JPH07282516A - トレイロック機構 - Google Patents
トレイロック機構Info
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- JPH07282516A JPH07282516A JP6069787A JP6978794A JPH07282516A JP H07282516 A JPH07282516 A JP H07282516A JP 6069787 A JP6069787 A JP 6069787A JP 6978794 A JP6978794 A JP 6978794A JP H07282516 A JPH07282516 A JP H07282516A
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Abstract
低減でき、必要なスペースを削減でき、ロックを確実と
することができることを目的とする。 【構成】 トレイ2のディスク載置部2hには、貫通孔
2c,2dが形成されている。ターンテーブル9が配設
された可動アーム8の前部には、上方に突出する突起8
d,8eが形成されている。可動アーム8が上昇する
際、突起8d,8eが、トレイ2の貫通孔2c,2dに
嵌入する。これにより、トレイ2の飛び出しを防止す
る。
Description
り、特に、ディスク装置のトレイの飛び出しを防止する
トレイロック機構に関する。
して記録再生を行うディスク装置には、ディスク状記録
媒体を載置する可動のトレイと、ディスク装置本体に設
けられ、ディスク状記録媒体を支持して駆動するターン
テーブルが配設された可動ベースとを有する構成のもの
がある。
能な排出位置とディスク装置本体内に収納されてディス
ク状記録媒体の装填が行われる収納位置との間を移動自
在に設けられる。
収納位置に収納された状態で、可動ベースが非支持位置
から支持位置に移動して、ターンテーブルがディスク状
記録媒体を支持してクランプ状態となり、ディスク状記
録媒体を駆動可能となる。
ク状記録媒体を駆動可能な状態(クランプ状態)で、ト
レイが排出方向に移動すると、ディスク装置内部、及び
ディスク状記録媒体に多大な損傷が生じる。そこで、ク
ランプ状態のままでは、トレイが排出されないようにす
るトレイロック機構が使用されている。
M装置を例に説明する。図11は、従来の一例のロック
機構を備えたCD−ROM装置の平面図を示す。図11
の例は、モータとカムギア群によるロック機構である。
のCD−ROM装置本体102に、CD−ROMディス
ク(以下、ディスクと記す)112が載置されるターン
テーブル103、ターンテーブル103を回転させるス
ピンドルモータ(図示せず)、光学ヘッド104、光学
ヘッド移動機構(図示せず)等が設けられている。
在であり、トレイ駆動手段(図示せず)により駆動され
る。
体102に設けられたモータ107、カムギア群10
8、ロックアーム109、バネ110からなり、また、
トレイ105には、ロックピン105aが設けてある。
ーム109は、バネ110により、軸111を支点とし
て時計方向に回動付勢されている。トレイ105がCD
−ROM装置本体102内に収納された状態では、ロッ
クアーム109の端部109aがロックピン105aに
引っ掛かり、ロック状態となっており、トレイ105の
A方向への飛び出しが防止される。
07が動作して、カムギア108a,108cが回動し
て、カムピン108bがロックアーム109の端部10
9bを押圧する。これにより、ロックアーム109は反
時計方向に回動して、端部109aがロックピン105
aから外れてロックが解除され、同時に、トレイ105
は、トレイ駆動手段によりA方向に駆動されて排出され
る。
構の場合、以下の問題点がある。
た部品を必要とするため、部品点数、加工工数が多く、
コストが高くなる。
必要となるため、CD−ROM装置全体の小型化、薄型
化に不利であり、また、ロック機構を配設するスペース
のために、電気回路基板等の他の部材を配設するスペー
スが制約を受ける。
