JPH07277407A - ごみ箱付き傘袋収容箱 - Google Patents

ごみ箱付き傘袋収容箱

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Publication number
JPH07277407A
JPH07277407A JP7047994A JP7047994A JPH07277407A JP H07277407 A JPH07277407 A JP H07277407A JP 7047994 A JP7047994 A JP 7047994A JP 7047994 A JP7047994 A JP 7047994A JP H07277407 A JPH07277407 A JP H07277407A
Authority
JP
Japan
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umbrella bag
storage box
trash
umbrella
support member
Prior art date
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Pending
Application number
JP7047994A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuzo Harada
勇三 原田
Toshihiro Ishii
俊裕 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP7047994A priority Critical patent/JPH07277407A/ja
Publication of JPH07277407A publication Critical patent/JPH07277407A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】傘袋支持部材およびごみ箱部を一体にすること
により、これらの道具の取扱いおよび保管を容易にした
ごみ箱付き傘袋収容箱を提供する。 【構成】上面部が開放されたごみ箱部3と、このごみ箱
部3と組合され上面部が開放された傘袋収容箱部4と、
この傘袋収容箱部4に昇降可能に設けられ傘袋22を吊
り下げ支持する傘袋支持部材8と、この傘袋支持部材8
を前記傘袋収容箱部4の上側に引き上げた時に傘袋支持
部材8をその位置に係脱可能にロックするロック機構と
を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はごみ箱付き傘袋収容箱に
関する。
【0002】
【従来の技術】デパートや飲食店など商店では、雨天の
時に店内において客が携帯する雨に濡れた傘に着いた水
分が床に落ちて床を濡らしたり、あるいは傘に着いた水
分が商品に触れて商品価値を損なうことがないようにす
るために、雨に濡れた傘を合成樹脂製の細長い傘袋の中
に入れて携帯することが行われている。このために商店
では、店舗の出入り口に多数の傘袋を吊り下げた適宜な
傘袋支持部材を置き、来店した客が店舗の出入り口部材
において部材に吊り下げられた傘袋を取り外し、傘をこ
の傘袋の中に入れて店内に入り、客が店を出る時には傘
を傘袋から抜き出し、使用済みの傘袋を店舗の出入り口
に設置した傘袋回収用のごみ箱に入れて回収するように
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように傘
袋を客に供給し、また使用済みの傘袋を回収するために
傘袋支持部材とごみ箱とを別個に設けて使用しているの
で、これらの道具の取扱いおよび管理に手数を要する。
【0004】すなわち、傘袋を支持する傘袋支持部材
は、降雨の時以外の時は適宜な場所に保管しておき、降
雨の時には保管場所から店舗の出入り口に移動して設置
