JPH07276306A - 自動鉋盤 - Google Patents
自動鉋盤Info
- Publication number
- JPH07276306A JPH07276306A JP7313894A JP7313894A JPH07276306A JP H07276306 A JPH07276306 A JP H07276306A JP 7313894 A JP7313894 A JP 7313894A JP 7313894 A JP7313894 A JP 7313894A JP H07276306 A JPH07276306 A JP H07276306A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- plane
- limit position
- upper limit
- lower limit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Milling, Drilling, And Turning Of Wood (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動鉋盤の鉋胴をリミットスイッチによるこ
となく上限位置と下限位置に停止させる。 【構成】 鉋胴2をテーブル1上で上下動させるモータ
5にモータ出力検出器7を設ける。演算装置6内にモー
タの任意の基準回転速度を記憶し、モータ出力検出器の
出力信号から得られる回転速度が該任意の基準回転速度
を下回った場合に演算装置がモータ停止信号を出力す
る。これにより、鉋胴はリミットスイッチによることな
く上限位置と下限位置に停止する。
となく上限位置と下限位置に停止させる。 【構成】 鉋胴2をテーブル1上で上下動させるモータ
5にモータ出力検出器7を設ける。演算装置6内にモー
タの任意の基準回転速度を記憶し、モータ出力検出器の
出力信号から得られる回転速度が該任意の基準回転速度
を下回った場合に演算装置がモータ停止信号を出力す
る。これにより、鉋胴はリミットスイッチによることな
く上限位置と下限位置に停止する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被切削材が載せられる
テーブルと該被切削材を切削する回転鉋刃を有した鉋胴
との間の相対距離の上限値と下限値をリミットスイッチ
等の検知器を設けることなく検知することができる自動
鉋盤に関する。
テーブルと該被切削材を切削する回転鉋刃を有した鉋胴
との間の相対距離の上限値と下限値をリミットスイッチ
等の検知器を設けることなく検知することができる自動
鉋盤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動鉋盤は、実公昭62−417
62号に示されるように、昇降テーブルの上限位置と下
限位置とにリミットスイッチ等の検知器を備え、昇降テ
ーブルが上限位置又は下限位置に達すると検知器がこれ
を検知し、昇降テーブルの駆動モータに停止信号を出力
するようになっている。
62号に示されるように、昇降テーブルの上限位置と下
限位置とにリミットスイッチ等の検知器を備え、昇降テ
ーブルが上限位置又は下限位置に達すると検知器がこれ
を検知し、昇降テーブルの駆動モータに停止信号を出力
するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ように上限位置及び下限位置にリミットスイッチ等の検
知器を配置する場合は、部品点数が増加し、装置構造が
複雑化し、組付け工数も増加し、コストアップを招く。
ように上限位置及び下限位置にリミットスイッチ等の検
知器を配置する場合は、部品点数が増加し、装置構造が
複雑化し、組付け工数も増加し、コストアップを招く。
【0004】従って、本発明は、リミットスイッチ等の
検知器を省略しても、昇降テーブル等の上限又は下限を
検知し、装置構造を簡素化することができる自動鉋盤を
提供することを目的とする。
検知器を省略しても、昇降テーブル等の上限又は下限を
検知し、装置構造を簡素化することができる自動鉋盤を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、被切削材が載せられるテーブル1と該被
