JPH07278542A - 土壌改良材製造方法および土壌改良材製造装置 - Google Patents

土壌改良材製造方法および土壌改良材製造装置

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JPH07278542A
JPH07278542A JP6076857A JP7685794A JPH07278542A JP H07278542 A JPH07278542 A JP H07278542A JP 6076857 A JP6076857 A JP 6076857A JP 7685794 A JP7685794 A JP 7685794A JP H07278542 A JPH07278542 A JP H07278542A
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wood vinegar
odor component
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健司 山根
Naoki Kato
直樹 加藤
Akira Hirooka
彰 廣岡
Yuji Yamazaki
裕司 山崎
Atsuko Miyagawa
敦子 宮川
Toshiaki Narisada
俊昭 成定
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  • Cultivation Of Plants (AREA)
  • Coke Industry (AREA)
  • Soil Conditioners And Soil-Stabilizing Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 廃ウッドチップなどから、汚臭,汚水による
環境の悪化を招くことなく、迅速にかつ有用成分を活か
した土壌改良材を得る。 【構成】 糞尿が付着した廃ウッドチップWをアフタバ
ーナ32の排気ガスを熱源として予備加熱して臭気成分
を分離回収する臭気成分回収手段1と、予備加熱により
乾燥した廃ウッドチップ自体を炭化処理する炭化炉2
と、この炭化炉による炭化処理に伴い発生する排煙をコ
ンデンサ31で気液分離することにより木酢液を分離回
収する木酢液回収手段5とを備える。添加手段4を設
け、炭化炉から排出された木炭に対して、その冷却後、
蒸発ガス導出管13を通して導入した臭気成分を吸着さ
せる一方、粉砕機42での木炭に木酢液導入管46を通
して導入した木酢液を噴霧して木酢液成分を添加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、廃木材などを炭化処理
したものを土壌改良材として有効利用するために用いら
れる土壌改良材製造方法および製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、廃木材を原材料として木炭を
生成するための炭化装置として、回転ドラムを用いた炭
化炉と、炭化処理に伴い発生する排煙を処理するコンデ
ンサとを備えたものが知られている(例えば、実開平5
−62552号公報参照)。このものでは、炭化炉で上
記廃木材を炭化処理することにより木炭を生成する一
方、コンデンサで炭化炉から導入した排煙を冷却して気
液分離することにより木酢液を分離回収するようにされ
ている。
【0003】そして、上記の木酢液を農業用の薬剤など
に有効利用することは、よく知られている(例えば、特
開平3−223388号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の炭化
装置において生成した木炭は燃料用として、また、排煙
から回収した木酢液は農業用薬剤として、それぞれ個別
に使用されているが、近年、農薬や化学肥料などによる
環境汚染の解消のために上記木炭を粉砕したものを農業
用,園芸用などの土壌改良材として利用したいという要
求がある一方、上記木酢液を農作物や土壌などに直接散
布すると雨などにより流出し易いことから有効成分の効
き目が持続せず、このため、上記木酢液中の有効成分を
継続して作用させたいという要求もある。
【0005】また、近年、厩舎や畜舎などの床上に敷き
つめる材料として、従来のわらの代わりにチッパーによ
り木材を切削した小片状のウッドチップが用いられるよ
うになっている。そして、このウッドチップは所定期間
