JPH07276150A - シャトル式搬送装置 - Google Patents
シャトル式搬送装置Info
- Publication number
- JPH07276150A JPH07276150A JP6066940A JP6694094A JPH07276150A JP H07276150 A JPH07276150 A JP H07276150A JP 6066940 A JP6066940 A JP 6066940A JP 6694094 A JP6694094 A JP 6694094A JP H07276150 A JPH07276150 A JP H07276150A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drive shaft
- devices
- work
- mounting jig
- bracket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Automatic Assembly (AREA)
- Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
- Reciprocating Conveyors (AREA)
- Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
- Specific Conveyance Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ワーク搬送と車種切替の自動化により、生産
性と装置の信頼性を大幅に高めることができるシャトル
式搬送装置を提供する。 【構成】 隣接する各種装置間を往復動する搬送機10
と前記各種装置に設けられて前記搬送機10との間でド
ライブシャフトWを受渡し得る取付治具30とを備え、
前記搬送機10は、前記ドライブシャフトWを立てた状
態で保持しうる上下一対の平行チャック11を、搬送ラ
インに沿って往復動可能なベース12上に搬送ラインと
直角方向へ往復動可能に設けたブラケット13に、支持
プレート14を介して設けると共に、該支持プレート1
4を前記ブラケット13に対し昇降可能に設けてなり、
また前記取付治具30は、前記平行チャック11との間
でドライブシャフトWを受渡しするための上下一対の受
金部31を前記ベース12の移動方向に複数種類有して
なり、車種切替の際に受金部31の交換を不要にした。
性と装置の信頼性を大幅に高めることができるシャトル
式搬送装置を提供する。 【構成】 隣接する各種装置間を往復動する搬送機10
と前記各種装置に設けられて前記搬送機10との間でド
ライブシャフトWを受渡し得る取付治具30とを備え、
前記搬送機10は、前記ドライブシャフトWを立てた状
態で保持しうる上下一対の平行チャック11を、搬送ラ
インに沿って往復動可能なベース12上に搬送ラインと
直角方向へ往復動可能に設けたブラケット13に、支持
プレート14を介して設けると共に、該支持プレート1
4を前記ブラケット13に対し昇降可能に設けてなり、
また前記取付治具30は、前記平行チャック11との間
でドライブシャフトWを受渡しするための上下一対の受
金部31を前記ベース12の移動方向に複数種類有して
なり、車種切替の際に受金部31の交換を不要にした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用部品の組立ラ
イン等において軸物を縦にして搬送するシャトル式搬送
装置に関する。
イン等において軸物を縦にして搬送するシャトル式搬送
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばドライブシャフトの組立ラインに
おいて、予め防塵ブーツが小径部において組み付けられ
たドライブシャフトの両端部に等速ジョイントを組み付
けたり、この等速ジョイント組付後に防塵ブーツの大径
部においてブーツバンドをかしめたりするが、その各々
の装置へのドライブシャフトの搬送は作業者による手送
りで行っていた。
おいて、予め防塵ブーツが小径部において組み付けられ
たドライブシャフトの両端部に等速ジョイントを組み付
けたり、この等速ジョイント組付後に防塵ブーツの大径
部においてブーツバンドをかしめたりするが、その各々
の装置へのドライブシャフトの搬送は作業者による手送
りで行っていた。
【0003】また、この種組立ラインでは、車種の異な
る物をランダムに流すことがあり、このような際の各種
装置における受金部の切替は作業者がその都度受金具を
手作業で取り替えることで行っていた。
る物をランダムに流すことがあり、このような際の各種
装置における受金部の切替は作業者がその都度受金具を
