JPH0728164A - 携帯用液晶プロジェクター - Google Patents

携帯用液晶プロジェクター

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Publication number
JPH0728164A
JPH0728164A JP5195505A JP19550593A JPH0728164A JP H0728164 A JPH0728164 A JP H0728164A JP 5195505 A JP5195505 A JP 5195505A JP 19550593 A JP19550593 A JP 19550593A JP H0728164 A JPH0728164 A JP H0728164A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
display panel
crystal display
lens
slide film
Prior art date
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Pending
Application number
JP5195505A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Oyama
山 栄 治 大
Satoru Kato
藤 悟 加
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Funai Electric Co Ltd filed Critical Funai Electric Co Ltd
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Publication of JPH0728164A publication Critical patent/JPH0728164A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 VTRによる動画と、スライドフィルムによ
る静画を切換えて投影できる携帯用液晶プロジェクター
の小型化を計る。 【構成】 動画と静画の切換えを、旋回部材50の一端
に立設されたVTRからの画像を表示する液晶表示パネ
ル38aと、他端に併設された液晶表示パネル用レンズ
39a及びスライドフィルム用レンズ39bとの旋回で
行うもので、前記旋回部材50を固定板60に設けられ
た扇形ラックギヤ61と、これと同心の扇形ガイド溝6
2にそって旋回させるものである。前記旋回部材50は
扇形ガイド溝62を摺動するガイドローラー53をガイ
ドにし、扇形ラックギヤ61に噛合したピニオンギヤ5
2aの回転で駆動される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はVTR等による動画とス
ライドフィルムによる静画とを使い、プレゼンテーショ
ンを行うための携帯用液晶プロジェクターに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯用液晶プロジェクターは図
5,図6のようになっていた。10は液晶プロジェクタ
ーが収納され、蓋が開閉可能で、手下げ用の取手10a
がついたカバンケース,12はVTR装置,13はビデ
オ電源,11はコードリール,14はスピーカーであ
る。図5の実線はVTRによる動画の場合を示す。ラン
プ電源15により点灯された光源であるランプ15aの
光は、レンズ15bを通り反射鏡16aとフレネルレン
ズ17とを通り液晶表示パネル18aを照射する。次に
前記液晶表示パネル18aの画像はスライドフィルムが
挿入されていないスライドフィルムの挿入枠18bを経
て実線で示す液晶表示パネル用レンズ19aを通り反射
鏡16bで反射され、図6の側断面図に示すように、開
放された蓋10bの反射鏡16cで反射され、垂直なス
クリーン16dに投影される。
【0003】前記スクリーン16dは、蓋10bを閉じ
ると同時に反射鏡16c上の重なる位置へ移動するので
蓋10bを閉じる邪魔をしない。図5で2点鎖線で示す
位置はスライドフィルムによる静画の場合を示す。液晶
表示パネル用レンズ19aと、スライドフィルム用レン
ズ19bとは矢印aで示すように横方向直線状に移動
し、同時に液晶表示パネル18aは2点鎖線で示す位置
へ枢軸21を中心に旋回する。
【0004】その構造を図3,図4に示す。図4はVT
Rによる動画の場合を示し、この位置から、液晶表示パ
ネル18aが先端に立設されたL字状のレバー20が枢
軸21を中心に図3に示すように矢印b方向へ回動する
