JPH07280646A - 光束測定デバイス - Google Patents

光束測定デバイス

Info

Publication number
JPH07280646A
JPH07280646A JP6295525A JP29552594A JPH07280646A JP H07280646 A JPH07280646 A JP H07280646A JP 6295525 A JP6295525 A JP 6295525A JP 29552594 A JP29552594 A JP 29552594A JP H07280646 A JPH07280646 A JP H07280646A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gain
luminous flux
dependent
measuring device
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6295525A
Other languages
English (en)
Inventor
Le Marchand Alain
ル マルシャン アラン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Horiba Jobin Yvon SAS
Original Assignee
Horiba Jobin Yvon SAS
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Horiba Jobin Yvon SAS filed Critical Horiba Jobin Yvon SAS
Publication of JPH07280646A publication Critical patent/JPH07280646A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01JMEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
    • G01J1/00Photometry, e.g. photographic exposure meter
    • G01J1/42Photometry, e.g. photographic exposure meter using electric radiation detectors
    • G01J1/44Electric circuits
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J43/00Secondary-emission tubes; Electron-multiplier tubes
    • H01J43/04Electron multipliers
    • H01J43/30Circuit arrangements not adapted to a particular application of the tube and not otherwise provided for

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
  • Investigating, Analyzing Materials By Fluorescence Or Luminescence (AREA)
  • Spectrometry And Color Measurement (AREA)
  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 比較的低コストで、大きな動作範囲を有し、
かつ極めて迅速に測定値を得ることができる光束測定デ
バイスを提供する。 【構成】 受光装置1により生成される信号(m)を受
け取るゲイン従属回路10,9を備える光束測定デバイ
スであって、前記ゲイン従属回路は、該ゲイン制御回路
及びコンパレータ10を含み、かつ受光装置1により供
給される該電気信号(m)を記録しかつ評価するための
手段と接続しており、さらに、連続関数fの特性値を含
む従属メモリー11を含み、受光装置1によって受け取
られた光束(Φ)に従って、従属信号(HT)を発生す
るものであり、信号は、ゲインG=f(m)となるよう
に、該ゲイン制御回路に送られるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光束測定デバイス(l
uminous flux measuring de
vice)に係わり、該デバイスはかかるデバイスを含
むあらゆる計測器で使用可能であり、かつ特に分光測定
