JPH07279319A - 型枠に対する鉄筋固定具 - Google Patents
型枠に対する鉄筋固定具Info
- Publication number
- JPH07279319A JPH07279319A JP6873394A JP6873394A JPH07279319A JP H07279319 A JPH07279319 A JP H07279319A JP 6873394 A JP6873394 A JP 6873394A JP 6873394 A JP6873394 A JP 6873394A JP H07279319 A JPH07279319 A JP H07279319A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reinforcing bar
- insert nut
- rebar
- fixing tool
- mold
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Abstract
(57)【要約】
【目的】型枠に対して鉄筋を所定の間隔をあけた状態で
強固に、かつ、効率よく固定する。 【構成】ボルト50によって型枠40に固定されるイン
サートナット11に、鉄筋30に嵌合するフック部材1
2が一体的に設けられている。インサートナット11
は、フック部材12が鉄筋30に嵌合された状態で、ボ
ルト50により型枠40に固定される。このような状態
ではインサートナット11は、フック部材12内に嵌合
された鉄筋30を牽引し、鉄筋固定具10は鉄筋30を
型枠40に対して所定の間隔をあけた状態で支持して固
定する。
強固に、かつ、効率よく固定する。 【構成】ボルト50によって型枠40に固定されるイン
サートナット11に、鉄筋30に嵌合するフック部材1
2が一体的に設けられている。インサートナット11
は、フック部材12が鉄筋30に嵌合された状態で、ボ
ルト50により型枠40に固定される。このような状態
ではインサートナット11は、フック部材12内に嵌合
された鉄筋30を牽引し、鉄筋固定具10は鉄筋30を
型枠40に対して所定の間隔をあけた状態で支持して固
定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外壁パネルのような鉄
筋コンクリート製の物品を製造する際に、型枠に対して
鉄筋を所定の位置に位置決めして固定する鉄筋固定具に
関する。
筋コンクリート製の物品を製造する際に、型枠に対して
鉄筋を所定の位置に位置決めして固定する鉄筋固定具に
関する。
【0002】
【従来の技術】住宅に使用される外壁パネルは、近時、
工場において大量生産されるようにプレハブリケション
化が進んでおり、鉄筋コンクリートによって構成されて
いるものもある。鉄筋コンクリート製の外壁パネルは、
強度を向上させるために、コンクリート内に、相互に直
交するメッシュ状になった複数の鉄筋が配置されている
のが主流である。
工場において大量生産されるようにプレハブリケション
化が進んでおり、鉄筋コンクリートによって構成されて
いるものもある。鉄筋コンクリート製の外壁パネルは、
強度を向上させるために、コンクリート内に、相互に直
交するメッシュ状になった複数の鉄筋が配置されている
のが主流である。
【0003】このような鉄筋コンクリート製の外壁パネ
ルは、全体にわたって一定の強度になるように、コンク
リートのほぼ中央部にメッシュ状になった鉄筋を配置す
る必要がある。このために、外壁パネルを製造する際
に、メッシュ状の鉄筋を型枠に対して所定位置に固定す
る必要がある。メッシュ状になった鉄筋は、通常、スペ
ーサー、または針金等によって型枠に対して適当な間隔
をあけた状態で固定されている。
ルは、全体にわたって一定の強度になるように、コンク
リートのほぼ中央部にメッシュ状になった鉄筋を配置す
る必要がある。このために、外壁パネルを製造する際
に、メッシュ状の鉄筋を型枠に対して所定位置に固定す
る必要がある。メッシュ状になった鉄筋は、通常、スペ
ーサー、または針金等によって型枠に対して適当な間隔
をあけた状態で固定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】型枠に対して鉄筋を固
定するために、スペーサーおよび針金を使用する場合に
は、型枠と鉄筋との間にスペーサーを介在させる工程
と、針金によって鉄筋を固定する工程が必要になり、作
業効率が悪いという問題がある。また、スペーサーによ
って型枠と鉄筋との間隔を規定する場合には、型枠内に
コンクリートを打設する際に、バイブレーターの振動等
により、スペーサーが移動して鉄筋がずれるおそれもあ
る。型枠に対して鉄筋がずれた状態になると、コンクリ
ートの中央部に鉄筋が配置されず、製造される外壁パネ
ルは全体にわたって一定の強度が得られない。また、鉄
筋に対するコンクリートは、所定の被り厚さも得られな
