JPH07280657A - 位相差測定装置 - Google Patents

位相差測定装置

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JPH07280657A
JPH07280657A JP7211594A JP7211594A JPH07280657A JP H07280657 A JPH07280657 A JP H07280657A JP 7211594 A JP7211594 A JP 7211594A JP 7211594 A JP7211594 A JP 7211594A JP H07280657 A JPH07280657 A JP H07280657A
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JP7211594A
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Junichi Kitagawa
純一 北川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハーフトーンフォトマスクの位相領域の位相
差量測定も適切に行える測定装置を提供する。 【構成】 偏光面をコントロールユニット14で自在に
回転できる偏光子13を通過した光束aが、結晶素子と
コンデンサレンズで2光束に分離され、透明部とハーフ
トーン部9を有するフォトマスク8に照射される。偏光
子の回転で光束b,cの強度も相対的に可変でき、例え
ば透明部とハーフトーン部の透過率比に合わせて偏光子
を回転して異なる光強度を持つ光束とすると、フォトマ
スク通過後の2光束の光強度が同程度となり、対物レン
ズと結晶素子で再結合された光束が充分なコントラスト
を得ることができる。干渉像を観察し位相差量を検出す
る場合、干渉強度のコントラスト低下、一方の光の強度
に干渉縞が埋もれる等が避けられ、ハーフトーンマスク
が測定対象でも位相差量を簡便に測定できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、位相差測定装置に関
し、例えば半導体製造のリソグラフィ工程において使用
される被投影原版として利用されるフォトマスクの検査
に用いることができる位相差測定装置、特に、パターン
中位相領域をもつようなフォトマスクの位相差量を測定
する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体素子の高集積化に伴い、その半導
体自身を製作する技術も微細化が望まれている。縮小露
光法が開発されて以来、その半導体の微細加工に関する
研究が進み、近年では変形照明法、位相シフト法といっ
た像の解像を高める方法が、提案されている。
【0003】ここで、位相シフト法では、フォトマスク
上で位相差を与える位相膜が付加されているが、現在、
この種の方法として、パターン上に位相膜を付加するレ
ベンソン型によるものと、パターン自体に位相差と濃度
を持たせるハーフトーン型によるものとが、同等の効果
を得るものとして提案されている。いずれの場合にも、
フォトマスクの検査ではパターンはもちろん位相膜の位
相差量を測定する必要があるところ、いまだ充分な測定
技術の手法は確立していない。
【0004】位相差測定の提案されている方法として、
マッハツェンダ型干渉法、マイケルソン型干渉法、分光
による膜厚測定法、ヘテロダイン法、ノマルスキ法など
を挙げることができる。
【0005】マッハツェンダ型干渉法、マイケルソン型
干渉法によるものでは、ビームスプリッタで分割された
2光束の参照光路、被検光路にそれぞれフォトマスク、
位相膜のあるフォトマスクを挿入し、位相膜の有無によ
り生成した干渉縞を解析するものである。また、膜厚測
定によるものは分光器、エリプソメータなどにより膜厚
を測定し位相差を推定するものである。干渉法と同様
に、ヘテロダイン法も位相膜によって生じる干渉縞を解
析できる。
【0006】ノマルスキ法によるものは、例えば特開平
4−151662号公報(文献1)に開示される。これ
は、顕微鏡で用いられるノマルスキ観察法を利用したも
のである。このものにおいては、光源より得られる露光
と同一の波長で直線偏光の光束を複屈折プリズムとコン
デンサレンズを用いて偏光成分の異なる横ずれした2光
束に分離し、フォトマスク上に照射する。そして、フォ
トマスクとパターンを結像する対物レンズ系とを通過し
た2光束は、これを複屈折プリズムによって再結合する
ようにし、この光路中に挿入される2光束の位相差調整
手段によってパターン像の位相膜に対応する部分の干渉
強度を測定するものである。このときフォトマスク上で
