JP2543070Y2 - 軒樋支持装置 - Google Patents
軒樋支持装置Info
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- JP2543070Y2 JP2543070Y2 JP1991029699U JP2969991U JP2543070Y2 JP 2543070 Y2 JP2543070 Y2 JP 2543070Y2 JP 1991029699 U JP1991029699 U JP 1991029699U JP 2969991 U JP2969991 U JP 2969991U JP 2543070 Y2 JP2543070 Y2 JP 2543070Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、建物の軒先部材に軒樋
を取り付ける際に使用する軒樋支持装置に関する。
を取り付ける際に使用する軒樋支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の軒樋支持装置としては、例えば、
実公昭57−30335号公報等に記載されているよう
なものが知られている。この従来装置は、垂木や壁等の
建物の軒先部材に固定される固定部と軒樋の後側部及び
下部を支持する樋受部とを有する樋受具と、該樋受具の
樋受部の先端部に取り付けられて軒樋の前側部を支持す
ると共に前記樋受具及び軒樋の前面を覆うカバー部材と
で構成されている。カバー部材で樋受具及び軒樋の前面
を覆い隠すことのできるこの軒樋支持装置は、特に外観
が重要視される高級住宅において好まれている。
実公昭57−30335号公報等に記載されているよう
なものが知られている。この従来装置は、垂木や壁等の
建物の軒先部材に固定される固定部と軒樋の後側部及び
下部を支持する樋受部とを有する樋受具と、該樋受具の
樋受部の先端部に取り付けられて軒樋の前側部を支持す
ると共に前記樋受具及び軒樋の前面を覆うカバー部材と
で構成されている。カバー部材で樋受具及び軒樋の前面
を覆い隠すことのできるこの軒樋支持装置は、特に外観
が重要視される高級住宅において好まれている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の軒樋支持装置にあっては、カバー部材が樋受
具及び軒樋の前面しか覆い隠すことができない形状に形
成されているために、少し離れた位置から建物を見た時
には樋受具及び軒樋がカバー部材で隠れて見えないよう
にすることができるものの、近づいて建物を見た時には
樋受具及び軒樋がカバー部材と建物の軒先部材との隙間
から見えてしまうという問題があった。
うな従来の軒樋支持装置にあっては、カバー部材が樋受
具及び軒樋の前面しか覆い隠すことができない形状に形
成されているために、少し離れた位置から建物を見た時
には樋受具及び軒樋がカバー部材で隠れて見えないよう
にすることができるものの、近づいて建物を見た時には
樋受具及び軒樋がカバー部材と建物の軒先部材との隙間
から見えてしまうという問題があった。
【0004】本考案は、上記従来の問題に着目し、離れ
た位置から建物を見た時だけでなく近い位置から建物を
見た時でも樋受具及び軒樋がカバー部材に隠れて見えな
いようにすることができる軒樋支持装置を提供すること
を目的としている。
た位置から建物を見た時だけでなく近い位置から建物を
見た時でも樋受具及び軒樋がカバー部材に隠れて見えな
いようにすることができる軒樋支持装置を提供すること
を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の手段として、本考案の軒樋支持装置は、建物の軒先部
材に固定される固定部と軒樋を支持させる樋受部とを有
する樋受具と、該樋受具に固定されるカバー部材と、該
カバー部材同士を接続するカバー継手と、を備えている
軒樋支持装置であって、前記カバー部材が、樋受具及
び、該樋受具の樋受部に支持された軒樋の前面を覆うこ
とができる前面カバー部と、前記樋受具及び軒樋の下面
を覆うことができる下面カバー部と、を備えていると共
に、該下面カバー部の位置で前カバー部材と後カバー部
材とに分割され、前記樋受部の下面に、前記前カバー部
材の固定が可能な固定部が形成され、前記前カバー部材
下部の建物側端部に、前記後カバー部材の前端部の支持
が可能な支持部が形成され、前記カバー継手が、両側に
前記カバー部材の端部と嵌合可能な接続部が形成された
本体部を備え、該本体部が、樋受具及び、該樋受具の樋
受部に支持された軒樋の前面を覆う前板部と、前記樋受
具及び軒樋の下面を覆う下板部とを備えている。
の手段として、本考案の軒樋支持装置は、建物の軒先部
材に固定される固定部と軒樋を支持させる樋受部とを有
する樋受具と、該樋受具に固定されるカバー部材と、該
カバー部材同士を接続するカバー継手と、を備えている
軒樋支持装置であって、前記カバー部材が、樋受具及
び、該樋受具の樋受部に支持された軒樋の前面を覆うこ
とができる前面カバー部と、前記樋受具及び軒樋の下面
を覆うことができる下面カバー部と、を備えていると共
に、該下面カバー部の位置で前カバー部材と後カバー部
材とに分割され、前記樋受部の下面に、前記前カバー部
材の固定が可能な固定部が形成され、前記前カバー部材
下部の建物側端部に、前記後カバー部材の前端部の支持
が可能な支持部が形成され、前記カバー継手が、両側に
前記カバー部材の端部と嵌合可能な接続部が形成された
本体部を備え、該本体部が、樋受具及び、該樋受具の樋
受部に支持された軒樋の前面を覆う前板部と、前記樋受
具及び軒樋の下面を覆う下板部とを備えている。
