
【0019】また外線回路部4は複数の外線回路41〜
4kを有しており、これらの外線回路41〜4kにはそ
れぞれ局線51〜5lが接続されている。これらの局線
51〜5lは、例えばNTTやTTNET等の公衆網に
収容される。
【0020】さらに構内交換機Aは、交換機全体を統括
的に制御する制御部6を備えている。ここで制御部6
は、内線電話機別前払い通話料金決定手段61、単位通
話時間算出手段62、通話時間測定手段63、前払い通
話料金減算手段64、警告送出手段65および通話切断
手段66等を有している。
【0021】内線電話機別前払い通話料金決定手段61
では、複数の内線電話機31〜3iごとの所定期間にお
ける使用可能な通話料金を決定し、単位通話時間算出手
段62では、発呼毎の通話距離より所定の単位料金にお
ける単位通話時間を算出し、通話時間測定手段63で
は、発呼毎の通話時間の測定を行ない、前払い通話料金
減算手段64では、前記通話時間測定手段63により測
定された通話時間に対して前記単位通話時間算出手段6
2において算出された単位通話時間毎に前記複数の内線
電話機31〜3iごとの所定期間における使用可能な通
話料金より前記所定の単位料金の減算を行ない、警告送
出手段65では、前記前払い通話料金減算手段64によ
り算出された使用可能な通話料金が所定の料金となった
場合、所定の警告の送出を行ない、通話切断手段66で
は、前記前払い通話料金減算手段64により算出された
使用可能な通話料金が所定の料金となった場合、通話を
切断する機能を有している。
【0022】この制御部6には、バス7を介して交換回
路1、内線回路部2内の各内線回路21〜2j、外線回
路部4内の各外線回路41〜4k、外部インタフェ−ス
10、主記憶装置8および出力装置9がそれぞれ接続さ
れている。このうち外部インタフェ−ス10には保守用
端末装置11が接続されている。この保守用端末装置1
1は、構内電話交換機Aの動作に必要な種々の制御デ−
タや保守デ−タ等を入力したり、保守試験等を行なうた
めに使用される。
【0023】主記憶装置8には交換制御動作に必要なプ
ログラムやデ−タが記憶され、さらに後述する図5に示
す如く内線電話機対応前払い料金テーブル81、図6に
示す如く市外局番対応座標値テーブル82と、図7に示
す如く通話距離対応単位時間テーブル83、および図8
に示す如く警告音送出/通話切断金額テーブル84を記
憶している。
【0024】さて、内線電話機31〜3i中のある特定
の内線電話機では、通常の電話機能の他に電話料金を登
録するための、電話料金登録キーとこの電話料金登録キ
ーと対応した、使用者に電話料金の登録状態を知らせる
電話料金登録ランプを有している。
【0025】図5は、上記に示した特定の内線電話機よ
り登録される内線電話機31〜3iごとの所定期間にお
ける使用可能な前払い通話料金を記憶する内線電話機対
応前払い料金テーブル81、図6は、制御部6において
通話料金の計算を行なう際に、後述する計算方法で通話
の直線距離を算出するために使用する、各市外局ごとの
地理的なX座標およびY座標を記憶した市外局番対応座
標値テーブル82、図7は、市外局番対応座標値テーブ
ル82を使用することにより求められた直線距離に対応
し、10円で通話できる単位時間を記憶している通話距
離対応単位時間テーブル83を示している。
【0026】また図8は、制御部6が内線電話機対応前
払い料金テーブル81に記憶された使用可能な前払い通
話料金が通話ごとの減算により所定の金額に達した場
合、相当する内線電話機31〜3iの通話を切断する基
準となる通話切断金額と、使用者に使用可能な前払い通
話料金が前記通話切断金額に近いことを警告するための
基準となる警告音送出金額が記憶された警告音送出/通
話切断金額テーブル84を示している。この警告音送出
/通話切断金額テーブル84は、予め保守端末装置11
より構内電話交換機Aの保守者により設定入力されてい
る。
【0027】次に、以上のように構成された構内電話交
換機Aの動作を図2乃至図4に示したフロ−チャ−トを
基に説明する。まず、本実施例における構内電話交換機
Aにおいて、複数の内線電話機31〜3iのうちから特
定の内線電話機、本実施例においては内線電話機31の
操作により前払い料金の登録操作を行なう場合を説明す