手作業で取り替えることで行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように各種装
置へのドライブシャフトの搬送を作業者による手送りで
行うと共に、各種装置の受金具を作業者が一々手作業で
取り替えて車種切替を行っていたため、著しく生産性が
悪く、自動化が強く要望されていた。
置へのドライブシャフトの搬送を作業者による手送りで
行うと共に、各種装置の受金具を作業者が一々手作業で
取り替えて車種切替を行っていたため、著しく生産性が
悪く、自動化が強く要望されていた。
【0005】また、受金具の着脱により受金部の構造が
複雑になって、組立パーツの加圧・引抜時の強度が十分
とれないため、装置の信頼性に欠けるという問題点もあ
った。
複雑になって、組立パーツの加圧・引抜時の強度が十分
とれないため、装置の信頼性に欠けるという問題点もあ
った。
【0006】そこで、本発明の目的は、ワーク搬送と車
種切替の自動化により、生産性と装置の信頼性を大幅に
高めることができるシャトル式搬送装置を提供すること
を目的とする。
種切替の自動化により、生産性と装置の信頼性を大幅に
高めることができるシャトル式搬送装置を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の、本発明に係るシャトル式搬送装置は、下記のように
構成されることを特徴とする。 (1)隣接する各種装置間を往復動する搬送機と前記各
種装置に設けられて前記搬送機との間で軸物からなるワ
ークを受渡し得る取付治具とを備え、前記搬送機は、前
記ワークを立てた状態で保持しうる上下一対の平行チャ
ックを、ワーク搬送ラインに沿って往復動可能なベース
上にワーク搬送ラインと直角方向へ往復動可能に設けた
ブラケットに、支持プレートを介して設けると共に、該
支持プレートを前記ブラケットに対し昇降可能に設けて
なり、また前記取付治具は、前記平行チャックとの間で
ワークを受渡しするための上下一対の受金部を前記ベー
スの移動方向に複数種類有してなる。 (2)前記ベースは複数種類の装置に跨がって設けら
れ、それぞれの装置に対応した位置に前記ブラケットを
個別に備える。
の、本発明に係るシャトル式搬送装置は、下記のように
構成されることを特徴とする。 (1)隣接する各種装置間を往復動する搬送機と前記各
種装置に設けられて前記搬送機との間で軸物からなるワ
ークを受渡し得る取付治具とを備え、前記搬送機は、前
記ワークを立てた状態で保持しうる上下一対の平行チャ
ックを、ワーク搬送ラインに沿って往復動可能なベース
上にワーク搬送ラインと直角方向へ往復動可能に設けた
ブラケットに、支持プレートを介して設けると共に、該
支持プレートを前記ブラケットに対し昇降可能に設けて
なり、また前記取付治具は、前記平行チャックとの間で
ワークを受渡しするための上下一対の受金部を前記ベー
スの移動方向に複数種類有してなる。 (2)前記ベースは複数種類の装置に跨がって設けら
れ、それぞれの装置に対応した位置に前記ブラケットを
個別に備える。
【0008】
(1)の構成によれば、ワークが立てた状態で自動的に
搬送されるため、生産性向上に加えて組立ライン長の短
縮が図れる。また、ワークを受金部より若干持ち上げて
から取り出すことにより、ワークへの加圧による受金部
への食いつき及び受金部のへたりやワークの焼入れによ
る伸びのバラツキ等に対し、寸法差が吸収される。ま
た、受金具を取り替えることなく車種切替が自動的に行
われるため、受金部の構造単純化により強度アップが図
れて装置の信頼性が高められる。 (2)の構成によれば、複数種類の装置間で同時にワー
クが受渡しされるため、前記生産性向上がさらに助長さ
れる。
搬送されるため、生産性向上に加えて組立ライン長の短
縮が図れる。また、ワークを受金部より若干持ち上げて
から取り出すことにより、ワークへの加圧による受金部
への食いつき及び受金部のへたりやワークの焼入れによ
る伸びのバラツキ等に対し、寸法差が吸収される。ま
た、受金具を取り替えることなく車種切替が自動的に行
われるため、受金部の構造単純化により強度アップが図
れて装置の信頼性が高められる。 (2)の構成によれば、複数種類の装置間で同時にワー
クが受渡しされるため、前記生産性向上がさらに助長さ
れる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。図1は本発明に係るシャトル式搬送装置の一
実施例の全体正面図、図2は同じく全体平面図、図3は
同じく全体側面図である。
説明する。図1は本発明に係るシャトル式搬送装置の一
実施例の全体正面図、図2は同じく全体平面図、図3は
同じく全体側面図である。
【0010】図示のように、フロア1のベッド2上に
は、シャフト仮受装置3,車輪側ジョイント及びブーツ