切削材を切削する回転鉋刃2aを有した鉋胴2とがモー
タ5により相対移動可能であり、該テーブル1と鉋胴2
との間の相対距離Aをモータ出力検出器7の出力信号に
より検知可能である自動鉋盤において、上記モータ5の
任意の基準回転速度を記憶し、上記モータ出力検出器7
の出力信号から得られる回転速度が該任意の基準回転速
度を下回った場合にモータ停止信号を出力する演算装置
6が設けられた構成とし、また、被切削材が載せられる
テーブル1と該被切削材を切削する回転鉋刃2aを有し
た鉋胴2とがモータ5により相対移動可能であり、該テ
ーブル1と鉋胴2との間の相対距離Aをモータ出力検出
器7の出力信号により検知可能である自動鉋盤におい
て、上記テーブル1と鉋胴2との間の相対距離Aの上限
値と下限値とを記憶し、上記モータ出力検出器7の出力
信号から得られる現在の相対距離Aが該上限値又は下限
値に一致した場合にモータ停止信号を出力する演算装置
6が設けられた構成とする。
め、本発明は、被切削材が載せられるテーブル1と該被
切削材を切削する回転鉋刃2aを有した鉋胴2とがモー
タ5により相対移動可能であり、該テーブル1と鉋胴2
との間の相対距離Aをモータ出力検出器7の出力信号に
より検知可能である自動鉋盤において、上記モータ5の
任意の基準回転速度を記憶し、上記モータ出力検出器7
の出力信号から得られる回転速度が該任意の基準回転速
度を下回った場合にモータ停止信号を出力する演算装置
6が設けられた構成とし、また、被切削材が載せられる
テーブル1と該被切削材を切削する回転鉋刃2aを有し
た鉋胴2とがモータ5により相対移動可能であり、該テ
ーブル1と鉋胴2との間の相対距離Aをモータ出力検出
器7の出力信号により検知可能である自動鉋盤におい
て、上記テーブル1と鉋胴2との間の相対距離Aの上限
値と下限値とを記憶し、上記モータ出力検出器7の出力
信号から得られる現在の相対距離Aが該上限値又は下限
値に一致した場合にモータ停止信号を出力する演算装置
6が設けられた構成とする。
【0006】
【作用】テーブル1又は鉋胴2がモータ5の駆動により
例えば上下方向で相対移動し、両者間の相対距離Aが加
減される。そして、鉋胴2が被切削材に当接し、切断作
業を開始すると被切削材はこの相対距離Aに等しい厚さ
で切削される。
例えば上下方向で相対移動し、両者間の相対距離Aが加
減される。そして、鉋胴2が被切削材に当接し、切断作
業を開始すると被切削材はこの相対距離Aに等しい厚さ
で切削される。
【0007】相対距離には上限値と下限値があり、テー
ブル1又は鉋胴2は上限値と下限値の各々に対応した上
限位置又は下限位置で停止させる必要がある。演算装置
6は、テーブル1又は鉋胴2が上限位置又は下限位置に
至ったときの任意のモータの回転速度である基準回転速
度を記憶している。
ブル1又は鉋胴2は上限値と下限値の各々に対応した上
限位置又は下限位置で停止させる必要がある。演算装置
6は、テーブル1又は鉋胴2が上限位置又は下限位置に
至ったときの任意のモータの回転速度である基準回転速
度を記憶している。
【0008】そして、テーブル1又は鉋胴2が相対移動
により上限位置又は下限位置に至る。このときモータに
負荷がかかり回転速度が低下するため、モータ出力検出
器7の出力信号から得られる回転速度は任意の基準回転
速度より下回り、演算装置6はモータ停止信号を出力す
る。これにより、テーブル1又は鉋胴2は上限位置又は
下限位置に至ると、モータ5が停止し、テーブル1又は
鉋胴2は上限位置又は下限位置で停止することとなる。
また、鉋胴2が被切削材に当接した場合も鉋胴2を停止
させる必要があるが、この場合も鉋胴2が被切削材に当
接すれば、モータに負荷がかかるため上限位置又は下限
位置と同様にモータ5を停止させることができる。
により上限位置又は下限位置に至る。このときモータに
負荷がかかり回転速度が低下するため、モータ出力検出
器7の出力信号から得られる回転速度は任意の基準回転
速度より下回り、演算装置6はモータ停止信号を出力す
る。これにより、テーブル1又は鉋胴2は上限位置又は
下限位置に至ると、モータ5が停止し、テーブル1又は