の経過後に新しいものと交換され、除去された廃ウッド
チップは野積みされて自然発酵により有機物の分解の
後、肥料などの土壌改良材として用いられている。とこ
ろが、この自然発酵にほぼ6ヵ月と長期間を要し、ま
た、上記廃ウッドチップには牛馬の糞尿が多量に付着し
ているため、上記の期間にわたり汚臭・悪臭が発散する
上、汚水の流出も生じている。
【0006】そこで、このような廃ウッドチップを上記
従来の炭化装置により炭化処理することにより木炭と
し、この木炭を土壌改良材として有効利用することも考
えられる。しかし、この場合、迅速化は図り得るもの
の、上記糞尿に含まれるアンモニア,硫化水素などの臭
気成分を土壌改良のために有効利用することができなく
なる。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、廃ウッドチッ
プなどの木質系原材料から、汚臭,汚水による環境の悪
化を招くことなく、迅速にかつ有用成分を活かした土壌
改良材を得ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、糞尿が付着した木質系原材
料を予備加熱することにより臭気成分を分離回収する臭
気成分回収手段と、この臭気成分回収手段により臭気成
分が分離された木質系原材料を炭化処理して木炭を生成
する炭化炉とを備える。そして、上記の回収された臭気
成分が導入されるよう上記臭気成分回収手段と接続され
るとともに上記炭化炉の排出側と接続され、この炭化炉
から排出された木炭に上記臭気成分回収手段から導入し
た臭気成分を吸着させて添加する添加手段を設ける構成
とするものである。
【0009】請求項2記載の発明は、糞尿が付着した木
質系原材料を予備加熱することにより臭気成分を分離回
収する臭気成分回収手段と、この臭気成分回収手段によ
り臭気成分が分離された木質系原材料を炭化処理して木
炭を生成する炭化炉と、この炭化炉による炭化処理に伴
い発生する排煙を気液分離することにより木酢液を分離
回収する木酢液回収手段とを備える。そして、上記の回
収された臭気成分と木酢液とがそれぞれ導入されるよう
上記臭気成分回収手段および木酢液回収手段とそれぞれ
接続されるとともに上記炭化炉の排出側と接続され、こ
の炭化炉から排出された木炭に対して、上記臭気成分回
収手段から導入された臭気成分を吸着させて添加し、か
つ、上記木酢液回収手段から導入された木酢液を添加す
る添加手段を設ける構成とするものである。
【0010】また、請求項3記載の発明は、炭材を炭化
処理して木炭を生成する炭化炉と、この炭化炉による炭
化処理に伴い発生する排煙を気液分離することにより木
酢液を分離回収する木酢液回収手段とを備える。そし
て、上記の回収された木酢液が導入されるよう上記木酢
液回収手段と接続されるとともに上記炭化炉の排出側と
接続され、この炭化炉から排出された木炭に上記木酢液
回収手段から導入した木酢液を添加する添加手段を設け
る構成とするものである。
【0011】さらに、請求項4記載の発明は、臭気成分
回収工程と、炭化工程と、添加工程とを備える。上記臭
気成分回収工程では、糞尿が付着した木質系材料を予備
加熱して臭気成分を分離回収し、上記炭化工程では、こ
の臭気成分回収工程により臭気成分が分離された木質系
材料を炭化処理して木炭を生成する。そして、上記添加
工程では、この炭化工程により炭化処理された木炭に、
上記臭気成分回収工程により回収された臭気成分を吸着
させて添加する構成とするものである。
【0012】
【作用】上記構成の請求項1記載の発明では、臭気成分
回収手段によって、糞尿の付着した木質系原材料が予備
加熱されて、上記糞尿に含まれるアンモニアや硫化水素
などの臭気成分が上記木質系原材料から分離されて回収
される。これにより、以後の汚臭,汚水による環境悪化
の防止が図られる。この臭気成分の除去された木質系原
材料が炭化炉により炭化処理されて木炭が生成され、そ
して、添加手段によって、この木炭に上記の回収された
臭気成分が吸着されて土壌改良材とされる。これによ
り、上記糞尿の付着した木質系原材料に基いて、迅速に
土壌改良材が得られる上、臭気成分の有効利用と木炭と
しての有効利用との双方が図られる。
【0013】請求項2記載の発明では、臭気成分回収手
段によって、糞尿の付着した木質系原材料が予備加熱さ
れて、上記糞尿に含まれるアンモニアや硫化水素などの
臭気成分が上記木質系原材料から分離されて回収され、
これにより、請求項1記載の発明と同様に、以後の汚