ため、消費電力が増えてしまう。
トレイの飛び出しが起きて、CD−ROM装置及びディ
スクに大きな損傷が生じる。
ィスクローディング用のモータによって駆動するCD−
ROM装置がある。しかし、この場合、ローディング用
モータに余計な負荷がかかってしまう。
で、低コストで、配設スペースが小さく、特別な駆動力
を用いずに確実にトレイをロックできるトレイロック機
構を提供することを目的とする。
るディスクの着脱が可能な排出位置とディスク装置本体
内に収納されて前記ディスクの装填が行われる収納位置
との間を移動自在に設けたトレイと、前記ディスクの中
心に設けた孔に嵌合して前記ディスクを支持するディス
ク支持部材が設けられ、前記ディスク支持部材が前記デ
ィスクを支持する支持位置と前記ディスク支持部材が前
記ディスクを支持しない非支持位置との間を移動自在に
設けられた可動ベースとを有するディスク装置のトレイ
ロック機構において、前記トレイに形成された第1の係
合部と、前記可動ベースに形成され、前記トレイが収納
位置にある状態で前記可動ベースが支持位置に移動した
ときに、前記トレイに形成された第1の係合部に係合し
て前記トレイの飛び出しを防止する第2の係合部とを有
する構成とする。
成し、可動ベースに第2の係合部を一体に形成できるた
め、部品点数、加工工数を削減することができ、従来の
トレイロック機構に比べて、大幅にコストを低減するこ
とを可能とする。
スペースは極わずかですむため、ディスク装置全体の小
型化、薄型化を図ることを可能とし、他の部材の配設ス
ペースが制約を受けることもない。
ば、トレイは排出されない構成であるので、トレイのロ
ックは確実であり、トレイロック機構の誤動作等による
クランプ状態でのトレイの飛び出し事故を無くすことを
可能とする。
別に必要としない。
構を適用したCD−ROM装置(ディスク装置)1の分
解斜視図を示す。また、図2は、トレイ2の下面側から
見た、トレイ2と可動ラック5の拡大斜視図を示す。ま
た、図3は、シャーシ4、ベース7付近の拡大斜視図を
示す。
ときのCD−ROM装置1の平面図を示し、図5は、ト
レイ2が収納位置にあるときのCD−ROM装置1の平
面図を示す。
ス7は、CD−ROM装置(ディスク装置)本体を構成
する。ディスクローディング機構19は、大略、トレイ
2、可動ラック5、ラックストッパ6、可動アーム8
(可動ベース)、可動アーム移動機構34、可動ラック
駆動機構25から構成される。
止部とラックストッパ6からなる。また、可動アーム移
動機構34は、可動ラック5の突起5b、スライダ1
2、可動アーム8の突起8cから構成される。
(以下、ディスクと記す)が載置されるディスク載置部
2h、正面部2g、側面部2e,2fからなる。ディス
ク載置部2hの裏面の後方位置には、突起2aが設けて
ある。突起2aは、ベース7に設けたストッパ7fに当
接して、トレイ2が前方に抜けることを防止する。
接部2bが設けてある。当接部2bは、後述するよう
に、トレイ2が収納されたときに、ベース7に設けたス
トッパ7bに当接する。
1の係合部としての貫通孔2c,2dが形成されてい
る。貫通孔2c,2dには、可動アーム8が上昇したと
きに、可動アーム8に形成された第2の係合部としての
突起8d,8eが嵌入する。トレイロック機構は、上記
の、トレイ2に形成された貫通孔2c,2dと、可動ア
ーム8に形成された突起8d,8eから構成される。
長いガイド孔5e〜5gが形成されている。トレイ2の
側面部2eに沿って、支持ピン2i〜2kが設けられて
いる。可動ラック5は、支持ピン2i〜2kが、夫々、
ガイド孔5e〜5gに嵌入した状態で、トレイ2の下面
側に、AB方向に移動可能に取付けられている。
面に沿って、ラックギア5aが形成されている。ラック
ギア5aは、ベース7に設けたギア30に噛合する。
イダ12の当接部12dに当接する突起5bが形成され
ている。可動ラック5の側面には、ギア5aの上側でJ
方向に突出する突起5cが形成されている。突起5c
は、後述するスライダストッパ18の当接部18bに当
接する。