【0006】尚、カバー部材を樋受具に固定する際の施
工性をよくするためには、樋受具の固定部に、後カバー
部材の後端部の支持が可能な突出部が形成されているこ
とが好ましい。
工性をよくするためには、樋受具の固定部に、後カバー
部材の後端部の支持が可能な突出部が形成されているこ
とが好ましい。
【0007】
【0008】
【作用】本考案の軒樋支持装置は、カバー部材が、樋受
具及び、該樋受具の樋受部に支持された軒樋の前面を覆
うことができる前面カバー部と、前記樋受具及び軒樋の
下面を覆うことができる下面カバー部と、を備えている
ので、樋受具及び軒樋の前面を覆い隠すと共に、前記樋
受具及び軒樋の下面を覆い隠すようにカバー部材を樋受
具に固定することができる。
具及び、該樋受具の樋受部に支持された軒樋の前面を覆
うことができる前面カバー部と、前記樋受具及び軒樋の
下面を覆うことができる下面カバー部と、を備えている
ので、樋受具及び軒樋の前面を覆い隠すと共に、前記樋
受具及び軒樋の下面を覆い隠すようにカバー部材を樋受
具に固定することができる。
【0009】また、カバー部材が、下面カバー部の位置
で前カバー部材と後カバー部材とに分割されているの
で、カバー部材の取り扱いが大きさ及び重量の面で楽に
なる。また、少し離れた位置から見ると前カバー部材と
後カバー部材の継ぎ目が見えることもない。
で前カバー部材と後カバー部材とに分割されているの
で、カバー部材の取り扱いが大きさ及び重量の面で楽に
なる。また、少し離れた位置から見ると前カバー部材と
後カバー部材の継ぎ目が見えることもない。
【0010】更に、樋受部の下面に、前記前カバー部材
の固定が可能な固定部が形成され、前記前カバー部材下
部の建物側端部に、前記後カバー部材の前端部の支持が
可能な支持部が形成されているので、カバー部材を樋受
具に固定する場合には、前カバー部材下部の建物側端部
を樋受部の下面に固定することができると共に、後カバ
ー部材の前端部を前カバー部材下部の建物側端縁に形成
された支持部に支持させることができる。また、カバー
継手が、両側にカバー部材の端部と嵌合可能な接続部が
形成された本体部を備え、この本体部が、樋受具及び、
この樋受具の樋受部に支持された軒樋の前面を覆う前板
部と、樋受具及び軒樋の下面を覆う下板部と、を備えて
いるので、カバー部材の継ぎ目にも隙間が生じないよう
にすることができる。
の固定が可能な固定部が形成され、前記前カバー部材下
部の建物側端部に、前記後カバー部材の前端部の支持が
可能な支持部が形成されているので、カバー部材を樋受
具に固定する場合には、前カバー部材下部の建物側端部
を樋受部の下面に固定することができると共に、後カバ
ー部材の前端部を前カバー部材下部の建物側端縁に形成
された支持部に支持させることができる。また、カバー
継手が、両側にカバー部材の端部と嵌合可能な接続部が
形成された本体部を備え、この本体部が、樋受具及び、
この樋受具の樋受部に支持された軒樋の前面を覆う前板
部と、樋受具及び軒樋の下面を覆う下板部と、を備えて
いるので、カバー部材の継ぎ目にも隙間が生じないよう
にすることができる。
【0011】
【実施例】まず、図1〜図4に基づいて本考案第1実施
例の構成を詳述する。図4は軒樋を建物の軒先部材に取
り付けた状態の第1実施例の軒樋支持装置を前方から見
た図で、図中1は樋受具、2はカバー部材、3はカバー
継手、4は軒樋である。
例の構成を詳述する。図4は軒樋を建物の軒先部材に取
り付けた状態の第1実施例の軒樋支持装置を前方から見
た図で、図中1は樋受具、2はカバー部材、3はカバー
継手、4は軒樋である。
【0012】前記樋受具1は合成樹脂による射出成形品
で、図1に示すように、建物の軒先部材に固定される固
定部11と、軒樋4を支持させる樋受部12とで構成さ
れている。前記固定部11には釘が通る貫通穴111が
数個形成されている。また、前記樋受部12の中程部上
面には軒樋4を嵌合可能な凹部121が形成され、前記
樋受部12の先端部上面にはモノボルトをねじ込むこと
ができる有底穴122が形成されている。更に、前記樋
受部12の先端部下面には固定部である厚肉部123が
形成されている。この厚肉部123には後述のカバー部
材2下部の建物側端部が固定されるようにされている。
また、樋受部12の後端部下面にはモノボルトをねじ込
むことができる有底穴124が形成されている。
で、図1に示すように、建物の軒先部材に固定される固
定部11と、軒樋4を支持させる樋受部12とで構成さ
れている。前記固定部11には釘が通る貫通穴111が
数個形成されている。また、前記樋受部12の中程部上
面には軒樋4を嵌合可能な凹部121が形成され、前記
樋受部12の先端部上面にはモノボルトをねじ込むこと
ができる有底穴122が形成されている。更に、前記樋
受部12の先端部下面には固定部である厚肉部123が
形成されている。この厚肉部123には後述のカバー部
材2下部の建物側端部が固定されるようにされている。
また、樋受部12の後端部下面にはモノボルトをねじ込
むことができる有底穴124が形成されている。
【0013】前記カバー部材2は合成樹脂による押出成
形品で、図2に示すように、前記樋受具1及び、この樋
受具1の樋受部12に支持された軒樋4の前面を覆うこ
とができる前面カバー部21と、前記樋受具1及び軒樋
4の下面を覆うことができる下面カバー部22とで構成
されている。尚、前面カバー部21は、外側に大きく膨
らんだ湾曲形状に形成されており、前記下面カバー部2
2は、ほぼフラット形状に形成されている。
形品で、図2に示すように、前記樋受具1及び、この樋
受具1の樋受部12に支持された軒樋4の前面を覆うこ
