JPH0728258B2 - 信号発生装置 - Google Patents

信号発生装置

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JPH0728258B2
JPH0728258B2 JP23418289A JP23418289A JPH0728258B2 JP H0728258 B2 JPH0728258 B2 JP H0728258B2 JP 23418289 A JP23418289 A JP 23418289A JP 23418289 A JP23418289 A JP 23418289A JP H0728258 B2 JPH0728258 B2 JP H0728258B2
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新一 大谷
祥三 中里
修 竹田
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は信号発生装置に関し、特に人工衛星に搭載する
のに適した信号発生装置に関する。
〔従来の技術〕
人工衛星搭載用の通信機器、特に中継器では、それぞれ
周波数の異なった多くの局部発振信号を必要とする。通
常、これらの局部発振信号には高い周波数安定度が要求
されるので、従来は次のような構成の信号発生装置が使
用されていた。
(1)高安定な発振器を所要の系統数だけ内蔵する信号
発生装置。
(2)地球局から供給される周波数安定度の高いパイロ
ット信号を基準周波数信号として受信する位相同期ルー
プ(Phase−locked loop;PLL)型のパイロット受信機
と、このパイロット受信機の位相同期ループを構成する
電圧制御型発振器の出力を周波数逓倍する複数個の周波
数逓倍器とを備える信号発生装置。なお、周波数逓倍器
の個数および周波数逓倍率は人工衛星内で必要とする系
統数および周波数に基づいて予め定められる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述した従来の信号発生装置には次のよ
うな問題点がある。
(1)の信号発生装置では、パイロット信号とコヒーレ
ントな信号が得られないと共に、出力周波数を任意に変
更することができない。また、高額な発振器を多数使用
しなければならない。
これに対し、(2)の信号発生装置にはそのような問題
点はない。即ち、パイロット信号とコヒーレントな信号
が得られ、またパイロット信号を変化させれば出力周波
数を変更することができ、更に高額な発振器を多数使用
しなくて済む。しかし、(1)の信号発生装置において
も同様であるが、複数の信号発生装置出力の周波数を個
別に変更できないという問題点がある。
そこで、本発明の目的は、上記(2)の信号発生装置の
有する問題点を解決した信号発生装置、即ちパイロット
信号とコヒーレントな信号が得られると共に高額な発振
器を多数使用しなくて済み、然も複数の信号発生装置出
力の周波数を外部より個別に変更することができる信号
発生装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の信号発生装置は上記の目的を達成するために、
外部から供給されるパイロット信号を基準の周波数信号
として受信する位相同期ループ型受信機と、この位相同
期ループ型受信機の位相同期ループを構成する電圧制御
型発振器の出力を基準信号とし、内部の位相同期ループ
を構成する電圧制御型発振器の出力を信号発生装置出力
の1つとする複数個の位相同期ループ部と、外部から供
給される周波数制御信号に応じて前記各位相同期ループ
部の位相同期ループを構成する分周器の分周比を個別に
制御する周波数制御部とを有している。
〔作用〕
本発明の信号発生装置においては、位相同期ループ型受
信機が外部から供給されるパイロット信号を基準の周波
数信号として受信し、複数個の位相同期ループ部のそれ
ぞれが、前記位相同期ループ型受信機の位相同期ループ
を構成する電圧制御型発振器の出力を基準信号として入
力し、内部の位相同期ループを構成する電圧制御型発振
器から信号発生装置出力の1つを出力する。他方、周波
数制御部が、外部から供給される周波数制御信号に応じ
て前記各位相同期ループ部の位相同期ループを構成する
分周器の分周比を個別に制御することにより、それぞれ
の位相同期ループ部から出力される信号発生装置出力の
周波数を個別に変更せしめる。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について図面を参照して詳細に説
明する。
第1図を参照すると、本発明の一実施例は、地球局(図
示せず)が送出したパイロット信号を中間周波信号に周
波数変換する周波数変換器1と、その中間周波信号を基
準の周波数信号として受信する位相同期ループ型の受信
機2と、この受信機2から出力された信号を基準信号と
する複数個の位相同期ループ部3a,3b,…,3cと、そのう
ちの1つの位相同期ループ部3aから出力された信号をN
逓倍して周波数変換器1の局部発振信号とする逓倍器4
と、外部から供給される周波数制御信号に応じて各位相
同期ループ部3a,3b,…,3c中の分周器の分周比を個別に
制御する周波数制御部5とで構成されている。
受信機2は、周波数変換器1からの中間周波信号を一方
の入力とする位相検波器21と、この位相検波器21の出力
を入力とするループフィルタ23と、このループフィルタ
23の出力によって位相制御される電圧制御型水晶発振器
(以下、VCXOと称す)22とで構成され、VCXO22の出力が
位相検波器21の他方の入力に加えられると共に、各位相
同期ループ部3a,3b,…,3cに基準信号として加えられて
いる。
位相同期ループ部3a,3b,…,3cは何れも同じ構成であ