法、旋光測定法および拡散測定法における測定のための
光束測定デバイスに係わる。
【0002】
【技術的背景】光束の測定は、例えば写真乳剤、光電子
増倍管、走査管(scanningtube)および恐
らくアレイ状にあるフォトダイオード、ビジコン管、C
CD(電荷結合デバイス)およびCID(電荷注入デバ
イス)検出器等を包含する、物理の大幅に異なる原理に
基くデバイスにより実施できる。検出系の選択は、実施
すべき測定の特定の条件、および特に求められる測定速
度および要求される測定精度および動作範囲に依存す
る。最終的選択は、これら種々の物理的パラメータ間の
交換および当然のことながら入手できるシステムのコス
トを斟酌して行う。特に、多くの分光写真測定は大きな
動作範囲をもつ光束測定デバイスを必要とし、もしくは
使用する。例えば、分光発光測定は1秒当たり数万回の
測定、少なくとも1/4000の測定精度および少なく
とも10の動作範囲を必要とする。
【0003】現時点においてこの要求を満たすために
は、光電子増倍管を使用して、その信号をディジタル化
し、次いで該信号をコンピュータで処理して、求める測
定値または曲線を得る。従って、動作範囲は、該信号を
ディジタル化するアナログーディジタル変換器の容量に
よって制限される。n−ビット変換器は、2なる検出
された最低レベルと最大レベルとの間の比を可能とす
る。CCDまたはCIDによって有利な展望が開かれ
る。というのは、特にこれら検出器は、その固有のノイ
ズおよび動作範囲性能が数十分に達する可能性のある、
変動する積分時間を必要とするけれども、受け取るべき
光束がない場合には実際上何等電流を発生しないからで
ある。光電子増倍管によって供給される信号が、その陰
極と陽極との間に設定された高電圧のレベルに依存する
ことも周知である。この高電圧値を正確に選択すること
により、受け取った光束の限られた電流領域において満
足な精度を得ることが可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は光束測定デバイスを提供することにあり、該デバイス
は大きな動作範囲を有し、この大きな差動範囲は該デバ
イスの与える測定値の精度に影響を与えない。本発明
の、もう一つの目的は、極めて迅速に測定値を得ること
を可能とする光束測定デバイスを提供することにある。
本発明の更に別の目的は比較的低コストで上記のような
光束測定デバイスを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】従って、本発明は、測定
すべき光束を受け取り、かつ電気信号(m)を供給する
ゲイン−制御可能受光装置(gain−control
lable photoreceiver)と、該受光
装置のゲインを制御するための回路と、該受光装置によ
って供給された該電気信号を記録かつ評価し、求める測
定値を生成する手段を含む光束測定デバイスに関する。
本発明によれば、該デバイスは、該受光装置により生成
される信号(m)を受け取るゲイン従属回路(gain
slaving circuit)を含み、該ゲイン
従属回路は、該ゲイン制御回路とコンパレータとを含
み、かつ該受光装置により供給される該電気信号を記録
しかつ評価するための手段と結合しており、該ゲイン従
属回路は、連続関数fの特性値を含む従属メモリー(s
lavememory)を含むべきであり、該ゲイン従
属回路は、該受光装置によって受け取った光束に従っ
て、従属信号(slave signal)を発生し、
該従属信号は、ゲインG=f(m)となるように、該ゲ
イン制御回路に送られる。
【0006】好ましい態様において、本発明のデバイス
は以下の特徴を、技術的に実施可能なあらゆる組み合わ
せで含む。 −上記受光装置が光電子増倍管であり、そのゲインは高
電圧のレベルで制御される。 −該ゲイン従属回路はアナログ回路である。 −該ゲイン従属回路はディジタル回路である。 −該受光装置から電流sを受け取り、かつ該ゲイン従属
回路のための電圧mを発生する電流−電圧変換器を含
む。 −該関数f(m)は、該受光装置により生成される該信
号(m)の線形関数am+bである。 −該従属メモリーは、該線形関数f(m)のパラメータ
aおよびbの値を測定するための2つの電位差計を含
む。 −該関数f(m)は非−線形関数である。 −該コンパレータは、差動増幅器として設計された増幅
器を含む。 −該コンパレータは、加算増幅器として設計された増幅
器を含む。 −該ゲイン制御回路は、電圧発生器として設計されたト
ランジスターによって制御される安定トランジスター
(ballast transistor)を含む。−
該ゲイン制御回路はチョッパー回路を含む。
【0007】本発明は、また上で定義した型の光束測定
