JPS6134069Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6134069Y2 JPS6134069Y2 JP1980024321U JP2432180U JPS6134069Y2 JP S6134069 Y2 JPS6134069 Y2 JP S6134069Y2 JP 1980024321 U JP1980024321 U JP 1980024321U JP 2432180 U JP2432180 U JP 2432180U JP S6134069 Y2 JPS6134069 Y2 JP S6134069Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- boom
- nozzle
- nozzle device
- speed sprayer
- spray
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000007921 spray Substances 0.000 claims description 11
- 239000000126 substance Substances 0.000 claims description 7
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims 1
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 7
- 241000607479 Yersinia pestis Species 0.000 description 5
- 239000004009 herbicide Substances 0.000 description 4
- 241000196324 Embryophyta Species 0.000 description 3
- 235000013399 edible fruits Nutrition 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 201000010099 disease Diseases 0.000 description 2
- 208000037265 diseases, disorders, signs and symptoms Diseases 0.000 description 2
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
- 231100000331 toxic Toxicity 0.000 description 2
- 230000002588 toxic effect Effects 0.000 description 2
- 239000003814 drug Substances 0.000 description 1
- 238000003306 harvesting Methods 0.000 description 1
- 230000002363 herbicidal effect Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000002420 orchard Substances 0.000 description 1
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 1
- 239000013589 supplement Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Catching Or Destruction (AREA)
- Special Spraying Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本願は果樹園における樹下の雑草防除に係り、
散布する除草剤が噴霧として果樹の枝葉に附着す
ると薬害を与えて収穫に重大な影響を与えるの
で、従来は手数な労力でも動噴などによつて人力
による樹下の入念な防除散布を行つてきた。この
ように農業用防除作業の機械化による省力にも尚
一部にこのような盲点があるので本願はこの作業
の省力に貢献しようとするものである。
散布する除草剤が噴霧として果樹の枝葉に附着す
ると薬害を与えて収穫に重大な影響を与えるの
で、従来は手数な労力でも動噴などによつて人力
による樹下の入念な防除散布を行つてきた。この
ように農業用防除作業の機械化による省力にも尚
一部にこのような盲点があるので本願はこの作業
の省力に貢献しようとするものである。
即ち果樹の病害虫防除のためには衆知のスピー
ドスプレーヤによつて極めて高度な能率下で防除
作業が実施されていて省力に貢献しているのであ
