JPH07278592A - 洗浄剤組成物 - Google Patents
洗浄剤組成物Info
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- JPH07278592A JPH07278592A JP7205094A JP7205094A JPH07278592A JP H07278592 A JPH07278592 A JP H07278592A JP 7205094 A JP7205094 A JP 7205094A JP 7205094 A JP7205094 A JP 7205094A JP H07278592 A JPH07278592 A JP H07278592A
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- ether
- trifluoroethyl
- tetrafluoroethyl
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- Detergent Compositions (AREA)
- Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来のハロゲン系溶剤に代わる、脱脂力に優
れ、乾燥性が良く、高引火点で安全性が高く、かつ地球
環境に悪影響を及ぼさない洗浄剤組成物を提供する。 【構成】 一般式ROCX2CYmZn(式中、Rは炭素
数4〜10のアルキル基を示し、X,Y及びZはそれぞ
れ水素原子またはフッ素原子を示し、mは0〜3の整数
であり、nは3−mの整数であるが、X,Y及びZが同
時に水素原子になることはない。)で表される化合物を
有効成分として含有する洗浄剤組成物。
れ、乾燥性が良く、高引火点で安全性が高く、かつ地球
環境に悪影響を及ぼさない洗浄剤組成物を提供する。 【構成】 一般式ROCX2CYmZn(式中、Rは炭素
数4〜10のアルキル基を示し、X,Y及びZはそれぞ
れ水素原子またはフッ素原子を示し、mは0〜3の整数
であり、nは3−mの整数であるが、X,Y及びZが同
時に水素原子になることはない。)で表される化合物を
有効成分として含有する洗浄剤組成物。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種金属の脱脂洗浄等
に使用される洗浄剤組成物に関する。
に使用される洗浄剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】各種工業分野で使用される脱脂用洗浄剤
は、水系洗浄剤と非水系洗浄剤とに大別される。従来使
用されてきた水系洗浄剤としては、種々の酸、アルカ
リ、界面活性剤等が配合されたもの等が挙げられ、一
方、非水系洗浄剤としては、ガソリン、灯油等の石油系
溶剤、メチルアルコール、イソプロピルアルコール等の
アルコール系溶剤、1,1,1−トリクロロエタン、フ
ロン113、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレ
ン、メチレンクロライド等のハロゲン系溶剤等が挙げら
れる。
は、水系洗浄剤と非水系洗浄剤とに大別される。従来使
用されてきた水系洗浄剤としては、種々の酸、アルカ
リ、界面活性剤等が配合されたもの等が挙げられ、一
方、非水系洗浄剤としては、ガソリン、灯油等の石油系
溶剤、メチルアルコール、イソプロピルアルコール等の
アルコール系溶剤、1,1,1−トリクロロエタン、フ
ロン113、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレ
ン、メチレンクロライド等のハロゲン系溶剤等が挙げら
れる。
【0003】これらの洗浄剤は各分野で使い分けられて
いる。例えば水系洗浄剤は、脱脂力が弱く、かつ金属部
品に対してしみや腐食を起こしやすいため、水溶性の汚