分離される横ずれ量は、フォトマスクの透明部と位相膜
部の近傍の位置差と対応する。この干渉強度によりかか
る位相差を測定できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
装置でハーフトーンフォトマスクの測定をしようとする
場合、パターンの構成の具合によってその領域の濃度が
異なり、干渉させる参照光、被検光の強度に極端な差異
を生じる。この場合、得られる干渉強度のコントラスト
の低下が著しく、程度によっては、一方の光の強度に干
渉縞が埋もれてしまい、干渉強度の観察ができないとい
った問題が生じ、この面での対応性は充分ではない。
【0008】その他マッハツェンダ法、マイケルソン法
では、干渉計の構成上、機械的な振動に弱く、また、適
切な測定を行う上で、参照光路、被検光路で位相膜以外
ではフォトマスク、対物が同一の透過波面を持たせる必
要があるといった問題や、測定の際には干渉計の2光束
の光路差を波長レベルで制御できなければならないとい
った問題等がある。また、ヘテロダイン法でも、これら
の問題と同様に、装置を構成する光学素子等の調整が困
難であるという問題があり、必ずしも簡便に測定が行え
るとはいえないものである。更に、膜厚測定による方法
では、膜厚から位相差量を推定しているため測定誤差の
範囲が大きくなってしまう。
【0009】ノマルスキ型の干渉計として前掲文献1に
見られるものがあり、これはレベンソン型のフォトマス
クには簡便に適用できるものの、ハーフトーンでは共通
光軸の2光束干渉計であるため、上述のように参照光、
被検光の光の強度に差異を生じるため測定ができず、や
はりパターンを濃度によって構成するハーフトーンフォ
トマスクの場合は対応性に欠ける等の問題がある。
【0010】本発明は、上述のような点に鑑みてなされ
たもので、測定対象がハーフトーンフォトマスクのよう
な被投影原版であっても、その位相領域の位相差量測定
に有利に使用し得て、そのようなハーフトーンフォトマ
スクにおける位相差量も適切、簡便に測定できる位相差
測定装置を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の位相差測定装置
は、透明領域と、濃度差により各々透過率を持ちかつ透
過光に位相差が付加される位相領域とを有するパターン
が配置され、透過照明によって投影される被投影原版の
前記位相差を測定することが可能な装置であって、前記
透過照明と同一波長の光を供給する光源手段と、該光源
手段からの光を直線偏光に変換し、かつその直線偏光面
を任意に回転できる偏光回転手段と、前記直線偏光を異
なる偏光方向の2光束に分離する複屈折の分離手段と、
前記2光束を前記被投影原版に照射するコンデンサレン
ズ系と、前記2光束による前記被投影原版パターンの像
を結像させる対物レンズ系と、該対物レンズ系を通過し
た前記2光束を再結合させる複屈折の結合手段と、前記
2光束の位相差を変化させる位相差調整手段と、前記2
光束による干渉像の所定の直線偏光成分を選択的に検出
する検出手段とを備えることを特徴とするものである。
【0012】また、上記において、観察像を時間積分す
る手段を備えることを特徴とする位相差測定装置であ
る。また、被投影原版の前記透明領域部と濃度を有する
前記位相領域部の透過率比を検出する手段と、該検出信
号によって前記偏光回転手段を制御する手段と、観察像
を電気信号の出力に変換する受光手段と、該電気信号を
利用した画像処理手段とを備えることを特徴とする位相
差測定装置である。
【0013】また、2光束の分離とその被投影原版への
照射について、前記透明領域と濃度を持つ前記位相領域
との前記被投影原版上での近傍どうしの距離差と同一程
度となるよう、もしくは、距離差に対し少なくとも所定
の間隔で両者を跨がるよう、前記分離手段の分離角と前
記コンデンサレンズ系の焦点距離が定められていること
を特徴とする位相差測定装置である。
【0014】
【作用】本発明においては、請求項記載のその光源手
段、偏光回転手段、分離手段、コンデンサレンズ系、対
物レンズ系、結合手段、位相差調整手段、及び検出手段
のそれぞれを有して、被投影原版の位相領域の位相差量
測定を行うところ、かかる位相差量測定において、その
偏光回転手段が、光源手段からの光を直線偏光に変換し
かつ該直線偏光面を任意に回転できる偏光回転手段であ
って、これを備えているため、測定対象がハーフトーン
フォトマスクのような被投影原版であっても、分離手段
とコンデンサレンズ系とにより分離される2光束とし
て、その偏光回転手段を用いてその透明領域と位相領域
の濃度差に応じて異なる光強度をもつ光束にすることが
でき、これによって被投影原版を通過した2光束に、同
