JPH07280625A - 光波レベル計 - Google Patents

光波レベル計

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JPH07280625A
JPH07280625A JP6089143A JP8914394A JPH07280625A JP H07280625 A JPH07280625 A JP H07280625A JP 6089143 A JP6089143 A JP 6089143A JP 8914394 A JP8914394 A JP 8914394A JP H07280625 A JPH07280625 A JP H07280625A
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JP
Japan
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light
optical head
repeater
optical
level meter
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JP6089143A
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Inventor
Yoshiisa Narutaki
能功 鳴瀧
Katsutoshi Sato
勝利 佐藤
Masayuki Toda
正之 渡田
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Opt KK
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M II C ENG SERVICE KK
Opt KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】容器内の引火性液体の液面レベルを安全に高精
度で測定する。 【構成】引火性液体が入れられた容器内等危険区域に設
置される光ヘッド2と、容器より遠く離れた監視室等安
全区域に設置される本体3との間に光学的に接続される
第1、第2及び第3中継器4,5,6を備える。本体3
が、変調された往路光を第1中継器4を経て液体の液面
8に投射する発光素子11と、この液面で散乱した復路
光を第2中継器5を経て受光する受光素子12と、発光
素子11に供給した変調信号と受光素子12からの信号
に基づいて光ヘッド2と液面8との間の距離を算出する
制御回路13とを含む。容器内には、液面8上に不活性
ガスを充填させる。光ヘッド2は、第1中継器4を経由
した往路光の一部を校正光として取出すビームスプリッ
タ14を含み、本体3は、この校正光を第3中継器6を
経由して受光する光ポート18を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばガソリン等の引
火性液体のタンク内に設置される光ヘッドとの間に、半
導体レーザ、LED或はSLDによる変調光を授受し
て、液面までの距離を測定する光波レベル計に関する。
【0002】
【従来の技術】変調光の位相差で目標物までの距離を測
定する光波距離計は、米国特許第3,619,058
号、特開昭47−32852号、特開昭55−1190
82号、特開昭57−3063号、特開昭60−211
380〜211382号及び特願平2−305571号
に開示されている。これらの光波距離計は、内部に所定
長の校正光路を形成し、この校正光路による測定値で目
標物までの外部測定値を校正して、測定精度を向上させ
ている。
【0003】従来、殆どの光波距離計は、変調光を目標
物に投射し、その散乱光の一部を受光する光学系と、変
調光の位相差を電子的に処理する電気系とが同一の筺体
に内蔵されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来の光波距
離計は、電源を投入或は遮断する時に電源スイッチの接
点間でスパークが発生する恐れがあり、或はシャッタ板
を回動させる電気モータのブラシ間にもスパークが発生