くなるおそれもある。
定するために、スペーサーおよび針金を使用する場合に
は、型枠と鉄筋との間にスペーサーを介在させる工程
と、針金によって鉄筋を固定する工程が必要になり、作
業効率が悪いという問題がある。また、スペーサーによ
って型枠と鉄筋との間隔を規定する場合には、型枠内に
コンクリートを打設する際に、バイブレーターの振動等
により、スペーサーが移動して鉄筋がずれるおそれもあ
る。型枠に対して鉄筋がずれた状態になると、コンクリ
ートの中央部に鉄筋が配置されず、製造される外壁パネ
ルは全体にわたって一定の強度が得られない。また、鉄
筋に対するコンクリートは、所定の被り厚さも得られな
くなるおそれもある。
【0005】本発明は、このような問題を解決するもの
であり、その目的は、型枠に対して鉄筋を所定の間隔が
あけられた状態で強固に固定することができ、しかも、
鉄筋の固定作業も効率よく実施できる鉄筋固定具を提供
することにある。
であり、その目的は、型枠に対して鉄筋を所定の間隔が
あけられた状態で強固に固定することができ、しかも、
鉄筋の固定作業も効率よく実施できる鉄筋固定具を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の型枠に対する鉄
筋固定具は、型枠内に鉄筋を配置してコンクリートを打
設する際に、型枠に対して鉄筋を固定するために使用さ
れる鉄筋固定具であって、型枠にボルト止めされるイン
サートナットと、型枠内に配置された鉄筋に嵌合して支
持するように、このインサートナットに一体的に設けら
れたフック部材とを具備することを特徴とするものであ
り、そのことにより上記目的が達成される。
筋固定具は、型枠内に鉄筋を配置してコンクリートを打
設する際に、型枠に対して鉄筋を固定するために使用さ
れる鉄筋固定具であって、型枠にボルト止めされるイン
サートナットと、型枠内に配置された鉄筋に嵌合して支
持するように、このインサートナットに一体的に設けら
れたフック部材とを具備することを特徴とするものであ
り、そのことにより上記目的が達成される。
【0007】
【作用】本発明の型枠に対する鉄筋固定具では、フック
部材が鉄筋に嵌合された状態で、フック部材と一体にな
ったインサートナットが、型枠に対してボルトによって
固定される。型枠に対してボルトによって固定された鉄
筋固定具は、型枠に対してボルトによって固定されたイ
ンサートナットによって、フック部材内に嵌合された鉄
筋と型枠との間隔が規定された状態になり、フック部材
によって鉄筋は強固に支持される。
部材が鉄筋に嵌合された状態で、フック部材と一体にな
ったインサートナットが、型枠に対してボルトによって
固定される。型枠に対してボルトによって固定された鉄
筋固定具は、型枠に対してボルトによって固定されたイ
ンサートナットによって、フック部材内に嵌合された鉄
筋と型枠との間隔が規定された状態になり、フック部材
によって鉄筋は強固に支持される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0009】図1は、本発明の型枠に対する鉄筋固定具
の一例を型枠に取り付けた状態で示す側面図、図2はそ
の鉄筋固定具の正面図である。この鉄筋固定具10は、
例えば、コーナー用の外壁パネルを製造する際に使用さ
れる。コーナー用外壁パネルは、相互に直交して配置さ
れた外壁パネルに沿うように相互に直交状態になった一
対の壁面部を有している。各壁面部内には、垂直状態お
よび水平状態に配置されてメッシュ状態になった複数の
鉄筋が配置されている。水平方向に配置された鉄筋は、
コーナー部に対応した垂直線に沿って直角に屈曲された
状態になっている。垂直方向に配置された各鉄筋と水平
方向に配置された各鉄筋とは、交差部において相互に溶
接されている。
の一例を型枠に取り付けた状態で示す側面図、図2はそ
の鉄筋固定具の正面図である。この鉄筋固定具10は、
例えば、コーナー用の外壁パネルを製造する際に使用さ
れる。コーナー用外壁パネルは、相互に直交して配置さ
れた外壁パネルに沿うように相互に直交状態になった一
対の壁面部を有している。各壁面部内には、垂直状態お
よび水平状態に配置されてメッシュ状態になった複数の
鉄筋が配置されている。水平方向に配置された鉄筋は、
コーナー部に対応した垂直線に沿って直角に屈曲された
状態になっている。垂直方向に配置された各鉄筋と水平
方向に配置された各鉄筋とは、交差部において相互に溶
接されている。
【0010】本発明の鉄筋固定具は、図1に示すよう
に、外壁パネルを製造する際に、メッシュ状に配置され
た鉄筋30が内部に配置される型枠40に取り付けられ
る。この鉄筋固定具10は、型枠40に、直接、ボルト
50によって止められるインサートナット11と、この
インサートナット11と一体に設けられたフック部材1
2とを有している。
に、外壁パネルを製造する際に、メッシュ状に配置され
た鉄筋30が内部に配置される型枠40に取り付けられ