とができる前面カバー部21と、前記樋受具1及び軒樋
4の下面を覆うことができる下面カバー部22とで構成
されている。尚、前面カバー部21は、外側に大きく膨
らんだ湾曲形状に形成されており、前記下面カバー部2
2は、ほぼフラット形状に形成されている。
【0014】また、このカバー部材2は、下面カバー部
22の位置で前カバー部材2aと後カバー部材2bとに
分割されている。前記前カバー部材2a上部の建物側端
部には後下がりに折曲片211が形成され、かつ、この
折曲片211からやや下がった位置には後下がりに長め
のリブ212が形成されている。また、前カバー部材2
a下部の建物側端部には後カバー部材2bの前端部の支
持及び係止が可能な支持片214が形成されている。前
記後カバー部材2bには下向きに短めのリブ221が一
定の間隔置きに形成され、後カバー部材2bの前端部に
は前記前カバー部材2aの支持片214に支持及び係止
される係止片223が形成されている。更に、前記前カ
バー部材2a上部の建物側端部と後カバー部材2bの後
端部には、モノボルトをねじ込むことができる貫通孔2
13,222が形成されている。
22の位置で前カバー部材2aと後カバー部材2bとに
分割されている。前記前カバー部材2a上部の建物側端
部には後下がりに折曲片211が形成され、かつ、この
折曲片211からやや下がった位置には後下がりに長め
のリブ212が形成されている。また、前カバー部材2
a下部の建物側端部には後カバー部材2bの前端部の支
持及び係止が可能な支持片214が形成されている。前
記後カバー部材2bには下向きに短めのリブ221が一
定の間隔置きに形成され、後カバー部材2bの前端部に
は前記前カバー部材2aの支持片214に支持及び係止
される係止片223が形成されている。更に、前記前カ
バー部材2a上部の建物側端部と後カバー部材2bの後
端部には、モノボルトをねじ込むことができる貫通孔2
13,222が形成されている。
【0015】前記カバー継手3は合成樹脂による射出成
形品で、図3に示すように本体部30の両側に、カバー
部材2の端部に嵌合可能な接続部300が形成されてい
る。前記本体部30は、前記カバー部材2の前面カバー
部21と同一断面形状に形成された前板部31と、前記
カバー部材2の下面カバー部22と同一断面形状に形成
された下板部32とで構成されている。各接続部300
は、前記本体部30の前板部31と下板部32とをカバ
ー部材2の肉厚分内側にへこませた形状に形成されてい
る。
形品で、図3に示すように本体部30の両側に、カバー
部材2の端部に嵌合可能な接続部300が形成されてい
る。前記本体部30は、前記カバー部材2の前面カバー
部21と同一断面形状に形成された前板部31と、前記
カバー部材2の下面カバー部22と同一断面形状に形成
された下板部32とで構成されている。各接続部300
は、前記本体部30の前板部31と下板部32とをカバ
ー部材2の肉厚分内側にへこませた形状に形成されてい
る。
【0016】また、このカバー継手3は、下板部32の
位置で前継手部材3aと後継手部材3bとに分割されて
いる。前記前継手部材3aの本体部30上部の建物側端
部にはカバー部材2の折曲片211と同一断面形状の折
曲片311が形成され、この折曲片311からやや下が
った位置にはカバー部材2のリブ212と同一断面形状
のリブ312が形成されている。また、前継手部材3a
の本体部30下部の建物側端縁には後継手部材3bの前
端部の支持及び係止が可能な支持片314が形成されて
いる。更に、前記後継手部材3bには、カバー部材2の
リブ221と同一断面形状のリブ321がカバー部材2
のリブ221と対応した位置に形成され、後継手部材3
bの前端部には前記前継手部材3aの支持片314に支
持及び係止される係止片323が形成されている。更
に、前記前継手部材3a上部の建物側端部と、後継手部
材3bの後端部には、モノボルトをねじ込むことができ
る貫通孔313,322が形成されている。
位置で前継手部材3aと後継手部材3bとに分割されて
いる。前記前継手部材3aの本体部30上部の建物側端
部にはカバー部材2の折曲片211と同一断面形状の折
曲片311が形成され、この折曲片311からやや下が
った位置にはカバー部材2のリブ212と同一断面形状
のリブ312が形成されている。また、前継手部材3a
の本体部30下部の建物側端縁には後継手部材3bの前
端部の支持及び係止が可能な支持片314が形成されて
いる。更に、前記後継手部材3bには、カバー部材2の
リブ221と同一断面形状のリブ321がカバー部材2
のリブ221と対応した位置に形成され、後継手部材3
bの前端部には前記前継手部材3aの支持片314に支
持及び係止される係止片323が形成されている。更
に、前記前継手部材3a上部の建物側端部と、後継手部
材3bの後端部には、モノボルトをねじ込むことができ
る貫通孔313,322が形成されている。
【0017】次に、図4〜図6に基づいて第1実施例の
作用を説明する。
作用を説明する。
【0018】前記軒樋支持装置を使用して壁や垂木等の
建物の軒先部材5に軒樋4を取り付ける場合には、ま
ず、樋受具1を釘6で建物の軒先部材5に対し一定の間
隔置きに固定する。そして、各樋受具1の樋受部12に
形成されている凹部121に軒樋4を嵌合させて取り付
ける。
建物の軒先部材5に軒樋4を取り付ける場合には、ま
ず、樋受具1を釘6で建物の軒先部材5に対し一定の間
隔置きに固定する。そして、各樋受具1の樋受部12に
形成されている凹部121に軒樋4を嵌合させて取り付
ける。
【0019】次に、各カバー部材2を樋受具1に固定す