る。この場合、予め保守端末装置11から内線電話機3
1における機能キーに電話料金登録キーを割り当ててお
く。
【0028】初めに内線電話機31の電話料金登録キー
が押下されたのを内線回路21および交換回路1を通じ
て制御部6が検出すると(ステップ101)、内線電話
機31の電話料金登録ランプを交換回路1および内線回
路21を通じて点灯する(ステップ102)。
【0029】次に、使用者により前払い通話料金の登録
をする内線電話機、本実施例では内線電話機31以外の
任意の内線電話機、例えば内線電話機32の内線番号を
ダイヤルすると、これを内線回路21および交換回路1
を通じて制御部6が検出する(ステップ103)。する
と、主記憶装置8に記憶されている内線電話機対応前払
い料金テーブル81に、内線電話機32が既に登録され
ているか否かを判断し(ステップ104)、既に登録さ
れていれば、使用者に前払い料金のダイヤルを促すべ
く、内線電話機31の電話料金登録ランプを交換回路1
および内線回路21を通じて点滅に変える(ステップ1
05)。
【0030】続いて、この電話料金登録ランプの点滅に
従い、内線電話機31より前払い電話料金をダイヤリン
グすると、制御部6は前記前払い料金を内線回路21お
よび交換回路1を通じて検知し、ダイヤリングされた前
記前払い電話料金が予め設定されている登録可能金額の
範囲内であるか否かをチェックし(ステップ106)、
範囲内であれば、内線電話機31における電話料金登録
ランプを交換回路1および内線回路21を通じて再び点
灯に変える(ステップ107)。
【0031】そして、再び内線電話機31の電話料金登
録キーが押下されたことを内線回路21および交換回路
1を通じて検出すると(ステップ108)、内線電話機
対応前払い料金テーブル81に内線電話機32の前払い
電話料金を記憶し(ステップ109)、交換回路1およ
び内線回路21を通じて内線電話機31における電話料
金登録ランプを消灯する(ステップ110)。
【0032】なお上述では、内線電話機31より内線電
話機32の前払い通話料金の登録について述べたが、内
線電話機31より内線電話機33〜3iの前払い通話料
金の登録についても、上述したと同様の手順で登録を行
なうことができる。また、内線電話機31の前払い通話
料金の登録も他の内線電話機32〜3iより行なうこと
もできる。
【0033】次に、上記に示したように前払い料金の登
録された本実施例における構内電話交換機Aにおいて、
内線電話機31〜3iより外線発呼を行なう。制御部6
は、内線電話機31〜3iのいずれか、例えば内線電話
機32が発呼のためオフフックがされ、ダイヤルがされ
たことを内線回路21および交換回路1を通じて検出す
ると(ステップ201)、主記憶装置8に記憶されてい
る自局の市外局番と市外局番対応座標値テーブル82よ
り自局の座標値(X1、Y1)を求め(ステップ20
2)、続いて既に検知したダイヤルされた相手先の市外
局番と主記憶装置8に記憶されている図6に示す如く市
外局番対応座標値テーブル82より、相手先局の座標値
(X2、Y2)を求める(ステップ203)。
【0034】そして自局と相手先局との直線距離Lを、
上述した(1)式より求め(ステップ204)、主記憶
装置8に記憶されている図7に示す市外局番対応座標値
テーブル82よりこの直線距離Lに相当する単位時間を
求める(ステップ205)。また、内線電話機対応前払
い料金テーブル81に記憶されている内線電話機32の
前払い通話料金を図示しない制御部6内のメモリに読み
込む。
【0035】この後、相手先の着信により通話が開始さ
れると、制御部6における通話時間測定手段63は通話
時間において上記で求めた単位時間分経過したか否かを
常に監視し始め(ステップ206)、単位時間経過する
と、制御部6におけるメモリに記憶されている内線電話
機32の前払い料金より10円を減算する(ステップ2
07)。
【0036】そして、その内線電話機32の前払い料金
が警告音送出/通話切断金額テーブル84に記憶されて
いる警告音送出金額と一致した場合(ステップ20
8)、内線電話機に交換回路1および内線回路21を通
じて警告音を出力する(ステップ209)。なお、一致
していない場合は、通話時間測定手段63により再び上