する恐れがある。また、往路光及び復路光用の光学系を
分離して2本の光ファイバケーブルで延長する方法も考
えられるが、これら光ファイバケーブルの長さ及び温度
係数によって測定値に相当の誤差が生じる。例えば、1
度CでKm=5ppmの温度係数を持つ光ファイバにおいて
は、300メートルの長さで50度C変化した時に75
mmの誤差が生じる。
【0005】本発明は、上述した問題点に鑑み、光学系
と、電気系とを分離し、これらの間を例えば少なくとも
2本の光ファイバケーブルで連結して光信号の授受を行
って、引火性液体が入れられた容器内の液面までの距離
を安全に行える光波レベル計を提供することを目的とす
る。また、光学系と電気系とを連結する2本の光ファイ
バケーブルの設置長さ及び温度係数による測定誤差を、
校正用の第3の光ファイバケーブルを用いて補償し、同
時に光ファイバケーブルの膨張係数をも補償することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による光波レベル
計は、光ヘッドと、この光ヘッドとの間で変調光を授受
する本体と、これら光ヘッド及び本体間に光学的に接続
される第1及び第2中継器とを備え、前記本体は、変調
された往路光を第1中継器及び光ヘッドを経て目標物に
投射する発光素子と、この目標物で散乱した復路光を光
ヘッド及び第2中継器を経て受光する受光素子と、発光
素子に供給した変調信号と受光素子からの信号に基づい
て光ヘッドと目標物との間の距離を算出する制御回路と
を含むことを特徴とする。
【0007】前記光ヘッドは、第1中継器を経由した往
路光の一部を校正光として取出すビームスプリッタを含
み、前記本体は、この校正光を第3中継器を経由して受
光する光ポートを含み、更に目標物で散乱した復路光を
集光する対物レンズと、集光された復路光を反射させ
て、第2中継器の一端面に合焦させる平面鏡とを備え
る。
【0008】また、光ヘッドは、対物レンズに同軸配置
されて、前記往路光を案内する分離体を含む。この分離
体は、対物レンズを貫通するように配置され、外周面に
光吸収材が塗布された円筒部材が好ましい。また、発光
素子は、レーザ光を放射する半導体レーザ、発光ダイオ
ード或はスーパールミネセントダイオードである。
【0009】本発明による別の光波レベル計は、上述の
対物レンズ及び平面鏡の代りに、前記目標物で散乱した
復路光を集光しながら反射させて、前記第2中継器の一
端面に合焦させる凹面鏡を備える。前記本体には、復路
光と校正光とを所定の時間比率で切換えるシャッタが配
置される。このシャッタは、復路光用に略C字状の長孔
が形成され、校正光用に開口が形成された回転自在の円
板或は液晶シャッタを含む。
【0010】本発明による更に別の光波レベル計は、引
火性液体が入れられた容器内に設置される光ヘッドと、
この容器外に設置される本体と、これら光ヘッド及び本
体間に光学的に接続される第1及び第2中継器とを備
え、前記本体は、変調された往路光を第1中継器を経て
液体の液面に投射する発光素子と、この液面で散乱した
復路光を第2中継器を経て受光する受光素子と、発光素
子に供給した変調信号と受光素子からの信号とに基づい
て光ヘッド及び目標物間の距離を算出する制御回路とを
含み、前記容器内には、液面上に不活性ガスが充填され
る。
【0011】
【実施例】以下に、本発明による光波レベル計の実施例
を図面を参照して説明する。
【0012】図1は、本発明による光波レベル計1の実
施例を示している。この光波レベル計1は、光ヘッド2
と、この光ヘッド2との間で変調光を授受する本体3
と、これら光ヘッド2及び本体3間に光学的に接続され
る第1中継器4、第2中継器5及び第3中継器6とを備
えている。この光ヘッド2は、通常危険区域内の引火性
液体の容器7或はタンク内の最上部に下向きに設置され
る。一方、本体3は、引火性液体の容器7から遠隔の例
えば監視室内等の安全区域に設置される。
【0013】この本体3は、図2に示すように、例えば
150kHz或は15MHzで変調された往路光を第1
中継器4及び光ヘッド2を経て目標物即ち引火性液体の
液面8に投射する発光素子11と、この液面8で散乱し
た復路光を光ヘッド2及び第2中継器5を経て受光する
受光素子12と、発光素子11に供給した変調信号と受
光素子12からの信号に基づいて光ヘッド2及び液面8
間の距離を算出する制御回路13とを含む。
【0014】各中継器4〜6は、両端面が鏡面仕上げさ
れた光ファイバケーブルが用いられる。各光ファイバケ
ーブルは、コアとクラッドとの屈折率が段階的或は徐々
に異なった1本のガラス或はプラスチックファイバ或は
光ファイバの束からなる。
【0015】一方、光ヘッド2は、第1中継器4を経由
した往路光の一部を校正光として取出すビームスプリッ
タ14と、液面8で散乱した復路光を集光する対物レン
ズ15と、集光された復路光を反射させて、第2中継器
5の一端面16に合焦させる平面鏡17とを含み、本体
3は、校正光を第3中継器6を経由して受光する光ポー
ト18を含む。
【0016】まず、発光素子11には、LED(発光ダ
イオード)、特に850nm波長の赤外線を発光する超高
輝度のSLD(スーパールミネッセントダイオード)、
或は640nm波長のコヒーレントなレーザ光を放射する
半導体レーザが用いられる。この発光素子11と第1中
継器4の一端面との間には、発光素子11の往路光を同
一端面に合焦させる凸レンズ20が設けられるが、発光
素子11の発光窓に直接光ファイバを差し込んで、この
凸レンズを省略してもよい。
【0017】一方、第1中継器4の他端面は、光ヘッド
2に配置され、その前側に発光素子11の往路光を例え
ば約3mmφの平行光にさせるコリメートレンズ21が同
軸配置される。この平行光の一部はビームスプリッタ1
4で反射後、校正光として凸レンズ22によって第3中
継器6の一端面に合焦させられる。平行光の大部分は、
平面鏡17及び対物レンズ16を貫通して同軸配置され
た円筒部材23を通って、タンク(図示略)内の引火性
液体の液面8に照射される。液面8で散乱した復路光
は、対物レンズ15で集光され、平面鏡17で反射され
て、第2中継器5の一端面16に合焦させられる。
【0018】第2中継器5の他端面は、本体3内に配置
され、その前側に他端面からの復路光を例えば約3mmφ
の平行光にさせるコリメートレンズ24が同軸配置され
る。このレンズ24の前側には、光量を調整するNDフ
ィルタ25、シャッタ板26、第2のビームスプリッタ
27、凸レンズ28及び受光素子12が光学的に同軸配
置されて、外部測定時のシャッタの開口時には、他端面
からの復路光を平行光にし、その後受光素子12の受光
面に合焦させている。
【0019】複数のNDフィルタ25を保持する保持盤
30は、中心がモータ31の出力軸に固定され、その回
りに等間隔に複数の円形の穴が形成される。各穴には、
1つの穴を除いて例えば2倍、4倍等の濃度を持つND
フィルタが順次取付られている。保持盤30の周辺部に
は各穴と対応してエンコーダ即ち位置合わせ用の小穴
と、特定の穴に対応したインデックス用の小穴が各々形
成される。
【0020】これらの小穴は、ホトインタラプタ或はホ
トリフレクタからの角位置信号及びインデックス信号で
検出される。即ち、制御回路13は、例えばNDフィル
タの濃度を濃くしたい時に、モータ31を制御して、保
持盤30を次の位置合わせ用の小穴を角位置信号で検出
するまで例えば時計方向に回転させる。この小穴を検出
した時には、平面鏡17及び第2中継器5を経由した復
路光が特定のNDフィルタに光学的に位置合わせされて
いる。また、インデックス信号は、例えば最も濃度の濃
いNDフィルタを示している。この保持盤30は、減速
機構(図示略)の出力軸に軸支されて、この減速機構に
回転を伝達するモータ31で角駆動させてもよい。
【0021】光ヘッド2には、往路光が対物レンズ15
の裏面等で乱反射して受光素子12に漏れるのを防止す
る分離体23が取付られる。この分離体23は、往路光
に光学的に同軸配置されて、往路光を外部にのみ案内す
る金属製の円筒部材、高屈折率のガラス円柱或は円筒面
に金属を蒸着したガラス円柱を含んでいる。勿論、対物
レンズ15は、反射防止膜を1層或は多層に塗布或は蒸
着してもよい。
【0022】この分離体23は、対物レンズ15及び平
面鏡17を各々貫通して配置されている。この分離体2
3は、平面鏡17のみを貫通し、先頭の環状面が対物レ
ンズ15に当接するようにしてもよい。また分離体23
は、先頭の環状面及び後尾の楕円環状面が対物レンズ1
5及び平面鏡即ちビームスプリッタ17と各々当接する
ように配置されてもよい。
【0023】一方、液面8までの測定値を校正する所定
長の校正光路内に設けられるビームスプリッタ(ダイク
ロイックミラー)14は、往路光から校正光を分割し
て、同校正光を凸レンズ22を経て第3中継器6の一端
面に合焦させている。第3中継器6の他端面(光ポート
18)は、本体3に配置されて、その前側に他端面から
の校正光を例えば約3mmφの平行光にさせるコリメート
レンズ34が同軸配置される。このレンズ34の前側に
は、光量を調整するNDフィルタ35、シャッタ板2
6、プリズム36、第2のビームスプリッタ27、凸レ
ンズ28及び受光素子12が順次光学的に同軸配置され
て、校正時のシャッタの開口時には、他端面からの校正
光を平行光にし、その後受光素子12の受光面に合焦さ
せている。
【0024】複数のNDフィルタ35を保持する保持盤
37は、中心がモータ38の出力軸に固定され、その構
成が前述の保持盤30と略同一である。従って、第2の
角位置信号及び第2のインデックス信号は、操作者が例
えばNDフィルタの濃度を濃くしたい時に用いられる。
【0025】更に、円形のシャッタ板26は、モータ4
0により一定角速度で時計方向に回転駆動されている。
このシャッタ板26には、図3に示すように、往路光及
び校正光の通過時間を所定の比率に設定するC字状の長
孔41及び括弧状のセクタ穴42が同軸的に各々形成さ
れると共に、これら往路光及び校正光の通過時刻を制御
回路13に送るインデックス43が周辺部に形成され
る。このインデックス43は、例えば米粒大の丸穴或は
接着された磁石で、フォトカプラ或は磁気ホール素子で
検出される。
【0026】図1には、液面8からの変調復路光が長孔
41を通過して受光素子12で受光され、変調校正光が
シャッタ板26で遮断される状態が示される。この状態
において、発光素子11に供給した出力変調波と、受光
素子12から得られる入力変調波との位相差が例えば1
0回計測されて、これらの合計値を平均して最終的に距
離に換算している。
【0027】校正状態では、校正光がセクタ穴42を通
過して受光素子12に到達して、入出力変調波の位相差
が1回測定されて、気温或は気圧等による測定誤差を補
償している。また、距離測定が精度よく実施されるよう
に、シャッタ板26が1回転する毎に、10サイクルの
外部距離測定時間及び1サイクルの校正時間が割り当て
られている。従って、シャッタ板26に設けられた距離
測定用のC字状の長孔41の円弧角が校正用セクタ穴4
2のそれより10対1に割り当てられている。これら長
孔41及びセクタ穴42は、シャッタ板26の回転軸を
中心として同軸配置された2つの円に各々挟まれて、各
円弧角が略300度:30度になるようにフライス盤で
形成される。
【0028】従来の光波レベル計はシャッタ板を時計或
は反時計方向に間欠回動させていたが、本発明では、シ
ャッタ板26を一方向に回転させて、往路光と校正光と
を所定の時間比率(例えば10対1)で切換えているの
で、外部測定値の精度を増加させながら、校正測定値で
迅速に校正することができる。
【0029】これら中継器4〜6は光ヘッド部と、延長
部と、本体部とに区画されてもよい。この場合、延長部
は、3つの中継路が1本のケーブル内に集積され、両側
に3つの光ポートを持つ雄及び雌型の光コネクタが接続
される。また、本体部は、例えば雄型の光コネクタの対
応のポートに光学的に接続される3本の光ファイバケー
ブルが分離して対応の箇所に接続される。光ヘッド部も
同様に雌型の光コネクタの対応のポートに光学的に接続
される3本の光ファイバケーブルが分離して対応の箇所
に接続される。
【0030】図4は、光波レベル計1の第2の実施例を
示す部分断面図である。この実施例では、シャッタ板2
6及びモータ40の代りに、印加電圧の極性で透明或は
不透明となる2つの液晶シャッタが設けられている。第
1の液晶シャッタ51はコリメートレンズ24の前側に
光学的に同軸配置され、第2の液晶シャッタ52がコリ
メートレンズ34の前側に光学的に同軸配置される。こ
の配列においては、往路光による測定時間と校正光によ
る測定時間との比率を制御回路13からの電気信号によ
り任意に容易に調節できる。しかも、モータやシャッタ
板のような機械部品が無いので、信頼性が増加する。
【0031】また、図2に示す単眼同軸方式の光ヘッド
の代わりに、複眼方式の光ヘッドを用いている。この場
合、反射鏡17及び分離体23が省略できる。更に、別
の実施例では、図2に示す対物レンズ15、反射鏡17
及び分離体23の代りに、略中央に往路光用の穴が明け
られた1枚の凹面鏡を用いることができる。この凹面鏡
は、復路光の集光と第2中継器5の一端面16への合焦
とが同時にでき、従って、高価で比較的重い対物レンズ
を省略でき、軽量化とコストダウンとを達成できる。
【0032】ビームスプリッタは、適宜コールドミラー
或はコールドフィルタを用いてもよい。分離体は、管状
即ち円筒状を図示したが、高透過率コアと高屈折率クラ
ッドとを有する例えば3mm径の光ファイバ、髪の毛の細
さの光ファイバを束ねた結束ファイバ或は中実のガラス
円柱であってもよい。さらに、この分離体の円周面に光
吸収手段(例えば黒色の皮膜)を設けることにより復路
光の乱反射を防ぐこともできる。
【0033】なお、レーザ光を用いて液面8までの距離
を測定し、校正光の測定値を用いて液面8までの距離の
測定値を校正する制御回路13は、従来周知の光波距離
計と同様の回路構成を適用することができる。
【0034】容器7内の例えばガソリン等の引火性液体
の液面上の空間には通常大気中の空気が充満されてい
る。この空気とガソリンとが最適な混合比になった場合
には、引火性或は爆発性の気体が生成される恐れがあ
る。また、日中の温度変化から光ヘッド内の部品に曇り
或は水滴が凝結して測定精度を悪化させる恐れがある。
これらを予防するために、容器7内の空間には、図1に
示すように乾燥チッソガス或は炭酸ガス等の不活性ガス
が入口9から充填されている。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による光波
レベル計は、引火性液体の容器内の液面レベルを安全に
計測することができる。また、光学系と電気系とを連結
する2本の光ファイバケーブルの設置長さ及び温度係数
による測定誤差を、校正用の第3の光ファイバケーブル
を用いて補償し、同時に光ファイバケーブルの膨張係数
をも補償することができる。また、シャッタが所定の時
間比率例えば往路光の測定回数を10、校正光のそれを
1の割合で交互に切換えているので、液面8までの距離
が迅速に正確に測定することができる。不活性ガスの充
填で、内部の光学機器が曇らず、正確な計測が安全に実
施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光波レベル計の設置状況を示す概
略図である。
【図2】本発明による光波レベル計の第1実施例を示す
概略部分断面図である。
【図3】図2に示す光波レベル計のシャッタ板の平面図
である。
【図4】本発明による光波レベル計の第2実施例を示す
概略部分断面図である。
【符号の説明】
1 光波レベル計 2 光ヘッド 3 本体 4 第1中継器 5 第2中継器 6 第3中継器 7 容器 8 液面 11 発光素子 12 受光素子 13 制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 勝利 東京都町田市三輪町315−1 株式会社オ プテック内 (72)発明者 渡田 正之 広島県広島市中区江波沖町5番1号 エム イー シー エンジニアリングサービス 株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ヘッドと、この光ヘッドとの間で変調光
    を授受する本体と、これら光ヘッド及び本体間に光学的
    に接続される第1及び第2中継器とを備え、 前記本体は、変調された往路光を前記第1中継器及び光
    ヘッドを経て目標物に投射する発光素子と、 この目標物で散乱した復路光を前記光ヘッド及び第2中
