JPH07276153A - 部品組付装置 - Google Patents

部品組付装置

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JPH07276153A
JPH07276153A JP7074994A JP7074994A JPH07276153A JP H07276153 A JPH07276153 A JP H07276153A JP 7074994 A JP7074994 A JP 7074994A JP 7074994 A JP7074994 A JP 7074994A JP H07276153 A JPH07276153 A JP H07276153A
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JP
Japan
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center member
charging guide
washer
assembled
shaft portion
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JP7074994A
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English (en)
Inventor
Hisao Nakakita
尚夫 中北
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Denso Ten Ltd
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Denso Ten Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 環状部品を軸部に迅速に且つ正確に組付ける
と共に、装置全体として小型化することを目的とする。 【構成】 環状部品を軸部に組付ける部品組付装置であ
って、前記環状部品を先端で把持すると共に上下動可能
に設けられた装入ガイドと、該装入ガイド内部に弾性手
段により下方に付勢されて上下動可能に装着されると共
に、前記環状部品の組付け時に先端部が前記軸部と当接
するセンタ部材と、該センタ部材が前記軸部と当接した
高さを基準として、前記環状部品の組付け時における前
記装入ガイドと前記センサ部材との相対的な距離を検出
する検出手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、環状部品を軸部に組付
ける部品組付装置に関し、詳しくはナイロン製などのワ
ッシャ部品を回転部品の抜け止め用として回転軸の先端
に組付ける部品組付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】VTR、テープレコーダ、ディスク再生
装置などの小型メカ部に使用されるギヤなど回転部品の
抜け止め用として、ナイロン製のスリットワッシャ(以
下ワッシャと称する)が組付けられている。このワッシ
ャの従来の組付工程としては、先ず、多くのワッシャが
振動装置などにより1枚ずつ並べられ、組付部が並べら
れたワッシャ上に移動し、組付部の先端に真空吸着など
によりワッシャを把持する。一方、軸部にギヤなど回転
部品が挿入されたメカ部は、水平方向移動が可能なテー
ブルに載置され、組付部に対して軸部の位置が決められ
る。そして、組付部は下降し把持しているワッシャを軸
部に押し当てる。このときワッシャはナイロン製で柔軟
であり、さらにスリットが形成されているので、軸部に
形成された外周溝にワッシャの内径が嵌合して組付けら
れる。
【0003】次にワッシャ有無検出装置により、ワッシ
ャが正確に組付部に把持され軸部に組付けられたか確認
するため、軸部にワッシャがあるかないかを検出する。
さらに、ワッシャがあることが判明したら、ワッシャ枚
数検出装置により、この軸部に組付けられたワッシャが
1枚であるか2枚であるかが検出される。これによっ
て、回転部品が挿入された軸部の先端に確実にワッシャ
を組付けていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のワッシ
ャ組付工程では、ワッシャを軸部に組付ける工程と、軸
部に組付けたワッシャの有無を検出する工程と、軸部に
組付けたワッシャの枚数を検出する工程の3段階の工程
に対し、それぞれ専用の装置が設けられており、装置が
全体として大型化すると共に、各工程毎に装置を入れ換
える必要があり、一連のワッシャ組付作業に時間を要
