JPH0728249B2 - 時分割無線通信方式 - Google Patents

時分割無線通信方式

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JPH0728249B2
JPH0728249B2 JP62045369A JP4536987A JPH0728249B2 JP H0728249 B2 JPH0728249 B2 JP H0728249B2 JP 62045369 A JP62045369 A JP 62045369A JP 4536987 A JP4536987 A JP 4536987A JP H0728249 B2 JPH0728249 B2 JP H0728249B2
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unit
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孝 樋山
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は複数の搬送波をフレーム構成にて順次送出する
時分割無線通信システムに係り、特に周波数ダイバーシ
テイ時分割無線通信方式に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種のダイバーシテイ時分割無線通信システム
は、無線局の構成を簡易化するために、一対の送受信装
置を用いてこの送受信装置に供給する送受信局部発振周
波数を、フレーム構成にもとづき順次変えて複数の搬送
波を得ている。そして、このようなシステムでは、上り
・下りの通信回線に対しそれぞれ同じ数の搬送波が割り
当てられることになる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述した従来のダイバーシテイ時分割無線システムは、
フレーム内の各搬送波は同一情報を実時間にて伝送する
ため、一般にフレーム内の搬送波数に比例した帯域をそ
れぞれの各搬送波が必要とすることになり、周波数的に
不経済であるという問題点があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の時分割無線通信方式は、入力した各信号をそれ
ぞれ異なる周波数を有する対応の各搬送波に乗せて順次
送信する送信部と、各搬送波を受信して各信号を復調す
る受信部と、送受信される各搬送波をろ波するフィルタ
群と、このフィルタ群を構成する各フィルタを選択的に
切り替える切替部と、複数の搬送波の中の所定搬送波で
送信中は該複数の搬送波の中の他の搬送波で受信するよ
うに切替部を制御する制御部とを設け、通信される搬送
波数を半減させるようにしたものである。
〔作用〕
本発明においては、フレーム信号に対応した搬送波を上
り・下り通信回線に使用するのみで双方向通信を可能と
する。
〔実施例〕
以下、図面に基づき本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図である。
図において、1aは送信アンテナ、1bは受信アンテナ、2a
は送信フイルタ部、2bは受信フイルタ部で、この送信フ
イルタ部2aは切替器22a1,2a2と搬送波f1〜fnの送信周
波数に対応する送信フイルタ2a3-1〜2a3-nによつて構成
され、受信フイルタ部2bは切替器2b1,2b2と搬送波f1
fnの受信周波数に対応する受信フイルタ2b3-1〜2b3-nに
よつて構成されている。3は送信部、4は受信部、5は
送信論理部、6は受信論理部、7は制御部、8,9は切替
部、10-1〜10−nは送受信局部発振器、11は入力端子、
12は出力端子である。
そして、切替器2a1,2a2と2b1,2b2および切替部8,9は
それぞれ制御部7からの制御信号によつて制御されるよ
うに構成されている。
つぎにこの第1図に示す実施例の動作を第2図を参照し
て説明する。
まず、送受信局部発振器10-1〜10−nの局部発振信号
は、制御部7からの制御信号によつて切替部8,9を介し
順次予め定められた周期(フレーム)にて送信部3およ
び受信部4へ送出される。
一方、入端子11からの信号は送信論理部5で蓄積され、
第2図に示すようなフレーム構成にて送信部3へ送出さ
れ搬送波を変調する。
本発明に使用されるフレーム構成の一例を示す第2図に
おいて、Fはフレーム同期信号を示し、S1およびS2はそ
れぞれ搬送波f1,f2にのせられる信号、以下、同様にSn
は搬送波fnにのせられる信号を示す。そして、説明を簡
単にするため、ここではフレーム同期信号Fも搬送波f1
で送出されるものとする。
なお、搬送波fiは送受信部局部発振器10iが切替部8を
介し送信部3に接続されたとき、送信部3より送信フイ
ルタ部2aへ送出されるものとし、また、この送信フイル
タ部2aへ入力する搬送波fiは制御部7によつて制御され
る切替器2a1,2a2によつて送信フイルタ2a3-iに入力さ
れ波されて送信アンテナ1aより放射されるものとす
る。
したがつて、フレーム同期信号Fと信号S1は搬送波f1
て伝送され、信号siは搬送波fiにて伝送される。そし
て、この搬送波fiにのせられた信号は送信部3で適当な
送信出力まで増幅され、切替器2a1を通り送信フイルタ2
a3-iに入り、さらに切替器2a2を通り送信アンテナ1aよ
り放射され、相手局に伝送される。ここで、相手局の送
受信装置もこの第1図と同様な構成となつている。
つぎに、受信アンテナ1bから入射する相手局からの搬送
波fjは受信フイルタ部2bに入力する。この受信フイルタ
部2bでは、制御部7で制御された切替器2b1,2b2によつ
て搬送波fjを波する受信フイルタ2b3-jに受信アンテ
ナ1bからの搬送波fjが入力し波されて受信部4に入力
