JPH07279353A - 外壁パネルの取付構造 - Google Patents
外壁パネルの取付構造Info
- Publication number
- JPH07279353A JPH07279353A JP9376094A JP9376094A JPH07279353A JP H07279353 A JPH07279353 A JP H07279353A JP 9376094 A JP9376094 A JP 9376094A JP 9376094 A JP9376094 A JP 9376094A JP H07279353 A JPH07279353 A JP H07279353A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- piece
- fixed
- holder
- base material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】外壁パネルを縦樋とともに取付けるのに、構造
が簡単で部品点数も少なく、かつ、パネルや取付部材を
手で保持しなくてもビス止め等ができる外壁パネルの取
付構造を、その目的とする。 【構成】天片と側片で箱状をなし、一側片に外方への裾
片を、裾片と対向する側片に内方への折り返し片を有す
るパネルと、両側部に弾性防水部材を有する縦樋と、パ
ネル固定部、下地固定部、および係止部を有する足部材
と、保持部を有するホルダ−からなり、下地材の一側縁
部に足部材の係止部を係止させつつ下地材に足部材を固
定し、ホルダ−を固着したパネルの裾片を足部材に固定
し、パネルの折り返し片をホルダ−の保持部に保持さ
せ、かつ、縦樋をパネル間の下地材に固定して弾性防水
部材をパネルの裏面に圧接してなる、構成とした。
が簡単で部品点数も少なく、かつ、パネルや取付部材を
手で保持しなくてもビス止め等ができる外壁パネルの取
付構造を、その目的とする。 【構成】天片と側片で箱状をなし、一側片に外方への裾
片を、裾片と対向する側片に内方への折り返し片を有す
るパネルと、両側部に弾性防水部材を有する縦樋と、パ
ネル固定部、下地固定部、および係止部を有する足部材
と、保持部を有するホルダ−からなり、下地材の一側縁
部に足部材の係止部を係止させつつ下地材に足部材を固
定し、ホルダ−を固着したパネルの裾片を足部材に固定
し、パネルの折り返し片をホルダ−の保持部に保持さ
せ、かつ、縦樋をパネル間の下地材に固定して弾性防水
部材をパネルの裏面に圧接してなる、構成とした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は外壁躯体にパネルを取付
ける構造に関する。
ける構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、外壁躯体にパネルを取付けるに
は、下地材に固定した取付金物に、パネルどうしを上下
に重ねる機構金物や、縦樋の厚さ分を調整するスペ−ス
部材等をパネルや縦樋と合わせて取付けていた。しか
し、この取付構造では部品点数が増えて構造も複雑とな
り、また、取付金物やパネルを取付けるとき、重量物で
あるそれらの部材を手で保持しながらビス止め等をしな
ければならないため、一人で取付作業することは困難で
あった。
は、下地材に固定した取付金物に、パネルどうしを上下
に重ねる機構金物や、縦樋の厚さ分を調整するスペ−ス
部材等をパネルや縦樋と合わせて取付けていた。しか
し、この取付構造では部品点数が増えて構造も複雑とな
り、また、取付金物やパネルを取付けるとき、重量物で
あるそれらの部材を手で保持しながらビス止め等をしな
ければならないため、一人で取付作業することは困難で
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこれらの欠点
を解消して、外壁パネルを縦樋とともに取付けるのに、
構造が簡単で部品点数も少なく、かつ、パネルや取付部
材を手で保持しなくてもビス止め等ができる外壁パネル
の取付構造を、その目的とする。
を解消して、外壁パネルを縦樋とともに取付けるのに、
構造が簡単で部品点数も少なく、かつ、パネルや取付部
材を手で保持しなくてもビス止め等ができる外壁パネル
の取付構造を、その目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するため外壁パネルの取付構造を、天片と側片で箱状を
なし、一側片に外方への裾片を、裾片と対向する側片に
内方への折り返し片を有するパネルと、両側部に弾性防
水部材を有する縦樋と、パネル固定部、下地固定部、お
よび係止部を有する足部材と、保持部を有するホルダ−