し、雨が止んだ後は再び保管場所に移動して保管するよ
うにしている。
【0005】一方、傘袋回収用のごみ箱を普段もごみ箱
部として使用する場合には、傘袋支持部材とは独立して
店内の適宜な箇所に設置しておき、降雨の時は店舗の出
入り口に移動して傘袋支持部材とともに設置し、雨が止
んだ後は再び店内の適宜な場所に移動する。この場合に
は、傘袋支持部材とごみ箱は夫々別個に別な場所に移動
して保管、設置する必要がある。また、ごみ箱を傘袋回
収専用として使用する場合には、使用しない時には保管
場所において傘袋支持部材とともに別体で保管するため
に広い保管スペースを必要とする。
【0006】さらに、降雨の時に店舗の出入り口にごみ
箱と傘袋支持部材とを別個に置くので、客が傘袋を取
り、また傘袋を捨てることを同じ箇所で行うことができ
ず不便であるとともに使用済みの傘袋が散乱する恐れが
ある。
【0007】本発明は前記事情に基づいてなされたもの
で、客に提供する傘袋を支持する部材および使用済みの
傘袋を回収するごみ箱を一体にまとめることにより、こ
れらの道具の取扱いおよび管理を要する手数を軽減した
ごみ箱付き傘袋収容箱を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に請求項1の発明のごみ箱付き傘袋収容箱は、上面部が
開放されたごみ箱部と、このごみ箱部と一体に組合され
上面部が開放された傘袋収容箱部と、この傘袋収容箱部
に昇降可能に設けられ傘袋を吊り下げ支持する傘袋支持
部材と、この傘袋支持部材を前記傘袋収容箱部の上側に
引き上げた時に前記傘袋支持部材をその位置に係脱可能
にロックするロック機構とを具備することを特徴とす
る。
【0009】請求項2の発明のごみ箱付き傘袋収容箱
は、ごみ箱部と傘袋収容箱部とが組み合わされた構造物
の底面部にキャスタが取り付けられ、前記傘袋支持部材
を前記傘袋収容箱部の上側に引き上げた時に前記傘袋収
容箱部からの抜き出しを阻止して係脱可能に係合するロ
ック機構とを具備することを特徴とする。
【0010】請求項3の発明のごみ箱付き傘袋収容箱
は、上面部が開放されたごみ箱部と、このごみ箱部と一
体に組合され上面部が開放された傘袋収容箱部と、この
傘袋収容箱部に一部がその上側に突出した状態で固定さ
れて設けられ傘袋を吊り下げ支持する傘袋支持部材とを
具備することを特徴とする
【0011】
【作用】請求項1のごみ箱付き傘袋収容箱は、傘袋支持
部材を使用しない場合には、傘袋支持部材を傘袋収容箱
部の内部に格納する。これによりごみ箱部として単独で
使用することが可能となる。そして、本ごみ箱付き傘袋
収容箱を店舗の適宜な箇所に置いてごみ箱部として使用
し、あるいは適宜な保管場所に置いて保管しておく。
【0012】降雨の時で傘袋支持部材を使用する場合に
は、傘袋支持部材を傘袋収容箱部の上側に引き上げ、ロ
ック機構により傘袋支持部材をその引上げ位置に係脱可
能にロックする。これにより傘袋支持部材に吊り下げ支
持されている傘袋を取り外すことが可能となる。そし
て、本ごみ箱付き傘袋収容箱を店舗の出入り口に置いて
傘袋供給および回収に使用する。
【0013】本発明のごみ箱付き傘袋収容箱は、ごみ箱
部と、傘袋支持部材を収容する傘袋収容箱部とが一体で
あるから、両者を一緒にまとめて移動することができ移
動の手数が簡素化され、また両方の道具をまとめて保管
できて保管の手数が簡素化されるとともに保管に要する
スペースを縮小できる。
【0014】本発明のごみ箱付き傘袋収容箱は、傘袋支
持部材を使用しない場合には、わざわざ保管場所まで移
動して保管せずに店舗内においてごみ箱部として使用で
きる。そして、傘袋支持部材を出し入れする簡単な操作
により、ごみ箱部専用として、また傘袋供給および回収
用として使用することができる。
【0015】請求項2の発明のごみ箱付き傘袋収容箱
は、傘袋支持部材を傘袋収容箱部の上側に引き上げてロ