デバイスを含む分光計にも関連するものである。光電子
増倍管1は、伝統的に、光束Φを受け取りこれを測定3
する陰極2を含み、かつその陽極4から該測定信号sを
発する。陰極2と陽極4との間に挿入されたダイノード
5は、光電子増倍管1の生成する電流を増幅する。信号
sは、トランスコンダクティング増幅器(transc
onducting amplifier)6により電
圧(voltage)mに変換され、次いで変換器7に
よりディジタル化され、かつコンピュータ8に送られ
る。コンピュータ8は、要求される形式(form)
で、利用者に必要な測定値を与える。高電圧HTは、前
記陰極と陽極との間に発生器9により設定され、該光電
子増倍管1のゲイン、即ち受け取った光束3と該光電子
増倍管1により生成された電流sとの間の比を決定す
る。従属メモリ11を含むコンピュータ10は、以下に
記載されるように、該従属回路に作業パラメータを供給
する。この従属回路は、その入力側12において、該光
電子増倍管により供給された信号mを受け取り、かつそ
の入力側13において、該高電圧の値を受け取る。この
回路は、その出力側14において、従属信号を生成し、
これは該高電圧発生器9に送られる。
【0008】公知の方法で、該光電子増倍管1のゲイン
Gは、以下の式: G=(HT)cn に従って算出できる。ここで、HTは光電子増倍管1の
陰極と陽極との間に印加された、ボルト単位で表された
電位差であり、cは該光電子増倍管の幾何形状およびそ
の種々の要素の特性と関連した該光電子増倍管の固有定
数であり、nはダイノードの数を表す。このケースにお
いて、制御回路9および従属回路10によって形成され
る従属ループ(slave loop)は、該電圧HT
の値を制御することを可能とし、かつ該高電圧HTとm
との間に以下の関係を確立する: HT=f(m) ここで、mは増幅器6により電流sの変換後に供給され
る信号である。このパラメータ決定関数fはメモリ11
内に含まれている。コンピュータ8は、mを受け取り、
これと該パラメータ決定関数fとを使用して、該光電子
増倍管の受け取った光束3を算出する。好ましい態様に
おいて、関数f(m)は、線形関数: HT=a×m+b ここで、aおよびbは従属メモリ11内に含まれる2つ
のパラメータであり、利用者により自由に決定されるも
のである。信号mの関数としての該高電圧のこの変動を
図2に示す。この高電圧はy軸に与えられている。x軸
に与えられた該信号mは、最小光束に対する最低値Uと
最大光束に対する最大値Uとの間で変動する。負の電圧
を供給した光電子増倍管1に対して、aは正の値であ
り、かつbはボルト単位で表示した負の電圧である。上
記の如く、mはボルト単位で測定した電圧である。
【0009】かくして、HTは、最大値HTmax=b
および最小値HTmin=a×mmax+bの間で変動
し、従って該光電子増倍管のゲインは、式: G=(a×m+b)cn によって与えられる。本発明の測定デバイスの変換関数
は、従って利用者によって有利に決定され、かつ変更可
能である係数a、bおよびcにより決定される。電圧m
は、 m=G(m)Φ ここで、G(m)はゲインであり、またΦは該光電子増
倍管が受け取った光束である。GOが、(最小の測定値
m=0に対する)最大のゲインであると、 m=〔GO/K(m)〕×Φ であり、ここで、 K(m)=GO/G(m) である。かくして、 K(M)=(1−αm)−β であり、ここで、α=(HTmin−HTmax)/
(HTmax×mmax) であり、そして、 β=c×n である。特定の1態様においては、以下の値: HTmax=−1000ボルト HTmin=−200 ボルト が選択され、これによりβ=8で使用した該光電子増倍
管については、最大の測定値m=10Vを与える。従っ
て、 α=−(800/1000)=0.08 であり、そして、 Kmax:390,625 となる。
【0010】既に見てきたように、公知の光束測定デバ
イス、即ち該光電子増倍管によって供給された該信号
が、恐らく増幅された後に、直接該コンピュータに送ら
れるデバイスの動作範囲は該アナログ−ディジタル変換
器の容量に依存する。従来は12−ビットのアナログー
ディジタル変換器を使用しており、従ってこれは409
6個の測定点を受け入れることができる。本発明によれ
ば、乗数係数K(m)の寄与により、この動作範囲に
は、この係数Kmaxが乗ぜられる。上記のディジタル
の例において、この係数Kは390,625であり、
1.6×10個のディジットに渡って分布する測定を
与える。ルーメンで表した場合、このシステムは1ピコ
ルーメンから数ミリルーメンまでに渡る連続的な測定値
を与えることができる。勿論、この測定を補うために、
該コンピュータは、該ゲイン制御システムの作業を特徴
