JP3189367B2 - アライメント装置および方法 - Google Patents
アライメント装置および方法Info
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- Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体素子や液晶表示
素子等を製造する工程で使用される露光装置や座標測定
機等の各種製造装置、検査装置等に組み込まれたアライ
メント装置に関するものである。
素子等を製造する工程で使用される露光装置や座標測定
機等の各種製造装置、検査装置等に組み込まれたアライ
メント装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、半導体素子や、液晶表示素子
等の製造工程においては、半導体素子が作り込まれるウ
エハ又は液晶表示素子が作り込まれるガラスプレートに
形成されたアライメント用のマークを検出して、ウエハ
やプレートを所望の位置に精密に位置決めする、アライ
メント技術が用いられている。特にウエハやプレート上
に精密な微細パターンを重ね合わせ露光するアライナ
ー、ステッパー等では、全工程で10数回〜20回程度
の重ね合わせ作業が必要であり、各重ね合わせ毎のアラ
イメント精度を高めることが要求される。アライメント
精度は、一般に絶対誤差と再現性とによって評価され、
その両者がいずれも十分に要求を満足させることが必要
である。実際のアライナー、およびステッパーではウエ
ハやプレートにフォトレジスト(厚さ0.5〜2μm 程
度)が塗布された状態で、そのレジスト層の下にあるマ
ークパターン(凹凸段差形状)を光学的に検出してい
る。通常、ウエハ等のプロセスにおいては下地にアルミ
ニウム層が蒸着された上にレジスト層が塗布されるため
マークパターンの凹凸段差の程度が極めて小さくなるの
で、光学的なマークパターンの検出系、すなわちアライ
メント装置はウエハ上の層構造によって精度が大きく変
化する。
等の製造工程においては、半導体素子が作り込まれるウ
エハ又は液晶表示素子が作り込まれるガラスプレートに
形成されたアライメント用のマークを検出して、ウエハ
やプレートを所望の位置に精密に位置決めする、アライ
メント技術が用いられている。特にウエハやプレート上
に精密な微細パターンを重ね合わせ露光するアライナ
ー、ステッパー等では、全工程で10数回〜20回程度
の重ね合わせ作業が必要であり、各重ね合わせ毎のアラ
イメント精度を高めることが要求される。アライメント
精度は、一般に絶対誤差と再現性とによって評価され、
その両者がいずれも十分に要求を満足させることが必要
である。実際のアライナー、およびステッパーではウエ
ハやプレートにフォトレジスト(厚さ0.5〜2μm 程
度)が塗布された状態で、そのレジスト層の下にあるマ
ークパターン(凹凸段差形状)を光学的に検出してい
る。通常、ウエハ等のプロセスにおいては下地にアルミ
ニウム層が蒸着された上にレジスト層が塗布されるため
マークパターンの凹凸段差の程度が極めて小さくなるの
で、光学的なマークパターンの検出系、すなわちアライ
メント装置はウエハ上の層構造によって精度が大きく変
化する。
【0003】このようなアライメント装置を組み込んだ
ステッパーの構成を図1を参照して説明する。投影レン
ズ1によって所定の倍率で投影すべきパターン領域を備
えたレチクル(マスク)3は、レチクルホルダー2によ
り周辺部で保持される。レチクルホルダー2は投影レン
ズ1の光軸AXと垂直な面内でx、y方向に微動可能に
設けられ、レチクル3の中心点が光軸AX上に位置する
ように、レチクルアライメント系RAによって位置決め
される。投影レンズ1の物体面側に位置するレチクル3
のパターンは、像面側に位置するウエハ12上に結像投
影される。このとき、露光用のレチクル照明光はg線
(波長436nm)、i線(波長365nm)、エキシ
マレーザ(波長248nm、193nm)等の紫外線が
使われる。ウエハ12は2次元(x、y方向)に移動す
るステージ11上に載置され、アライメント時および露
光時に所定の経路に沿って各方向に移動する。
ステッパーの構成を図1を参照して説明する。投影レン
ズ1によって所定の倍率で投影すべきパターン領域を備
えたレチクル(マスク)3は、レチクルホルダー2によ
り周辺部で保持される。レチクルホルダー2は投影レン
ズ1の光軸AXと垂直な面内でx、y方向に微動可能に
設けられ、レチクル3の中心点が光軸AX上に位置する
ように、レチクルアライメント系RAによって位置決め
される。投影レンズ1の物体面側に位置するレチクル3
のパターンは、像面側に位置するウエハ12上に結像投
影される。このとき、露光用のレチクル照明光はg線
(波長436nm)、i線(波長365nm)、エキシ
マレーザ(波長248nm、193nm)等の紫外線が
使われる。ウエハ12は2次元(x、y方向)に移動す
るステージ11上に載置され、アライメント時および露
光時に所定の経路に沿って各方向に移動する。
【0004】また、ステージ11上にはウエハ12とほ
ぼ同じ高さで基準マーク板FMが固定され、アライメン
ト系の各種チェックに使われる。さらにステージ11の
周辺には、ステージ11のx方向とy方向との各移動量
を計測するレーザ干渉計13からのビームを反射するた
めの移動鏡10が固定されている。このステージ11は
モータ14(x、y各方向の駆動モータを含む)によっ
て2次元に駆動される。ステージ制御ユニット17は干
渉計13による測長値に基づいてモータ14の駆動を制
御する。
ぼ同じ高さで基準マーク板FMが固定され、アライメン
ト系の各種チェックに使われる。さらにステージ11の
周辺には、ステージ11のx方向とy方向との各移動量
を計測するレーザ干渉計13からのビームを反射するた
めの移動鏡10が固定されている。このステージ11は
モータ14(x、y各方向の駆動モータを含む)によっ
て2次元に駆動される。ステージ制御ユニット17は干
渉計13による測長値に基づいてモータ14の駆動を制
御する。
【0005】露光する場合、まず露光に先立ってレチク
ル3とウエハ12とを相対的に位置合わせしなければな
らない。このために、この例では、投影レンズ1を介し
てウエハ12上のマーク(又は基準マーク板FM上のマ
ーク)を検出するTTL・アライメント系5と、投影レ
ンズ1の投影光路(鏡筒)の外部に固設されたオフ・ア
クシス・アライメント系9とが設けられている。
ル3とウエハ12とを相対的に位置合わせしなければな
らない。このために、この例では、投影レンズ1を介し
てウエハ12上のマーク(又は基準マーク板FM上のマ
ーク)を検出するTTL・アライメント系5と、投影レ
ンズ1の投影光路(鏡筒)の外部に固設されたオフ・ア
クシス・アライメント系9とが設けられている。
【0006】一般に投影レンズ1は特定の1つの波長に
対してのみ収差補正されているので、投影レンズ1を通
してウエハマークを検出するTTL・アライメント系で
は、アライメント用照明系としてスペクトル幅の狭いレ
ーザ光源6が使われる。このレーザ光源6からのビーム
はTTL・アライメント系5内の各光学素子を通り、レ
チクル3と投影レンズ1との間の空間に斜設されたミラ
ー5aで偏向されて、投影レンズ1の投影視野の周辺部
に入射する。投影レンズ1を両側テレセントリックに構
成することによりミラー5aから投影レンズ1に向かう
ビームの主光線は光軸AXと平行になり、さらに投影レ
ンズ1からウエハ12に向かうビームも光軸AXと平行
になる。
対してのみ収差補正されているので、投影レンズ1を通
してウエハマークを検出するTTL・アライメント系で
は、アライメント用照明系としてスペクトル幅の狭いレ
ーザ光源6が使われる。このレーザ光源6からのビーム
はTTL・アライメント系5内の各光学素子を通り、レ
チクル3と投影レンズ1との間の空間に斜設されたミラ
ー5aで偏向されて、投影レンズ1の投影視野の周辺部
に入射する。投影レンズ1を両側テレセントリックに構
成することによりミラー5aから投影レンズ1に向かう
ビームの主光線は光軸AXと平行になり、さらに投影レ
ンズ1からウエハ12に向かうビームも光軸AXと平行
になる。
【0007】前述のようにウエハ12上の特定位置にマ
ークが形成され、このマークをTTL・アライメント系
5のレーザビームで照射すると、マークからはその段差
形状に応じて散乱光や回折光が発生する。この散乱光や
回折光は投影レンズ1を介してTTL・アライメント系
5へ逆進し、送光系と受光系とを分離するビームスプリ
ッタで反射(又は透過)されて光電センサー(フォトマ
ル、シリコンフォトダイオード等)に受光される。この
TTL・アライメント系5は、ウエハ上のマーク又はそ
の周辺部で正規反射された光成分は遮光し、散乱光や回
折光のみを抽出する空間フイルターを含む。TTL・ア
ライメント系5からウエハ12上に投射されるレーザビ
ームの断面形状は、マークの形状に合わせてスリット状
にしてもよいし微小円形スポットでもよい。
ークが形成され、このマークをTTL・アライメント系
5のレーザビームで照射すると、マークからはその段差
形状に応じて散乱光や回折光が発生する。この散乱光や
回折光は投影レンズ1を介してTTL・アライメント系
5へ逆進し、送光系と受光系とを分離するビームスプリ
ッタで反射(又は透過)されて光電センサー(フォトマ
ル、シリコンフォトダイオード等)に受光される。この
TTL・アライメント系5は、ウエハ上のマーク又はそ
の周辺部で正規反射された光成分は遮光し、散乱光や回
折光のみを抽出する空間フイルターを含む。TTL・ア
ライメント系5からウエハ12上に投射されるレーザビ
ームの断面形状は、マークの形状に合わせてスリット状
にしてもよいし微小円形スポットでもよい。
【0008】TTL・アライメント系5によるマーク位
置の検出は、レーザビームの投射点をマークが横切るよ
うに、ステージ11をx方向又はy方向に移動し、その
間に光電センサー7から出力される信号をアライメント
制御ユニット4内の波形メモリに記憶した後、この波形
を解析することによって行われる。通常、図1に示すT
TL・アライメント系では、先端のミラー5aがレチク
ル3のパターン領域の外側であって、かつ投影レンズ1
の投影視野内に位置するように固定される。このためレ
ーザビームとウエハマークとが合致するマーク検出位置
と、レチクル3のパターン領域の投影像とウエハ12上
のショット領域とが合致する露光位置とは、予め定めら
れた一定量(ベースライン量)だけずれている。従って
マーク検出位置に対して、そのわずかなずれ量分だけス
テージ11を補正駆動して位置決めする必要がある。こ
のような方式は、サイト・バイ・サイト方式(又はフィ
ールド・バイ・フィールド方式)と呼ばれている。
置の検出は、レーザビームの投射点をマークが横切るよ
うに、ステージ11をx方向又はy方向に移動し、その
間に光電センサー7から出力される信号をアライメント
制御ユニット4内の波形メモリに記憶した後、この波形
を解析することによって行われる。通常、図1に示すT
TL・アライメント系では、先端のミラー5aがレチク
ル3のパターン領域の外側であって、かつ投影レンズ1
の投影視野内に位置するように固定される。このためレ
ーザビームとウエハマークとが合致するマーク検出位置
と、レチクル3のパターン領域の投影像とウエハ12上
のショット領域とが合致する露光位置とは、予め定めら
れた一定量(ベースライン量)だけずれている。従って
マーク検出位置に対して、そのわずかなずれ量分だけス
テージ11を補正駆動して位置決めする必要がある。こ
のような方式は、サイト・バイ・サイト方式(又はフィ
ールド・バイ・フィールド方式)と呼ばれている。
【0009】一方、オフ・アクシス・アライメント系9
を使ったウエハアライメントは、そのベースライン量が
TTL・アライメント系に比べ大きくなるだけで、基本
的なシーケンスはTTL・アライメント系を使ったサイ
ト・バイ・サイト方式と同じである。しかしながら、オ
フ・アクシス・アライメント系9は、投影レンズ1とは
無関係に単独でウエハマークを検出するため、マーク検
出用の照明光の波長に関する制約がない。このため、図
1のようにハロゲンランプ15からの照明光のうち、5
00nm〜800nm程度の広帯域の光(レジストに対
して非感光性)を光ファイバー16を介してオフ・アク
シス・アライメント系9に導き、その広帯域の波長特性
の照明光でウエハ12を照射する。このようにすると、
レジスト層とウエハ面からの反射散乱光の干渉により生
ずる干渉縞による悪影響が低減される。このため、この
ような結像方式でも高精度なアライメント(マーク検
出)ができる。そこでオフ・アクシス・アライメント系
9は、ウエハ12上のマークを含む局所領域からの反射
光を入射し、送光系と受光系とを分離するビームスプリ
ッタを介して、マークの像をテレビカメラ(撮像管、又
はCCD)8の撮像面上に結像する。テレビカメラ8は
マーク像のコントラストに対応した画像信号を発生する
ので、その画像信号をアライメント制御ユニット4内の
画像解析回路で処理することによってマーク位置を検出
する。
を使ったウエハアライメントは、そのベースライン量が
TTL・アライメント系に比べ大きくなるだけで、基本
的なシーケンスはTTL・アライメント系を使ったサイ
ト・バイ・サイト方式と同じである。しかしながら、オ
フ・アクシス・アライメント系9は、投影レンズ1とは
無関係に単独でウエハマークを検出するため、マーク検
出用の照明光の波長に関する制約がない。このため、図
1のようにハロゲンランプ15からの照明光のうち、5
00nm〜800nm程度の広帯域の光(レジストに対
して非感光性)を光ファイバー16を介してオフ・アク
シス・アライメント系9に導き、その広帯域の波長特性
の照明光でウエハ12を照射する。このようにすると、
レジスト層とウエハ面からの反射散乱光の干渉により生
ずる干渉縞による悪影響が低減される。このため、この
ような結像方式でも高精度なアライメント(マーク検
出)ができる。そこでオフ・アクシス・アライメント系
9は、ウエハ12上のマークを含む局所領域からの反射
光を入射し、送光系と受光系とを分離するビームスプリ
ッタを介して、マークの像をテレビカメラ(撮像管、又
はCCD)8の撮像面上に結像する。テレビカメラ8は
マーク像のコントラストに対応した画像信号を発生する
ので、その画像信号をアライメント制御ユニット4内の
画像解析回路で処理することによってマーク位置を検出
する。
【0010】アライメント制御ユニット4は、TTL・
アライメント系5によるマーク位置検出結果又はオフ・
アクシス・アライメント系9によるマーク位置検出結果
に基づいて、ウエハステージ11の露光時の座標位置を
各ベースライン量も加味して演算し、その演算結果をス
テージ制御ユニット17に送る。なお、TTLアライメ
ント系5のベースライン量は、基準マーク板FM上の基
準マークをレチクルアライメント系RAとTTLアライ
メント系5との各々で検出したときのステージ11の座
標位置の差に基づいて決定される。また、オフ・アクシ
ス・アライメント系9のベースライン量は基準マークを
レチクルアライメント系RAとオフ・アクシス・アライ
メント系9との各々で検出したときのステージ11の座
標位置の差に基づいて決定される。
アライメント系5によるマーク位置検出結果又はオフ・
アクシス・アライメント系9によるマーク位置検出結果
に基づいて、ウエハステージ11の露光時の座標位置を
各ベースライン量も加味して演算し、その演算結果をス
テージ制御ユニット17に送る。なお、TTLアライメ
ント系5のベースライン量は、基準マーク板FM上の基
準マークをレチクルアライメント系RAとTTLアライ
メント系5との各々で検出したときのステージ11の座
標位置の差に基づいて決定される。また、オフ・アクシ
ス・アライメント系9のベースライン量は基準マークを
レチクルアライメント系RAとオフ・アクシス・アライ
メント系9との各々で検出したときのステージ11の座
標位置の差に基づいて決定される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】図1に示した装置では
TTLアライメント系5は投影レンズ1の投影視野を介
してウエハ12上のマークを検出する構成であるため、
ベースライン量は安定している。さらにTTLアライメ
ント系5は、レーザビームを照明光として使用している
ため、段差が極めて小さいマークであっても十分な検出
能力を持つ。一方オフ・アクシス・アライメント系9は
照明光がブロードバンド(白色)光であるため、特にメ
タルウエハ(表面に金属層が蒸着されたウエハ)上のマ
ークを検出したときに優れたアライメント精度が得られ
る。反面、オフ・アクシス・アライメント系は投影レン
ズ1と無関係に設けられているため、ベースライン量は
必燃的にTTLアライメント系5よりも大きくなり、1
枚のウエハをアライメントするに際して、TTLアライ
メント系5とオフ・アクシス・アライメント系9とを併
用する場合には、アライメント処理のためのステージ1
1の移動距離、移動回数が増大し、スループットの低下
を招く。特にTTLアライメント系5は、投影レンズ1
の投影視野内の周辺(軸外)にマーク検出範囲(スリッ
ト状ビームの寸法範囲)が設定されるため、そのマーク
検出方向は円形の投影視野内で放射方向に対してほぼ直
交する方向(接線方向)に定められている。これは、T
TLアライメント系5のレーザ光源6をHe−Ne等の
非感光性の波長域(630nm)のレーザービームにし
た場合、そのビームをスリット状にしたときの方向を放
射方向に一致させて、マーク検出方向を接線方向にする
ことにより、投影レンズ1の色収差に起因した誤差(ビ
ーム形状のマーク検出方向に関する非対称性)を最小に
するためである。従ってTTLアライメント系5でx方
向とy方向とのマーク位置検出を行う場合、x方向用の
TTLアライメント系のマーク検出位置(スリット状ビ
ーム)と、y方向用のTTLアライメント系のマーク検
出位置(スリット状ビーム)とは、投影レンズ1の視野
内にほぼ90°の関係で互いに分けて配置されていた。
すなわち、x方向とy方向の各マーク検出領域をかなり
離さなければならないという問題点があった。
TTLアライメント系5は投影レンズ1の投影視野を介
してウエハ12上のマークを検出する構成であるため、
ベースライン量は安定している。さらにTTLアライメ
ント系5は、レーザビームを照明光として使用している
ため、段差が極めて小さいマークであっても十分な検出
能力を持つ。一方オフ・アクシス・アライメント系9は
照明光がブロードバンド(白色)光であるため、特にメ
タルウエハ(表面に金属層が蒸着されたウエハ)上のマ
ークを検出したときに優れたアライメント精度が得られ
る。反面、オフ・アクシス・アライメント系は投影レン