るが、この効果的な機械に本願を実施し、その実
施例としてスピードスプレーヤの使用範囲を拡大
し機械の利用効率を向上し併せて前記作業省力に
貢献するものである。
ドスプレーヤによつて極めて高度な能率下で防除
作業が実施されていて省力に貢献しているのであ
るが、この効果的な機械に本願を実施し、その実
施例としてスピードスプレーヤの使用範囲を拡大
し機械の利用効率を向上し併せて前記作業省力に
貢献するものである。
以下実施例について詳細な説明を行う。
第1図 本願実施例スピードスプレーヤの側面
図。
図。
第2図 同上スピードスプレーヤの後正面図。
第3図 同上ブームノズル装置の詳細平面図。
第4図 同上ブームノズル装置の後面図。
第5図 同上ブームノズル装置の側面図。
第1・2図に示す如く車台1の略中央部に薬液
タンク2を配設し、後尾に軸流送風機3を設け、
前記タンク2との中間に駆動用エンジンをエンジ
ンレーム8に収めている。送風機3とエンジンル
ーム8との間に送風機3の吐出口4を設け、複数
個の噴霧用ノズル5を配設してありこのノズル5
からの噴霧を吐出風に便乗せしめ稀釈すると共に
大気中に拡散せしめて薬剤の散布を行う。車台1
の前部に主として走行用エンジン10及び操縦装
置11、薬液用ポンプ9などを配設して自走可能
である。
タンク2を配設し、後尾に軸流送風機3を設け、
前記タンク2との中間に駆動用エンジンをエンジ
ンレーム8に収めている。送風機3とエンジンル
ーム8との間に送風機3の吐出口4を設け、複数
個の噴霧用ノズル5を配設してありこのノズル5
からの噴霧を吐出風に便乗せしめ稀釈すると共に
大気中に拡散せしめて薬剤の散布を行う。車台1
の前部に主として走行用エンジン10及び操縦装
置11、薬液用ポンプ9などを配設して自走可能
である。
このような防除専用のスピードスプレーヤの車
台1の後尾附近の両側面に、噴霧用ブームノズル
装置6を揺動・展張自在ならしめている。
台1の後尾附近の両側面に、噴霧用ブームノズル
装置6を揺動・展張自在ならしめている。
この考案のスピードスプレーヤは、立木樹下の
雑草の生育を防止するための除草剤散布用のブー
ムノズル装置6を備えていることが特徴であり必
要に応じて展張自在である。ブームノズル装置6
は詳細には車台1の後尾側面に取付金具12を設
けて支軸13によつて噴霧用ノズルを有しない補
助ブーム14を上下に回動自在Bに取着してい
る。該補助ブーム14はU字形に形成してその間
隙内部に後記するノズルブーム15を挾納自在な
らしめている。従つて長さはノズルブーム15長
さ以上であつてその先端部に支軸16によつて回
動自在にノズルブーム15を軸支し水平方向の回
動Aができるようにしている。また補助ブーム1
4にはノズルブーム収納用位置決め溝17とばね
係止用突起18を設けている。前記ノズルブーム
15にはばね係止用突起19を設けて前記突起1
8との間にばね20を緊張状態で掛け渡してあ
る。従つてノズルブーム15は常時は補助ブーム
14と直線状を保つが、障害物の抵抗を受けた時
には屈折が可能である。次でノズルブーム15の
上面にノズル21の周囲を覆うカバー7をブーム
15の支え板23に取着してこれを介してブーム
15と一体ならしめ噴霧の飛散を防止している。
更にノズルブーム15が支軸16を中心に矢示A
に回動するとノズルブーム15のばね係止用突起
19が補助ブーム14の位置決め溝17に嵌入し
停止する。このとき前記ばね20は系止突起18
を中心に回動して、ばねの軸線が前記支軸16を
過ぎるようになる。この結果ノズルブーム15は
補助ブーム14内に収納安定する。
雑草の生育を防止するための除草剤散布用のブー
ムノズル装置6を備えていることが特徴であり必
要に応じて展張自在である。ブームノズル装置6
は詳細には車台1の後尾側面に取付金具12を設
けて支軸13によつて噴霧用ノズルを有しない補
助ブーム14を上下に回動自在Bに取着してい
る。該補助ブーム14はU字形に形成してその間
隙内部に後記するノズルブーム15を挾納自在な
らしめている。従つて長さはノズルブーム15長
さ以上であつてその先端部に支軸16によつて回
動自在にノズルブーム15を軸支し水平方向の回
動Aができるようにしている。また補助ブーム1
4にはノズルブーム収納用位置決め溝17とばね
係止用突起18を設けている。前記ノズルブーム
15にはばね係止用突起19を設けて前記突起1
8との間にばね20を緊張状態で掛け渡してあ
る。従つてノズルブーム15は常時は補助ブーム
14と直線状を保つが、障害物の抵抗を受けた時
には屈折が可能である。次でノズルブーム15の
上面にノズル21の周囲を覆うカバー7をブーム
15の支え板23に取着してこれを介してブーム
15と一体ならしめ噴霧の飛散を防止している。
更にノズルブーム15が支軸16を中心に矢示A
に回動するとノズルブーム15のばね係止用突起