一の強度をもたせ、かつ両者には位相領域による位相差
が生じさせることができる。
【0015】よって、かかる被投影原版通過後の2光束
をもって、干渉像の観測による位相差量の測定に際し、
その対物レンズ系と結合手段により再結合される光束は
十分なコントラストを得ることができ、得られる干渉強
度のコントラストが低下し、干渉縞が埋もれて干渉強度
の観察ができないといったことも回避し得、2つ光の強
度に差異を生じるため測定ができないなどの制約も容易
に解消し得て、対応性の向上を図れ、ハーフトーンフォ
トマスクの位相領域の位相差量測定にも利用可能で、そ
の位相差量を適切にして簡便に測定することができる。
【0016】また、分離手段とコンデンサレンズ系によ
る2光束の被投影原版への照射に当たっては、被投影原
版の透明領域部と濃度を有する位相領域部の透過率比に
合わせた異なる光強度をもつ光束とするようにしてその
照射を行うと、より適切なものとなり、同様にして、被
投影原版を通過した2光束が同程度になり、対物レンズ
系と結合手段により再結合された光束が十分なコントラ
ストを得ることができる。この場合も、対物レンズ系に
よる結像面に干渉像を生成し、観察像では2光束の位相
差で位相領域のコントラストに明暗の変化を生じるた
め、2光束の位相差を調整して被投影原版上の所望の位
相差を検出することができる。
【0017】また、好ましくは、被投影原版上で形成さ
れる2光束の分離量は、パターンの透明領域部と近傍の
濃度と位相差をもつ位相領域部の距離と同一程度で、観
測面で十分干渉像の明暗の変化を読み取れる量であれば
よい。
【0018】また、観察像の時間積分は、被投影原版の
濃度と位相差をもつ位相領域部の濃度が高く、観測面で
透過光を十分に検出できないような場合に効果的であ
り、観測面で干渉像を時間積分すれば所望の明暗を得る
ことができる。また、その他干渉像のコントラストが十
分でないときでも例えばCCD素子に代表されるような
光電変換器によって干渉像を取り込み画像処理すれば容
易に明暗を検出でき位相差量を測定できる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は、本発明の一実施例の構成を示す。本実施例
によるものは、フォトマスク、特にパターン中位相領域
をもつようなフォトマスクの位相差量を測定するのに好
適な装置であって、パターンを濃度によって構成するハ
ーフトーンフォトマスク(以下、ハーフトーンマスクと
もいう)の位相領域の位相差量測定に実施した例であ
る。
【0020】本実施例において、図示の測定対象のフォ
トマスク8としては、パターン自体に位相差と濃度をも
たせるハーフトーン型のものである。即ち、透明領域
と、濃度差により各々透過率を持ちかつ透過光に位相差
が付加される位相領域とを有するパターンが配され、半
導体製造のリソグラフィ工程において被投影原版として
利用されて透過照明によって投影されるハーフトーンマ
スクを、測定対象として使用する。
【0021】実施例装置は、光源11、干渉フィルタ1
2、及び偏光面の回転を可変にコントロールできる偏光
子13を備える。更に、装置は、これらの要素のほか、
結晶素子15、コンデンサレンズ16、対物レンズ2
0、結晶素子21、補償板22、検光子23、及び光電
変換器24のそれぞれを、図示の如くにこの順で整列、
配置して備えるとともに、偏光子13の偏光面の回転の
用にも供するコントロールユニット14を備え、上記の
フォトマスク8の一枚を上記コンデンサレンズ16と対
物レンズ20との間にセットして使用する。
【0022】実施例装置では、共通光路による干渉計の
構成とするが、従って測定にあたりフォトマスクを二枚
使用し光路内に挿入する必要もないが、本装置において
そのセットされる一枚のフォトマスク8は、具体的に
は、ハーフトーン部9を有する。フォトマスク8の透明
部は被投影原版の透明領域を構成し、また、ハーフトー
ン部9によって、濃度を有する前記位相領域が形成され
る(図2参照)。
【0023】装置の光源11及び干渉フィルタ12は、
上記のようなハーフトーン型のフォトマスクが、リソグ
ラフィ工程において使用される被投影原版として利用さ
れる場合においてその投影に用いる透過照明と同一波長
の光を供給する光源手段を構成する。このような光源手
段からの光を直線偏光に変換しかつ該直線偏光面を任意
に回転できる偏光回転手段は、本例では、前記偏光子1
3を含んで構成される。
【0024】偏光子13の回転については、フォトマス
ク8上の透明部81(図2)とハーフトーン部9の濃度
差に応じて行う構成とすることができる。好ましくは、
適用する被投影原版(ハーフトーンフォトマスク)の前
記透明領域(81)と濃度を有する前記位相領域部
