JPH07277055A - 水取りマット - Google Patents

水取りマット

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Publication number
JPH07277055A
JPH07277055A JP9287294A JP9287294A JPH07277055A JP H07277055 A JPH07277055 A JP H07277055A JP 9287294 A JP9287294 A JP 9287294A JP 9287294 A JP9287294 A JP 9287294A JP H07277055 A JPH07277055 A JP H07277055A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
sheet
bag body
water absorbing
mat
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9287294A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunio Kasai
國雄 笠井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AMII WORLD KK
Original Assignee
AMII WORLD KK
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Filing date
Publication date
Application filed by AMII WORLD KK filed Critical AMII WORLD KK
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Publication of JPH07277055A publication Critical patent/JPH07277055A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 吸水性に富み、汚れが目立たず、かつ、吸水
性能の回復が簡単な水取りマットの提供。 【構成】 水取りマット1に関する。防水性を有する裏
面シート5及び表面シート4が重合されて偏平な袋体2
が構成され、袋体2の一部に形成された開口部6から袋
体2の内部に吸水シート3が抜挿自在に収納される。袋
体2の表面シート4に多数の通水孔7が穿設される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の床あるいは建
物の玄関、洗面所等の床に敷いて零れた靴底あるいは裸
足の水を吸い取る水取りマットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建物の出入り口、自動車の床等に
は靴の汚れを落とすためにゴムマットあるいは表面に植
毛を施したゴムマット等を敷くことが多い。しかし、こ
のようなマットは吸水性が乏しく、水量が多いとすぐに
マット表面が濡れてしまうので、かえって床が汚れる心
配がある。また、建物内部の洗面所、台所等の床には、
タオルマットあるいは裏面に防水層を設けたタオルマッ
トが使用される。このようなマットは吸水性が良いもの
の非常に汚れやすく、外部の汚れが侵入しやすい場所に
は不適当である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、吸水性に富
み、汚れが目立ちにくく、濡れた吸水シートのみを取り
出して乾燥することが可能で、破損した吸水シートを交
換できる水取りマットを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を達成するための手段】水取りマットに関する。
防水性を有する裏面シート及び表面シートが重合されて
偏平な袋体が構成される。袋体の一部に開口部が形成さ
れる。袋体の内部に吸水シートが開口部を通して抜挿自
在に収納される。袋体の表面シートに多数の通水孔が穿
設される。
【0005】表面シートの表面に多数の凹凸を形成し、
凹部に通水孔を形成すると共に通水孔がその中心方向裏
面側に傾斜する底面の中心部に受水側より小径の排水口
を形成した構造とすることは望ましい。
【0006】
【作用】表面シートは靴底,足裏などとの接触面とな
る。
【0007】表面シートにおける多数の通水孔は表面シ
ート表面の水を袋体の内部の吸水シートに誘導する。吸
水シートは表面シート表面の水を吸収し保有する。
【0008】防水性に富んだ袋体は、床面への水の透過
を防止する。また、表面の汚れを目立たなくする。吸水
シートが袋体の内部に開口部を通して抜挿自在に収納さ
れる構成は、袋体からの吸水シートの取出しを容易と
し、吸水シートのみの乾燥及び交換を可能とする。
【0009】通水孔の底面を中心方向裏面側に傾斜した
構成は、袋体内部への水の排出をスムーズにする。表面
シートに形成された多数の凹凸は靴底あるいは足裏と水
取りマットとの接触を多数の点あるいはスポットによる
ものとし、靴底や足裏の水が通水孔に誘導されやすくす
る。
【0010】通水孔の排水口が通水孔の受水側より小径
である構成は、吸水シートに保有された水が袋体表面へ
逆流することを抑制する。
【0011】
【実施例】図1において、水取りマット1は、開口部6
を有する偏平な袋体2と、開口部6を通して袋体2の内
部に抜挿自在に収納される吸水シート3を備える。
【0012】袋体2は、水取りマット1を敷く場所及び
その床面の広さに応じて適宜大きさおよび形状を有し、
塩化ビニル等の可撓性及び防水性に富んだ合成樹脂を素
材とする。袋体2は同形同大(図に示す例では四角形)
の表面シート4と裏面シート5を重ね、その1辺を除く
周縁を溶着して構成され、溶着されない前記1辺に開口
部6が形成されている。そして、前記1辺に隣接する他
の2辺の開口部6寄りにおいて、表面シート4と裏面シ
ート5が金具10で固定され、開口部6の開閉によって
隣接する2辺が引き裂かれないようになっている。
【0013】袋体2を構成する表面シート4の表面は縦
・横に整列された多数の凹凸で形成され、その凹部に通
水孔7が穿設されている。これにより通水孔7を介して
袋体2の表面と内部が連通されている。これらの通水孔
7は、図2に示すように、その中心方向裏面側に傾斜す
る底面8を有し、底面8の中心部の最も低い位置に、通
水孔7の受水側より小径の排水口9が形成されている。
吸水シート3は袋体2より一回り小さく、再生パルプ等
の吸水性に富んだ材料を厚紙もしくは板状に成形したも
のである。実施例では平板状とした一方の再生パルプ紙
に突条11を形成してハネカム状とした他方の再生パル
プ紙を貼り合わせたものが使用されている。この水取り
マット1は、その表面シート4を上に向けて必要な場所
の床に載置される。そして、濡れた靴底,足裏で表面シ
ート4が踏まれると、靴底や足裏の水は通水孔7に落
ち、これを通って袋体2の内部に誘導され、排水口9か
ら吸水シート3に吸い込まれる。吸水シート3は吸水に
よって濡れるが、袋体2の裏面シート5は防水性を有す
るので、吸水シート3に保有された水によって袋体2の
下方が濡れてしまうことはない。また、袋体2の上に乗
っても、排水口9は通水孔7の受水側より小径なので吸
水シート3に保有された水が通水孔7を通して袋体2の
表面に逆流することは少ない。さらに、吸水シート3の
表面に、表面シート4との接触面積が小さくなるよう多
数の凹凸が形成されているので靴底,足裏の水は通水孔
7に誘導され易い。
【0014】天候の回復等により吸水シート3が不要に
なったら、開口部6を通して吸水シート3を袋体2から
取り出し、乾燥させた後再び袋体2に収納する。また、
吸水シート3はその材質上袋体2より破損しやすいが、
破損した場合には吸水シート3のみを交換すれば良い。
表面シート4における通水孔7や排水口9の泥などによ
る目詰りは袋体2をはたいたり、水洗いすることで簡単
に除去することができる。
【0015】以上は、一実施例であって、本発明は図示
されたものに限定されない。開口部6は裏面シート5の
中央部などの適宜箇所に形成することが可能である。ま
た、表面シート4と裏面シート5はファスナーなどによ
って一体化および分離可能としてもよい。表面シート4
は平らな面に通水孔7を穿設したのであってもよい。な
お、本願明細書において、穿設は貫通して孔が形成され
ていることを意味し、成形時の貫通形成、ポンチなどの
後加工による貫通形成を包含する。
【0016】
【発明の効果】袋体の表面に付着した水は通水孔を通っ
て袋体の内部に誘導され、吸水シートに吸い込まれるの
で、袋体表面に水が停滞することがなく、靴底や足裏の
水滴を快適に取除くことができる。しかも、吸水シート
に保有された水は袋体に遮断されて下方に漏出しないた
め、雨水や生活水によって床面が濡れるのを防ぐことが
できる。また、袋体は防水性を有するので、布のように
汚れた水を吸い込むことがなく、表面の汚れが目立たな
い。開口部を通して簡単に吸水シートを袋体から取り出
すことができるので、吸水シートが吸収飽和状態になっ
たり不要の場合は、袋体の外部において容易に乾燥する
ことが可能で、吸水シートが破損した場合は、吸水シー
トのみを交換すれば済み、袋体はそのまま使用すること
ができて経済的である。
【0017】通水孔の底面を中心方向裏面側に傾斜さ
せ、その中心部に受水側より小径の排水口を形成する
と、通水孔に落下した水が排出口からスムーズに袋体内
部に排出される一方、袋体の上に乗っても、吸水シート
に保有された水が排出口を通って上方に逆流しにくく、
逆流による不快感や履物,足裏および床面の濡れを防ぐ
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す水取りマットの斜視図
【図2】図1のA−A線に沿った断面図(一部)
【符号の説明】
1 水取りマット 2 袋体 3 吸水シート 4 表面シート 5 裏面シート 6 開口部 7 通水孔 8 底面 9 排水口 10 金具 11 突条