臭,汚水による環境悪化の防止が図られる。この臭気成
分の除去された木質系原材料が炭化炉により炭化処理さ
れて木炭が生成される一方、木酢液回収手段により上記
炭化処理に伴う排煙から木酢液が回収される。そして、
添加手段において、上記木炭に回収された木酢液が添加
されるとともに、上記の回収された臭気成分が吸着され
て土壌改良材とされる。これにより、上記糞尿の付着し
た木質系原材料から迅速に土壌改良材が得られる上、糞
尿の付着した木質系原材料に基いて、糞尿からの臭気成
分と、木質系原材料からの木炭と、その炭化処理時の排
煙からの木酢液の成分との3者の有効利用が可能とな
り、これら3者が一体となった土壌改良材が得られる。
【0014】また、請求項3記載の発明では、炭化炉に
より炭材が炭化処理されて木炭が生成される一方、この
炭化処理に伴う排煙から木酢液回収手段により木酢液が
回収される。そして、添加手段によって、この回収され
た木酢液が上記木炭に添加される。
【0015】さらに、請求項4記載の発明では、臭気成
分回収工程において、糞尿の付着した木質系原材料を予
備加熱して乾燥するとともに上記糞尿に含まれるアンモ
ニアや硫化水素などの臭気成分を上記木質系原材料から
分離して回収する。これにより、以後の汚臭,汚水によ
る環境悪化の防止が図られる。次に、炭化工程におい
て、この臭気成分の除去された木質系原材料を炭化処理
して木炭を生成する。この後、添加工程において、この
木炭に上記の回収された臭気成分を吸着させて土壌改良
材とする。これにより、上記糞尿の付着した木質系原材
料から迅速に土壌改良材が得られる上、臭気成分の有効
利用と木炭としての有効利用との双方が図られる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。
【0017】<第1実施例>図1は、本発明の第1実施
例に係る土壌改良材製造装置を示している。本第1実施
例は、厩舎の馬房に敷きつめられてその馬の糞尿が付着
して濡れた状態の使用済みの廃ウッドチップWを原材料
として土壌改良材を製造する装置に係るものである。
【0018】同図において、1は上記廃ウッドチップW
を予備加熱して上記糞尿中の臭気成分を分離回収する臭
気成分回収手段、2は上記臭気成分が除去された後の廃
ウッドチップを炭化処理して木炭を生成する炭化炉、3
はこの炭化炉2での炭化処理に伴い発生する排煙を処理
する排煙処理手段、4は上記炭化炉2からの木炭に上記
臭気成分などを添加する添加手段である。
【0019】上記臭気成分回収手段1は、上記糞尿の付
着した廃ウッドチップWを密閉状態で収容して乾燥処理
する乾燥容器11と、この容器11の底部に下流端が接
続されて予備加熱のための熱源を導入する熱源導入管1
2と、上記容器11の頂部に上流端が接続されて上記廃
ウッドチップから蒸発した蒸発ガスを上記添加手段4ま
で図示省略の開閉弁を介して導出する蒸発ガス導出管1
3とを備えている。上記乾燥容器11の上部には廃ウッ
ドチップWを内部に投入する開閉口11aが設けられ、
底部には乾燥処理後の廃ウッドチップを上記炭化炉2ま
で移送するスクリューコンベアなどの移送手段14が接
続されている。また、上記熱源導入管12の上流端は上
記排煙処理手段3の後述のアフタバーナ32の頂部に接
続され、この熱源導入管12を通して上記アフタバーナ
32内の可燃ガスの完全燃焼後の高温の排ガスを予備加
熱の熱源として上記乾燥容器11内に導入するようにな
っている。そして、上記臭気成分回収手段1は、この排
ガスの熱で内部の廃ウッドチップWを予備加熱すること
によりこの廃ウッドチップ自体およびこれに付着した糞
尿を乾燥処理し、これにより、その糞尿に含まれるアン
モニアや硫化水素などの臭気成分を蒸発させて分離する
一方、その蒸発した臭気成分を含んだ熱交換後の上記排
ガスを上記蒸発ガス導出管13により添加手段4に送る
ようになっている。
【0020】上記炭化炉2は、図示省略のモータにより
筒軸Xの回りに回転されるドラム20と、このドラム2
0の上記筒軸X方向一端側(図1の左端側)開口である
供給口を遮蔽する筒状端部カバー21と、他端側(図1
の右端側)開口である排出口を遮蔽する筒状端部カバー
22と、上記供給口側端部カバー21を貫通して配置さ
れて内部を燃焼熱により加熱するバーナ23とを備えて
いる。上記両端部カバー21,22は図示省略のフレー
ムによって位置固定されて非回転状態となっており、上
記ドラム20は、複数のローラ24,24によって上記
筒軸Xが上記排出口に向かってわずかに下り勾配となる
略水平方向に位置付けられた状態に支持されて、回転駆
動されることにより内部の原材料が筒軸X方向に左から
右へ緩やかに移動するようになっている。そして、上記
供給口側端部カバー21には上記移送手段14の先端部
が貫通して配置され、この移送手段14により乾燥処理
後の廃ウッドチップが炭化処理のためにドラム20内に
供給されるようになっている。また、上記排出口側端部
カバー22の下部には排出部22aが設けられており、
この排出部22aによって上記添加手段4に接続されて
上記ドラム20内で生成された木炭が上記添加手段4に
導出されるようになっている。
【0021】また、上記バーナ23には、燃料タンク2
5からポンプ26の作動により燃料としての重油を供給
する燃料供給管27と、第1ブロワ28の作動により燃
焼用の空気を供給する空気供給管29とがそれぞれ図示
省略の開閉弁を介して接続されている。そして、上記バ
ーナ23の燃焼作動の調整により炭化炉2内が所定の炭
化温度まで加熱されるようになっている。
【0022】上記排煙処理手段3は、上流端が上記排出
口側端部カバー22の上部に連通されて炭化炉2内の排
煙を導出する排煙導出管30と、この排煙導出管30に
より炭化炉2から導出された排煙を冷却して気液に分離
するコンデンサ31と、このコンデンサ31により粗木
酢液が分離された残りの可燃ガスを燃焼処理するアフタ
バーナ32とを備えている。上記排煙導出管30には第
2ブロワ33が介装されており、この第2ブロワ33の
作動によって、上記炭化炉2内から排煙を吸引してコン
デンサ31に導くとともに、そのコンデンサ31で気液
分離された後の可燃ガスをアフタバーナ32まで送給す
るようになっている。
【0023】上記コンデンサ31は上記排煙を可燃ガス
と粗木酢液との気液に分離するようになっている。この
コンデンサ31の底部にはタール分離器34が接続され
ており、このタール分離器34は上記コンデンサ31の
底部から導出された粗木酢液をタール分と木酢液とに分
離して上記粗木酢液を精製するようになっている。そし
て、精製後の木酢液を貯蔵タンク35に、タールを燃料
の一部として上記アフタバーナ32の後述の補助バーナ
36にそれぞれ送給するようになっている。上記の排煙
導出管30、コンデンサ31、タール分離器34、およ
び、貯蔵タンク35によって、炭化炉2内の排煙から木
酢液を回収する木酢液回収手段5が構成されている。
【0024】上記アフタバーナ32は上記の可燃ガスを
完全燃焼させて無公害化するものであり、その頂部には
上記熱源導入管12の上流端が接続されて燃焼後の排ガ
スを乾燥容器11に導出するようになっている。また、
上記アフタバーナ32の下部には上記可燃ガスの燃焼を
補助するための補助バーナ36が配設されており、この
補助バーナ36には、第3ブロワ37により燃焼のため
の空気を供給する空気供給管38と、上記の燃料供給管
27のポンプ26の下流側位置から分岐して燃料タンク
25の燃料を供給する燃料供給管27aと、上記タール
分離器34からタール分を燃料の一部として供給するタ
ール供給管39とがそれぞれ接続されている。そして、
この補助バーナ36の燃焼により所定の燃焼温度範囲に
されて上記可燃ガスを完全燃焼させるようになってい
る。
【0025】上記添加手段4は、互いに連結された略ホ
ッパー形状の2つの木炭貯蔵タンク40,40と、炭化
炉2から取り出された高温の木炭を冷却する冷却水供給
系41と、その木炭を所定の細粒に粉砕する粉砕機42
とを備えている。上記両木炭貯蔵タンク40,40は位
置変換機構43を介して支持フレーム44に支持されて
おり、この位置変換機構43によって垂直軸Yの回りに
回転して冷却処理位置(図1の右側の木炭貯蔵タンク4
0の位置)と、吸着処理位置(同図の左側の木炭貯蔵タ
ンク40の位置)とに相互に位置変換可能になってい
る。上記各木炭貯蔵タンク40の上端面には開口部40
aが設けられており、また、上記各木炭貯蔵タンク40
の下端部には開閉可能に構成されたシャッタ40bと、
上記の臭気成分回収手段1の蒸発ガス導出管13の下流
端と着脱可能に接続されるコネクタ40cとが設けられ
ている。加えて、上記吸着処理位置の木炭貯蔵タンク4
0のシャッタ40bの下方位置には、上記シャッタ40
bに相対向して開口し開状態のシャッタ40bを通して
木炭を上記粉砕機42に導出する導出部45が設けられ