ック機構により傘袋収容箱部からの抜き出しを阻止して
係脱可能に係合し、キャスタを用いてごみ箱部と傘袋収
容箱部とが組み合わされた本装置全体を容易に移動する
ことができる。
【0016】請求項3の発明のごみ箱付き傘袋収容箱
は、ごみ箱部と、傘袋支持部材を収容する傘袋収容箱部
とが一体であるから、両者を一緒にまとめて移動するこ
とができ移動の手数が簡素化され、また両方の道具をま
とめて保管できて保管の手数が簡素化されるとともに保
管に要するスペースを縮小できる。また、傘袋支持部材
が常時傘袋収容箱部の上側に突出した状態で設けられる
ので、傘袋収容箱部に対して出し入れする操作が不要で
構成が簡素で取扱いが容易である。
【0017】
【実施例】請求項1および請求項2の発明のごみ箱付き
傘袋収容箱の一実施例について図面を参照して説明す
る。図1ないし図3はごみ箱付き傘袋収容箱を示す斜視
図であり、図4ないし図7はごみ箱付き傘袋収容箱を示
す断面図であり、図8はごみ箱付き傘袋収容箱を示す平
面図である。これら図1ないし図8において1はごみ箱
部と傘袋収容箱部とが組み合わされた構造物の一例であ
る箱体で、これは上面部が開放された縦に直方体をなし
ており、その内部には仕切り板2が立てて取付けられ、
上面部が開放された直方体をなすごみ箱部3と上面部が
開放された直方体をなす傘袋収容箱部4とに仕切られて
いる。
【0018】なお、箱体1のごみ箱部3において仕切り
板2と反対側の側面が前面部、仕切り板2が後面部とな
る。ごみ箱部3は回収する傘袋を収容できるに充分な大
きさであり、傘袋収容体箱4の前後方向の寸法は傘袋支
持部材を昇降可能およびロック機構により上昇位置をロ
ックできる大きさである。この実施例では、ごみ箱部3
と傘袋収容箱部4とが直方体の筐体をなすスマートな箱
体1の内部に一体にまとめて収められている。
【0019】ごみ箱部3の内部の3面において上面開放
部に近接した箇所には夫々ごみ袋21の開放縁部を引掛
け具5が取り付けてある。すなわち、ごみ箱部3の内部
にはごみ袋21を入れ、その内部にごみを入れるように
している。このため、ごみ袋21はその開放部を上側に
してごみ箱部3の上面解放部からその内部に入れ、その
開放部の縁部を引掛け具5に引掛けてごみ袋21を支持
している。ごみ箱部3の内部にごみが溜まった場合に
は、ごみ袋21をごみ箱部3の上面解放部から外部に取
り出している。
【0020】ごみ箱部3の上面開放部には飾り縁6が配
置され、これはごみ箱部3の上面開放部における仕切り
板2を除く3方の縁に対応したコ字形をなすもので、仕
切り板2に設けたヒンジ具7に上下方向に回動可能に支
持されている。この飾り縁6は引掛け具5がごみ袋21
を支持している状態を外部から見えないように隠してお
り、また引掛け具5が支持したごみ袋21の開放部の縁
を押えている。
【0021】また、傘袋収容箱部4には傘袋支持部材8
が昇降自在に収容されている。この傘袋支持部材8は例
えば金属材料の丸パイプを水平な頂き部8aおよびこの
頂き部8aの両端に連続する垂直な一対の脚部8bを有
する門形に成形したものである。この傘袋支持部材8
は、傘袋収容箱部4に挿入した状態で頂き部8aが傘袋
収容箱部4の上面開放部から上側に突出する高さ寸法
と、一対の脚部8bが傘袋収容箱部4の左右両側面部の
内面に接触する程度の幅寸法を有している。
【0022】傘袋支持部材8の頂き部8aには例えば一
対の傘袋吊下げ具9が左右方向に間隔を存して取り付け
てある。各傘袋吊下げ具9には夫々複数の傘袋22が支
持されている。傘袋22は例えば合成樹脂フイルムで形
成され、傘の柄を除く部分を挿入できる長さを有する細
長いものである。傘袋22は開放部を上側にして複数づ
つまとめられて傘袋吊下げ具9に取外し可能に吊下げら
れている。
【0023】また、図9にも示すように傘袋収容箱部4
において上下に間隔を存した位置には、2個のロック部
材10が傘袋収容箱部4の幅方向(水平方向)に沿って