ラックストッパ6の係止部6aに当接する、切欠状の被
係止部5dが形成されている。
で、2本の腕の先端に、係止部6aと当接部6bが形成
されている。ラックストッパ6は孔6cを有し、トレイ
2の下面の後端付近に設けた軸2nに孔6cを嵌合させ
た状態で、トレイ2に対して回動自在に支持されてい
る。ラックストッパ6は、図示しないバネにより、G方
向に回動付勢されている。
前側(A側)の第1の位置に移動している状態のとき
に、被係止部5dに当接して、可動ラック5を係止す
る。即ち、可動ラック5が、トレイ2に対してB方向に
移動することを規制する。
したときに、後述するベース7のストッパ7aに当接し
て、H方向に回動する。これにより、可動ラック5の係
止が解除されて、可動ラック5は、後ろ側(B方向側)
の第2の位置まで移動が可能となる。
ーシ4は、大略、板状の部材により、底面部4a、側面
部4b、4c、背面部4dが、箱状に一体に形成されて
いる。
略、平板状の部材で、中央には、可動ベース8が配設さ
れる開口部7gが形成されている。ベース7の後端付近
には、ストッパ7a,7bが形成されている。ストッパ
7aは、トレイ2が収納位置に移動したときに、トレイ
2に設けたラックストッパ6の当接部6bに当接して、
ラックストッパ6をH方向に回動させる。
したときに、トレイ2に設けた当接部2bに当接して、
トレイ2のB方向への移動を規制する。
は、可動ベース保持部7c,7dが形成されている。ベ
ース7の前端には、排出位置にあるトレイ2の突起2a
に当接して、トレイ2が前方(A方向)に抜けることを
防止するストッパ7fが形成されている。ベース7の幅
方向(IJ方向)両端部には、一対のドレイガイド36
hが取り付けてある。
イガイド36hで案内されて、ベース7に対して、AB
方向に移動自在に配設される。
の前面パネルで、シャーシ4の側面部4b、4cの前部
に取付けられる。フロントベゼル3のトレイカバー3a
は、軸L1 −L2 で、EF方向に回動自在に取り付けら
れており、図示しないバネでE方向に付勢されている。
ー3aを回動させて、前方(A方向)に排出される。
の部材で、中央付近に開口部8fが形成されており、後
部の両側面に、夫々、I方向、J方向に突出する軸状の
突起部8a,8bが形成されている。また、前方の両側
には、可動アーム8が上昇したときに、トレイ2の貫通
孔2c,2dに嵌入する突起8d,8eが形成されてい
る。
は、I方向に突出する軸状の突起8cが形成されてい
る。突起8cは、スライダ12の傾斜溝12eに嵌合す
る。
タ35(図9参照)により駆動されるターンテーブル9
(ディスク支持部材)が配設されている。ディスクの装
填時には、ターンテーブル9中央の凸部9aが、ディス
クの中心の孔に嵌合し、周辺の環状部9b上に、ディス
クの面が載置される。
11bが配設されており、光学ヘッド10が、ガイドシ
ャフト11a,11bに支持されて、AB方向に移動自
在に配設されている。
持部7c,7dに夫々、突起8a,8bが保持されて、
ベース7に対して、KL方向に回動自在に支持される。
方向に延在する溝12a〜12cが形成されている。ス
ライダ12のAB方向に延在する部分には、当接部12
dが外側に突出して形成されている。当接部12dは、
可動ラック5の突起5bに当接する。
前部の内側には、傾斜溝板12fが下方(D方向)に延
在して形成されている。傾斜溝板12fには、図6に示
すように、傾斜溝12eが形成されている。傾斜溝12
eには、可動アーム8の突起8cが嵌入する。
端部には、ストッパ部12gが形成されている。ストッ
パ部12gは、可動アーム8が上昇状態になったとき
に、可動アーム8の下側に入り込み、可動アーム8の下
降を規制する。
後部の内側には、バネ掛け12hが形成されている。ス
ライダ12のAB方向に延在する部分の後端には、J方
向に突出する突起12iが形成されている。
する溝16b、孔16aが形成されている。また、I方
向に延在する当接部16cが形成されている。
る状態で、孔16aを貫通するピン17により、スライ
ダ12の支持部12jに、MN方向に回動自在に取り付