(9)の透過率比を検出し、該検出信号によって偏光回
転手段を制御する手段を有してこれを行うことができ
る。
【0025】偏光子13の回転は、下記のような点から
これを行う。即ち、偏光子13とフォトマスク8間に位
置する結晶素子15並びにコンデンサレンズ16は、直
線偏光を異なる偏光方向の2光束に分離する複屈折の分
離手段(好ましくは、例えば複屈折性のプリズム)、及
び該2光束をフォトマスク8(被投影原版)に照射する
コンデンサレンズ系を構成するが、そのように偏光子1
3を通過して得られることとなる光束aを光束b,cの
2光束に分離し、斯く分離後のその一方をフォトマスク
8の透明部81部分へ、また他方をハーフトーン部9部
分へ照射せしめる場合において、その濃度の差(透過率
の相違)によらずに、それぞれの光束が現に該当部分を
透過して後述の対物レンズ系以降での再結合、観察像の
形成に供されるときは、当該透過後の2光束の光強度に
関しそれらが同じ程度のものとなるよう、それぞれの部
分に照射されることとなるそれらフォトマスク透過前に
おける2光束b,cにつき、フォトマスク8の透明部8
1とハーフトーン部9の濃度差に応じて互いに異なる光
強度のものとして当該対応透明部81とハーフトーン部
9とに照射させることができるようにする。
【0026】ここに、光源11及び干渉フィルタ12か
らの光を偏光子13を透過させる際、偏光面を自在に回
転できると、それに伴い、光束aを異なる偏光方向の2
光束に分離して得られることとなる光束b,cの強度も
相対的に可変可能である(偏光可変手段)。
【0027】それゆえ、偏光子13を回転してフォトマ
スク透過前光束b,cを互いに光強度の異なる光束とし
て生成させるようになす。好ましくは、透明部分と濃度
差のある部分の透過率比に合わせた異なる光強度をもつ
光束にすると、より良い。
【0028】この場合、透過率比入力装置17をこの用
途に好適に用いることができる。これを有する構成の場
合、該装置17を介してその比をコントロールユニット
14に入力し偏光子13を回転する。
【0029】もっとも、これは、本発明に従う位相差測
定装置では、必ずしも必須の要素ではなく、本発明に従
う他の手法、方法でも、実質的に同様のことは実現可能
であり、その手段に関する他の好ましい例は、後記で更
に述べられる。
【0030】また、上記の如くに光束aを2光束に分離
する場合、フォトマスク8上で形成される2光束の分離
量(2光束間の間隔)は、好ましくは、パターンの透明
部と近傍の濃度と位相差を持つハーフトーン部の距離と
同一程度であり、観測面で十分干渉像の明暗の変化を読
み取れる量であればよい。
【0031】2光束に分離する分離手段での分離角の値
とその2光束を被投射原版へ照射するコンデンサレンズ
系の焦点距離の値に応じて、その2光束の分離量を設定
でき、それらの値が、透明部と濃度を持つ位相領域との
適用被投影原版(ハーフトーンマスク)上での近傍どう
しの距離差と同一となるように、それぞれその有する分
離角、焦点距離について、適用する使用結晶素子15、
使用コンデンサレンズ16を選定して用いるのは、好ま
しい態様である。
【0032】好ましくはまた、その場合において、分離
手段の分離角とコンデンサレンズ系の焦点距離が、透明
部と濃度を持つ位相領域との適用被投影原版上での近傍
どうしの距離差に対し少なくとも所定の間隔で両者を跨
がるように定められているとよい。どの程度の分離量が
適切かについての数値例は、後述する。
【0033】上記のようにしてフォトマスク8を通過後
に得られる2光束b,cは、同程度の光強度のもので、
かつ両者にはハーフトーン部9による位相差を生じさせ
られたものとなっており、図1図示の如くこれが対物レ
ンズ20以降の系へ与えられる構成となっている。
【0034】対物レンズ20、結晶素子21、補償板2
2、及び検光子23は、それぞれ、かかる2光束による
被投影原版パターンの像を結像させる対物レンズ系、該
対物レンズ系を通過した2光束を再結合させる複屈折の
結合手段(好ましくは、例えば複屈折性のプリズム)、
2光束の位相差を変化させる位相差調整手段、及び2光
束による干渉像の所定の直線偏光成分を選択的に検出す
る検出手段を構成する。これら要素の機能については、
基本的には、前掲文献1に記載のものと同様であってよ
く、それは、本明細書に取り入れられて参照される。
【0035】観察像を電気信号の出力に変換する受光手
段としての光電変換器24は、例えばCCD素子を用い
る。受光面に結像が行われるこの光電変換器24(受光
素子)は、対物レンズ20の像面位置に配置され、コン
トロールユニット14と接続される。コントロールユニ
ット14は、測定対象のフォトマスク8(被投影原版)