からなり、下地材の一側縁部に足部材の係止部を係止さ
せつつ下地材に足部材を固定し、ホルダ−を固着したパ
ネルの裾片を足部材に固定し、パネルの折り返し片をホ
ルダ−の保持部に保持させ、かつ、縦樋をパネル間の下
地材に固定して弾性防水部材をパネルの裏面に圧接して
なる、構成とした。
するため外壁パネルの取付構造を、天片と側片で箱状を
なし、一側片に外方への裾片を、裾片と対向する側片に
内方への折り返し片を有するパネルと、両側部に弾性防
水部材を有する縦樋と、パネル固定部、下地固定部、お
よび係止部を有する足部材と、保持部を有するホルダ−
からなり、下地材の一側縁部に足部材の係止部を係止さ
せつつ下地材に足部材を固定し、ホルダ−を固着したパ
ネルの裾片を足部材に固定し、パネルの折り返し片をホ
ルダ−の保持部に保持させ、かつ、縦樋をパネル間の下
地材に固定して弾性防水部材をパネルの裏面に圧接して
なる、構成とした。
【0005】本発明において、前記足部材の係止部は、
その一側部に内方開口の溝、L状片、又は突片等のいず
れかを用い、前記ホルダ−の保持部は、弾性部材を固着
したり対向する係止片でばね片を形成すると、パネルの
折り返し片が弾発保持されるので、パネル保持がより確
実でやり易くなる。
その一側部に内方開口の溝、L状片、又は突片等のいず
れかを用い、前記ホルダ−の保持部は、弾性部材を固着
したり対向する係止片でばね片を形成すると、パネルの
折り返し片が弾発保持されるので、パネル保持がより確
実でやり易くなる。
【0006】
【作用】本発明で外壁パネルを躯体に取り付けるには、
まず外壁躯体に2つのアングル材を組み合わせた下地材
を、パネルの縦幅間隔で横に配設する。この各下地材の
上方に位置した側縁部に、係止部を係止させつつ各足部
材をビス等で各下地材に固定し、縦樋を下地材にパネル
の横幅間隔で縦に固定し、かつホルダ−を固着した下方
のパネルの裾片を足部材に固定する。次に、先に固定し
たパネルの上方に位置するパネルを配し、先に固定した
パネルのホルダ−の保持部に、新たなパネルの折り返し
片を下方から挿入して保持させ、その保持状態を保ちつ
つ新たなパネルの裾片をホルダ−とともに上方に位置し
た足部材にビス固定し、パネルを取付ける。こうして順
次パネルを上方に取付けていくと、縦樋の弾性防水部材
がパネルの両側部の裏面を圧接するので、パネルの取付
けとともに縦に通しの雨樋もパネル間に形成できる。
まず外壁躯体に2つのアングル材を組み合わせた下地材
を、パネルの縦幅間隔で横に配設する。この各下地材の
上方に位置した側縁部に、係止部を係止させつつ各足部
材をビス等で各下地材に固定し、縦樋を下地材にパネル
の横幅間隔で縦に固定し、かつホルダ−を固着した下方
のパネルの裾片を足部材に固定する。次に、先に固定し
たパネルの上方に位置するパネルを配し、先に固定した
パネルのホルダ−の保持部に、新たなパネルの折り返し
片を下方から挿入して保持させ、その保持状態を保ちつ
つ新たなパネルの裾片をホルダ−とともに上方に位置し
た足部材にビス固定し、パネルを取付ける。こうして順
次パネルを上方に取付けていくと、縦樋の弾性防水部材
がパネルの両側部の裏面を圧接するので、パネルの取付
けとともに縦に通しの雨樋もパネル間に形成できる。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を図面により説明するが、本
考案はこの実施例に限定されるものではない。図1は本
発明の実施例の要部を示す縦断面図、図2は他の実施例
の要部を示す縦断面図である。
考案はこの実施例に限定されるものではない。図1は本
発明の実施例の要部を示す縦断面図、図2は他の実施例
の要部を示す縦断面図である。
【0008】図1の実施例で、パネル1は天片2と4つ
の側片3で箱状に形成し、その左右の側片3,3の先端
部を内方へ折り曲げて折曲片4,4とし、上方の側片3
の先端部を外方に折り曲げて裾片5とし、裾片5と対向
する下方の側片3を短寸とし、その先端部を内方へ折り
曲げて折り返し片6とし、裾片5の長さを折り返し片6
の約3倍とする。ホルダ−7はL状部と保持部8よりな
り、保持部8は外方に開口したコ状をなし弾性部材9を
固着する。
の側片3で箱状に形成し、その左右の側片3,3の先端
部を内方へ折り曲げて折曲片4,4とし、上方の側片3
の先端部を外方に折り曲げて裾片5とし、裾片5と対向
する下方の側片3を短寸とし、その先端部を内方へ折り
曲げて折り返し片6とし、裾片5の長さを折り返し片6
の約3倍とする。ホルダ−7はL状部と保持部8よりな
り、保持部8は外方に開口したコ状をなし弾性部材9を
固着する。
【0009】長寸のアルミ押出型材である縦樋10は、そ