るが、その前に、カバー部材2の端部が配設される位置
にある樋受具1にカバー継手3を固定する。前継手部材
3aの固定は、前継手部材3a上部の建物側端部を樋受
部12の先端部上面にモノボルト7cで固定すると共
に、前継手部材3a下部の建物側端部を樋受具1の厚肉
部123にビス8bで固定する。後継手部材3bの固定
は、後継手部材3bの係止片323を前継手部材3aの
支持片314に係合させると共に、後継手部材3bの後
端部を樋受部12の後端部下面にモノボルト7dで固定
する(図6参照)。
るが、その前に、カバー部材2の端部が配設される位置
にある樋受具1にカバー継手3を固定する。前継手部材
3aの固定は、前継手部材3a上部の建物側端部を樋受
部12の先端部上面にモノボルト7cで固定すると共
に、前継手部材3a下部の建物側端部を樋受具1の厚肉
部123にビス8bで固定する。後継手部材3bの固定
は、後継手部材3bの係止片323を前継手部材3aの
支持片314に係合させると共に、後継手部材3bの後
端部を樋受部12の後端部下面にモノボルト7dで固定
する(図6参照)。
【0020】そして、各カバー部材2を、カバー継手3
の接続部300の外側に端部が嵌合するようにして樋受
具1に固定する。前カバー部材2aの固定は、前カバー
部材2a上部の建物側端部を樋受部12の先端部上面に
モノボルト7aで固定すると共に、前カバー部材2a下
部の建物側端部を樋受具1の厚肉部123にビス8aで
固定する。後カバー部材2bの固定は、後カバー部材2
bの係止片223を前カバー部材2aの支持片214に
係合させると共に、後カバー部材2bの後端部を樋受部
12の後端部下面にモノボルト7bで固定する(図5参
照)。
の接続部300の外側に端部が嵌合するようにして樋受
具1に固定する。前カバー部材2aの固定は、前カバー
部材2a上部の建物側端部を樋受部12の先端部上面に
モノボルト7aで固定すると共に、前カバー部材2a下
部の建物側端部を樋受具1の厚肉部123にビス8aで
固定する。後カバー部材2bの固定は、後カバー部材2
bの係止片223を前カバー部材2aの支持片214に
係合させると共に、後カバー部材2bの後端部を樋受部
12の後端部下面にモノボルト7bで固定する(図5参
照)。
【0021】以上説明したように、本実施例の軒樋支持
装置にあっては、樋受具1及び軒樋4の前面を覆い隠す
と共に樋受具1及び軒樋4の下面を覆い隠すようにカバ
ー部材2を樋受具1に固定することができるので、離れ
た位置から建物を見た時だけでなく近い位置から建物を
見た時でも樋受具1及び軒樋4がカバー部材2に隠れて
見えないようにすることができる。
装置にあっては、樋受具1及び軒樋4の前面を覆い隠す
と共に樋受具1及び軒樋4の下面を覆い隠すようにカバ
ー部材2を樋受具1に固定することができるので、離れ
た位置から建物を見た時だけでなく近い位置から建物を
見た時でも樋受具1及び軒樋4がカバー部材2に隠れて
見えないようにすることができる。
【0022】しかも、本体部30の両端に、カバー部材
2の端部と嵌合可能な接続部300を有するカバー継手
3を備え、該カバー継手3の本体部30が、樋受具1及
び軒樋4の前面を覆う前板部31と、前記樋受具1及び
軒樋2の下面を覆う下板部32とを備えているので、カ
バー部材2の継ぎ目にも隙間が生じないようにすること
ができる。
2の端部と嵌合可能な接続部300を有するカバー継手
3を備え、該カバー継手3の本体部30が、樋受具1及
び軒樋4の前面を覆う前板部31と、前記樋受具1及び
軒樋2の下面を覆う下板部32とを備えているので、カ
バー部材2の継ぎ目にも隙間が生じないようにすること
ができる。
【0023】また、後カバー部材2bの係止片223を
前カバー部材2aの支持片214に係合させるだけで後
カバー部材2bの前端部を前カバー部材2aの後端部に
支持及び係止させることができるので、カバー部材2を
樋受具1に固定する際の施工性がよい。
前カバー部材2aの支持片214に係合させるだけで後
カバー部材2bの前端部を前カバー部材2aの後端部に
支持及び係止させることができるので、カバー部材2を
樋受具1に固定する際の施工性がよい。
【0024】更に、カバー部材2が、下面カバー部22
の位置で前カバー部材2aと後カバー部材2bとに分割
されているので、カバー部材2の取り扱いが大きさ及び
重量の面で楽になる。また、少し離れた位置から見ると
前カバー部材2aと後カバー部材3bの継ぎ目が見える
こともない。
の位置で前カバー部材2aと後カバー部材2bとに分割
されているので、カバー部材2の取り扱いが大きさ及び
重量の面で楽になる。また、少し離れた位置から見ると
前カバー部材2aと後カバー部材3bの継ぎ目が見える
こともない。
【0025】また、各カバー部材2に形成されている折
曲片211及び、カバー継手3に形成されている折曲片
311は、樋受具1に支持されている軒樋4の内側に配
設される。従って、勢いよく流れ落ちた雨水は両折曲片
211,311に当たって軒樋4内に跳ね返されるた
め、カバー部材2の上端部と軒樋4の上端部との間から
カバー部材2の内側に雨水が浸入するのを防止すること
ができる。
曲片211及び、カバー継手3に形成されている折曲片
311は、樋受具1に支持されている軒樋4の内側に配
設される。従って、勢いよく流れ落ちた雨水は両折曲片
211,311に当たって軒樋4内に跳ね返されるた
め、カバー部材2の上端部と軒樋4の上端部との間から
カバー部材2の内側に雨水が浸入するのを防止すること
ができる。
【0026】また、各カバー部材2の前面カバー部21
に形成されているリブ212及びカバー継手3の前板部