し、作業効率が悪いという問題があった。
【0005】また、ワッシャの把持は通常真空吸着によ
って行われているが、軸部には回転部品を滑らかに回転
させるために潤滑剤が塗布されているので、ワッシャ組
付け時において軸部上で真空吸引が続けられると、この
潤滑剤を吸引してしまう。これにより、組付部のワッシ
ャ吸着口を塞ぎ、正確にワッシャを把持できなくなる恐
れがあった。
【0006】本発明は上記課題を解消するためなされた
ものであって、環状部品を軸部に迅速に且つ正確に組付
けると共に、装置全体として小型化することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解消するため
本発明は、環状部品を軸部に組付ける部品組付装置であ
って、前記環状部品を先端で把持すると共に上下動可能
に設けられた装入ガイドと、該装入ガイド内部に弾性手
段により下方に付勢されて上下動可能に装着されると共
に、前記環状部品の組付け時に先端部が前記軸部と当接
するセンタ部材と、該センタ部材が前記軸部と当接した
高さを基準として、前記環状部品の組付け時における前
記装入ガイドと前記センサ部材との相対的な距離を検出
する検出手段とを備えることを特徴とするものである。
【0008】また、前記検出手段は、前記センタ部材、
あるいは前記装入ガイドの一方に取付けれたスリットを
有するスリット板と、前記スリットに対応して前記セン
タ部材、あるいは前記装入ガイドの他方に取付けられた
光センサとからなることを特徴とするものである。さら
に、前記スリットおよび前記光センサがそれぞれ複数個
設けられ、前記検出手段は前記装入ガイドと前記センタ
部材との相対的な位置関係を3段階以上にわたって検出
することを特徴とするものである。
【0009】前述の装入ガイドには真空ポンプに接続さ
れる吸引口が設けられ、前記センタ部材には前記吸引口
に対応する位置より上方にフランジ部が設けられ、前記
フランジ部は前記弾性手段により前記装入ガイドの内壁
に密着するよう付勢されていることを特徴とする請求項
1〜3記載の部品組付装置。前述の手段構成で前記軸部
と当接する前記センタ部材の先端部には凹部が形成され
ていることを特徴とするものである。
【0010】
【作用】環状部品は上下動可能な装入ガイドの先端に真
空吸引などにより把持される。この装入ガイドの内部に
は、センタ部材が弾性手段により下方に付勢されて上下
動可能に装着されている。そして、環状部品の組付け位
置において、装入ガイドおよびセンタ部材からなる組付
ヘッドが下降しセンタ部材が軸部の上面に当接する。セ
ンタ部材は装入ガイド内で上下動可能なのでセンタ部材
の下降はここで止まる。一方、装入ガイドはさらに環状
部品を押さえつけながら下降し、環状部品が軸部に嵌合
して組付けられる。
【0011】そこで、検出手段によりセンタ部材と軸部
が当接した高さを基準として、センタ部材と環状部品を
組付けたときの装入ガイドとの相対的な距離が検出され
る。この距離を検出することによって、環状部品の組付
けと同時に環状部品の有無、あるいは厚さに基づく環状
部品の組付け状態を認識することができる。また、検出
手段として、センタ部材あるいは装入ガイドの一方にス
リットを有するスリット板を取付け、他方にはこのスリ
ットに対応して光センサを設置することによって、セン
タ部材と装入ガイドとの相対的な距離を容易に検出でき
る。
【0012】さらに、スリットおよび光センサを、それ
ぞれ複数個設けることによって、装入ガイドとセンタ部
材との相対的な位置関係を3段階以上にわたって検出で
き、従って、環状部品の有無だけでなく、環状部品が軸
部へいくつ組付けられたかを推定することができる。ま
た、環状部品を装入ガイドの先端で把持するため、この
装入ガイドには真空ポンプと接続された吸引口を設け
る。そして、センタ部材には吸引口に対する位置より上
方にフランジ部を設ける。センタ部材が弾性手段により
下方に付勢されることにより、このフランジ部が装入ガ
イドの内壁に密着する。そして、センタ部材と装入ガイ
ドとの間の空間で真空吸引が行われ環状部品が把持され
る。
【0013】この構造で環状部品の組付けを行うと、先
ずセンタ部材と軸部が当接し、さらに装入ガイドの下降
が進むので、装入ガイド内壁とフランジ部との間に隙間
ができる。従って、この隙間により真空吸引の効果が弱
まり軸部に塗布された潤滑剤などの異物の吸引が防止さ
れる。また、環状部品は吸引力が弱まっても軸部とセン
タ部材とが当接しているので軸部より外れ落ちることな
く正確に組付けられる。
【0014】さらに、軸部と当接する前記センタ部材の