ズ1と無関係に設けられているため、ベースライン量は
必燃的にTTLアライメント系5よりも大きくなり、1
枚のウエハをアライメントするに際して、TTLアライ
メント系5とオフ・アクシス・アライメント系9とを併
用する場合には、アライメント処理のためのステージ1
1の移動距離、移動回数が増大し、スループットの低下
を招く。特にTTLアライメント系5は、投影レンズ1
の投影視野内の周辺(軸外)にマーク検出範囲(スリッ
ト状ビームの寸法範囲)が設定されるため、そのマーク
検出方向は円形の投影視野内で放射方向に対してほぼ直
交する方向(接線方向)に定められている。これは、T
TLアライメント系5のレーザ光源6をHe−Ne等の
非感光性の波長域(630nm)のレーザービームにし
た場合、そのビームをスリット状にしたときの方向を放
射方向に一致させて、マーク検出方向を接線方向にする
ことにより、投影レンズ1の色収差に起因した誤差(ビ
ーム形状のマーク検出方向に関する非対称性)を最小に
するためである。従ってTTLアライメント系5でx方
向とy方向とのマーク位置検出を行う場合、x方向用の
TTLアライメント系のマーク検出位置(スリット状ビ
ーム)と、y方向用のTTLアライメント系のマーク検
出位置(スリット状ビーム)とは、投影レンズ1の視野
内にほぼ90°の関係で互いに分けて配置されていた。
すなわち、x方向とy方向の各マーク検出領域をかなり
離さなければならないという問題点があった。
【0012】また近年、ウエハ上のショット領域の配列
の規則性を統計的な手法で決定するエンハンスト・グロ
ーバル・アライメント(E.G.A.)法が着目されて
いる。このE.G.A法では、ウエハ上の代表的な数個
(3〜9個)のショット領域の各々に付随したx方向
用、y方向用の各アライメントマークを順次検出する。
この場合、E.G.A法で指定されるサンプルアライメ
ント・ショット(マーク検出すべきショット)領域は、
ウエハ上でかなり離れたものになる。このためTTLア
ライメント系でサンプルアライメントショット領域の各
マーク検出する場合には、x方向のマーク検出のための
ステージ11の移動とy方向のマーク検出のためのステ
ージ11の移動とを個別に行わなければならない。しか
もサンプルアライメントショット領域(又はその近傍の
ショット領域)の各マークをオフ・アクシス・アライメ
ント系9でも検出する場合には、ステージ11の移動回
数はさらにその分だけ増加することになり、スループッ
ト的にかなり不利になるという問題点があった。
の規則性を統計的な手法で決定するエンハンスト・グロ
ーバル・アライメント(E.G.A.)法が着目されて
いる。このE.G.A法では、ウエハ上の代表的な数個
(3〜9個)のショット領域の各々に付随したx方向
用、y方向用の各アライメントマークを順次検出する。
この場合、E.G.A法で指定されるサンプルアライメ
ント・ショット(マーク検出すべきショット)領域は、
ウエハ上でかなり離れたものになる。このためTTLア
ライメント系でサンプルアライメントショット領域の各
マーク検出する場合には、x方向のマーク検出のための
ステージ11の移動とy方向のマーク検出のためのステ
ージ11の移動とを個別に行わなければならない。しか
もサンプルアライメントショット領域(又はその近傍の
ショット領域)の各マークをオフ・アクシス・アライメ
ント系9でも検出する場合には、ステージ11の移動回
数はさらにその分だけ増加することになり、スループッ
ト的にかなり不利になるという問題点があった。
【0013】本発明は上記従来技術の問題点を考慮して
なされたものであって、高精度で、かつ高速にウエハ等
の対象物に形成されたマークの検出を可能とし、しかも
マーク検出のためのステージの移動回数(スタートとス
トップの繰り返し回数)を減らし、全体としてのスルー
プット低下を防止したアライメント装置および方法を得
ることを目的とする。
なされたものであって、高精度で、かつ高速にウエハ等
の対象物に形成されたマークの検出を可能とし、しかも
マーク検出のためのステージの移動回数(スタートとス
トップの繰り返し回数)を減らし、全体としてのスルー
プット低下を防止したアライメント装置および方法を得
ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明においては、前提となる構成において、基板
上のアライメントマークを検出するための対物光学系
(OBJ)を介して照明光を照射し、マークからの反射
光を対物光学系(OBJ)を介して受光系で検出する構
成にし、受光系として、マークからの反射光に対する光
学的な検出方式が異なる第1の受光系(FIA)と第2
の受光系(LIA)とを設ける。そして好ましくは、対
物光学系(OBJ)の視野内で、第1の受光系(FI
A)による検出範囲(PF2)と第2の受光系(LI
A)による検出範囲(ALx,ALy)とが互いに分離
されるように規定する分離手段(変倍系30、絞り板4
3X、43Y、45X、45Y)を設けるように構成す
る。
め、本発明においては、前提となる構成において、基板
上のアライメントマークを検出するための対物光学系
(OBJ)を介して照明光を照射し、マークからの反射
光を対物光学系(OBJ)を介して受光系で検出する構
成にし、受光系として、マークからの反射光に対する光
学的な検出方式が異なる第1の受光系(FIA)と第2
の受光系(LIA)とを設ける。そして好ましくは、対
物光学系(OBJ)の視野内で、第1の受光系(FI
A)による検出範囲(PF2)と第2の受光系(LI
A)による検出範囲(ALx,ALy)とが互いに分離
されるように規定する分離手段(変倍系30、絞り板4
3X、43Y、45X、45Y)を設けるように構成す
る。
【0015】このような構成において、本発明の特徴を
有するアライメント装置は、複数の被加工領域と、該領
域の夫々の周辺の所定位置に配置されるアライメント用
のマーク群とが形成された基板を保持して2次元に移動
可能なステージと、前記マーク群を光学的に検出するた
めの対物光学系と、該対物光学系の視野内の所定位置に
検出領域を有し、前記ステージの移動によって該検出領
域内に前記マーク群がきたとき、該マーク群からの光情
報を前記対物光学系を介して光電検出する第1の受光系
と、前記対物光学系の視野内で前記第1の受光系の検出
領域から間隔Lだけ離れた位置に検出領域を有し、前記
ステージの移動によって該検出領域内に前記マーク群が
きたとき、該マーク群からの光情報を前記対物光学系を
介して光電検出する第2の受光系とを備えたアライメン
ト装置であって、前記マーク群は、互に方向性の異なる
一対のマークパターン、もしくは互に形状の異なる一対
のマークパターンを所定の間隔Dで配置してなり;さら
に前記一対のマークパターンの設計上の各座標位置、あ
るいは間隔に関する情報を入力して記憶する記憶手段
と;該記憶された情報に基づいて前記間隔Lと間隔Dと
の大小関係を判定する判定手段と;該判定手段の判定結
果に基づいて、前記一対のマークパターンをともに前記
第1の受光系の検出領域と前記第2の受光系の検出領域
との間で順次移動させる第1の経路と、前記一対のマー
クパターンの一方ずつを前記第1の受光系の検出領域と
前記第2の受光系の検出領域との間で順次移動させる第
2の経路とのいずれか一方を選択する選択手段とを備え
ている。
有するアライメント装置は、複数の被加工領域と、該領
域の夫々の周辺の所定位置に配置されるアライメント用
のマーク群とが形成された基板を保持して2次元に移動
可能なステージと、前記マーク群を光学的に検出するた
めの対物光学系と、該対物光学系の視野内の所定位置に
検出領域を有し、前記ステージの移動によって該検出領
域内に前記マーク群がきたとき、該マーク群からの光情
報を前記対物光学系を介して光電検出する第1の受光系
と、前記対物光学系の視野内で前記第1の受光系の検出
領域から間隔Lだけ離れた位置に検出領域を有し、前記
ステージの移動によって該検出領域内に前記マーク群が
きたとき、該マーク群からの光情報を前記対物光学系を
介して光電検出する第2の受光系とを備えたアライメン
ト装置であって、前記マーク群は、互に方向性の異なる
一対のマークパターン、もしくは互に形状の異なる一対
のマークパターンを所定の間隔Dで配置してなり;さら
に前記一対のマークパターンの設計上の各座標位置、あ
るいは間隔に関する情報を入力して記憶する記憶手段
と;該記憶された情報に基づいて前記間隔Lと間隔Dと
の大小関係を判定する判定手段と;該判定手段の判定結
果に基づいて、前記一対のマークパターンをともに前記
第1の受光系の検出領域と前記第2の受光系の検出領域
との間で順次移動させる第1の経路と、前記一対のマー
クパターンの一方ずつを前記第1の受光系の検出領域と
前記第2の受光系の検出領域との間で順次移動させる第
2の経路とのいずれか一方を選択する選択手段とを備え
ている。
【0016】さらに本発明においては、前記目的を達成
するためのアライメント方法として、アライメントすべ
き基板上で間隔Lだけ離れた位置に第1の検出領域と第
2の検出領域とを有し、前記基板上の所定位置に形成さ
れたマーク群を前記第1検出領域または第2検出領域に
おいて光電検出するマーク検出手段を用いて、前記基板
をアライメントする方法において、前記マーク群は、互
に方向性の異なる一対のマークパターン、もしくは互に
形状の異なる一対のマークパターンを所定の間隔Dで配
置されており;前記間隔Lに対して前記間隔Dが小さい
ときは、前記第1検出領域内で前記一対のマークパター
ンを光電検出した後に前記基板をほぼLだけ移動させて
前記第2検出領域内で前記一対のマークパターンを光電
検出し、前記間隔Lに対して前記間隔Dが大きいとき
は、前記一対のマークパターンのうち一方を前記第1検
出領域内と前記第2検出領域内との夫々で順次光電検出
した後に前記基板をほぼDだけ移動させて、前記一対の
マークパターンのうち他方を前記第1検出領域内と前記
第2検出領域内との夫々で順次光電検出することを特徴
とするアライメント方法を提供する。
するためのアライメント方法として、アライメントすべ
き基板上で間隔Lだけ離れた位置に第1の検出領域と第
2の検出領域とを有し、前記基板上の所定位置に形成さ
れたマーク群を前記第1検出領域または第2検出領域に
おいて光電検出するマーク検出手段を用いて、前記基板
をアライメントする方法において、前記マーク群は、互
に方向性の異なる一対のマークパターン、もしくは互に
形状の異なる一対のマークパターンを所定の間隔Dで配
置されており;前記間隔Lに対して前記間隔Dが小さい
ときは、前記第1検出領域内で前記一対のマークパター
ンを光電検出した後に前記基板をほぼLだけ移動させて
前記第2検出領域内で前記一対のマークパターンを光電
検出し、前記間隔Lに対して前記間隔Dが大きいとき
は、前記一対のマークパターンのうち一方を前記第1検
出領域内と前記第2検出領域内との夫々で順次光電検出
した後に前記基板をほぼDだけ移動させて、前記一対の
マークパターンのうち他方を前記第1検出領域内と前記
第2検出領域内との夫々で順次光電検出することを特徴
とするアライメント方法を提供する。
【0017】
【作用】本発明が適用されるアライメント装置および方
法においては、対物光学系の視野内の互いに異なる領域
に、検出原理の異なる2つ以上のアライメント受光系の
各検出範囲を設定してある。このため、例えば同一のマ
ークパターンを異なる検出原理のアライメント受光系で
検出する際、各検出範囲は互いに分離してはいるが接近
しているため、マークパターンをそれぞれの検出範囲の
もとに、わずかな移動量でただちに移すことができる。
この移動量は各検出範囲の大きさ、マークパターンのサ
イズ等によって異なる。実際には基板上で大きくても5
00μm前後であり、実用上は150μm程度まで小さ
くすることができる。
法においては、対物光学系の視野内の互いに異なる領域
に、検出原理の異なる2つ以上のアライメント受光系の
各検出範囲を設定してある。このため、例えば同一のマ
ークパターンを異なる検出原理のアライメント受光系で
検出する際、各検出範囲は互いに分離してはいるが接近
しているため、マークパターンをそれぞれの検出範囲の
もとに、わずかな移動量でただちに移すことができる。
この移動量は各検出範囲の大きさ、マークパターンのサ
イズ等によって異なる。実際には基板上で大きくても5
00μm前後であり、実用上は150μm程度まで小さ
くすることができる。
【0018】また、対物光学系の観察視野内を像観察す
る観察系を設けた場合は、その観察領域の大きさを可変
にし、各受光系の検出範囲を個別に観察したり、あるい
は同時に観察することができる。この際観察系に設けら
れた撮像素子を1つの受光系とし、この受光系を画像検
出方式にしておくことにより、観察系の倍率を高めたと
きは画像検出方式による受光系の検出範囲内で撮像され
たマークパターンを画像解析によって検知することがで
きるとともに、観察系の倍率を低くしたときは、画像検
出方式の受光系の検出範囲の近傍に位置する別の受光系
の検出範囲を同時に観察することができる。
る観察系を設けた場合は、その観察領域の大きさを可変
にし、各受光系の検出範囲を個別に観察したり、あるい
は同時に観察することができる。この際観察系に設けら
れた撮像素子を1つの受光系とし、この受光系を画像検
出方式にしておくことにより、観察系の倍率を高めたと
きは画像検出方式による受光系の検出範囲内で撮像され
たマークパターンを画像解析によって検知することがで
きるとともに、観察系の倍率を低くしたときは、画像検
出方式の受光系の検出範囲の近傍に位置する別の受光系
の検出範囲を同時に観察することができる。
【0019】本発明の構成によれば上記作用が可能とな
るが、さらに本発明の特徴によれば、前述の第1、第2
の検出領域間の間隔Lと一対のマークパターン間の間隔
Dとを比較し、その大小に応じて、ステージを移動させ
異なる検出手段(FIA系、LIA系)のいずれか一方
または両方を用いて、最適な検出順序でマークパターン
を最短時間で検出し、この検出結果に基づいてベースラ
イン補正が行なわれる。
るが、さらに本発明の特徴によれば、前述の第1、第2
の検出領域間の間隔Lと一対のマークパターン間の間隔
Dとを比較し、その大小に応じて、ステージを移動させ
異なる検出手段(FIA系、LIA系)のいずれか一方
または両方を用いて、最適な検出順序でマークパターン
を最短時間で検出し、この検出結果に基づいてベースラ
イン補正が行なわれる。
【0020】
【実施例】本発明の実施例においては、色収差の制約を
受けないオフ・アクシス・アライメント系に2種類のア
ライメントセンサー(マーク検出系)を持たせ、対物光
学系を各アライメントセンサーに対して共用するように
した。図2は、本発明の実施例によるアライメント装置
の全体的な構成を模式的に示す斜視図である。
受けないオフ・アクシス・アライメント系に2種類のア
ライメントセンサー(マーク検出系)を持たせ、対物光
学系を各アライメントセンサーに対して共用するように
した。図2は、本発明の実施例によるアライメント装置
の全体的な構成を模式的に示す斜視図である。
【0021】図2においては、ウエハ上に形成されたマ
ークからの反射光(散乱光、回折光も含む)は、ミラー
M1で反射されて対物レンズOBLに入射した後、ビー
ムスプリッタBS1で分割される。ビームスプリッタB
S1で反射された方の光は、上段部に配置されたFIA
(フィールド・イメージ・アライメント)系に入射し、
図1に示した本発明が適用可能な従来のオフ・アクシス
・アライメント系9と同様にマーク像としてテレビカメ
ラで検出される。一方、ビームスプリッタBS1を透過
した方の光は、下段部に配置されたLIA(レーザ・イ
ンターフェロメトリック・アライメント)系に入射す
る。このLIA系は詳しくは後述するが、ウエハ上の回
折格子状マークに2本のレーザビームを対称的に傾斜さ
せて照射し、回折格子状マークから同一方向に発生する
2つの回折光同士の干渉光を光電検出する方式であり、
特開昭62−56818号公報、特開平2−11611
6号公報等に示された技術と同じ原理に基づくものであ
る。従って図2に示したLIA系の内部にはx方向検出
用の2本のレーザビームと、y方向検出用の2本のレー
ザビームとの計4本のビームを対物レンズOBLを介し
て所定の光学条件でウエハ上に投射するための送光系
と、x方向回折格子マークからの干渉光とy方向回折格
子マークからの干渉光とを個別に光電検出するための受
光系とが設けられている。
ークからの反射光(散乱光、回折光も含む)は、ミラー
M1で反射されて対物レンズOBLに入射した後、ビー
ムスプリッタBS1で分割される。ビームスプリッタB
S1で反射された方の光は、上段部に配置されたFIA
(フィールド・イメージ・アライメント)系に入射し、
図1に示した本発明が適用可能な従来のオフ・アクシス
・アライメント系9と同様にマーク像としてテレビカメ
ラで検出される。一方、ビームスプリッタBS1を透過
した方の光は、下段部に配置されたLIA(レーザ・イ
ンターフェロメトリック・アライメント)系に入射す
る。このLIA系は詳しくは後述するが、ウエハ上の回
折格子状マークに2本のレーザビームを対称的に傾斜さ
せて照射し、回折格子状マークから同一方向に発生する
2つの回折光同士の干渉光を光電検出する方式であり、
特開昭62−56818号公報、特開平2−11611
6号公報等に示された技術と同じ原理に基づくものであ
る。従って図2に示したLIA系の内部にはx方向検出
用の2本のレーザビームと、y方向検出用の2本のレー
ザビームとの計4本のビームを対物レンズOBLを介し
て所定の光学条件でウエハ上に投射するための送光系
と、x方向回折格子マークからの干渉光とy方向回折格
子マークからの干渉光とを個別に光電検出するための受
光系とが設けられている。
【0022】ここで、対物レンズOBLを介してFIA
系、LIA系の各々で検出されるウエハ上の観察範囲の
一例を、図3を参照して説明する。図3において、円形
の領域は対物レンズOBLのウエハ上での視野領域IF
を表し、その中心点には対物レンズOBLの光軸AXa
が通る。また図3では中心点を原点として座標軸X、Y
を設定してある。この視野領域IF内には大きな矩形領
域(第1領域)PF1と、それよりも小さな矩形領域
(第2領域)PF2とが仮想的に設定される。第1領域
PF1と第2領域PF2の各中心は、いずれも光軸AX
a上に配置され、FIA系内部に設けられた変倍光学系
によって第1領域PF1を観察する場合と第2領域PF
2を観察する場合とが切り換えられる。一方、LIA系
のx方向検出用の2本のビームの交差領域(照射領域)
ALx、ALyは、FIA系の小さな観察領域である第
2領域PF2からY方向に外れた位置で、かつFIA系
の大きな観察領域である第1領域PF1の内部に設定さ
れる。
系、LIA系の各々で検出されるウエハ上の観察範囲の