と、液晶表示パネル用レンズ19aとスライドフィルム
用レンズとが装着されたフレーム22は、前記レバー2
0に植設されたピン20aが前記フレーム22のピン孔
22aを介して、前記フレーム22を右方向へ直線状に
移動させるので、液晶表示パネル18aと液晶表示パネ
ル用レンズ19aとは光軸23から外れ、スライドフィ
ルム用レンズ19bが光軸23上にセットされる。スラ
イドフィルム挿入枠18bへはユーザーによって任意の
スライドフィルムがセットされる。
【0005】前記レバー20の旋回は、枢軸21を支点
とし、図5に示すようにレバー20(図3,図4)に取
り付けられた扇形ラックギヤ20bがモータ(図示せ
ず)に駆動されたピニオン24により旋回させられるこ
とにより行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、前記従来の
構造は円弧運動と平行移動とが重複し複雑であった。更
に、回動の支点である枢軸が必要であるため、この枢軸
はカバンケース内にある必要があり、かつ、設計上カバ
ンケースの外側から所定の距離だけ(図3,図4に示す
L)だけ内側に設ける必要があった。
【0007】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
ものであり、前記枢軸を不要とし、扇形ガイド溝内を摺
動するガイドローラーと扇形ラックギヤに噛合するピニ
オンを回転させる駆動部とにより、仮想支点を中心にレ
ンズと液晶表示パネルとを回動させることにより、図
3,4に示すように枢軸21すなわち実際の支点を設け
ないでよく、しかも仮想支点に無関係にカバンケースの
外形寸法を設定できるよう構成することにより、小型化
された液晶プロジェクターを提供せんとするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、カバンケース
内に一体に収納され、VTR等による動画とスライドフ
ィルムによる静画とが切替可能に構成された携帯用液晶
プロジェクターにおいて、扇形ラックギヤとこれと同心
円の扇形ガイド溝とを形成した固定板と、該固定板に対
し前記扇形ガイド溝とそれに係合するガイドローラを介
して旋回自在に支持された旋回部材を設け、該旋回部材
上に動画が表示される液晶表示パネルと液晶表示パネル
用レンズとスライドフィルム用レンズとを立設すると共
に、該旋回部材上に設けられモータにより駆動され前記
扇形ラックギヤに噛合するピニオンギヤを設け、前記ピ
ニオンギヤの回転により前記旋回部材は光源からの光が
液晶表示パネルと液晶表示パネル用レンズを通る位置か
らスライドフィルムとスライドフィルム用レンズを通る
位置へと旋回することを特徴とする。
【0009】
【作用】旋回部材は固定板の扇形ガイド溝を摺動するガ
イドローラーを介し、扇形ラックギヤにピニオンギヤが
噛合して旋回動し、枢軸は必要としない。
【0010】
【実施例】図1はVTRによる動画の場合で、液晶表示
パネル38aと液晶表示パネル用レンズ39aとが光軸
43上にある場合を示し、図2はスライドフィルムによ
る静画の場合で、スライドフィルム挿入枠38bにスラ
イドフィルムがセットされ、スライドフィルム用レンズ
39bが光軸43上にもたらされた場合を示す。37は
フレネルレンズ、50は旋回部材、60は固定板であ
る。固定板60はカバンケース10内に収納固定されて
いる。光源であるランプ15aからフレネルレンズ37
まで及び液晶表示パネル用レンズ39a、またはスライ
ドフィルム用レンズ39bから後の構造は従来例と同じ
である。
【0011】固定板60には扇形ラックギヤ61と、こ
れと同心円の扇形ガイド溝62とが形成されると共に、
スライドフィルム挿入枠38bが立設されている。ま
た、旋回部材50には、一端に液晶表示パネル38a
が、他端に液晶表示パネル用レンズ39aとスライドフ
ィルム用レンズ39bとが併設されている。そして、前
記旋回部材50にはモータ51が取り付けられ、このモ
ータ51軸のウォーム51aが噛合したウォームホイー
ル52と同軸のピニオンギヤ52aが固定板60の扇形
ラックギヤ61と噛合し、前記扇形ラックギヤ61と同
心円の扇形ガイド溝62に摺動可能に挿入された2個の
ガイドローラー53,53をガイドにして前記旋回部材
50は、図1の状態から図2の状態へと回動する。54
は旋回部材50が回動する仮想の支点である。
【0012】図1の状態では、フレネルレンズ37を通
った光は液晶表示パネル38aを通りスライドフィルム
が挿入されていないスライドフィルム挿入枠内38b内
を経て、液晶表示パネル用レンズ39aを通り、図5,
図6に示す従来例と同じように反射鏡16b,16cで
反射されてスクリーン16dに画像が投影される。