の位相差を測定するとき作業者(検査者)の観察するモ
ニター装置を含んで構成できる。
【0036】補償板22による位相差の調整は、コント
ロールユニット14によって行われるが、本実施例で
は、コントロールユニット14は、かかる機能のほか、
既に述べた偏光子13に対するその回転をも行うものと
して設けてある。
【0037】また、好ましくは、干渉像のコントラスト
が十分でない場合において光電変換器24によって干渉
像を取り込み画像処理をする機能をコントロールユニッ
ト14に含めて構成することができ、この場合は、光電
変換器24で光電変換して得られる電気信号を利用した
画像処理手段をも備えた装置となる。コントロールユニ
ット14により行う画像処理には、他の好適例では、適
用フォトマスク8のハーフトーン部9部分の濃度が高く
て十分な光強度が得られない場合の対応として効果的な
時間積分、即ち、観察像を時間積分する処理を付加する
ことができる。
【0038】以下、図2をも参照して、更に具体的に説
明する。図1において、ハーフトーンマスクであるフォ
トマスク8がセットされた状態で、光源11を作動させ
ると、光源11より射出された光束はフォトマスク8の
露光波長と同一の波長を透過する干渉フィルタ12、偏
光面をコントロールユニット14によって自在に回転で
きる偏光子13を通過し、結晶素子15に至る。結晶素
子15は、複屈折性を持つ例えばノマルスキプリズム、
ウォラストンプリズムなどの結晶素子である。
【0039】このとき、光束aは偏光子13を通過する
際に該偏光子13によって光軸に垂直な面内で回転し、
しかして結晶素子15で当該光束aは偏光方向の異なっ
た2つの光束b,cに分割され、コンデンサレンズ16
を通過してフォトマスク8に照射されることとなる。
【0040】ここに、その2光束の分離量はコンデンサ
レンズ16の入射瞳の位置と結晶素子15のくさび角に
よって与えられるが、図2に示されるようにフォトマス
ク8上のハーフトーン部9と透明部81に少なくとも跨
がるようになされており、観測面上でそのコントラスト
の変化を観測できればよい。近年の光リソグラフィでは
0.2〜0.3μmの設計ルールが一般的であり、露光
時の投影倍率も約1/5であるから、少なくとも分離量
Aは1μm程度であれば、ハーフトーン部9と透明部8
1とからなるパターンが細かいものから粗いものまで十
分所望の明暗の変化を観測することができる。もちろ
ん、分離量の設定は、ハーフトーン部9と透明部81と
の距離差と同一程度となるように為してもよいことはい
うまでもない。この距離差は、さまざまであることか
ら、分離量も同一程度の幅があり、1.0 μm 〜3.0 μm
であればよい。
【0041】分離量Aは、使用する結晶素子15(複屈
折性プリズム)のくさび角とコンデンサレンズ16の焦
点距離とで所定の間隔に設定できることについては、既
に述べた通りである。こうして所定の間隔(例えば、1
μm程度の分離量A)をもって偏光方向の異なる2光束
b,cに分離されることとなるが、偏光子13を回転さ
せることによって光束b,cの強度も相対的に可変する
ことができる。
【0042】そこで、本実施例の手法にあって、フォト
マスク8上のハーフトーン部9と透明部81の透過率比
α:βを検出するかもしくは予めαとβを測定しておい
てその比をコントロールユニット14に入力し、偏光子
13を回転して光束b,cの光強度がβ:αの比で生成
されてフォトマスク7に照射されるようにする。上述よ
り、ハーフトーンマスクの測定をする場合であっても、
フォトマスク8のハーフトーン部9と透明部8とに光束
b,cが通過後光束b,cの光強度は、同等となる。
【0043】このようにして、本実施例では、透過比率
入力装置17を通しコントロールユニット14で回転で
きる偏向子13(偏光回転手段)で与えられる直線偏光
面を有した光束aが、複屈折プリズムからなる結晶素子
15とコンデンサレンズ16を通過後フォトマスク8に
照射される場合、フォトマスク8上に配置された透明領
域(透明部81)と近傍のハーフトーン領域(ハーフト
ーン部9)との間隔と同一程度の間隔を持つ2光束b,
cに分離され、このとき分離された2光束b,cは、上
記構成の偏光回転手段で与えられた偏光面によって相対
的に光の強度が変化し、適用測定対象のフォトマスク8
上の透明部81とハーフトーン部9の濃度差に応じてこ
の偏光回転手段が設定され、強度の異なる2光束の一方
が透明部81、もう一方がハーフトーン部9を通過する
ことになる。従って、フォトマスク8通過後の2光束に
は、同一の強度を持たせ、かつ両者にはハーフトーン部
9による位相差が生じさせることができる。そして、フ
ォトマスク8を通過した2光束の光強度が同程度であれ