一例を、図3を参照して説明する。図3において、円形
の領域は対物レンズOBLのウエハ上での視野領域IF
を表し、その中心点には対物レンズOBLの光軸AXa
が通る。また図3では中心点を原点として座標軸X、Y
を設定してある。この視野領域IF内には大きな矩形領
域(第1領域)PF1と、それよりも小さな矩形領域
(第2領域)PF2とが仮想的に設定される。第1領域
PF1と第2領域PF2の各中心は、いずれも光軸AX
a上に配置され、FIA系内部に設けられた変倍光学系
によって第1領域PF1を観察する場合と第2領域PF
2を観察する場合とが切り換えられる。一方、LIA系
のx方向検出用の2本のビームの交差領域(照射領域)
ALx、ALyは、FIA系の小さな観察領域である第
2領域PF2からY方向に外れた位置で、かつFIA系
の大きな観察領域である第1領域PF1の内部に設定さ
れる。
【0023】一般にウエハ上に形成されるマークは、ス
クライブライン(幅100〜50μm 程度)内に存在す
ることが多く、LIA系で検出されるx方向用、y方向
用の各回折格子状マークも50〜80μm 角程度の面積
を有する。そのためLIA系による照射領域ALx、A
Lyの面積もそれと同じ程度の大きさに設定される。ま
たFIA系による小さい第2領域PF2は、FIA系の
テレビカメラまでの拡大倍率を高倍にしたときに得られ
るものであり、このときFIA系は、第2領域PF2内
に存在するウエハマーク(LIA系用の回折格子状マー
クでもよい)の画像信号を用いてFIA系内部の指標パ
ターンに対する位置ずれ量を検出する。ただし、テレビ
カメラによる観察範囲は第2領域PF2であっても、画
像信号を使った画像処理範囲は走査ライン(CCDの場
合は画素の一例の並び)の何本分かの範囲、例えば64
本分の範囲に限られている。
クライブライン(幅100〜50μm 程度)内に存在す
ることが多く、LIA系で検出されるx方向用、y方向
用の各回折格子状マークも50〜80μm 角程度の面積
を有する。そのためLIA系による照射領域ALx、A
Lyの面積もそれと同じ程度の大きさに設定される。ま
たFIA系による小さい第2領域PF2は、FIA系の
テレビカメラまでの拡大倍率を高倍にしたときに得られ
るものであり、このときFIA系は、第2領域PF2内
に存在するウエハマーク(LIA系用の回折格子状マー
クでもよい)の画像信号を用いてFIA系内部の指標パ
ターンに対する位置ずれ量を検出する。ただし、テレビ
カメラによる観察範囲は第2領域PF2であっても、画
像信号を使った画像処理範囲は走査ライン(CCDの場
合は画素の一例の並び)の何本分かの範囲、例えば64
本分の範囲に限られている。
【0024】以上のことから、対物レンズOBLのウエ
ハ上での視野領域IFの大きさは直径で数100μm 〜
1000μm 程度あれば十分であるが、実際にはFIA
系の小さい第2領域PF2とLIA系の照射領域AL
x、ALyとを余裕をもって離しておいた方が好ましい
ので、ウエハ上での視野領域IFは最低でも1〜5mm
程度にすることが望ましい。尚、対物レンズOBLはマ
ーク観察時にわずかなフォーカス誤差が発生した場合で
も正しいマーク位置計測ができるように、テレセントリ
ック対物光学系にしておく。また、図3ではLIA系の
y方向検出用の照射領域ALyとx方向検出用の照射領
域ALxとをy軸を挟んでx方向に並べたが、x軸を挟
んでy方向に並べてもよく、あるいは第2領域PF2を
挟んで左右(x方向)又は上下(y方向)に分けて配置
してもよい。しかしながら、LIA系によるマーク検出
範囲、すなわち照射領域ALx、ALyの位置を極力接
近させておくと、ウエハ上に形成すべきx方向用、y方
向用の各回折格子状マークのマーク形成領域の面積が最
も小さくなるので、この点を考慮すると図3の配置が望
ましい。
ハ上での視野領域IFの大きさは直径で数100μm 〜
1000μm 程度あれば十分であるが、実際にはFIA
系の小さい第2領域PF2とLIA系の照射領域AL
x、ALyとを余裕をもって離しておいた方が好ましい
ので、ウエハ上での視野領域IFは最低でも1〜5mm
程度にすることが望ましい。尚、対物レンズOBLはマ
ーク観察時にわずかなフォーカス誤差が発生した場合で
も正しいマーク位置計測ができるように、テレセントリ
ック対物光学系にしておく。また、図3ではLIA系の
y方向検出用の照射領域ALyとx方向検出用の照射領
域ALxとをy軸を挟んでx方向に並べたが、x軸を挟
んでy方向に並べてもよく、あるいは第2領域PF2を
挟んで左右(x方向)又は上下(y方向)に分けて配置
してもよい。しかしながら、LIA系によるマーク検出
範囲、すなわち照射領域ALx、ALyの位置を極力接
近させておくと、ウエハ上に形成すべきx方向用、y方
向用の各回折格子状マークのマーク形成領域の面積が最
も小さくなるので、この点を考慮すると図3の配置が望
ましい。
【0025】ここで、LIA系で検出可能なマーク形状
の一例を図4に示す。図4(A)はウエハ上にマトリッ
クス状に形成された複数のショット領域SAのうちの1
つと、それに付随したLIA用マーク領域MLの配置を
示し、図4(B)は各マーク領域ML内に形成されたx
方向用マークMLxとy方向用マークMLyとを示す。
マーク領域MLは通常、ショット領域SAの外周のスク
ライブライン内に配置される。従って隣接するショット
領域に付随して形成されるマーク領域MLとの配置的な
干渉をさけるため、図4(A)では、各ショット領域毎
に、X方向に伸びた一方のスクライブライン中と、Y方
向に伸びた一方のスクライブライン中との各々の中央に
マーク領域MLを配置した。ただしこれは、ショット領
域SAの中心点CSを通りX軸と平行な中心線LLx
上、及び中心点CSを通りY軸と平行な中心線LLy上
の各々にマーク領域MLを配置する場合であって、これ
らの中心線LLx、LLyの各々の上、又はそれらの中
心線と平行な線上でショット領域SAをはさむ対称的な
位置の2カ所にマーク領域MLを配置しなければ、1つ
のショット領域SAの4辺のスクライブライン中の各々
にマーク領域MLを形成できる。
の一例を図4に示す。図4(A)はウエハ上にマトリッ
クス状に形成された複数のショット領域SAのうちの1
つと、それに付随したLIA用マーク領域MLの配置を
示し、図4(B)は各マーク領域ML内に形成されたx
方向用マークMLxとy方向用マークMLyとを示す。
マーク領域MLは通常、ショット領域SAの外周のスク
ライブライン内に配置される。従って隣接するショット
領域に付随して形成されるマーク領域MLとの配置的な
干渉をさけるため、図4(A)では、各ショット領域毎
に、X方向に伸びた一方のスクライブライン中と、Y方
向に伸びた一方のスクライブライン中との各々の中央に
マーク領域MLを配置した。ただしこれは、ショット領
域SAの中心点CSを通りX軸と平行な中心線LLx
上、及び中心点CSを通りY軸と平行な中心線LLy上
の各々にマーク領域MLを配置する場合であって、これ
らの中心線LLx、LLyの各々の上、又はそれらの中
心線と平行な線上でショット領域SAをはさむ対称的な
位置の2カ所にマーク領域MLを配置しなければ、1つ
のショット領域SAの4辺のスクライブライン中の各々
にマーク領域MLを形成できる。
【0026】尚、LIA用のマークMLx、MLyをF
IA系の第2検出領域PF2内で同時に検出するとき
は、図3に示した第2領域PF2はマーク領域MLを包
含する大きさにする必要がある。またFIA系で検出す
るマークを専用のものとして、マークMLx、MLyと
異なる形状にするときは、そのマークもスクライブライ
ン中に設けておかなければならない。
IA系の第2検出領域PF2内で同時に検出するとき
は、図3に示した第2領域PF2はマーク領域MLを包
含する大きさにする必要がある。またFIA系で検出す
るマークを専用のものとして、マークMLx、MLyと
異なる形状にするときは、そのマークもスクライブライ
ン中に設けておかなければならない。
【0027】次に、図5を参照してFIA系の具体的な
構成を説明する。光ファイバー16Aからは非感光性の
ブロードバンド(帯域270nm以上)の照明光が射出
され、この照明光はコンデンサーレンズ20Aを介して
ウエハ用照明視野絞り板21Aを均一な照度で照明す
る。絞り板21Aで制限された照明光はミラー22Aで
反射され、レンズ系23Aを通ってビームスプリッタB
S2に入射する。このビームスプリッタBS2で反射に
よって分割された光ファイバー16Aからの照明光は、
ミラーM2で反射されてビームスプリッタBS1に入射
する。その後、照明光は対物レンズOBL、ミラーM1
を介してウエハ上の所定領域(例えば図3中の小さな第
2領域PF2内)を照明する。このウエハ用の照明送光
路において、絞り板21Aはレンズ系23Aと対物レン
ズOBLとの合成系に関してウエハと共役(結像関係)
になっている。従ってFIA系によるウエハに対する照
明領域は絞り板21Aに形成された開口形状及び寸法で
一義的に決まる。
構成を説明する。光ファイバー16Aからは非感光性の
ブロードバンド(帯域270nm以上)の照明光が射出
され、この照明光はコンデンサーレンズ20Aを介して
ウエハ用照明視野絞り板21Aを均一な照度で照明す
る。絞り板21Aで制限された照明光はミラー22Aで
反射され、レンズ系23Aを通ってビームスプリッタB
S2に入射する。このビームスプリッタBS2で反射に
よって分割された光ファイバー16Aからの照明光は、
ミラーM2で反射されてビームスプリッタBS1に入射
する。その後、照明光は対物レンズOBL、ミラーM1
を介してウエハ上の所定領域(例えば図3中の小さな第
2領域PF2内)を照明する。このウエハ用の照明送光
路において、絞り板21Aはレンズ系23Aと対物レン
ズOBLとの合成系に関してウエハと共役(結像関係)
になっている。従ってFIA系によるウエハに対する照
明領域は絞り板21Aに形成された開口形状及び寸法で
一義的に決まる。
【0028】そして光ファイバー16Aからの照明光に
よって照射されたウエハからは反射光(正規反射光、散
乱光等)が発生し、この反射光はミラーM1、対物レン
ズOBL、ビームスプリッタBS1およびミラーM2を
介してビームスプリッタBS2に入射し、ここで反射光
の一部(約1/2)が検出光学系の方向に進む。検出光
学系はレンズ系24、ミラー25、指標板26、撮像用
のリレーレンズ系27、31、ミラー28、及びビーム
スプリッタBS3で構成され、ビームスプリッタBS3
はウエハからの反射光をx方向検出用のテレビカメラ
(CCD)8Xと、y方向検出用のテレビカメラ(CC
D)8Yとの各々に分け、各テレビカメラ8X、8Yの
撮像面上にウエハ表面のパターンの像(マーク像)を形
成する。
よって照射されたウエハからは反射光(正規反射光、散
乱光等)が発生し、この反射光はミラーM1、対物レン
ズOBL、ビームスプリッタBS1およびミラーM2を
介してビームスプリッタBS2に入射し、ここで反射光
の一部(約1/2)が検出光学系の方向に進む。検出光
学系はレンズ系24、ミラー25、指標板26、撮像用
のリレーレンズ系27、31、ミラー28、及びビーム
スプリッタBS3で構成され、ビームスプリッタBS3
はウエハからの反射光をx方向検出用のテレビカメラ
(CCD)8Xと、y方向検出用のテレビカメラ(CC
D)8Yとの各々に分け、各テレビカメラ8X、8Yの
撮像面上にウエハ表面のパターンの像(マーク像)を形
成する。
【0029】ここで指標板26は、対物レンズOBLと
レンズ系24との合成系に関してウエハと共役に配置さ
れ、さらに指標板26と各テレビカメラ8X、8Yとは
リレー系27、31に関して互いに共役に配置される。
この指標板26は透明板の上にクロム層等で指標パター
ンを形成したものであり、ウエハ上のマークの像が形成
される部分は透明部のままである。従ってカメラ8X、
8Yは指標板26の透明部に結像したウエハマークの空
中像と、指標パターンの像とを同時に受光する。
レンズ系24との合成系に関してウエハと共役に配置さ
れ、さらに指標板26と各テレビカメラ8X、8Yとは
リレー系27、31に関して互いに共役に配置される。
この指標板26は透明板の上にクロム層等で指標パター
ンを形成したものであり、ウエハ上のマークの像が形成
される部分は透明部のままである。従ってカメラ8X、
8Yは指標板26の透明部に結像したウエハマークの空
中像と、指標パターンの像とを同時に受光する。
【0030】ところで、先の図3で示したように、FI
A系には変倍機能が設けられているが、図5の系では指
標板26とテレビカメラ8X、8Yとの間の結像光路中
に変倍光学系30を挿脱可能に設けることにより変倍機
構を構成した。またリレー系27、31の光路中には波
長フィルター(特定帯域をカットするフィルター)29
が挿脱可能に設けられている。この波長フィルター29
はLIA系を使用したときにウエハで反射してくる強い
レーザ光の波長成分をカットするためのものである。
A系には変倍機能が設けられているが、図5の系では指
標板26とテレビカメラ8X、8Yとの間の結像光路中
に変倍光学系30を挿脱可能に設けることにより変倍機
構を構成した。またリレー系27、31の光路中には波
長フィルター(特定帯域をカットするフィルター)29
が挿脱可能に設けられている。この波長フィルター29
はLIA系を使用したときにウエハで反射してくる強い
レーザ光の波長成分をカットするためのものである。
【0031】さらに図5の系においては、指標板26を
独立に照明するための照明系が設けられる。この照明系
は光フィバー16B、コンデンサーレンズ20B、照明
視野絞り板21B、ミラー22B、レンズ系23Bで構
成され、レンズ系23Bから射出する照明光は、ビーム
スプリッタBS2に関してウエハ照明光路と反射側から
ビームスプリッタBS2に入射する。このため光ファイ
バー16Bからの照明光はビームスプリッタBS2で反
射してレンズ系24、ミラー25を介して指標板26に
達する。この系で、絞り板21Bはレンズ系23B、2
4の合成系に関して指標板26と共役に配置され、光フ
ァイバー16Bは絞り板21Bをケーラー照明する。
独立に照明するための照明系が設けられる。この照明系
は光フィバー16B、コンデンサーレンズ20B、照明
視野絞り板21B、ミラー22B、レンズ系23Bで構
成され、レンズ系23Bから射出する照明光は、ビーム
スプリッタBS2に関してウエハ照明光路と反射側から
ビームスプリッタBS2に入射する。このため光ファイ
バー16Bからの照明光はビームスプリッタBS2で反
射してレンズ系24、ミラー25を介して指標板26に
達する。この系で、絞り板21Bはレンズ系23B、2
4の合成系に関して指標板26と共役に配置され、光フ
ァイバー16Bは絞り板21Bをケーラー照明する。
【0032】ここで各系の機能を明確にするため、ビー
ムスプリッタBS1よりもウエハ側の対物レンズOB
L、ミラーM1を共通対物系と呼び、ビームスプリッタ
BS1からミラーM2、ビームスプリッタBS2、レン
ズ系24、ミラー25、及び指標板26までの系をFI
A受光系と呼び、レンズ系27からテレビカメラ8X、
8Yまでの系をFIA検出系と呼び、光ファイバー16
AからビームスプリッタBS2までの系をウエハ照明系
と呼び、さらに光ファイバー16Bからビームスプリッ
タBS2までの系を指標照明系と呼ぶことにする。これ
ら共通対物系、FIA受光系、FIA検出系、ウエハ照
明系、指標照明系の各々を構成する各光学レンズは、い
ずれも同軸に配置される。
ムスプリッタBS1よりもウエハ側の対物レンズOB
L、ミラーM1を共通対物系と呼び、ビームスプリッタ
BS1からミラーM2、ビームスプリッタBS2、レン
ズ系24、ミラー25、及び指標板26までの系をFI
A受光系と呼び、レンズ系27からテレビカメラ8X、
8Yまでの系をFIA検出系と呼び、光ファイバー16
AからビームスプリッタBS2までの系をウエハ照明系
と呼び、さらに光ファイバー16Bからビームスプリッ
タBS2までの系を指標照明系と呼ぶことにする。これ
ら共通対物系、FIA受光系、FIA検出系、ウエハ照
明系、指標照明系の各々を構成する各光学レンズは、い
ずれも同軸に配置される。
【0033】先に図3で説明したように、テレビカメラ
8X、8Yは小さな第2検出領域PF2を観察するよう
に高倍率に設定されたとき、指標板26上の指標パター
ンとウエハマーク(MLx、MLy)とを画像解析して
xy両方向の各位置ずれを検出し、大きな第1領域PF
1を観察するように低倍率に設定されたときは、単に目
視だけを目的とするのでテレビカメラ8X、8Yのいず
れか一方だけの画像信号を表示手段(CRT、液晶表示
パネル等)に送って表示するようにしてもよい。
8X、8Yは小さな第2検出領域PF2を観察するよう
に高倍率に設定されたとき、指標板26上の指標パター
ンとウエハマーク(MLx、MLy)とを画像解析して
xy両方向の各位置ずれを検出し、大きな第1領域PF
1を観察するように低倍率に設定されたときは、単に目
視だけを目的とするのでテレビカメラ8X、8Yのいず
れか一方だけの画像信号を表示手段(CRT、液晶表示
パネル等)に送って表示するようにしてもよい。
【0034】ここで指標板26上の指標パターンの配置
例を図6を参照して説明する。指標板26は、透明ガラ
ス板上にクロム層を蒸着してエッチングにより指標パタ
ーンを形成したものであり、図6中で斜線部(RX1,
RX2,RY1,RY2)又は黒部(Tx,Ty)で示
した部分がクロム層による遮光部である。テレビカメラ
8X、8YはそれぞれX方向、Y方向に水平走査線が位
置するように互に90°回転した関係で配置されるの
で、撮像面が正方形でない限り、図6に示すようにテレ
ビカメラ8Xの撮像領域PF2xと、テレビカメラ8Y
の撮像領域PF2yとは完全には一致しない。また図6
中の大きな第1観察領域PF1はテレビカメラ8Xによ
るものである。この座標板26上で、ウエハマークのX
方向の位置ずれ検出の基準は、X方向の離れた2カ所に
形成された指標パターン部RX1、RX2であり、Y方
向の位置ずれ検出の基準はY方向に離れて形成された2
カ所の指標パターン部RY1、RY2である。それぞれ
の指標パターン部RX1、RX2、RY1、RY2はい
ずれも同じ形状、寸法であり、かつそこには同一形状の
透明スリットパターンが形成されている。また大きな第
1観察領域PF1に切り替えたときLIA系による照射
領域ALx、ALyの位置が指標板26上で認識できる
ようにターゲットマークTx、Tyが設けられている。
そして4カ所の指標パターン部RX1、RX2、RY
1、RY2の内側に図4に示したウエハマークMLx、
MLyの領域MLが位置するように、ウエハステージ1
1を位置決めしてから、テレビカメラ8X、8Yからの
画像信号が解析される。