ている。さらに、上記粉砕機42には、上記の木酢液貯
蔵タンク35から木酢液を導入する木酢液導入管46が
接続されており、この木酢液導入管46により導入され
た木酢液を粉砕途中の木炭に噴霧してその木酢液成分を
添加するようになっている。
【0026】そして、上記添加手段4は、以下の3つの
ステップの動作を繰り返すようになっている。すなわ
ち、第1ステップ(冷却処理)では、上記冷却処理位置
に位置付けられた木炭貯蔵タンク40に対して、上記開
口部40aを通して炭化炉2の排出部22aから木炭が
内部に導入され、この後、上記冷却水供給系41からの
冷却水が内部の木炭に噴霧される。次の第2ステップ
(吸着処理)では、上記冷却処理の行われた木炭貯蔵タ
ンク40が位置変換機構43により吸着処理位置に位置
変換された後、この位置で上記蒸発ガス導出管13の下
流端がコネクタ40cに接続されて臭気成分を含んだ蒸
発ガスが導入される。そして、第3ステップ(粉砕・添
加処理)では、上記シャッタ40bが開状態にされて上
記吸着処理の終了した木炭が導出部45を通して粉砕機
42に導入され、この後、導入された木炭が粉砕機42
により粉砕される一方、上記木酢液導入管46を通して
導入される木酢液が粉砕途中の木炭に噴霧される。
【0027】次に、上記第1実施例による土壌改良材S
の製造方法について説明する。この土壌改良材Sの製造
は、以下で説明する臭気成分回収工程と、炭化工程と、
添加工程とにより行われる。
【0028】上記臭気成分回収工程では、糞尿の付着し
た廃ウッドチップWを臭気成分回収手段1の乾燥容器1
1内に投入し、この廃ウッドチップWを熱源導入管12
から導入した高温の排ガスにより予備加熱する。これに
より、上記廃ウッドチップWからアンモニア,硫化水素
などの臭気成分が蒸発ガスとして分離され、この蒸発ガ
スが上記熱源の排ガスとともに蒸発ガス導出管13を通
して添加手段4の吸着処理位置の木炭貯蔵タンク40に
供給される一方、廃ウッドチップ自体も乾燥状態にされ
る。なお、起動時の排煙が未発生の段階では補助バーナ
36の燃焼により高温の熱気を上記熱源導入管12を通
して供給すればよい。
【0029】次の炭化工程では、上記の乾燥状態にされ
た廃ウッドチップを移送手段14によって炭化炉2内に
導入し、その廃ウッドチップを炭化処理する。これによ
り、その廃ウッドチップが炭化されて木炭にされる。こ
の炭化工程の間に、木酢液回収工程が併せて行われる。
すなわち、炭化炉2内で発生した排煙がコンデンサ31
に導入されて粗木酢液と可燃ガスとに気液分離され、分
離された可燃ガスがアフタバーナ32で完全燃焼され無
公害化された状態の排ガスが上記臭気成分回収工程での
熱源として有効利用される。そして、上記粗木酢液はタ
ール分離器34によりタール分が分離除去されて精製さ
れ、精製された木酢液が木酢液貯蔵タンク35に貯蔵さ
れて上記木酢液回収工程が行われる一方、上記分離され
たタールが上記アフタバーナ32での燃料の一部として
有効利用される。
【0030】そして、上記添加工程では、第1ステップ
で、上記炭化工程により炭化した木炭を冷却処理位置の
木炭貯蔵タンク40において冷却水供給系41からの冷
却水により所定温度まで冷却処理し、第2ステップで、
冷却処理された木炭に蒸発ガス導出管13からの臭気成
分を含んだ蒸発ガスを導入して、この蒸発ガスが内部の
木炭の間を上昇する間に上記臭気成分を木炭に吸着させ
て残りの排ガスを開口部40aから排気する吸着処理を
行う。そして、第3ステップで、臭気成分を吸着させた
木炭を粉砕機42において粉砕する一方、その粉砕途中
の木炭に上記木酢液導入管46からの木酢液を噴霧して
その木酢液成分を付着させる粉砕・添加処理を行う。こ
の粉砕・添加処理の終了によって、土壌改良材Sの生成
が行われてこれが粉砕機42から取り出される。
【0031】次に、上記構成の第1実施例の製造装置お
よび製造方法による作用,効果について説明する。
【0032】上記の土壌改良材製造方法および製造装置
の場合、廃ウッドチップWに付着した糞尿からアンモニ
アや硫化水素などの臭気成分を臭気成分回収手段1での
臭気成分回収工程で分離回収し、分離回収後の乾燥した
廃ウッドチップから炭化炉2での炭化工程により木炭に
変換し、かつ、炭化処理時の排煙から木酢液回収手段5
での木酢液回収工程により木酢液を分離回収しているた
め、糞尿の付着した廃ウッドチップWを原材料として、
この原材料から臭気成分と、木炭と、木酢液成分との3
