JPH07277071A - 自動車用補助灯装置 - Google Patents

自動車用補助灯装置

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JPH07277071A
JPH07277071A JP9060894A JP9060894A JPH07277071A JP H07277071 A JPH07277071 A JP H07277071A JP 9060894 A JP9060894 A JP 9060894A JP 9060894 A JP9060894 A JP 9060894A JP H07277071 A JPH07277071 A JP H07277071A
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brake
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Hirotoshi Asai
宏俊 浅井
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60QARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
    • B60Q1/00Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
    • B60Q1/26Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to indicate the vehicle, or parts thereof, or to give signals, to other traffic
    • B60Q1/34Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to indicate the vehicle, or parts thereof, or to give signals, to other traffic for indicating change of drive direction
    • B60Q1/38Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to indicate the vehicle, or parts thereof, or to give signals, to other traffic for indicating change of drive direction using immovably-mounted light sources, e.g. fixed flashing lamps
    • B60Q1/381Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to indicate the vehicle, or parts thereof, or to give signals, to other traffic for indicating change of drive direction using immovably-mounted light sources, e.g. fixed flashing lamps with several light sources activated in sequence, e.g. to create a sweep effect

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
  • Audible And Visible Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は自動車の後部窓部に設けられ、特別
の電源供給線を設けなくても、移動点灯や点滅などの、
後続車の注意を喚起する動作をさせられるようにした、
自動車用補助灯装置に関する。 【構成】 自動車のブレーキ信号が加えられる端子11
と、右折信号が加えられる端子12と、左折信号が加え
られる端子13を備えている。これらの端子11や1
2、13にはそれぞれダイオードDS、DR、DLの一
端が接続され、それらダイオードの他端は共通に接続さ
れている。その共通の接続点は、充放電可能な電気素子
Cを介して、接地してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車、特に乗用車の後
部窓部に設けられ、後続車の注意を喚起し追突を防止す
るための、自動車用補助灯装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車の後部に備えられているブレーキ