例を図6を参照して説明する。指標板26は、透明ガラ
ス板上にクロム層を蒸着してエッチングにより指標パタ
ーンを形成したものであり、図6中で斜線部(RX1,
RX2,RY1,RY2)又は黒部(Tx,Ty)で示
した部分がクロム層による遮光部である。テレビカメラ
8X、8YはそれぞれX方向、Y方向に水平走査線が位
置するように互に90°回転した関係で配置されるの
で、撮像面が正方形でない限り、図6に示すようにテレ
ビカメラ8Xの撮像領域PF2xと、テレビカメラ8Y
の撮像領域PF2yとは完全には一致しない。また図6
中の大きな第1観察領域PF1はテレビカメラ8Xによ
るものである。この座標板26上で、ウエハマークのX
方向の位置ずれ検出の基準は、X方向の離れた2カ所に
形成された指標パターン部RX1、RX2であり、Y方
向の位置ずれ検出の基準はY方向に離れて形成された2
カ所の指標パターン部RY1、RY2である。それぞれ
の指標パターン部RX1、RX2、RY1、RY2はい
ずれも同じ形状、寸法であり、かつそこには同一形状の
透明スリットパターンが形成されている。また大きな第
1観察領域PF1に切り替えたときLIA系による照射
領域ALx、ALyの位置が指標板26上で認識できる
ようにターゲットマークTx、Tyが設けられている。
そして4カ所の指標パターン部RX1、RX2、RY
1、RY2の内側に図4に示したウエハマークMLx、
MLyの領域MLが位置するように、ウエハステージ1
1を位置決めしてから、テレビカメラ8X、8Yからの
画像信号が解析される。
【0035】図7は指標パターンRX1、RX2、RY
1、RY2の各拡大図であり、ウエハマークMLx、M
Lyの配置例をあわせて示すものである。図7におい
て、X方向に水平走査線をもつテレビカメラ8Xは全水
平走査線のうち特定部分のn本の走査線による領域KX
内に位置する各パターン、マークに対して画像解析を行
う。走査線領域KX内の両側にはX方向用の指標パター
ン部RX1、RX2の各々に形成された3本の透明スリ
ットが、水平走査線と直交するように配置される。ウエ
ハ上のマークMLx、MLyは図7に示すように設定さ
れる。ここで走査領域KXはX方向用のものであるの
で、ウエハマークとしてはX方向にピッチを有するマー
クMLxが使われる。この際、Y方向にピッチを有する
マークMLyも走査領域KX内に位置するが、このマー
クMLyに対応した画像信号波形は処理のときに無視さ
れる。
1、RY2の各拡大図であり、ウエハマークMLx、M
Lyの配置例をあわせて示すものである。図7におい
て、X方向に水平走査線をもつテレビカメラ8Xは全水
平走査線のうち特定部分のn本の走査線による領域KX
内に位置する各パターン、マークに対して画像解析を行
う。走査線領域KX内の両側にはX方向用の指標パター
ン部RX1、RX2の各々に形成された3本の透明スリ
ットが、水平走査線と直交するように配置される。ウエ
ハ上のマークMLx、MLyは図7に示すように設定さ
れる。ここで走査領域KXはX方向用のものであるの
で、ウエハマークとしてはX方向にピッチを有するマー
クMLxが使われる。この際、Y方向にピッチを有する
マークMLyも走査領域KX内に位置するが、このマー
クMLyに対応した画像信号波形は処理のときに無視さ
れる。
【0036】同様に、Y方向に水平走査線をもつテレビ
カメラ8Yは、全走査線のうち特定部分のn本の走査線
による走査領域KY内に位置する指示パターン部RY
1、RY2の各透明スリットと、ウエハ上のマークML
yとを画像解析する。尚、画像信号を解析するコンピュ
ータは、各テレビカメラの解析に必要な走査線のスター
ト点と終了点との設定、解析すべき走査線の本数(最大
n本)設定等を予め決定している。また走査領域KXの
X方向の位置や、走査領域KYのY方向の位置は、ジョ
イスティック等によって表示画面をモニターしつつマニ
ュアルにより変更することもできる。そのためには表示
画面上に領域KX、KYの位置を表すカーソル線、囲み
枠線、範囲指定用の矢印状表示パターン等に応じたビデ
オ信号を作り出し、これを各テレビカメラ8X、8Yか
らの画像信号とミキシングして表示する。このとき、そ
れちカーソル線、囲み枠線、矢印等はジョイスティック
操作により表示画面内で任意の位置に移動する。
カメラ8Yは、全走査線のうち特定部分のn本の走査線
による走査領域KY内に位置する指示パターン部RY
1、RY2の各透明スリットと、ウエハ上のマークML
yとを画像解析する。尚、画像信号を解析するコンピュ
ータは、各テレビカメラの解析に必要な走査線のスター
ト点と終了点との設定、解析すべき走査線の本数(最大
n本)設定等を予め決定している。また走査領域KXの
X方向の位置や、走査領域KYのY方向の位置は、ジョ
イスティック等によって表示画面をモニターしつつマニ
ュアルにより変更することもできる。そのためには表示
画面上に領域KX、KYの位置を表すカーソル線、囲み
枠線、範囲指定用の矢印状表示パターン等に応じたビデ
オ信号を作り出し、これを各テレビカメラ8X、8Yか
らの画像信号とミキシングして表示する。このとき、そ
れちカーソル線、囲み枠線、矢印等はジョイスティック
操作により表示画面内で任意の位置に移動する。
【0037】ところで、図5に示した系のうちウエハ照
明系でウエハを照明すると、そのままだと、ウエハ表面
の反射率に依存した強度の反射光が指標パターン部RX
1、RX2、RY1、RY2に達し、その反射光の一部
が透明スリットを透過してテレビカメラ上でスリット像
となる。このため指標パターン部の下のウエハ上に複雑
なパターンがあったり、反射率が極めて小さかったりす
ると、指標パターン部内のスリット像のコントラストが
低下し、画像信号に基づいた指標パターン(スリット)
の位置計測精度が悪化することがある。
明系でウエハを照明すると、そのままだと、ウエハ表面
の反射率に依存した強度の反射光が指標パターン部RX
1、RX2、RY1、RY2に達し、その反射光の一部
が透明スリットを透過してテレビカメラ上でスリット像
となる。このため指標パターン部の下のウエハ上に複雑
なパターンがあったり、反射率が極めて小さかったりす
ると、指標パターン部内のスリット像のコントラストが
低下し、画像信号に基づいた指標パターン(スリット)
の位置計測精度が悪化することがある。
【0038】そこで図5に示したように、指標照明系
(光ファイバー16B〜ビームスプリッタS2までの
系)を設け、指標板26上の指標パターン部RX1、R
X2、RY1、RY2のみを別に照明するように、照明
視野絞り板21B上の対応する位置に開口部(透明部)
を設けるようにする。図8は絞り板21B上での透明部
の配置を示し、透明部QX1は指標パターン部RX1の
みを照明し、透明部QX2、QY1、QY2はそれぞれ
指標パターン部RX2、RY1、RY2のみを照明す
る。このとき各透明部QX1、QX2、QY1、QY2
はいずれも対応する指標パターン部の形状と相似であっ
て、かつ指標パターン部よりも若干小さい寸法になるよ
うに設定されている。
(光ファイバー16B〜ビームスプリッタS2までの
系)を設け、指標板26上の指標パターン部RX1、R
X2、RY1、RY2のみを別に照明するように、照明
視野絞り板21B上の対応する位置に開口部(透明部)
を設けるようにする。図8は絞り板21B上での透明部
の配置を示し、透明部QX1は指標パターン部RX1の
みを照明し、透明部QX2、QY1、QY2はそれぞれ
指標パターン部RX2、RY1、RY2のみを照明す
る。このとき各透明部QX1、QX2、QY1、QY2
はいずれも対応する指標パターン部の形状と相似であっ
て、かつ指標パターン部よりも若干小さい寸法になるよ
うに設定されている。
【0039】一方ウエハ照明系内の照明視野絞り21A
は、図3、又は図6に示したように広い第1観察領域P
F1の全体を照明する必要があるので、第1領域PF1
に合わせた単純な矩形開口(透明部)をもったものでよ
い。しかしながら、指標パターン部RX1、RX2、R
Y1、RY2のスリット像のコントラストを一定にする
ために、ウエハ表面からの反射光が指標パターン部に達
しないようにすることが必要なときは、視野絞り21A
の透明部上に、図8の透明部QX1、QX2、QY1、
QY2の各形状寸法とその配置とを同一にした遮光部を
設けるとよい。すなわち図8の絞り板21Bと相補的な
関係で遮光部と透明部とを形成した絞り板にすればよ
い。
は、図3、又は図6に示したように広い第1観察領域P
F1の全体を照明する必要があるので、第1領域PF1
に合わせた単純な矩形開口(透明部)をもったものでよ
い。しかしながら、指標パターン部RX1、RX2、R
Y1、RY2のスリット像のコントラストを一定にする
ために、ウエハ表面からの反射光が指標パターン部に達
しないようにすることが必要なときは、視野絞り21A
の透明部上に、図8の透明部QX1、QX2、QY1、
QY2の各形状寸法とその配置とを同一にした遮光部を
設けるとよい。すなわち図8の絞り板21Bと相補的な
関係で遮光部と透明部とを形成した絞り板にすればよ
い。
【0040】図9は図7に示した状態で、走査領域K
X、KY内の一本の走査線に対応してテレビカメラ8
X、8Yが出力する画像信号の波形の一例を示し、図9
(A)はテレビカメラ8Xの画像信号波形VFx、図9
(B)はテレビカメラ8Yの画像信号波形VFyを示
す。まずX方向検出用の走査領域KX内には図7のよう
に各パターン、マークが位置するので、信号波形VFx
には、指標パターン部RX1内の3本の透明スリット像
強度に対応した波形部分Vx1、ウエハマークMLyの
回折格子が並ぶ方向に関する像強度に対応した波形部分
Vmy、ウエハマークMLxの回折格子のピッチ方向に
関する像強度に対応した波形部分Vmx、及び指標パタ
ーン部RX2内の3本のスリット像強度に対応した波形
部分Vx2が時系列的に含まれる。同様に信号波形VF
yには、指標パターン部RY2内の3本のスリット像に
対応した波形部分Vy2、ウエハマークMLyの回折格
子のピッチ方向に関する像コントラストに対応した波形
部分Vmy、及び指標パターン部RY1内の3本のスリ
ット像に対応した波形部分Vy1が時系列的に含まれ
る。
X、KY内の一本の走査線に対応してテレビカメラ8
X、8Yが出力する画像信号の波形の一例を示し、図9
(A)はテレビカメラ8Xの画像信号波形VFx、図9
(B)はテレビカメラ8Yの画像信号波形VFyを示
す。まずX方向検出用の走査領域KX内には図7のよう
に各パターン、マークが位置するので、信号波形VFx
には、指標パターン部RX1内の3本の透明スリット像
強度に対応した波形部分Vx1、ウエハマークMLyの
回折格子が並ぶ方向に関する像強度に対応した波形部分
Vmy、ウエハマークMLxの回折格子のピッチ方向に
関する像強度に対応した波形部分Vmx、及び指標パタ
ーン部RX2内の3本のスリット像強度に対応した波形
部分Vx2が時系列的に含まれる。同様に信号波形VF
yには、指標パターン部RY2内の3本のスリット像に
対応した波形部分Vy2、ウエハマークMLyの回折格
子のピッチ方向に関する像コントラストに対応した波形
部分Vmy、及び指標パターン部RY1内の3本のスリ
ット像に対応した波形部分Vy1が時系列的に含まれ
る。
【0041】尚、マークMLxのピッチ方向(X方向)
に対応した波形部分Vmx、マークMLyのピッチ方向
(Y方向)に対応した波形部分Vmyは、図9のように
多数のボトム点をもつ繰り返し波形になるが、これは図
10(A)に示すように各マークのピッチ方向に繰り返
し並ぶ格子のエッジ位置で対物レンズOBLに戻らない
反射光が発生し、図10(B)のようにボトム点になる
ためである。ただし、マークの格子エッジ部の傾斜がな
だらかだったり、マークの格子を形成する材質の反射率
が下地とくらべて極端に低かったり、あるいは格子自体
の線幅が小さかったりすると、図10(C)のようにマ
ークの格子位置でボトム点となることもある。原理的に
は、マーク格子の本数と同じ数のボトム点が得られてい
るか、マーク格子本数の約2倍の数のボトム点が得られ
ているかを波形処理上のアルゴリズムで判別するように
すれば、マークMLx、MLyの形状、光学的な特徴に
依存することなく信号波形処理が可能である。
に対応した波形部分Vmx、マークMLyのピッチ方向
(Y方向)に対応した波形部分Vmyは、図9のように
多数のボトム点をもつ繰り返し波形になるが、これは図
10(A)に示すように各マークのピッチ方向に繰り返
し並ぶ格子のエッジ位置で対物レンズOBLに戻らない
反射光が発生し、図10(B)のようにボトム点になる
ためである。ただし、マークの格子エッジ部の傾斜がな
だらかだったり、マークの格子を形成する材質の反射率
が下地とくらべて極端に低かったり、あるいは格子自体
の線幅が小さかったりすると、図10(C)のようにマ
ークの格子位置でボトム点となることもある。原理的に
は、マーク格子の本数と同じ数のボトム点が得られてい
るか、マーク格子本数の約2倍の数のボトム点が得られ
ているかを波形処理上のアルゴリズムで判別するように
すれば、マークMLx、MLyの形状、光学的な特徴に
依存することなく信号波形処理が可能である。
【0042】次に図11を参照してLIA系の具体的な
構成を説明する。LIA系はオフ・アクシス・アライメ
ント系のミラーM1、対物レンズOBL、及びビームス
プリッタBS1からなる共通対物系を介して、対物レン
ズOBLの視野領域IF内に図3で示したようにレーザ
ビームの交差照明領域ALx、ALyを形成するもので
ある。その照明領域ALx、ALyに対してレーザビー
ムを送光するために、直線偏光、又は円偏光のHe−N
eレーザ光源6を設け、このレーザ光源6からのビーム
LBをシャッター40を介してビームスプリッタBS8
で2分割する。ビームスプリッタBS8を透過したビー
ムは適宜折返しミラーを介してヘテロダイン2光束化ユ
ニット41Xに入射する。このユニット41X内には入
射ビームをさらに2つに分割し、分割された2つのビー
ムの各々を、互いに異なる周波数分だけシフトさせる2
つの周波数シフター(音響光学変調器)と、各周波数シ
フターから出力される2本のビームを偏心合成する合成
系とを含んでいる。
構成を説明する。LIA系はオフ・アクシス・アライメ
ント系のミラーM1、対物レンズOBL、及びビームス
プリッタBS1からなる共通対物系を介して、対物レン
ズOBLの視野領域IF内に図3で示したようにレーザ
ビームの交差照明領域ALx、ALyを形成するもので
ある。その照明領域ALx、ALyに対してレーザビー
ムを送光するために、直線偏光、又は円偏光のHe−N
eレーザ光源6を設け、このレーザ光源6からのビーム
LBをシャッター40を介してビームスプリッタBS8
で2分割する。ビームスプリッタBS8を透過したビー
ムは適宜折返しミラーを介してヘテロダイン2光束化ユ
ニット41Xに入射する。このユニット41X内には入
射ビームをさらに2つに分割し、分割された2つのビー
ムの各々を、互いに異なる周波数分だけシフトさせる2
つの周波数シフター(音響光学変調器)と、各周波数シ
フターから出力される2本のビームを偏心合成する合成
系とを含んでいる。
【0043】このような合成系によって合成された2本
のビームは、図11に示すようにLB1x、LB2xと
なって系の光軸と平行に進み、レンズ系42Xに入射す
る。2本のビームLB1x、LB2xはレンズ系42X
の後側焦点面で所定の角度で交差し、その後側焦点面に
配置されたアパーチャ板43Xを一様に照射する。従っ
てアパーチャ板43X上には、2つのビームLB1x、
LB2xの交差によって一次元の干渉縞が生成され、し
かもヘテロダイン2光束化ユニット41X内の1対の周
波数シフターのドライブ周波数が互いに異なることか
ら、その周波数の差に応じた速度で、一次元の干渉縞は
ピッチ方向に流れている。
のビームは、図11に示すようにLB1x、LB2xと
なって系の光軸と平行に進み、レンズ系42Xに入射す
る。2本のビームLB1x、LB2xはレンズ系42X
の後側焦点面で所定の角度で交差し、その後側焦点面に
配置されたアパーチャ板43Xを一様に照射する。従っ
てアパーチャ板43X上には、2つのビームLB1x、
LB2xの交差によって一次元の干渉縞が生成され、し
かもヘテロダイン2光束化ユニット41X内の1対の周
波数シフターのドライブ周波数が互いに異なることか
ら、その周波数の差に応じた速度で、一次元の干渉縞は
ピッチ方向に流れている。
【0044】このアパーチャ板43Xによって制限され
た2本のビームは、ビームスプリッタBS6で一部反射
され、レンズ系44X、ビームスプリッタBS4、BS
1を通って対物レンズOBLに入射し、ウエハ上の照射
領域ALx(図3)に達する。ここでアパーチャ板43
Xに形成されるアパーチャは、対物レンズOBLの視野
領域IFの中で、LIA系による照射領域ALxの位置
と共役になるように配置されている。
た2本のビームは、ビームスプリッタBS6で一部反射
され、レンズ系44X、ビームスプリッタBS4、BS
1を通って対物レンズOBLに入射し、ウエハ上の照射
領域ALx(図3)に達する。ここでアパーチャ板43
Xに形成されるアパーチャは、対物レンズOBLの視野
領域IFの中で、LIA系による照射領域ALxの位置
と共役になるように配置されている。
【0045】LIA系による照明領域ALx内には、2
本のビームLB1x、LB2xがX方向に関して対称的
に傾いて入射しているので、ウエハ上でも一次元の干渉
縞がX方向に流れている。このため照射領域ALx内に
X方向アライメント用のウエハマークMLxが存在した
ものとすると、マークMLxのピッチ寸法Pgと干渉縞
のピッチ寸法Piとを所定の比(例えばPg/Pi=
2)に設定すると、マークMLxから垂直方向に進む±
1次回折光が発生する。その+1次回折光は例えばレー
ザビームLB1xの照射によって得られたものであり、
−1次回折光はレーザビームLB2xの照射によって得
られたものである。この2つの±1次回折光は偏光方向
が同一なので互いに干渉するとともに2つの周波数シフ
ターによる周波数の差、すなわちビート周波数で周期的
に干渉強度が変化している。そこでマークMLxから垂
直に発生する±1次回折光を干渉ビート光と呼ぶ。この
干渉ビート光はミラーM1、対物レンズOBL、ビーム
スプリッタBS1、BS4、レンズ系44Xを通ってビ
ームスプリッタBS6に達し、ここで分割されて受光用
アパーチャ板45Xに達する。受光用アパーチャ板45
Xは、レンズ系44Xと対物レンズOBLとの合成系に
関してウエハと共役(結像関係)に配置され、ウエハ上
の照明領域ALxからの反射光(干渉ビート光)のみを
透過するような開口を有する。アパーチャ板45Xを通
った干渉ビート光はミラー46X、レンズ系47Xを介
して光電センサー48Xに達する。この光電センサー4
8Xの受光面はレンズ系47Xによるフーリエ変換面と