組付装置4,車輪側ジョイント引抜検査及びブーツかし
め装置5及び反転装置6が一定間隔離間して並設され、
これ以後並設される図示しないスパイダアセンブリ組付
・引抜検査装置及び車体側ジョイント及びブーツ組付装
置等と前記シャフト仮受装置3以前の後述する前工程に
おける各種装置とでドライブシャフトWの組立ラインを
構成している。
は、シャフト仮受装置3,車輪側ジョイント及びブーツ
組付装置4,車輪側ジョイント引抜検査及びブーツかし
め装置5及び反転装置6が一定間隔離間して並設され、
これ以後並設される図示しないスパイダアセンブリ組付
・引抜検査装置及び車体側ジョイント及びブーツ組付装
置等と前記シャフト仮受装置3以前の後述する前工程に
おける各種装置とでドライブシャフトWの組立ラインを
構成している。
【0011】なお、図2中7は多関節型の移載ロボット
で、ドライブシャフトWに当該シャフトWを横にした
(水平)状態でその両端部に防塵ブーツWaが小径部に
おいて組み付けられたり中間部にダイナミックダンパW
bが組み付けられる前工程を終了したドライブシャフト
Wを、前記シャフト仮受装置3に当該シャフトWを縦に
した(垂直)状態で受渡しするものである。
で、ドライブシャフトWに当該シャフトWを横にした
(水平)状態でその両端部に防塵ブーツWaが小径部に
おいて組み付けられたり中間部にダイナミックダンパW
bが組み付けられる前工程を終了したドライブシャフト
Wを、前記シャフト仮受装置3に当該シャフトWを縦に
した(垂直)状態で受渡しするものである。
【0012】また、図2中8は多関節型の供給ロボット
で、供給台上にある車輪側の等速ジョイントWcを車輪
側ジョイント及びブーツ組付装置4上にあるドライブシ
ャフトWに供給・装着するものである。
で、供給台上にある車輪側の等速ジョイントWcを車輪
側ジョイント及びブーツ組付装置4上にあるドライブシ
ャフトWに供給・装着するものである。
【0013】そして、前記ベッド2上には前述した隣接
する各種装置3,4,5,6間を往復動する搬送機10
が設けられると共に、前記車輪側ジョイント及びブーツ
組付装置4と車輪側ジョイント引抜検査及びブーツかし
め装置5との前面部には前記搬送機10との間でドライ
ブシャフトWを縦にした(垂直)状態で受渡し得る取付
治具30が設けられる。
する各種装置3,4,5,6間を往復動する搬送機10
が設けられると共に、前記車輪側ジョイント及びブーツ
組付装置4と車輪側ジョイント引抜検査及びブーツかし
め装置5との前面部には前記搬送機10との間でドライ
ブシャフトWを縦にした(垂直)状態で受渡し得る取付
治具30が設けられる。
【0014】なお、シャフト仮受装置3と反転装置6と
は特別な作業をすることなく単にドライブシャフトWを
受渡しするだけであるため、前記取付治具30は必要と
せず、シャフト仮受装置3にあっては単にドライブシャ
フトWを上,下両端部で保持し得るようになっており、
反転装置6では単に受金部を有するようになっている。
は特別な作業をすることなく単にドライブシャフトWを
受渡しするだけであるため、前記取付治具30は必要と
せず、シャフト仮受装置3にあっては単にドライブシャ
フトWを上,下両端部で保持し得るようになっており、
反転装置6では単に受金部を有するようになっている。
【0015】前記搬送機10は、図4及び図5にも示す
ように、前記ドライブシャフトWを立てた状態で保持し
うる上下一対の平行チャック11を、ワーク搬送ライン
に沿って(左右方向に)往復動可能なベース12上にワ
ーク搬送ラインと直角方向へ(前後方向へ)往復動可能
に設けたL字形のブラケット13に、支持プレート14
を介して設けると共に、該支持プレート14を前記ブラ
ケット13に対し僅かな量(2mm程度)だけ昇降可能に
設けてなる。
ように、前記ドライブシャフトWを立てた状態で保持し
うる上下一対の平行チャック11を、ワーク搬送ライン
に沿って(左右方向に)往復動可能なベース12上にワ
ーク搬送ラインと直角方向へ(前後方向へ)往復動可能
に設けたL字形のブラケット13に、支持プレート14
を介して設けると共に、該支持プレート14を前記ブラ
ケット13に対し僅かな量(2mm程度)だけ昇降可能に
設けてなる。
【0016】前記ベース12は、ベッド2上に設けた前
後一対のリニアガイド(レール)15に沿いラックアン
ドピニオン機構16を介してACサーボモータ17で駆
動される。
後一対のリニアガイド(レール)15に沿いラックアン
ドピニオン機構16を介してACサーボモータ17で駆
動される。
【0017】前記ブラケット13は、ベース12上に設
けた左右一対のリニアガイド(レール)18に沿って油
圧シリンダ19で駆動される。
けた左右一対のリニアガイド(レール)18に沿って油
