JPH0552684A - ネジ緩みの自動検出法 - Google Patents
ネジ緩みの自動検出法Info
- Publication number
- JPH0552684A JPH0552684A JP21097091A JP21097091A JPH0552684A JP H0552684 A JPH0552684 A JP H0552684A JP 21097091 A JP21097091 A JP 21097091A JP 21097091 A JP21097091 A JP 21097091A JP H0552684 A JPH0552684 A JP H0552684A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screws
- loosening
- screw
- members
- voltage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ネジ止めされた部材のネジ緩みによるトラブル
を未然に防止することが可能なネジ緩み自動検出法を提
供する。 【構成】ネジ止めされた少なくとも2つ以上の部材5
a,5bの該部材間に圧力センサー3を設けて該部材か
ら受ける圧力変位を自動的に検出する。
を未然に防止することが可能なネジ緩み自動検出法を提
供する。 【構成】ネジ止めされた少なくとも2つ以上の部材5
a,5bの該部材間に圧力センサー3を設けて該部材か
ら受ける圧力変位を自動的に検出する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ネジ緩みの自動検出法
に係り、特にトラブルを未然に防止してメンテナンスの
工数削減を図るための大型設備におけるネジ緩みの自動
検出法に関する。
に係り、特にトラブルを未然に防止してメンテナンスの
工数削減を図るための大型設備におけるネジ緩みの自動
検出法に関する。
【0002】
【従来の技術】重量物や、大きな物を載置したり搬送し
たりする大型設備の組み立てには非常に多くのネジが使
用されている。
たりする大型設備の組み立てには非常に多くのネジが使
用されている。
【0003】図2には、上下2枚の厚い部材1a,1b
を雄ネジ、雌ネジの2組のネジ2a,2bでネジ止めし
ている状態が示されている。
を雄ネジ、雌ネジの2組のネジ2a,2bでネジ止めし
ている状態が示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ネジ止めは最初のうち
は部材1a,1bを堅固に締結しているものの、長期間
稼動をした場合、振動等により各部のネジの緩みが発生
し、それに伴い位置ずれ等により誤動作等の種々の問題
が発生している。
は部材1a,1bを堅固に締結しているものの、長期間
稼動をした場合、振動等により各部のネジの緩みが発生
し、それに伴い位置ずれ等により誤動作等の種々の問題
が発生している。
【0005】上記ネジの緩みは微小で、この緩みの問題
を未然に防止するためには、多数のネジを定期的に点検
する必要があり、多大なメンテナンス工数がかかる。
を未然に防止するためには、多数のネジを定期的に点検
する必要があり、多大なメンテナンス工数がかかる。
【0006】また、設備の設置場所等によっては上記の
定期点検がしにくい、あるいは不可能な場合もある。
定期点検がしにくい、あるいは不可能な場合もある。
【0007】そこで、本発明ではネジ止めされた部材の
ネジ緩みによるトラブルを未然に防止することが可能な
ネジ緩み自動検出法を提供することを目的とする。
ネジ緩みによるトラブルを未然に防止することが可能な
ネジ緩み自動検出法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題は本発明によれ
ば、ネジ止めされた少なくとも2つ以上の部材の該部材
間に圧力センサーを設けて、該部材から受ける圧力変位
を自動的に検出することを特徴とするネジ緩みの自動検
出法によって解決される。
ば、ネジ止めされた少なくとも2つ以上の部材の該部材
間に圧力センサーを設けて、該部材から受ける圧力変位
を自動的に検出することを特徴とするネジ緩みの自動検
出法によって解決される。
【0009】
【作用】本発明によれば、ネジ止めされた部材5a,5
b間に圧力センサー3を設けて、その部材から受ける圧
力変位を自動検出できるために、ネジ止め(締結)した
時点の圧力とネジ緩みを起こして、ある所定の緩み量に
なった時点を圧力変位で正確に検出できる。
b間に圧力センサー3を設けて、その部材から受ける圧
力変位を自動検出できるために、ネジ止め(締結)した
時点の圧力とネジ緩みを起こして、ある所定の緩み量に
なった時点を圧力変位で正確に検出できる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【0011】図1は本発明の一実施例を説明するための
概略模式図である。図1によれば、従来例で説明したと
同様の2組のネジ2a,2bによって部材5a,5bが
締結されている。ネジ2aと2bのほぼ中間位置であっ
て且つ部材5aと接する部材5b側に圧力センサーの一
種である圧電素子3が設けられている。図1中4は、圧
電素子3と電気的に接続された電圧計である。
概略模式図である。図1によれば、従来例で説明したと
同様の2組のネジ2a,2bによって部材5a,5bが
締結されている。ネジ2aと2bのほぼ中間位置であっ
て且つ部材5aと接する部材5b側に圧力センサーの一
種である圧電素子3が設けられている。図1中4は、圧
電素子3と電気的に接続された電圧計である。