灯、方向指示灯の補助灯火として、電球、発光ダイオー
ド、放電管などの灯火を移動点灯させる装置が知られて
いる。この種の装置は、移動点灯させるのに、モーター
で機械的接点を駆動したり、また、トランジスタ、SC
Rを用いたスイッチング回路をCR遅延回路で順次点灯
したりする様に構成されているが、何れも灯火点灯用の
電源供給線を、入力信号線と別に設けなければならなか
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来の問
題点を解決すべくなされたもので、その目的とするとこ
ろは、特別な電源供給線を設けることなく、移動点灯、
点滅などの補助灯としての機能を発揮させられる自動車
用補助灯装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた本発明は、ブレーキ信号が加えられる端子
と、右折信号が加えられる端子および左折信号が加えら
れる端子を備え、複数の表示ランプから成る表示灯に対
し、上記複数の端子に加えられる信号の有無の組合せに
応じて移動点灯や点滅をさせるようにした自動車用補助
灯装置であって、上記各端子にはそれぞれ1つずつ整流
用のダイオードを、アノードを上記端子の側にして接続
すると共に、それらのダイオードはカソードを共通にし
て接続し、そのカソード共通接続点と接地点との間に
は、充放電可能な電気素子が設けてある自動車用補助灯
装置、をその要旨としている。
【0005】
【作用】ブレーキ信号はブレーキを踏んでいる間だけ継
続する正の直流電圧である。これがブレーキ信号入力用
の端子に加わると、表示灯の表示ランプが全て点灯され
ると共に、整流用のダイオードを通じて電気素子に充電
が行われる。右折用信号は方形波の繰り返し信号である
が、電圧が加わっている期間は電気素子に充電が行われ
ると共にその電圧が電源として使用され、電圧が加わっ
ていない間は電気素子による放電電圧によって表示灯の
表示ランプが左から右へ移動点灯する。左折信号も右折
信号と同様の信号であり、電気素子の充放電は右折の場
合と同様であるが、表示灯の表示ランプは右から左へと
移動点灯する。ブレーキ信号が加わっているときに、右
折信号が加わると左から右への移動消灯、左折信号が加
わると右から左への移動消灯になる。
【0006】
【実施例】以下本発明の実地例を示す図面について説明
する。図1は自動車の背面図で、図において1は自動車
用補助灯としての表示灯を示す。2は後部窓部である。
表示灯灯1は、後部窓部2から後方に向けて、自体の点
灯状態が後続車側から識別可能なように、図示の如く設
置されている。3は自動車背面に設けられたブレーキ灯
である。表示灯1は、複数の表示用ランプ1aを備えて
おり、図2から図5に示すように、運転者の方向指示器
操作状態やブレーキの操作状態に応じて、その点灯状態
を変化させるようにしてある。すなわち、操作状態と点
灯状態の関係は、次のようになっている。
【0007】(1)ブレーキを踏んでブレーキ灯3が点
灯している期間は、図2に示すように複数設けられてい
る表示用ランプ1aの全てが点灯する。 (2)右折の方向指示器を操作したときには、図3に示
すように、複数の表示用ランプ1aの内でブロックにな
ったランプ群1bが1ブロック毎に左側から右側へと順
次移動点灯して行く。尚表示用ランプ群1bは図3のよ
うに複数のランプ列で構成されていてもよく、また一列
のみであってもよい。 (3)左折の方向指示器を操作したときには、右折の場
合と同様のランプ群1bが、順次点灯の方向を右折とは
逆の方向にして、すなわち右側から左側の方向に順次点
灯して行く。 (4)ブレーキを踏んだ状態で、右折の方向指示器を操
作したとき、あるいは、右折の方向指示器を操作した状
態でブレーキを踏んだときには、全部のランプ1aが点
灯している中を、ブロックになったランプ群1bが、図
4に示すように1ブロック毎に左側から右側の方向へ順
次移動消灯して行く。尚表示用ランプ群1bは一列のみ
であってもよい。 (5)ブレーキを踏んだ状態で、左折の方向指示器を操
作したとき、あるいは、左折の方向指示器を操作した状
態でブレーキを踏んだときには、(4)項の右折と同様
の動作をするが、順次消灯の方向は(4)の場合とは逆
に、右側から左側の方向になる。 (6)ブレーキを踏まない状態で非常点滅スイッチを操
作した場合(いわゆるハザードランプ動作状態)には、
図5に示すように全ての表示ランプ1aが点灯と消灯を
繰り返す動作をする。 (7)非常点滅スイッチを操作した状態でブレーキを踏
んだときには、(1)項のブレーキを踏んだときと同じ
動作をする。
【0008】次に図6は自動車用補助灯装置を一部ブロ