31に形成されているリブ312が樋受具1の前面に当
接して、カバー部材2の前面カバー部21及びカバー継
手3の前板部31は樋受具1に支持される。従って、カ
バー部材2とカバー継手3に前方から衝撃が加わった場
合におけるこれらの変形を抑制することができる。
に形成されているリブ212及びカバー継手3の前板部
31に形成されているリブ312が樋受具1の前面に当
接して、カバー部材2の前面カバー部21及びカバー継
手3の前板部31は樋受具1に支持される。従って、カ
バー部材2とカバー継手3に前方から衝撃が加わった場
合におけるこれらの変形を抑制することができる。
【0027】次に、本考案の第2実施例を図7〜図9に
基づいて説明する。尚、第2実施例を説明するにあた
り、カバー継手については第1実施例のカバー継手3と
同一のものであるので図面及び説明を省略し、樋受具1
A及びカバー部材1Aについても第1実施例と同一構成
の部分については図面に同一符号を付して説明を省略す
る。
基づいて説明する。尚、第2実施例を説明するにあた
り、カバー継手については第1実施例のカバー継手3と
同一のものであるので図面及び説明を省略し、樋受具1
A及びカバー部材1Aについても第1実施例と同一構成
の部分については図面に同一符号を付して説明を省略す
る。
【0028】本実施例装置は、カバー部材2Aの後カバ
ー部材2Abの後端部に、先端が後下がりに傾斜した鉤
形の立ち上り片224が形成され、樋受具1Aの固定部
11に、前記後カバー部材2Abの立ち上り片224を
支持可能であると共に、立ち上り片224を前方向へ係
止可能な突出部112が形成されている。尚、この立ち
上り片224の係止は、立ち上り片224の先端と対応
して突出部112の上面が前上がりに傾斜していること
により可能となっている。
ー部材2Abの後端部に、先端が後下がりに傾斜した鉤
形の立ち上り片224が形成され、樋受具1Aの固定部
11に、前記後カバー部材2Abの立ち上り片224を
支持可能であると共に、立ち上り片224を前方向へ係
止可能な突出部112が形成されている。尚、この立ち
上り片224の係止は、立ち上り片224の先端と対応
して突出部112の上面が前上がりに傾斜していること
により可能となっている。
【0029】建物の軒先部材5に軒樋4を取り付ける場
合における第1実施例との相違点は樋受具1Aの突出部
112に後カバー部材2Abの立ち上り片224の先端
を係合させるだけで、後カバー部材2Abの後端部を樋
受具1Aに支持させると共に係止させることができるの
で、カバー部材2Aを樋受具1Aに固定する際の施工性
が更によいという点である。
合における第1実施例との相違点は樋受具1Aの突出部
112に後カバー部材2Abの立ち上り片224の先端
を係合させるだけで、後カバー部材2Abの後端部を樋
受具1Aに支持させると共に係止させることができるの
で、カバー部材2Aを樋受具1Aに固定する際の施工性
が更によいという点である。
【0030】次に、本考案の第3実施例を図10〜図1
4に基づいて説明する。尚、第3実施例を説明するにあ
たり、第1実施例と同一構成の部分については図面に同
一符号を付して説明を省略する。
4に基づいて説明する。尚、第3実施例を説明するにあ
たり、第1実施例と同一構成の部分については図面に同
一符号を付して説明を省略する。
【0031】まず、樋受具1Bにおいて第1実施例の樋
受具1と相違する点は、図10に示すように、樋受部1
2の中程部下面から前向きに横片125が形成されてい
る点である。
受具1と相違する点は、図10に示すように、樋受部1
2の中程部下面から前向きに横片125が形成されてい
る点である。
【0032】また、カバー部材2Bにおいて第1実施例
のカバー部材2と相違する点は、図11に示すように、
前カバー部材2Ba下部の建物側端部に、立ち上り片2
15が形成されていると共に、この立ち上り片215の
上端に下向きに鉤形部216が形成されている点と、後
カバー部材2Bbの前端部に、上向きに鉤形部225が
形成されている点である。従って、前カバー部材2Ba
の固定は、前カバー部材2Ba上部の建物側端部を樋受
部12の先端部上面にモノボルト7aで固定すると共
に、前カバー部材2Baの鉤形部216を樋受具1の横
片125にビス8aで固定する。後カバー部材2Bbの
固定は、後カバー部材2Bbの鉤形部225を前カバー
部材2Baの鉤形部216に係合させると共に、後カバ
ー部材2Bbの後端部を樋受部12の後端部下面にモノ
ボルト7bで固定する(図13参照)。
のカバー部材2と相違する点は、図11に示すように、
前カバー部材2Ba下部の建物側端部に、立ち上り片2
15が形成されていると共に、この立ち上り片215の
上端に下向きに鉤形部216が形成されている点と、後
カバー部材2Bbの前端部に、上向きに鉤形部225が
形成されている点である。従って、前カバー部材2Ba
の固定は、前カバー部材2Ba上部の建物側端部を樋受
部12の先端部上面にモノボルト7aで固定すると共
に、前カバー部材2Baの鉤形部216を樋受具1の横
片125にビス8aで固定する。後カバー部材2Bbの
固定は、後カバー部材2Bbの鉤形部225を前カバー
部材2Baの鉤形部216に係合させると共に、後カバ
ー部材2Bbの後端部を樋受部12の後端部下面にモノ
ボルト7bで固定する(図13参照)。
【0033】また、カバー継手3Bにおいて第1実施例
のカバー継手3と相違する点は、図12に示すように、
前継手部材3Ba下部の建物側端部に、立ち上り片31
5が形成されていると共に、この立ち上り片315の上
端に下向きに鉤形部316が形成されている点と、後カ