配置され、これらロック部材10は仕切り板2に取り付
けられている。これら2個のロック部材10は断面が上
向きに屈曲した鉤形をなし、傘袋収容箱部4の幅方向の
ほぼ全長にわたる長さを有している。
【0024】図9にも示すように傘袋支持部材8におい
て前記2個のロック部材9と同じ大きさの間隔を存した
位置には、2個のロック部材11が一対の脚部8bにわ
たって傘袋収容箱部4の幅方向(水平方向)に沿って配
置されており、これらロック部材11は一対の脚部8b
に取り付けられている。これらロック部材11は断面が
前記ロック部材10と組み合わさるように下向きに屈曲
した鉤形をなし、且つ前記ロック部材10と同じ長さを
有している。
【0025】すなわち、これらロック部材10とロック
部材11は、傘袋支持部材8を傘袋収容箱部4から所定
高さ上側に移動した時に、傘袋支持部材8のロック部材
11が傘袋収容箱部4のロック部材10に上側から係脱
可能に係合して、傘袋支持部材8が下降しないようにそ
の上昇位置にロックするものである。傘袋支持部材8を
傘袋吊下げ具9に吊り下げられた傘袋22を容易に取り
外すことができる高さにロックできるようにロック部材
10とロック部材11の高さ位置を設定する。
【0026】図9にも示すように傘袋収容箱部4におけ
る所定の高さの位置には1個のロック部材12が傘袋収
容箱部4の幅方向(水平方向)に沿って配置されてお
り、このロック部材12は箱体1の後面部の内面に取り
付けられている。このロック部材12は断面が例えば下
向きに屈曲した鉤形をなし、傘袋収容箱部4の幅方向の
ほぼ全長にわたる長さを有している。
【0027】図9にも示すように傘袋支持部材8におい
て所定高さの位置には1個のロック部材13が一対の脚
部8bにわたって傘袋収容箱部4の幅方向(水平方向)
に沿って配置されており、これらロック部材13は一対
の脚部8bに取り付けられている。このロック部材13
は断面が前記ロック部材12と組み合わさるように上向
きに屈曲した鉤形をなし、且つ例えば前記ロック部材1
9と同じ長さを有している。
【0028】すなわち、これらロック部材12とロック
部材13は、傘袋支持部材8を傘袋収容箱部4から所定
高さ上側に移動した時に、傘袋支持部材8のロック部材
13が傘袋収容箱部4のロック部材12に下側から係脱
可能に係合して、傘袋支持部材8が上昇しないようにそ
の上昇位置にロックするものである。傘袋支持部材8を
ロックする高さは、後述するように箱体1を後側に向け
て傾斜した状態で傘袋支持部材8で引きながら移動させ
る時に、傘袋支持部材8を安定して持てる位置である。
【0029】なお、箱体1の底面部の下側において箱体
1の後部左右両側にはキャリア14が夫々配置されて底
面部に取り付けられ、箱体1の後部左右両側にはスタン
ド15が夫々配置されて底面部に取り付けられている。
箱体1はこれらキャスタ14およびスタンド15によっ
て静止して床F上に置かれる。
【0030】また、箱体1の底面部の全体には複数の水
抜き孔16が形成されており、ごみ箱部3および傘袋収
容箱部4に入った水分を水抜き孔16から排出するよう
になっている。仕切り板2の上部と箱体1の後面部の上
部には夫々切欠部17が形成されている。この切欠部1
7は、吊下げ具9に傘袋22を吊り下げて傘袋収容箱部
4に挿入する時に傘袋22を傘袋収容箱部4に容易に挿
入できるようにするためのものである。
【0031】このように構成されたごみ箱部装置におい
て、傘袋支持部材8を使用しない場合には、傘袋支持部
材8を箱体1の傘袋収容箱部3の内部に格納する。この
場合、傘袋支持部材8は一対の脚部8bの下端が箱体1
の底面部の上面に当接し、頂き部8aは傘袋収容箱部3
の上面開放部から上側に突出する。これにより本装置を
ごみ箱部として単独で使用することが可能となる。
【0032】また、傘袋支持部材8を使用する場合に