先端部に凹部を形成することにより、切削形成のため軸
部の上面中央部に生じる突起に接触することなく、軸部
上面とセンタ部材が当接するので正確な高さを基準とで
き、センサ部材と装入ガイドとの相対的な距離が精度良
く検出できる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は、本発明の部品組付装置の組付ヘッ
ドの断面図を示す。図1において、1は組付ヘッドであ
り、この組付ヘッド1は図示せぬ昇降機構により上下動
すると共に、組付部品を把持するため図示せぬ移動手段
により水平方向に移動する。2は環状部品として示すナ
イロン製のスリットワッシャ(以下ワッシャと称す
る)、3はワッシャ嵌合用の溝3’が形成された金属性
の軸部であり、基台部4に設置されている。この基台部
4は図示せぬ水平方向に移動可能なテーブルに載置さ
れ、組付ヘッド1に対し軸部3が位置決される。5は軸
部3に予め挿入されたギヤ、6は略円筒形の装入ガイ
ド、7は装入ガイド6に形成された図示せぬ真空ポンプ
と接続される吸引口である。8はワッシャ内径よりやや
小さい先端部を有する略円柱形のセンタ部材、9はセン
タ部材8に設けられたフランジ部であり、装入ガイド6
の吸引口7より上方に位置する。10はバネであり、フ
ランジ部9を介してセンタ部材8を下方に付勢してい
る。11はセンタ部材8の上方に設けられたスリット板
であり、装入ガイド6とセンタ部材8との相対的な距離
検出用スリットとしてスリットAおよびスリットBが形
成されている。このスリットAおよびスリットBのそれ
ぞれに対応する発光素子と受光素子からなる光センサA
Sおよび光センサBSが装入ガイド6に取り付けられて
いる(図1中の点線)。13はセンタ部材8が装入ガイ
ド6内に沿って上下動するため、センタ部材8に形成さ
れた支持部であり、この支持部13の水平方向の断面は
b−b’断面に示すように十字形に形成されており、真
空吸引の妨げとはならないよう構成されていいる。
【0016】先ず、ワッシャ2の中空内にセンタ部材8
の先端部を挿入し、図示せぬ真空ポンプにより装入ガイ
ド6に形成された吸引口7から装入ガイド6とセンタ部
材8の隙間を通じて真空吸引し、装入ガイド6の先端で
ワッシャ2を把持する。そして、図2に示すように、組
付ヘッド1全体を下降させると、先ずセンタ部材8が軸
部3の上面と当接する。さらに、組付ヘッド1の下降は
続くが、センタ部材8はバネ10の付勢力に抗してその
下降が停止し、装入ガイド6内で軸部3の上面と当接し
た位置で保持される。一方、装入ガイド6はワッシャ2
を押さえつけながらさらに下降する。そして、図1に示
すようにワッシャ2が軸部3の溝3’に嵌合したところ
で、軸部3と装入ガイド6がワッシャ2を介して当接す
るので装入ガイド6の下降も停止する。このとき、軸部
3と当接しているセンタ部材8の高さを基準として、装
入ガイド6とセンタ部材8との相対的な距離を検出す
る。
【0017】この距離の検出手段として光センサAS,
BS並びにスリット板11を利用する。センタ部材8が
軸部3と当接することによって、スリット板11に形成
された2つのスリットAとスリットBはその位置が固定
される。そして、この固定されたスリット板11を基準
として、装入ガイド6の下降距離が光センサAS,BS
により検出される。ここで、センタ部材に対する装入ガ
イド6の下降距離は、図4に示すように組付けられるワ
ッシャ2の有無または枚数により異なる。従って、スリ
ット板にこの装入ガイド6の下降距離に対応するスリッ
トを形成し、対応する位置に光センサASおよび光セン
サBSを設置することによって容易に下降距離が検出で
きる。
【0018】この検出を図3に示す。先ず、スリットA
はワッシャ1が軸部に装着されたか否か、即ち有るか無
いかを検出するものである。装入ガイド6がワッシャ2
を把持しているとき、つまりセンタ部材8がバネ10に
より付勢され装入ガイド6内の下方にあるときには、光
センサASはKの位置で受発光している。そして、ワッ
シャ2が2枚組付けられたときには、図4の(c)から
わかるように装入ガイド6の下降距離は小さいので、図
3に示すように光センサASの受発光位置はスリット板
11上のLの位置となる。
【0019】また、ワッシャ2が1枚組付けられたとき
には、図4の(b)からわかるようにワッシャ2が2枚
組付けられたときに比べ、装入ガイド6の下降距離はワ
ッシャ2の厚さ分だけ大きくなるので、図3に示すよう
に光センサASの受発光位置はスリット板11上のMの
位置となる。さらに、ワッシャ2が組付けられなかった
ときには、図4の(a)からわかるようにワッシャ2が
