JPH07279815A - 風力発電装置 - Google Patents

風力発電装置

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JPH07279815A
JPH07279815A JP6090710A JP9071094A JPH07279815A JP H07279815 A JPH07279815 A JP H07279815A JP 6090710 A JP6090710 A JP 6090710A JP 9071094 A JP9071094 A JP 9071094A JP H07279815 A JPH07279815 A JP H07279815A
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JP
Japan
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housing
rotation axis
generator
shaft
input shaft
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JP6090710A
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English (en)
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Kiyao Naitou
甲矢雄 内藤
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Koyo Seiko Co Ltd
Original Assignee
Koyo Seiko Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H1/00Toothed gearings for conveying rotary motion
    • F16H1/28Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion
    • F16H1/46Systems consisting of a plurality of gear trains each with orbital gears, i.e. systems having three or more central gears
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H1/00Toothed gearings for conveying rotary motion
    • F16H1/28Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion
    • F16H2001/289Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion comprising two or more coaxial and identical sets of orbital gears, e.g. for distributing torque between the coaxial sets
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/70Wind energy
    • Y02E10/72Wind turbines with rotation axis in wind direction

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 風力発電装置における増速機による騒音や振
動の発生の防止 【構成】 風力発電装置は、支持部1に直立軸線回りに
回転自在に装着されたハウジング3、ハウジングの前部
に直立軸線と交わる回転軸線回りに回転自在にハウジン
グに軸受4により支持され、プロペラ6を備えたプロペ
ラ軸5、ハウジングに設けられたハウジング偏向用尾翼
7、ハウジング内に装着された発電機9及びプロペラ軸
と発電機の入力軸とを結合する増速機10から構成され
た風力発電装置において、増速機は、2段の遊星ローラ
機構から成る2段増速機であり、プロペラ軸が第1段の
キャリア5a,20、第1段の太陽ローラ23が第2段
のキャリア23a,24、第2段の太陽ローラ27が発
電機の入力軸となっている。そして、第1段の遊星ロー
ラ21及び軌道輪14が、軸線方向で複数に分割されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、風力発電装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の技術における風力発電装置は、特
開昭60−1380号公報及び特開平4−246281
号公報に記載されているようにプロペラ風車の回転を増