バー部材3Bbの前端部に上向きに鉤形部325が形成
されている点である。従って、前継手部材3Baの固定
は、前継手部材3Ba上部の建物側端部を樋受部12の
先端部上面にモノボルト7cで固定すると共に、前継手
部材3Baの鉤形部316を樋受具1の横片125にビ
ス8bで固定する。後継手部材3Bbの固定は、後継手
部材3Bbの鉤形部325を前継手部材3Baの鉤形部
316に係合させると共に、後継手部材3Bbの後端部
を樋受部12の後端部下面にモノボルト7dで固定する
(図14参照)。
のカバー継手3と相違する点は、図12に示すように、
前継手部材3Ba下部の建物側端部に、立ち上り片31
5が形成されていると共に、この立ち上り片315の上
端に下向きに鉤形部316が形成されている点と、後カ
バー部材3Bbの前端部に上向きに鉤形部325が形成
されている点である。従って、前継手部材3Baの固定
は、前継手部材3Ba上部の建物側端部を樋受部12の
先端部上面にモノボルト7cで固定すると共に、前継手
部材3Baの鉤形部316を樋受具1の横片125にビ
ス8bで固定する。後継手部材3Bbの固定は、後継手
部材3Bbの鉤形部325を前継手部材3Baの鉤形部
316に係合させると共に、後継手部材3Bbの後端部
を樋受部12の後端部下面にモノボルト7dで固定する
(図14参照)。
【0034】次に、本考案の第4実施例を図15〜図1
8に基づいて説明する。尚、第4実施例を説明するにあ
たり、樋受具は第3実施例と同一のものであるので説明
を省略する。また、カバー部材2Cとカバー部材3Cに
ついても第1実施例と同一構成の部分については図面に
同一符号を付して説明を省略する。
8に基づいて説明する。尚、第4実施例を説明するにあ
たり、樋受具は第3実施例と同一のものであるので説明
を省略する。また、カバー部材2Cとカバー部材3Cに
ついても第1実施例と同一構成の部分については図面に
同一符号を付して説明を省略する。
【0035】また、カバー部材2Cにおいて第1実施例
のカバー部材2と相違する点は、図15に示すように、
前カバー部材2Ca下部の建物側端部に、立ち上り片2
17が形成されていると共に、この立ち上り片217の
上端部に後向きに開口した溝形部218が形成され、こ
の溝形部218の上端部に押え片219が垂下されてい
る点と、後カバー部材2Cbの前端部が真直に前向きに
形成されている点である。従って、前カバー部材2Ca
の固定は、前カバー部材2Ca上部の建物側端部を樋受
部12の先端部上面にモノボルト7aで固定すると共
に、前カバー部材2Caの溝形部218を樋受具1の横
片125にビス8aで固定する。後カバー部材2Cbの
固定は、後カバー部材2Cbの前端部を前カバー部材2
Caの溝形部218に係合させると共に、後カバー部材
2Cbの後端部を樋受部12の後端部下面にモノボルト
7bで固定する(図17参照)。
のカバー部材2と相違する点は、図15に示すように、
前カバー部材2Ca下部の建物側端部に、立ち上り片2
17が形成されていると共に、この立ち上り片217の
上端部に後向きに開口した溝形部218が形成され、こ
の溝形部218の上端部に押え片219が垂下されてい
る点と、後カバー部材2Cbの前端部が真直に前向きに
形成されている点である。従って、前カバー部材2Ca
の固定は、前カバー部材2Ca上部の建物側端部を樋受
部12の先端部上面にモノボルト7aで固定すると共
に、前カバー部材2Caの溝形部218を樋受具1の横
片125にビス8aで固定する。後カバー部材2Cbの
固定は、後カバー部材2Cbの前端部を前カバー部材2
Caの溝形部218に係合させると共に、後カバー部材
2Cbの後端部を樋受部12の後端部下面にモノボルト
7bで固定する(図17参照)。
【0036】また、カバー継手3Cにおいて第1実施例
のカバー継手3と相違する点は、図16に示すように、
前継手部材3Ca下部の建物側端部に、立ち上り片31
7が形成されていると共に、この立ち上り片317の上
端部に後向きに開口した溝形部318が形成され、この
溝形部318の上端部に押え片219が形成されている
点と、後継手部材3Cbの前端部が真直に前向きに形成
されている点である。従って、前継手部材3Caの固定
は、前継手部材3Ca上部の建物側端部を樋受部12の
先端部上面にモノボルト7cで固定すると共に、前継手
部材3Caの溝形部318を樋受具1の横片125にビ
ス8bで固定する。後継手部材3Cbの固定は、後継手
部材3Cbの前端部を前継手部材3Caの溝形部318
に係合させると共に、後継手部材3Cbの後端部を樋受
部12の後端部下面にモノボルト7dで固定する(図1
8参照)。
のカバー継手3と相違する点は、図16に示すように、
前継手部材3Ca下部の建物側端部に、立ち上り片31
7が形成されていると共に、この立ち上り片317の上
端部に後向きに開口した溝形部318が形成され、この
溝形部318の上端部に押え片219が形成されている
点と、後継手部材3Cbの前端部が真直に前向きに形成
されている点である。従って、前継手部材3Caの固定
は、前継手部材3Ca上部の建物側端部を樋受部12の
先端部上面にモノボルト7cで固定すると共に、前継手
部材3Caの溝形部318を樋受具1の横片125にビ
ス8bで固定する。後継手部材3Cbの固定は、後継手
部材3Cbの前端部を前継手部材3Caの溝形部318
に係合させると共に、後継手部材3Cbの後端部を樋受
部12の後端部下面にモノボルト7dで固定する(図1
8参照)。
【0037】以上、本考案の実施例を図面により詳述し
てきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもので
はなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲における設計の
変更等があっても本考案に含まれる。
てきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもので
はなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲における設計の
変更等があっても本考案に含まれる。
【0038】例えば、実施例では、樹脂製の樋受具を使
用したが、金属製の樋受具を使用してもよい。また、カ
バー部材やカバー継手も樹脂製に限らず、金属製のもの
を使用してもよい。
用したが、金属製の樋受具を使用してもよい。また、カ
バー部材やカバー継手も樹脂製に限らず、金属製のもの
を使用してもよい。
【0039】また、実施例では、カバー部材の固定をビ
スやモノボルト等の固定具を用いて行なった例を示した
が、固定具との代用あるいは固定具との併用で接着剤を
使用してもよい。
スやモノボルト等の固定具を用いて行なった例を示した
が、固定具との代用あるいは固定具との併用で接着剤を
使用してもよい。
【0040】また、カバー継手の下板部の後端部にも鉤
形の立ち上り片を形成して、この立ち上り片を樋受具の
突出部に支持及び係止できるようにしてもよい。
形の立ち上り片を形成して、この立ち上り片を樋受具の
突出部に支持及び係止できるようにしてもよい。
【0041】
【考案の効果】以上説明したように、請求項1記載の本
考案の軒樋支持装置にあっては、樋受具及び、該樋受具
の樋受部に支持された軒樋の前面を覆い隠すと共に、前
記樋受具及び軒樋の下面を覆い隠すようにカバー部材を
樋受具に固定することができるので、離れた位置から建
物を見た時だけでなく近い位置から建物を見た時でも樋
受具及び軒樋がカバー部材に隠れて見えないようにする
ことができるという効果が得られる。また、本考案の軒
樋支持装置はカバー部材同士を接続するカバー継手を備
え、該カバー継手が、両側に前記カバー部材の端部と嵌
合可能な接続部が形成された本体部を備え、該本体部
が、樋受具及び、該樋受具の樋受部に支持された軒樋の
前面を覆う前板部と、前記樋受具及び軒樋の下面を覆う
下板部と、を備えているので、カバー部材の継ぎ目にも
隙間が生じないようにすることができる。
考案の軒樋支持装置にあっては、樋受具及び、該樋受具
の樋受部に支持された軒樋の前面を覆い隠すと共に、前
記樋受具及び軒樋の下面を覆い隠すようにカバー部材を
樋受具に固定することができるので、離れた位置から建
物を見た時だけでなく近い位置から建物を見た時でも樋
受具及び軒樋がカバー部材に隠れて見えないようにする
ことができるという効果が得られる。また、本考案の軒
樋支持装置はカバー部材同士を接続するカバー継手を備
え、該カバー継手が、両側に前記カバー部材の端部と嵌
合可能な接続部が形成された本体部を備え、該本体部
が、樋受具及び、該樋受具の樋受部に支持された軒樋の
前面を覆う前板部と、前記樋受具及び軒樋の下面を覆う
下板部と、を備えているので、カバー部材の継ぎ目にも
隙間が生じないようにすることができる。
【0042】また、カバー部材が下面カバー部の位置で
前カバー部材と後カバー部材とに分割されているので、
カバー部材の取り扱いが大きさ及び重量の面で楽にな
り、特に、カバー部材を樋受具に固定する作業の負担が
小さくなる。また、少し離れた位置から見ると前カバー
部材と後カバー部材の継ぎ目が見えることもない。
前カバー部材と後カバー部材とに分割されているので、
カバー部材の取り扱いが大きさ及び重量の面で楽にな
り、特に、カバー部材を樋受具に固定する作業の負担が
小さくなる。また、少し離れた位置から見ると前カバー
部材と後カバー部材の継ぎ目が見えることもない。
【0043】更に、後カバー部材の前端部を前カバー部
材下部の建物側端部に形成した支持部に支持させるだけ
で後カバー部材の前端部を前カバー部材下部の建物側端
部に取り付けることができるので、カバー部材を樋受具
に固定する際の施工性がよい。また、請求項2記載の本
考案の軒樋支持装置にあっては、樋受具の突出部に下面
カバー部の後端部を係合させるだけで、モノボルト等の
固定具を使用することなく、下面カバー部の後端部を支
持できると共に係止できるので、カバー部材を樋受具に
固定する際の施工性がよい。
材下部の建物側端部に形成した支持部に支持させるだけ
で後カバー部材の前端部を前カバー部材下部の建物側端
部に取り付けることができるので、カバー部材を樋受具
に固定する際の施工性がよい。また、請求項2記載の本
考案の軒樋支持装置にあっては、樋受具の突出部に下面
カバー部の後端部を係合させるだけで、モノボルト等の
固定具を使用することなく、下面カバー部の後端部を支
持できると共に係止できるので、カバー部材を樋受具に
固定する際の施工性がよい。
【図1】第1実施例の軒樋支持装置の樋支持具を示す斜
視図である。
視図である。
【図2】第1実施例の軒樋支持装置のカバー部材を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図3】第1実施例の軒樋支持装置のカバー継手を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図4】第1実施例の軒樋支持装置で軒樋を建物の軒先
部材に取り付けた状態を軒樋支持装置の前方から見た図
である。
部材に取り付けた状態を軒樋支持装置の前方から見た図
である。
【図5】図4のV−V断面図である。
【図6】図4のVI −VI 断面図である。