る。この鉄筋固定具10は、型枠40に、直接、ボルト
50によって止められるインサートナット11と、この
インサートナット11と一体に設けられたフック部材1
2とを有している。
【0011】インサートナット11は、一方の端面にボ
ルト50が挿入されるように開口部が設けられた円筒状
をしており、その内周面に雌ネジ部11aが設けられて
いる。インサートナット11の開口部が設けられた端面
とは反対側の端部外周面には、ネジ部11aと同心状態
で外方に延出するフランジ部11bが設けられており、
このフランジ部11bにフック部材12が一体に取り付
けられている。
ルト50が挿入されるように開口部が設けられた円筒状
をしており、その内周面に雌ネジ部11aが設けられて
いる。インサートナット11の開口部が設けられた端面
とは反対側の端部外周面には、ネジ部11aと同心状態
で外方に延出するフランジ部11bが設けられており、
このフランジ部11bにフック部材12が一体に取り付
けられている。
【0012】また、インサートナット11の外周面に
は、周方向に等しい間隔をあけて、軸心に平行するよう
に延びる4つの補強リブ11cが設けられている。イン
サートナット11の軸方向の中央部外周面には、各補強
リブ11cの間にて周方向に沿って配置された補強リブ
11dも設けられている。
は、周方向に等しい間隔をあけて、軸心に平行するよう
に延びる4つの補強リブ11cが設けられている。イン
サートナット11の軸方向の中央部外周面には、各補強
リブ11cの間にて周方向に沿って配置された補強リブ
11dも設けられている。
【0013】インサートナット11の端面に設けられた
フック部材12は、型枠内の鉄筋30を内部に挟持する
一対の脚部12aと、各脚部12aの先端部から直線状
に延出したガイド部12bとを有している。各脚部12
aは、挟持される鉄筋30の外周面に沿うように、それ
ぞれが半円筒状に湾曲した状態になっている。各ガイド
部12bは、先端側になるにつれて相互に離れるように
傾斜した状態になっている。
フック部材12は、型枠内の鉄筋30を内部に挟持する
一対の脚部12aと、各脚部12aの先端部から直線状
に延出したガイド部12bとを有している。各脚部12
aは、挟持される鉄筋30の外周面に沿うように、それ
ぞれが半円筒状に湾曲した状態になっている。各ガイド
部12bは、先端側になるにつれて相互に離れるように
傾斜した状態になっている。
【0014】本実施例では、インサートナット11とフ
ック部材12とは、合成樹脂によって一体成形されてい
る。
ック部材12とは、合成樹脂によって一体成形されてい
る。
【0015】このような構成の鉄筋固定具10は、複数
の鉄筋30が相互に直交状態になるようにメッシュ状態
にされて、各鉄筋の交差部を溶接された状態で、型枠4
0内に配置される。型枠40には、内部に配置された鉄
筋30に沿って、適当な間隔をあけて、ボルト孔41が
設けられている。型枠40内に鉄筋30が配置される
と、型枠40に近接した鉄筋30に、鉄筋固定具10の
フック部材12が嵌合される。この場合、フック部材1
2の各ガイド部12b間に鉄筋30が位置するように、
鉄筋固定具10が配置されて、フック部材12が鉄筋3
0に押し付けられるように鉄筋固定具10全体を押圧す
る。これにより、鉄筋30は、フック部材12の各ガイ
ド部12bを押し広げつつ、各ガイド部12bの間を通
過し、半円筒状になった各脚部12a内に嵌合される。
の鉄筋30が相互に直交状態になるようにメッシュ状態
にされて、各鉄筋の交差部を溶接された状態で、型枠4
0内に配置される。型枠40には、内部に配置された鉄
筋30に沿って、適当な間隔をあけて、ボルト孔41が
設けられている。型枠40内に鉄筋30が配置される
と、型枠40に近接した鉄筋30に、鉄筋固定具10の
フック部材12が嵌合される。この場合、フック部材1
2の各ガイド部12b間に鉄筋30が位置するように、
鉄筋固定具10が配置されて、フック部材12が鉄筋3
0に押し付けられるように鉄筋固定具10全体を押圧す
る。これにより、鉄筋30は、フック部材12の各ガイ
ド部12bを押し広げつつ、各ガイド部12bの間を通
過し、半円筒状になった各脚部12a内に嵌合される。
【0016】フック部材12の各脚部12aは、各脚部
12a内に嵌合された鉄筋30の外周面に沿った状態に
湾曲しているために、フック部材12は、鉄筋30に沿
ってスライドし得る状態になっている。そして、鉄筋3
0に嵌合されたフック部材12が鉄筋30に沿ってスラ
イドされて、インサートナット11が、型枠40に設け
られたボルト孔41に対向される。
12a内に嵌合された鉄筋30の外周面に沿った状態に
湾曲しているために、フック部材12は、鉄筋30に沿
ってスライドし得る状態になっている。そして、鉄筋3
0に嵌合されたフック部材12が鉄筋30に沿ってスラ
イドされて、インサートナット11が、型枠40に設け
られたボルト孔41に対向される。