れの除去や、しみや腐食性の心配のない部品、脱脂度や
乾燥性等が重要視されない分野等を対象として使用され
ている。
いる。例えば水系洗浄剤は、脱脂力が弱く、かつ金属部
品に対してしみや腐食を起こしやすいため、水溶性の汚
れの除去や、しみや腐食性の心配のない部品、脱脂度や
乾燥性等が重要視されない分野等を対象として使用され
ている。
【0004】また、石油系溶剤やアルコール系溶剤等
は、引火の危険性があるため、ごく一部の小規模な使用
分野での常温浸漬洗浄や手拭き洗浄等に限定して使用さ
れている。
は、引火の危険性があるため、ごく一部の小規模な使用
分野での常温浸漬洗浄や手拭き洗浄等に限定して使用さ
れている。
【0005】このため、特に多岐にわたる洗浄分野、例
えば、鉱物性の油脂分が多量に付着した加工部品、精密
部品、しみや錆の発生しやすい金属部品、洗浄篭に多数
の部品を入れて扱う小物部品等の脱脂洗浄については、
脱脂力が高く、乾燥性が良く、不燃性で安全性が高い等
の優れた特性を備えた1,1,1−トリクロロエタンを
中心とするハロゲン系溶剤が主体に使用されている。
えば、鉱物性の油脂分が多量に付着した加工部品、精密
部品、しみや錆の発生しやすい金属部品、洗浄篭に多数
の部品を入れて扱う小物部品等の脱脂洗浄については、
脱脂力が高く、乾燥性が良く、不燃性で安全性が高い等
の優れた特性を備えた1,1,1−トリクロロエタンを
中心とするハロゲン系溶剤が主体に使用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
地球環境問題に対する社会的意識が高まり、環境破壊性
物質の大気及び水系への排出規制の動きが出ている。例
えば、優れた脱脂洗浄剤として大量に使用されてきたフ
ロン113等の特定フロン及び1,1,1−トリクロロ
エタンは、成層圏のオゾン層を破壊する物質として規制
されており、1995年末までの全廃が決定している。
また、トリクロロエチレンやパークロロエチレン等の他
のハロゲン系溶剤も地下水汚染等の大きな環境問題を有
しており、有害物質としてその使用が制限されつつあ
る。
地球環境問題に対する社会的意識が高まり、環境破壊性
物質の大気及び水系への排出規制の動きが出ている。例
えば、優れた脱脂洗浄剤として大量に使用されてきたフ
ロン113等の特定フロン及び1,1,1−トリクロロ
エタンは、成層圏のオゾン層を破壊する物質として規制
されており、1995年末までの全廃が決定している。
また、トリクロロエチレンやパークロロエチレン等の他
のハロゲン系溶剤も地下水汚染等の大きな環境問題を有
しており、有害物質としてその使用が制限されつつあ
る。
【0007】したがって、これら従来のハロゲン系溶剤
を代替洗浄剤に早急に転換する必要があるが、例えば、
水系洗浄剤は、脱脂力が弱く、金属部品に対してしみや
腐食を起こしやすい等の問題があり、また、石油系溶剤
やアルコール系溶剤は、引火性等の問題があり、さら
に、HCFC−225等のハイドロクロロフルオロカー
ボン類は、オゾン層破壊等の問題がある。。
を代替洗浄剤に早急に転換する必要があるが、例えば、
水系洗浄剤は、脱脂力が弱く、金属部品に対してしみや
腐食を起こしやすい等の問題があり、また、石油系溶剤
やアルコール系溶剤は、引火性等の問題があり、さら
に、HCFC−225等のハイドロクロロフルオロカー
ボン類は、オゾン層破壊等の問題がある。。
【0008】本発明は上記の課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、従来のハロゲン系溶剤に代わる、
脱脂力に優れ、乾燥性が良く、高引火点で安全性が高
く、かつ地球環境に悪影響を及ぼさない洗浄剤組成物を
提供することである。
であり、その目的は、従来のハロゲン系溶剤に代わる、
脱脂力に優れ、乾燥性が良く、高引火点で安全性が高
く、かつ地球環境に悪影響を及ぼさない洗浄剤組成物を
提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者は、非水系の洗
浄剤組成物について種々の検討を重ねた結果、一般式R
OCX2CYmZn(式中、Rは炭素数4〜10のアルキ
ル基を示し、X,Y及びZはそれぞれ水素原子またはフ
ッ素原子を示し、mは0〜3の整数であり、nは3−m
の整数であるが、但し、X,Y及びZが、同時に水素原
子になることはないものとする)で表される化合物を有
効成分として含有する洗浄剤組成物が、従来のハロゲン
系溶剤に匹敵する高い脱脂性能を示し、非水系のため乾
燥性が良く、高引火点で安全性が高く、かつ塩素原子を
含まないため地球環境に悪影響を及ぼさない、極めて優
れた洗浄剤組成物であることを見出し、本発明を完成す
るに至った。
浄剤組成物について種々の検討を重ねた結果、一般式R
OCX2CYmZn(式中、Rは炭素数4〜10のアルキ
ル基を示し、X,Y及びZはそれぞれ水素原子またはフ
ッ素原子を示し、mは0〜3の整数であり、nは3−m
の整数であるが、但し、X,Y及びZが、同時に水素原
子になることはないものとする)で表される化合物を有
効成分として含有する洗浄剤組成物が、従来のハロゲン
系溶剤に匹敵する高い脱脂性能を示し、非水系のため乾
燥性が良く、高引火点で安全性が高く、かつ塩素原子を
含まないため地球環境に悪影響を及ぼさない、極めて優
れた洗浄剤組成物であることを見出し、本発明を完成す
るに至った。
【0010】すなわち本発明は、一般式ROCX2CYm
Zn(式中、Rは炭素数4〜10のアルキル基を示し、
X,Y及びZはそれぞれ水素原子またはフッ素原子を示
し、mは0〜3の整数であり、nは3−mの整数である
が、但し、X,Y及びZが、同時に水素原子になること
はないものとする)で表される化合物を有効成分として
含有する洗浄剤組成物である。
Zn(式中、Rは炭素数4〜10のアルキル基を示し、
X,Y及びZはそれぞれ水素原子またはフッ素原子を示
し、mは0〜3の整数であり、nは3−mの整数である
が、但し、X,Y及びZが、同時に水素原子になること
はないものとする)で表される化合物を有効成分として
含有する洗浄剤組成物である。
【0011】以下、本発明についてさらに詳細に説明す
る。
る。
【0012】本発明に用いられる一般式ROCX2CYm
Zn(式中、Rは炭素数4〜10のアルキル基を示し、
X,Y及びZはそれぞれ水素原子またはフッ素原子を示
し、mは0〜3の整数であり、nは3−mの整数である
が、X,Y及びZが同時に水素原子になることはな
い。)で表される化合物としては特に限定するものでは
ないが、例えば、1−ブチル 2,2,2−トリフルオ
ロエチル エーテル、イソブチル 2,2,2−トリフ
ルオロエチル エーテル、sec−ブチル 2,2,2
−トリフルオロエチル エーテル、tert−ブチル
2,2,2−トリフルオロエチル エーテル、1−ブチ
ル 1,1,2,2−テトラフルオロエチルエーテル、
イソブチル 1,1,2,2−テトラフルオロエチル
エーテル、sec−ブチル 1,1,2,2−テトラフ
ルオロエチル エーテル、tert−ブチル 1,1,
2,2−テトラフルオロエチル エーテル、1−ペンチ
ル2,2,2−トリフルオロエチル エーテル、イソペ
ンチル 2,2,2−トリフルオロエチル エーテル、
3−メチル−1−ブチル 2,2,2−トリフルオロエ
チル エーテル、ネオペンチル 2,2,2−トリフル
オロエチル エーテル、1−ペンチル 1,1,2,2
−テトラフルオロエチル エーテル、イソペンチル
1,1,2,2−テトラフルオロエチル エーテル、3
−メチル−1−ブチル 1,1,2,2−テトラフルオ
ロエチル エーテル、ネオペンチル1,1,2,2−テ
トラフルオロエチル エーテル、1−ヘキシル 2,
2,2−トリフルオロエチル エーテル、2,3−ジメ
チル−2−ブチル 2,2,2−トリフルオロエチル
エーテル、2−エチル−1−ブチル 2,2,2−トリ
フルオロエチル エーテル、2−ヘキシル 2,2,2
−トリフルオロエチルエーテル、3−ヘキシル 2,
2,2−トリフルオロエチル エーテル、2−メチル−
1−ペンチル 2,2,2−トリフルオロエチル エー
テル、1−ヘキシル 1,1,2,2−テトラフルオロ
エチル エーテル、2,3−ジメチル−2−ブチル
1,1,2,2−テトラフルオロエチル エーテル、2
−エチル−1−ブチル 1,1,2,2−テトラフルオ
ロエチル エーテル、2−ヘキシル1,1,2,2−テ
トラフルオロエチル エーテル、3−ヘキシル 1,
1,2,2−テトラフルオロエチル エーテル、2−メ
チル−1−ペンチル 1,1,2,2−テトラフルオロ
エチル エーテル、1−ヘプチル 2,2,2−トリフ
ルオロエチル エーテル、2−ヘプチル 2,2,2−
トリフルオロエチル エーテル、3−ヘプチル 2,
2,2−トリフルオロエチル エーテル、2,2−ジメ
チル−3−ペンチル 2,2,2−トリフルオロエチル
エーテル、3−エチル−3−ペンチル 2,2,2−
トリフルオロエチル エーテル、2−メチル−2−ヘキ
シル 2,2,2−トリフルオロエチル エーテル、1
−ヘプチル1,1,2,2−テトラフルオロエチル エ
ーテル、2−ヘプチル 1,1,2,2−テトラフルオ
ロエチル エーテル、3−ヘプチル 1,1,2,2−
テトラフルオロエチル エーテル、2,2−ジメチル−
3−ペンチル 1,1,2,2−テトラフルオロエチル
エーテル、3−エチル−3−ペンチル 1,1,2,
2−テトラフルオロエチル エーテル、2−メチル−2
−ヘキシル 1,1,2,2−テトラフルオロエチル
エーテル、1−オクチル 2,2,2−トリフルオロエ
チル エーテル、2−オクチル 2,2,2−トリフル
オロエチル エーテル、3−オクチル 2,2,2−ト
リフルオロエチル エーテル、2−エチル−1−ヘキシ
ル 2,2,2−トリフルオロエチル エーテル、4−
メチル−3−ヘプチル 2,2,2−トリフルオロエチ
ル エーテル、2−プロピル−1−ペンチル 2,2,
2−トリフルオロエチル エーテル、1−オクチル
1,1,2,2−テトラフルオロエチル エーテル、2
−オクチル 1,1,2,2−テトラフルオロエチル
エーテル、3−オクチル 1,1,2,2−テトラフル
オロエチル エーテル、2−エチル−1−ヘキシル
1,1,2,2−テトラフルオロエチル エーテル、4
−メチル−3−ヘプチル 1,1,2,2−テトラフル
オロエチル エーテル、2−プロピル−1−ペンチル
1,1,2,2−テトラフルオロエチル エーテル、1
−ノニル 2,2,2−トリフルオロエチル エーテ
ル、2−ノニル 2,2,2−トリフルオロエチル エ
ーテル、1−ノニル 1,1,2,2−テトラフルオロ
エチル エーテル、2−ノニル 1,1,2,2−テト
ラフルオロエチル エーテル、1−デシル 2,2,2
−トリフルオロエチル エーテル、2−デシル 2,
2,2−トリフルオロエチル エーテル 4−デシル
2,2,2−トリフルオロエチル エーテル、1−デシ
ル1,1,2,2−テトラフルオロエチル エーテル、
2−デシル 1,1,2,2−テトラフルオロエチル
エーテル、4−デシル 1,1,2,2−テトラフルオ
ロエチル エーテル等が挙げられる。これらのうち、R
が炭素数4〜8のアルキル基である、一般式ROCX2
CYmZn(式中、X,Y及びZはそれぞれ水素原子また
はフッ素原子を示し、mは0〜3の整数であり、nは3
−mの整数であるが、X,Y及びZが同時に水素原子に
なることはない。)で表される化合物が、脱脂力及び乾
燥性の点で好ましい。
Zn(式中、Rは炭素数4〜10のアルキル基を示し、
X,Y及びZはそれぞれ水素原子またはフッ素原子を示
し、mは0〜3の整数であり、nは3−mの整数である
が、X,Y及びZが同時に水素原子になることはな
い。)で表される化合物としては特に限定するものでは
ないが、例えば、1−ブチル 2,2,2−トリフルオ
ロエチル エーテル、イソブチル 2,2,2−トリフ
ルオロエチル エーテル、sec−ブチル 2,2,2
−トリフルオロエチル エーテル、tert−ブチル
2,2,2−トリフルオロエチル エーテル、1−ブチ
ル 1,1,2,2−テトラフルオロエチルエーテル、
イソブチル 1,1,2,2−テトラフルオロエチル
エーテル、sec−ブチル 1,1,2,2−テトラフ
ルオロエチル エーテル、tert−ブチル 1,1,
2,2−テトラフルオロエチル エーテル、1−ペンチ
ル2,2,2−トリフルオロエチル エーテル、イソペ
ンチル 2,2,2−トリフルオロエチル エーテル、
3−メチル−1−ブチル 2,2,2−トリフルオロエ
チル エーテル、ネオペンチル 2,2,2−トリフル
オロエチル エーテル、1−ペンチル 1,1,2,2
−テトラフルオロエチル エーテル、イソペンチル
1,1,2,2−テトラフルオロエチル エーテル、3
−メチル−1−ブチル 1,1,2,2−テトラフルオ
ロエチル エーテル、ネオペンチル1,1,2,2−テ
トラフルオロエチル エーテル、1−ヘキシル 2,
2,2−トリフルオロエチル エーテル、2,3−ジメ
チル−2−ブチル 2,2,2−トリフルオロエチル
エーテル、2−エチル−1−ブチル 2,2,2−トリ
フルオロエチル エーテル、2−ヘキシル 2,2,2
−トリフルオロエチルエーテル、3−ヘキシル 2,
2,2−トリフルオロエチル エーテル、2−メチル−
1−ペンチル 2,2,2−トリフルオロエチル エー
テル、1−ヘキシル 1,1,2,2−テトラフルオロ
エチル エーテル、2,3−ジメチル−2−ブチル
1,1,2,2−テトラフルオロエチル エーテル、2
−エチル−1−ブチル 1,1,2,2−テトラフルオ
ロエチル エーテル、2−ヘキシル1,1,2,2−テ
トラフルオロエチル エーテル、3−ヘキシル 1,
1,2,2−テトラフルオロエチル エーテル、2−メ
チル−1−ペンチル 1,1,2,2−テトラフルオロ
エチル エーテル、1−ヘプチル 2,2,2−トリフ
ルオロエチル エーテル、2−ヘプチル 2,2,2−
トリフルオロエチル エーテル、3−ヘプチル 2,
2,2−トリフルオロエチル エーテル、2,2−ジメ
チル−3−ペンチル 2,2,2−トリフルオロエチル
エーテル、3−エチル−3−ペンチル 2,2,2−
トリフルオロエチル エーテル、2−メチル−2−ヘキ
シル 2,2,2−トリフルオロエチル エーテル、1
−ヘプチル1,1,2,2−テトラフルオロエチル エ
ーテル、2−ヘプチル 1,1,2,2−テトラフルオ
ロエチル エーテル、3−ヘプチル 1,1,2,2−
テトラフルオロエチル エーテル、2,2−ジメチル−
3−ペンチル 1,1,2,2−テトラフルオロエチル
エーテル、3−エチル−3−ペンチル 1,1,2,
2−テトラフルオロエチル エーテル、2−メチル−2
−ヘキシル 1,1,2,2−テトラフルオロエチル
エーテル、1−オクチル 2,2,2−トリフルオロエ
チル エーテル、2−オクチル 2,2,2−トリフル
オロエチル エーテル、3−オクチル 2,2,2−ト
リフルオロエチル エーテル、2−エチル−1−ヘキシ
ル 2,2,2−トリフルオロエチル エーテル、4−
メチル−3−ヘプチル 2,2,2−トリフルオロエチ
ル エーテル、2−プロピル−1−ペンチル 2,2,
2−トリフルオロエチル エーテル、1−オクチル
1,1,2,2−テトラフルオロエチル エーテル、2
−オクチル 1,1,2,2−テトラフルオロエチル
エーテル、3−オクチル 1,1,2,2−テトラフル
オロエチル エーテル、2−エチル−1−ヘキシル
1,1,2,2−テトラフルオロエチル エーテル、4
−メチル−3−ヘプチル 1,1,2,2−テトラフル
オロエチル エーテル、2−プロピル−1−ペンチル
1,1,2,2−テトラフルオロエチル エーテル、1
−ノニル 2,2,2−トリフルオロエチル エーテ
ル、2−ノニル 2,2,2−トリフルオロエチル エ
ーテル、1−ノニル 1,1,2,2−テトラフルオロ
エチル エーテル、2−ノニル 1,1,2,2−テト
ラフルオロエチル エーテル、1−デシル 2,2,2
−トリフルオロエチル エーテル、2−デシル 2,
2,2−トリフルオロエチル エーテル 4−デシル
2,2,2−トリフルオロエチル エーテル、1−デシ
ル1,1,2,2−テトラフルオロエチル エーテル、
2−デシル 1,1,2,2−テトラフルオロエチル
エーテル、4−デシル 1,1,2,2−テトラフルオ
ロエチル エーテル等が挙げられる。これらのうち、R
が炭素数4〜8のアルキル基である、一般式ROCX2
CYmZn(式中、X,Y及びZはそれぞれ水素原子また
はフッ素原子を示し、mは0〜3の整数であり、nは3
−mの整数であるが、X,Y及びZが同時に水素原子に
なることはない。)で表される化合物が、脱脂力及び乾
燥性の点で好ましい。
【0013】本発明における洗浄剤組成物には、炭化水
素類、ケトン類、エーテル類、アルコール類、界面活性
剤、防錆剤等を配合することも可能であるが、高洗浄性
や安全性及び安定性を確保するため、本発明で使用する
一般式ROCX2CYmZn(式中、Rは炭素数4〜10
のアルキル基を示し、X,Y及びZはそれぞれ水素原子
またはフッ素原子を示し、mは0〜3の整数であり、n
は3−mの整数であるが、但し、X,Y及びZが、同時
に水素原子になることはない。)で表される化合物が5
0%以上含有されることが好ましく、さらには80%以
上含有することが好ましい。
素類、ケトン類、エーテル類、アルコール類、界面活性
剤、防錆剤等を配合することも可能であるが、高洗浄性
や安全性及び安定性を確保するため、本発明で使用する
一般式ROCX2CYmZn(式中、Rは炭素数4〜10
のアルキル基を示し、X,Y及びZはそれぞれ水素原子
またはフッ素原子を示し、mは0〜3の整数であり、n
は3−mの整数であるが、但し、X,Y及びZが、同時
に水素原子になることはない。)で表される化合物が5
0%以上含有されることが好ましく、さらには80%以
上含有することが好ましい。
【0014】本発明の洗浄剤組成物を用いて、金属部品
等の脱脂洗浄を行う方法は特に限定するものではない
が、例えば、浸漬洗浄、超音波洗浄、加温洗浄、シャワ
ー洗浄方式が特に有効であり、その後、温風又は真空乾
燥を行い、洗浄液は断続的に又は連続的に蒸留回収しな
がら使用する方法等が、効率の良い洗浄方法として挙げ
られる。
等の脱脂洗浄を行う方法は特に限定するものではない
が、例えば、浸漬洗浄、超音波洗浄、加温洗浄、シャワ
ー洗浄方式が特に有効であり、その後、温風又は真空乾
燥を行い、洗浄液は断続的に又は連続的に蒸留回収しな
がら使用する方法等が、効率の良い洗浄方法として挙げ
られる。
【0015】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳細に説
明するが、本発明は、これらに限定されるものではな
い。なお、被洗浄物としては、予め一定量の切削油(ユ
ニカット(商標)GH−35,日本石油社製)を付着さ
せた40メッシュの金網(SUS304、35×25×
0.5mm)をガラス板2枚で挟み込んだものを使用し
た。
明するが、本発明は、これらに限定されるものではな
い。なお、被洗浄物としては、予め一定量の切削油(ユ
ニカット(商標)GH−35,日本石油社製)を付着さ
せた40メッシュの金網(SUS304、35×25×
0.5mm)をガラス板2枚で挟み込んだものを使用し
た。
【0016】実施例1〜7 表1に示す洗浄剤組成物をビーカー中に入れて25℃に
保持した。このビーカー中に被洗浄物を水平にして浸漬