鉋胴2は上限位置又は下限位置で停止することとなる。
また、鉋胴2が被切削材に当接した場合も鉋胴2を停止
させる必要があるが、この場合も鉋胴2が被切削材に当
接すれば、モータに負荷がかかるため上限位置又は下限
位置と同様にモータ5を停止させることができる。
【0009】また、本発明において、演算装置6がテー
ブル1と鉋胴2との間の相対距離Aの上限値と下限値と
を記憶し、モータ出力検出器7の出力信号から得られる
現在の相対距離が該上限値又は下限値に一致した場合に
モータ停止信号を出力する場合は、演算装置6がモータ
出力検出器7の出力信号からテーブル1又は鉋胴2の現
在位置を演算し、現在位置が上限値又は下限値に一致す
ると、モータ5が停止し、テーブル1又は鉋胴2が上限
位置又は下限位置に停止することとなる。
ブル1と鉋胴2との間の相対距離Aの上限値と下限値と
を記憶し、モータ出力検出器7の出力信号から得られる
現在の相対距離が該上限値又は下限値に一致した場合に
モータ停止信号を出力する場合は、演算装置6がモータ
出力検出器7の出力信号からテーブル1又は鉋胴2の現
在位置を演算し、現在位置が上限値又は下限値に一致す
ると、モータ5が停止し、テーブル1又は鉋胴2が上限
位置又は下限位置に停止することとなる。
【0010】
【実施例】以下、本発明に係る自動鉋盤の実施例を図面
に基づいて説明する。実施例1 この自動鉋盤は、図1に示されるように、木材等の被切
削材が載せられるテーブル1にコラム(図示せず)が門
型に立設され、該コラムに鉋胴2が上下動可能に支持さ
れている。該コラムには鉋胴2と螺合する送りネジ3が
取り付けられ、該送りネジ3はベベルギア4a,4b等
を介し昇降用のモータ5で所望の向きに駆動されるよう
になっている。該モータ5は、作業者の電源スイッチ
(図示せず)のON・OFF操作により駆動・停止する
ようになっている。
に基づいて説明する。実施例1 この自動鉋盤は、図1に示されるように、木材等の被切
削材が載せられるテーブル1にコラム(図示せず)が門
型に立設され、該コラムに鉋胴2が上下動可能に支持さ
れている。該コラムには鉋胴2と螺合する送りネジ3が
取り付けられ、該送りネジ3はベベルギア4a,4b等
を介し昇降用のモータ5で所望の向きに駆動されるよう
になっている。該モータ5は、作業者の電源スイッチ
(図示せず)のON・OFF操作により駆動・停止する
ようになっている。
【0011】鉋胴2はテーブル1の上面に平行な駆動軸
(図示せず)を有し、該駆動軸に回転鉋刃2aが取り付
けられている。また、鉋胴2には送材ローラ(図示せ
ず)が設けられている。回転鉋刃及び送材ローラの駆動
軸は、他のモータ(図示せず)により駆動されるように
なっている。
(図示せず)を有し、該駆動軸に回転鉋刃2aが取り付
けられている。また、鉋胴2には送材ローラ(図示せ
ず)が設けられている。回転鉋刃及び送材ローラの駆動
軸は、他のモータ(図示せず)により駆動されるように
なっている。
【0012】また、該鉋胴2の上下動を制御するため、
上記昇降用のモータ5の出力はモータ出力検出器7によ
り検出され、該モータ出力検出器7の出力信号を得て演
算装置(CPU)6が所定の演算を行いモータドライブ
回路8に動作信号を出力するようになっている。
上記昇降用のモータ5の出力はモータ出力検出器7によ
り検出され、該モータ出力検出器7の出力信号を得て演
算装置(CPU)6が所定の演算を行いモータドライブ
回路8に動作信号を出力するようになっている。
【0013】モータ出力検出器7は、モータ5の回転速
度と回転量を検出し、鉋胴2の移動量を求めることがで
きる移動量検出器である。演算装置6は、モータ出力検
出器7の出力信号に基づく所定の演算を行い、テーブル
1と鉋胴2との間の相対距離Aを求め、その相対距離A
を図示しない表示装置に表示させたり、相対距離Aが被
切削材の位置を検出した時に鉋胴2を停止させたりする
等の制御を行うようになっている。
度と回転量を検出し、鉋胴2の移動量を求めることがで
きる移動量検出器である。演算装置6は、モータ出力検
出器7の出力信号に基づく所定の演算を行い、テーブル
1と鉋胴2との間の相対距離Aを求め、その相対距離A
を図示しない表示装置に表示させたり、相対距離Aが被