ば、干渉させる場合の2つの光の強度の差異に起因し干
渉強度のコントラスト低下で一方の光の強度に干渉縞が
埋もれてしまうといったことも避けつつ、干渉像の観測
による位相差量の検出に当たって、対物レンズ20と結
晶素子21で再結合される光束が十分なコントラストを
得た状態のものとして、それを行うことができるように
もなる。
【0044】ここでまた、透過比率入力に基づき上記偏
向子13の回転を行うのに代えて、次の手法でもよい。
即ち、そのとき偏光子13の回転は、光電変換器24で
観測しながら回転させ、観測面上でハーフトーン部9と
透明部81とが同等の明るさを持つようにしても、上述
と同様な作用になることはいうまでもない。本発明は、
このような方法で実現することもできる。
【0045】なお、その場合、作業者のモニターによる
視認で行ってもよいし、画像処理により該当する領域の
明るさ情報の比較結果に基づく制御をもって偏光子13
の回転制御を実行させてもよい。後者の場合は、かかる
操作も自動化できる。
【0046】さて、同一の強度をもち、かつハーフトー
ン部9による位相差を生じているフォトマスク通過後の
2光束は、本例では、以降の系で対物レンズ20と複屈
折プリズムからなる結晶素子21により再結合され、対
物レンズ系による結像面に干渉像を生成する。よって観
察像では2光束の位相差にしたがってハーフトーン部9
のコントラストに明暗の変化を生じるため、2光束の位
相差を調整してフォトマスク上の所望の位相差を検出す
ることができるようになる。この場合において、再結合
された2光束は互いに直交する偏光成分をもつため補償
板22を用いて位相差を調整し検光子23を通して干渉
させ、干渉像の明暗を検出することはいうまでもない。
【0047】具体的には、次のようになる。フォトマス
ク8通過後の光束は、対物レンズ20を経て、前記分離
手段の結晶素子15と同様のノマルスキプリズム、ウォ
ラストンプリズムなどの複屈折性の結晶素子21で再結
合する。ここに、対物レンズ20と結晶素子21によっ
て得られる2光束の結合に際しては、前記コンデンサレ
ンズ16と結晶素子15によって分離されるAと同一と
なる関係で設定される。
【0048】かくして、再結合された光束dは、異なる
偏光方向の2光束b,cに位相差を与える補償板22と
光束b,cの偏光方向に対して偏光方向が45°の角度
をなす検光子23を通過し、対物レンズ20の像面に配
置された光電変換器24の受光面に結像する。ここで、
ハーフトーン部9と透過部8によって光束b,cに位相
差を生じているので検光子23で同一平面内の振動方向
をもつ成分を検出すると、受光面上では光束b,cの位
相差に応じた干渉像を得ることができる。
【0049】以上のように、本実施例においては、透明
部分と濃度差のある部分を有するフォトマスクなどの位
相差量測定において、コンデンサレンズ16と複屈折性
のプリズム(15)を用いて分離された異なる偏光成分
をもつ2光束を、偏光可変手段を用い透明部分と濃度差
のある部分の透過率比に合わせた異なる光強度を持つ光
束にすることができ、これによってフォトマスクを通過
した2光束の光強度が同程度になり、対物レンズ20と
複屈折性プリズム(21)で再結合された光束が十分な
コントラストを得ることができる。従って、ハーフトー
ンマスクを測定する場合、パターンの構成の具合いかん
にによっては、その領域の濃度が異なり干渉させる光の
強度に極端な差異を生じる結果、得られる干渉強度のコ
ントラストが低下し、干渉縞が埋もれて干渉強度の観察
ができないといったことも回避できる。ハーフトーンで
あっても、2つ光の強度に差異を生じるため測定ができ
ないなどの制約も、これを容易に解消し得て、対応性の
向上を図れ、パターンを濃度によって構成するハーフト
ーンフォトマスクの位相領域の位相差量測定にも利用可
能で、ハーフトーンマスクにおける位相差量を適切にし
て簡便に測定できる装置を実現することができる。
【0050】次に、本発明の他の実施例(第2実施例)
を説明する。本実施例に従うものでは、前記実施例(第
1実施例)において、観察像を時間積分する手段を具備
させる。
【0051】このようにするのは、次のような点に着目
したものである。図1,2によるものは前記した通りの
作用効果を奏し、従来のものによったとした場合のもの
に比し、測定対象のフォトマスクがハーフトーンマスク
でも位相差量の適切な測定が可能となるものであること
は既に述べたところであるが、ハーフトーン部の濃度が
高い場合、観測面で透過光を十分に検出できないといっ
た場合も考えられる。しかし、このとき観測面で干渉像
を時間積分すれば所望の明暗を得ることができることか
ら、この着想を具体化したものであり、本実施例はその