速機を介して発電機に伝達しており、増速機としては、
歯車機構が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の技術の風
力発電装置においては、増速機として歯車機構が用いら
れているので、騒音や振動が大きい障害がある。そし
て、それを防止する場合には、格別の消音・防振の対策
を構じる必要がある。この発明は、風力発電装置におけ
る増速機による騒音や振動の発生を防止することを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するため、風力発電装置に遊星ローラ機構を用い
た増速機を具備させたもので、具体的には、支持部に直
立軸線回りに回転自在に装着されたハウジング、ハウジ
ングの前部に直立軸線と交わる回転軸線回りに回転自在
にハウジングに軸受により支持され、プロペラを備えた
プロペラ軸、ハウジングに設けられたハウジング偏向用
尾翼、ハウジング内に装着された発電機及びプロペラ軸
と発電機の入力軸とを結合する増速機から構成された風
力発電装置であり、増速機は以下に述べるとおりに構成
されている。
【0005】単段遊星ローラ機構の増速機の場合は、ハ
ウジングの内周面に、回転軸線を中心にして設けられた
軌道輪、プロペラ軸に設けられたキャリア、回転軸線を
中心にした円周上に配置され、回転軸線と平行な自転軸
線回りに回転自在にキャリアに支持され、軌道輪に内接
した遊星ローラ及び回転軸線回りに回転自在に設けら
れ、遊星ローラに外接した太陽ローラから成る遊星ロー
ラ増速機構であり、太陽ローラが、発電機の入力軸と一
体となっている。
【0006】遊星ローラ機構の多段増速機の場合は、各
段の増速機である遊星ローラ機構は、ハウジングの内周
面に、回転軸線を中心にして設けられた軌道輪、入力軸
に設けられたキャリア、回転軸線を中心にした円周上に
配置され、回転軸線と平行な自転軸線回りに回転自在に
キャリアに支持され、軌道輪に内接した遊星ローラ及び
回転軸線回りに回転自在に設けられ、遊星ローラに外接
すると共に出力軸と一体的な太陽ローラから成り、低速
側第1段増速機の入力軸は、プロペラ軸と一体的とな
り、2段以下の増速機の入力軸は、前段増速機の出力軸
と一体的となり、最終段増速機の出力軸は発電機の入力
軸と一体的となっている。
【0007】低速側の遊星歯車機構及び高速側の遊星ロ
ーラ機構の組合わせからなる複合多段増速機の場合は、
遊星歯車機構は、ハウジングの内周面に、回転軸線を中
心にして設けられた内歯歯車、入力軸に設けられたキャ
リア、回転軸線を中心にした円周上に配置され、回転軸
線と平行な自転軸線回りに回転自在にキャリアに支持さ
れ、内歯歯車に噛み合う遊星歯車及び回転軸線回りに回
転自在に設けられ、遊星歯車に噛み合うと共に出力軸と
一体的な太陽歯車から成り、遊星ローラ機構は、ハウジ
ングの内周面に、回転軸線を中心にして設けられた軌道
輪、入力軸に設けられたキャリア、回転軸線を中心にし
た円周上に配置され、回転軸線と平行な自転軸線回りに
回転自在にキャリアに支持され、軌道輪に内接した遊星
ローラ及び回転軸線回りに回転自在に設けられ、遊星ロ
ーラに外接すると共に出力軸と一体的な太陽ローラから
成り、低速側第1段増速機の入力軸は、プロペラ軸と一
体的となり、2段以下の増速機の入力軸は、前段増速機
の出力軸と一体的となり、最終段増速機の出力軸は発電
機の入力軸と一体的となっている。
【0008】上記の各増速機において、遊星ローラ及び
軌道輪の少なくとも一方が軸線方向で複数に分割されて
いることが好ましく、遊星ローラと軌道輪及び太陽ロー
ラとの接触は、回転トルクの伝達に剪断抵抗力が関与し
ている潤滑油を介して行われている。
【0009】
【作用】上記の風力発電装置において、風が吹くとプロ
ペラが常に風上に向う方向になるように回動偏向するハ
ウジングにおいて、風力によりプロペラが駆動され、プ
ロペラ軸が回転する。すると単段増速機においては、キ
ャリアに支承された遊星ローラは、回転軸線回りに公転
すると共に、軌道輪に潤滑油を介して内接して、自転す
る。
【0010】すると、遊星ローラに潤滑油を介して内接
している太陽ローラは、増速比Kで増速されて回転す
る。 K=(Da+Dc)/Dc 但し、Da:軌道輪の内周直径 Dc:太陽ローラの直径 そして、太陽ローラが回転することにより発電機の入力
軸も、同様に増速回転し、発電が行われ、出力線を介し
て系統電源に電力が供給される。
【0011】多段増速機の場合には、第1段において、
入力軸、即ちキャリアに支承された遊星ローラ、又は遊
星歯車は、回転軸線回りに公転すると共に、軌道輪に潤
滑油を介して内接して、又は内歯歯車に噛み合って自転
する。
【0012】すると、遊星ローラに潤滑油を介して外接
している太陽ローラ、又は遊星歯車に噛み合っている太
陽歯車は、増速比Kで増速されて回転する。 K=(Da+Dc)/Dc 但し、Da:軌道輪の内周直径・内歯歯車のピッチ円直
径 Dc:太陽ローラの直径・太陽歯車のピッチ円直径
【0013】太陽ローラ、又は太陽歯車が回転すると、
次段の増速機の入力軸、即ちキャリアが中心軸線回りに
旋回し、第1段の増速機と同様に出力軸が増速回転され
る。かくして、最終段の増速機の太陽ローラ、即ち出力
軸が回転することにより発電機の入力軸も、同様に増速
回転し、発電が行われ、出力線を介して系統電源に電力
が供給される。
【0014】
【実施例】この発明の実施例における風力発電装置を図
面に従って説明する。図1において、支柱1の上端に旋
回座軸受2等を介して支柱1の軸線回りに回転自在にハ
ウジング3が装着され、ハウジング3は支柱1の軸線と
交わる、図示の例では直交する軸線の略円筒体である。
【0015】ハウジング3の前部には、転がり軸受4を
介してハウジング3の軸線回りに回転自在にプロペラ軸
5が支持されている。ハウジング3の前部から突出した
プロペラ軸5の先端には、プロペラ6が取り付けられて
いる。ハウジング3の後部には、プロペラ6を風上に向
かわせるようにハウジング3の方向を回転偏向する尾翼
7が設けられている。
【0016】プロペラ軸5の後端は、ハウジング3内に
防振部材8を介して装着された発電機9の入力軸と増速
機10を介して結合されており、発電機9の出力は、出
力線を介して系統電源に接続されている。増速機10
は、単数段、好ましくは複数段、図示の例では2段の遊
星ローラ増速機構を具備しており、増速機10のハウジ
ング11は、円筒形で、先端面の内フランジ11aと後
端面の外フランジ11bとをもつ円筒形であり、外フラ
ンジ11bは、発電機9のモータケーシングの先端フラ
ンジ部9aにボルト12等で固着されている。
【0017】ハウジング11の内周面には、ハウジング
11の内フランジ11aの内面とモータケーシングの先
端面との間に、前側から環状押え板13、軸線方向に複
数に分割され、図示の例では三分割され、三連となった
環状体の第1軌道輪14,14,14、環状押え板1
5、環状スペーサ16、環状押え板17、第2軌道輪1
8及び環状押え板19が同心的に軸線方向に積層されて
嵌着されている
【0018】プロペラ軸5の後端のフランジ部5aに
は、円周等配に軸線方向の複数の支承軸20,20・・
が後方に向って植設されて、環状押え板13の中心円孔
からハウジング11内に伸長している。各支承軸20に
は、環状押え板13と環状押え板15との間に挟まれて
いる三連の第1遊星ローラ21,21,21が夫々針状
ころ22を介して回転自在に支持されており、各第1遊
星ローラ21は、対応する第1軌道輪14に内接してい
る。
【0019】中心軸線上に位置する第1太陽ローラ23
は、全ての第1遊星ローラ21に同時に外接しており、
その後端には、環状スペーサ16による空間に空隙をも
つて嵌まるフランジ部23aが形成されている。太陽ロ
ーラ23の後端のフランジ部23aには、円周等配に軸
線方向の複数の支承軸24,24・・が後方に向って植
設され、各支承軸24には、環状押え板17と環状押え
板19との間に挟まれている第2遊星ローラ25が針状
ころ26を介して回転自在に支持されており、各第2遊
星ローラ25は、対応する第2軌道輪18に内接してい
る。
【0020】中心軸線上に位置する発電機9の入力軸の
前端突出部は、第2太陽ローラ27となっており、第2
太陽ローラ27は全ての第2遊星ローラ20に同時に外
接している。第1軌道輪14,14,14、第1太陽ロ
ーラ23及び第1遊星ローラ21,21・・・から構成
される第1段の遊星ローラ増速機構は、例えば1対5の
増速比をもち、第2軌道輪18、第2太陽ローラ27及
び第2遊星ローラ25,25・・・から構成される第2
段の遊星ローラ増速機構は、例えば1対7の増速比をも
つ。そして、各段の遊星ローラ増速機構における軌道輪
・太陽ローラ・遊星ローラ間の接触には、グリース等の
潤滑油が介在し、回転トルクの伝達には、その潤滑油の
剪断抵抗力が関与している。
【0021】上記の風力発電装置において、風が吹くと
尾翼7の作用によりプロペラ6が常に風上に向う方向に
なるように、ハウジング3は、旋回座軸受2に支承され
て回動する。そして、風力によりプロペラ6が駆動さ
れ、プロペラ軸5が回転する。すると第1段の遊星ロー
ラ増速機構において、支承軸20,20・・・が中心軸
線回りに旋回し、延いては第1遊星ローラ21,21・
・・は、中心軸線回りに公転すると共に、第1軌道輪1
4,14,14に潤滑油を介して内接しているので、各
支承軸20回りに自転する。
【0022】すると、第1遊星ローラ21,21・・・
に潤滑油を介して内接している第1太陽ローラ23、即
ちフランジ部23aは増速比K1 で増速されて回転す
る。 K1 =(Da1+Dc1)/Dc1 但し、Da1:第1軌道輪の内周直径 Dc1:第1太陽ロ
ーラの直径
【0023】そして、第1太陽ローラ23、即ちフラン
ジ部23aが回転すると、第2段の遊星ローラ増速機構
において、各支承軸24が中心軸線回りに旋回し、延い
ては各第2遊星ローラ25は、中心軸線回りに公転する
と共に、第2軌道輪18に潤滑油を介して内接している
ので、各支承軸20回りに自転する。
【0024】すると、各第2遊星ローラ25に潤滑油を
介して内接している第2太陽ローラ27は第1太陽ロー
ラ23に対し更に増速比K2 で増速されて回転する。 K2 =(Da2+Dc2)/Dc2 但し、Da2:第2軌道輪の内周直径 Dc2:第2太陽ロ
ーラの直径 即ち、発電機9の入力軸は、プロペラ軸5の回転に対し
増速比K(=K1 ×K2 )で増速されて回転し、発電が
行われ、出力線を介して系統電源に電力が供給される。
【0025】図示の実施例では、第1段の遊星ローラ増
速機構の第1軌道輪14,14,14及び第1遊星ロー
ラ21,21・・・は、軸線方向で三分割されて三連と
なっているが、いずれか一方、又は両方が連続した単体
であつてもよい。分割により軸線方向の長さが長く、伝
達トルクが大きくなるにも拘らずスキューの影響が低減
され、又、連続した単体である場合には、同軸性が高ま
る。又、遊星ローラ増速機構の保護のために、プロペラ
軸5の中間に軸継手を介在させてもよい。
【0026】更に、風力発電装置には、図示しないが、
風速が変化しても回転数が変化しないようにプロペラの
ピッチ角を制御するピッチコントロール装置を設けた
り、プロペラ風車の定格値以上の高速回転により回転部
に加わる過大な遠心力に起因する機械強度上危険を防止
するために定格値以上の高速回転に対し機械的に制動を
行うブレーキを設けたりしてもよい。
【0027】別の実施例としては、2段以上の多段増速
機の場合、第1段を含め低速側では遊星ローラ増速機構
に替えて遊星歯車増速機構にしてもよい。この場合に
は、プロペラ軸5は、転がり軸受4とは別の箇所でも軸
受で支持される必要があり、又、遊星歯車増速機構間の
入出力軸も転がり軸受で支持される必要がある。
【0028】
【発明の効果】この発明の風力発電装置においては、発
電機の入力軸が増速機の太陽ローラと一体的になって利
用されるので、この点でも装置としてコンパクト化が図
れる。遊星ローラ機構であるため、発生騒音が低くな
る。第1段増速機が遊星歯車機構の場合には、遊星ロー
ラ機構の場合より騒音が発生するが、第1段は低速側で
あるため騒音も低く、特に問題は少ない上、コストダウ
ンが図れる。
【0029】又、遊星ローラ機構のみの場合には、プロ
ペラ軸は、ハウジングに直接には、一箇所の軸受で回転
自在に支持され、一点支持であるが、他部が遊星ローラ
のキャリアとなり、遊星ローラ、軌道輪及び太陽ローラ
によってハウジングに剛性を保って回転自在に支持され
ていることになっている。従って、遊星ローラ増速機構
が一種のころ軸受として機能しているので、プロペラ軸
をハウジングに直接に支持する軸受は前記の一箇所でよ
く、装置としてコンパクト化が図れる。
【0030】又、多段増速機で低速側増速機が遊星歯車
機構の場合には、プロペラ軸の軸受箇所が複数となり、
又遊星歯車機構間にも軸受が必要となり、遊星ローラ機
構のみの場合よりコンパクト化では劣るが、上記のよう
にコストダウンが図れる。
【0031】遊星ローラ及び軌道輪、特に遊星ローラ
が、軸線方向で複数に分割されているので、個々の部品
の寸法は小さくても、積層されて全長としては長くする
ことができ、伝達トルクが大きくなるにも拘らずスキュ
ーの影響が低減され、発熱やトルク損失が小さい。又、
軸線方向の分割され軸線方向の寸法が小さくなるので、
部品加工が容易となり、又、既存の標準部品を適宜組合
せて利用することもできるので、コストダウンが図れ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例における風力発電装置の断面
図である。
【符号の説明】
1 支柱 2 旋回座軸受 3 ハウジング 4 転がり軸受 5 プロペラ軸 5a フランジ部 6 プロペラ 7 尾翼 8 防振部材 9 発電機 10 増速機 11 ハウジング 11a 内フランジ 11b 外フランジ 12 ボルト 13,15,17,
19 環状押え板 14 第1軌道輪 16 環状スペーサ 18 第2軌道輪 20,24 支承軸 21 第1遊星ローラ 22,26 針状こ
ろ 23 第1太陽ローラ 23a フランジ部 25 第2遊星ローラ 27 第2太陽ロー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持部に直立軸線回りに回転自在に装着
    されたハウジング、ハウジングの前部に直立軸線と交わ
    る回転軸線回りに回転自在にハウジングに軸受により支
    持され、プロペラを備えたプロペラ軸、ハウジングに設
    けられたハウジング偏向用尾翼、ハウジング内に装着さ
    れた発電機及びプロペラ軸と発電機の入力軸とを結合す
    る増速機から構成された風力発電装置において、増速機
    は、ハウジングの内周面に、回転軸線を中心にして設け
    られた軌道輪、プロペラ軸に設けられたキャリア、回転
    軸線を中心にした円周上に配置され、回転軸線と平行な
    自転軸線回りに回転自在にキャリアに支持され、軌道輪
    に内接した遊星ローラ及び回転軸線回りに回転自在に設
    けられ、遊星ローラに外接した太陽ローラから成る遊星
    ローラ増速機構であり、太陽ローラが、発電機の入力軸
    と一体となっている風力発電装置。
  2. 【請求項2】 支持部に直立軸線回りに回転自在に装着
    されたハウジング、ハウジングの前部に直立軸線と交わ
    る回転軸線回りに回転自在にハウジングに軸受により支
    持され、プロペラを備えたプロペラ軸、ハウジングに設
    けられたハウジング偏向用尾翼、ハウジング内に装着さ
    れた発電機及びプロペラ軸と発電機の入力軸とを結合す
    る2段以上の複数段増速機から構成された風力発電装置
    において、各段の増速機である遊星ローラ機構は、ハウ
    ジングの内周面に、回転軸線を中心にして設けられた軌
    道輪、入力軸に設けられたキャリア、回転軸線を中心に
    した円周上に配置され、回転軸線と平行な自転軸線回り
    に回転自在にキャリアに支持され、軌道輪に内接した遊
    星ローラ及び回転軸線回りに回転自在に設けられ、遊星
    ローラに外接すると共に出力軸と一体的な太陽ローラか
    ら成り、低速側第1段増速機の入力軸は、プロペラ軸と
    一体的となり、2段以下の増速機の入力軸は、前段増速
    機の出力軸と一体的となり、最終段増速機の出力軸は発
    電機の入力軸と一体的となっている風力発電装置。
  3. 【請求項3】 支持部に直立軸線回りに回転自在に装着
    されたハウジング、ハウジングの前部に直立軸線と交わ
    る回転軸線回りに回転自在にハウジングに軸受により支
    持され、プロペラを備えたプロペラ軸、ハウジングに設
    けられたハウジング偏向用尾翼、ハウジング内に装着さ
    れた発電機及びプロペラ軸と発電機の入力軸とを結合す
    る低速側の遊星歯車機構及び高速側の遊星ローラ機構の
    組合わせからなる2段以上の複数段増速機から構成され
    た風力発電装置において、遊星歯車機構は、ハウジング
    の内周面に、回転軸線を中心にして設けられた内歯歯
    車、入力軸に設けられたキャリア、回転軸線を中心にし
    た円周上に配置され、回転軸線と平行な自転軸線回りに
    回転自在にキャリアに支持され、内歯歯車に噛み合う遊
    星歯車及び回転軸線回りに回転自在に設けられ、遊星歯
    車に噛み合うと共に出力軸と一体的な太陽歯車から成
    り、遊星ローラ機構は、ハウジングの内周面に、回転軸
    線を中心にして設けられた軌道輪、入力軸に設けられた
    キャリア、回転軸線を中心にした円周上に配置され、回
    転軸線と平行な自転軸線回りに回転自在にキャリアに支
    持され、軌道輪に内接した遊星ローラ及び回転軸線回り
    に回転自在に設けられ、遊星ローラに外接すると共に出
    力軸と一体的な太陽ローラから成り、低速側第1段増速
    機の入力軸は、プロペラ軸と一体的となり、2段以下の
    増速機の入力軸は、前段増速機の出力軸と一体的とな
    り、最終段増速機の出力軸は発電機の入力軸と一体的と
    なっている風力発電装置。
  4. 【請求項4】 遊星ローラ及び軌道輪の少なくとも一方
    が軸線方向で複数に分割されている請求項1乃至請求項
    3のいずれかに記載の風力発電装置。
  5. 【請求項5】 遊星増速機構における遊星ローラと軌道
    輪及び太陽ローラとの接触は、回転トルクの伝達に剪断
    抵抗力が関与している潤滑油を介して行われている請求
    項1乃至請求項4のいずれかに記載の風力発電装置。
JP6090710A 1994-04-06 1994-04-06 風力発電装置 Pending JPH07279815A (ja)

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JP6090710A JPH07279815A (ja) 1994-04-06 1994-04-06 風力発電装置

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JP6090710A JPH07279815A (ja) 1994-04-06 1994-04-06 風力発電装置

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ID=14006095

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JP6090710A Pending JPH07279815A (ja) 1994-04-06 1994-04-06 風力発電装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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