19が補助ブーム14の位置決め溝17に嵌入し
停止する。このとき前記ばね20は系止突起18
を中心に回動して、ばねの軸線が前記支軸16を
過ぎるようになる。この結果ノズルブーム15は
補助ブーム14内に収納安定する。
ノズルブーム15の基部には給液用接手22を
設け給液ホース25と接続し、ブーム15の回動
に対し可撓的に対応可能である。前記カバー7は
ノズルブーム15に支え板23によつてブーム1
5の上部で覆いかぶさつているが、補助ブーム1
4とノズルブーム15との嵌合組み合せの関係上
ノズル21をブーム15の一側に突設して設けブ
ーム15の厚さの増大を防ぎ、組み合うカバー7
の断面形状が一側のスカートを切断した形にせざ
るを得ないので前記ノズル21の突設はこの側か
ら反対側に設けてカバー7の効果を補つている。
また本来カバー7の効果は噴霧の上部拡散を防止
することが目的であるので必要に応じて、前記カ
バー7の周縁にうすい膜状のシート24を吊設す
ることも効果を向上するに設立つものである。
設け給液ホース25と接続し、ブーム15の回動
に対し可撓的に対応可能である。前記カバー7は
ノズルブーム15に支え板23によつてブーム1
5の上部で覆いかぶさつているが、補助ブーム1
4とノズルブーム15との嵌合組み合せの関係上
ノズル21をブーム15の一側に突設して設けブ
ーム15の厚さの増大を防ぎ、組み合うカバー7
の断面形状が一側のスカートを切断した形にせざ
るを得ないので前記ノズル21の突設はこの側か
ら反対側に設けてカバー7の効果を補つている。
また本来カバー7の効果は噴霧の上部拡散を防止
することが目的であるので必要に応じて、前記カ
バー7の周縁にうすい膜状のシート24を吊設す
ることも効果を向上するに設立つものである。
以上詳記する如く本願スピードスプレーヤは、
常時果樹等立樹の樹上病害虫防除に格別高能率な
薬剤散布を行つて省力防除に貢献するかたわら車
台から隔離した位置に配置可能にせしめたブーム
ノズル装置の利用によつて樹下の雑草繁茂防止の
ための人体に対する毒性も強い除草剤散布作業を
安全確実なものとしカバーの保護を受けて樹の枝
葉に対して薬害性の強い除草剤の誤散布を完全に
防止している。かつ、このブームノズル装置は折
りたたみ自在であつて不使用時には容易に車台1
の側面に収容格納自在であり、スピードスプレー
ヤとして作業に何等支障を与えるものではなく、
スピードスプレーヤの使用場面を拡大し、機械の
使用効率を向上している。かくて安価な装置の附
加によつて高価なスピードスプレーヤの経済性に
多大の貢献ができるものである。
常時果樹等立樹の樹上病害虫防除に格別高能率な
薬剤散布を行つて省力防除に貢献するかたわら車
台から隔離した位置に配置可能にせしめたブーム
ノズル装置の利用によつて樹下の雑草繁茂防止の
ための人体に対する毒性も強い除草剤散布作業を
安全確実なものとしカバーの保護を受けて樹の枝
葉に対して薬害性の強い除草剤の誤散布を完全に
防止している。かつ、このブームノズル装置は折
りたたみ自在であつて不使用時には容易に車台1
の側面に収容格納自在であり、スピードスプレー
ヤとして作業に何等支障を与えるものではなく、
スピードスプレーヤの使用場面を拡大し、機械の
使用効率を向上している。かくて安価な装置の附
加によつて高価なスピードスプレーヤの経済性に
多大の貢献ができるものである。
第1図本願実施例スピードスプレーヤの側面全
貌図。第2図同実施例スピードスプレーヤの後正
面図。第3図同実施例ブームノズル装置の平面
図。第4図同実施例ブームノズル装置の後面図。
第5図同実施例ブームノズル装置の側面図。 1……車台、2……薬剤タンク、3……送風
機、5……噴霧用ノズル、6……ブームノズル装
置、7……カバー。
貌図。第2図同実施例スピードスプレーヤの後正
面図。第3図同実施例ブームノズル装置の平面
図。第4図同実施例ブームノズル装置の後面図。
第5図同実施例ブームノズル装置の側面図。 1……車台、2……薬剤タンク、3……送風
機、5……噴霧用ノズル、6……ブームノズル装
置、7……カバー。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 自走形車台1上の略中央に薬剤タンク2を設
け後尾に送風機3並に動力を配設し該送風機の
吐出口4に複数の噴霧用ノズル5を配設して大
気中に薬液噴霧を拡散散布するスピードスプレ
ーヤであつて、前記車台1の側方に突出して揺
動自在の噴霧用ノズルを有しない補助ブーム1
4の先端部に揺動自在に取着されたブームノズ
ル装置6を設けると共に、該ブームノズル装置
6の上部に噴霧飛散防止カバー7を取着したこ
とを特徴とするブームノズルを備えたスピード
スプレーヤ。 (2) 実用新案登録請求の範囲第一項記載の要旨に
おいて、前記ブームノズル装置6を前記車台1
の台枠側面に沿着収容自在ならしめたことを特