【0012】本実施例では、圧電素子3を介在させた部
材5aと5bをネジ2a,2bを用いて堅固に締結して
いる。上記実施例では、ネジ止めされた最初の電圧をV
1としておき、ネジがある程度緩んた時、ネジの緩みに
よる圧力低下を電圧Vでチェックし、所定の緩み(電
圧)となった時点で再度ネジを締め付ける保守を行な
う。なお、上記所定の緩み(電圧)となったとき、ラン
プ点灯あるいはブザー等で知らせるようにすることが好
ましい。
材5aと5bをネジ2a,2bを用いて堅固に締結して
いる。上記実施例では、ネジ止めされた最初の電圧をV
1としておき、ネジがある程度緩んた時、ネジの緩みに
よる圧力低下を電圧Vでチェックし、所定の緩み(電
圧)となった時点で再度ネジを締め付ける保守を行な
う。なお、上記所定の緩み(電圧)となったとき、ラン
プ点灯あるいはブザー等で知らせるようにすることが好
ましい。
【0013】上記実施例では、圧力センサーとして圧電
素子を用いたが、その例として日本電気 三栄(株)社
製PS−A,B型があげられる。
素子を用いたが、その例として日本電気 三栄(株)社
製PS−A,B型があげられる。
【0014】また、本発明では圧力センサーとして上記
圧電素子の他に通常知られているワイヤゲージ、フォイ
ルゲージ等の金属抵抗ひずみ計、半導体抵抗ひずみ計等
も有効に用いられる。
圧電素子の他に通常知られているワイヤゲージ、フォイ
ルゲージ等の金属抵抗ひずみ計、半導体抵抗ひずみ計等
も有効に用いられる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ネジの緩みを圧力センサーで自動的に検出できるため、
ネジ止めされた部材の位置ずれ等のトラブルを未然に正
確に防止することができる。
ネジの緩みを圧力センサーで自動的に検出できるため、
ネジ止めされた部材の位置ずれ等のトラブルを未然に正
確に防止することができる。
【0016】従って、特にネジ止めの多い大型設備の組
み付けのメンテナンス(保守点検)の工数が削減され、
設備稼動率を向上させることができる。
み付けのメンテナンス(保守点検)の工数が削減され、
設備稼動率を向上させることができる。
【図1】本発明のネジ組み付け部の一実施例を説明する
ための概略図である。
ための概略図である。
【図2】従来のネジ組み付け部を説明するための概略図
である。
である。
1a,1b,5a,5b 部材 2a,2b ネジ 3 圧電素子(圧力センサー) 4 電圧計
Claims (1)
- 【請求項1】 ネジ止めされた少なくとも2つ以上の部
材の該部材間に圧力センサーを設けて、該部材から受け
る圧力変位を自動的に検出することを特徴とするネジ緩
みの自動検出法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21097091A JPH0552684A (ja) | 1991-08-22 | 1991-08-22 | ネジ緩みの自動検出法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21097091A JPH0552684A (ja) | 1991-08-22 | 1991-08-22 | ネジ緩みの自動検出法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0552684A true JPH0552684A (ja) | 1993-03-02 |
Family
ID=16598145
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21097091A Pending JPH0552684A (ja) | 1991-08-22 | 1991-08-22 | ネジ緩みの自動検出法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0552684A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8429990B2 (en) | 2008-10-09 | 2013-04-30 | HGST Netherlands B.V. | Top cover screw floating checker system for hard disk |
CN109698586A (zh) * | 2017-10-20 | 2019-04-30 | 发那科株式会社 | 电动机装置 |
-
1991
- 1991-08-22 JP JP21097091A patent/JPH0552684A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8429990B2 (en) | 2008-10-09 | 2013-04-30 | HGST Netherlands B.V. | Top cover screw floating checker system for hard disk |
CN109698586A (zh) * | 2017-10-20 | 2019-04-30 | 发那科株式会社 | 电动机装置 |
JP2019080389A (ja) * | 2017-10-20 | 2019-05-23 | ファナック株式会社 | 電動機装置 |
US10700573B2 (en) | 2017-10-20 | 2020-06-30 | Fanuc Corporation | Motor device |
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