【0017】このような状態になると、型枠40に設け
られたボルト孔41にボルト50が挿入されて、インサ
ートナット11の開口部からボルト50がねじ込まれ
る。これにより、ボルト50とインサートナット11の
雌ネジ部11aとが相互にネジ結合される。ボルト50
が回転することによって、インサートナット11全体が
型枠40に接近し、インサートナット11と一体になっ
たフック部材12も型枠40に接近するように牽引され
る。これにより、フック部材12内に嵌合された鉄筋3
0が型枠40に接近するように牽引され、鉄筋30は、
型枠40に対する間隔が一定になるように規定された状
態で、フック部材12に支持されて固定される。
られたボルト孔41にボルト50が挿入されて、インサ
ートナット11の開口部からボルト50がねじ込まれ
る。これにより、ボルト50とインサートナット11の
雌ネジ部11aとが相互にネジ結合される。ボルト50
が回転することによって、インサートナット11全体が
型枠40に接近し、インサートナット11と一体になっ
たフック部材12も型枠40に接近するように牽引され
る。これにより、フック部材12内に嵌合された鉄筋3
0が型枠40に接近するように牽引され、鉄筋30は、
型枠40に対する間隔が一定になるように規定された状
態で、フック部材12に支持されて固定される。
【0018】以下、同様にして、型枠40に近接した各
鉄筋30に、複数の鉄筋固定具10のフック部材12が
係合されて、各インサートナット11に、型枠40のボ
ルト孔41に挿通されたボルト50がそれぞれねじ込ま
れる。これにより、メッシュ状になった鉄筋30の型枠
40に近接した部分が、型枠40に対して所定の間隔を
あけた状態で、フック部材12に支持されて固定され
る。
鉄筋30に、複数の鉄筋固定具10のフック部材12が
係合されて、各インサートナット11に、型枠40のボ
ルト孔41に挿通されたボルト50がそれぞれねじ込ま
れる。これにより、メッシュ状になった鉄筋30の型枠
40に近接した部分が、型枠40に対して所定の間隔を
あけた状態で、フック部材12に支持されて固定され
る。
【0019】このように、型枠40内に配置された鉄筋
30に、フック部材12を嵌合させてスライドさせ、型
枠40に対してインサートナット11をボルト50によ
って固定することにより、鉄筋30は、型枠40内の所
定位置に支持されて固定される。このような状態になる
と、型枠40内にコンクリートが流し込まれる。このと
き、メッシュ状になった鉄筋30を固定する各鉄筋固定
具10は、ボルト50によって鉄筋30を型枠40に接
近するように牽引しているために、鉄筋30は型枠40
に対して、各鉄筋固定具10によって規定される所定の
間隔をあけた状態で、確実に固定されている。従って、
型枠40内にコンクリートを流し込む際に、各鉄筋30
は移動するおそれがない。
30に、フック部材12を嵌合させてスライドさせ、型
枠40に対してインサートナット11をボルト50によ
って固定することにより、鉄筋30は、型枠40内の所
定位置に支持されて固定される。このような状態になる
と、型枠40内にコンクリートが流し込まれる。このと
き、メッシュ状になった鉄筋30を固定する各鉄筋固定
具10は、ボルト50によって鉄筋30を型枠40に接
近するように牽引しているために、鉄筋30は型枠40
に対して、各鉄筋固定具10によって規定される所定の
間隔をあけた状態で、確実に固定されている。従って、
型枠40内にコンクリートを流し込む際に、各鉄筋30
は移動するおそれがない。
【0020】型枠40内にコンクリートが打設される
と、適当な時間にわたってコンクリートが養生されて硬
化される。コンクリートが硬化すると、型枠40からボ
ルト50が取り外されて、型枠40から硬化した鉄筋コ
ンクリート製のコーナー用外壁パネルが取り出される。
と、適当な時間にわたってコンクリートが養生されて硬
化される。コンクリートが硬化すると、型枠40からボ
ルト50が取り外されて、型枠40から硬化した鉄筋コ
ンクリート製のコーナー用外壁パネルが取り出される。
【0021】取り出されたコーナー用外壁パネルは、イ
ンサートナット11の開口部が、コンクリートの表面か
ら露出した状態になっており、従って、製造された外壁
パネルを運搬する場合には、各インサートナット11に
アイボルト等を係合させることができる。
ンサートナット11の開口部が、コンクリートの表面か
ら露出した状態になっており、従って、製造された外壁
パネルを運搬する場合には、各インサートナット11に
アイボルト等を係合させることができる。
【0022】
【発明の効果】本発明の型枠に対する鉄筋固定具は、こ
のように、型枠にボルト止めされるインサートナット
に、鉄筋に嵌合して支持するフック部材が一体的に取り
付けられており、インサートナットが型枠にボルト止め
されることによって、フック部材に嵌合した鉄筋が、型
枠に対して所定の間隔をあけた状態で支持されて固定さ
れる。その結果、鉄筋は、型枠内にコンクリートを流し
込む際にも移動するおそれがない。また、フック部材を
鉄筋に嵌合させてスライドさせ、インサートナットを型
枠にボルト止めするという簡単な作業で、鉄筋が型枠内
に固定できるために、作業効率も著しく向上する。
のように、型枠にボルト止めされるインサートナット
に、鉄筋に嵌合して支持するフック部材が一体的に取り
付けられており、インサートナットが型枠にボルト止め
されることによって、フック部材に嵌合した鉄筋が、型
枠に対して所定の間隔をあけた状態で支持されて固定さ
れる。その結果、鉄筋は、型枠内にコンクリートを流し
込む際にも移動するおそれがない。また、フック部材を
鉄筋に嵌合させてスライドさせ、インサートナットを型
枠にボルト止めするという簡単な作業で、鉄筋が型枠内
に固定できるために、作業効率も著しく向上する。
【図1】本発明の型枠に対する鉄筋固定具の一例を型枠
に取り付けた状態で示す側面図である。
に取り付けた状態で示す側面図である。
【図2】その鉄筋固定具の正面図である。
10 鉄筋固定具 11 インサートナット 12 フック部材 12a 脚部 12b ガイド部 30 鉄筋 40 型枠 41 ボルト孔 50 ボルト
Claims (1)
- 【請求項1】 型枠内に鉄筋を配置してコンクリートを
打設する際に、型枠に対して鉄筋を固定するために使用
される鉄筋固定具であって、 型枠にボルト止めされるインサートナットと、 型枠内に配置された鉄筋に嵌合して支持するように、こ
のインサートナットに一体的に設けられたフック部材と
を具備することを特徴とする型枠に対する鉄筋固定具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6873394A JPH07279319A (ja) | 1994-04-06 | 1994-04-06 | 型枠に対する鉄筋固定具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6873394A JPH07279319A (ja) | 1994-04-06 | 1994-04-06 | 型枠に対する鉄筋固定具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07279319A true JPH07279319A (ja) | 1995-10-27 |
Family
ID=13382293
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6873394A Pending JPH07279319A (ja) | 1994-04-06 | 1994-04-06 | 型枠に対する鉄筋固定具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07279319A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100695491B1 (ko) * | 2006-03-15 | 2007-03-16 | 양지수 | 결속구, 선조립 콘크리트 구조물용 거푸집 구조체 및 이를이용한 시공방법 |
KR100788396B1 (ko) * | 2007-01-25 | 2008-01-02 | 이원호 | 무지주 프리스트레스트 보거푸집 및 이의 설치구조 |
WO2008029962A1 (en) * | 2006-09-06 | 2008-03-13 | Young-Oh Choi | A spacer having an anchor bolt mounting portion thereon |
KR100818292B1 (ko) * | 2007-01-24 | 2008-03-31 | 박정진 | 선조립 철근을 구비한 슬래브거푸집 |
JP2010189938A (ja) * | 2009-02-18 | 2010-09-02 | Ohbayashi Corp | 鉄筋コンクリートへの取付具の固定構造及びその固定方法 |
JP2017089310A (ja) * | 2015-11-13 | 2017-05-25 | 大成建設株式会社 | セグメントおよびセグメントの製造方法 |
WO2021138720A1 (en) * | 2020-01-07 | 2021-07-15 | Ozwall Australia Pty Ltd | Formwork to reinforcement connector and formwork systems using same |
-
1994
- 1994-04-06 JP JP6873394A patent/JPH07279319A/ja active Pending
Cited By (7)
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