ックで示す回路図である。10は接地線を接続するため
の端子であり、11はブレーキ信号線を、また12は右
折信号線を、そして13は左折信号線をそれぞれ接続す
るための端子である。更にダイオードDS、DR及びD
Lは信号結合用である。Cは充放電可能な電気素子とし
て例示する、蓄電用のコンデンサーである。尚このコン
デンサーCは蓄電池であってもよい。14はランプ駆動
回路で、複数の表示ランプ1aより成る表示灯1を駆動
するためのものであり、その詳しい回路構成については
後述する。
【0009】次にランプ駆動回路14について説明す
る。図7はランプ駆動回路14のブロック回路図を示す
ものである。図においてOSCは周期0.2〜1秒程度
の方形波を発振する発振器である。MMRは右折信号と
して自体に入力される方形波信号の立ち上がりを検出し
て動作を始める、再トリガー可能な単安定マルチバイブ
レーターであり、MMLは左折信号として自体に入力さ
れる方形波信号の立ち上がりを検出して動作を始める、
再トリガー可能な単安定マルチバイブレーターである。
EX−OR0は単安定マルチバイブレーターMMRとM
MLの出力を受けて、MMRかMMLの何れか一方だけ
が動作中であることを検出するために用いられている排
他的論理和(EXCLUSIVE OR)回路である。
UDCは3ビット2進のアップダウンカウンターで、ク
ロックパルスがアップ入力端子UPに加えられるとカウ
ンターの内容の数が増加し、クロックパルスがダウン入
力端子DOWNに加えられるとカウンターの内容の数が
減少していく動作をする。ANDRは単安定マルチバイ
ブレーターMMRの出力と発振器OSCの出力を受けて
その両方が動作中であることを検出するための論理積
(AND)回路である。この論理積回路ANDRの出力
はアップダウンカウンターUDCのアップ入力端子UP
に加えられる。ANDLは単安定マルチバイブレーター
MMLの出力と発振器OSCの出力を受けてその両方が
動作中であることを検出するための論理積(AND)回
路である。この論理積回路ANDLの出力はアップダウ
ンカウンターUDCのダウン入力端子DOWNへ加えら
れる。
【0010】アップダウンカウンターUDCは初期デー
タを任意の数にセットできるロード機能を有しており、
初期データ設定用の3個のロード端子A0、B0、C0
のそれぞれをHighの状態”H”、あるいはLowの
状態”L”にすることによって、3ビットの初期ロード
データがセットできる構成である。本実施例では初期ロ
ードデータを0にしてある。ロード端子LOADへの入
力信号がHighの状態”H”になるとカウンターUD
Cはアップ入力端子UPまたはダウン入力端子DOWN
に加えられるクロックパルスに応じてアップまたはダウ
ンのカウントを開始する。UA、UB、UCはアップダ
ウンカウンターUDCのカウント出力端子を示す。
【0011】次にBOCは、3ビットの2進数信号を8
進数に変換する2進−8進コード変換器である。変換器
BOCの出力は、入力端子XA、XB、XCに入力され
る2進数(バイナリー)信号の値に応じて、出力端子X
0、X1、・・・、X7の何れか一つだけが”H”にな
る。例えば、バイナリー信号が0010のときは8進数
の2に相当するので、出力端子X2の出力だけが”H”
になる。変換器BOCの8個の出力端子は、それぞれ7
個の排他的論理和回路EX−OR1〜EX−OR7の入
力の一方に接続される。各排他的論理和回路EX−OR
1〜EX―OR7の他方の入力は全て共通に接続され
て、後述のブレーキ・ハザード信号を出力する論理和回
路OR0に接続される。
【0012】次にAND0は、単安定マルチバイブレー
ターMML、MMR及び発振器OSCからの3つの信号
の論理積をとるために用いられる論理積回路である。こ
の論理積回路AND0の出力は、非常点灯スイッチを操
作した時(ハザードランプ動作状態)、即ち単安定マル
チバイブレーターMMRとMMLの両方が同時に動作し
ているとき、発振器OSCの出力と同じパルスになる。
このパルスは非常点灯スイッチが操作されていることを
示す信号であり、以下これをハザード信号と呼ぶ。非常
点灯スイッチが操作されていない時にはハザード信号
は”L”の状態になる。
【0013】次にOR0は、ブレーキ信号入力端子11
と論理積回路AND0の出力の論理和をとるために用い
られる論理和回路である。この論理和回路OR0は、結
果的に次のような働きをする。 (A)ブレーキ信号がある時には自体の出力信号、即ち
ブレーキ・ハザード信号を”H”の状態にする。 (B)ブレーキ信号が無くてハザード信号がある時はハ
ザード信号(論理積回路AND0の出力のこと)をその
まま自体の出力に出す。 (C)ブレーキ信号が無いときでかつハザード信号も無