一致するように配置される。同時に光電センサー48X
の受光面は対物レンズOBLとレンズ系44Xとの間に
存在する瞳面(絞り位置、又はウエハ面に対してフーリ
エ変換の関係にある面)とも共役になっている。
本のビームLB1x、LB2xがX方向に関して対称的
に傾いて入射しているので、ウエハ上でも一次元の干渉
縞がX方向に流れている。このため照射領域ALx内に
X方向アライメント用のウエハマークMLxが存在した
ものとすると、マークMLxのピッチ寸法Pgと干渉縞
のピッチ寸法Piとを所定の比(例えばPg/Pi=
2)に設定すると、マークMLxから垂直方向に進む±
1次回折光が発生する。その+1次回折光は例えばレー
ザビームLB1xの照射によって得られたものであり、
−1次回折光はレーザビームLB2xの照射によって得
られたものである。この2つの±1次回折光は偏光方向
が同一なので互いに干渉するとともに2つの周波数シフ
ターによる周波数の差、すなわちビート周波数で周期的
に干渉強度が変化している。そこでマークMLxから垂
直に発生する±1次回折光を干渉ビート光と呼ぶ。この
干渉ビート光はミラーM1、対物レンズOBL、ビーム
スプリッタBS1、BS4、レンズ系44Xを通ってビ
ームスプリッタBS6に達し、ここで分割されて受光用
アパーチャ板45Xに達する。受光用アパーチャ板45
Xは、レンズ系44Xと対物レンズOBLとの合成系に
関してウエハと共役(結像関係)に配置され、ウエハ上
の照明領域ALxからの反射光(干渉ビート光)のみを
透過するような開口を有する。アパーチャ板45Xを通
った干渉ビート光はミラー46X、レンズ系47Xを介
して光電センサー48Xに達する。この光電センサー4
8Xの受光面はレンズ系47Xによるフーリエ変換面と
一致するように配置される。同時に光電センサー48X
の受光面は対物レンズOBLとレンズ系44Xとの間に
存在する瞳面(絞り位置、又はウエハ面に対してフーリ
エ変換の関係にある面)とも共役になっている。
【0046】一方、Y方向用のLIA系は、レーザ光源
6からのビームのうちビームスプリッタBS8で分割さ
れた他方のビームを入射して、互いに周波数が異なる2
本のビームLB1y、LB2yを射出するヘテロダイン
2光束化ユニット41y、2本のビームLB1y、LB
2yをそれぞれ平行光束にしてアパーチャ板43Yで交
差させるレンズ系42Y、送受光系を分割するビームス
プリッタBS5、レンズ系44Y、受光用アパーチャ板
45Y、ミラー46Y、フーリエ変換用のレンズ系47
Y、及び光電センサー48Yで構成され、各部材の光学
的な配置と機能はX方向用のLIA系と全く同一であ
る。ただし、X方向用LIA系と異なる点は、ウエハ上
で交差する2本のビームLB1y、LB2yをY方向に
対称的に傾ける必要があることから、ヘテロダイン2光
束化ユニット41YをX方向用LIA系のユニット41
Xに対して90°回転させて配置すること、およびウエ
ハ上のY方向用のマークMLyを照明領域ALy内で検
出するように、各アパーチャ板43Y、45Yの各開口
を、ウエハ上の照明領域ALyと互いに共役な部分に設
けることである。
6からのビームのうちビームスプリッタBS8で分割さ
れた他方のビームを入射して、互いに周波数が異なる2
本のビームLB1y、LB2yを射出するヘテロダイン
2光束化ユニット41y、2本のビームLB1y、LB
2yをそれぞれ平行光束にしてアパーチャ板43Yで交
差させるレンズ系42Y、送受光系を分割するビームス
プリッタBS5、レンズ系44Y、受光用アパーチャ板
45Y、ミラー46Y、フーリエ変換用のレンズ系47
Y、及び光電センサー48Yで構成され、各部材の光学
的な配置と機能はX方向用のLIA系と全く同一であ
る。ただし、X方向用LIA系と異なる点は、ウエハ上
で交差する2本のビームLB1y、LB2yをY方向に
対称的に傾ける必要があることから、ヘテロダイン2光
束化ユニット41YをX方向用LIA系のユニット41
Xに対して90°回転させて配置すること、およびウエ
ハ上のY方向用のマークMLyを照明領域ALy内で検
出するように、各アパーチャ板43Y、45Yの各開口
を、ウエハ上の照明領域ALyと互いに共役な部分に設
けることである。
【0047】ヘテロダイン方式の場合、マークから発生
した干渉ビート光はビート周波数で正弦波状に強度変化
し、光電センサー48X、48Yの各出力信号が、正弦
波状の交流信号(ビート周波数)となっているので、そ
の出力信号のみからマークMLx、MLyの位置ずれを
知ることはできない。そこで図11のようにビームスプ
リッタBS4の残りの一面側に、基準信号作成系を設け
る。図11に示したビームスプリッタBS4のスプリッ
ト方向からも明らかなように、レンズ系44Xを通って
きた2本の送光ビームLB1x、LB2xは、その一部
(1/2)がビームスプリッタBS4を直進してレンズ
系50に入射する。レンズ系50からの2本のビームL
B1x、LB2xは、ミラー51、ビームスプリッタB
S7を介して透過型回折格子板53X、53Yの各々の
上で交差し、そこに一次元に流れる干渉縞を作成する。
この格子板53Xは、レンズ系50、44Xに関して送
光用アパーチャ板43Xと共役に配置され、送光用アパ
ーチャ板43X上の開口部と対応した部分のみに透過型
回折格子(マークMLxと相似)が形成されている。そ
こで格子板53X上の回折格子のピッチをX方向にして
干渉縞の方向と一致させておくと、格子板53X上の格
子からはビート周波数で振幅変調された干渉ビート光が
発生し、それをフーリエ変換用のレンズ系54Xを介し
て光電センサー55Xで受光することによって、X方向
用LIA系のための基準信号(ビート周波数の正弦波状
の交流)が作られる。
した干渉ビート光はビート周波数で正弦波状に強度変化
し、光電センサー48X、48Yの各出力信号が、正弦
波状の交流信号(ビート周波数)となっているので、そ
の出力信号のみからマークMLx、MLyの位置ずれを
知ることはできない。そこで図11のようにビームスプ
リッタBS4の残りの一面側に、基準信号作成系を設け
る。図11に示したビームスプリッタBS4のスプリッ
ト方向からも明らかなように、レンズ系44Xを通って
きた2本の送光ビームLB1x、LB2xは、その一部
(1/2)がビームスプリッタBS4を直進してレンズ
系50に入射する。レンズ系50からの2本のビームL
B1x、LB2xは、ミラー51、ビームスプリッタB
S7を介して透過型回折格子板53X、53Yの各々の
上で交差し、そこに一次元に流れる干渉縞を作成する。
この格子板53Xは、レンズ系50、44Xに関して送
光用アパーチャ板43Xと共役に配置され、送光用アパ
ーチャ板43X上の開口部と対応した部分のみに透過型
回折格子(マークMLxと相似)が形成されている。そ
こで格子板53X上の回折格子のピッチをX方向にして
干渉縞の方向と一致させておくと、格子板53X上の格
子からはビート周波数で振幅変調された干渉ビート光が
発生し、それをフーリエ変換用のレンズ系54Xを介し
て光電センサー55Xで受光することによって、X方向
用LIA系のための基準信号(ビート周波数の正弦波状
の交流)が作られる。
【0048】なお、格子板53X上には、Y方向用のL
IA系からの2本のビームLB1y、LB2yの一部が
同時に交差していることになるが、格子板53上でビー
ムLB1y、LB2yが交差する投射領域内は単なる遮
光部(平面)なので、ただちにカットされてしまう。Y
方向用LIA系の基準信号作成系も同様の部材で構成さ
れ、ビームスプリッタBS7を透過したビームLB1
y、LB2yはY方向にピッチを有する透過型回折格子
板53Y上の格子部分で交差し、その格子部分から発生
する干渉ビート光がフーリエ変換用のレンズ系54Yを
介して光電センサー55Yで受光される。ここでも格子
板53Y上にはX方向用の2本のビームLB1x、LB
2xが交差するが、その部分は単なる遮光部となってい
るため、ただちにカットされ、Y方向用の基準信号の作
成にノイズとなることが防止される。
IA系からの2本のビームLB1y、LB2yの一部が
同時に交差していることになるが、格子板53上でビー
ムLB1y、LB2yが交差する投射領域内は単なる遮
光部(平面)なので、ただちにカットされてしまう。Y
方向用LIA系の基準信号作成系も同様の部材で構成さ
れ、ビームスプリッタBS7を透過したビームLB1
y、LB2yはY方向にピッチを有する透過型回折格子
板53Y上の格子部分で交差し、その格子部分から発生
する干渉ビート光がフーリエ変換用のレンズ系54Yを
介して光電センサー55Yで受光される。ここでも格子
板53Y上にはX方向用の2本のビームLB1x、LB
2xが交差するが、その部分は単なる遮光部となってい
るため、ただちにカットされ、Y方向用の基準信号の作
成にノイズとなることが防止される。
【0049】以上のLIA系の構成のうち、ヘテロダイ
ン2光束化ユニット41X、41Yは、例えば特開平2
−231504号公報に開示されたものがそのまま使え
る。図12(A)、(B)はLIA系のビーム送光路を
模式的に示したものであり、部分的に部材の配置を変更
したり、説明に不要な部材を省略してある。図12
(A)はアライメント系の光軸AXaとX軸とを含む面
内での送光路を示し、図12(B)は光軸AXaとY軸
とを含む面内での送光路を示す。まずY方向用のLIA
系では、送光用アパーチャ板43Yに2本のビーム(平
行光束)LB1y、LB2yが図12(B)の紙面内で
対称的に傾斜して入射する。このアパーチャ板43Yの
矩形状開口を通った2本のビームLB1y、LB1yは
レンズ系44を通って瞳面EPで集光(実際はビームウ
エストになる)した後、対物レンズOBLを介して再び
2本の交差するビーム(平行光束)となってマークML
yを照明する。2本のビームLB1y、LB2yは図1
2(B)では瞳面EP上で光軸AXaをY方向にはさん
だ対称的な位置にスポットとして一度集光される。しか
しながら図12(A)の方向からみると、2本のビーム
LB1y、LB2yは瞳面EPの中央(光軸AXaが通
る点)でスポットとなって集光しているように見える。
この種の2光束干渉方式のアライメント系では、ウエハ
マークMLx、MLyの格子ピッチ方向、すなわち計測
方向に関しては2本のビームを対称的に傾けるが、非計
測方向(ピッチ方向と直交する方向)に関しては傾けな
い、すなわち対物レンズOBLとウエハとの間では光軸
AXaと平行にしておくのである。このことから、図1
2(A)、(B)によれば、マークMLyから垂直に発
生する干渉ビート光も平行光束となり、それは瞳面EP
上の光軸AXaが通る点でスポットになって集光する。
ン2光束化ユニット41X、41Yは、例えば特開平2
−231504号公報に開示されたものがそのまま使え
る。図12(A)、(B)はLIA系のビーム送光路を
模式的に示したものであり、部分的に部材の配置を変更
したり、説明に不要な部材を省略してある。図12
(A)はアライメント系の光軸AXaとX軸とを含む面
内での送光路を示し、図12(B)は光軸AXaとY軸
とを含む面内での送光路を示す。まずY方向用のLIA
系では、送光用アパーチャ板43Yに2本のビーム(平
行光束)LB1y、LB2yが図12(B)の紙面内で
対称的に傾斜して入射する。このアパーチャ板43Yの
矩形状開口を通った2本のビームLB1y、LB1yは
レンズ系44を通って瞳面EPで集光(実際はビームウ
エストになる)した後、対物レンズOBLを介して再び
2本の交差するビーム(平行光束)となってマークML
yを照明する。2本のビームLB1y、LB2yは図1
2(B)では瞳面EP上で光軸AXaをY方向にはさん
だ対称的な位置にスポットとして一度集光される。しか
しながら図12(A)の方向からみると、2本のビーム
LB1y、LB2yは瞳面EPの中央(光軸AXaが通
る点)でスポットとなって集光しているように見える。
この種の2光束干渉方式のアライメント系では、ウエハ
マークMLx、MLyの格子ピッチ方向、すなわち計測
方向に関しては2本のビームを対称的に傾けるが、非計
測方向(ピッチ方向と直交する方向)に関しては傾けな
い、すなわち対物レンズOBLとウエハとの間では光軸
AXaと平行にしておくのである。このことから、図1
2(A)、(B)によれば、マークMLyから垂直に発
生する干渉ビート光も平行光束となり、それは瞳面EP
上の光軸AXaが通る点でスポットになって集光する。
【0050】同様に、X方向用のLIA系では2本のビ
ームLB1x、LB2xが平行光束となって所定の交差
角で送光用アパーチャ板43Xに入射する。このとき2
本のビームLB1x、LB2xはマークMLxのピッチ
方向に合わせて図12(A)の紙面内で対称的に傾いて
いる。従ってマークMLxから垂直に発生する干渉ビー
ト光も対物レンズOBLまでは平行光束となって光軸A
Xaと平行に進み、瞳面EP上では光軸AXaの通る点
でスポットになって集光する。
ームLB1x、LB2xが平行光束となって所定の交差
角で送光用アパーチャ板43Xに入射する。このとき2
本のビームLB1x、LB2xはマークMLxのピッチ
方向に合わせて図12(A)の紙面内で対称的に傾いて
いる。従ってマークMLxから垂直に発生する干渉ビー
ト光も対物レンズOBLまでは平行光束となって光軸A
Xaと平行に進み、瞳面EP上では光軸AXaの通る点
でスポットになって集光する。
【0051】このためマークMLy、MLxの各々から
の干渉ビート光を瞳面EPと共役な光電センサー48
Y、48Xで検出するときは、そのままでは両方の干渉
ビート光が混在してしまうので、ウエハと共役な面に受
光用アパーチャ板45Y、45Xを配置し、両方の干渉
ビート光が像面内では分離していることを利用して択一
的に抽出するようにしてある。
の干渉ビート光を瞳面EPと共役な光電センサー48
Y、48Xで検出するときは、そのままでは両方の干渉
ビート光が混在してしまうので、ウエハと共役な面に受
光用アパーチャ板45Y、45Xを配置し、両方の干渉
ビート光が像面内では分離していることを利用して択一
的に抽出するようにしてある。
【0052】図13は、以上のようなFIA系、LIA
系の各信号処理回路を模式的に示したもので、図1に示
したアライメント制御ユニット内に設けられる。図13
において、FIA系のテレビカメラ(CCD)8X、8
Yはそれぞれ独立した駆動制御回路60X、60Yによ
ってドライブされ、コンポジットビデオ信号を出力す
る。このビデオ信号はそれぞれ同期分離回路61X、6
1Yに入力し、水平同期信号HLと垂直同期信号VSと
が抽出される。さらに同期分離回路61X、61Yの各
々から抽出されたビデオ信号はプログラマブル・ゲイン
・コントロール回路(ゲインコントローラ)62X、6
2Yによって所定のゲインが与えられた後、アナログ/
デジタル変換器とメモリ(V−RAM)とを含むデジタ
ル波形記憶部63X、63Yに入力する。
系の各信号処理回路を模式的に示したもので、図1に示
したアライメント制御ユニット内に設けられる。図13
において、FIA系のテレビカメラ(CCD)8X、8
Yはそれぞれ独立した駆動制御回路60X、60Yによ
ってドライブされ、コンポジットビデオ信号を出力す
る。このビデオ信号はそれぞれ同期分離回路61X、6
1Yに入力し、水平同期信号HLと垂直同期信号VSと
が抽出される。さらに同期分離回路61X、61Yの各
々から抽出されたビデオ信号はプログラマブル・ゲイン
・コントロール回路(ゲインコントローラ)62X、6
2Yによって所定のゲインが与えられた後、アナログ/
デジタル変換器とメモリ(V−RAM)とを含むデジタ
ル波形記憶部63X、63Yに入力する。
【0053】一方、同期分離回路61X、61Yの各々
からの信号HS、VSはサンプリング・クロック生成回
路64X、64Yに入力し、ここでデジタル波形記憶部
63X、63Yに対するデジタル変換やメモリアクセス
等のタイミング・クロックが生成される。このクロック
は、例えばCCDの1本の水平走査期間中に得られるビ
デオ信号を1024画素相当分に分割するように定めら
れ、記憶部63X、63Yには、撮像画面内でn本の水
平走査線分のビデオ波形が取り込まれる。ここでは最大
64本分のビデオ波形が記憶できるものとする。また1
画面内でのビデオ波形の取り込み位置(水平走査線の垂
直方向の位置)を指定するために、取り込み制御回路6
5が設けられ、ここでは信号HS、VSに基づいて、取
り込み開始点となる水平走査線がきたとき、生成回路6
4X、64Yの各々にタイミング・クロックを記憶部6
3X、63Yへ出力するように指示する。その取り込み
開始点の指定は主制御回路66から送られてくるが、オ
ペレータによる目視設定、またはビデオ波形を解析した
自動設定が可能である。
からの信号HS、VSはサンプリング・クロック生成回
路64X、64Yに入力し、ここでデジタル波形記憶部
63X、63Yに対するデジタル変換やメモリアクセス
等のタイミング・クロックが生成される。このクロック
は、例えばCCDの1本の水平走査期間中に得られるビ
デオ信号を1024画素相当分に分割するように定めら
れ、記憶部63X、63Yには、撮像画面内でn本の水
平走査線分のビデオ波形が取り込まれる。ここでは最大
64本分のビデオ波形が記憶できるものとする。また1
画面内でのビデオ波形の取り込み位置(水平走査線の垂
直方向の位置)を指定するために、取り込み制御回路6
5が設けられ、ここでは信号HS、VSに基づいて、取
り込み開始点となる水平走査線がきたとき、生成回路6
4X、64Yの各々にタイミング・クロックを記憶部6
3X、63Yへ出力するように指示する。その取り込み
開始点の指定は主制御回路66から送られてくるが、オ
ペレータによる目視設定、またはビデオ波形を解析した
自動設定が可能である。
【0054】テレビカメラ8X、8Yからのコンポジッ
トビデオ信号はビデオ・コントローラ67でミキシング
(画面合成)され、テレビモニター(CRT)68によ
り表示される。このとき、画面表示上でどのようにミキ
シングするかは主制御回路66からの指示によって行な
われ、FIA系によるX方向マーク検出とY方向マーク
検出とを同時にモニターするときは、テレビ画面を2分
割し、分割された各々に各方向のマーク検出時の画像を
適当にトリミング、またはシフトして表示する。またテ
レビカメラ8X、8Yのいずれか一方の画像しか表示し
ないように切り替えることもできる。さらに取り込み制
御回路65は主制御回路66から指定された取り込み開
始点の位置情報に基づいて、テレビモニター68上にそ
の位置を表すカーソル線(または矢印等)に対応したビ
デオ信号を作りビデオ・コントローラ67に送出してC
CDからのビデオ信号と合成する。
トビデオ信号はビデオ・コントローラ67でミキシング
(画面合成)され、テレビモニター(CRT)68によ
り表示される。このとき、画面表示上でどのようにミキ