の両側部にゴム等からなる弾性防水部材11,11を設け、
その先端縁を突出させる。足部材12は、起立したパネル
固定部13とパネル固定部13から突出させた下地固定部1
4、上片、および下片で断面E状の上下対称形とし、そ
の上片の先端部内面に突片を設けてその外方を係止部15
とする。
の両側部にゴム等からなる弾性防水部材11,11を設け、
その先端縁を突出させる。足部材12は、起立したパネル
固定部13とパネル固定部13から突出させた下地固定部1
4、上片、および下片で断面E状の上下対称形とし、そ
の上片の先端部内面に突片を設けてその外方を係止部15
とする。
【0010】本実施例でパネル1を外壁躯体16に取付け
るには、まず躯体16に2つのアングルを組み合わせた下
地材17を、パネル1の縦幅ピッチに横に配設する。この
各下地材17の上方に位置する側縁部に、各足部材12の係
止部15を被せて係止しつつ、各足部材12を下地材17にビ
ス18で固定する。このとき、足部材12は下地材17に係止
し保持されているので、作業者が手で保持せずにビス止
めできる。また、下地材17には縦樋もパネルの横幅間隔
で縦に直に固定しておく。さらに、各パネル1の裾片5
の先端部には、あらかじめホルダ−7のL状部をビスで
固着して一体化しておく。
るには、まず躯体16に2つのアングルを組み合わせた下
地材17を、パネル1の縦幅ピッチに横に配設する。この
各下地材17の上方に位置する側縁部に、各足部材12の係
止部15を被せて係止しつつ、各足部材12を下地材17にビ
ス18で固定する。このとき、足部材12は下地材17に係止
し保持されているので、作業者が手で保持せずにビス止
めできる。また、下地材17には縦樋もパネルの横幅間隔
で縦に直に固定しておく。さらに、各パネル1の裾片5
の先端部には、あらかじめホルダ−7のL状部をビスで
固着して一体化しておく。
【0011】次に、先に固定したパネル1の上方に新た
なパネル1を配し、先にパネル1とともに固定してある
ホルダ−7の保持部8内に、新たなパネル1の下端部の
折り返し片6を下方から挿入すると、折り返し片6は保
持部8および弾性部材9により弾発保持される。その保
持状態を保ちつつ新たなパネル1の上端部の裾片5を、
ホルダ−7とともに上方に位置した足部材12にビス19で
固定して、新たなパネル1を取付ける。この裾片5をビ
ス止めするとき、パネル1は保持状態にあるので手で保
持せずにビス止めできる。こうしてパネル1を順次上方
に取付けていくと、縦樋10の弾性防水部材11がパネル1
の折曲片4の裏面を圧接するので、パネル1の取付けと
ともに縦に通しの雨樋もパネル1,1間に形成できる。
なパネル1を配し、先にパネル1とともに固定してある
ホルダ−7の保持部8内に、新たなパネル1の下端部の
折り返し片6を下方から挿入すると、折り返し片6は保
持部8および弾性部材9により弾発保持される。その保
持状態を保ちつつ新たなパネル1の上端部の裾片5を、
ホルダ−7とともに上方に位置した足部材12にビス19で
固定して、新たなパネル1を取付ける。この裾片5をビ
ス止めするとき、パネル1は保持状態にあるので手で保
持せずにビス止めできる。こうしてパネル1を順次上方
に取付けていくと、縦樋10の弾性防水部材11がパネル1
の折曲片4の裏面を圧接するので、パネル1の取付けと
ともに縦に通しの雨樋もパネル1,1間に形成できる。
【0012】図2の実施例は、足部材12’が起立片状の
下地固定部14’とその両側部から突設した2つのパネル
固定部13’からなり、下地固定部14’の一側縁部に下方
に開口した溝よりなる係止部15’を設け、かつ、ホルダ
−7の保持部8に弾性部材9を設けず対向するばね片で
弾発保持するようにしたものであって、他の構成および
作用は前述の実施例と同一である。
下地固定部14’とその両側部から突設した2つのパネル
固定部13’からなり、下地固定部14’の一側縁部に下方
に開口した溝よりなる係止部15’を設け、かつ、ホルダ
−7の保持部8に弾性部材9を設けず対向するばね片で
弾発保持するようにしたものであって、他の構成および
作用は前述の実施例と同一である。
【0013】
【発明の効果】本発明はこうした構成により、外壁パネ
ルを縦樋とともに取付けるのに、構造が簡単で部品点数
も少なく、かつ、パネルや取付部材を手で保持しなくて
もビス止め等ができる外壁パネルの取付構造が得られ
た。
ルを縦樋とともに取付けるのに、構造が簡単で部品点数
も少なく、かつ、パネルや取付部材を手で保持しなくて
もビス止め等ができる外壁パネルの取付構造が得られ
た。
【図1】本発明の実施例の要部を示す縦断面図である。
【図2】本発明の他の実施例の要部を示す縦断面図であ