1枚組付けられたときに比べ、装入ガイド6の下降距離
はさらにワッシャ2の厚さ分だけ大きくなるので、図3
に示すように光センサASの受発光位置はスリット板1
1上からスリットA中に入りNの位置となる。
【0020】従って、光センサASによってスリットA
の中に入ったことが検出され、ワッシャ2が組付けられ
ていないことがわかるので、ワッシャ2の有無を容易に
判定できる。次に、スリットBは軸部3に組付けられた
ワッシャ2が1枚以下かそれとも2枚以上かを検出する
ものである。光センサBSは最初スリットBの中のPの
位置で受発光している。
【0021】そして、ワッシャ2が2枚組付けられたと
きには、図4の(c)からわかるように装入ガイドの下
降距離は小さいので、図3に示すように光センサBSの
受発光位置はスリットBの中のQの位置となる。また、
ワッシャ2が1枚組付けられたときには、図4の(b)
からわかるようにワッシャ2が2枚組付けられたときに
比べ、装入ガイド6の下降距離はワッシャ2の厚さ分だ
け大きくなるので、図3に示すように光センサBSの受
発光位置はスリットBより抜け出てスリット板11上の
Rの位置となり、スリットB中からスリット板11へ抜
け出たことが検出される。
【0022】また、ワッシャ2が組付けられなかったと
きには、図4の(a)からわかるようにワッシャ2が1
枚組付けられたときに比べ、さらに装入ガイド6の下降
距離はワッシャ2の厚さ分だけ大きくなるので、図3に
示すように光センサBSの受発光位置はスリットBより
抜け出てスリット板11上のSの位置となる。従って、
ワッシャ2が組付けられなかったときも、ワッシャ2が
1枚組付けられたときと同様にスリットB中からスリッ
ト板11へ抜け出たことが検出される。従って、組付け
られたワッシャ2が1枚以下かそれとも2枚以上かを検
出することができる。
【0023】そして、スリットAによる検出結果とスリ
ットBによる検出結果との論理和をとる。これにより光
センサASと光センサBSの両方の受発光位置がスリッ
ト板11上にあるとき、即ち光センサASおよび光セン
サBSの両方共が受光しなかった場合にワッシャが1枚
組付けられていることになる。従って、この検出によ
り、ワッシャ2が組付けられていないか、1枚組付けら
れているか、2枚以上組付けられているかが判明する。
【0024】このように、組付けられたワッシャ枚数に
よって生じる厚さの変位をセンタ部材と装入ガイドの相
対的な距離の変位として検出することにより、ワッシャ
の組付けと同時に組付けられたワッシャの状態を容易に
正確に認識することができる。次に、真空吸着によるワ
ッシャの把持について説明する。図2に示すようにセン
タ部材8に設けられたフランジ部9は、バネ10により
下方に付勢され装入ガイド6の内壁と密着する。そし
て、装入ガイド6に設けられた吸引口7より真空吸引さ
れることによって、ワッシャ2は装入ガイド6の先端に
把持される。そして、図1に示すように、ワッシャ2の
組付けは、先ずセンタ部材6が軸部3と当接し、さらに
装入ガイド6は下降する。このとき、装入ガイド6の内
壁とフランジ部9との間に外部とつながる隙間14がで
きる。従って、この隙間14によって真空吸引の効果が
弱まる。これによって、ギヤ5の回転のため軸部3に塗
布された潤滑剤などを異物を吸引することがなくなる。
またワッシャ2は吸引力が弱まっても、軸部3とセンタ
部材8が当接しているのでワッシャ2が軸部3より外れ
落ちることなく正確に組付けられる。
【0025】次に軸部3について、金属を切削形成して
形成されたこの軸部3には、軸部3の上面中央部に僅か
ながら突起を生じるものが多い。そして、回転部品を抜
け止めのため組付けられるナイロン製のスリットワッシ
ャ2の厚さは0.4mmと薄いので、ある程度の精度が
要求される。従って、図5に示すように、この軸部3の
突起20に接触しないため、軸部3の上面と当接するセ
ンタ部材18の先端の面に凹部19を形成する。これに
より、センタ部材18を軸部3に当接させたときに正確
な基準となり、装入ガイド6との相対的距離の検出が確
実に行え、組付けられたワッシャ2の状態を認識ができ
る。
【0026】尚、本実施例ではナイロン製のスリットワ
ッシャを嵌合用の溝が形成された軸部に組付けるものと
して説明したが、柔軟性のあるワッシャを組付けるとき
も同様である。また、回転部品の抜け止め部品の組付け
に限らず、軸に環状の部品を挿入する際も広く同様に実
施できる。さらに、本実施例では組付ヘッドが下降して
組付ける構成であったが、組付ヘッドの動きとしては上
方向、左右方向などいずれの方向でも実施可能である。
また、距離の検出手段として光センサとスリットによる
距離の検出を説明したが、リッミトスイッチなどによる
検出も検出手段として含まれる。
【0027】
【発明の効果】センタ部材が軸部と当接した高さを基準
として、環状部品を組付けたときの装入ガイドとセンタ
部材との相対的な距離を検出することにより、環状部品
の組付けと同時に組付けられた環状部材の状態を認識す
ることができる。また検出手段を複数個設けることによ
って、装入ガイドとセンタ部材との相対的な距離の変位
を段階的に検出することができるので、環状部材の厚さ
に基づき組付け個数が推定され、さらに詳しい組付け状
態が判明する。
【0028】さらに、センタ部材にフランジ部を設ける
ことにより、簡易な構造でありながら環状部材を把持す
るために吸引を不必要に行わないので、部品組付装置自
体が保護される。軸部と当接するセンタ部材の先端面を
凹部とすることにより、正確に装入ガイドとセンサ部材
との相対的な距離を精度良く検出することができる。
【0029】従って、本発明によって環状部品を軸部に
迅速に且つ正確に組付けることができると共に、装置を
全体として小型化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す組付ヘッドの断面図
【図2】本発明の一実施例を示す組付ヘッドの断面図
【図3】スリット板による距離検出を示す図
【図4】本発明のワッシャ組付け状態を示す断面図
【図5】本発明のセンタ部材先端を示す断面図
【符号の説明】
2・・・スリットワッシャ 3・・・軸部 6・・・装入ガイド 8・・・センタ部材 9・・・フランジ部 11・・・スリット板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環状部品を軸部に組付ける部品組付装置
    であって、 前記環状部品を先端で把持すると共に上下動可能に設け
    られた装入ガイドと、 該装入ガイド内部に弾性手段により下方に付勢されて上
    下動可能に装着されると共に、前記環状部品の組付け時
    に先端部が前記軸部と当接するセンタ部材と、 該センタ部材が前記軸部と当接した高さを基準として、
    前記環状部品の組付け時における前記装入ガイドと前記
    センサ部材との相対的な距離を検出する検出手段とを備
    えることを特徴とする部品組付装置。
  2. 【請求項2】 前記検出手段は、前記センタ部材、ある
    いは前記装入ガイドの一方に取付けれたスリットを有す
    るスリット板と、前記スリットに対応して前記センタ部
    材、あるいは前記装入ガイドの他方に取付けられた光セ
    ンサとからなることを特徴とする請求項1記載の部品組
    付装置。
  3. 【請求項3】 前記スリットおよび前記光センサがそれ
    ぞれ複数個設けられ、前記検出手段は前記装入ガイドと
    前記センタ部材との相対的な位置関係を3段階以上にわ
    たって検出することを特徴とする請求項2記載の部品組
    付装置。
  4. 【請求項4】 前記装入ガイドには真空ポンプに接続さ
    れる吸引口が設けられ、前記センタ部材には前記吸引口
    に対応する位置より上方にフランジ部が設けられ、 前記フランジ部は前記弾性手段により前記装入ガイドの
    内壁に密着するよう付勢されていることを特徴とする請
    求項1、請求項2または請求項3記載の部品組付装置。
  5. 【請求項5】 前記軸部と当接する前記センタ部材の先
    端部には凹部が形成されていることを特徴とする請求項
    1、請求項2、請求項3または請求項4記載の部品組付
    装置。
JP7074994A 1994-04-08 1994-04-08 部品組付装置 Pending JPH07276153A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103722359A (zh) * 2013-12-25 2014-04-16 昆山联德精密机械有限公司 一种自动扣O-ring的装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103722359A (zh) * 2013-12-25 2014-04-16 昆山联德精密机械有限公司 一种自动扣O-ring的装置
CN103722359B (zh) * 2013-12-25 2016-03-23 昆山联德精密机械有限公司 一种自动扣O-ring的装置

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