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 防水性を有する裏面シート及び表面シー
    トが重合されて成る偏平な袋体の一部に開口部が形成さ
    れ、袋体の内部に吸水シートが開口部を通して抜挿自在
    に収納され、袋体の表面シートに多数の通水孔が穿設さ
    れたことを特徴とする水取りマット。
  2. 【請求項2】 表面シートは表面側に多数の凹凸が形成
    され、凹部に通水孔が形成され、通水孔はその中心方向
    裏面側に傾斜する底面の中心部に受水側より小径の排水
    口が形成された構造のものであることを特徴とする請求
    項1に記載された水取りマット。
JP9287294A 1994-04-07 1994-04-07 水取りマット Withdrawn JPH07277055A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9287294A JPH07277055A (ja) 1994-04-07 1994-04-07 水取りマット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9287294A JPH07277055A (ja) 1994-04-07 1994-04-07 水取りマット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07277055A true JPH07277055A (ja) 1995-10-24

Family

ID=14066535

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9287294A Withdrawn JPH07277055A (ja) 1994-04-07 1994-04-07 水取りマット

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JP (1) JPH07277055A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000166852A (ja) * 1998-12-07 2000-06-20 Sugiyama:Kk 使い捨て床シート
WO2000051841A1 (en) * 1999-03-04 2000-09-08 Marek Glowniak Car rug
WO2001067850A1 (de) * 2000-03-16 2001-09-20 Wilhelm Schreiner Nässeschutzmatte für tiertransporter
CN107847102A (zh) * 2015-08-05 2018-03-27 美利肯公司 多部件地板垫的安装

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WO2000051841A1 (en) * 1999-03-04 2000-09-08 Marek Glowniak Car rug
WO2001067850A1 (de) * 2000-03-16 2001-09-20 Wilhelm Schreiner Nässeschutzmatte für tiertransporter
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Effective date: 20010703