記に示したように単位時間分経過したか否かの監視を始
める(ステップ206)。
【0037】内線電話機に警告音を出力した後も、通話
時間測定手段63により単位時間分経過したか否かを監
視し始め(ステップ210)、上記に示したと同様に単
位時間分経過すると、制御部6におけるメモリに記憶さ
れている内線電話機32の前払い料金より10円を減算
する(ステップ211)。
【0038】そして、内線電話機32の前払い料金が警
告音送出/通話切断金額テーブル84に記憶されている
通話切断金額、本実施例では0円になった場合(ステッ
プ212)、交換回路1を遮断することにより通話を切
断する(ステップ213)。なお、内線電話機31の前
払い料金が0円にならない場合(ステップ212)は、
再び単位秒数分経過したか否かの監視を始める。
【0039】従って、このような実施例によれば、予め
主記憶装置8の内線電話機対応前払い料金テーブル81
に各内線電話機31〜3iの所定期間における使用可能
な通話料金を登録し、内線電話機31〜3iにおいて通
話が行なわれるごとに内線電話機対応前払い料金テーブ
ル81の対応する通話料金を減算し続け、その減算結果
が所定の通話料金に達した場合、交換回路1および内線
回路21を通じて警告音を出力し、さらに通話が行なわ
れるごとに減算し続け、所定の通話料金に達した場合、
交換回路1を遮断することにより通話を切断するように
したので、使用者は内線電話31〜3iごとに予め決定
および記憶された通話料金を超える通話を行なうことが
できなくなり、前記予め決定および記憶された通話料金
を超えそうな場合を知ることができ、これにより内線電
話ごとに利用状況に応じて通話料金節約の促進が図れ、
使用者への煩わしい通話料金徴収業務を省くことができ
る。
【0040】(第2実施例)以下、本発明の第2実施例
を図面に従い説明する。本実施例における構内電話交換
機では、図1に示した上述の第1実施例での構内電話交
換機Aにおける主記憶装置8に記憶されている内線電話
機対応前払い料金テーブル81の代わりに、図示しない
構内電話交換機対応前払い料金テーブルが主記憶装置8
に記憶されている。制御部6は、所定の期間ごとに構内
電話交換機Aの保守者により保守端末装置11より入力
される構内電話交換機A全体での前払い通話料金を、外
線インタフェース10とバス7を通じて主記憶装置8に
おける前記構内電話交換機対応前払い料金テーブルに記
憶する。
【0041】本実施例における構内電話交換機では、上
述したように主記憶装置8内における構成以外は、図1
に示した第1実施例での構内電話交換機Aの構成と同様
である。
【0042】本実施例の動作手順は、第1実施例と略同
様であるが、以下に相違する動作を説明する。第1実施
例では、特定の内線電話機31より内線電話機対応前払
い料金テーブル81に他の内線電話機32〜3iごとの
所定期間における前払い料金を登録したが、本実施例で
は、上述したように予め保守者が保守端末装置11よ
り、構内電話交換機A全体の所定期間における前払い料
金を前記構内電話交換機対応前払い料金テーブルに登録
する。
【0043】そして、第1実施例では構内電話交換機A
においては、内線電話機32より外線発呼を行ない、相
手先の着信により通話が開始されると、制御部6は内線
電話機対応前払い料金テーブル81に記憶されている内
線電話機32の前払い通話料金を図示しない制御部6内
のメモリに読み込み、制御部6における通話時間測定手
段63は通話時間において上記で求めた単位時間分経過
したか否かを常に監視し始め、単位時間経過するたび
に、制御部6におけるメモリに記憶されている内線電話
機31の前払い料金より10円を減算するが、本実施例
においては、制御部6は上記に示した構内電話交換機対
応前払い料金テーブルを図示しない制御部6内のメモリ
に読み込み、制御部6における通話時間測定手段63は
通話時間において上記で求めた単位時間分経過したか否
かを常に監視し始め、単位時間経過するたびに、制御部
6におけるメモリに記憶されている構内電話交換機対応
前払い料金より10円を減算する。
【0044】そして、一通話が終了すると、制御部6に
おけるメモリに記憶されている構内電話交換機全体にお
ける前払い料金を主記憶装置8における上記に示した構