いときは、自体の入力が共に”L”の状態であるから、
自体の出力を”L”の状態にする。
【0014】次に基本動作について説明する。入力信号
波形と電源供給方法は次の通りである。 (1)ブレーキ信号、右折信号、左折信号の波形の例を
図8の(a)、(b)、(c)にそれぞれ示す。即ち、
ブレーキ信号はブレーキを踏んでいる期間(図8の
(a)にTSで示す)だけ自動車のバッテリー電圧が現
れる。バッテリー電圧は、通常小型乗用車では直流の1
2V、バスやトラックでは直流の24Vが使われる。 (2)一方、右折、左折信号の場合は、右折または左折
の方向指示器を操作している期間(図8(b)に右折期
間をTR、また(c)に左折期間をTLで示す)はバッ
テリー電圧が図に示すように断続的に供給される。 (3)ブレーキ灯3動作時は、図7においてブレーキ信
号の入力端子11に連続的にバッテリー電圧が供給され
る。したがって論理和回路OR0の出力からは一定電圧
を取り出し続けることが出来る。これに対し、右折、左
折時はバッテリー電圧が断続的に供給される。この場合
においても論理和回路OR0からは一定の電圧を取り出
し続けることが、本装置を安定に動作させるために不可
欠である。本装置ではそれを実現するために、コンデン
サーCを用意し、ダイオードDSやDR、DLを経由し
てブレーキ信号、右折信号、左折信号のいずれからでも
電源を取り入れてコンデンサーCに充電出来るように考
慮した。このコンデンサーCは、断続している右折・左
折信号の断(OFF)の期間、即ち図8(b)のT2
R、(c)のT2Lの期間に回路を動作させるためのエ
ネルギーを蓄えることを目的として設けている。これに
より、この種の従来装置のように別に電源供給線を用意
して自動車のバッテリー回路から直接配線することによ
って電源を確保したりする必要がなくなった。このた
め、配線の数が増す、配線作業が増える等の問題を排除
することが出来た。 (4)コンデンサーCの容量値は、回路の構成により異
なるが概略値を示せば、静電容量が0.01〜1.0F
(ファラッド)程度である。なお耐圧は自動車のバッテ
リー電圧に耐えるだけの大きさを要する。コンデンサー
Cの代わりに蓄電池を使用する場合には、自動車のバッ
テリー電圧と同じ電圧で、容量が0.001〜0.1A
H程度のものが必要である。
【0015】次に具体的な装置の動作について説明す
る。本実施例の場合、論理和回路OR0の出力は排他的
論理和回路EX−OR1〜EX―OR7の共通入力に接
続されているものとする。また、排他的論理和回路EX
−OR1、EX―OR2、・・・、EX―OR7の各出
力は、それぞれ抵抗R1、R2、・・・、R7を介して
表示用ランプ1aとしての発光ダイオードLED1、L
ED2、・・・、LED7にそれぞれ接続されているも
のとする。 (1)この装置に何も信号が加えられないときの動作 右折信号、左折信号及びブレーキ信号は何れも印加され
ないので、各入力は”L”の状態になる。通常は、装置
に電源が供給されないので、この装置は動作せず、各発
光ダイオードLED1〜LED7は消灯状態にある。た
だし、ブレーキを踏んだ直後等、コンデンサーCに電気
が残っている場合は次のような動作をする。即ち右折、
左折共に信号が無いので、単安定マルチバイブレーター
MMR、MMLは共に動作せず、その出力は両方とも”
L”になる。故に排他的論理和回路EX−OR0の出力
は”L”となる。従って、アップダウンカウンターUD
Cには0がロードされてカウンターの内容が0になる。
そのため変換器BOCの出力は端子X0が”H”とな
り、1〜7番目の端子X1〜X7の出力は何れも”L”
になる。一方、ブレーキ信号も無いので、論理和回路O
R0のブレーキ側入力は”L”状態である。そして、単
安定マルチバイブレーターMMR、MMLが共に”L”
になっているため論理和回路OR0のもう一方の入力
も”L”である。故に論理和回路OR0の両入力が”
L”のため出力は”L”になる。以上により排他的論理
和回路EX−OR0〜EX−OR7の入力は、何れも2
つの入力ともに”L”となるので、各出力は”L”とな
る。従って、各発光ダイオードLED1〜LED7に電
圧が供給できないため、それらは全部消灯状態になる。
【0016】(2)ブレーキを踏んだ時の動作 右折・左折の信号がなくてブレーキを踏んだだけの時
は、全ての発光ダイオードLED1〜LED7が点灯す
る。ブレーキを踏むと、論理和回路OR0の入力のブレ
ーキ信号入力端子11側が”H”になるので、論理和回
路OR0の他方の入力の状態の如何にかかわらず、論理
和回路OR0の出力(ブレーキ・ハザード信号)は”
H”になる。従って、排他的論理和回路EX−OR1〜