付ける該αおよびβの値を得ることができなければなら
ず、これから該係数Kの値を見出すことができる。これ
らの係数αおよびβは、以下のような方法で、基準測定
値から反復的演算により得ることができる。
【0011】2つの光束測定を2組実施する。各光束、
それぞれAおよびBに対して、一測定は高電圧の最大値
(a=0)に対して実施し、またもう一つの測定は、求
める作業条件、即ち後に使用する関数f(m)を代表す
る値aおよびbを使用して実施する。Aの測定に対して
供給される電圧をそれぞれUA1およびUA2とし、同
様にBの測定に対して供給される電圧をそれぞれUB1
およびUB2 とすると、以下の式: (1−α×UB2)−(1−α×UB1)=0 を確立できる。この式は、以下の式: X=1+{log〔(UA1xUB2)/(UB1xU
A2)〕/log〔(UA2)/(UA1)〕} を確立した後に得られる。1/UB1>α>0であるこ
とは分かっている。(実際には、上に示したディジタル
値について、αは0.06乃至0.1の範囲内にあり、
xは、約0.7である。) 前に述べた如く α=(HTmin−HTmax)/(HTmax×m
max) でり、HTminが、−200乃至−300ボルトの範
囲にあり、mmaxが8乃至10ボルトであり、従って
前に示した数値から、 αmix≧(−300+1000)/(−1000×1
0)≧0.97 および αmax≦(−200+1000)/(−1000×
8)≦0.10 であるから、 1/UB1>α>0 (実際に上記のディジタル値を使用すると、αは、0.
06乃至0.1の範囲、Xは約0.7)であることが分
かる。かくして、αを以下の値: 0.05≦α≦0.12 に限定することができ、αを表示値α=0.085で使
用して、反復ループを実施することができる。従って、 (1−α×UB2)−(1−α×UB1)=誤差 となる。
【0012】この誤差はαがその真の値に近づくにつれ
て、0となる傾向がある。この反復的演算は、この誤差
の絶対値が2×10−8未満となった時点で終了させ
る。次いで、βは以下の式: β=log〔(UA2)/(UA1)〕/log(1−
α×UA1) から求めることができる。本発明の光束測定デバイスの
特定の態様を、特に図3を参照しつつ以下に記載する。
図3において、アセンブリー100は高電圧発生器9の
詳細図であり、アセンブリー300はメモリ11に記憶
された従属パラメータ(slave paramete
rs)の詳細図であり、またアセンブリー200は、コ
ンパレータ10の詳細な表示である。高電圧発生器10
0は、その入力側17において、例えば電流レベル0.
97ミリアンペアにおいて1020乃至1050ボルト
の範囲内にある外部高電圧を受け取る。これは、その入
力側16において、コンパレータ200から発生する従
属指令信号(slave command signa
l)を受け取り、かつその出力側15において、可変高
電圧を生成し、該コンパレータには該光電子増倍管が接
続されていて、かつそのゲインがこのようにして制御さ
れる。
【0013】安定トランジスタ(ballast tr
ansistor)Q1は、そのエミッタ101におい
て、その外部の一定レベルの高電圧を受け取り、そのコ
レクタ102を通して15において該可変高電圧を生成
する。トランジスタQ2は、入力16に結合したそのベ
ース104において、コンパレータ102から発生する
該信号を受け取る。そのエミッタ105は接地され、か
つそのコレクタ106はNPNトランジスタQ3のコレ
クタ107に接続され、該トランジスタQ3のエミッタ
108は該トランジスタQ1のエミッタ101に接続さ
れている。従って、トランジスタQ3は定電流発生器と
して設計されており、これはトランジスタQ2が入手可
能な要素の実際の状態に耐えることのできる低電圧のた
めに必要とされる。一方ではトランジスタQ2のコレク
タ106に、他方ではトランジスタQ1のベース103
に結合されているダイオードD1は、トランジスタQ
1のベースとエミッタとの間の調節ラティチュードを増
大する。
【0014】ダイオードD2および抵抗器R1乃至R7
の各々は、この種の構成の従来の機能を満たす。コンパ
レータ200は、コンパレータとして設計された差動増
幅器201を含む。これは、入力12に接続したその入
力202の一方において、信号mを受け取る。これは、
第二の入力203を介して、従属メモリ300の出力3
01に接続されている。ここに示された例においては、
この従属メモリ300は2つの電位差計、それぞれP1
およびP2を含み、これらは曲線f(m)のパラメータ
aおよびbを測定するのに利用され、各々これらパラメ
ータの一方にほぼ対応する。コンパレータ増幅器201