【0013】モータ51が駆動されるとピニオンギヤ5
2aが扇形ラックギヤ61にそって回転し、旋回部材5
0が回動するが、この際ガイドローラー53,53は扇
形ガイド溝62にそって摺動し、前記ピニオンギヤ52
aが扇形ラックギヤ61に噛合して動く時のガイドの役
目をする。そして、図2に示す状態となって停止する。
【0014】図2では液晶表示パネル38aと、液晶表
示パネル用レンズ39aとが光軸43から外れ、図示し
ないランプ(図5の15a)からの光はフレネルレンズ
37を通り、スライドフィルム挿入枠38bにユーザー
により挿入されたスライドフィルムを通り、スライドフ
ィルム用レンズ39bを通り、スライドフィルムの画像
は、図5,図6に示す従来例と同じように反射鏡16
b,16cで反射されてスクリーン16d上に画像が投
影される。
【0015】
【発明の効果】以上詳細に説明した本発明によれば下記
のような効果を奏する。 (1)円弧運動ひとつで、液晶表示パネルとレンズとが
回動するので構造が簡単である。 (2)枢軸が不要であり、しかも仮想の支点、即ち回転
中心はカバンケースの外でも良いので、小型化が可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、VTRによる液晶表
示パネルの動画像を投影する場合の説明図である。
【図2】本発明の一実施例を示し、スライドフィルムの
静画像を投影する場合の説明図である。
【図3】従来の携帯用液晶プロジェクターの構造を示
し、スライドフィルムの静画像を投影する場合の説明図
である。
【図4】従来の携帯用液晶プロジェクターの構造を示
し、VTRによる液晶表示パネルの動画像を投影する場
合の説明図である。
【図5】従来の携帯用液晶プロジェクターの全体平面図
である。
【図6】従来の携帯用液晶プロジェクターの蓋を開けた
使用状態の側断面図である。
【符号の説明】
10 カバンケース 12 VTR装置 15a ランプ 16d スクリーン 38a 液晶表示パネル 38b スライドフィルム挿入枠 39a 液晶表示パネル用レンズ 39b スライドフィルム用レンズ 43 光軸 50 旋回部材 51 モータ 52a ピニオンギヤ 53 ガイドローラー 54 仮想支点 60 固定板 61 扇形ラックギヤ 62 扇形ガイド溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カバンケース内に一体に収納され、VT
    R等による動画とスライドフィルムによる静画とが切替
    可能に構成された携帯用液晶プロジェクターにおいて、 扇形ラックギヤとこれと同心円の扇形ガイド溝とを形成
    した固定板と、該固定板に対し前記扇形ガイド溝とそれ
    に係合するガイドローラを介して旋回自在に支持された
    旋回部材を設け、 該旋回部材上に動画が表示される液晶表示パネルと液晶
    表示パネル用レンズとスライドフィルム用レンズとを立
    設すると共に、 該旋回部材上に設けられモータにより駆動され前記扇形
    ラックギヤに噛合するピニオンギヤを設け、 前記ピニオンギヤの回転により前記旋回部材は光源から
    の光が液晶表示パネルと液晶表示パネル用レンズを通る
    位置からスライドフィルムとスライドフィルム用レンズ
    を通る位置へと旋回することを特徴とする携帯用液晶プ
    ロジェクター。
JP5195505A 1993-07-13 1993-07-13 携帯用液晶プロジェクター Pending JPH0728164A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5851060A (en) * 1995-09-13 1998-12-22 Nikon Corporation Projective display device
JP2006317591A (ja) * 2005-05-11 2006-11-24 Nec Viewtechnology Ltd レンズシャッタ機構およびプロジェクタ装置
WO2008044954A1 (en) * 2006-10-12 2008-04-17 Grabania, Bogdan Head positioning unit, especially for a flat object
US7881605B2 (en) 2007-03-02 2011-02-01 Nikon Corporation Camera with built-in projector and projector device

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