JPH0728352Y2 - 磁石カード - Google Patents

磁石カード

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Publication number
JPH0728352Y2
JPH0728352Y2 JP1990130332U JP13033290U JPH0728352Y2 JP H0728352 Y2 JPH0728352 Y2 JP H0728352Y2 JP 1990130332 U JP1990130332 U JP 1990130332U JP 13033290 U JP13033290 U JP 13033290U JP H0728352 Y2 JPH0728352 Y2 JP H0728352Y2
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JP
Japan
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magnet
card
receiving holes
key
key plate
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Expired - Lifetime
Application number
JP1990130332U
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English (en)
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JPH0486870U (ja
Inventor
慎路郎 山根
Original Assignee
日本電子ロック株式会社
株式会社松崎
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Filing date
Publication date
Application filed by 日本電子ロック株式会社, 株式会社松崎 filed Critical 日本電子ロック株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、磁石タンブラー錠の鍵となる磁石カードの構
造に関する。
[従来の技術] 磁石タンブラー錠は、例えば、特開昭59-173473号公報
に記載されている銀行錠のように、平面的に展開された
複数の磁石タンブラーを備え、鍵孔スリットに挿入され
た磁石カードの永久磁石と磁石タンブラーとの磁気的反
撥力又は吸引力を利用して施解錠を行う錠前である。
しかして、従来の磁石カードは、第1図及び第2図に示
すように、通常は合成樹脂である非磁性体の矩形のキー
プレート1に、一定の展開パターンで複数(図示例では
14個)の磁石孔2,2を透設し、各磁石孔に厚さ方向に着
磁された薄い永久磁石3を嵌め込んだ時、キープレート
1の両面に薄いキーシール4,4を接着あるいは溶着して
なる。
また、別の従来の磁石カードとしては、特開昭50-12480
0号の公報に開示されているように、非磁性材質のキー
プレートの表面に、一定の展開パターンで複数の有底の
磁石受け孔を形成し、これらの磁石受け孔のうち選択さ
れた複数の磁石受け孔に、永久磁石を嵌め込んで、キー
シールで被覆して成るものを挙げることができる。
[考案が解決しようとする課題] 上記のように構成された従来の磁石カードのうち前者の
ものは、両面に同じキーシールが貼着されているので、
表裏の区別がつき難く、また、表裏の区別をするための
いわゆるウォード溝も形成し難い、という不都合があ
る。そのため、磁石カードを鍵孔スリットに挿入すると
き磁石カードの表面を確認しなければならず使い勝手が
悪い。
また、磁石カードの表面が平滑なので滑りやすく、この
点からも使い勝手が悪い、という不都合がある。
更に、従来の磁石カードのうち後者のものも、同様に表
裏両面が平滑に形成されているので、前者のものと同
様、使い勝手の面で欠点があった。
この考案は、表裏の区別がつけ易く、使い勝手のよい磁
石カードを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するため、本考案は、非磁性材質のキ
ープレートの表面に、一定の展開パターンで複数の有底
の磁石受け孔を形成し、これらの磁石受け孔のうち選択
された複数の磁石受け孔に、永久磁石を嵌め込んでキー
シールで被覆して成る磁石カードにおいて、キープレー
トの裏面に凹凸により文字や記号を表示すると共に、キ
ープレートの裏面にカード挿入方向に延在するウォード
溝を形成したことを特徴とする。
[作用] 前記のように構成された本考案による磁石カードにおい
ては、裏面に凹凸により表示された文字や記号又は裏面
に形成されたウォード溝を手で触れることにより瞬時に
表裏の判別ができ、また、それらの凹凸がカードを取り
扱う上で滑り止めの作用を呈する。
更に、ウォード溝は、錠前における鍵孔スリットに対す
る差し込み時にも、両者間の対応において磁石カードの
表裏についての向きの正誤を重ねて判別させるところと
する。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を第3図乃至第5図を参照して
説明する。
第3図において符号1は非磁性材質のキープレートを示
し、このキープレート1には複数の有底の磁石受け孔5,
5が一定の展開パターンで形成されている。
図示の実施例におけるキープレート1には、第1図に示
す従来のものと同様に、キープレートの長辺を縦にした
とき、上下2段、各段7個で合計14個の磁石受け孔5,5
が形成されている。
キープレート1に形成された磁石受け孔の総数をN(図
示の実施例ではN=14)としたとき、N個の磁石受け孔
5,5からn(n≦N)個の磁石受け孔5,5を選択し、これ
ら選択されたn個の磁石受け孔5,5には厚さ方向(第3
