JPH07280200A - ねじ止め監視装置 - Google Patents

ねじ止め監視装置

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Publication number
JPH07280200A
JPH07280200A JP6071193A JP7119394A JPH07280200A JP H07280200 A JPH07280200 A JP H07280200A JP 6071193 A JP6071193 A JP 6071193A JP 7119394 A JP7119394 A JP 7119394A JP H07280200 A JPH07280200 A JP H07280200A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw
washer
sensor
monitoring device
stop monitoring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6071193A
Other languages
English (en)
Inventor
Hironori Ogawa
浩紀 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP6071193A priority Critical patent/JPH07280200A/ja
Publication of JPH07280200A publication Critical patent/JPH07280200A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Bolts, Nuts, And Washers (AREA)
  • Pipeline Systems (AREA)
  • Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ねじの緩みを自動検出できるねじ止め監視装
置を提供することを目的とする。 【構成】 雄ねじ4,雌ねじ5の緩みで落下する特別な
座金8a.8bを第1,第2の配管1a,1bとで共締
めしておくことによって、雄ねじ4,雌ねじ5が緩んだ
場合に座金8a.8bがセンサ11の上に落下し、ねじ
緩みを検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はねじ止め監視装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】洪水時などの災害発生時に運転される排
水機場の配管設備では、いざと云う時に確実に運転でき
るように、従来では検査員が定期的に巡回して、水や燃
料油などの液漏れ事故の発生の有無を目視検査している
のが現状である。
【0003】液漏れ事故の原因としては、ねじの緩みを
挙げることができる。具体的には、図7と図8に示すよ
うに第1の配管1aのフランジ2aと第2の配管1bの
フランジ2bとを接続する場合には、シール材3を介在
させて雄ねじ4と雌ねじ5と平座金6a,6bを使用し
てねじ止めされている。この雄ねじ4,雌ねじ5のねじ
の緩みが発生した場合には、図8に示す接続部分7から
液漏れが発生する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の目視
による監視方法では、接続部分7から液漏れの有無とと
もに、ねじの緩みの有無も人手によって点検することが
必要になるが、人材不足などの理由で日常の管理が不十
分になる問題があり、特に、点検個所が多いねじの緩み
の点検については検査の無人が望まれているのが現状で
ある。
【0005】本発明はねじの緩みを自動検出できるねじ
止め監視装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のねじ止め監視装
置は、部材を止めているねじの緩みを検出する装置であ
って、前記部材とねじで共締めされると共に前記ねじの
緩みで落下する座金と、前記座金が落下する位置に配設
され前記座金の当接を検出するセンサとを設けたことを
特徴とする。
【0007】
【作用】この構成によると、ねじの緩みで落下する特別
な座金を部材と共締めしておくことによって、ねじが緩
んだ場合に座金がセンサの上に落下し、ねじ緩みを検出
する。
【0008】
【実施例】以下、本発明のねじ止め監視装置を図1〜図
6に示す各実施例に基づいて説明する。
【0009】図1と図2は第1の実施例を示す。この実
施例では、第1の配管1aのフランジ2aと第2の配管
1bのフランジ2bとを雄ねじ4と雌ねじ5を使用して
ねじ止めされている監視個所を例に挙げて説明する。こ
のねじ止めに使用されている座金8a,8bは、図2に
示すように周方向に2分割された座金片9a,9bで構
成されており、雄ねじ4と雌ねじ5を締める際に座金片
9a,9bを突き合わせた状態で図1に示すように共締
めされている。この実施例では、周方向の8個所が雄ね
じ4と雌ねじ5と座金8a,8bを使用して締め上げら
れている。
【0010】接続されたフランジ2aとフランジ2bの
下方の床10の上には、衝撃センサ11が配置されてい
る。具体的には、圧電セラミック等の圧電素子で構成さ
れている。
【0011】周方向8個所のうちの何れかの締め付けが
緩んだ場合には、その緩んだ個所の座金片9aまたは座
金片9bが衝撃センサ11の上に落下して、衝撃センサ
11から電圧Vsが発生する。衝撃センサ11から発生
した電圧Vsはレベル判定部としてのコンパレータ12
で基準電圧Vrとレベル比較される。コンパレータ12
の出力を保持して出力する保持部としてのフリップフロ
ップ13は、コンパレータ12が“ Vs> Vr ”
の状態を検出してセットされる。フリップフロップ13
がセットされると監視室の警告ランプ14が点灯し、ね
じの緩みの発生を自動検知できる。
【0012】図3と図4は第2の実施例を示す。第1の
実施例のように雄ねじ4と雌ねじ5および座金8a,8
bを使用して締め上げられた接続配管のフランジ2a,
2bの部分を覆うようにセンサ−支持箱15が第1,第
2の接続配管1a,1bに係止されており、センサ−支
持箱15の内底面16に衝撃センサ11が取り付けられ
ている。
【0013】このようにセンサ−支持箱15を使用した
場合には、緩んだ個所の座金片9aまたは座金片9bが
衝撃センサ11の上に確実に落下して、ねじの緩みの発
生を自動検知できる。
【0014】上記の実施例では衝撃センサ11をセンサ
−支持箱15の内底面16に配置したが、センサ−支持
箱15の外面に衝撃センサ11を取り付けて、座金片9
aまたは座金片9bの落下の衝撃を間接的に検出するよ
うに構成することもできる。
【0015】上記各実施例のセンサとしては衝撃センサ
11を使用したが、その他の各種のセンサを使用でき
る。例えば、座金8a,8bを導電体で構成した場合に
は、図5に示す第3の実施例のようにセンサとして電極
対17a,17bの間に抵抗器18a,18bによる分
圧電圧を印加しておき、落下した座金片9aまたは座金
片9bによって電極対17a,17bが短絡されて電圧
Vsが低下したことによってフリップフロップ13をセ
ットして警告ランプ14を点灯させることもできる。
【0016】上記各実施例の座金は、周方向に複数に分
割された平座金で構成したが、その他の形状の座金も使
用できる。具体的には、図6に示す第4の実施例のよう
に雄ねじ4に係合する部分に一端が雄ねじ4の直径より
も広い開口19を形成した平座金20を使用し、ねじが
緩むことによって衝撃センサ11の上に落下してねじの
緩みを検出できる。平座金20が導電体の場合には図5
に示した構造のセンサを使用することもできる。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明によると、部材とね
じで共締めされると共に前記ねじの緩みで落下する座金
と、前記座金が落下する位置に配設され前記座金の当接
を検出するセンサとを設けたため、ねじの緩みで落下す
る特別な座金を部材と共締めしておくことによって、ね
じが緩んだ場合に座金がセンサの上に落下し、ねじ緩み
を無人で検出できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のねじ止め監視装置の構成図である。
【図2】同実施例の要部の分解斜視図である。
【図3】第2の実施例の要部の斜視図である。
【図4】同実施例の縦断面図である。
【図5】第3の実施例のセンサの斜視図である。
【図6】第4の実施例の座金の斜視図である。
【図7】一般的な接続配管の斜視図である。
【図8】図7の接続状態の側面図である。
【符号の説明】
4 雄ねじ 5 雌ねじ 8a,8b 座金 9a,9b 座金片 11 衝撃センサ 12 コンパレータ〔レベル判定部〕 13 フリップフロップ〔保持部〕 14 警告ランプ 15 センサ−支持箱