圧シリンダ19で駆動される。
【0018】前記支持プレート14は、図6にも示すよ
うに、上端部及び下部にボルト逃げ用の溝14a及び長
穴14bを有した長尺板状に形成され、前記ブラケット
13の垂直板部13aに対しその上,下両部においてチ
ャンネル形のガイドブラケット20に案内されると共
に、その後面部がオイルレスプレート21と摺接するよ
うになっている。
うに、上端部及び下部にボルト逃げ用の溝14a及び長
穴14bを有した長尺板状に形成され、前記ブラケット
13の垂直板部13aに対しその上,下両部においてチ
ャンネル形のガイドブラケット20に案内されると共
に、その後面部がオイルレスプレート21と摺接するよ
うになっている。
【0019】そして、支持プレート14下端の連結板部
14cには、連結ブラケット22及びジョイント23を
介して、前記垂直板部13aに上向きに取り付けられた
油圧シリンダ24のピストンロッド先端が連結され、当
該シリンダ24の伸縮で支持プレート14が昇降するよ
うになっている。
14cには、連結ブラケット22及びジョイント23を
介して、前記垂直板部13aに上向きに取り付けられた
油圧シリンダ24のピストンロッド先端が連結され、当
該シリンダ24の伸縮で支持プレート14が昇降するよ
うになっている。
【0020】また、前記支持プレート14の左,右両側
部には、上下一対の平行チャック11が適宜取付ブラケ
ットを介して上下方向の間隔を異ならせてそれぞれ設け
られ、長短二本の一車種分のドライブシャフトWが一組
となって搬送されるようになっている。
部には、上下一対の平行チャック11が適宜取付ブラケ
ットを介して上下方向の間隔を異ならせてそれぞれ設け
られ、長短二本の一車種分のドライブシャフトWが一組
となって搬送されるようになっている。
【0021】前記平行チャック11は、シリンダ25の
伸縮により図示しない楔機構やリンク機構等を介して左
右一対の爪26が開閉する通常のものである。
伸縮により図示しない楔機構やリンク機構等を介して左
右一対の爪26が開閉する通常のものである。
【0022】なお、図4及び図5中27は位置決めボル
トで、28はストッパピンである。また、図示例では、
前記ベース12が三種類の装置に跨がって設けられ、そ
れぞれの装置に対応した位置に前述した構成のブラケッ
ト13を個別に備えるが、これ以外の構成も考えられる
ことは言うまでもない。
トで、28はストッパピンである。また、図示例では、
前記ベース12が三種類の装置に跨がって設けられ、そ
れぞれの装置に対応した位置に前述した構成のブラケッ
ト13を個別に備えるが、これ以外の構成も考えられる
ことは言うまでもない。
【0023】前記取付治具30は、図7〜図9にも示す
ように、前記平行チャック11との間でドライブシャフ
トWを受渡しするための上下一対の受金部31を前記ベ
ース12の移動方向(左右方向)に複数種類有してな
る。
ように、前記平行チャック11との間でドライブシャフ
トWを受渡しするための上下一対の受金部31を前記ベ
ース12の移動方向(左右方向)に複数種類有してな
る。
【0024】図示例では、上下一対の受金部31が二車
種分即ち、樹脂製の防塵ブーツWaを装着した長短一組
のドライブシャフトW用とゴム製の防塵ブーツWaを装
着した長短一組のドライブシャフトW用とが同一長さの
ドライブシャフトW用同志がそれぞれ隣接して設けられ
ている。
種分即ち、樹脂製の防塵ブーツWaを装着した長短一組
のドライブシャフトW用とゴム製の防塵ブーツWaを装
着した長短一組のドライブシャフトW用とが同一長さの
ドライブシャフトW用同志がそれぞれ隣接して設けられ
ている。
【0025】そして、取付治具30は各種装置4及び5
の前面支持板部32に上下一対のリニアガイド(レー
ル)33を介して油圧シリンダ34により左右方向に移
動可能に設けられており、前面支持板部32に取り付け
られた左右両端の固定ストッパ35と中間の二つの可動
ストッパ36とにより規制されて所定のドライブシャフ
トWを作業位置に位置決めするようになっている。
の前面支持板部32に上下一対のリニアガイド(レー
ル)33を介して油圧シリンダ34により左右方向に移
動可能に設けられており、前面支持板部32に取り付け
られた左右両端の固定ストッパ35と中間の二つの可動
ストッパ36とにより規制されて所定のドライブシャフ
トWを作業位置に位置決めするようになっている。
【0026】前記受金部31は、図10にも示すよう
に、クランプ板40に形成されたドライブシャフトW嵌
合用のU字状の切欠き41と、前記クランプ板40に枢
支されて前記切欠き41とでドライブシャフトWをクラ
ンプし得るクランプレバー42と、該クランプレバー4
2の先端に取り付けられたカムフォロアー43と、同ク