切削材の位置を検出した時に鉋胴2を停止させたりする
等の制御を行うようになっている。
【0014】しかして、電源がONにされ、昇降用のモ
ータ5が起動すると、鉋胴2が送りネジ3に沿って上昇
し又は下降する。これにより、回転鉋刃2aとテーブル
1との相対距離Aが調節される。その後、回転鉋刃2a
及び送材ローラの駆動により、被切削材はテーブル1上
を一方向に送られつつ上記相対距離Aに等しい厚さで切
削されることになる。
ータ5が起動すると、鉋胴2が送りネジ3に沿って上昇
し又は下降する。これにより、回転鉋刃2aとテーブル
1との相対距離Aが調節される。その後、回転鉋刃2a
及び送材ローラの駆動により、被切削材はテーブル1上
を一方向に送られつつ上記相対距離Aに等しい厚さで切
削されることになる。
【0015】上記鉋胴2は、その上限位置と下限位置で
あるところの例えば送りネジ3の上下端で停止するが、
その際昇降用のモータ5を停止させるため、上記演算装
置6内の記憶装置であるRAM9には、上記モータ5の
任意の基準回転速度が記憶され、上記モータ出力検出器
7の出力信号から得られる回転速度が該任意の基準回転
速度を下回った場合に演算装置6からモータ停止信号が
出力されるようになっている。
あるところの例えば送りネジ3の上下端で停止するが、
その際昇降用のモータ5を停止させるため、上記演算装
置6内の記憶装置であるRAM9には、上記モータ5の
任意の基準回転速度が記憶され、上記モータ出力検出器
7の出力信号から得られる回転速度が該任意の基準回転
速度を下回った場合に演算装置6からモータ停止信号が
出力されるようになっている。
【0016】モータ出力検出器7の出力信号は、鉋胴2
がその上限位置と下限位置との中間に位置する場合に、
例えば図2(A)に示されるような時間aのパルスとな
る。任意の基準回転速度は、鉋胴2が送りネジ3の例え
ば螺旋溝の末端に到達し、負荷が加わってモータ5の回
転数が急激に低下した際の回転数であり、図2(B)に
示されるようなモータ出力検出器7の出力信号の1パル
スの時間Aとして記憶されている。なお、鉋胴2の上限
位置と下限位置は鉋胴2に当接しうるストッパを自動鉋
盤のコラム上所定箇所に設けることにより設定してもよ
い。
がその上限位置と下限位置との中間に位置する場合に、
例えば図2(A)に示されるような時間aのパルスとな
る。任意の基準回転速度は、鉋胴2が送りネジ3の例え
ば螺旋溝の末端に到達し、負荷が加わってモータ5の回
転数が急激に低下した際の回転数であり、図2(B)に
示されるようなモータ出力検出器7の出力信号の1パル
スの時間Aとして記憶されている。なお、鉋胴2の上限
位置と下限位置は鉋胴2に当接しうるストッパを自動鉋
盤のコラム上所定箇所に設けることにより設定してもよ
い。
【0017】しかして、鉋胴2がその上限位置と下限位
置に至り、モータ5に負荷が掛ってその回転速度が低下
すると、上記モータ出力検出器7の出力信号の1パルス
の時間aが長くなる。この1パルスの時間aが任意の基
準回転速度のパルスの時間Aに一致し又はそれを越える
と演算装置6がモータ停止信号をモータドライブ回路8
に出力する。モータドライブ回路8は該出力に基づき昇
降用のモータ5を停止させる。これにより、鉋胴2がそ
の上限位置又は下限位置で停止することとなる。
置に至り、モータ5に負荷が掛ってその回転速度が低下
すると、上記モータ出力検出器7の出力信号の1パルス
の時間aが長くなる。この1パルスの時間aが任意の基
準回転速度のパルスの時間Aに一致し又はそれを越える
と演算装置6がモータ停止信号をモータドライブ回路8
に出力する。モータドライブ回路8は該出力に基づき昇
降用のモータ5を停止させる。これにより、鉋胴2がそ
の上限位置又は下限位置で停止することとなる。
【0018】なお、鉋胴2がその上限位置又は下限位置
に到達した場合に限らず、上限位置と下限位置との中間
において鉋刃2が被切削材に当接した際もモータ5の回
転速度が任意の基準回転速度を下回るため、モータ5が
停止することとなる。従って、切削加工の初期位置の設
定が容易になる。
に到達した場合に限らず、上限位置と下限位置との中間
において鉋刃2が被切削材に当接した際もモータ5の回
転速度が任意の基準回転速度を下回るため、モータ5が