はその出力側204において、電圧制御回路(volt
agecontrol circuit)100の入力
16に対して意図された従属信号を生成する。抵抗器R
8乃至R18およびキャパシタC2およびC3各々は図
示した回路の動作において通常の役割を果たす。図示し
た回路、従って本発明の光束測定デバイスのコストは低
く、また上記の如くアナログーディジタル変換器(この
系により達成される動作範囲に対して、そのサイズはか
なり小さい)と共に使用することができる。
【0015】その応答時間は迅速であり、一方の方向お
よび他方の方向において、250乃至1000Vの高電
圧の通過を約300μsで達成できる。この電圧のレベ
ルは0.1Vの精度まで制御される。また、この回路
は、パラメータaの値を0に固定(これは該高電圧をb
に等しいー定レベルに維持する)することにより、本発
明の光束測定デバイスを従来の条件の下で動作すること
を可能とする。これとは対照的に、aを無限にほぼ対応
する高いレベルで与えると、この測定はレベルb/aで
一定に保たれ、かつ主電圧の測定は従って受理された光
束を表すものとなる。同様に、結果として、検出された
入射光束に該光電子増倍管の高電圧を適合させることに
より、このデバイスが該光電子増倍管を最もうまく利用
することを強調すべきである。このデバイスの大きな動
作範囲は、スペクトル解析に対して該デバイスを特に有
効なものとし、該スペクトル解析において、該デバイス
は、例えば発光分光により解析されたサンプルの全元素
スペクトルを得ることを可能とする。図4、図5および
図6は、それぞれ本発明に従って得たスペクトル図、即
ち同一サンプルの一定の高いゲインおよび低いゲインに
おいて得られたスペクトル図を示し、該低いゲインは、
特に高強度のスペクトル線が出現するように必要に応じ
て選択された。これらの図において、波長λをx−軸に
また信号の強度をy−軸にとってある。
【0016】本発明の可変ゲイン光束測定デバイスは、
測定値に影響を与える該光電子増倍管固有のノイズを除
去するには理想的なものである。実際に、このデバイス
は、認識することができ、かつ該コンピュータにより行
われるデータ処理によって除去される可能性のある寄生
パルスを分離する手段を与える。極めて高速でレイヤ解
析(layer analyses)を実施する場合、
数個の光チャンネルが元素を表す所定の波長における光
量を感知する。種々の元素の濃度は、100%乃至1p
pm、即ち10の変動、したがって、受理した信号と
同一の振幅の変動に相当する、広い範囲で変動すること
ができる。光電子増倍管の通常の動作範囲は、これら濃
度全ての測定を可能とせず、かつ該解析は破壊的である
ので、異なるゲインレベルでの再度の解析開始は不可能
である。
【0017】本発明のデバイスはこれらの欠点を解消す
る。さらに、「同時の走査(simultaneous
scanning)」をもたらす計測器が今や入手可
能となり、該計測器では数個の光チャンネルがスペクト
ルに沿って分布している。各チャンネルは該スペクトル
の一部を走査することができ、かつ該全スペクトルは該
計測器の全スペクトルの全てまたは一部に及び得る。ス
ペクトル線の相対的強度は、マトリックスを構成する元
素の等価な割合に対して、または同一の元素に対してさ
え著しく異なっている。光チャンネルの感度は、走査中
に別々の波長の形で遭遇する種々の元素に対して合理的
に使用するには高過ぎるか、もしくは低過ぎる可能性が
ある。ここでも、再び、本発明の光束測定デバイスの大
きな動作範囲は、この欠点を克服することを可能とす
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデバイスの全体としてのブロック図で
ある。
【図2】受け取った光束の電流の関数として、光電子増
倍管に印加された高電圧を示す図である。
【図3】本発明で実際に使用した従属回路を示す図であ
る。
【図4】本発明のデバイスを使用して得た測定値から得
た曲線の例を示す図である。
【図5】図4と同様な図であるが、高いゲインの公知技
術のデバイスを使用して作成した図である。
【図6】図4と同様な図であるが、低いゲインの公知技
術のデバイスを使用して作成した図である。
【符号の説明】 1 光電子増倍管 2 陰極 3 測定すべき光束 4 陽極 5 ダイノード 6 トランスコンダクティング増幅器 7 変換器 8 コンピュータ 9 発生器 10 コンパレータ 11 従属メモリ 2、13、16、17、202、203 入力 14、204、301 出力 100、200、300 アセンブリ 101、105、108 エミッタ 102、106、107 コレクタ 103、104 ベース 201 差動増幅器