ような場合に有利で、更に装置の対応性を高められるも
のである。
【0052】図3に示すものは、前記図1,2による構
成のものにかかる時間積分手段を設けた場合の一例で、
コントロールユニット14が時間積分部14aを含み、
時間積分の画像処理を行うものとなっている。なお、他
の構成部分については、基本的に前記実施例と同様構成
のものであり、同様の要素には同一の符号を付してあ
る。
【0053】以下、要部につき説明すると、測定対象の
フォトマスク8においてハーフトーン部9の濃度が高く
検出に十分な光強度が得られない場合、直接像の観測の
みでは十分なコントラストを得にくいものとなる。そこ
で、本例では、光電変換器(受光素子)24で検出され
る干渉像をコントロールユニット14によって時間積分
する構成を採用することとしてあり、このようにコント
ロールユニット14によって時間積分すると、直接像で
は検出できない微弱光でも観測することができる。
【0054】即ち、本実施例によっても、ハーフトーン
マスクであるそのフォトマスク8の位相差量測定におい
て、コンデンサレンズ16と複屈折性プリズム15を用
いて分離される異なる偏光成分をもつ2光束b,cを、
透明部分と濃度差のある部分の透過率比に合わせた異な
る光強度を持つ光束にすることによって、フォトマスク
8を通過した2光束の光強度が同程度になり、対物レン
ズ20と複屈折性プリズム21で再結合された光束につ
き、基本的に必要なコントラストを得さしめることを可
能とするのは前記実施例と同様であるのに加え、その再
結合された光束が微弱な場合でも、時間積分を行うこと
によって、同程度の光強度の光束を重ね合わせた干渉像
をコントラスト良く観察することができるようになるの
である。本発明は、このようにして実施してもよい。
【0055】上記ではコントロールユニット14によっ
て画像処理をすることにより、時間積分をするようにし
たものを述べたが、時間積分は、この種の方法を用いな
くとも、受光面上で時間積分を行うこと、例えば、光電
変換器24を時間蓄積型のものにし、長時間受光するこ
と、もしくは、光電変換器24を用いなくとも銀塩フィ
ルムなどの感光部材を光電変換器24の受光面に配置し
長時間露光することでも可能である。よって、かかる手
法でも、上記の場合と同様、ハーフトーン部9の濃度が
高く検出に十分な光強度が得られない場合でも干渉する
2光束b,cの強度が同程度なので時間積分することに
より、光束b,cの位相差に応じた干渉像を得ることが
できる。時間積分は、これらのいずれによるもの(画像
処理で行う(電気的な処理を施す)手法、受光面上で行
う長時間露光(電気的、もしくは化学的なものを含む)
による手法)でもよい。
【0056】また、図のように光電変換器(受光素子)
24を用いてコントラストが十分に観測されない場合で
もコントロールユニット14を用いて干渉像のコントラ
ストを復元できることはいうまでもない。
【0057】また、ここでも、上述した作用効果に加え
て、共通光路による干渉計の構成をしているため光学系
の収差、機械的振動や温度変化などの外乱に対して強い
といった効果も生まれる点は、この第2実施例に従うも
のの場合も、第1実施例と同様である。
【0058】なお、本発明は、以上の実施例に限定され
るものではない。例えば、既述のように、パターンを濃
度によって構成するハーフトーンフォトマスクの位相領
域の位相差量測定にも利用可能な装置であるが、これに
限定されるものではない。また、装置の具体的な構成
は、図示構成のものに限られない。
【0059】
【発明の効果】本発明によれば、透明領域部と濃度差の
ある位相領域部を有するフォトマスクなどの被投影原版
の位相差量測定において、分離し被投影原版へ照射され
る異なる偏光方向の2光束を、その透明領域と位相領域
の濃度差に応じて異なる光強度をもつ光束にすることに
よって、被投影原版を通過した2光束の光強度が同程度
となり、かつ両者には位相領域による位相差が生じさせ
ることができ、干渉像の観測による位相差量の測定に際
し、対物レンズ系と結合手段により再結合される光束は
十分なコントラストを得ることができる。従って、干渉
強度のコントラスト低下で干渉縞が埋もれ干渉強度の観
察ができないといったことも回避でき、2つ光の強度に
差異を生じるため測定ができないなどの制約も容易に解
消し得て、対応性を高めることができ、ハーフトーンフ
ォトマスクの位相領域の位相差量測定にも利用可能で、
その位相差量を適切にして簡便に測定することができ
る。また、分離手段とコンデンサレンズ系による2光束
の被投影原版への照射に当たっては、被投影原版の透明
領域部と濃度を有する位相領域部の透過率比に合わせた
異なる光強度をもつ光束とするようにしてその照射を行