停止することとなる。従って、切削加工の初期位置の設
定が容易になる。
【0019】実施例2 図1に示される演算装置6内の記憶装置であるROM1
0に、テーブル1と鉋胴2との間の相対距離Aの上限値
と下限値とが記憶されている。
0に、テーブル1と鉋胴2との間の相対距離Aの上限値
と下限値とが記憶されている。
【0020】演算装置6は、モータ出力検出器7の出力
信号から得られる現在の相対距離が該上限値又は下限値
に一致した場合に、モータ停止信号を出力するようにな
っている。すなわち、演算装置6はモータ出力検出器7
の出力信号に基づき現在の相対距離を演算する。例え
ば、モータ出力検出器7の出力信号によりモータ5が5
0回転したことを検知し、これを処理して相対距離が8
0cmであると算出する。演算装置6はその比較器にお
いて該算出値を上記ROM10に記憶された上限値又は
下限値と比較し、一致すればモータ停止信号を出力す
る。モータドライブ回路8は該出力に基づき昇降用のモ
ータ5を停止させる。これにより、鉋胴2がその上限位
置又は下限位置で停止することとなる。
信号から得られる現在の相対距離が該上限値又は下限値
に一致した場合に、モータ停止信号を出力するようにな
っている。すなわち、演算装置6はモータ出力検出器7
の出力信号に基づき現在の相対距離を演算する。例え
ば、モータ出力検出器7の出力信号によりモータ5が5
0回転したことを検知し、これを処理して相対距離が8
0cmであると算出する。演算装置6はその比較器にお
いて該算出値を上記ROM10に記憶された上限値又は
下限値と比較し、一致すればモータ停止信号を出力す
る。モータドライブ回路8は該出力に基づき昇降用のモ
ータ5を停止させる。これにより、鉋胴2がその上限位
置又は下限位置で停止することとなる。
【0021】なお、上記実施例1,2では鉋胴2が上下
動するようになっているが、テーブル1の方を上下動さ
せて上記相対距離Aを変更することもできる。
動するようになっているが、テーブル1の方を上下動さ
せて上記相対距離Aを変更することもできる。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、モータ出力検出器の出
力信号から得られる回転速度が該任意の基準回転速度を
下回わると演算装置によりモータ停止信号が出力される
ので、従来のようなリミットスイッチ等の検知器を別途
設けなくともテーブル又は鉋胴を上限位置又は下限位置
で停止させることができる。従って、部品点数を低減
し、装置構造を簡素化し、組付け工数を低減し、コスト
ダウンを図ることができる。
力信号から得られる回転速度が該任意の基準回転速度を
下回わると演算装置によりモータ停止信号が出力される
ので、従来のようなリミットスイッチ等の検知器を別途
設けなくともテーブル又は鉋胴を上限位置又は下限位置
で停止させることができる。従って、部品点数を低減
し、装置構造を簡素化し、組付け工数を低減し、コスト
ダウンを図ることができる。
【0023】また、上限位置又は下限位置に限らず、鉋
胴が被切削材に到達した場合も鉋胴を停止させることが
できるので、別途検出器を設けなくとも切削加工の初期
位置を簡易かつ迅速に設定することができる。
胴が被切削材に到達した場合も鉋胴を停止させることが
できるので、別途検出器を設けなくとも切削加工の初期
位置を簡易かつ迅速に設定することができる。
【0024】また、本発明において、演算装置がテーブ
ルと鉋胴との間の相対距離の上限値と下限値とを記憶
し、モータ出力検出器の出力信号から得られる現在の相
対距離が該上限値又は下限値に一致した場合にモータ停
止信号を出力する場合は、演算装置がモータ出力検出器
の出力信号からテーブル又は鉋胴の現在位置を演算し、
現在位置が上限値又は下限値に一致すると、モータが停
止し、テーブル又は鉋胴が上限位置又は下限位置に停止
することとなる。従って、この場合も従来のようなリミ
ットスイッチ等を何等必要とせず、部品点数を低減し、
装置構造を簡素化し、組付け工数を低減し、コストダウ
ンを図ることができる。
ルと鉋胴との間の相対距離の上限値と下限値とを記憶
し、モータ出力検出器の出力信号から得られる現在の相