【図7】第2実施例の軒樋支持装置の樋支持具を示す斜
視図である。
視図である。
【図8】第2実施例の軒樋支持装置のカバー部材を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図9】第2実施例の軒樋支持装置で軒樋を建物の軒先
部材に取り付けた状態を示す断面図である。
部材に取り付けた状態を示す断面図である。
【図10】第3実施例の軒樋支持装置の樋支持具を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図11】第3実施例の軒樋支持装置のカバー部材を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図12】第3実施例の軒樋支持装置のカバー継手を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図13】第3実施例の軒樋支持装置で軒樋を建物の軒
先部材に取り付けた状態を示す断面図である。
先部材に取り付けた状態を示す断面図である。
【図14】第3実施例の軒樋支持装置で軒樋を建物の軒
先部材に取り付けた状態を示す断面図である。
先部材に取り付けた状態を示す断面図である。
【図15】第4実施例の軒樋支持装置のカバー部材を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図16】第4実施例の軒樋支持装置のカバー継手を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図17】第4実施例の軒樋支持装置で軒樋を建物の軒
先部材に取り付けた状態を示す断面図である。
先部材に取り付けた状態を示す断面図である。
【図18】第4実施例の軒樋支持装置で軒樋を建物の軒
先部材に取り付けた状態を示す断面図である。
先部材に取り付けた状態を示す断面図である。
1 樋受具 11 固定部 112 突出部 12 樋受部 123 厚肉部(固定部) 2 カバー部材 2a 前カバー部材 2b 後カバー部材 21 前面カバー部 214 支持片(支持部) 22 下面カバー部 3 カバー継手 30 本体部 300 接続部 31 前板部 32 下板部 4 軒樋 5 軒先部材
Claims (2)
- 【請求項1】 建物の軒先部材に固定される固定部と軒
樋を支持させる樋受部とを有する樋受具と、該樋受具に
固定されるカバー部材と、該カバー部材同士を接続する
カバー継手と、を備えている軒樋支持装置であって、 前記カバー部材が、樋受具及び、該樋受具の樋受部に支
持された軒樋の前面を覆うことができる前面カバー部
と、前記樋受具及び軒樋の下面を覆うことができる下面
カバー部と、を備えていると共に、該下面カバー部の位
置で前カバー部材と後カバー部材とに分割され、 前記樋受部の下面に、前記前カバー部材の固定が可能な
固定部が形成され、前記前カバー部材下部の建物側端部
に、前記後カバー部材の前端部の支持が可能な支持部が
形成され、前記カバー継手が、両側に前記カバー部材の端部と嵌合
可能な接続部が形成された本体部を備え、該本体部が、
樋受具及び、該樋受具の樋受部に支持された軒樋の前面
を覆う前板部と、前記樋受具及び軒樋の下面を覆う下板
部とを備えて いることを特徴とする軒樋支持装置。 - 【請求項2】 樋受具の固定部に、後カバー部材の後端
部の支持が可能な突出部が形成されている請求項1記載
の軒樋支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991029699U JP2543070Y2 (ja) | 1991-04-26 | 1991-04-26 | 軒樋支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991029699U JP2543070Y2 (ja) | 1991-04-26 | 1991-04-26 | 軒樋支持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04123939U JPH04123939U (ja) | 1992-11-11 |
JP2543070Y2 true JP2543070Y2 (ja) | 1997-08-06 |
Family
ID=31913515
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991029699U Expired - Lifetime JP2543070Y2 (ja) | 1991-04-26 | 1991-04-26 | 軒樋支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2543070Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5326448A (en) * | 1976-08-20 | 1978-03-11 | Kurita Denki Seisakushiyo Kk | Ventilator |
JPS605062A (ja) * | 1983-06-22 | 1985-01-11 | 三菱電機株式会社 | 酸化亜鉛形バリスタの製造方法 |
-
1991
- 1991-04-26 JP JP1991029699U patent/JP2543070Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04123939U (ja) | 1992-11-11 |
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