JPH0728375U

JPH0728375U - 農薬散布機用ホースを農薬散布機と並行に移動させる機械

Info

Publication number: JPH0728375U
Application number: JP6638693U
Authority: JP
Inventors: 豊彦和田
Original assignee: 豊彦和田
Priority date: 1993-11-08
Filing date: 1993-11-08
Publication date: 1995-05-30

Abstract

(57)【要約】（修正有）【目的】二人で作業をしていた、ホースを使用しての農
薬散布を一人でできるような機械を提供する。【構成】杭１，４，７のそれぞれの中間にベアリング
２，５，８を設け、その周囲にカバー３，６，９を設け
る。杭４の側面に設けた、ワイヤー収納ローラー１０か
ら出たワイヤー１１を杭１に接続し、ワイヤー１１の上
部に滑車１２を設ける。農薬散布機１３の側面に設け
た、ワイヤー収納ローラー１４から出たワイヤー１５
を、ベアリング８とベアリング５、及びベアリング２を
介して、滑車１２に接続する。滑車１２の下に、農薬散
布機用ホース収納箱１６を設け、農薬散布機用ホース収
納箱１６から出た農薬散布機１３に接続する。以上の構
成により、農薬散布機用ホースを農薬散布機と並行に移
動させることが出来る。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】［産業上の利用分野］この考案は、農薬散布機用ホースを農薬散布機を背負った人と並行に移動させる機械である。

【０００２】［従来の技術］従来、農薬散布機用ホースの先端を巻きつけたホース収納部を人が持ち、農薬散布機を背負ったもう一人と並行に移動していたので、二人作業であった。

【０００３】［考案が解決しようとする課題］これは次のような欠点があった。（イ）ホースを使用して農薬散布をする場合、農薬散布機を背負った人と、農薬散布機用ホースの先端を巻きつけたホース収納部を持つもう一人の、合計二人で作業をしていて、それは一人ではできなかった。

【０００４】［課題を解決するための手段］（イ）杭（１）の中間にベアリング（２）を設け、ベアリング（２）の周囲にカバー（３）を設ける。（ロ）杭（４）の中間にベアリング（５）を設け、ベアリング（５）の周囲にカバー（６）を設ける。（ハ）杭（７）の中間にベアリング（８）を設け、ベアリング（８）の周囲にカバー（９）を設ける。（ニ）杭（４）の側面に設けた、ワイヤー収納ローラー（１０）から出たワイヤー（１１）を杭（１）に接続する。（ホ）ワイヤー（１１）の上部に滑車（１２）を設ける。（ヘ）農薬散布機（１３）の側面に設けた、ワイヤー収納ローラー（１４）から出たワイヤー（１５）を、ベアリング（８）とベアリング（５）、及びベアリング（２）を介して、滑車（１２）に接続する。（ト）滑車（１２）の下に、農薬散布機用ホース収納箱（１６）を設け、農薬散布機用ホース収納箱（１６）から出た薬散布機用ホース（１７）を農薬散布機（１３）に接続する。以上の構成によりなる農薬散布機用ホースを農薬散布機と並行に移動させる機械である。

【０００５】［作用］杭（１）と杭（４）、及び抗（７）を地面に打ち込み、人が農薬散布機（１３）を左に移動させると、農薬散布機用ホース（１７）が等距離だけ左に並行移動する。

【０００６】［実施例］以下、本考案の実施例について説明する。（イ）杭（１）の中間にベアリング（２）を設け、ベアリング（２）の周囲にカバー（３）を設ける。（ロ）杭（４）の中間にベアリング（５）を設け、ベアリング（５）の周囲にカバー（６）を設ける。（ハ）杭（７）の中間にベアリング（８）を設け、ベアリング（８）の周囲にカバー（９）を設ける。（ニ）杭（４）の側面に設けた、ワイヤー取納ローラー（１０）から出たワイヤー（１１）を杭（１）に接続する。（ホ）ワイヤー（１１）の上部に滑車（１２）を設ける。（ヘ）農薬散布機（１３）の側面に設けた、ワイヤー収納ローラー（１４）から出たワイヤー（１５）を、ベアリング（８）とベアリング（５）、及びベアリング（２）を介して、滑車（１２）に接続する。（ト）滑車（１２）の下に、農薬散布機用ホース収納箱（１６）を設け、農薬散布機用ホース収納箱（１６）から出た農薬散布機用ホース（１７）を農薬散布機（１３）に接続する。本考案は以上のような構造で、これを使用するときは、杭（１）、杭（４）、杭（７）を、農薬散布対象の田の周辺の地面に打ち込み、農薬散布機（１３）を杭（７）の左近くに置き、ワイヤー（１１）とワイヤー（１５）を張る、そして農薬散布機（１３）を運転すると、農薬散布機用ホース（１７）から下方に農薬が噴射される、農薬散布機（１３）を人が背負い、左に移動すると農薬散布機用ホース収納箱（１６）と農薬散布機用ホース（１７）も、等距離左に移動するので、一人で農薬散布機用ホースを使用しての農薬散布ができる。

【０００７】［考案の効果］二人で行なっていた、農薬散布機用ホースを使用しての農薬散布が一人でできる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図である。

【図２】本考案の実施例を示す斜視図である。

【符号の説明】

１杭２ベアリング３カバー４杭５ベアリング６カバー７杭８ベアリング９カバー１０ワイヤー収納ローラー１１ワイヤー１２滑車１３農薬散布機１４ワイヤー収納ローラー１５ワイヤー１６農薬散布機用ホース収納箱１７農薬散布機用ホース

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】（イ）杭（１）の中間にベアリング（２）
を設け、ベアリング（２）の周囲にカバー（３）を設け
る。（ロ）杭（４）の中間にベアリング（５）を設け、ベア
リング（５）の周囲にカバー（６）を設ける。（ハ）杭（７）の中間にベアリング（８）を設け、ベア
リング（８）の周囲にカバー（９）を設ける。（ニ）杭（４）の側面に設けた、ワイヤー収納ローラー
（１０）から出たワイヤー（１１）を杭（１）に接続す
る。（ホ）ワイヤー（１１）の上部に滑車（１２）を設け
る。（ヘ）農薬散布機（１３）の側面に設けた、ワイヤー収
納ローラー（１４）から出たワイヤー（１５）を、ベア
リング（８）とベアリング（５）、及びベアリング
（２）を介して、滑車（１２）に接続する。（ト）滑車（１２）の下に、農薬散布機用ホース収納箱
（１６）を設け、農薬散布機用ホース収納箱（１６）か
ら出た薬散布機用ホース（１７）を農薬散布機（１３）
に接続する。以上の構成によりなる農薬散布機用ホースを農薬散布機
と並行に移動させる機械。