ランプレバー42の基端側とクランプ板40とに担持さ
れてクランプレバー42の回転位置により同クランプレ
バー42をクランプ方向とアンクランプ方向とに選択的
に付勢し得る圧縮バネ44とからなり。
に、クランプ板40に形成されたドライブシャフトW嵌
合用のU字状の切欠き41と、前記クランプ板40に枢
支されて前記切欠き41とでドライブシャフトWをクラ
ンプし得るクランプレバー42と、該クランプレバー4
2の先端に取り付けられたカムフォロアー43と、同ク
ランプレバー42の基端側とクランプ板40とに担持さ
れてクランプレバー42の回転位置により同クランプレ
バー42をクランプ方向とアンクランプ方向とに選択的
に付勢し得る圧縮バネ44とからなり。
【0027】従って、前記搬送機10におけるブラケッ
ト13の前進動作で、ドライブシャフトWがクランプレ
バー42の基端側を押して切欠き41内に入ると、圧縮
バネ44の付勢力がアンクランプ方向からクランプ方向
へ反転してドライブシャフトWが自動的にクランプされ
る。反対に、この状態から前記ブラケット13の後退動
作で、ドライブシャフトWをカムフォロアー43と摺接
させて前記切欠き41内から強制的に引き出すことで、
圧縮バネ44の付勢力が今度はクランプ方向からアンク
ランプ方向へ反転してドライブシャフトWが自動的にア
ンクランプされる。
ト13の前進動作で、ドライブシャフトWがクランプレ
バー42の基端側を押して切欠き41内に入ると、圧縮
バネ44の付勢力がアンクランプ方向からクランプ方向
へ反転してドライブシャフトWが自動的にクランプされ
る。反対に、この状態から前記ブラケット13の後退動
作で、ドライブシャフトWをカムフォロアー43と摺接
させて前記切欠き41内から強制的に引き出すことで、
圧縮バネ44の付勢力が今度はクランプ方向からアンク
ランプ方向へ反転してドライブシャフトWが自動的にア
ンクランプされる。
【0028】また、前記受金部31には、クランプレバ
ー42をクランプ位置で機械的にロックするロック機構
50が設けられる。
ー42をクランプ位置で機械的にロックするロック機構
50が設けられる。
【0029】このロック機構50は、クランプレバー4
2の基端側に付設したストッパ片51と、このストッパ
片51が通過し得る環状溝52を備えた昇降ロッド53
と、この昇降ロッド53を昇降させるためのカム板54
及びカムシャフト55と、このカムシャフト55をクラ
ンク56を介して回転させる油圧シリンダ57とからな
る。
2の基端側に付設したストッパ片51と、このストッパ
片51が通過し得る環状溝52を備えた昇降ロッド53
と、この昇降ロッド53を昇降させるためのカム板54
及びカムシャフト55と、このカムシャフト55をクラ
ンク56を介して回転させる油圧シリンダ57とからな
る。
【0030】従って、クランプ時には、昇降ロッド53
を上昇又は下降させて環状溝52とストッパ片51との
上下方向位置を予め一致させておく。これにより、クラ
ンプレバー42のアンクランプ位置からクランプ位置へ
の回転が許容され、即ち、環状溝52内をストッパ片5
1が通過することになり、圧縮バネ44の付勢力がアン
クランプ方向からクランプ方向へ反転してドライブシャ
フトWが自動的にクランプされる。
を上昇又は下降させて環状溝52とストッパ片51との
上下方向位置を予め一致させておく。これにより、クラ
ンプレバー42のアンクランプ位置からクランプ位置へ
の回転が許容され、即ち、環状溝52内をストッパ片5
1が通過することになり、圧縮バネ44の付勢力がアン
クランプ方向からクランプ方向へ反転してドライブシャ
フトWが自動的にクランプされる。
【0031】このクランプ後に、昇降ロッド53を下降
又は上昇させて環状溝52とストッパ片51との上下方
向位置をずらす。これにより、ストッパ片51が昇降ロ
ッド53の外周面に係合してクランプレバー42のクラ
ンプ位置からアンクランプ位置への回転が阻止される。
この結果、前記クランプレバー42がクランプ位置で機
械的にロックされる。
又は上昇させて環状溝52とストッパ片51との上下方
向位置をずらす。これにより、ストッパ片51が昇降ロ
ッド53の外周面に係合してクランプレバー42のクラ
ンプ位置からアンクランプ位置への回転が阻止される。
この結果、前記クランプレバー42がクランプ位置で機
械的にロックされる。
【0032】一方、アンクランプ時には、昇降ロッド5
3を上昇又は下降させて環状溝52とストッパ片51と
の上下方向位置を予め一致させておく。これにより、ク
ランプレバー42のクランプ位置からアンクランプ位置
への回転が許容され、圧縮バネ44の付勢力が今度はク
ランプ方向からアンクランプ方向へ反転してドライブシ
ャフトWが自動的にアンクランプされる。
3を上昇又は下降させて環状溝52とストッパ片51と