者を土壌改良用途に有効利用することができる。
【0033】この際、上記臭気成分回収手段1では上記
原材料Wを乾燥処理して上記臭気成分を分離し、この臭
気成分を密閉状態の乾燥容器11から蒸発ガス導出管1
3を通して導出して添加手段4での添加工程により木炭
に吸着させた後、排気しているため、上記臭気成分に起
因する汚臭,汚水による環境悪化の防止を確実に図るこ
とができる。
【0034】そして、添加手段4において、上記の木炭
に対して臭気成分の吸着、および、木酢液の添加を行っ
ているため、これら木炭、臭気成分、および、木酢液の
3者が一体となった土壌改良材を得ることができ、しか
も、上記の原材料からこのような有用な土壌改良材を得
るための期間を従来と比べ大幅に短縮することができ
る。
【0035】また、この添加手段4における臭気成分の
吸着処理の前に、冷却水供給系41からの冷却水により
冷却処理を行って炭化炉2から排出された高温の木炭を
所定温度まで冷却しているため、上記臭気成分中の可燃
成分が高温雰囲気にさらされるおそれを確実に回避する
ことができる。
【0036】<第2実施例>図2は本発明の第2実施例
に係る土壌改良材製造装置を示す。本第2実施例は添加
手段4における冷却を木酢液貯蔵タンク35からの木酢
液により行うものである。
【0037】同図において、46aは木酢液を上記添加
手段4の冷却処理位置の木炭貯蔵タンク40に導入する
木酢液導入分岐管である。この木酢液導入分岐管46a
は、上流端が上記木酢液貯蔵タンク35の下流側位置の
木酢液導入管46から分岐し、下流端が上記冷却処理位
置の木炭貯蔵タンク40の上端開口部40aに臨んで配
置されており、上記添加手段4の第1ステップにおいて
上記木炭貯蔵タンク40内の高温の木炭に木酢液を噴霧
して木炭の冷却処理を行うようになっている。
【0038】なお、上記土壌改良材製造装置のその他の
構成は第1実施例のものと同様であるために、同一部材
には同一符号を付して、その説明は省略する。
【0039】そして、上記第2実施例の土壌改良材製造
装置を用いた土壌改良材Sの製造方法は、添加工程の内
の冷却処理を第1実施例の冷却水供給系41からの冷却
水に代えて木酢液貯蔵タンク35からの木酢液を用いる
点でのみ異なり、他は全て第1実施例と同様に行われ
る。すなわち、臭気成分回収工程と、炭化工程および木
酢液回収工程と、添加工程とにより行われる。
【0040】この第2実施例の土壌改良材製造方法およ
びその製造装置の場合、第1実施例の場合に得られる効
果に加えて、添加工程の冷却処理を木作液回収手段5で
の木酢液回収工程により回収された木酢液を利用してい
るため、原材料の炭化処理に伴い回収される木酢液のさ
らなる有効利用を図ることができる上、第1実施例の如
き冷却水供給系41を省略することができ、製造装置の
簡略化,コンパクト化を図ることができる。
【0041】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、その他種々の変形例を包含するものであ
る。すなわち、上記実施例では、炭化炉2での炭化処理
を連続的に行い、生成された高温の木炭を添加手段4で
冷却処理する場合について説明したが、これに限らず、
例えば、上記炭化炉2で一定量ずつの廃ウッドチップを
移送手段14により炭化炉2に1炭化工程ごとに供給
し、供給した廃ウッドチップを炭化炉2でバッチ式によ
り炭化処理を行うようにしてもよい。この場合、そのバ
ッチ式炭化処理として、炭化および冷却を1サイクルと
して行うことにより添加手段4での冷却処理を省略する
ことも可能である。
【0042】上記実施例では、ドラム20をわずかに下
り勾配に配置して連続的に炭化処理を行う場合について
説明したが、これに限らず、完全に水平状態にもしくは
略水平状態に配置してもよい。この場合、連続的に炭化
処理をのみ行うためにドラム20の内周面に撹拌羽根を
例えば排出口の側にわずかに傾斜した状態に配向させて
ドラム20の回転により炭材である廃ウッドチップが排
出口の側に緩やかに進行するようにしてもよい。さら
に、ドラム20自体を排出口の側を中心として起伏可能
に支持して水平状態と排出口側への下り勾配状態とに変
換可能にしてもよい。
【0043】上記実施例では、添加手段4として2つの
木炭貯蔵タンク40,40を位置変換機構43により回
転により位置変換可能に支持する構成としているが、こ
れに限らず、2つの木炭貯蔵タンク40,40の位置変
換を往復動により行うように位置変換機構を構成しても