けられる。
スライダの溝12aを貫通して、ベース7の支持部7i
に固定されるピン13と、スライダの溝12bを貫通し
て、ベース7の支持部7jに固定されるピン14と、ス
ライダの溝12cを貫通して、ベース7の支持部7kに
固定されるピン15とにより、ベース7に対して、AB
方向に移動自在に保持される。
7eの間に、バネ31が掛けられる。このバネ31によ
り、スライダ12は、A方向に付勢される。
傾斜溝12eには、ベース7に支持された可動アーム8
の突起8cが嵌入している。
部材で、内側に凹部18a1 を持つ係止部18a、当接
部18bが形成されている。スライダストッパ18は、
孔18cに貫通するピン24により、ベース7の支持部
7mに、OP方向に回動自在に取り付けられている。ス
ライダストッパ18は、図示しないバネにより、O方向
に付勢されており、ベース7に設けた突起22に当接部
18bの後ろ側が当接した位置で停止している。
2の収納時に、スライダ12の突起12iを係止し、当
接部18bは、可動ラック5の突起5cに当接する。
部に配設されており、図示しないギアモータ、ギアモー
タの軸に固定されたプーリ26、プーリ26に掛けられ
たベルト27、ベルト27で駆動されるギア28、ギア
28により駆動されるギア29、ギア29により駆動さ
れるギア30から構成される。ギア30は、可動ラック
5の側面に設けられたラックギア5aに噛合する。
中央付近には、略円盤状で、下面に鉄板が取り付けられ
たクランパ21が保持されている。クランパホルダ20
は、ネジ32により、ベース7に固定される。クランパ
21は、可動アーム8が上昇したときに、ターンテーブ
ル9と共に、ディスクを挟持する。
クの装填動作について説明する。図4では、トレイ2が
排出状態で、排出位置に位置している。なお、図4で
は、分かり易くするために、実際にはトレイ2の下面に
配設されている可動ラック5を実線で示している。
る。トレイ2の排出状態では、トレイ2の突起2aがベ
ース7のストッパ7fに当接して、トレイ2がA方向に
移動してベース7から抜けることを防止している。
囲のうちのA方向端に位置しており、切欠状の被係止部
5dが、G方向に回動付勢されているラックストッパ6
の係止部6aに当接している。これにより、可動ラック
5は、トレイ2に対して固定(AB方向に移動しない)
状態となっている。可動ラック5のラックギア5aは、
ギア30と噛合している。
係の説明図を示す。スライダ12は、バネ31によりA
方向に付勢されて、ベース7に対する可動範囲のうちの
A方向端部に位置している。このため、図6(A)に示
すように、可動アーム8の突起8cは、スライダ12の
傾斜溝12eのうちの、B方向側で傾斜溝12eの下部
にある水平部12e1 に保持されている。
の前部がCD方向の可動範囲の下端に位置する降下状態
となっている。
アーム8の前端からA方向に離れた、可動アーム8と接
触しない位置にある。
っており、当接部16cは、可動ラック5の突起5bの
移動範囲に重ならない位置にある。このため、当接部1
6cは、トレイ2の収納時に、B方向に移動する可動ラ
ック5の突起5bに当接しない。
る。図5は、トレイ2がベース7に収納されて、可動ア
ーム8が上昇した状態を示している。また、図7は、可
動ラック5の突起5cとスライダストッパ18の関係を
説明する平面図を示し、図8は、可動ラック5の突起5
cとスライダストッパ18の関係を説明する側面図を示
す。
0が時計方向に回転する。これにより、ラックギア5a
がギア30に噛合している可動ラック5はB方向に移動
する。
がラックストッパ6の係止部6aに当接しており、A方
向端部に位置している。このため、可動ラック5がA方
向端部に位置した状態のままで、トレイ2がB方向に移
動する。
に達したときに、ラックストッパ6の当接部6bがベー
ス7のストッパ7aに当接する。この後、トレイ2が、
更にわずかにB方向に移動するのに従って、ラックスト
ッパ6がH方向に回動する。これにより、ラックストッ
パ6の係止部6aが可動ラック5の被係止部5dから外