EX−OR7の一方の入力端子の状態はすべて”H”に
なる。一方、アップダウンカウンターUDCは右折信号
も左折信号もないのでカウンターの内容が”0”の状態
になっており、変換器BOCの出力は0番目の端子X0
だけが”H”で、他はすべて”L”になっている。従っ
て、変換器BOCから各排他的論理和回路EX−OR1
〜EX―OR7へ供給される信号はすべて”L”であ
る。このため、EX−OR1〜EX−OR7はいずれも
一方の入力が”H”、他方が”L”となるので出力はど
れも”H”となる。従って、発光ダイオードLED1〜
LED7はすべて点灯し、ブレーキを踏んでいることを
表す。
【0017】(3)右折信号印加時の動作 右折信号だけが入力されているときは、別に述べるよう
にブレーキ・ハザード信号は”L”レベルになってい
る。故に変換器BOCの出力が”H”になっている端子
に接続されている排他的論理和回路EX−ORの出力
は”H”になる。例えば、カウンターUDCの内容が1
0進数の2になっていると、前に述べたように排他的論
理和回路EX−OR2の出力が”H”レベルになり、抵
抗器R2を通して発光ダイオードLED2に電流を流す
ことになり、その発光ダイオードLED2が点灯する。
このとき変換器BOCの他の出力は全て”L”になって
いるので、他の排他的論理和回路EX−OR1、EX―
OR3、・・・の二つの入力は共に”L”である。その
結果EX−OR2を除く各排他的論理和回路の出力は、
それぞれ全てが”L”となるので、前記発光ダイオード
LED2以外の各発光ダイオードには電流が流れず、ど
れも消灯状態となる。ところで、右折信号が加えられて
いると、アップダウンカウンターUDCがアップの計数
状態にあり、カウンターの内容が1、2、3、・・・と
順に増していく。それ故バイナリー出力が1つずつ増し
ていき、その結果変換器BOC出力はX1、X2、X
3、の順に”H”の出力が移動していく。従って、各発
光ダイオードLEDの点灯順はLED1、LED2、L
ED3、・・・の順に点灯状態が移動していく。即ち、
右折信号を加えると複数個の発光ダイオードを備えたこ
の装置は、発光ダイオードLEDを左側から右側へ1番
目、2番目、3番目、・・・と順に一つずつ点灯させて
いく。これは、右折の方向指示器を操作していることを
表している。
【0018】(4)左折信号印加時の動作 反対に、左折信号が加えられていると、アップダウンカ
ウンターUDCがダウンの計数状態にあり、カウンター
の内容が7、6、5、、・・・と順に減少していく。そ
れ故バイナリー出力が1つずつ減少していき、その結果
変換器BOCの出力はX7、X6、X5の順に”H”の
出力が移動していく。従って、発光ダイオードLEDの
点灯は、LED7、LED6、LED5、・・・の順に
移動していく。即ち、左折信号を加えると複数個の発光
ダイオードLED1〜LED7を備えたこの装置は、右
側から左側へ7番目、6番目、5番目、・・・と順に一
つずつ点灯させていくことになる。これは、左折の方向
指示器を操作していることを表している。
【0019】(5)非常点灯スイッチを操作したときの
動作 自動車の非常点灯スイッチを押すと、右折・左折の信号
が同時にそれぞれの入力端子に加わることになる。従っ
て、単安定マルチバイブレーターMMRとMMLが同時
に動作するので、論理積回路AND0入力の3端子の
内、MMRとMMLに接続された2端子が両方とも”
H”の状態になる。それ故、論理積回路AND0の出力
には、発振器OSCの出力と同じ信号(ここではそれを
ハザード信号と呼ぶ)が現れる。ここで、ブレーキを踏
んでいない状態の時には、論理和回路OR0の入力のブ
レーキ側が”L”状態のためこの論理和回路OR0の出
力のブレーキ・ハザード信号には、ハザード信号入力の
波形と同じ波形が現れる。このブレーキ・ハザード信号
は、”H”と”L”を交互に繰り返しており、その周期
は発振器OSCの発振周期と同じ0.2〜1秒程度であ
る。次にアップダウンカウンターUDC、変換器BOC
の動作を説明する。前述のように単安定マルチバイブレ
ーターMMRとMMLの出力が共に”H”になっている
ので排他的論理和回路EX−OR0の出力は”L”にな
る。このため、アップダウンカウンターUDCのLOA
D端子が”L”となりデータのロード状態になる。この
回路では、端子A0、B0、C0の全てが接地され”
L”になっているのでロードデータは”0”に設定さ
れ、カウンターUDCの内容は強制的に0となり、カウ
ンターUDC出力は2進の000となる。変換器BOC
はカウンターUDCの出力が0であるため、その出力の
0番目の端子X0だけが”H”になり、他の端子X1、
X2、・・・、X7の出力はすべて”L”の状態にな
る。変換器BOCの出力につながる各排他的論理和回路