よく、また、回転による位置変換の場合でも木炭貯蔵タ
ンクの数を3以上としてもよい。
【0044】上記実施例では、添加手段4に粉砕機42
を含めて、木酢液の添加をこの粉砕機42での粉砕処理
中に行うようにしているが、これに限らず、原材料の廃
ウッドチップの炭化処理後の大きさが土壌改良材として
適したものであれば、上記の粉砕機42および粉砕処理
を省略してもよい。この場合、木酢液の添加を木炭貯蔵
タンク40内の木炭に対して行えばよい。
【0045】上記実施例では、木質系原材料として廃ウ
ッドチップを示したが、これに限らず、糞尿が付着した
木質系の材料であれば廃ウッドチップ以外のものも原材
料として用いることができる。また、上記糞尿の付着の
有無に拘らず、木質系原材料を炭材として生成した木炭
に木酢液を添加して土壌改良材としてもよい。この場
合、廃木材などを原材料として、この原材料から木炭と
木酢液との2者の有効利用を図ることができ、この2者
を一体化した土壌改良材を得ることができる。
【0046】また、上記実施例では、バーナ23の燃料
として重油を用いているが、これに限らず、LPGを単
独で用いもよく、さらには、炭化炉2の加熱を電熱手段
により行ってもよい。
【0047】さらに、上記実施例では、炭化炉2として
回転式のもので構成しているが、これに限らず、例えば
固定式の流動床方式のもので構成してもよい。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明における土壌改良材製造装置によれば、糞尿が付着し
た木質系原材料から臭気成分を分離回収する臭気成分回
収手段と、分離後の木質系原材料を炭化処理して木炭を
生成する炭化炉と、この木炭に上記の回収された臭気成
分を吸着させて添加する添加手段とを備えたため、上記
臭気成分に起因する汚臭,汚水による環境悪化の防止を
確実に図ることができる上、上記の糞尿が付着した木質
系原材料に基いて、アンモニアや硫化水素などの臭気成
分と、木炭との2者を土壌改良用途に有効利用すること
ができる。加えて、上記添加手段によりこれら2者が一
体となった土壌改良材を得ることができ、しかも、この
ような有用な土壌改良材を上記の原材料から迅速に製造
することができる。
【0049】請求項2記載の発明における土壌改良材製
造装置によれば、糞尿が付着した木質系原材料から臭気
成分を分離回収する臭気成分回収手段と、分離後の木質
系原材料を炭化処理して木炭を生成する炭化炉と、この
炭化処理に伴い発生する排煙から木酢液を分離回収する
木酢液回収手段と、上記の木炭に臭気成分を吸着させて
添加する一方、木酢液を添加する添加手段とを備えたた
め、上記臭気成分に起因する汚臭,汚水による環境悪化
の防止を確実に図ることができる上、上記の糞尿の付着
した木質系原材料に基いて、アンモニアや硫化水素など
の臭気成分と、木炭と、木酢液成分との3者を土壌改良
用途に有効利用することができる。加えて、上記添加手
段によりこれら3者が一体となった土壌改良材を得るこ
とができ、しかも、このような有用な土壌改良材を上記
の原材料から迅速に製造することができる。
【0050】また、請求項3記載の発明における土壌改
良材製造装置によれば、炭材を炭化処理して木炭を生成
する炭化炉と、この炭化処理に伴い発生する排煙から木
酢液を分離回収する木酢液回収手段と、この木酢液を上
記木炭に添加する添加手段とを備えたため、上記炭化炉
により土壌改良材の主部となる木炭を早期に生成するこ
とができる上、上記の炭材自体から木炭として、およ
び、木酢液としての2方向での再利用を図ることができ
るとともに、木酢液回収手段で回収した木酢液を木炭に
添加してこれら木炭と木酢液とを一体にした土壌改良材
を迅速に得ることができる。
【0051】さらに、請求項4記載の発明における土壌
改良材製造方法によれば、臭気成分回収工程において、
糞尿の付着した木質系原材料を予備加熱して上記糞尿に
含まれるアンモニアや硫化水素などの臭気成分を上記木
質系原材料から分離して回収するようにしているため、
以後の汚臭,汚水による環境悪化の防止を図ることがで
きる。次に、炭化工程において、この臭気成分の除去さ
れた木質系原材料を炭化処理して土壌改良材の主部とな
る木炭を生成し、この後、添加工程において、この木炭
に上記の回収した臭気成分を吸着させて土壌改良材とし
ているため、臭気成分の有効利用と、木炭としての有効
利用との双方が図ることができる上、これら臭気成分と