の上下方向位置を予め一致させておく。これにより、ク
ランプレバー42のクランプ位置からアンクランプ位置
への回転が許容され、圧縮バネ44の付勢力が今度はク
ランプ方向からアンクランプ方向へ反転してドライブシ
ャフトWが自動的にアンクランプされる。
【0033】そして、図示例では、前記昇降ロッド53
が左右二本設けられてそれぞれ隣接する二つの受金部3
1の双方をロックできるようになっていると共に、これ
らの二本の昇降ロッド53は一本のカムシャフト55を
介して単一の油圧シリンダ57で昇降駆動されるように
なっているが、これ以外の構成も考えられることは言う
までもない。
が左右二本設けられてそれぞれ隣接する二つの受金部3
1の双方をロックできるようになっていると共に、これ
らの二本の昇降ロッド53は一本のカムシャフト55を
介して単一の油圧シリンダ57で昇降駆動されるように
なっているが、これ以外の構成も考えられることは言う
までもない。
【0034】また、図示例の受金構造は、ドライブシャ
フトWを回転させないでクランプする車輪側ジョイント
及びブーツ組付装置4の取付治具30に適用した場合の
例である。即ち、図11にも示すように、クランプレバ
ー42の先端側が後述するものより若干太く形成されて
その内側の円弧状部42aでドライブシャフトWの外周
面を押圧挾持するようになっている。
フトWを回転させないでクランプする車輪側ジョイント
及びブーツ組付装置4の取付治具30に適用した場合の
例である。即ち、図11にも示すように、クランプレバ
ー42の先端側が後述するものより若干太く形成されて
その内側の円弧状部42aでドライブシャフトWの外周
面を押圧挾持するようになっている。
【0035】一方、ドライブシャフトWを回転可能にク
ランプする車輪側ジョイント引抜検査及びブーツかしめ
装置5の取付治具30に適用した場合は、図12に示す
ように、クランプレバー42の先端側を上述の場合のも
のよりも若干細く形成してその内側の円弧状部42aで
押圧挾持せずに、カムフォロアー43をドライブシャフ
トWの外周面に転接させれば良い。
ランプする車輪側ジョイント引抜検査及びブーツかしめ
装置5の取付治具30に適用した場合は、図12に示す
ように、クランプレバー42の先端側を上述の場合のも
のよりも若干細く形成してその内側の円弧状部42aで
押圧挾持せずに、カムフォロアー43をドライブシャフ
トWの外周面に転接させれば良い。
【0036】このように構成されるため、所定位置に位
置決めされた搬送機10のブラケット13を油圧シリン
ダ19を伸縮させて取付治具30に対し進退させること
で、長短二本のドライブシャフトWが立てた状態で自動
的に前記取付治具30に対し受渡しされる。
置決めされた搬送機10のブラケット13を油圧シリン
ダ19を伸縮させて取付治具30に対し進退させること
で、長短二本のドライブシャフトWが立てた状態で自動
的に前記取付治具30に対し受渡しされる。
【0037】この際、前記取付治具30は受金部31を
二車種分備えているため、当該取付治具30を油圧シリ
ンダ34を伸縮させて左右方向に移動させ、所定のスト
ッパ35又は36で位置決めすることで、受金部31を
交換することなしに車種切替を自動的に行なうことがで
きる。
二車種分備えているため、当該取付治具30を油圧シリ
ンダ34を伸縮させて左右方向に移動させ、所定のスト
ッパ35又は36で位置決めすることで、受金部31を
交換することなしに車種切替を自動的に行なうことがで
きる。
【0038】また、取付治具30から搬送機10へのド
ライブシャフトWの受渡し時には、油圧シリンダ24を
伸長させて支持プレート14をブラケット13に対し若
干上昇させることで、平行チャック11によりドライブ
シャフトWを受金部31より若干持ち上げてから取り出
すことになるため、ドライブシャフトWへの加圧による
受金部31への食いつき及び受金部31のへたりやドラ
イブシャフトWの焼入れによる伸びのバラツキ等に対
し、寸法差が吸収される。
ライブシャフトWの受渡し時には、油圧シリンダ24を
伸長させて支持プレート14をブラケット13に対し若
干上昇させることで、平行チャック11によりドライブ
シャフトWを受金部31より若干持ち上げてから取り出
すことになるため、ドライブシャフトWへの加圧による
受金部31への食いつき及び受金部31のへたりやドラ
イブシャフトWの焼入れによる伸びのバラツキ等に対
し、寸法差が吸収される。
【0039】このようなドライブシャフトWの受渡し後
に、搬送機10のベース12をACサーボモータ17を
回転させて左右方向へ往復動させることで、各種装置
3,4,5,6間におけるドライブシャフトWの自動搬
送及び搬送機10の自動復帰がなされる。
に、搬送機10のベース12をACサーボモータ17を
