JPH0727810U - 竪型丸鋸盤の鋸カバー - Google Patents

竪型丸鋸盤の鋸カバー

Info

Publication number
JPH0727810U
JPH0727810U JP5722693U JP5722693U JPH0727810U JP H0727810 U JPH0727810 U JP H0727810U JP 5722693 U JP5722693 U JP 5722693U JP 5722693 U JP5722693 U JP 5722693U JP H0727810 U JPH0727810 U JP H0727810U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
saw
saw blade
cut
lateral
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5722693U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0755042Y2 (ja
Inventor
尚 森川
英夫 高井
Original Assignee
株式会社ミナックス
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ミナックス filed Critical 株式会社ミナックス
Priority to JP5722693U priority Critical patent/JPH0755042Y2/ja
Publication of JPH0727810U publication Critical patent/JPH0727810U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0755042Y2 publication Critical patent/JPH0755042Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sawing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 切断作業の効率を低下させることなく、かつ
被切断材等の形状に応じて鋸刃の露出部を有効に覆って
安全性を確保すること。 【構成】 鋸刃6とともに昇降する集塵カバー7には支
持部材19を有するアーム18を取付ける。一方、支持
フレーム9には上下方向に延びる案内溝9a,9b,9
c,9dを設け、鋸刃6に対向する前カバー15及び横
カバー16,17のそれぞれを案内溝に沿って昇降自在
に取付ける。そして、支持部材19が各当接部15a〜
17aに当接して各カバー15〜17を持ち上げ可能に
構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、竪型丸鋸盤の鋸カバーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、竪型丸鋸盤には、鋸刃に作業者が誤って触れないようにするために、鋸 刃を囲む鋸カバーが備えられている。この鋸カバーは丸鋸盤のテーブル側に固定 されるのが一般的であるため、テーブルにセットする被切断材は左右方向(鋸刃 直角方向)に移送されるようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記の鋸カバーは、被切断材を長手方向に連続的に移送して加工するのに適し ている反面、被切断材を丸鋸盤の前側からセットしようとすると作業の邪魔にな ってしまう。したがって、多種類の被切断材を切断するときには固定式の鋸カバ ーでは扱い難く、鋸カバーを外した状態で運転せざるを得ないという問題があっ た。
【0004】 そこで、本考案は、切断作業の効率を低下させることなく、かつ被切断材の形 状に応じて鋸刃の露出部を有効に覆って安全性を確保することができる鋸カバー を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このために、以下のような竪型丸鋸盤の鋸カバーを創作した。すなわち、本考 案は、鋸刃が下降してテーブル上の被切断材を切断する竪型丸鋸盤において、前 記鋸刃とともに昇降動する支持部材と、前記鋸刃の前面に対向する位置及び側面 に対向する位置に各々昇降動自在に設けられた前カバー及び横カバーとから成り 、前記前カバーには前記支持部材が当接して該前カバーを持ち上げ可能な前当接 部が設けられ、前記横カバーには前記支持部材が当接して該横カバーを持ち上げ 可能な横当接部が設けられていることを特徴としている。
【0006】
【作用】
上記構成の鋸カバーにあっては、鋸刃が下降してテーブル上の被切断材を切断 する際、支持部材に支持されている前カバー及び横カバーが鋸刃に従動して下降 する。このとき、これらのカバーのうちのいずれかが、被切断材や被切断材を把 持しているバイスに当接してその下降が止められても、残りのカバーは鋸刃とと もにさらに下降することができる。これとは逆に鋸刃が上昇するときには、前当 接部及び横当接部のうちの下方に位置するものから順に支持部材に当接し、前カ バーと横カバーとが持ち上げられて鋸刃とともに退避位置に戻る。
【0007】
【実施例】
次に、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。先ず、竪型丸鋸盤の概略 を説明する。図5に示すように、テーブル1の奥側には起立状態の材料受板2が 設けられ、テーブル1の手前側には材料受板2に対し被切断材を押しつけるため の材料押板3を有する油圧式バイス4が備えられている。主軸5に取付けられた 鋸刃6は、集塵カバー7にその半身を収容された状態で(図1参照)、材料受板 2中央のスリット(鋸道)2aから刃先を突出させて、テーブル1に対して昇降 動するように構成されている。そして、本体カバー8に突設された支持フレーム 9が、鋸刃6との接触から作業者を防護するための鋸カバー10(詳しくは次述 する)を上下方向に案内するようになっている。集塵カバー7には、図1参照、 図外のブロアに連通するダクト7aが取付けられている。なお、図5中、11は 主軸を駆動する駆動モータ、12は駆動ベルト、13は主軸5及び鋸刃6の昇降 制御を行うための油圧ポンプ駆動モータ、14は起動停止ボタン等を有する操作 盤である。
【0008】 次に、前記鋸カバー10について詳しく説明する。図1及び図2に示すように 、鋸カバー10は前カバー15と横カバー16,17とがコ字状に配置されたも ので、前カバー15の上端部には前当接部15aが突設され、横カバー16,1 7の上端部には横当接部16a,17aが突設されている。一方、形鋼にて枠組 みされている前記支持フレーム9には、上下方向に延びる案内溝9a,9b,9 c,9dが設けられており、案内溝9a,9bには前カバー15の側縁部が挿入 されている。また、支持フレーム9に取付けられた形鋼とこれに対向する前カバ ー15の形鋼とが形成する案内溝9e,9fと、前記案内溝9c,9dとには横 カバー16,17の側縁部が挿入されている。すなわち、各カバー15〜17は それぞれが独立して昇降できるようになっている。
【0009】 前記集塵カバー7の上部にはアーム18が取付けられ、アーム18の先端部に は平板状の支持部材19がほぼ水平に取付けられている。この支持部材19は、 前当接部15a及び横当接部16a,17aの下側に配置されており、鋸刃6と ともに集塵カバー7が上昇するときには、支持部材19が前カバー15及び横カ バー16,17を持ち上げることができる。
【0010】 次に、鋸カバー10の作用について説明する。図3には、竪型丸鋸盤のテーブ ル1に長細い材木等の被切断材Wが載置され、バイス4がその被切断材Wを材料 受板2に対して押しつけて把持している状態が示されており、鋸刃6及び鋸カバ ー10は上方位置に退避している。なお、図中、4aは、切断時に、被切断材W から突出する鋸刃6の刃先を通過させるための木製当て板である。
【0011】 さて、竪型丸鋸盤を操作して鋸刃6を下降させると、同時に集塵カバー7及び 鋸カバー10も下降する。そして、鋸刃6が被切断材Wを切断し始ると、本実施 例では、図4参照、横カバー16の下端部が被切断材Wに当接し、それ以上の下 降が阻止される。切断が進むと、今度は前カバー15の下端部が当て板4aに当 接し、それ以上の下降が阻止される。鋸刃6はさらに下降して被切断材Wの切断 が終了する。この状態が図4に示されている。
【0012】 その後、鋸刃6を上昇させると、支持部材19が前当接部15aに当接して前 カバー15を持ち上げ、さらに上昇した支持部材19が横当接部16に当接して 前カバー15を持ち上げる。こうして、鋸刃6、集塵カバー7及び鋸カバー10 は、図3に示した退避(初期)状態に戻る。
【0013】 以上説明したように、鋸カバー10は前カバー15と横カバー16,17とか ら成り、それぞれが独立して昇降できるように構成されている。そして、鋸刃6 が上方に退避しているときには、鋸カバー10も支持部材19に支持されて上方 の退避位置にあるから、被切断材Wをテーブル1にセットする際に邪魔になるこ とがない。また、前カバー15と横カバー16,17とは鋸刃6に従動して下降 し、被切断材、バイス、テーブル等に当接する。したがって、各カバーの下には 大きな隙間が生じず、鋸刃6の前横三方を有効に囲むことができる。
【0014】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案では、鋸カバーが昇降できるため切断作業の効率 を低下させることなく、安全確実に作業者を鋸刃から防護することができるとい う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の鋸カバーを示す分解斜視図である。
【図2】実施例の鋸カバーの装着状態を説明する上面図
である。
【図3】実施例の鋸カバーが鋸刃とともに上方に退避し
た状態を示す側面図である。
【図4】実施例の鋸カバーが降下した状態を示す側面図
である。
【図5】竪型丸鋸盤の正面図である。
【符号の説明】
6 鋸刃 10 鋸カバー 15 前カバー 15a 前当接部 16,17 横カバー 16a,17a 横当接部 19 支持部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋸刃が下降してテーブル上の被切断材を
    切断する竪型丸鋸盤において、前記鋸刃とともに昇降動
    する支持部材と、前記鋸刃の前面に対向する位置及び側
    面に対向する位置に各々昇降動自在に設けられた前カバ
    ー及び横カバーとから成り、前記前カバーには前記支持
    部材が当接して該前カバーを持ち上げ可能な前当接部が
    設けられ、前記横カバーには前記支持部材が当接して該
    横カバーを持ち上げ可能な横当接部が設けられているこ
    とを特徴とする竪型丸鋸盤の鋸カバー。
JP5722693U 1993-10-22 1993-10-22 竪型丸鋸盤の鋸カバー Expired - Lifetime JPH0755042Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5722693U JPH0755042Y2 (ja) 1993-10-22 1993-10-22 竪型丸鋸盤の鋸カバー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5722693U JPH0755042Y2 (ja) 1993-10-22 1993-10-22 竪型丸鋸盤の鋸カバー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0727810U true JPH0727810U (ja) 1995-05-23
JPH0755042Y2 JPH0755042Y2 (ja) 1995-12-20