対距離が該上限値又は下限値に一致した場合にモータ停
止信号を出力する場合は、演算装置がモータ出力検出器
の出力信号からテーブル又は鉋胴の現在位置を演算し、
現在位置が上限値又は下限値に一致すると、モータが停
止し、テーブル又は鉋胴が上限位置又は下限位置に停止
することとなる。従って、この場合も従来のようなリミ
ットスイッチ等を何等必要とせず、部品点数を低減し、
装置構造を簡素化し、組付け工数を低減し、コストダウ
ンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動鉋盤の概略説明図である。
【図2】この自動鉋盤で使用されるモータ出力検知器の
出力波形図であり、(A)は鉋胴が上限位置と下限位置
との間に位置する際の出力波形図、(B)は鉋胴が上限
位置又は下限位置に到達した際の出力波形図である。
出力波形図であり、(A)は鉋胴が上限位置と下限位置
との間に位置する際の出力波形図、(B)は鉋胴が上限
位置又は下限位置に到達した際の出力波形図である。
1…テーブル 2…鉋胴 2a…回転鉋刃2a 5…モータ 6…演算装置 7…モータ出力検出器 9…RAM 10…ROM
Claims (2)
- 【請求項1】 被切削材が載せられるテーブルと該被切
削材を切削する回転鉋刃を有した鉋胴とがモータにより
相対移動可能であり、該テーブルと鉋胴との間の相対距
離をモータ出力検出器の出力信号により検出可能である
自動鉋盤において、上記モータの任意の基準回転速度を
記憶し、上記モータ出力検出器の出力信号から得られる
回転速度が該任意の基準回転速度を下回った場合にモー
タ停止信号を出力する演算装置が設けられていることを
特徴とする自動鉋盤。 - 【請求項2】 被切削材が載せられるテーブルと該被切
削材を切削する回転鉋刃を有した鉋胴とがモータにより
相対移動可能であり、該テーブルと鉋胴との間の相対距
離をモータ出力検出器の出力信号により検出可能である
自動鉋盤において、上記テーブルと鉋胴との間の相対距
離の上限値と下限値とを記憶し、上記モータ出力検出器
の出力信号から得られる現在の相対距離が該上限値又は
下限値に一致した場合にモータ停止信号を出力する演算
装置が設けられていることを特徴とする自動鉋盤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7313894A JPH07276306A (ja) | 1994-04-12 | 1994-04-12 | 自動鉋盤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7313894A JPH07276306A (ja) | 1994-04-12 | 1994-04-12 | 自動鉋盤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07276306A true JPH07276306A (ja) | 1995-10-24 |
Family
ID=13509552
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7313894A Pending JPH07276306A (ja) | 1994-04-12 | 1994-04-12 | 自動鉋盤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07276306A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110843039A (zh) * | 2019-11-11 | 2020-02-28 | 蔡明明 | 一种芙蓉树皮提取植物纤维的方法及其装置 |
-
1994
- 1994-04-12 JP JP7313894A patent/JPH07276306A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110843039A (zh) * | 2019-11-11 | 2020-02-28 | 蔡明明 | 一种芙蓉树皮提取植物纤维的方法及其装置 |
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