徴とするブームノズルを備えたスピードスプレ
ーヤ。 (3) 実用新案登録請求の範囲第一項記載の要旨に
おいて、前記ブームノズル装置6に設けたカバ
ー7の側縁にうす肉のシート24を吊下げて設
けたことを特徴とするブームノズルを備えたス
ピードスプレーヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980024321U JPS6134069Y2 (ja) | 1980-02-28 | 1980-02-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980024321U JPS6134069Y2 (ja) | 1980-02-28 | 1980-02-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56126261U JPS56126261U (ja) | 1981-09-25 |
JPS6134069Y2 true JPS6134069Y2 (ja) | 1986-10-04 |
Family
ID=29620407
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980024321U Expired JPS6134069Y2 (ja) | 1980-02-28 | 1980-02-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6134069Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59184959U (ja) * | 1983-05-26 | 1984-12-08 | 新明和工業株式会社 | 液体散布車 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS596935Y2 (ja) * | 1975-08-27 | 1984-03-02 | 高北農機 (株) | 薬液等散布用ブ−ムの昇降装置 |
-
1980
- 1980-02-28 JP JP1980024321U patent/JPS6134069Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56126261U (ja) | 1981-09-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4199896A (en) | Controlled area boom sprayer | |
AU2022228189B2 (en) | Recycle and drift reduction spray system for vineyards and tree crops | |
US5469653A (en) | Apparatus and method for pest control | |
US3722820A (en) | Fertilizing attachment for lawn mower | |
CN108617619B (zh) | 桌面型药液喷雾装置 | |
JPS6134069Y2 (ja) | ||
US4748769A (en) | Sprayer assembly for liquids | |
US3267610A (en) | Applicator | |
JP3886841B2 (ja) | 茶園防除機 | |
KR200301384Y1 (ko) | 농약 살포 장치 | |
JPH0529088Y2 (ja) | ||
US4895306A (en) | Liquid trimmer shield accessory for herbicide spray heads | |
JP4994790B2 (ja) | 植物の害虫防除装置 | |
US3255929A (en) | Herbicide applicator | |
JP3495339B2 (ja) | 茶株内噴霧器および茶株病害虫駆除方法 | |
JP2633468B2 (ja) | 茶葉摘採装置における薬剤塗布機構 | |
CN215346636U (zh) | 防风定向喷农药装置 | |
AU718722B3 (en) | A spraying apparatus | |
CN219438003U (zh) | 一种具有稳定防护结构的果园打药机 | |
JPH0353713Y2 (ja) | ||
CN211721616U (zh) | 一种抗风能力强的果树打药机 | |
JPH031084Y2 (ja) | ||
JP2549149Y2 (ja) | スピードスプレーヤの送風機構造 | |
JPS6323982Y2 (ja) | ||
JPH0525718Y2 (ja) |