れて、可動ラック5がトレイ2に対してB方向に移動可
能になる。
7aに当接した後、トレイ2は、更にわずかにB方向に
移動して収納位置に達したときに、当接部2bがストッ
パ7bに当接して停止する。このようにして、トレイ2
は、収納位置に位置決めされる。
イ2に対してB方向に移動可能になった後、回動するギ
ア30により、B方向に可動範囲のB方向端部まで移動
する。
り、突起5bがスライダ12の当接部12dに当接して
押圧する。これにより、スライダ12は、B方向に移動
する。
に、突起5cが、スライダストッパ18の当接部18b
を乗り越える。図8(A)は、突起5cが当接部18b
に当接する前の状態を示し、図8(B)は、突起5cが
当接部18bに当接して乗り越えつつある状態を示し、
図8(C)は、突起5cが当接部18bを乗り越え終わ
った状態を示す。
面が前方(A方向)に向けて下がる傾斜面で形成され
た、テーパ状の形状である。また、突起5cは、下面が
前方に向けて下がる傾斜面で形成された、テーパ状の形
状である。
時には、突起5cが上方に少し変位しながら、当接部1
8bを乗り越えることができる。
に付勢されて、突起22に当接して停止している。この
ため、突起5cが当接部18bを乗り越える際、ラック
ストッパ18は、停止したままである。
る。図9は、可動アーム8とトレイ2の関係の説明図を
示す。図9(A)は、トレイ2が収納位置にあり、か
つ、可動アーム8が降下した状態を示し、図9(B)
は、トレイ2が収納位置にあり、かつ、可動アーム8が
上昇した状態を示す。
動ラック5の突起5bに当接部12dが押圧されて、ス
ライダ12がB方向へ移動することによって、傾斜溝板
12fに形成された傾斜溝12eも、B方向に移動す
る。
ライダ12の傾斜溝板12f)が可動範囲のB方向の端
部まで移動した状態での傾斜溝12eと可動ラック8の
突起8cの関係を示す。
動アーム8の突起8cは、傾斜溝12eの傾斜部12e
2 を通って、A方向側の上部にある水平部12e3 まで
上昇する。従って、スライダ12のB方向への移動に伴
い、可動アーム8の前部が上昇する。
上昇を開始する前に、トレイ2は収納位置に達してお
り、トレイ2に載置されたディスク23も装填位置に停
止している。
テーブル9の凸部9aが、装填位置で停止しているディ
スク23中心の孔に嵌合し、ターンテーブル9の環状部
9bとディスク23の上部に位置するクランパ21によ
り、ディスク23が挟持される。ターンテーブル9の凸
部9a上面には、マグネットが設けてあり、このマグネ
ットがクランパ21の鉄板を吸着することにより、ディ
スクは確実にクランプされる。
に、可動アーム8の前部に設けた突起8d,8eが、ト
レイ2のディスク載置部2hに設けた貫通孔2c,2d
に嵌入する。これにより、ディスク23のクランプ中に
トレイ2が排出方向に飛び出すことを防止することがで
きる。
に、スライダ12のストッパ部12gが入り込み、可動
アーム8の突発的な降下を防止する。
構は、トレイ2に設けた貫通孔2c,2dに、可動アー
ムの突起8d,8eが嵌入する構成である。このトレイ
ロック機構は、トレイ2及び可動アーム8に一体に形成
できるため、部品点数、加工工数が少なく、従来のトレ
イロック機構に比べて、大幅にコストを低減することが
できる。
スペースは、極わずかであり、CD−ROM装置全体の
小型化、薄型化に有利である。また、従来装置と異な
り、トレイロック機構の配設スペースによって電気回路
基板等の他の部材の配設スペースが制約を受けることが
ない。
別に必要としない。また、可動アーム8が降下した非ク
ランプ位置になければ、トレイ2は排出されない構成で
あるので、トレイ2のロックは直接的で確実である。従
来装置のトレイロック機構と異なり、トレイロック機構
の誤動作等によるクランプ状態でのトレイの飛び出し事
故が起きない。
されたトレイ2が収納位置に達して停止した後で、可動
アーム8が上昇するため、可動アーム8の上昇時に、タ
ーンテーブル9の凸部9aがディスクに衝突することが
無い。
ッパ18の当接部18bを乗り越えた後、スライダ12