回転させて左右方向へ往復動させることで、各種装置
3,4,5,6間におけるドライブシャフトWの自動搬
送及び搬送機10の自動復帰がなされる。
【0040】本実施例では、前記ベース12が三種類の
装置に跨がって各装置に対応して設けたブラケット13
にり三種類の装置において同時にドライブシャフトWを
受渡しするようになっているため、生産性が著しく高揚
する。また、ドライブシャフトWを立てた状態での搬送
であるため、搬送機10がコンパクトになるという利点
もある。
装置に跨がって各装置に対応して設けたブラケット13
にり三種類の装置において同時にドライブシャフトWを
受渡しするようになっているため、生産性が著しく高揚
する。また、ドライブシャフトWを立てた状態での搬送
であるため、搬送機10がコンパクトになるという利点
もある。
【0041】なお、本発明は、上記実施例に限定され
ず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、搬送機の駆動方
式や受金部のクランプ構造等における各種変更が可能で
あることは言うまでもない。
ず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、搬送機の駆動方
式や受金部のクランプ構造等における各種変更が可能で
あることは言うまでもない。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、隣
接する各種装置間を往復動する搬送機と前記各種装置に
設けられて前記搬送機との間で軸物からなるワークを受
渡し得る取付治具とを備え、前記搬送機は、前記ワーク
を立てた状態で保持しうる上下一対の平行チャックを、
ワーク搬送ラインに沿って往復動可能なベース上にワー
ク搬送ラインと直角方向へ往復動可能に設けたブラケッ
トに、支持プレートを介して設けると共に、該支持プレ
ートを前記ブラケットに対し昇降可能に設けてなり、ま
た前記取付治具は、前記平行チャックとの間でワークを
受渡しするための上下一対の受金部を前記ベースの移動
方向に複数種類有してなるよう構成したため、ワーク搬
送の自動化と受金部の非交換による車種切替の自動化に
より、生産性と装置の信頼性を大幅に高めることができ
る。
接する各種装置間を往復動する搬送機と前記各種装置に
設けられて前記搬送機との間で軸物からなるワークを受
渡し得る取付治具とを備え、前記搬送機は、前記ワーク
を立てた状態で保持しうる上下一対の平行チャックを、
ワーク搬送ラインに沿って往復動可能なベース上にワー
ク搬送ラインと直角方向へ往復動可能に設けたブラケッ
トに、支持プレートを介して設けると共に、該支持プレ
ートを前記ブラケットに対し昇降可能に設けてなり、ま
た前記取付治具は、前記平行チャックとの間でワークを
受渡しするための上下一対の受金部を前記ベースの移動
方向に複数種類有してなるよう構成したため、ワーク搬
送の自動化と受金部の非交換による車種切替の自動化に
より、生産性と装置の信頼性を大幅に高めることができ
る。
【図1】本発明に係るシャトル式搬送装置の一実施例の
全体正面図である。
全体正面図である。
【図2】同じく全体平面図である。
【図3】同じく全体側面図である。
【図4】同じくブラケット部の正面図である。
【図5】同じくブラケット部の側面図である。
【図6】同じく支持プレートの正面図である。
【図7】同じく取付治具部の正面図である。
【図8】同じく取付治具部の平面図である。
【図9】同じく取付治具部の側面図である。
【図10】同じく受金部の平面図である。
【図11】同じくクランプレバーの要部平面図である。
【図12】同じく異なった車種のクランプレバーの要部
平面図である。
平面図である。
2 ベッド 10 搬送機 11 平行チャック 12 ベース 13 ブラケット 14 支持プレート 30 取付治具 31 受金部 W ドライブシャフト
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65G 47/90 A
Claims (2)
- 【請求項1】 隣接する各種装置間を往復動する搬送機
と前記各種装置に設けられて前記搬送機との間で軸物か
らなるワークを受渡し得る取付治具とを備え、前記搬送
機は、前記ワークを立てた状態で保持しうる上下一対の
平行チャックを、ワーク搬送ラインに沿って往復動可能
なベース上にワーク搬送ラインと直角方向へ往復動可能
に設けたブラケットに、支持プレートを介して設けると
共に、該支持プレートを前記ブラケットに対し昇降可能
に設けてなり、また前記取付治具は、前記平行チャック
との間でワークを受渡しするための上下一対の受金部を
前記ベースの移動方向に複数種類有してなることを特徴