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部材を止めているねじの緩みを検出する
    装置であって、前記部材とねじで共締めされると共に前
    記ねじの緩みで落下する座金と、前記座金が落下する位
    置に配設され前記座金の当接を検出するセンサとを設け
    たねじ止め監視装置。
  2. 【請求項2】 座金を、周方向に複数に分割された平座
    金とした請求項1記載のねじ止め監視装置。
  3. 【請求項3】 座金を、ねじに係合する部分に一端が前
    記ねじの雄ねじの直径よりも広い開口を形成した平座金
    とした請求項1記載のねじ止め監視装置。
  4. 【請求項4】 センサとして圧電素子を使用し、圧電素
    子の出力信号のレベルが規定レベルを越えたことを検出
    するレベル判定部を設け、レベル判定部の出力を保持し
    て出力する保持部を設け、保持部の出力を警報出力とし
    た請求項1記載のねじ止め監視装置。
  5. 【請求項5】 ねじ止めされる接続配管に係止されて接
    続配管の接続部分を包むセンサ支持箱を設け、センサ支
    持箱の内側または外側にセンサを取り付けた請求項1記
    載のねじ止め監視装置。
  6. 【請求項6】 センサとして間隔をおいて配置され電圧
    が印加された電極対と、電極対が落下した座金で短絡さ
    れて電圧低下したことを記憶して出力する保持部を設
    け、保持部の出力を警報出力とした請求項1記載のねじ
    止め監視装置。
JP6071193A 1994-04-11 1994-04-11 ねじ止め監視装置 Pending JPH07280200A (ja)

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JP6071193A JPH07280200A (ja) 1994-04-11 1994-04-11 ねじ止め監視装置

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JP6071193A JPH07280200A (ja) 1994-04-11 1994-04-11 ねじ止め監視装置

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Publication Number Publication Date
JPH07280200A true JPH07280200A (ja) 1995-10-27

Family

ID=13453594

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JP6071193A Pending JPH07280200A (ja) 1994-04-11 1994-04-11 ねじ止め監視装置

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JP (1) JPH07280200A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AT500041A1 (de) * 2003-09-19 2005-10-15 Franz Reiterer System um abfliessende flüssigkeiten schon in tropfenform messbar machen ohne diese zu behindern und bevor diese den natürlichen kreislauf verlassen
JP2011112065A (ja) * 2009-11-24 2011-06-09 Kirin Engineering Co Ltd 継手の接続判別装置及び方法
US8429990B2 (en) 2008-10-09 2013-04-30 HGST Netherlands B.V. Top cover screw floating checker system for hard disk

Cited By (3)

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