図で上下方向)に着磁された永久磁石3,3が装着し、残
り(N−n)個の磁石受け孔5,5にはダミー磁石6,6を嵌
め込んで、磁石受け孔5,5が開口するキープレート1の
表面に薄いキーシール4を接着し、あるいは溶着する。
上記ダミー磁石6として、着磁していない磁石材の他、
永久磁石3と同型の他の材質の小ブロック体を採用する
ことができる。
なお、選択されたn個の磁石受け孔5,5の展開パターン
の相違、及び一の展開パターンにおいて各磁石受け孔5
に嵌め込まれる永久磁石3のN・S極の向きの組合せ、
によって鍵違いを得るようにしているのは従来の磁石カ
ードと同様である。
一方、第4図に示すように、キープレート1の裏面には
例えば前方後円形の浅い凹陥部7が形成されており、こ
の凹陥部7には、適当な間隔を隔てかつ任意の配置で、
商標や製造社名あるいは磁石カードの使用方法を示す文
字8,8、あるいは例えば磁石カードの挿入方法を示す記
号9が突出して表記されている。これらキープレートの
裏面の凹凸は、表面の磁石受け孔の成形と同時に成形で
きる。
他方、第4図および第5図において符号11はウォード溝
を示し、このウォード溝11は、磁石カードの挿入端縁
(第4図で下端縁)の中央から外れた部分に開口し、磁
石カードの挿入方向(第4図で上下方向)に延在する溝
で、磁石カードを鍵孔スリットに表裏正しく挿入したと
き、鍵孔スリットの対応する開口縁に突設された突起
(図示せず)と係合する。一方、このウォード溝11と係
合する突起は、磁石カードを裏返して鍵孔スリットに挿
入しようとするとき、磁石カードの挿入端縁を衝止して
その挿入を阻止する。
また、第4図において符号12はひもなどを通す透孔を示
す。
なお、上述の実施例では磁石受け孔および永久磁石の形
状を矩形としたが、これは円形でもよいことは勿論であ
る。
また、磁石タンブラー錠の構造によっては、永久磁石3
の着磁方向をキープレート1の表面に平行な方向にした
磁石カードもある。
[考案の効果] 以上の説明から明らかなように、この考案の磁石カード
によれば、裏面に形成された文字、記号又はウォード溝
の凹凸を手で触れることにより瞬時に該カードの表裏が
判別でき、また、それらの凹凸がカードを取り扱う上で
滑り止めの作用を呈するところから、該カードの使い勝
手を向上させるなどの効果を奏する。
更に、前記のウォード溝は磁石カードの鍵孔スリットに
対する差し込み操作時にも、該カードの表裏についての
向きを重ねて判別するところとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のキープレートの平面図、第2図は従来の
磁石カードの製造方法の概要を例示する線図的縦断側面
図、第3図は本考案の磁石カードの一実施例を示す拡大
縦断部分側面図、第4図はその裏面図、第5図は磁石カ
ードの挿入端縁を示す正面図である。 1……キープレート、3……永久磁石、4……キーシー
ル、5……磁石受け孔、6……ダミー磁石、7……凹陥
部、8……文字、9……記号、11……ウォード溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】非磁性材質のキープレートの表面に、一定
    の展開パターンで複数の有底の磁石受け孔を形成し、こ
    れらの磁石受け孔のうち選択された複数の磁石受け孔
    に、永久磁石を嵌め込んでキーシールで被覆して成る磁
    石カードにおいて、キープレートの裏面に凹凸により文
    字や記号を表示すると共に、キープレートの裏面にカー
    ド挿入方向に延在するウォード溝を形成したことを特徴
    とする磁石カード。
JP1990130332U 1990-11-30 1990-11-30 磁石カード Expired - Lifetime JPH0728352Y2 (ja)

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JP1990130332U JPH0728352Y2 (ja) 1990-11-30 1990-11-30 磁石カード

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JP1990130332U JPH0728352Y2 (ja) 1990-11-30 1990-11-30 磁石カード

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Publication Number Publication Date
JPH0486870U JPH0486870U (ja) 1992-07-28
JPH0728352Y2 true JPH0728352Y2 (ja) 1995-06-28

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ID=31877685

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990130332U Expired - Lifetime JPH0728352Y2 (ja) 1990-11-30 1990-11-30 磁石カード

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4874399A (ja) * 1972-01-07 1973-10-06
JPS5146480B2 (ja) * 1974-03-14 1976-12-09
JPS6347479A (ja) * 1986-08-18 1988-02-29 五反田 基博 磁気キ−

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Publication number Publication date
JPH0486870U (ja) 1992-07-28

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