EX−OR1〜EX−OR7は変換器BOCからの信号
が全て”L”になっているので、これら排他的論理和回
路EX−ORの出力は、ブレーキ・ハザード信号の状態
が”H”か”L”かにより制御される。ブレーキ・ハザ
ード信号の”H”、”L”に対応して、各排他的論理和
回路EX−ORの出力は”H”、”L”になる。それ故
各排他的論理和回路EX−ORにつながる発光ダイオー
ドLED1〜LED7は、ハザード信号の波形に従っ
て、全てが同時に点灯と消灯を繰り返すことになる。こ
れは、非常点灯スイッチをを操作していることを表して
いる。
【0020】(6)右折または左折時でブレーキを踏ん
だときの動作 右折時の動作は上述の(3)、また左折時の動作は上述
の(4)で述べた通りである。このいずれかの状態の時
にブレーキを踏んだ場合の動作について説明する。右折
時は(3)で述べた通り、変換器BOCの出力が1番
目、2番目、・・・の順に一つだけが”H”になると共
に他は全て”L”になっている。ブレーキを踏むとブレ
ーキ・ハザード信号が”H”になるので、排他的論理和
回路EX−OR1〜EX−OR7の共通入力は”H”に
なる。このため、各排他的論理和回路EX−ORの出力
は他方の入力の状態の反対、即ち入力が”H”なら出力
は”L”、入力が”L”なら出力は”H”となる。従っ
て、ブレーキを踏むと各排他的論理和回路EX−ORの
出力の”L”と”H”が逆になるので、発光ダイオード
LEDの”点灯”と”消灯”の状態がブレーキを踏まな
い時と反対になる。このことは、ブレーキを踏まないと
きには消灯している発光ダイオードLED群の中を一つ
だけ点灯した部分が移動していき、ブレーキを踏むと点
灯している発光ダイオードLED群の中を一つだけ消灯
した部分が移動していくことを意味するものである。左
折時も右折と同様の動作をする。相違点は、発光ダイオ
ードLEDの点灯または消灯の移動方向が反対になるだ
けである。
【0021】(7)非常点灯スイッチを操作した状態で
ブレーキを踏んだときの動作 非常点灯スイッチを操作した時の動作は、上述の(5)
の通りであり、変換器BOCから排他的論理和回路EX
−ORへの信号は全て”L”になっている。一方、ブレ
ーキを踏むとブレーキ信号が”H”になるため、論理和
回路OR0の出力(ブレーキ・ハザード信号)は連続的
に”H”になる。各排他的論理和回路EX−OR0〜E
X−OR7の入力は、一方が”L”、他方が”H”のた
め、出力は”H”となり、発光ダイオードLED0〜L
ED7は点灯しブレーキを踏んでいることを表示する。
即ち、ハザードよりもブレーキが優先して動作する。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明の自動車用補
助灯装置は、特別な電源供給線を設けることなく、ブレ
ーキ信号や右折・左折信号そのものの電圧を用いること
によって、移動点灯、点滅などの種々の識別動作をさせ
られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車の背面図である。
【図2】自動車用補助灯装置の表示灯の説明図である。
【図3】表示灯の右折時移動点灯状態を示す説明図であ
る。
【図4】ブレーキを踏んだ状態での表示灯右折時移動点
灯状態を示す説明図である。
【図5】表示灯のハザード点滅状態を示す説明図であ
る。
【図6】自動車用補助灯装置のブロック回路図である。
【図7】自動車用補助灯装置の詳細な回路図である。
【図8】(a)はブレーキ信号、(b)は右折信号、
(c)は左折信号をそれぞれ示す電気的波形図である。
【符号の説明】
10 接地線接続用の端子 11 ブレーキ信号入力用の端子 12 右折信号入力用の端子 13 左折信号入力用の端子 DS、DR、DL 整流用ダイオード C 充放電可能な電気素子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレーキ信号が加えられる端子と、右折
    信号が加えられる端子および左折信号が加えられる端子
    を備え、複数の表示ランプから成る表示灯に対し、上記
    複数の端子に加えられる信号の有無の組合せに応じて移
    動点灯や点滅をさせるようにした自動車用補助灯装置で
    あって、上記各端子にはそれぞれ1つずつ整流用のダイ
    オードを、アノードを上記端子の側にして接続すると共
    に、それらのダイオードはカソードを共通にして接続
    し、そのカソード共通接続点と接地点との間には、充放
    電可能な電気素子が設けてあることを特徴とする自動車
    用補助灯装置。
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