シングするかは主制御回路66からの指示によって行な
われ、FIA系によるX方向マーク検出とY方向マーク
検出とを同時にモニターするときは、テレビ画面を2分
割し、分割された各々に各方向のマーク検出時の画像を
適当にトリミング、またはシフトして表示する。またテ
レビカメラ8X、8Yのいずれか一方の画像しか表示し
ないように切り替えることもできる。さらに取り込み制
御回路65は主制御回路66から指定された取り込み開
始点の位置情報に基づいて、テレビモニター68上にそ
の位置を表すカーソル線(または矢印等)に対応したビ
デオ信号を作りビデオ・コントローラ67に送出してC
CDからのビデオ信号と合成する。
【0055】デジタル波形記憶部63X、63Yの各々
に記憶された各ビデオ波形は高速波形処理用のプロセッ
サー69によって演算処理され、X方向に関するウエハ
マークMLxの指標パターン中心に対する位置ずれ量、
Y方向に関するウエハマークMLyの指標パターン中心
に対する位置ずれ量が求められる。これら位置ずれ量の
情報は主制御回路66を介してアライメント処理制御部
70に送られ、ウエハ上のショット位置と対応づけたア
ライメントデータとして使われる。またプロセッサー6
9は指標パターン中心の位置(水平走査方向の位置)を
個別に演算により算出し、その結果を主制御回路66を
介して取り込み制御回路65へ送る。これによって制御
回路65は、テレビモニター68上でウエハマークML
x、またはMLyがアライメントされるべき中心位置に
対応したカーソル線のビデオ信号を作り、ビデオ・コン
トローラ67へ送出する。これはテレビモニター68を
観察しながらウエハステージ11をマニュアルで微動さ
せて、マークMLx、または,MLyを指標パターンに
対してアライメントするときに便利である。もちろん指
標板26上に指標パターン中心を表す線やマーカーを付
設しておいてもよいが、それらはマークMLx、MLy
の上またはその極近傍に配置しないと意味がなく、しか
も信号波形処理範囲内に存在させてはならないことか
ら、そのマークの配置には自ずと制約が生じる。
に記憶された各ビデオ波形は高速波形処理用のプロセッ
サー69によって演算処理され、X方向に関するウエハ
マークMLxの指標パターン中心に対する位置ずれ量、
Y方向に関するウエハマークMLyの指標パターン中心
に対する位置ずれ量が求められる。これら位置ずれ量の
情報は主制御回路66を介してアライメント処理制御部
70に送られ、ウエハ上のショット位置と対応づけたア
ライメントデータとして使われる。またプロセッサー6
9は指標パターン中心の位置(水平走査方向の位置)を
個別に演算により算出し、その結果を主制御回路66を
介して取り込み制御回路65へ送る。これによって制御
回路65は、テレビモニター68上でウエハマークML
x、またはMLyがアライメントされるべき中心位置に
対応したカーソル線のビデオ信号を作り、ビデオ・コン
トローラ67へ送出する。これはテレビモニター68を
観察しながらウエハステージ11をマニュアルで微動さ
せて、マークMLx、または,MLyを指標パターンに
対してアライメントするときに便利である。もちろん指
標板26上に指標パターン中心を表す線やマーカーを付
設しておいてもよいが、それらはマークMLx、MLy
の上またはその極近傍に配置しないと意味がなく、しか
も信号波形処理範囲内に存在させてはならないことか
ら、そのマークの配置には自ずと制約が生じる。
【0056】なお、アライメント処理制御部70は図1
に示したステージ制御ユニット17へウエハステージ1
1の位置決め目標値を出力するが、これは、レーザ干渉
計13により計測されるステージ11の停止位置座標値
を取り込み、ステージ11が停止した状態でFIA系に
より計測された位置ずれ量とそのときのステージ停止位
置座標値とに基づいて演算によって求められる。
に示したステージ制御ユニット17へウエハステージ1
1の位置決め目標値を出力するが、これは、レーザ干渉
計13により計測されるステージ11の停止位置座標値
を取り込み、ステージ11が停止した状態でFIA系に
より計測された位置ずれ量とそのときのステージ停止位
置座標値とに基づいて演算によって求められる。
【0057】一方、LIA系の信号処理系は、X方向の
基準信号を出力する光電センサー55Xと、ウエハマー
クMLxからの干渉ビート光の受光によって計測信号を
出力する光電センサー48Xとの両信号を入力するデジ
タル波形記憶部71X、Y方向用の光電センサー55Y
からの基準信号とウエハマークMLyからの干渉ビート
光を受光する光電センサー48Yの計測信号とを入力す
るデジタル波形記憶部71Y、クロック作成回路72、
および高速波形処理用プロセッサー73とで構成され
る。
基準信号を出力する光電センサー55Xと、ウエハマー
クMLxからの干渉ビート光の受光によって計測信号を
出力する光電センサー48Xとの両信号を入力するデジ
タル波形記憶部71X、Y方向用の光電センサー55Y
からの基準信号とウエハマークMLyからの干渉ビート
光を受光する光電センサー48Yの計測信号とを入力す
るデジタル波形記憶部71Y、クロック作成回路72、
および高速波形処理用プロセッサー73とで構成され
る。
【0058】波形記憶部71X、71Yは、それぞれ基
準信号と計測信号とを個別にデジタル変換し、その波形
(いずれも正弦波状)をメモリ(RAM)内に所定周期
分だけ記憶する。波形記憶部71X、71Yでのデジタ
ル波形サンプリングのタイミングはクロック作成回路7
2からのパルスに応答して行われ、基準信号と計測信号
とのサンプリングは全く同一のタイミングで行われる。
ただし、X方向用の記憶部71XとY方向用の記憶部7
1Yとの間でのサンプリング開始は必ずしも一致してい
る必要はない。そしてプロセッサー73は各記憶部に記
憶された基準信号波形と計測信号波形とをフーリエ積分
を用いてベクトル演算し、両波形の位相差(±180°
以内)を求める。LIA方式では、ウエハ上に生成され
た干渉縞のピッチPiに対してウエハマークMLx、M
LyのピッチPgを2倍にした場合、算出された位相差
±ΔΦはピッチ方向の位置ずれ量±ΔX(または±Δ
Y)に対して4・ΔX/Pg=ΔΦ/180(または4
・ΔY/Pg=ΔΦ/180)の関係にある。このこと
から、プロセッサー73は位相差±ΔΦを求めるとただ
ちに位置ずれ量ΔX、ΔYを算出して、それをアライメ
ント処理制御部70へアライメントデータとして送出す
る。
準信号と計測信号とを個別にデジタル変換し、その波形
(いずれも正弦波状)をメモリ(RAM)内に所定周期
分だけ記憶する。波形記憶部71X、71Yでのデジタ
ル波形サンプリングのタイミングはクロック作成回路7
2からのパルスに応答して行われ、基準信号と計測信号
とのサンプリングは全く同一のタイミングで行われる。
ただし、X方向用の記憶部71XとY方向用の記憶部7
1Yとの間でのサンプリング開始は必ずしも一致してい
る必要はない。そしてプロセッサー73は各記憶部に記
憶された基準信号波形と計測信号波形とをフーリエ積分
を用いてベクトル演算し、両波形の位相差(±180°
以内)を求める。LIA方式では、ウエハ上に生成され
た干渉縞のピッチPiに対してウエハマークMLx、M
LyのピッチPgを2倍にした場合、算出された位相差
±ΔΦはピッチ方向の位置ずれ量±ΔX(または±Δ
Y)に対して4・ΔX/Pg=ΔΦ/180(または4
・ΔY/Pg=ΔΦ/180)の関係にある。このこと
から、プロセッサー73は位相差±ΔΦを求めるとただ
ちに位置ずれ量ΔX、ΔYを算出して、それをアライメ
ント処理制御部70へアライメントデータとして送出す
る。
【0059】次に以上説明したFIA系とLIA系の使
い方について簡単に述べる。まず先の図5に示したよう
に、FIA系の観察光学系の光路内にレーザカットフィ
ルター29を配置して低倍状態にすると、テレビカメラ
8X(または8Y)による観察領域は、図3、あるいは
図6に示した第1領域PF1になる。このときLIA系
からのビームが領域ALx、ALyの各々を照射してい
るとすると、テレビモニター68上ではその領域AL
x、ALyも明るく観察される。一般にLIA系で用い
るビームのウエハ上での照度はFIA系による照明光の
照度に比べて格段に強いため、フィルター29を挿入し
ておくことにより、テレビモニター68上、すなわちテ
レビカメラ8X、8Yの撮像面上ではハレーションを起
こすことなく良好なコントラストでLIA系のビーム照
射領域ALx、ALyが広い領域PF1内で同一に観察
できる。LIA系のレーザ光源6がHe−Neであると
すると、その照射領域ALx、ALyは赤色が強くなる
ので、テレビカメラ8X、8Y、テレビモニター68が
いずれもカラーであるときは、モニター画面内で赤味が
強くなって観察される。
い方について簡単に述べる。まず先の図5に示したよう
に、FIA系の観察光学系の光路内にレーザカットフィ
ルター29を配置して低倍状態にすると、テレビカメラ
8X(または8Y)による観察領域は、図3、あるいは
図6に示した第1領域PF1になる。このときLIA系
からのビームが領域ALx、ALyの各々を照射してい
るとすると、テレビモニター68上ではその領域AL
x、ALyも明るく観察される。一般にLIA系で用い
るビームのウエハ上での照度はFIA系による照明光の
照度に比べて格段に強いため、フィルター29を挿入し
ておくことにより、テレビモニター68上、すなわちテ
レビカメラ8X、8Yの撮像面上ではハレーションを起
こすことなく良好なコントラストでLIA系のビーム照
射領域ALx、ALyが広い領域PF1内で同一に観察
できる。LIA系のレーザ光源6がHe−Neであると
すると、その照射領域ALx、ALyは赤色が強くなる
ので、テレビカメラ8X、8Y、テレビモニター68が
いずれもカラーであるときは、モニター画面内で赤味が
強くなって観察される。
【0060】さらにLIA系のレーザ光源6からのビー
ムは、図11に示すようにシャッター40によって遮蔽
可能となっているので、FIA系によるマーク検出時、
あるいはマニュアルによる目視観察時等にウエハが長時
間同一位置に滞在するような場合、シャッター40を閉
じて強いレーザビームの照射によって領域ALx、AL
y内のレジストが感光することを防止する。He−Ne
レーザ等のような赤色光ではウエハ上での照度が極めて
小さければ、ほとんど問題はないが、照度が高くなって
くると、その赤色光に対する感度が完全に零でない限
り、多かれ少なかれ時間とともに感光が進む。そこで図
1に示したステージ制御ユニット17内にウエハステー
ジ11が停止してからの時間を計時するタイマーを設
け、さらにLIA系の照射領域ALx、ALyがステー
ジ停止時にウエハ上に存在するときに、そのタイマーを
起動させ、一定時間経過してもステージ11が移動しな
いときは、図11中のシャッター40を閉じるようにす
るとよい。その場合、シャッター40の解放は次にウエ
ハステージ11が移動した後に行われる。
ムは、図11に示すようにシャッター40によって遮蔽
可能となっているので、FIA系によるマーク検出時、
あるいはマニュアルによる目視観察時等にウエハが長時
間同一位置に滞在するような場合、シャッター40を閉
じて強いレーザビームの照射によって領域ALx、AL
y内のレジストが感光することを防止する。He−Ne
レーザ等のような赤色光ではウエハ上での照度が極めて
小さければ、ほとんど問題はないが、照度が高くなって
くると、その赤色光に対する感度が完全に零でない限
り、多かれ少なかれ時間とともに感光が進む。そこで図
1に示したステージ制御ユニット17内にウエハステー
ジ11が停止してからの時間を計時するタイマーを設
け、さらにLIA系の照射領域ALx、ALyがステー
ジ停止時にウエハ上に存在するときに、そのタイマーを
起動させ、一定時間経過してもステージ11が移動しな
いときは、図11中のシャッター40を閉じるようにす
るとよい。その場合、シャッター40の解放は次にウエ
ハステージ11が移動した後に行われる。
【0061】また、FIA系によりマークを画像検出し
て自動アライメントする場合は、図5に示したフィルタ
ー29の代わりに変倍光学系30を光路中に挿入して高
倍率の観察系にすることで、テレビカメラ8X(または
8Y)の観察領域を図3、図6に示したような小さな領
域PF2に切り換える。この際、テレビカメラ8X、8
YにはFIA系の光ファイバー16A、16Bからの照
明光の広い波長帯域の全てを使った上質なマーク像が形
成されるので、ビデオ信号を用いた画像処理は極めて良
好に行われる。さらにテレビカメラ8X、8Yによる観
察領域PF1内には、LIA系の照射領域ALx、AL
yが存在しないため、画像処理系に何ら影響を与えな
い。またFIA系の観察領域をPF2にして、ウエハマ
ークMLx、MLyの位置を図7に示した状態で計測し
た後、LIA系でそのウエハマークMLx、MLyを引
き続いて計測する場合は、ウエハステージ11をY方向
にわずかに並行移動させて、LIA系の照射領域ALy
の各々の直下にマークMLx、MLyを位置決めすれば
よい。この場合、テレビカメラ8X、8Yによる小さな
観察領域(第2領域)PF2内からはマークMLx、M
Lyが出てしまい、テレビモニター68上で観察できな
いといった不都合もある。そこで、FIA系の小さな第
2観察領域PF2内でビデオ信号波形を取り込んで記憶
部63X、63Yに記憶し終わると同時に、変倍光学系
30とフィルター29とを切り替えるとともに、ウエハ
ステージ11をY方向に移動させるとよい。このときの
ステージ11の移動量は多くても500μm 前後であ
る。またテレビカメラによってはレーザビームの強い照
射領域ALx、ALyの像を一瞬でも受けると撮像面に
残像として焼き付くこともあるので、変倍光学系30を
光路からはずすとき(低倍にするとき)は、直前にフィ
ルター29が挿入されるような構成にすることが望まし
い。
て自動アライメントする場合は、図5に示したフィルタ
ー29の代わりに変倍光学系30を光路中に挿入して高
倍率の観察系にすることで、テレビカメラ8X(または
8Y)の観察領域を図3、図6に示したような小さな領
域PF2に切り換える。この際、テレビカメラ8X、8
YにはFIA系の光ファイバー16A、16Bからの照
明光の広い波長帯域の全てを使った上質なマーク像が形
成されるので、ビデオ信号を用いた画像処理は極めて良
好に行われる。さらにテレビカメラ8X、8Yによる観
察領域PF1内には、LIA系の照射領域ALx、AL
yが存在しないため、画像処理系に何ら影響を与えな
い。またFIA系の観察領域をPF2にして、ウエハマ
ークMLx、MLyの位置を図7に示した状態で計測し
た後、LIA系でそのウエハマークMLx、MLyを引
き続いて計測する場合は、ウエハステージ11をY方向
にわずかに並行移動させて、LIA系の照射領域ALy
の各々の直下にマークMLx、MLyを位置決めすれば
よい。この場合、テレビカメラ8X、8Yによる小さな
観察領域(第2領域)PF2内からはマークMLx、M
Lyが出てしまい、テレビモニター68上で観察できな
いといった不都合もある。そこで、FIA系の小さな第
2観察領域PF2内でビデオ信号波形を取り込んで記憶
部63X、63Yに記憶し終わると同時に、変倍光学系
30とフィルター29とを切り替えるとともに、ウエハ
ステージ11をY方向に移動させるとよい。このときの
ステージ11の移動量は多くても500μm 前後であ
る。またテレビカメラによってはレーザビームの強い照
射領域ALx、ALyの像を一瞬でも受けると撮像面に
残像として焼き付くこともあるので、変倍光学系30を
光路からはずすとき(低倍にするとき)は、直前にフィ
ルター29が挿入されるような構成にすることが望まし
い。
【0062】また、LIA系のみを使ってマーク検出す
る場合は、変倍光学系30の代わりにフィルター29を
光路に挿入すれば、広い観察領域(第1領域)PF1内
でLIA系のビーム照射領域ALx、ALyと、マーク
MLx、MLyとが同時に観察できる。この際、FIA
系からの照明光がマークMLx、MLyを同時に照射し
ているため、LIA系の各光電センサー48X、48Y
はそれによる反射光も受光することになる。ところがL
IA系によりマークから得られる干渉ビート光は、一定
のビート周波数(数KHZ〜数10KHZ程度)で変調
されていること、LIA系はその変調周期の位相情報の
みを検出する(すなわち信号の振幅に依存しない)方式
であること、およびLIA系の照射領域ALx、ALy
内のレーザービーム強度に比べてFIA系の照明強度は
格段に小さいこと等から、実質的にLIA系の検出誤差
要因にはならない。
る場合は、変倍光学系30の代わりにフィルター29を
光路に挿入すれば、広い観察領域(第1領域)PF1内
でLIA系のビーム照射領域ALx、ALyと、マーク
MLx、MLyとが同時に観察できる。この際、FIA
系からの照明光がマークMLx、MLyを同時に照射し
ているため、LIA系の各光電センサー48X、48Y
はそれによる反射光も受光することになる。ところがL
IA系によりマークから得られる干渉ビート光は、一定
のビート周波数(数KHZ〜数10KHZ程度)で変調
されていること、LIA系はその変調周期の位相情報の
みを検出する(すなわち信号の振幅に依存しない)方式
であること、およびLIA系の照射領域ALx、ALy
内のレーザービーム強度に比べてFIA系の照明強度は
格段に小さいこと等から、実質的にLIA系の検出誤差
要因にはならない。
【0063】以上、本発明の実施例を説明したが、画像
解析のための第2観察領域PF2とレーザアライメント
のためのビーム照射領域ALy、ALxとは、必ずしも
図3(または図6)に示した配置関係である必要はな
く、互いに分離している限り、大きな第1観察領域PF
1内であればどこにあってもよい。また、FIA系の指
標パターン部RX1、RX2、RY1、RY2は図7に
示したように、光軸AXaの位置が対称点とならないよ
うにわずかにずれて配置されているため、図7のように
マークMLyとMLxがX方向に並置されている場合以
外に、図4(B)のようにY方向に並置されている場合
でも同様に信号波形を検出することが可能である。
解析のための第2観察領域PF2とレーザアライメント
のためのビーム照射領域ALy、ALxとは、必ずしも
図3(または図6)に示した配置関係である必要はな
く、互いに分離している限り、大きな第1観察領域PF
1内であればどこにあってもよい。また、FIA系の指
標パターン部RX1、RX2、RY1、RY2は図7に
示したように、光軸AXaの位置が対称点とならないよ
うにわずかにずれて配置されているため、図7のように
マークMLyとMLxがX方向に並置されている場合以
外に、図4(B)のようにY方向に並置されている場合
でも同様に信号波形を検出することが可能である。