する。そして、この受信部4では制御部7で制御される
切替部9を介し入力されてくる送受信局部発振器10−j
の局部発振信号と混合され一定の中間周波数に変換さ
れ、さらに復調される。
上述したように、自局において搬送波fjの送信周波数を
送出するときには相手局からの搬送波fjの受信周波数を
受信するので、第2図に示したようなフレームにてサイ
クリツクに搬送波の送信周波数fiを送信すれば、相手局
の受信部4の出力には第2図に示したようなフレームに
て信号が復調されることになる。
そして、受信部4の復調信号は受信論理部6に入力さ
れ、適用な論理演算が行なわれフレーム構成が解かれ出
力端子12に出力される。
このように、複数の搬送波の中の所定搬送波で送信中は
その複数の搬送波の他の搬送波で受信することによっ
て、搬送波数を半減させることができる。
以上の説明で、第2図に示すフレームの信号S1〜Snをす
べて同じものとした場合、時間的に搬送周波数を変え
た、いわゆる、周波数ダイバーシテイ効果が期待され、
フレームの信号S1〜Snに対応した搬送波f1〜fnを用いる
だけで上り・下り回線の送受信を行うことができ、上り
・下り回線に別々の搬送波を割り振る方式に比べて周波
数利用効率を2倍にすることができる。
なお、第1図に示した変形として、送受信間のカツプリ
ングや妨害波などの少ない場合には、送信フイルタ部2a
および受信フイルタ部2bの構成を第3図に示すように構
成することもできる。この送受信フイルタ部の構成例を
示す第3図において第1図と同一符号のものは相当部分
を示し、2−aは送信フイルタ、2−bは受信フイルタ
であり、この送信フイルタ2−aおよび受信フイルタ2
−bはそれぞれ搬送波f1〜fnを通過させる広帯域のフイ
ルタである。
第4図は本発明の他の実施例を示すブロツク図で、1本
のアンアテナを共用する方式の例を示すものである。そ
して、このときの条件としては、フイルタ20-3-1〜20
-3-nは何れの周波数にても共用できるように搬送波f1
fnの周波数が選定される。
この第4図において第1図と同一部分には同一符号を付
して説明を省略する。1はアンテナ、20は共用器、2
0-1,20-2は制御部7からの制御信号によつて制御され
る切替器、20-3-1〜20-3-2・・・・20-3-nはそれぞれ搬
送波f1〜fiを波するフイルタである。
このように構成された送受信装置における動作について
は、前述の説明からも分かるように、搬送波fiの送信周
波数が送出されるときは、切替器20-1,20-2によつてフ
イルタ20-3-iが選択され、アンテナ1より送出される。
そして、そのとき、搬送波fjの受信周波数を受信できる
よう切替器20-1,20-2によつてフイルタ20-3-jが選択さ
れ、アンテナ1からの受信波を波し、受信部4に供給
する。
〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明は、フレームの信号s1〜sn
に対応した搬送波f1〜fnを上り・下り回線に使用するの
みで、双方向通信を可能とするものであり、上り・下り
回線に別々の搬送波を割り当てる方式に比べ周波数利用
効率を2倍にすることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロツク図、第2図は
第1図の動作説明に供するフレーム構成の一例を示す説
明図、第3図は第1図における送受信フイルタの他の構
成例を示すブロツク図、第4図は本発明の他の実施例を
示すブロツク図である。 1……アンテナ、1a……送信アンテナ、1b……受信アン
テナ、2a……送信フイルタ部、2b……受信フイルタ部、
2a1,2a2,2b1,2b2……切替器、2a3-1〜2b3-n,2−a…
…送信フイルタ、2b3-1〜2b3-n,2−b……受信フイル
タ、3……送信部、4……受信部、5……送信論理部、
6……受信論理部、7……制御部、8,9……切替部、10
-1〜10−n……送受信局部発振器、20……共用器、2
0-1,20-2……切替器、20-3-1〜20-3-n……フイルタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれ異なる時間位置に割り当てられて
    1フレームを構成する各信号がそれぞれ異なる周波数を
    有する対応の各搬送波により順次無線伝送される時分割
    無線通信システムにおいて、前記1フレームを構成する
    前記各信号を入力すると共に入力した各信号をそれぞれ
    異なる周波数を有する対応の各搬送波にのせて順次送信
    する送信部と、前記各搬送波を受信して前記各信号を復
    調する受信部と、送受信される各搬送波をろ波するフィ
    ルタ群と、このフィルタ群を構成する各フィルタを選択
    的に切り替える切替部と、複数の搬送波の中の所定搬送
    波で送信中は該複数の搬送波の中の他の搬送波で受信す
    るように前記切替部を制御する制御部とを備え、通信さ
    れる搬送波の数を半減させ得るようにしたことを特徴と
    する時分割無線通信方式。
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JPS5950628A (ja) * 1982-09-16 1984-03-23 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 周波数ダイバ−シチ方式
JPH0640639B2 (ja) * 1984-06-28 1994-05-25 国際電気株式会社 周波数サブチャネル制御によるデ−タ伝送方法

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