うと、より適切なものとなり、同様にして、上記を実現
することができる。また、再結合された光束が微弱な場
合でも、時間積分などの画像処理を行うことによって、
同程度の光強度の光束を重ね合わせた干渉像をコントラ
ストよく観察することができる。また、共通光路による
干渉計の構成は、上記に加え、光学系の収差、機械的振
動や温度変化などの外乱に対して強いといった効果も得
られる位相差測定装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す図である。
【図2】同例での説明に供する図である。
【図3】本発明の他の実施例の構成を示す図である。
【符号の説明】
8 フォトマスク 9 ハーフトーン部 11 光源 12 干渉フィルタ 13 偏光子 14 コントロールユニット 14a 時間積分部 15 結晶素子 16 コンデンサレンズ 17 透過率比入力装置 20 対物レンズ 21 結晶素子 22 補償板 23 検光子 24 光電変換器

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明領域と、濃度差により各々透過率を
    持ちかつ透過光に位相差が付加される位相領域とを有す
    るパターンが配置され、透過照明によって投影される被
    投影原版の前記位相差を測定することが可能な装置であ
    って、 前記透過照明と同一波長の光を供給する光源手段と、 該光源手段からの光を直線偏光に変換し、かつその直線
    偏光面を任意に回転できる偏光回転手段と、 前記直線偏光を異なる偏光方向の2光束に分離する複屈
    折の分離手段と、 前記2光束を前記被投影原版に照射するコンデンサレン
    ズ系と、 前記2光束による前記被投影原版パターンの像を結像さ
    せる対物レンズ系と、 該対物レンズ系を通過した前記2光束を再結合させる複
    屈折の結合手段と、 前記2光束の位相差を変化させる位相差調整手段と、 前記2光束による干渉像の所定の直線偏光成分を選択的
    に検出する検出手段とを備えることを特徴とする位相差
    測定装置。
  2. 【請求項2】 観察像を時間積分する手段を備えること
    を特徴とする請求項1記載の位相差測定装置。
  3. 【請求項3】 前記被投影原版の前記透明領域部と濃度
    を有する前記位相領域部の透過率比を検出する手段と、 該検出信号によって前記偏光回転手段を制御する手段
    と、 観察像を電気信号の出力に変換する受光手段と、 該電気信号を利用した画像処理手段とを備えることを特
    徴とする請求項1記載の位相差測定装置。
  4. 【請求項4】 前記の2光束の分離とその被投影原版へ
    の照射について、前記透明領域と濃度を持つ前記位相領
    域との前記被投影原版上での近傍どうしの距離差と同一
    程度となるよう、前記分離手段の分離角と前記コンデン
    サレンズ系の焦点距離が定められていることを特徴とす
    る請求項1記載の位相差測定装置。
  5. 【請求項5】 前記の2光束の分離とその被投影原版へ
    の照射について、前記透明領域と濃度を持つ前記位相領
    域との前記被投影原版上での近傍どうしの距離差に対し
    少なくとも所定の間隔で両者を跨がるよう、前記分離手
    段の分離角と前記コンデンサレンズ系の焦点距離が定め
    られていることを特徴とする請求項1記載の位相差測定
    装置。
JP7211594A 1994-04-11 1994-04-11 位相差測定装置 Pending JPH07280657A (ja)

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JP7211594A JPH07280657A (ja) 1994-04-11 1994-04-11 位相差測定装置
US08/420,837 US5604591A (en) 1994-04-11 1995-04-11 Method of measuring phase difference and apparatus for carrying out the same

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015187573A (ja) * 2014-03-27 2015-10-29 株式会社Screenホールディングス 位相差測定装置
WO2017126215A1 (ja) * 2016-01-21 2017-07-27 株式会社ブイ・テクノロジー 位相シフト量測定装置

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