Family

ID=13049623

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5722693U Expired - Lifetime JPH0755042Y2 (ja) 1993-10-22 1993-10-22 竪型丸鋸盤の鋸カバー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0755042Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0755042Y2 (ja) 1995-12-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4370909A (en) Hand guard for table mounted cutting tool
EP1057599A2 (en) A panel turning device
KR101796204B1 (ko) 모따기용 자동 절단기
CA1130702A (en) Sign routing machine
JPH0755042Y2 (ja) 竪型丸鋸盤の鋸カバー
JPH0551606U (ja) Ncルータの押え集塵装置
JP2583722Y2 (ja) 大断面クロスカット装置
JP2002178306A (ja) 切削加工機
JPH0549310U (ja) Ncルータの押え集塵装置
CN217889481U (zh) 铸造切割机
JP2916399B2 (ja) 走行丸鋸盤
JPS5940975Y2 (ja) 剪断機
JPH11129201A (ja) 木質材の切り欠き装置
JPS58162447A (ja) 自動給紙機構
JPH0344421Y2 (ja)
JPH0518091Y2 (ja)
JP4108157B2 (ja) 木口切削用加工装置
JPH03102050A (ja) 層状材料を取扱うための装置
JPH0750162Y2 (ja) 手押し鉋盤
JP3512157B2 (ja) Ncルータの吸着テーブル
JPS5943113Y2 (ja) 截断機
JPH0730311Y2 (ja) 食品用帯鋸盤の材料搬送装置
JPS6024295Y2 (ja) ミシン用パレツトの着脱装置
JPH0518081Y2 (ja)
JPH029925Y2 (ja)