【0064】さらに図2、図5、図11の各々に示した
ビームスプリッタBS1は振幅分割形としたが、波面分
割形の偏光ビームスプリッタとし、LIA系からの送光
ビーム(図11中のビームスプリッタBS4からBS1
へ送出されるビーム)とFIA系からの照明光(図5中
のミラーM2からビームスプリッタBS1へ送出される
光)との偏光方向を互いに相補的にしておくと、各アラ
イメント系の光量の利用効果が上がる。
ビームスプリッタBS1は振幅分割形としたが、波面分
割形の偏光ビームスプリッタとし、LIA系からの送光
ビーム(図11中のビームスプリッタBS4からBS1
へ送出されるビーム)とFIA系からの照明光(図5中
のミラーM2からビームスプリッタBS1へ送出される
光)との偏光方向を互いに相補的にしておくと、各アラ
イメント系の光量の利用効果が上がる。
【0065】図11に示したLIA系では、X方向用の
2本のビームを作成するヘテロダイン2光束化ユニット
41X内の周波数シフターと、Y方向用の2光束化ユニ
ット41Y内の周波数シフターとは、いずれも同一のド
ライブ周波数、すなわちビームLB1xとビームLB1
yの周波数は同一、ビームLB2xとビームLB2yの
周波数は同一としたが、それら4本のビームの周波数を
全て異ならせ、さらにX方向で得られるビート周波数と
Y方向で得られるビート周波数とを整数倍の関係にない
ように設定するとよい。このようにすると、X方向用の
マークMLxからの干渉ビート光に、Y方向用の送光ビ
ーム、または干渉ビート光が混入しても、信号処理(フ
ーリエ積分等)の段階でほぼ完全に分離できる。一例と
して、元々のビームLBの周波数をf0としたとき、ビ
ームLB1xをf0+80.0MHz、ビームB2xを
f0+80.23MHzにしてX方向のビート周波数を
23KHzにし、ビームLB1yをf0+90.0MH
z、ビームLB2yをf0+90.47MHzにしてY
方向のビート周波数を47KHzにする。
2本のビームを作成するヘテロダイン2光束化ユニット
41X内の周波数シフターと、Y方向用の2光束化ユニ
ット41Y内の周波数シフターとは、いずれも同一のド
ライブ周波数、すなわちビームLB1xとビームLB1
yの周波数は同一、ビームLB2xとビームLB2yの
周波数は同一としたが、それら4本のビームの周波数を
全て異ならせ、さらにX方向で得られるビート周波数と
Y方向で得られるビート周波数とを整数倍の関係にない
ように設定するとよい。このようにすると、X方向用の
マークMLxからの干渉ビート光に、Y方向用の送光ビ
ーム、または干渉ビート光が混入しても、信号処理(フ
ーリエ積分等)の段階でほぼ完全に分離できる。一例と
して、元々のビームLBの周波数をf0としたとき、ビ
ームLB1xをf0+80.0MHz、ビームB2xを
f0+80.23MHzにしてX方向のビート周波数を
23KHzにし、ビームLB1yをf0+90.0MH
z、ビームLB2yをf0+90.47MHzにしてY
方向のビート周波数を47KHzにする。
【0066】ところで、図5に示したFIA系ではウエ
ハ照明系からの照明光と指標照明系からの照明光とは同
一の波長帯域をもつものとしたが、指標照明系の光ファ
イバー16Bからの照明光は、テレビカメラまでの結像
光学系(27、30、31)が色消しによって収差補正
されている範囲内であれば、ことさら同一にする必要は
ない。また共通対物光学系の対物レンズOBLと結像レ
ンズ系24との合成系も、ウエハへの照明光の波長帯域
にあわせて色消しされていることが必要である。
ハ照明系からの照明光と指標照明系からの照明光とは同
一の波長帯域をもつものとしたが、指標照明系の光ファ
イバー16Bからの照明光は、テレビカメラまでの結像
光学系(27、30、31)が色消しによって収差補正
されている範囲内であれば、ことさら同一にする必要は
ない。また共通対物光学系の対物レンズOBLと結像レ
ンズ系24との合成系も、ウエハへの照明光の波長帯域
にあわせて色消しされていることが必要である。
【0067】さらにウエハへの照明光の強度と指標板へ
の照明光の強度とは、独立に調節可能にしておき、テレ
ビカメラ8X、8Yで撮像された画像信号の波形をテレ
ビモニター68に表示する等して確認した上で、双方の
照明強度比を調節することが望ましい。またこのとき、
図13中のゲイン・コントローラ62X、62Yのゲイ
ンをそれに応じて最適になるように設定してもよい。
の照明光の強度とは、独立に調節可能にしておき、テレ
ビカメラ8X、8Yで撮像された画像信号の波形をテレ
ビモニター68に表示する等して確認した上で、双方の
照明強度比を調節することが望ましい。またこのとき、
図13中のゲイン・コントローラ62X、62Yのゲイ
ンをそれに応じて最適になるように設定してもよい。
【0068】次に、本発明に係るアライメント用マーク
の別の配置例およびアライメントのシーケンスについて
図面を参照してさらに詳しく説明する。図14は、X方
向用のマークMLxとY方向用のマークMLyの別の配
置例を示す。前述の実施例では、マークMLxとMLy
は隣接して同じスクライブライン中に設けられていたが
(図4参照)、図14の例ではX方向用のマークMLx
とY方向用のマークMLyとが1つのショット領域SA
の周辺の互に直交するスクライブライン内に分けて設け
られている。この例の場合、マークMLxとMLyとの
間隔(Y方向、X方向または両者間の直線距離)Dは、
LIA系の検出領域ALx、ALyとFIA系の検出領
域PF2との中心間隔L(図3参照)に対して充分大き
い。
の別の配置例およびアライメントのシーケンスについて
図面を参照してさらに詳しく説明する。図14は、X方
向用のマークMLxとY方向用のマークMLyの別の配
置例を示す。前述の実施例では、マークMLxとMLy
は隣接して同じスクライブライン中に設けられていたが
(図4参照)、図14の例ではX方向用のマークMLx
とY方向用のマークMLyとが1つのショット領域SA
の周辺の互に直交するスクライブライン内に分けて設け
られている。この例の場合、マークMLxとMLyとの
間隔(Y方向、X方向または両者間の直線距離)Dは、
LIA系の検出領域ALx、ALyとFIA系の検出領
域PF2との中心間隔L(図3参照)に対して充分大き
い。
【0069】図15は、アライメント用マークのさらに
別の配置例を示す。この例では、ショット領域SAの周
囲の4辺の各スクライブライン内にマークが設けられて
いる。図15中の左右両側に形成されたY方向に伸びた
スクライブライン内には、格子状のマークMLx、ML
yが一対になって配置され、図15中の上下両側に形成
されたX方向に伸びたスクライブライン内には専らFI
A系によって検知可能な十字状のマークMVが配置され
る。図15の例の場合、LIA系はマークMLx、ML
yを検出し、FIA系はマークMLx、MLyもしくは
マークMVを検出する。このようなマーク配置の場合、
マークMVとマークMLx、MLyの組との中心間距離
Dは、LIA系の検出領域とFIA系の検出領域との中
心間距離Lよりも大きくなる。
別の配置例を示す。この例では、ショット領域SAの周
囲の4辺の各スクライブライン内にマークが設けられて
いる。図15中の左右両側に形成されたY方向に伸びた
スクライブライン内には、格子状のマークMLx、ML
yが一対になって配置され、図15中の上下両側に形成
されたX方向に伸びたスクライブライン内には専らFI
A系によって検知可能な十字状のマークMVが配置され
る。図15の例の場合、LIA系はマークMLx、ML
yを検出し、FIA系はマークMLx、MLyもしくは
マークMVを検出する。このようなマーク配置の場合、
マークMVとマークMLx、MLyの組との中心間距離
Dは、LIA系の検出領域とFIA系の検出領域との中
心間距離Lよりも大きくなる。
【0070】図16〜18のフローチャートは、マーク
配置として、図4の場合と図14の場合とを想定したE
GA方式のシーケンスである。ここで図4中のマーク群
MLは、2辺のスクライブライン内の夫々のうち、X方
向に伸びたスクライブライン内に設けられた一対のマー
クMLx、MLyがLIA系またはFIA系で検出され
るものとする。すなわち、図16〜18のシーケンス
は、互に方向性の異なる2つのマークを一対にして接近
配置した場合と、分離配置した場合との夫々で最適なマ
ーク検出ルートを自動選択させるようにしたものであ
る。
配置として、図4の場合と図14の場合とを想定したE
GA方式のシーケンスである。ここで図4中のマーク群
MLは、2辺のスクライブライン内の夫々のうち、X方
向に伸びたスクライブライン内に設けられた一対のマー
クMLx、MLyがLIA系またはFIA系で検出され
るものとする。すなわち、図16〜18のシーケンス
は、互に方向性の異なる2つのマークを一対にして接近
配置した場合と、分離配置した場合との夫々で最適なマ
ーク検出ルートを自動選択させるようにしたものであ
る。
【0071】図16は、本発明に係るEGA露光シーケ
ンスのメインルーチンを示すフローチャートである。ま
ず、ステップ100で、ウエハを機械的にプリアライメ
ントしてからウエハステージ上のホルダまで搬送しロー
ディングする。次に、ステップ101で、ウエハW上の
2ヵ所に存在する2つのY方向用のマークを適当なアラ
イメント系でサーチ(ウエハステージをY方向に移動)
し、2ヵ所のYマークの夫々のY方向の相対変位を求め
て、ウエハWの回転誤差θを算出する。θが許容値以上
のときはウエハステージ上のホルダをほぼθだけ回転補
正する。
ンスのメインルーチンを示すフローチャートである。ま
ず、ステップ100で、ウエハを機械的にプリアライメ
ントしてからウエハステージ上のホルダまで搬送しロー
ディングする。次に、ステップ101で、ウエハW上の
2ヵ所に存在する2つのY方向用のマークを適当なアラ
イメント系でサーチ(ウエハステージをY方向に移動)
し、2ヵ所のYマークの夫々のY方向の相対変位を求め
て、ウエハWの回転誤差θを算出する。θが許容値以上
のときはウエハステージ上のホルダをほぼθだけ回転補
正する。
【0072】次に、ステップ102において、EGAで
計測すべきウエハW上のn個のショット領域を指定す
る。この時点で、各ショット領域のアライメントマーク
の配置が図4の場合であるか図14の場合であるかは既
に登録されている。続いて、ステップ103において、
マークMLx、MLyの間隔DとLIA系、FIA系の
各検出領域の中心間隔Lとの大小が判定される。
計測すべきウエハW上のn個のショット領域を指定す
る。この時点で、各ショット領域のアライメントマーク
の配置が図4の場合であるか図14の場合であるかは既
に登録されている。続いて、ステップ103において、
マークMLx、MLyの間隔DとLIA系、FIA系の
各検出領域の中心間隔Lとの大小が判定される。
【0073】このステップ103の判定において、D>
Lが真のときは、後述のEGAサンプルアライメントの
シーケンスAが選ばれステップ104に進む。一方、ス
テップ103の判定において、D>Lが偽(D<Lまた
はD≒L)のときは、後述のEGAサンプルアライメン
トのシーケンスBが選ばれステップ105に進む。この
ステップ105には、最終的にウエハステージのステッ
ピング位置を求めるまでのEGA演算ルーチンが含まれ
ているので、ステップ104での計測結果もEGA演算
ルーチンに導かれる。
Lが真のときは、後述のEGAサンプルアライメントの
シーケンスAが選ばれステップ104に進む。一方、ス
テップ103の判定において、D>Lが偽(D<Lまた
はD≒L)のときは、後述のEGAサンプルアライメン
トのシーケンスBが選ばれステップ105に進む。この
ステップ105には、最終的にウエハステージのステッ
ピング位置を求めるまでのEGA演算ルーチンが含まれ
ているので、ステップ104での計測結果もEGA演算
ルーチンに導かれる。
【0074】次に、ステップ106において、EGA演
算の結果に基づいてステップアンドリピート方式でウエ
ハステージをステッピングさせてはシャッターを開いて
レチクルRのパターンをウエハ上に投影露光することを
繰り返す。最後に露光済みのウエハをホルダから取り出
すアンロード工程が行なわれ(ステップ107)、シー
ケンスが終了する。
算の結果に基づいてステップアンドリピート方式でウエ
ハステージをステッピングさせてはシャッターを開いて
レチクルRのパターンをウエハ上に投影露光することを
繰り返す。最後に露光済みのウエハをホルダから取り出
すアンロード工程が行なわれ(ステップ107)、シー
ケンスが終了する。
【0075】図17は、前述のステップ103でD>L
の場合に選択されるEGAサンプルアライメントのシー
ケンスAのフローチャートである。このシーケンスにお
いては、前提として、LIA系およびFIA系のうち少
なくとも1つは必ず使用される。まず、ステップA1に
おいて、LIA系を使うことが指定されているか否かを
チェックし、使うときはステップA2へ、使わないとき
はステップA4へ進む。ステップA2においては、LI
A系の検出領域ALx内にマークMLxがくるようにス
テージが移動される。続いて、ステップA3において、
X方向用LIA系でマークMLxの位置ずれ量を計測
し、同時にステージの停止座標位置を干渉計13から読
取る。
の場合に選択されるEGAサンプルアライメントのシー
ケンスAのフローチャートである。このシーケンスにお
いては、前提として、LIA系およびFIA系のうち少
なくとも1つは必ず使用される。まず、ステップA1に
おいて、LIA系を使うことが指定されているか否かを
チェックし、使うときはステップA2へ、使わないとき
はステップA4へ進む。ステップA2においては、LI
A系の検出領域ALx内にマークMLxがくるようにス
テージが移動される。続いて、ステップA3において、
X方向用LIA系でマークMLxの位置ずれ量を計測
し、同時にステージの停止座標位置を干渉計13から読
取る。
【0076】ステップA4においては、FIA系を使う
ことが指定されているか否かがチェックされ、使うとき
にはステップA5へ進み、使わないときにはステップA
8へ進む。ステップA5において、FIA系の検出領域
PF2x内にマークMLxがくるようにステージを移動
させる。続いて、X方向用のFIA系のCCD8Xでマ
ークMLxの位置ずれ量を計測し、同時にステージの停
止座標を読取る(ステップA6)。
ことが指定されているか否かがチェックされ、使うとき
にはステップA5へ進み、使わないときにはステップA
8へ進む。ステップA5において、FIA系の検出領域
PF2x内にマークMLxがくるようにステージを移動
させる。続いて、X方向用のFIA系のCCD8Xでマ
ークMLxの位置ずれ量を計測し、同時にステージの停
止座標を読取る(ステップA6)。
【0077】次に、ステップA7で、ステップA1と同
様にLIA系を使用するか否かが判別される。使う場合
にはステップA8に、使わない場合にはステップA10
に進む。ステップA8においては、LIA系の検出領域
ALy内にマークMLyがくるようにステージを移動さ
せる。続いて、Y方向用のLIA系でマークMLyの位
置ずれ量を計測し、ステージの停止座標位置を読取る
(ステップA9)。
様にLIA系を使用するか否かが判別される。使う場合
にはステップA8に、使わない場合にはステップA10
に進む。ステップA8においては、LIA系の検出領域
ALy内にマークMLyがくるようにステージを移動さ
せる。続いて、Y方向用のLIA系でマークMLyの位
置ずれ量を計測し、ステージの停止座標位置を読取る
(ステップA9)。
【0078】ステップA10においては、ステップA4
と同様にFIA系を使用するか否かが判別される。使う
場合にはステップA11に、使わない場合にはステップ
A13に進む。ステップA11では、FIA系の検出領
域PF2y内にマークMLyがくるようにステージを移
動させる。続いて、Y方向用のFIA系のCCD8Yで
マークMLyの位置ずれ量を計測し、ステージの停止座
標位置を読取る(ステップA12)。
と同様にFIA系を使用するか否かが判別される。使う
場合にはステップA11に、使わない場合にはステップ
A13に進む。ステップA11では、FIA系の検出領
域PF2y内にマークMLyがくるようにステージを移
動させる。続いて、Y方向用のFIA系のCCD8Yで
マークMLyの位置ずれ量を計測し、ステージの停止座
標位置を読取る(ステップA12)。
【0079】次に、ステップA13において、サンプル
アライメント用のn個のショット領域の全てについて計
測を終了したか否かを判定し、否のときには次のサンプ
ルアライメントショットに対してステップA1からの動
作が繰り返される。n個のショット領域全ての計測が終
了したときは、前述の図16のステップ105内におけ
るEGA演算ステップB10(図18、後述)に進む。
アライメント用のn個のショット領域の全てについて計
測を終了したか否かを判定し、否のときには次のサンプ
ルアライメントショットに対してステップA1からの動
作が繰り返される。n個のショット領域全ての計測が終
了したときは、前述の図16のステップ105内におけ
るEGA演算ステップB10(図18、後述)に進む。
【0080】図18は、図16のステップ103でD>
Lではない場合に実行されるEGAサンプルアライメン
トのシーケンスBのフローチャートである。まず、ステ
ップB1でFIA系のみを使うことが指定されているか
否かがチェックされる。YESの場合にはステップB2
に進み、FIA系の検出領域PF2内に一対のマークM
Lx、MLyがくるようにステージを移動する。続い
て、ステップB3において、X方向用のFIA系CCD
8XでマークMLxの位置ずれ量を計測し、同時にステ
ージの停止座標を読取る。さらに、ステップB4におい
て、Y方向用のFIA系のCCD8YでマークMLyの
位置ずれ量を計測し、ステージの停止座標位置を読取
る。これらのステップB3およびB4は同時に実行可能
である。ただし、X方向の信号とY方向の信号とを1つ
の信号波形処理プロセッサで処理するときには、厳密に
は同時に実行できないので順次実行される。
Lではない場合に実行されるEGAサンプルアライメン
トのシーケンスBのフローチャートである。まず、ステ
ップB1でFIA系のみを使うことが指定されているか
否かがチェックされる。YESの場合にはステップB2
に進み、FIA系の検出領域PF2内に一対のマークM
Lx、MLyがくるようにステージを移動する。続い
て、ステップB3において、X方向用のFIA系CCD
8XでマークMLxの位置ずれ量を計測し、同時にステ
ージの停止座標を読取る。さらに、ステップB4におい
て、Y方向用のFIA系のCCD8YでマークMLyの
位置ずれ量を計測し、ステージの停止座標位置を読取
る。これらのステップB3およびB4は同時に実行可能