木炭とを一体にした土壌改良材を上記糞尿の付着した木
質系原材料から得ることができ、かつ、その土壌改良材
を迅速に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す全体構成図である。
【図2】本発明の第2実施例を示す全体構成図である。
【符号の説明】
1 臭気成分回収手段 2 炭化炉 4 添加手段 5 木酢液回収手段 W 廃ウッドチップ(木質系原材料) S 土壌改良材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山崎 裕司 兵庫県西宮市田近野町6番107号 新明和 工業株式会社開発技術本部内 (72)発明者 宮川 敦子 兵庫県西宮市田近野町6番107号 新明和 工業株式会社開発技術本部内 (72)発明者 成定 俊昭 兵庫県宝塚市新明和町1番1号 新明和工 業株式会社環境システム事業部内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 糞尿が付着した木質系原材料を予備加熱
    することにより臭気成分を分離回収する臭気成分回収手
    段と、 この臭気成分回収手段により臭気成分が分離された木質
    系原材料を炭化処理して木炭を生成する炭化炉と、 上記の回収された臭気成分が導入されるよう上記臭気成
    分回収手段と接続されるとともに上記炭化炉の排出側と
    接続され、この炭化炉から排出された木炭に上記臭気成
    分回収手段から導入した臭気成分を吸着させて添加する
    添加手段とを備えていることを特徴とする土壌改良材製
    造装置。
  2. 【請求項2】 糞尿が付着した木質系原材料を予備加熱
    することにより臭気成分を分離回収する臭気成分回収手
    段と、 この臭気成分回収手段により臭気成分が分離された木質
    系原材料を炭化処理して木炭を生成する炭化炉と、 この炭化炉による炭化処理に伴い発生する排煙を気液分
    離することにより木酢液を分離回収する木酢液回収手段
    と、 上記の回収された臭気成分と木酢液とがそれぞれ導入さ
    れるよう上記臭気成分回収手段および木酢液回収手段と
    それぞれ接続されるとともに上記炭化炉の排出側と接続
    され、この炭化炉から排出された木炭に対して、上記臭
    気成分回収手段から導入された臭気成分を吸着させて添
    加し、かつ、上記木酢液回収手段から導入された木酢液
    を添加する添加手段とを備えていることを特徴とする土
    壌改良材製造装置。
  3. 【請求項3】 炭材を炭化処理して木炭を生成する炭化
    炉と、 この炭化炉による炭化処理に伴い発生する排煙を気液分
    離することにより木酢液を分離回収する木酢液回収手段
    と、 上記の回収された木酢液が導入されるよう上記木酢液回
    収手段と接続されるとともに上記炭化炉の排出側と接続
    され、この炭化炉から排出された木炭に上記木酢液回収
    手段から導入した木酢液を添加する添加手段とを備えて
    いることを特徴とする土壌改良材製造装置。
  4. 【請求項4】 糞尿が付着した木質系材料を予備加熱し
    て臭気成分を分離回収する臭気成分回収工程と、 この臭気成分回収工程により臭気成分が分離された木質
    系材料を炭化処理して木炭を生成する炭化工程と、 この炭化工程により炭化処理された木炭に、上記臭気成
    分回収工程により回収された臭気成分を吸着させて添加
    する添加工程とを備えていることを特徴とする土壌改良
    材製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2005054154A1 (ja) * 2003-12-06 2005-06-16 Misumi Corporation 窒素肥料の製造方法、及び窒素肥料の製造装置
JP2017105923A (ja) * 2015-12-09 2017-06-15 ユア・エネルギー開発株式会社 有機物の熱分解装置および有機物の熱分解生成物を用いた液体燃料の製造方法
KR102633277B1 (ko) * 2023-06-21 2024-02-07 주식회사 센티넬이노베이션 응축 폐수 배출이 없는 가축분뇨를 이용한 바이오차펠릿 생산 시스템

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