は、作業者が手で頂き部8aを持って傘袋支持部材8を
傘袋収容箱部3の上面開放部から所定距離上側に引き上
げ、傘袋支持部材8のロック部材11を傘袋収容箱部4
のロック部材10に上側から係合し、傘袋支持部材8を
下降しないようにその引上げ位置にロックする。これに
より傘袋支持部材8および吊下げ具9に吊り下げられた
傘袋22の上部が傘袋収容箱部3の上側に突出し、傘袋
22を使用しようとする人は傘袋22を吊下げ具9から
外して使用する。
【0033】なお、傘袋支持部材8を傘袋収容箱部4に
格納する場合には、傘袋支持部材8を敷き上げてロック
部材10をロック部材11から外し、その後傘袋支持部
材8を下降して下傘袋収容箱部3の内部に格納する。
【0034】本ごみ箱付き傘袋収容箱を使用する形態に
ついて説明する。通常、すなわち降雨でない時には、前
述したように傘袋支持部材8を傘袋収容箱部3に格納し
て、本装置を店舗の適宜な箇所に置いてごみ箱部として
使用し、あるいは適宜な保管場所に置いて保管する。
【0035】また、降雨の時には、本装置をごみ箱部と
して設置している箇所、あるいは保管場所から店舗の出
入り口に移動し、この出入り口に置いて前述したように
傘袋支持部材8を傘袋収容箱部3の上側に引き出しその
位置にロックして、傘袋供給および回収に使用する。
【0036】すなわち、客が店舗の内部に入る場合は、
傘袋支持部材8の吊り下げ具9に吊り下げ支持されてい
る傘袋22を外して雨に濡れた傘を入れる。客が店舗の
外部に出る場合には、傘を傘袋22から抜き出して傘袋
22をごみ箱部2の内部に入れてあるごみ袋21に入れ
る。
【0037】雨が止んだ後は、傘袋支持部材8を傘袋収
容箱部3に格納して本装置をごみ箱部として使用する場
所、または保管場所に移動する。本ごみ箱付き傘袋収容
箱を移動する場合には次に述べる操作によって行う。作
業者が手で頂き部8aを持って傘袋支持部材8を傘袋収
容箱部3の上面開放部から所定距離上側に引き上げ、傘
袋支持部材8のロック部材13を傘袋収容箱部4のロッ
ク部材12に下側から係合し、傘袋支持部材8が引き出
されることを阻止する。
【0038】そして、作業者が箱体1の後側に回り、箱
体1を傘袋収容箱部3が内側になるように後側に向けて
傾ける。これにより箱体1のスタンド15が床Fから離
れ14のみで箱体1を支える。この状態で作業者は傘袋
支持部材8の頂き部9aを持って傘袋支持部材8を引く
と、箱体1がキャリア14の車輪の回転によって床Fを
移動する。
【0039】以上説明したように本ごみ箱付き傘袋収容
箱は、ごみ箱部2と、傘袋支持部材8を収容する傘袋収
容箱部3とを一体にまとめてあるので、本装置をごみ箱
部として設置している場所、あるいは保管場所から店舗
の出入り口に移動する時、またはその逆に移動する時
に、ごみ箱部2と傘袋支持部材8を同時にまとめて移動
でき、またごみ箱部2と傘袋支持部材8を常に一緒にま
とめて置くことができるので、従来のように別体である
ごみ箱部と傘袋支持部材とを夫々個別に移動する場合に
比較して移動に要する手間、労力を大幅に軽減できる。
【0040】特に通常使用しているごみ箱部を傘袋回収
用として使用し、常時傘袋支持部材を倉庫などに保管し
ておく場合に比較してその取扱いが大変便利である。本
装置を常時ごみ箱部として使用する場合には、傘袋支持
部材8を傘袋収容箱部3に格納することにより、傘袋支
持部材8に阻害されることなくスマートな形態でごみ箱
部として使用できる。また、常時は本装置を保管場所に
保管しておく場合でも、両方の道具が別体である場合に
比較して保管スペースが小さい。
【0041】そして、本傘袋収容箱を店舗の出入り口に
置いて傘袋支持部材を使用する場合には、ごみ箱部2と
傘袋支持部材8を収容する傘袋収容箱部3とを一緒の箇
所にまとめて置くことができるから、客が傘袋22を取
ること、また使用した傘袋22を捨てることを同じ箇所
で行えて便利であり、使用済みの傘袋22が散乱しにく