    継器を経て受光する受光素子と、 前記発光素子に供給した変調信号と前記受光素子からの
    信号に基づいて前記光ヘッドと前記目標物との間の距離
    を算出する制御回路とを含むことを特徴とする光波レベ
    ル計。
  2. 【請求項2】前記光ヘッドは、前記第1中継器を経由し
    た前記往路光の一部を校正光として取出すビームスプリ
    ッタを含み、 前記本体は、この校正光を第3中継器を経由して受光す
    る光ポートを含む請求項1に記載の光波レベル計。
  3. 【請求項3】前記光ヘッドは、前記目標物で散乱した復
    路光を集光する対物レンズと、 集光された前記復路光を反射させて、前記第2中継器の
    一端面に合焦させる平面鏡とを備えた請求項2に記載の
    光波レベル計。
  4. 【請求項4】前記光ヘッドは、前記対物レンズに同軸配
    置されて、前記往路光を案内する分離体を含む請求項3
    に記載の光波レベル計。
  5. 【請求項5】前記分離体は、前記対物レンズを貫通する
    ように配置される請求項4に記載の光波レベル計。
  6. 【請求項6】前記分離体は、外周面に光吸収材が塗布さ
    れた円筒部材である請求項4に記載の光波レベル計。
  7. 【請求項7】前記光ヘッドは、前記目標物で散乱した復
    路光を集光しながら反射させて、前記第2中継器の一端
    面に合焦させる凹面鏡を備えた請求項2に記載の光波レ
    ベル計。
  8. 【請求項8】前記本体には、前記復路光と前記校正光と
    を所定の時間比率で切換えるシャッタが配置される請求
    項2に記載の光波レベル計。
  9. 【請求項9】前記シャッタは、前記復路光の通過位置に
    略C字状の長孔が形成され、前記校正光の通過位置に開
    口が形成された回転自在の円板を含む請求項8に記載の
    光波レベル計。
  10. 【請求項10】前記シャッタは、前記復路光と前記校正
    光とを所定の時間比率で切換える液晶シャッタを含む請
    求項8に記載の光波レベル計。
  11. 【請求項11】引火性液体が入れられた容器内に設置さ
    れる光ヘッドと、この容器外に設置される本体と、これ
    ら光ヘッド及び本体間に光学的に接続される第1及び第
    2中継器とを備え、 前記本体は、変調された往路光を前記第1中継器を経て
    前記液体の液面に投射する発光素子と、 この液面で散乱した復路光を第2中継器を経て受光する
    受光素子と、 前記発光素子に供給した変調信号と前記受光素子からの
    信号に基づいて前記光ヘッドと前記目標物との間の距離
    を算出する制御回路とを含み、 前記容器内には、前記液面上に不活性ガスが充填される
    ことを特徴とする光波レベル計。
JP6089143A 1994-04-04 1994-04-04 光波レベル計 Pending JPH07280625A (ja)

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JP (1) JPH07280625A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002031563A (ja) * 2000-07-14 2002-01-31 Yamatake Corp 液面検出装置、給液制御装置及び液体配送システム
JP2021503612A (ja) * 2017-11-20 2021-02-12 オフィス ナショナル デテュード エ ドゥ ルシェルシュ アエロスパシアル 液体のレベルの非接触測定のための自己較正光学デバイス
JP2021105623A (ja) * 2017-03-30 2021-07-26 株式会社東京精密 液面高さ測定装置、および液面高さ測定方法
JP2022071123A (ja) * 2017-03-30 2022-05-13 株式会社東京精密 液面高さ測定装置、および液面高さ測定方法

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