り、図では代表して位相同期ループ部3aの内部構造を示
している。同図に示すように、位相同期ループ部3aは、
電圧制御型発振器31と、この電圧制御型発振器31の出力
周波数を周波数制御部5から指定された値Yに従ってY
分周する分周器32と、受信機2のVCXO22から出力された
基準信号をX分周する分周器33と、分周器32,33の出力
を位相比較する位相検波器34と、この位相検波器34の比
較出力を入力し電圧制御型発振器31を位相制御するルー
プフィルタ35とで構成されている。そして、本実施例に
おいては、電圧制御型発振器31の出力の一部が逓倍器4
に入力されている。他の位相同期ループ部3b,…,3cも同
様に動作し、その出力は図示しない他の複数台の中継器
等における受信あるいは送信周波数変換器の局部発振信
号として使用される。
本実施例では、周波数変換器1に入力する周波数Fin
パイロット信号をもとに、以下に説明するようにして位
相同期ループ部3aから所望の周波数Faの信号が発生す
る。
逓倍器4の出力の周波数はNFaであるから、周波数変換
器1の出力の周波数f1はFin−NFaとなる。受信機2にお
いては、VCXO22の出力の周波数fRがf1になると、位相検
波器21の出力がゼロビートになり、このゼロビート出力
がVCXO22を位相制御して受信機2の位相同期ループが閉
じる。その結果、受信機2は周波数fR(=f1)の基準信
号を出力する。この基準信号は位相同期ループ部3aの分
周器33でX分周されるので、位相検波器34の一方の入力
周波数はfR/Xとなる。他方、電圧制御型発振器31の出力
の周波数Faは分周器32でY分周されるので、位相検波器
34の他方の入力周波数はFa/Yとなる。この結果、電圧制
御型発振器31の出力の周波数FaはfR(Y/X)に制御され
る。従って、外部から周波数制御信号を周波数制御部5
に与えて分周器32の分周率Yを調節すれば、周波数Fa
所望の周波数に設定することができる。
他の位相同期ループ部3b,…,3cについても位相同期ルー
プ部3aと同様に動作して各々所望の周波数Fb,…,Fc
信号を出力する。
以上本発明の実施例について説明したが、本発明は以上
の実施例にのみ限定されずその他各種の付加変更が可能
である。例えば、周波数変換器1の局部発振信号を発生
する回路(第1図の逓倍器4)を外部からの制御信号に
よって発振周波数を変更し得る回路とすることにより、
当該信号発生装置で得られる信号の周波数変更幅が受信
機2の受信可能周波数で制限されることを無くすことが
可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の信号発生装置において
は、周波数安定度の高いパイロット信号を基準の周波数
信号として受信する位相同期ループ型受信機中の電圧制
御型発振器の出力を、複数個の位相同期ループ部に基準
信号として与えて各々の位相同期ループ部中の電圧制御
型発振器から信号発生装置出力とする信号を取り出す構
成にすると共に、外部から供給される周波数制御信号に
応じて各位相同期ループ部中の分周器の分周比を個別に
制御する周波数制御部を設けたので、パイロット信号と
コヒーレントな信号が得られる共に高額な発振器を多数
使用しなくて済み、且つ複数の信号発生装置出力の周波
数を外部より個別に変更して各々所望の周波数にするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の要部ブロック図である。 図において、 1……周波数変換器 2……位相同期ループ型の受信機 21……位相検波器 22……電圧制御型水晶発振器(VCXO) 23……ループフィルタ 3a,3b,…,3c……位相同期ループ部 31……電圧制御型発振器 32,33……分周器 34……位相検波器 35……ループフィルタ 4……逓倍器 5……周波数制御部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部から供給されるパイロット信号を基準
    の周波数信号として受信する位相同期ループ型受信機
    と、 該位相同期ループ型受信機の位相同期ループを構成する
    電圧制御型発振器の出力を基準信号とし、内部の位相同
    期ループを構成する電圧制御型発振器の出力を信号発生
    装置出力の1つとする複数個の位相同期ループ部と、 外部から供給される周波数制御信号に応じて前記各位相
    同期ループ部の位相同期ループを構成する分周器の分周
    比を個別に制御する周波数制御部とを具備したことを特
    徴とする信号発生装置。
JP23418289A 1989-09-08 1989-09-08 信号発生装置 Expired - Lifetime JPH0728258B2 (ja)

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JP23418289A JPH0728258B2 (ja) 1989-09-08 1989-09-08 信号発生装置

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JP23418289A JPH0728258B2 (ja) 1989-09-08 1989-09-08 信号発生装置

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JPH0396129A JPH0396129A (ja) 1991-04-22
JPH0728258B2 true JPH0728258B2 (ja) 1995-03-29

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