いとい利点を有している。
【0042】また、本ごみ箱付き傘袋収容箱は傘袋支持
部材8を傘袋収容箱部3に対して出し入れする簡単名操
作で、ごみ箱部単独として使用する形態、傘袋22を供
給および回収する形態に切り替えることできる。
【0043】さらに、傘袋支持部材8を傘袋収容箱部4
の上側に引き上げてロック機構により傘袋収容箱部4か
らの抜き出しを阻止して係脱可能に係合し、傘袋支持部
材8を持って引くことによりキャスタ14を用いてごみ
箱部3と傘袋収容箱部4とが組み合わされた箱体1を容
易且つ軽快に移動することができる。しかも、傘袋支持
部材8を箱体1を移動する時の部材として使用すること
ができる。
【0044】前述した実施例は傘袋収容箱部4の上面開
放部が回付されたままであったが、図10に示すように
傘袋収容箱部4の上面開放部にこれを開閉する例えば回
動式の蓋18を設け、傘袋支持部材8を傘袋収容箱部4
の内部に収容した時に蓋18で傘袋収容箱部4の上面開
放部を閉じるようにすることもできる。この場合には傘
袋支持部材8を使用しない時に、傘袋収容箱部4の内部
にみだりにごみなどが入ることを防止できる。
【0045】請求項3の発明のごみ箱付き傘袋収容箱の
一実施例について図11を参照して説明する。図11に
おいて図4と同じ部分は同じ符号を付して示している。
このごみ箱付き傘袋収容箱では、傘袋支持部材8が、そ
の上部が傘袋収容箱部4の上面開放部から上側に突出
し、その他の部分が傘袋収容箱部4の内部に収納された
状態で傘袋収容箱部4に固定されて設けられている。傘
袋支持部材8を傘袋収容箱部4に固定するためには。例
えば傘袋支持部材8と固定部材31、固定部材31と傘
袋収容箱部4の仕切り板2とを夫々溶接を施して固定す
る手段が挙げられる。
【0046】傘袋支持部材8が常時傘袋収容箱部9の上
側に突出した状態で設けられるので、傘袋収容箱部に対
して出し入れする操作が不要で構成が簡素で取扱いが容
易である。なお、本発明は前述した実施例に限定されず
に、種々変形して実施することができる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明のご
み箱付き傘袋収容箱によれば、上面部が開放されたごみ
箱部と、このごみ箱部と組合され上面部が開放された傘
袋収容箱部と、この傘袋収容箱部に昇降可能に設けられ
傘袋を吊り下げ支持する傘袋支持部材と、傘袋支持部材
を前記傘袋収容箱部の上側に引き上げた時にその位置に
係脱可能にロックするロック機構とを具備するので、傘
袋支持部材およびごみ箱部を一体にすることにより、こ
れらの道具を取扱う手数が簡素化され、また傘袋支持部
材を傘袋収容箱部に対して出し入れする簡単な操作で、
ごみ箱部単独として使用する形態、傘袋を供給および回
収する形態に切り替えることができ、さらに店舗の出入
り口に置いて傘袋支持部材を使用する場合には、ごみ箱
部と傘袋支持部材を収容する傘袋収容箱部とを一緒の箇
所にまとめて置くことができるから、客が傘袋を取り、
また傘袋を捨てることを同じ箇所で行えて便利である。
【0048】また、請求項2の発明のごみ箱付き傘袋収
容箱によれば、ごみ箱部と傘袋収容箱部とが組み合わさ
れた構造物の底面部にキャスタが取り付けられ、傘袋支
持部材を傘袋収容箱部の上側に引き上げた時に傘袋収容
箱部からの抜き出しを阻止して係脱可能に係合するロッ
ク機構とを具備するので、傘袋支持部材を傘袋収容箱部
の上側に引き上げてロック機構により傘袋収容箱部から
の抜き出しを阻止して係脱可能に係合し、傘袋支持部材
を持って引くことによりキャスタを用いてごみ箱部と傘
袋収容箱部とが組み合わされた本装置全体を容易且つ軽
快に移動することができる。しかも、傘袋支持部材を装
置を移動する時の部材として兼用して使用することがで
きる。
【0049】請求項3の発明のごみ箱付き傘袋収容箱に
よれば、ごみ箱部と、傘袋支持部材を収容する傘袋収容