る。
る。
1 パネル 2 天片 3 側片 5 裾片 6 折り返し片 7 ホルダ− 8 保持部 9 弾性部材 10 縦樋 11 弾性防水部材 12 足部材 13 パネル固定部 14 下地固定止部 15 係止部 17 下地材
Claims (2)
- 【請求項1】天片(2) と側片(3) で箱状をなし、一側片
(3) に外方への裾片(5) を、裾片(5) と対向する側片に
内方への折り返し片(6) を有するパネル(1)と、両側部
に弾性防水部材(11)を有する縦樋(10)と、パネル固定部
(13)、下地固定部(14)、および係止部(15)を有する足部
材(12)と、保持部(8) を有するホルダ−(7) からなり、
下地材(17)の一側縁部に足部材(12)の係止部(15)を係止
させつつ下地材(17)に足部材(12)を固定し、ホルダ−
(7) を固着したパネル(1) の裾片(5) を足部材(12)に固
定し、パネル(1) の折り返し片(6) をホルダ−(7) の保
持部(8) に保持させ、かつ、縦樋(10)をパネル(1,1) 間
の下地材(18)に固定して弾性防水部材(11)をパネル(1)
の裏面に圧接してなる、外壁パネルの取付構造。 - 【請求項2】前記ホルダ−(7) が、保持部(8) に弾性部
材(11)を固着しパネル(1) の折り返し片(6) を弾発保持
させたことを特徴とする、請求項1記載の外壁パネルの
取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9376094A JPH07279353A (ja) | 1994-04-07 | 1994-04-07 | 外壁パネルの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9376094A JPH07279353A (ja) | 1994-04-07 | 1994-04-07 | 外壁パネルの取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07279353A true JPH07279353A (ja) | 1995-10-27 |
Family
ID=14091396
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9376094A Pending JPH07279353A (ja) | 1994-04-07 | 1994-04-07 | 外壁パネルの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07279353A (ja) |
-
1994
- 1994-04-07 JP JP9376094A patent/JPH07279353A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH07279353A (ja) | 外壁パネルの取付構造 | |
JPH07279352A (ja) | 外壁パネルの取付構造 | |
JP3465023B2 (ja) | パネル取付構造 | |
JPH0139207Y2 (ja) | ||
JP2000008529A (ja) | 簡易構築物の屋根 | |
JPS5814726Y2 (ja) | 組立物置における間柱と左右上枠との接続構造 | |
JP2000220265A (ja) | 軒先ユニットの支持構造及び支持具 | |
JP2557153Y2 (ja) | 軒樋の取付装置 | |
JP2543072Y2 (ja) | 軒樋支持装置 | |
JP2553866Y2 (ja) | 垂木両端取付金具 | |
JP2554324Y2 (ja) | パネル取付用金具 | |
JP2548316Y2 (ja) | 軒裏天井構造とこれに用いられる野縁 | |
JPS6242027Y2 (ja) | ||
JPH0613287Y2 (ja) | 軒天材支持構造 | |
JP2543070Y2 (ja) | 軒樋支持装置 | |
JPH03176549A (ja) | 軒笠木装置 | |
JP2543068Y2 (ja) | 軒樋支持装置 | |
JPH0230574Y2 (ja) | ||
JPH0428350Y2 (ja) | ||
JPS6231528Y2 (ja) | ||
JPH0524750U (ja) | 係止レールへの軒樋本体取付け構造 | |
JPH0452818B2 (ja) | ||
JPH068625U (ja) | 天井パネル取付装置 | |
JPH05106316A (ja) | 軒樋吊り具 | |
JPH09228567A (ja) | 金属パネル構造 |