内電話交換機対応前払い料金テーブルに再記憶する。
【0045】さらに、制御部6において警告を送出する
動作、通話を切断する動作は第1実施例と同様である。
従って、このような実施例によれば、保守端末装置11
より予め主記憶装置8に記憶された構内電話交換機全体
の所定期間における使用可能な通話料金を内線電話機3
1〜3iにおいて通話が行なわれるごとに減算し続け、
その減算結果が所定の通話料金に達した場合、交換回路
1および内線回路21を通じて警告音を出力し、さらに
通話が行なわれるごとに減算し続け、所定の通話料金に
達した場合、交換回路1を遮断することにより通話を切
断するようにしたので、使用者は構内電話交換機全体に
ついて予め決定および記憶された通話料金を超える通話
を行なうことができなくなり、前記予め決定および記憶
された通話料金を超えそうな場合を知ることができ、こ
れにより構内電話交換機全体の利用状況に応じて通話料
金節約の促進が図れ、使用者への煩わしい通話料金徴収
業務を省くことができる。
【0046】なお、本発明は上記実施例のみに限定され
ず、要旨を変更しない範囲で適時変形して実施できる。
例えば、本実施例における主記憶装置に記憶されている
内線電話機対応前払い料金テーブルを、各内線電話機内
に設けることも考えられる。また本実施例に示したよう
に、構内交換機のみならず、家庭内のコードレス電話シ
ステム、または携帯電話システム等に応用もできる。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、複数の内線電話機を有
する構内電話交換機において、前記複数の内線電話機ご
との所定期間における使用可能な通話料金を決定および
記憶し、発呼毎の通話距離より所定の単位料金における
単位通話時間を算出し、発呼毎の通話時間を測定し、こ
の測定された通話時間に対して、前記単位通話時間毎に
前記複数の内線電話機ごとの所定期間における使用可能
な通話料金より前記所定の単位料金を減算し、その減算
された使用可能な通話料金が所定の料金となった場合、
警告すること、および減算された使用可能な通話料金が
所定の料金となった場合、通話を切断するようなことの
少なくとも一方を実行するようにしたので、使用者は内
線電話ごとに予め決定および記憶された通話料金を超え
る通話を行なうことができなくなり、前記予め決定およ
び記憶された通話料金を超えそうな場合を知ることがで
き、これにより内線電話ごとに利用状況に応じて通話料
金節約の促進が図れ、使用者への煩わしい通話料金徴収
業務を省くことができる。
【0048】本発明によれば、複数の内線電話機を有す
る構内電話交換機において、前記構内電話交換機全体で
の所定期間における使用可能な通話料金を決定および記
憶し、発呼毎の通話距離より所定の単位料金における単
位通話時間を算出し、発呼毎の通話時間を測定し、この
測定された通話時間に対して、前記単位通話時間毎に前
記構内電話交換機全体での所定期間における使用可能な
通話料金より前記所定の単位料金を減算し、その減算さ
れた使用可能な通話料金が所定の料金となった場合、警
告すること、および減算された使用可能な通話料金が所
定の料金となった場合、通話を切断するようなことの少
なくとも一方を実行するようにしたので、使用者は構内
電話交換機で予め決定および記憶された通話料金を超え
る通話を行なうことができなくなり、前記予め決定およ
び記憶された通話料金を超えそうな場合を知ることがで
き、これにより構内電話交換機の利用状況に応じて通話
料金節約の促進が図れ、使用者への煩わしい通話料金徴
収業務を省くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における構内電話交換機の構
成を示すブロック図。
【図2】一実施例における構内電話交換機の動作を示し
たフロ−チャ−ト。
【図3】一実施例における構内電話交換機の動作を示し
たフロ−チャ−ト。
【図4】一実施例における構内電話交換機の動作を示し
たフロ−チャ−ト。
【図5】一実施例における内線電話機対応前払い料金テ
ーブル。
【図6】一実施例における市外局番対応座標値テーブ
ル。
【図7】一実施例における通話距離対応単位時間テーブ
ル。
【図8】一実施例における警告音送出/通話切断金額テ
ーブル。