とするシャトル式搬送装置。 - 【請求項2】 前記ベースは複数種類の装置に跨がって
設けられ、それぞれの装置に対応した位置に前記ブラケ
ットを個別に備える請求項1記載のシャトル式搬送装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6066940A JP3030797B2 (ja) | 1994-04-05 | 1994-04-05 | シャトル式搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6066940A JP3030797B2 (ja) | 1994-04-05 | 1994-04-05 | シャトル式搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07276150A true JPH07276150A (ja) | 1995-10-24 |
JP3030797B2 JP3030797B2 (ja) | 2000-04-10 |
Family
ID=13330514
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6066940A Expired - Fee Related JP3030797B2 (ja) | 1994-04-05 | 1994-04-05 | シャトル式搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3030797B2 (ja) |
-
1994
- 1994-04-05 JP JP6066940A patent/JP3030797B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3030797B2 (ja) | 2000-04-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4751995A (en) | Jig for car body assembly | |
US5141093A (en) | Automotive body panel handling apparatus | |
CN112894210B (zh) | 对折桌的u型折叠框焊接生产线 | |
CA2059050C (en) | Clamp actuating system for a conveyor carried clamping frame | |
US5697752A (en) | Overhead transfer clamp actuator and linkage | |
CN215469496U (zh) | 一种天轨自动化生产系统 | |
ITRM940551A1 (it) | Apparecchiatura di caricamento di parti avente navetta azionata armonicamente e telaio imperniato di supporto di parti | |
CN112589466A (zh) | 一种天轨自动化生产系统 | |
JPH07276150A (ja) | シャトル式搬送装置 | |
CN110977262A (zh) | 柔性化机舱自动焊接线及其焊接方法 | |
CN110668186A (zh) | 一种物料送件装置 | |
CN215475316U (zh) | 转运车自动上料导向限位装置 | |
CN213922985U (zh) | 自动化移载翻转输送设备 | |
CN110125586B (zh) | 一种适用于油缸安装的双向焊接装置、系统及其使用方法 | |
JP3925141B2 (ja) | 工作機械のワーク位置決め方法およびワーク位置決め装置 | |
CN218015366U (zh) | 一种矫直装置 | |
CN219562303U (zh) | 自动下料装置及拉床 | |
CN216706434U (zh) | 用于车辆的生产线 | |
JPS6117808Y2 (ja) | ||
CN220077774U (zh) | 一种自动化抓取搬运机构 | |
JPH0632276Y2 (ja) | ワークの搬送装置 | |
JPH0536580Y2 (ja) | ||
JPH0651265B2 (ja) | トランスフア装置 | |
JPH02216376A (ja) | 車体組立てステーションへの車体部品の搬入方法 | |
JP3081672B2 (ja) | 多数個取り小製品の仕分け集積装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20000105 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |