JPH0727583A - 流量検出装置を備えたガスメータ - Google Patents

流量検出装置を備えたガスメータ

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JPH0727583A
JPH0727583A JP17422793A JP17422793A JPH0727583A JP H0727583 A JPH0727583 A JP H0727583A JP 17422793 A JP17422793 A JP 17422793A JP 17422793 A JP17422793 A JP 17422793A JP H0727583 A JPH0727583 A JP H0727583A
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JP
Japan
Prior art keywords
turned
reed switch
gas meter
reed
permanent magnets
Prior art date
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Pending
Application number
JP17422793A
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English (en)
Inventor
Shinji Tomoe
伸二 友枝
Toshiaki Yamada
俊明 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aichi Tokei Denki Co Ltd
Original Assignee
Aichi Tokei Denki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 計量膜に取付けた永久磁石でリードスイッチ
をON・OFFさせて流量信号とし、この流量信号を電
気的に積算するガスメータで、ガスの正流・逆流の繰返
しによる異常積算を防止する。 【構成】 計量膜の左右に永久磁石12と13を取付け
る。各永久磁石に対応して、外箱に2個のリードスイッ
チを設ける。計量膜の往復移動の繰返しで、各リードス
イッチはずれた位相でON・OFFを繰返す。ON・O
FF時期に合わせた逆転防止機構をクランクアームと逆
転防止用の2個の爪で構成する。一方のリードスイッチ
がONになった直近後の他方のリードスイッチのON信
号を電子カウンタでカウントアップする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は流量検出装置を備えたガ
スメータの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】ガスメータ内の計量膜の一部に永久磁石
を取付けると共に、この永久磁石に対応するガスメータ
の外装の一部にリードスイッチ等の磁力感知素子(磁気
センサ)を取り付け、この磁力感知素子(磁気センサ)
にて前記永久磁石の運動をとらえ、流量信号とするガス
メータにおける流量検出装置が実開昭57−19042
5号公報で公知である。このものは、計量膜に取付けた
永久磁石と、外装に取付けた磁力感知素子(磁気セン
サ)とでいわゆる流量センサを構成して電気的な流量信
号を発生する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ガス配管では、ガスを
使用していなくても、ガスメータの上流、下流の配管内
の温度差の変化による圧力変化でガスが往復運動する。
即ち正流と逆流とが交互に発生することがあり、流量セ
ンサのヒステリシス以上にガスの逆流が発生すると、リ
ードスイッチ等の磁気センサがON・OFF作動する。
膜式ガスメータのうち、マイコンメータ等の電子カウン
タを搭載したものでは、このようにガスの逆流で磁気セ
ンサがON・OFFすると、逆流時のガス流量を電子カ
ウンタが間違って異常積算(加算)してしまうという問
題点があった。
【0004】逆転防止用のツメが付いた膜式ガスメータ
の場合でも、逆転防止機構の遊びの範囲内ではメータの
逆転が可能であるため、ガスの正流・逆流の繰り返しが
あると、磁気センサがON・OFF作動して、電子カウ
ンタが異常積算(加算)をする。そのため、機械カウン
タと電子カウンタの指示値に誤差(食い違い)が生じ
る。又、磁気センサのON−OFFによる電子カウンタ
の異常積算はガスメータの輸送時に計量膜が動くことに
よっても発生する。更に又、ガスメータを設置した後で
も、外部からの振動や衝撃等を受けて計量膜が動くこと
によっても電子カウンタの異常積算が発生するなどの問
題点があった。そこで、本発明は計量膜に取付けた永久
磁石と、この永久磁石の運動をとらえて流量信号とする
磁気センサとで構成した流量検出装置を備えたガスメー
タにおけるこのような問題点を防止できるガスメータを
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、第1の発明は、ガスメータ内の計量膜の左右2箇所
に永久磁石を取付けると共に、各々の永久磁石に対向し
てガスメータの外箱に合計2個のリードスイッチを取付
け、両リードスイッチのうち何れか一方がONとなって
から他方のリードスイッチがONとなるまでの第1の区
間及び両リードスイッチのうち何れか一方がOFFとな
ってから他方のリードスイッチがOFFとなるまでの第
2の区間の間に、各区間を越えて逆転ができないように
永久磁石の動きを機械的に制限する逆転防止機構を設け
たことを特徴とするものである。
【0006】第2の発明は、第1の発明のガスメータに
おいて、一方のリードスイッチがONになった直近後に
他方のリードスイッチがONになった時にカウントアッ
プする電子カウンタを具備したことを特徴とする。
【0007】又、第3の発明は、第1の発明のガスメー
タにおいて、一方のリードスイッチがOFFになった直
近後に他方のリードスイッチがOFFになった時にカウ
ントアップする電子カウンタを具備したことを特徴とす
る。
【0008】
【作用】ガスを使用すると計量膜が動き、前後往復運動
と傾斜運動の組合された複雑な運動をする。このことに
より、一方のリードスイッチと他方のリードスイッチと
が位相差をもってON・OFF動作をする。電子カウン
タはこの位相差を検知してカウントアップする。逆転防
止機構は、この位相差の区間を越えて逆転ができないよ
うに永久磁石の動きを機械的に制限する。従って、配管
内の温度変化などによる電子カウンタの異常積算が防止
される。
【0009】
【実施例】図1と図2は本発明の実施例のガスメータの
ほぼ全体を示し、1は入口2と出口3を備えた上ケー
ス、4は下ケース、5と6は下ケース4の前面と後面に
それぞれ取付けた腹板、7と8はメータ内に設けた計量
膜、9は手前の計量膜7に取付けた膜板で翼10を介し
て翼軸11に連結されている。翼軸11の上端は肘金等
を介して後述するクランクアームに連結されている。な
お、後方の計量膜8も又、対応する膜板、翼、翼軸、及
び肘金等を介して後述するクランクアームに連結されて
いる。
【0010】手前の計量膜7には、正面からみて、その
左右2個所に永久磁石12と13がそれぞれ取付けられ
ている。なお、図2では両永久磁石のうち、一方の13
だけが図示され、他方の永久磁石12はあらわれていな
い。図1の14は周知の機械カウンタ、図2の15はカ
ウンタカバーで、マイコン等からなる電子回路16を収
納する外箱15Aと一体的に形成されている。17は電
子回路16を構成する電子部品を実装したプリント配線
基板で、前記2個の各永久磁石12,13に対向して配
置したリードスイッチ18,19がその後面に取付けて
ある。なお、これら両リードスイッチのうち、一方のリ
ードスイッチ18は図面にあらわれていない。両リード
スイッチ18,19は電子回路16内の電子カウンタに
接続しており、計量膜7の動きによる永久磁石12,1
3の移動に応じてON・OFFする。このON・OFF
信号はいわゆる流量信号として前記電子カウンタで計数
積算される。
【0011】計量膜7とこれに沿う膜板9の中央には蝶
番台20が図3、図4に示すように取付けられ、基端を
翼軸11に固着した翼10の先端が蝶番軸21で蝶番台
20に連結されている。翼軸11の軸心から蝶番軸21
の軸心aまでの長さをLとすると、計量膜7の往復運動
につれて軸心aは半径Lの円弧上を符号a→e→cに示
すように移動する(図3)。この場合軸心aは図3に示
す通り右側にfだけふくらんだ軌跡を画く。符号dは膜
板9の前面(図3では下面)中央を示す。又、bは軸心
aと点dとの距離である。
【0012】膜板9は軸心aの回りに蝶番台20と共に
回転可能であるため、軸心aが図3の符号aの位置から
符号eの位置に移動すると、点dは中央に位置するよう
力が働く。従って膜板9は図3に示すように傾く。この
ときの計量膜を符号7′で示す。軸心aが図3の符号c
の位置に移動すると、計量膜7は図3の符号7″の位置
に移動して最も手前に位置する。
【0013】計量膜7の左右に取付けた永久磁石12,
13は、このような膜板9の傾きを伴なう往復運動につ
れて、互に位相のずれた動きをする。図4の符号7で示
すように、最も後方に計量膜7が位置しているときの永
久磁石12,13の位置を図4で符号、であらわし
ているが、計量膜7の往復移動につれて、永久磁石の位
置変化は最初の位置,から、→、→、→
、→の順で運動を繰返す。
【0014】ところで、計量膜7と8の往復運動は、対
応する蝶番台、蝶番軸、翼、翼軸、肘金等を介して図
5、図6のクランクアーム22に伝達され、クランクア
ーム22を回転軸23と共に回転させる。24は回転軸
23を中心に連動して回転する周知のロータリバルブ、
25はバルブシート、26はクランク台である。クラン
クアーム22は、計量膜7,8の1往復で360度、即
ち1回転する。そしてガスの流れが正流のときは図5に
示すように、クランクアームが反時計方向に正転し、ガ
スの流れが逆流のときは時計方向に逆転する。27,2
8は逆転止めの爪で短冊形の金属板又は合成樹脂板で形
成され、それぞれ、クランク台26に植設したピン2
9,30の回りに回転可能に垂設されている。
【0015】従って、図5の位置からクランクアーム2
2が逆転すると、爪27で止められる。クランクアーム
22が正転して図5の位置から約半回転すると、クラン
クアーム22が爪28を符号28′で示すように押して
傾けるため、爪28がクランクアーム22の動きを止め
ないで逃げる。更に少し正転して爪28からクランクア
ーム22が外れる(離れる)まで動いた後に、クランク
アーム22が逆転すると爪28により止められる。
【0016】このようにして、爪27と28により、ク
ランクアーム22の逆転が、1回転のうちの二つの場所
で止められるようになっている。そして、爪27,28
が逆転を止めるように機能するときのクランクアーム2
2の位置は、リードスイッチ18,19がON・OFF
する時期と次のように合わせてある。
【0017】前述のように、図3、図4で説明した通
り、計量膜7の往復運動で永久磁石12,13が互に位
相のずれた動きをすると、外箱15Aに取付けられた左
右のリードスイッチ18,19は図7のように作動す
る。図7で横軸はクランクアームの回転角を示す。回転
角Iでリードスイッチ19がONになり、その直近後、
回転角IIでリードスイッチ18がONになる。回転角
IIIでリードスイッチ18がOFFに戻り、その直近
後、回転角IVでリードスイッチ19がOFFに戻る。
この動作を周期的に繰返す。これらのリードスイッチ1
8,19のパルス信号は、前記電子カウンタでカウント
アップされるが、一方のリードスイッチ19がONにな
った直近後に他方のリードスイッチ18がONになる図
7の回転角IIのときに電子カウンタがカウントアップ
するように構成されている。しかも、前記図5、図6に
示す逆転防止機構により、図7に示す第1の区間Aと第
2の区間Bの間に、各区間を越えての逆転ができないよ
うに、逆転防止機構と計量膜7とが連動するように構成
されている。
【0018】今、図7の回転角IとIIの間の位置から
逆転が始まった時は、リードスイッチ19がON→OF
F、リードスイッチ18はOFFのままリードスイッチ
19がOFFからONの後逆転防止機構により回転が止
まるため、電子カウンタはカウントアップしない。
【0019】回転角IIとIIIの間の位置から逆転し
た時は、リードスイッチ18がON→OFF、リードス
イッチ19がONのままで、その後回転が止まる。又、
回転角IVとIとの間の位置から逆転した時は、リード
スイッチ19がOFF→ON、リードスイッチ18がO
FFのまま回転が停止となり、1回転中IとIIの間及
びIIとIVの間の2個所(つまり第1と第2の区間
A,B)に逆転防止機構を作動させることで、正流・逆
流の繰返しによる電子カウンタの異常積算を防止する。
【0020】なお、電子カウンタは上記実施例によらな
いで、一方のリードスイッチ18がOFFになった直近
時後に他方のリードスイッチ19がOFFになった時に
カウントアップするように構成してもよい。
【0021】
【発明の効果】本発明は、上述のように計量膜に取付け
た2個の永久磁石の往復運動に位相差をもたせること
で、対応する各リードスイッチのON・OFF動作に位
相差をもたせ、かつ機械的逆転防止機構を計量膜に連動
して設けたため、配管中のガスの往復運動に基因する電
子カウンタの異常積算が防止できる。又、ガスメータの
輸送や、メータ設置後に外部から受ける振動・衝撃等に
よる電子カウンタの異常積算が防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の縦断正面図。
【図2】 本発明の実施例の縦断右側面図。
【図3】 計量膜の動きを説明する平面図。
【図4】 図3の異なる態様を示す図。
【図5】 逆転防止機構の平面図。
【図6】 逆転防止機構の正面図。
【図7】 リードスイッチの作動を説明するタイミング
チャート。
【符号の説明】
7…計量膜、12,13…永久磁石、18,19…リー
ドスイッチ、22…クランクアーム、27,28…逆転
防止用の爪、A…第1の区間、B…第2の区間。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスメータ内の計量膜の左右2箇所に永
    久磁石を取付けると共に、各々の永久磁石に対向してガ
    スメータの外箱に合計2個のリードスイッチを取付け、 両リードスイッチのうち何れか一方がONとなってから
    他方のリードスイッチがONとなるまでの第1の区間及
    び両リードスイッチのうち何れか一方がOFFとなって
    から他方のリードスイッチがOFFとなるまでの第2の
    区間の間に、各区間を越えて逆転ができないように永久
    磁石の動きを機械的に制限する逆転防止機構を設けたこ
    とを特徴とする流量検出装置を備えたガスメータ。
  2. 【請求項2】 一方のリードスイッチがONになった直
    近後に他方のリードスイッチがONになった時にカウン
    トアップする電子カウンタを具備したことを特徴とする
    請求項1の流量検出装置を備えたガスメータ。
  3. 【請求項3】 一方のリードスイッチがOFFになった
    直近後に他方のリードスイッチがOFFになった時にカ
    ウントアップする電子カウンタを具備したことを特徴と
    する請求項1の流量検出装置を備えたガスメータ。
JP17422793A 1993-07-14 1993-07-14 流量検出装置を備えたガスメータ Pending JPH0727583A (ja)

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JP17422793A JPH0727583A (ja) 1993-07-14 1993-07-14 流量検出装置を備えたガスメータ

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JP17422793A JPH0727583A (ja) 1993-07-14 1993-07-14 流量検出装置を備えたガスメータ

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JPH0727583A true JPH0727583A (ja) 1995-01-27

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ID=15974952

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17422793A Pending JPH0727583A (ja) 1993-07-14 1993-07-14 流量検出装置を備えたガスメータ

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JP (1) JPH0727583A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006098183A (ja) * 2004-09-29 2006-04-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 流量計測装置
US11969393B2 (en) 2014-06-17 2024-04-30 Tokitae Llc Affixed groups of pharmaceutical vials including frangible connectors

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