【図9】従来の構内電話交換機の構成を示すブロック
図。
【図10】従来の構内電話交換機における通話料金の計
算の手順を示したフロ−チャ−ト。
【符号の説明】
A…構内電話交換機、1…交換回路、2…内線回路部、
21〜2j…内線回路、31〜3i…内線電話機、4…
外線回路部、41〜4k…外線回路、51〜5l…局
線、6…制御部、61…通話料金決定手段、62…単位
通話時間算出手段、63…通話時間測定手段、64…前
払い通話料金減算手段、65…警告送出手段、66…通
話切断手段、7…バス、8…主記憶装置、81…内線電
話機対応前払い料金テーブル、82…市外局番対応座標
値テーブル、83…通話距離対応単位時間テーブル、8
4…警告音送出/通話切断金額テーブル、9…出力装
置、10…外部インタフェ−ス、11…保守用端末装
置、B…構内電話交換機、1b…交換回路、21b〜2
jb…内線回路、31b〜3ib…内線電話機、41b
〜4kb…外線回路、51b〜5lb…局線、6b…制
御部、7b…記憶部、8b…印字装置、9b…保守端末
装置。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の内線電話機を有する構内電話交換
    機において、 前記複数の内線電話機ごとの所定期間における使用可能
    な通話料金を決定する内線電話機別前払い通話料金決定
    手段と、 前記内線電話機別前払い通話料金決定手段において決定
    された前記複数の内線電話機ごとの所定期間における使
    用可能な通話料金を記憶する内線電話機別前払い通話料
    金記憶手段と、 発呼毎の通話距離より所定の単位料金における単位通話
    時間を算出する単位通話時間算出手段と、 発呼毎の通話時間を測定する通話時間測定手段と、 前記通話時間測定手段により測定された通話時間に対し
    て前記単位通話時間算出手段において算出された単位通
    話時間毎に前記内線電話機別前払い通話料金記憶手段に
    記憶された前記複数の内線電話機ごとの所定期間におけ
    る使用可能な通話料金より前記所定の単位料金を減算す
    る前払い通話料金減算手段と、 前記前払い通話料金減算手段により算出された使用可能
    な通話料金が所定の料金となった場合、警告および通話
    切断の少なくとも一方を実行する手段を具備したことを
    特徴とする構内電話交換機。
  2. 【請求項2】 複数の内線電話機を有する構内電話交換
    機において、 前記構内電話交換機全体での所定期間における使用可能
    な通話料金を決定する前払い通話料金決定手段と、 前記前払い通話料金決定手段において決定された前記所
    定期間における使用可能な通話料金を記憶する前払い通
    話料金記憶手段と、 発呼毎の通話距離より所定の単位料金における単位通話
    時間を算出する単位通話時間算出手段と、 発呼毎の通話時間を測定する通話時間測定手段と、 前記通話時間測定手段により測定された通話時間に対し
    て前記単位通話時間算出手段において算出された単位通
    話時間毎に前記前払い通話料金記憶手段に記憶された前
    記所定期間における使用可能な通話料金より前記所定の
    単位料金を減算する前払い通話料金減算手段と、 前記前払い通話料金減算手段により算出された使用可能
    な通話料金が所定の料金となった場合、警告および通話
    切断の少なくとも一方を実行する手段を具備したことを
    特徴とする構内電話交換機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7573991B2 (en) 1998-08-05 2009-08-11 International Communication Sales Co., Ltd. Communication control system and communication control method
JP2010154282A (ja) * 2008-12-25 2010-07-08 Nec Infrontia Corp 構内交換機、構内交換機の制御方法、およびプログラム

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