箱部とが一体であるから、両者を一緒にまとめて移動す
ることができ移動の手数が簡素化され、また両方の道具
をまとめて保管できて保管の手数が簡素化されるととも
に保管に要するスペースを縮小できる。また、傘袋支持
部材が常時傘袋収容箱部の上側に突出した状態で設けら
れるので、傘袋収容箱部に対して出し入れする操作が不
要で構成が簡素で取扱いが容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1および請求項2の発明の一実施例のご
み箱付き傘袋収容箱において傘袋支持部材を使用する形
態を示す斜視図。
【図2】同実施例のごみ箱付き傘袋収容箱において傘袋
支持部材を使用しない形態を示す斜視図。
【図3】同実施例のごみ箱付き傘袋収容箱において傘袋
支持部材を抜き出した状態を示す斜視図。
【図4】同実施例のごみ箱付き傘袋収容箱において傘袋
支持部材を使用する形態を示す断面図。
【図5】同実施例のごみ箱付き傘袋収容箱において傘袋
支持部材を使用しない形態を示す断面図。
【図6】同実施例のごみ箱付き傘袋収容箱において移動
する形態を示す断面図。
【図7】図4のAーA線に沿う断面図。
【図8】同実施例のごみ箱付き傘袋収容箱を示す平面
図。
【図9】同実施例のごみ箱付き傘袋収容箱において傘袋
支持部材のロック機構を示す分解斜視図。
【図10】異なる実施例のごみ箱付き傘袋収容箱を示す
断面図。
【図11】請求項3の発明の一実施例のごみ箱付き傘袋
収容箱を示す断面図。
【符号の説明】
1…箱体、 2…仕切り板、 3…ごみ箱部、 4…傘袋収容箱部、 8…傘袋指示部材、 9…引掛け具、 10…ロック部材、 11…ロック部材、 12…ロック部材、 13…ロック部材、 14…キャスタ、 15…スタンド、 21…ごみ袋、 22…傘袋。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面部が開放されたごみ箱部と、このご
    み箱部と一体に組合され上面部が開放された傘袋収容箱
    部と、この傘袋収容箱部に昇降可能に設けられ傘袋を吊
    り下げ支持する傘袋支持部材と、この傘袋支持部材を前
    記傘袋収容箱部の上側に引き上げた時に前記傘袋支持部
    材をその位置に係脱可能にロックするロック機構とを具
    備することを特徴とするごみ箱付き傘袋収容箱。
  2. 【請求項2】 ごみ箱部と傘袋収容箱部とが組み合わさ
    れた構造物の底面部にキャスタが取り付けられ、前記傘
    袋支持部材を前記傘袋収容箱部の上側に引き上げた時に
    前記傘袋収容箱部からの抜き出しを阻止して係脱可能に
    係合するロック機構とを具備することを特徴とする請求
    項1記載のごみ箱付き傘袋収容箱。
  3. 【請求項3】 上面部が開放されたごみ箱部と、このご
    み箱部と一体に組合され上面部が開放された傘袋収容箱
    部と、この傘袋収容箱部に一部がその上側に突出した状
    態で固定されて設けられ傘袋を吊り下げ支持する傘袋支
    持部材とを具備することを特徴とするごみ箱付き傘袋収
    容箱。
JP7047994A 1994-04-08 1994-04-08 ごみ箱付き傘袋収容箱 Pending JPH07277407A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012085668A (ja) * 2010-10-15 2012-05-10 Teramoto Corp 傘袋スタンド
JP2014226387A (ja) * 2013-05-23 2014-12-08 岐阜プラスチック工業株式会社 傘袋スタンド
CN111874390A (zh) * 2020-07-30 2020-11-03 魏谦 一种雨伞套袋机箱体

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