のB方向への移動中に、スライダ12先端の突起12i
がスライダストッパ18の係止部18aに当接して係止
部18aを押す。これにより、スライダストッパ18が
P方向に回動する。スライダ12が更にB方向に移動す
ると、突起12iが、係止部18aの内側の凹部18a
1 に入り込んで係合する。
に回動付勢されているため、突起12iは、係止部18
aに係止されて、スライダ12は、A方向に移動するこ
とを規制される。
いるので、スライダ12と共に、B方向に移動する。レ
バー16のB方向への移動に伴い、ベース7に固定され
て、溝16bに嵌入しているピン13に対して、レバー
16はB方向に移動する。これにより、ピン13が、溝
16bのA方向側に位置することとなる。溝16bは、
A方向側のレバー16の延在方向(AB方向)に沿って
延在する部分と、B方向端の、外側(I方向側)に曲が
って形成されている部分とからなる。
B方向端の位置から、A方向側の位置に変わることによ
り、レバー16はN方向に回動し、当接部16cが、可
動ラック5の突起5bの進路上に移動する。これによ
り、当接部16cよりもB方向側に位置する突起5bが
A方向に移動することを規制して、可動ラック5のA方
向への移動を防止する。
ストッパ6の軸部6dに当接した位置で、B方向への移
動を停止する。
する。
る。図5に示す、トレイ2が収納されてディスクが装填
された状態から、ギアモータの回動によりギア30が反
時計方向に回動し、これにより、トレイ2が停止した状
態で、ラック5がA方向に移動する。
ッパ18の当接部18bに当接した後、図8(D)に示
すように、当接部18bを押圧して、スライダストッパ
18をP方向に回動させる。これにより、スライダスト
ッパ18の係止部18aからスライダ12の突起12i
が外れて、バネ31の付勢力により、A方向に移動す
る。
イダストッパ18は、バネの付勢力により、O方向に回
動して元の位置で停止する。
移動に伴い、M方向に回動して、レバー16の当接部1
6cが可動ラック5の突起5bの進路から外れる。
り、スライダ12のストッパ部12gが可動アーム8の
下側からA方向側へ移動して、可動アーム8の降下が可
能となる。
斜溝12eがA方向に移動するので、可動アーム8突起
8cの嵌入位置が、傾斜溝12eの上部の水平部12e
3 から傾斜部12e2 を通って、傾斜溝12eの下部の
水平部12e1 に下降移動する。
ーブル9が下降して、ディスクは、非クランプ状態とな
る。可動アーム8が下降する際に、可動アーム8の突起
8d,8eが、トレイ2の貫通孔2c,2dから抜け
て、トレイ2の排出方向への移動が可能となる。
て、トレイ2に対する可動範囲のA方向端部まで達する
と、バネによりG方向に付勢されているラックストッパ
6の係止部6aが、被係止部5dに当接して、被係止部
5dを係止する。これにより、可動ラック5は、可動範
囲のA方向端部でトレイ2に対して固定される。
動されて、トレイ2が可動ラック5と一体に、A方向に
排出される。トレイ2が排出位置に達すると、突起2a
がストッパ7fに当接してトレイ2は停止する。
記実施例に限られず、例えば、トレイ2の貫通孔2c,
2dの代わりに凹部を設け、可動アーム8の突起8d,
8eに代わりに、この凹部に嵌入する凸部を設けた構成
としてもよい。
明図を示す。トレイ22 の下面に、段部2pを設け、可
動アーム82 の端部に、上方に突出した段部8hを設け
る。可動アーム82 がC方向に上昇した状態では、段部
8hが段部2pの前方側に当接して、トレイ22 のA方
向への飛び出しを防止することができる。
ず、例えば、CDプレイヤー、LDプレイヤー等のトレ
イ式の記録再生装置にも適用できる。
第1の係合部を一体に形成し、可動ベースに第2の係合
部を一体に形成できるため、部品点数、加工工数を削減
することができ、従来のトレイロック機構に比べて、大
幅にコストを低減することができる。また、トレイロッ
ク機構を配設するためのスペースは極わずかですむた
め、ディスク装置全体の小型化、薄型化を図ることがで
き、他の部材の配設スペースが制約を受けることもな
い。また、可動ベースが非支持位置になければ、トレイ
は排出されない構成であるので、トレイのロックは確実
であり、トレイロック機構の誤動作等によるクランプ状
態でのトレイの飛び出し事故を無くすことができる。ま
た、トレイロック機構のための駆動力を不要とすること
ができる等の特長を有する。
したCD−ROM装置の分解斜視図である。
5の拡大斜視図である。
置の平面図である。
置の平面図である。
説明する平面図である。
説明する側面図である。
である。
M装置の平面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 記録媒体であるディスクの着脱が可能な
排出位置とディスク装置本体内に収納されて前記ディス
クの装填が行われる収納位置との間を移動自在に設けた
トレイと、前記ディスクの中心に設けた孔に嵌合して前
記ディスクを支持するディスク支持部材が設けられ、前
記ディスク支持部材が前記ディスクを支持する支持位置
と前記ディスク支持部材が前記ディスクを支持しない非
支持位置との間を移動自在に設けられた可動ベースとを
有するディスク装置のトレイロック機構において、 前記トレイに形成された第1の係合部と、 前記可動ベースに形成され、前記トレイが収納位置にあ
る状態で前記可動ベースが支持位置に移動したときに、
前記トレイに形成された第1の係合部に係合して前記ト
レイの飛び出しを防止する第2の係合部とを有すること
を特徴とするトレイロック機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6069787A JP2864983B2 (ja) | 1994-04-07 | 1994-04-07 | トレイロック機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6069787A JP2864983B2 (ja) | 1994-04-07 | 1994-04-07 | トレイロック機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07282516A true JPH07282516A (ja) | 1995-10-27 |
JP2864983B2 JP2864983B2 (ja) | 1999-03-08 |
Family
ID=13412823
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6069787A Expired - Fee Related JP2864983B2 (ja) | 1994-04-07 | 1994-04-07 | トレイロック機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2864983B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999034367A1 (fr) * | 1997-12-24 | 1999-07-08 | Teac Corporation | Dispositif a disque |
-
1994
- 1994-04-07 JP JP6069787A patent/JP2864983B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999034367A1 (fr) * | 1997-12-24 | 1999-07-08 | Teac Corporation | Dispositif a disque |
KR100383132B1 (ko) * | 1997-12-24 | 2003-05-12 | 티아크 가부시키가이샤 | 디스크 장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2864983B2 (ja) | 1999-03-08 |
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