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定すべき光束を受け取り、かつ電気信
    号(m)を供給するゲイン制御可能受光装置と、 該受光装置のゲインを制御するための回路と、 該受光装置によって供給された該電気信号を記録かつ評
    価し、求める測定値を生成する手段とを含む光束測定デ
    バイスであって、 該受光装置により生成される信号(m)を受け取るゲイ
    ン従属回路を含み、 該ゲイン従属回路は、該ゲイン制御回路とコンパレータ
    とを含み、かつ該受光装置により供給される該電気信号
    を記録しかつ評価するための手段と結合しており、 該ゲイン従属回路は、連続関数fの特性値を含む従属メ
    モリーを含み、 該ゲイン従属回路は、該受光装置によって受け取った光
    束に従って、従属信号を発生し、 該従属信号は、ゲインG=f(m)となるように、該ゲ
    イン制御回路に送られることを特徴とする光束測定デバ
    イス。
  2. 【請求項2】 該受光装置が光電子増倍管であり、その
    ゲインが高電圧のレベルで制御されることを特徴とする
    請求項1に記載の光束測定デバイス。
  3. 【請求項3】 該ゲインの従属回路がアナログ回路であ
    ることを特徴とする請求項1または2に記載の光束測定
    デバイス。
  4. 【請求項4】 該ゲインの従属回路が、少なくとも部分
    的にディジタル型であることを特徴とする請求項1また
    は2に記載の光束測定デバイス。
  5. 【請求項5】 該受光装置から電流sを受け取り、かつ
    該ゲイン従属回路に電圧mを供給する電流−電圧変換器
    を含むことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に
    記載の光束測定デバイス。
  6. 【請求項6】 該関数f(m)が、電子増倍管により生
    成される信号(m)の線形関数am+bであることを特
    徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の光束測定
    デバイス。
  7. 【請求項7】 該従属メモリーが、該線形関数f(m)
    のパラメータaおよびbの値を測定するための2つの電
    位差計と、非−線形関数f(m)のパラメータa、b、
    ・・・・、nを測定するための数個の電位差計とを含む
    ことを特徴とする請求項6に記載の光束測定デバイス。
  8. 【請求項8】 該関数f(m)が非−線形関数であるこ
    とを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の光
    束測定デバイス。
  9. 【請求項9】 該コンパレータが、差動増幅器として設
    計された増幅器を含むことを特徴とする請求項1乃至8
    の何れか1項に記載の光束測定デバイス。
  10. 【請求項10】 該コンパレータが、加算増幅器として
    設計された増幅器を含むことを特徴とする請求項1乃至
    8の何れか1項に記載の光束測定デバイス。
  11. 【請求項11】 該ゲイン制御回路が、電圧発生器とし
    て設計されたトランジスターによって制御される安定ト
    ランジスターを含むことを特徴とする請求項1乃至10
    の何れか1項に記載の光束測定デバイス。
  12. 【請求項12】 該ゲイン制御回路が、交換回線網を含
    むことを特徴とする請求項1乃至11の何れか1項に記
    載の光束測定デバイス。
  13. 【請求項13】 上記請求項1乃至12の何れか1項に
    記載の光束測定デバイスを含む分光計。
JP6295525A 1993-10-21 1994-10-21 光束測定デバイス Pending JPH07280646A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9312585A FR2711792B1 (fr) 1993-10-21 1993-10-21 Dispositif de mesure de flux lumineux.
FR9312585 1993-10-21