である。ただし、X方向の信号とY方向の信号とを1つ
の信号波形処理プロセッサで処理するときには、厳密に
は同時に実行できないので順次実行される。
【0081】FIA系のみを使うか否かの判別ステップ
B1で判別結果がNOの場合は、ステップB5に進み、
LIA系の検出領域ALx、ALyの各々にマークML
x、MLyがくるようにステージを移動する。続いて、
ステップB6において、X方向用LIA系でマークML
xの位置ずれ量を計測し、同時にステージの停止座標位
置を干渉計13から読取る。さらに、Y方向用のLIA
系でマークMLyの位置ずれ量を計測し、ステージの停
止座標位置を読取る(ステップB7)。これらのステッ
プB6およびB7はほぼ同時に実行される。
B1で判別結果がNOの場合は、ステップB5に進み、
LIA系の検出領域ALx、ALyの各々にマークML
x、MLyがくるようにステージを移動する。続いて、
ステップB6において、X方向用LIA系でマークML
xの位置ずれ量を計測し、同時にステージの停止座標位
置を干渉計13から読取る。さらに、Y方向用のLIA
系でマークMLyの位置ずれ量を計測し、ステージの停
止座標位置を読取る(ステップB7)。これらのステッ
プB6およびB7はほぼ同時に実行される。
【0082】次に、ステップB8でLIA系のみを使う
ことが指定されているか否かがチェックされる。NOの
場合には、前述のステップB2に進み、さらにステップ
B3、B4が続いて実行される。ステップB4が終了し
た場合および前述の判別ステップB8でYESの場合に
は、ステップB9に進み、ステップA13と同様に、サ
ンプルアライメント用のn個のショット領域の全てにつ
いて計測を終了したか否かを判定し、NOのときには次
のサンプルアライメントショットに対してステップB1
からの動作が繰り返される。n個のショット領域全ての
計測が終了したときは、ステップB10に進みEGA演
算が行なわれる。このステップB10において、計測さ
れた各マークの位置ずれ量とステージ座標値とに基づい
てEGAのための各種演算を実行し、ウエハ上の各ショ
ット領域をレチクルRのパターン投影像に重ね合わせる
ためのステッピング位置を決定する。
ことが指定されているか否かがチェックされる。NOの
場合には、前述のステップB2に進み、さらにステップ
B3、B4が続いて実行される。ステップB4が終了し
た場合および前述の判別ステップB8でYESの場合に
は、ステップB9に進み、ステップA13と同様に、サ
ンプルアライメント用のn個のショット領域の全てにつ
いて計測を終了したか否かを判定し、NOのときには次
のサンプルアライメントショットに対してステップB1
からの動作が繰り返される。n個のショット領域全ての
計測が終了したときは、ステップB10に進みEGA演
算が行なわれる。このステップB10において、計測さ
れた各マークの位置ずれ量とステージ座標値とに基づい
てEGAのための各種演算を実行し、ウエハ上の各ショ
ット領域をレチクルRのパターン投影像に重ね合わせる
ためのステッピング位置を決定する。
【0083】この後、上記ステッピング位置にステージ
を移動しパターンの投影露光を行なう(図6、ステップ
106)。図19は、本発明に係るアライメント装置の
概略構成図であり、この図を用いてベースラインの管理
方法についてさらに説明する。ステージ11上にウエハ
12が搭載され、また基準マーク板203(図1中の基
準マーク板FMと同一)が固定されている。200はウ
エハ12上のショット領域を表し、201はスクライブ
ライン中に設けられた位置決め用パターンを表す。RA
系211はレチクル3のマーク212と基準マーク板2
03のFMマーク204とを整合させてレチクル3とス
テージ11とを位置決めする。このとき、レチクルマー
ク212およびFMマーク204は、例えば図20に示
すように十字形とし、両十字を合せることにより位置合
せを行なう。レチクル中心CRとレチクルマーク212
間の距離Lmは設計値であり、投影レンズ系220の倍
率をMとすれば、レチクル中心CRがレンズ光軸と一致
したときの中心CRとFMマーク204間の距離は図の
ようにLm/Mとなる。ステージ11を移動しTTLア
ライメント系210でFMマーク204を観察したとき
の移動量と前記距離Lm/M等より、図に示すTTLア
ライメント系のベースラインBL1が算出される。
を移動しパターンの投影露光を行なう(図6、ステップ
106)。図19は、本発明に係るアライメント装置の
概略構成図であり、この図を用いてベースラインの管理
方法についてさらに説明する。ステージ11上にウエハ
12が搭載され、また基準マーク板203(図1中の基
準マーク板FMと同一)が固定されている。200はウ
エハ12上のショット領域を表し、201はスクライブ
ライン中に設けられた位置決め用パターンを表す。RA
系211はレチクル3のマーク212と基準マーク板2
03のFMマーク204とを整合させてレチクル3とス
テージ11とを位置決めする。このとき、レチクルマー
ク212およびFMマーク204は、例えば図20に示
すように十字形とし、両十字を合せることにより位置合
せを行なう。レチクル中心CRとレチクルマーク212
間の距離Lmは設計値であり、投影レンズ系220の倍
率をMとすれば、レチクル中心CRがレンズ光軸と一致
したときの中心CRとFMマーク204間の距離は図の
ようにLm/Mとなる。ステージ11を移動しTTLア
ライメント系210でFMマーク204を観察したとき
の移動量と前記距離Lm/M等より、図に示すTTLア
ライメント系のベースラインBL1が算出される。
【0084】一方、本発明に係るオフアクシス系は、対
物レンズ系206を介して、撮像装置207を通して観
察するFIA系208と、干渉縞を利用するLIA系2
09とを含む。このオフアクシス系に組込まれたFIA
系により十字状のFMマーク204を観察したときのス
テージ移動量と前記距離Lm/M等より、図に示すオフ
アクシス系のうちのFIA系のベースラインBL2が算
出される。
物レンズ系206を介して、撮像装置207を通して観
察するFIA系208と、干渉縞を利用するLIA系2
09とを含む。このオフアクシス系に組込まれたFIA
系により十字状のFMマーク204を観察したときのス
テージ移動量と前記距離Lm/M等より、図に示すオフ
アクシス系のうちのFIA系のベースラインBL2が算
出される。
【0085】これらのベースラインBL1、BL2およ
びウエハの各ショット領域の中心CWとマーク201間
の距離Lkとに基づいて、レチクル中心CRとショット
領域中心CWとを一致させるために必要なステージ移動
量の演算が行なわれる。前記RA系で基準マーク板を位
置合せする際、図20に示すように、オフアクシス系の
視野214内にオフアクシスアライメント用格子マーク
205が入るようにFMマーク板203を形成してお
く。これによりRA系、FIA系、LIA系の同時計測
が可能となる。
びウエハの各ショット領域の中心CWとマーク201間
の距離Lkとに基づいて、レチクル中心CRとショット
領域中心CWとを一致させるために必要なステージ移動
量の演算が行なわれる。前記RA系で基準マーク板を位
置合せする際、図20に示すように、オフアクシス系の
視野214内にオフアクシスアライメント用格子マーク
205が入るようにFMマーク板203を形成してお
く。これによりRA系、FIA系、LIA系の同時計測
が可能となる。
【0086】前述の十字マークによるFIA系およびL
IA系のベースラインを計測後、ウエハ上のあるパター
ン位置についてRA系、FIA系、LIA系の同時計測
により座標位置を検出し、これらの検出座標と前記ベー
スラインの値に基づいてステージ移動を行ない実際にF
IA系およびLIA系を使ってEGA方式のパイロット
露光を行なう。
IA系のベースラインを計測後、ウエハ上のあるパター
ン位置についてRA系、FIA系、LIA系の同時計測
により座標位置を検出し、これらの検出座標と前記ベー
スラインの値に基づいてステージ移動を行ない実際にF
IA系およびLIA系を使ってEGA方式のパイロット
露光を行なう。
【0087】このパイロット露光されたウエハを現像
し、最初のベースライン計測で求めた各ベースライン値
に基づく露光位置と実際に露光された位置との差をウエ
ハ上のマークのレジスト像を検知して測定し、これをも
とに最初に求めたベースラインの値を補正する。この補
正されたベースライン値に基づいて、EGA方式の本露
光を行なえば高精度のパターニングが達成される。
し、最初のベースライン計測で求めた各ベースライン値
に基づく露光位置と実際に露光された位置との差をウエ
ハ上のマークのレジスト像を検知して測定し、これをも
とに最初に求めたベースラインの値を補正する。この補
正されたベースライン値に基づいて、EGA方式の本露
光を行なえば高精度のパターニングが達成される。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ア
ライメント用の対物光学系の視野内で、互いに検出方式
の異なる2つのアライメント系の検出範囲が互いに分離
するようにしたので、対象物上のマークパターンを検出
する際、それら2つの検出範囲の間で対象物を移動させ
るだけで2つの異なったアライメント系を交互に使うこ
とができる。このため高速にマーク検出、位置ずれ計測
が可能となる。
ライメント用の対物光学系の視野内で、互いに検出方式
の異なる2つのアライメント系の検出範囲が互いに分離
するようにしたので、対象物上のマークパターンを検出
する際、それら2つの検出範囲の間で対象物を移動させ
るだけで2つの異なったアライメント系を交互に使うこ
とができる。このため高速にマーク検出、位置ずれ計測
が可能となる。
【0089】また、ウエハ上に形成されたアライメント
用マークの間隔に応じて、最適な検出系を用いて最短の
ルートを選択してアライメント動作を実行することが可
能となり、スループットの向上が図られる。
用マークの間隔に応じて、最適な検出系を用いて最短の
ルートを選択してアライメント動作を実行することが可
能となり、スループットの向上が図られる。
【図1】 従来の投影露光装置の構成図である。
【図2】 本発明の実施例に係るアライメント装置の概
略斜視図である。
略斜視図である。
【図3】 対物光学系の視野領域と各アライメントセン
サの検出範囲を示す説明図である。
サの検出範囲を示す説明図である。
【図4】 ウエハ上のマーク配置とマーク構造とを示す
説明図である。
説明図である。
【図5】 FIA系の構成を示す斜視図である。
【図6】 FIA系の指標パターンの配置を示す平面図
である。
である。
【図7】 指標パターンとウエハマークとの配置例を示
す平面図である。
す平面図である。
【図8】 指標照明系の絞り板の構成を示す平面図であ
る。
る。
【図9】 FIA系によって検出される画像信号の波形
説明図である。
説明図である。
【図10】 画像信号の波形とマーク断面の関係の説明
図である。
図である。
【図11】 LIA系の構成を示す斜視図である。
【図12】 LIA系の送光系のビーム状態の説明図で
ある。
ある。
【図13】 FIA系、LIA系の各信号処理回路の構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図14】 本発明に係るアライメントマークの別の配
置例を示す説明図である。
置例を示す説明図である。
【図15】 本発明に係るアライメントマークのさらに
別の配置例を示す説明図である。
別の配置例を示す説明図である。
【図16】 本発明を適用したEGA露光のメインルー
チンを示すフローチャートである。
チンを示すフローチャートである。
【図17】 図16のメインルーチンのA部のシーケン
スを詳細に示すフローチャートである。
スを詳細に示すフローチャートである。
【図18】 図16のメインルーチンのB部のシーケン
スを詳細に示すフローチャートである。
スを詳細に示すフローチャートである。
【図19】 本発明に係るアライメント装置の構成説明
図である。
図である。
【図20】 図19のアライメント装置のFMマーク板
の説明図である。
の説明図である。
11;ステージ、12;ウエハ、OBL;対物レンズ、
MLx,MLy;回折格子状マーク、PF1;FIA系
の低倍時の観察領域、PF2;FIA系の高倍時の観察
領域、ALx,ALy;LIA系のビーム照射領域。
MLx,MLy;回折格子状マーク、PF1;FIA系
の低倍時の観察領域、PF2;FIA系の高倍時の観察
領域、ALx,ALy;LIA系のビーム照射領域。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/027 G03F 9/00 G06T 7/00 H01L 21/68
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の被加工領域と、該領域の夫々の周
辺の所定位置に配置されるアライメント用のマーク群と
が形成された基板を保持して2次元に移動可能なステー
ジと、前記マーク群を光学的に検出するための対物光学
系と、該対物光学系の視野内の所定位置に検出領域を有
し、前記ステージの移動によって該検出領域内に前記マ
ーク群がきたとき、該マーク群からの光情報を前記対物
光学系を介して光電検出する第1の受光系と、前記対物
光学系の視野内で前記第1の受光系の検出領域から間隔
Lだけ離れた位置に検出領域を有し、前記ステージの移
動によって該検出領域内に前記マーク群がきたとき、該
マーク群からの光情報を前記対物光学系を介して光電検
出する第2の受光系とを備えたアライメント装置におい
て、 前記マーク群は、互に方向性の異なる一対のマークパタ
ーン、もしくは互に形状の異なる一対のマークパターン
を所定の間隔Dで配置してなり;さらに前記一対のマー
クパターンの設計上の各座標位置、あるいは間隔に関す
る情報を入力して記憶する記憶手段と;該記憶された情
報に基づいて前記間隔Lと間隔Dとの大小関係を判定す
る判定手段と;該判定手段の判定結果に基づいて、前記
一対のマークパターンをともに前記第1の受光系の検出
領域と前記第2の受光系の検出領域との間で順次移動さ
せる第1の経路と、前記一対のマークパターンの一方ず
つを前記第1の受光系の検出領域と前記第2の受光系の
検出領域との間で順次移動させる第2の経路とのいずれ
か一方を選択する選択手段とを備えたことを特徴とする
アライメント装置。 - 【請求項2】 アライメントすべき基板上で間隔Lだけ
離れた位置に第1の検出領域と第2の検出領域とを有
し、前記基板上の所定位置に形成されたマーク群を前記
第1検出領域または第2検出領域において光電検出する
マーク検出手段を用いて、前記基板をアライメントする
方法において、 前記マーク群は、互に方向性の異なる一対のマークパタ
ーン、もしくは互に形状の異なる一対のマークパターン
を所定の間隔Dで配置されており;前記間隔Lに対して
前記間隔Dが小さいときは、前記第1検出領域内で前記
一対のマークパターンを光電検出した後に前記基板をほ
ぼLだけ移動させて前記第2検出領域内で前記一対のマ
ークパターンを光電検出し、 前記間隔Lに対して前記間隔Dが大きいときは、前記一
対のマークパターンのうち一方を前記第1検出領域内と
前記第2検出領域内との夫々で順次光電検出した後に前
記基板をほぼDだけ移動させて、前記一対のマークパタ
ーンのうち他方を前記第1検出領域内と前記第2検出領
域内との夫々で順次光電検出することを特徴とするアラ
イメント方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8846492A JP3189367B2 (ja) | 1992-04-09 | 1992-04-09 | アライメント装置および方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8846492A JP3189367B2 (ja) | 1992-04-09 | 1992-04-09 | アライメント装置および方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05291109A JPH05291109A (ja) | 1993-11-05 |
| JP3189367B2 true JP3189367B2 (ja) | 2001-07-16 |
Family
ID=13943499
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8846492A Expired - Fee Related JP3189367B2 (ja) | 1992-04-09 | 1992-04-09 | アライメント装置および方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3189367B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103606171A (zh) * | 2013-12-05 | 2014-02-26 | 西安科技大学 | 一种井下快速定位炮孔进行自动装药的方法 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5721605A (en) * | 1994-03-29 | 1998-02-24 | Nikon Corporation | Alignment device and method with focus detection system |
| JP2005302970A (ja) * | 2004-04-09 | 2005-10-27 | Nikon Corp | レシピ作成方法、位置検出装置、および、位置ずれ検出装置 |
| JP5692991B2 (ja) * | 2009-11-10 | 2015-04-01 | キヤノン株式会社 | 露光装置、及びそれを用いたデバイスの製造方法 |
-
1992
- 1992-04-09 JP JP8846492A patent/JP3189367B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103606171A (zh) * | 2013-12-05 | 2014-02-26 | 西安科技大学 | 一种井下快速定位炮孔进行自动装药的方法 |
| CN103606171B (zh) * | 2013-12-05 | 2016-01-20 | 西安科技大学 | 一种井下快速定位炮孔进行自动装药的方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05291109A (ja) | 1993-11-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |