JPH0727955Y2 - 紐体係止具及びネット張設装置 - Google Patents

紐体係止具及びネット張設装置

Info

Publication number
JPH0727955Y2
JPH0727955Y2 JP8162590U JP8162590U JPH0727955Y2 JP H0727955 Y2 JPH0727955 Y2 JP H0727955Y2 JP 8162590 U JP8162590 U JP 8162590U JP 8162590 U JP8162590 U JP 8162590U JP H0727955 Y2 JPH0727955 Y2 JP H0727955Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
locking
cord
wire
net
bent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP8162590U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0440679U (ja
Inventor
良喜 浅野
良二郎 浅野
金寿 浅野
金治 浅野
Original Assignee
浅野金属工業株式会社
良喜 浅野
良二郎 浅野
金寿 浅野
金治 浅野
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 浅野金属工業株式会社, 良喜 浅野, 良二郎 浅野, 金寿 浅野, 金治 浅野 filed Critical 浅野金属工業株式会社
Priority to JP8162590U priority Critical patent/JPH0727955Y2/ja
Publication of JPH0440679U publication Critical patent/JPH0440679U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0727955Y2 publication Critical patent/JPH0727955Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fencing (AREA)
  • Emergency Lowering Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、支柱間に張設したワイヤーにネット体を吊下
する場合に使用する紐体係止具及びネット張設装置に関
するものである。
〔従来の技術〕
従来、ゴルフ場,テニスコート等ではボールが飛び出さ
ないようにネット体51を張設している。
このネット体51の張設は一般に第8〜11図に図示したよ
うに支柱53間にワイヤー52を緊張状態で張設し、このワ
イヤー52の下側に合成樹脂製紐やロープ等で格子状に編
成されたネット体51を、例えば第8,9図に図示したよう
な数個のS字状金具54で吊下している。
尚、ネット体51を支柱53間に直接張設すると、ネット体
51がたるんでしまい緊張状態に張設し得ない為、一旦ワ
イヤー52を張設し、このワイヤー52にネット体51を係止
吊下する構造を採用している。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、このようなネット張設に用いる第8,9図に示す
ようなS字状金具54では雨風等によりネット体51が上下
に揺動すると、該金具からネット体51が外れたり又該金
具がワイヤー52から外れたり、更に、ワイヤー52に対し
てネット体51がねじれたりする欠点がある。
また、第10,11図に図示したようなリング状金具55では
ワイヤー52たネット体51の上縁ロープ56をチング状金具
55に貫挿するのに非常に手間どるという点がある。
本考案はこのような欠点を解決したもので、雨風等によ
りネット体51が揺動してねじれたり又ワイヤー52から外
れたりすることがなく、而かも、ワイヤー52とネット体
51との係止作業も非常に簡単に行なうことのできる紐体
係止具及びネット張設装置を提供することを技術的課題
とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
添付図面を参照して本考案の要旨を説明する。
屈曲弾性を有する棒体をほぼ中程で上方に折曲して下側
に下紐体係止折曲部1を形成し、この下紐体係止折曲部
1の右側に位置する右側棒体2を下方に折曲して上側に
前紐体係止折曲部3を形成し、右側棒体2の端部を下紐
体係止折曲部1の左側に位置する左側棒体4の前側にし
て基部寄りに位置せしめ、左側棒体4を下方に折曲して
上側に後紐体係止折曲部5を形成し、左側棒体4の端部
を右側棒体2の後側にして基部寄りに位置せしめ、上側
の前紐体係止折曲部3と後紐体係止折曲部5とを側面よ
り見て外方向に屈曲せしめることで両者間に間隙6を介
在せしめたことを特徴とする紐体係止具に係るものであ
る。
支柱9間ワイヤー10を張設するとともにワイヤー10下方
にネット体7を配設し、請求項1記載の紐体係止具17の
前紐体係止折曲部3と後紐体係止折曲部5とで該ワイヤ
ー10を係止し、該紐体係止具17の下側紐体係止折曲部1
でネット体7の上縁ロープ8を係止してワイヤー10の下
側にネット体7を吊下せしめたことを特徴とするネット
張設装置に係るものである。
〔作用〕
請求項1,2記載の作用を同時に説明する。
ネット体7の上縁ロープ8及び、支柱9間に架設された
ワイヤー10を前紐体係止折曲部3と後紐体係止折曲部5
との間隙6に上方から挿入し、請求項1記載の本案品を
左又は右に少しひねると上縁ロープ8は下紐体係止折曲
部1で係止され、ワイヤー10は前紐体係止折曲部3と後
紐体係止折曲部5とで係止される。
ワイヤー10は、間隙6を介して両側に位置する前紐体係
止折曲部3と後紐体係止折曲部5とにより係止される
為、第8〜11図の従来品のようにワイヤー10に対してね
じれたりすることもない。
また、右側棒体2の端部は左側棒体4の前側にして基部
寄りに位置し、左側棒体4の端部は右側棒体2の後側に
して基部寄りに位置している為、上縁ロープ8,ワイヤー
10が貫挿される個所は環部15となり、従って、第8〜11
図の従来品のようにネット体7が上下に揺動しても上縁
ロープ8,ワイヤー10が、前紐体係止折曲部3,後紐体係止
折曲部5から抜けることがなく、且つ同様に下紐体係止
折曲部1においてもその両側が上方まで延長されて夫々
前紐体係止折曲部3,後紐体係止折曲部5となっている
為、上縁ロープ8,ワイヤー10が下紐体係止折曲部1から
抜けることがない。
〔実施例〕
図面は、本考案の好適な実施例を図示したもので、その
構造は次の通りである。
細丸棒状の鋼材をほぼ中央で折曲して下側に湾曲した下
紐体係止折曲部1を形成し、この下紐体係止折曲部1の
右側に位置する右側棒体2を直線部11を介して頂部位置
で下方に湾曲した前紐体係止折曲部3を形成し、右側棒
体2の端部を左側棒体4と少し間隔13を介在せしめて左
側棒体4の前側にして基部寄りに位置せしめるとともに
手前側に少し折曲せしめ、一方、下紐体係止折曲部1の
左側に位置する左側棒体4を直線部12を介して頂部位置
で下方に湾曲した後紐体係止折曲部5を形成し、左側棒
体4の端部を右側棒体2と少し間隔14を介在せしめて右
側棒体2の後側にして基部寄りに位置せしめるとともに
後側に少し折曲せしめて正面より見て直線部11,前紐体
係止折曲部3,右側棒体2の端部寄りと左側棒体4の端部
寄り,後紐体係止折曲部5,直線部12とが重合状態となる
ように設け、更に、前紐体係止折曲部3と後紐体係止折
曲部5とを図示したように側面より見て外方向に屈曲せ
しめることで前紐体係止折曲部3と後紐体係止折曲部5
との間に間隙6を介存せしめた構造を採用した場合であ
る。
間隙6,間隙13,間隙14は係止するワイヤー10の径により
適宜設定すれば良い。
尚、間隔13,間隔14はワイヤー10,上縁ロープ8の径より
少し小さめに設定し、鋼材の弾性により少し間隔13,間
隔14を押し広いてワイヤー10,上縁ロープ8を通過させ
るようにすることが望ましい。
実施例は上記構成であるから、上縁ロープ8,ワイヤー10
を間隔6から挿入し、間隔13,間隔14を通過させ少し左
又は右にねじると、上縁ロープ8,ワイヤー10は該金具の
環部15に配設され、従って、簡単にネット体7とワイヤ
ー10とを係止し得ることになり、後は、ネット体7の左
右側部を適宜な手段により支柱9に止着するだけで、ネ
ット体7を張設し得ることになる。
このようにして、該実施例に係る金具によりネット体7
をワイヤー10に係止すると、雨風によりネット体7が上
下に揺動しても、ワイヤー10,上縁ロープ8は環部15内
に位置しており、且つ間隔13,間隔14はワイヤー10,上縁
ロープ8の径より小さめであるからワイヤー10,上縁ロ
ープ8が該金具から外れたりすることはなく、又、間隙
6を介して両側に位置する前紐体係止折曲部3,後紐体係
止折曲部5によりワイヤー10は係止されるから間隙6の
ない所謂一本の杆体によりワイヤー10を係止する従来品
に比し、該金具がワイヤー10に対してねじれたりするこ
とも生じないことになる。
尚、実施例の場合には、ネット体7を左右いずれかに移
動させ、いずれか一方の支柱9に寄せることが可能であ
る。
第4,5図は、別実施例であり、直線部11,直線部12の途中
に内側へ凹こむ湾曲部16を形成して上縁ロープ8が環部
15内において上下に揺動しないように配慮した構造を採
用した場合である。
第7図も別実施例であり、ワイヤー10と上縁ロープ8と
の径差を考慮して環部15をほど巾狭くなる構造にした場
合である。
尚、図示した実施例に係る係止具を合成樹脂で型成形し
ても良いことは勿論である。
〔考案の効果〕
本考案は上述のように構成したから、支柱間に張設した
ワイヤーにネット体を簡単,確実に係止することにでき
る紐体係止具及び該係止具を使用したネット張設装置を
提供することになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の斜視図、第2図は本考案の使用状態を
示す説明図、第3図は第2図の拡大図、第4図は本考案
の別例の斜視図、第5図は本考案の別例の使用状態を示
す説明図、第6図は第5図の拡大図、第7図は本考案の
別例の斜視図、第8,9,10,11図は従来例の説明図であ
る。 1……下紐体係止折曲部、2……右側棒体、3……前紐
体係止折曲部、4……左側棒体、5……後紐体係止折曲
部、6……間隙、7……ネット体、8……上縁ロープ、
9……支柱、10……ワイヤー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 999999999 浅野 金治 新潟県三条市大字月岡2901番地 (72)考案者 浅野 良喜 新潟県三条市南新保3番5号 (72)考案者 浅野 良二郎 新潟県三条市南新保6番8号 (72)考案者 浅野 金寿 新潟県三条市吉田2番地 (72)考案者 浅野 金治 新潟県三条市大字月岡2901番地 (56)参考文献 実開 昭61−127771(JP,U) 実開 昭61−73950(JP,U) 実開 昭48−36963(JP,U) 実開 昭61−148370(JP,U) 実公 昭56−49648(JP,Y2) 実公 昭52−26742(JP,Y2)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】屈曲弾性を有する棒体をほぼ中程で上方に
    折曲して下側に下紐体係止折曲部を形成し、この下紐体
    係止折曲部の右側に位置する右側棒体を下方に折曲して
    上側に前紐体係止折曲部を形成し、右側棒体の端部を下
    紐体係止折曲部の左側に位置する左側棒体の前側にして
    基部寄りに位置せしめ、左側棒体を下方に折曲して上側
    に後紐体係止折曲部を形成し、左側棒体の端部を右側棒
    体の後側にして基部寄りに位置せしめ、上側の前紐体係
    止折曲部と後紐体係止折曲部とを側面より見て外方向に
    屈曲せしめることで両者間に間隙を介存せしめたことを
    特徴とする紐体係止具。
  2. 【請求項2】支柱間ワイヤーを張設するとともにワイヤ
    ー下方にネット体を配設し、請求項1記載の紐体係止具
    の前紐体係止折曲部と後紐体係止折曲部とで該ワイヤー
    を係止し、該紐体係止具の下側紐体係止折曲部でネット
    体の上縁ロープを係止してワイヤーの下側にネット体を
    吊下せしめたことを特徴とするネット張設装置。
JP8162590U 1990-07-31 1990-07-31 紐体係止具及びネット張設装置 Expired - Lifetime JPH0727955Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8162590U JPH0727955Y2 (ja) 1990-07-31 1990-07-31 紐体係止具及びネット張設装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8162590U JPH0727955Y2 (ja) 1990-07-31 1990-07-31 紐体係止具及びネット張設装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0440679U JPH0440679U (ja) 1992-04-07
JPH0727955Y2 true JPH0727955Y2 (ja) 1995-06-28

Family

ID=31627727

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8162590U Expired - Lifetime JPH0727955Y2 (ja) 1990-07-31 1990-07-31 紐体係止具及びネット張設装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0727955Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0440679U (ja) 1992-04-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7883446B2 (en) Trampoline enclosure with access door
JP2001521769A (ja) 特に運動靴用の靴紐の保持および/または固定を行う装置
US5651633A (en) Tent pole fastener comprising clip and attached flexible tie
JPH0727955Y2 (ja) 紐体係止具及びネット張設装置
US6289909B1 (en) Instant boat garage
KR101017635B1 (ko) 현수막 걸이대
US5170536A (en) Tensioner and barb for wire fence
EP0845940A1 (en) Fish hook
JPS5830461Y2 (ja) てぐす
US553748A (en) Reuben e
JPH0723072Y2 (ja) 菱形金網
JP2009268388A (ja) 釣用仕掛け
AU609059B2 (en) Wire holders
JPS5845567Y2 (ja) 防鳥網用支線支持器
JP2589947B2 (ja) パーティション装置
KR200385275Y1 (ko) 비닐하우스의 비닐 고정구
KR100519635B1 (ko) 비닐하우스의 비닐 고정구
KR100934638B1 (ko) 상부 고정 방식의 현수막 게시장치
JPH033171Y2 (ja)
CN206503431U (zh) 用于帐篷的盖布固定件及使用该盖布固定件的帐篷
JPS5846035Y2 (ja) クリツプ
JPH0242116Y2 (ja)
KR200226957Y1 (ko) 줄 걸이용 못
JPS5932278Y2 (ja) 釣り糸の絡み防止構造
JPH026194Y2 (ja)