し、2分間攪拌洗浄を行った。切削油の除去率を測定
し、下記の評価基準で脱脂力評価を行った。結果を表1
にあわせて示す。
保持した。このビーカー中に被洗浄物を水平にして浸漬
し、2分間攪拌洗浄を行った。切削油の除去率を測定
し、下記の評価基準で脱脂力評価を行った。結果を表1
にあわせて示す。
【0017】(評価基準)切削油の除去率の評価を以下
の通り表示する。
の通り表示する。
【0018】○:90重量%以上 △:70〜90重
量%未満 ×:70重量%未満
量%未満 ×:70重量%未満
【0019】
【表1】
【0020】参考例 洗浄剤組成物が1,1,1−トリクロロエタンである以
外は実施例と同様の方法で脱脂力評価を行った。結果を
表1にあわせて示す。
外は実施例と同様の方法で脱脂力評価を行った。結果を
表1にあわせて示す。
【0021】比較例1、比較例2 洗浄剤組成物が表1に示す化合物である以外は実施例と
同様の方法で脱脂力評価を行った。結果を表1にあわせ
て示す。表1から明らかなように、比較例の洗浄剤組成
物は脱脂力が著しく劣った。
同様の方法で脱脂力評価を行った。結果を表1にあわせ
て示す。表1から明らかなように、比較例の洗浄剤組成
物は脱脂力が著しく劣った。
【0022】
【発明の効果】以上詳細に述べてきたように、本発明の
洗浄剤組成物は、従来のハロゲン系溶剤に匹敵する高い
脱脂性能を示し、乾燥性が良く、高引火点で安全性が高
く、かつ地球環境に悪影響を及ぼさない、極めて優れた
非水系の洗浄剤組成物であるので、従来ハロゲン系溶剤
等が主体に使用されてきた分野の各種金属加工部品等の
脱脂洗浄剤として有利に使用することができる。
洗浄剤組成物は、従来のハロゲン系溶剤に匹敵する高い
脱脂性能を示し、乾燥性が良く、高引火点で安全性が高
く、かつ地球環境に悪影響を及ぼさない、極めて優れた
非水系の洗浄剤組成物であるので、従来ハロゲン系溶剤
等が主体に使用されてきた分野の各種金属加工部品等の
脱脂洗浄剤として有利に使用することができる。
Claims (1)
- 【請求項1】 一般式ROCX2CYmZn(式中、Rは
炭素数4〜10のアルキル基を示し、X,Y及びZはそ
れぞれ水素原子またはフッ素原子を示し、mは0〜3の
整数であり、nは3−mの整数であるが、X,Y及びZ
が同時に水素原子になることはない。)で表される化合
物を有効成分として含有する洗浄剤組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7205094A JPH07278592A (ja) | 1994-04-11 | 1994-04-11 | 洗浄剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7205094A JPH07278592A (ja) | 1994-04-11 | 1994-04-11 | 洗浄剤組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07278592A true JPH07278592A (ja) | 1995-10-24 |
Family
ID=13478172
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7205094A Pending JPH07278592A (ja) | 1994-04-11 | 1994-04-11 | 洗浄剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07278592A (ja) |
-
1994
- 1994-04-11 JP JP7205094A patent/JPH07278592A/ja active Pending
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