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07280646A true JPH07280646A (ja) 1995-10-27

Family

ID=9452095

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6295525A Pending JPH07280646A (ja) 1993-10-21 1994-10-21 光束測定デバイス

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5726438A (ja)
JP (1) JPH07280646A (ja)
DE (1) DE4437546A1 (ja)
FR (1) FR2711792B1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006300731A (ja) * 2005-04-20 2006-11-02 Horiba Ltd グロー放電発光分析装置及びグロー放電発光分析方法
JP2012515412A (ja) * 2009-01-12 2012-07-05 アデイクセン・バキユーム・プロダクト 高ダイナミック入力信号の測定処理デバイス、対応する漏洩検出器、および測定処理方法
JP2012253024A (ja) * 2011-06-06 2012-12-20 Toshiba Corp 光センサ、ガンマ線検出器、及び陽電子放出コンピュータ断層撮影装置

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3618481B2 (ja) * 1996-08-27 2005-02-09 オリンパス株式会社 レーザ走査型顕微鏡
US6002122A (en) * 1998-01-23 1999-12-14 Transient Dynamics High-speed logarithmic photo-detector
DE10135278A1 (de) * 2001-03-29 2002-10-24 Rolf Ziegler Sensor zur Erfassung der Bestrahlungsstärke und der Strahldichten mit digitaler Signalverarbeitung und digitaler Schnittstelle
US7495205B2 (en) * 2007-05-22 2009-02-24 Hinds Instruments, Inc. Automatic gain control in photodetectors

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3600072A (en) * 1962-04-17 1971-08-17 Bofors Ab Projector for analytical viewing of moving pictures
US3487222A (en) * 1967-11-03 1969-12-30 Bausch & Lomb Automatic gain control for self-calibrating a detection system
US3714441A (en) * 1971-12-13 1973-01-30 Servo Corp Photomultiplier gain control circuit
US4105967A (en) * 1976-10-01 1978-08-08 Baxter Travenol Laboratories, Inc. Automatic range selection circuit
US4436994A (en) * 1981-12-28 1984-03-13 Beckman Instruments, Inc. Photomultiplier detector protection device and method
US4669877A (en) * 1985-02-22 1987-06-02 The Perkin-Elmer Corporation Digital gain controlled current to voltage amplifier
US5004904A (en) * 1988-06-17 1991-04-02 Kabushiki Kaisha Toshiba Method and system for controlling gain and offset in radiation measurement apparatus
JPH02209029A (ja) * 1989-02-09 1990-08-20 Toshiba Corp 自動利得制御装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006300731A (ja) * 2005-04-20 2006-11-02 Horiba Ltd グロー放電発光分析装置及びグロー放電発光分析方法
JP2012515412A (ja) * 2009-01-12 2012-07-05 アデイクセン・バキユーム・プロダクト 高ダイナミック入力信号の測定処理デバイス、対応する漏洩検出器、および測定処理方法
JP2012253024A (ja) * 2011-06-06 2012-12-20 Toshiba Corp 光センサ、ガンマ線検出器、及び陽電子放出コンピュータ断層撮影装置

Also Published As

Publication number Publication date
US5726438A (en) 1998-03-10
FR2711792A1 (fr) 1995-05-05
DE4437546A1 (de) 1995-05-11
FR2711792B1 (fr) 1996-12-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6177665B1 (en) High-speed logarithmic photo-detector
US20160372309A1 (en) Optical detectors and methods of using them
US5198816A (en) General purpose system for digitizing an analog signal
US7256393B2 (en) Non-linear signal amplifiers and uses thereof in a mass spectrometer device
JPH07280646A (ja) 光束測定デバイス
JP2006300728A (ja) 光検出用回路及び光検出器
JPH09196752A (ja) 測光装置
Yang et al. The study of linearity and detection efficiency for 20 ″photomultiplier tube
JP2001013005A (ja) 光電変換率調節可能な光量検出回路
WO2023286353A1 (ja) 演算装置、光検出装置、及びゲイン算出方法
CN113552556A (zh) 用于激光雷达的光电探测模块、激光雷达和环境光检测方法
US8957363B2 (en) Differential photodiode integrator circuit for absorbance measurements
JP3255647B2 (ja) 光電子増倍管用較正システム
JP2908742B2 (ja) 測光装置
JPH05172638A (ja) 分光分析装置に用いられ得るフォトアレイセンサおよびイメージインテンシファイア
Crouau et al. Characterization of 8-stages Hamamatsu R5900 photomultipliers for the TILE calorimeter
Menshikov et al. Fast gain calibration of photomultiplier and electronics
JP3334556B2 (ja) 分光放射照度計
US11469088B2 (en) Methods and apparatus of adaptive and automatic adjusting and controlling for optimized electrometer analog signal linearity, sensitivity, and range
Bristow Lidar-signal compression by photomultiplier gain modulation: influence of detector nonlinearity
Kalytis Photon Counting in Astrophotometry. Fundamentals and Some Advices for Beginners
Fabbrica et al. MIRA: a Low-Noise ASIC with 35 μm Pixel Pitch for the Readout of Microchannel Plates
Longhitano et al. A laser-based system for a fast and accurate measurement of gain and linearity of photomultipliers
Sweedler et al. Single-element charge-injection device as a spectroscopic detector
Lu et al. Fast and sensitive ultraviolet spectrum detection based on 32-anode photomultiplier tube array