JP2578464Y2 - ガスメータの流量検出装置 - Google Patents

ガスメータの流量検出装置

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JP2578464Y2
JP2578464Y2 JP1992066018U JP6601892U JP2578464Y2 JP 2578464 Y2 JP2578464 Y2 JP 2578464Y2 JP 1992066018 U JP1992066018 U JP 1992066018U JP 6601892 U JP6601892 U JP 6601892U JP 2578464 Y2 JP2578464 Y2 JP 2578464Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はガスメータの流量検出装
置に関し、特に、マイクロコンピュータを内蔵したガス
メータにおいて積算流量の算出および論理遮断判定の誤
差を軽減することが可能な流量検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ガスメータは、家屋の内部に設
置されたガス器具のガス使用量を計量して表示するもの
である。ところが近年、このガスメータにマイクロコン
ピュータを内蔵させ、ガス漏れ等の検知機能を持たせて
管理センターとの間で通信を行うものがある。
【0003】このような、マイクロコンピュータを含む
制御装置を内蔵したガスメータの流量検出装置では、図
5に示すように、そのガス計量室1にガスの流量に応じ
て往復運動を行うのう膜2が設けられており、こののう
膜2が1往復すると、これに連動して1回転する回転軸
(中央軸)3が1回転するようになっている。なお、こ
の中央軸3の先端部分はD形にカットされており、この
部分に同じくD形の嵌合穴を有する円板状のマグネット
ホルダ4が、取付位置をD形の嵌合穴で規定されて取り
付けられるようになっている。マグネットホルダ4の外
周部分には従来は1個のマグネット5が取り付けられて
おり、前述ののう膜2が1往復すると中央軸3が1回転
し、これに伴ってマグネット5も中央軸3と同心の回転
運動を行う。
【0004】そして、このマグネット5の回転軌跡の外
側の部分にはマグネットの磁力を検出することができる
部材、例えば、リードスイッチ6が設けられており、マ
グネット5が回転してこのリードスイッチ6の前を通過
すると、リードスイッチ6がオンするようになってい
る。このリードスイッチ6のオンオフ信号(パルス信
号)がガスの流量検出信号として図示しないマイクロコ
ンピュータに入力され、マイクロコンピュータによって
このパルス信号を基にしてガスの流量が演算される。な
お、リードスイッチ6の代わりにMR素子(磁気抵抗効
果素子)やホール素子が用いられることもある。
【0005】以上のように構成されたガスメータの流量
検出装置では、中央軸3の1回転により1つのパルスし
か出力されない(1パルス/回転)。そこで、nパルス
/回転とした方がパルス間隔が短くなり、短時間にガス
の積算流量の算出、論理遮断判定(ガスメータをガス漏
れ検出器に接続した場合)を行うことができて好都合で
ある。
【0006】このため、マグネットホルダ4に複数個の
マグネット5を取り付けるか、あるいは1つのマグネッ
ト5が取り付けられたマグネットホルダ4の外周部に複
数個のリードスイッチ6を設けて、中央軸3の1回転に
より複数個のパルスが出力されるようにしたガスメータ
の流量検出装置が提案されている。
【0007】図6(a) は、マグネットホルダ4に等間隔
(θ1 =θ2 )となるように2つのマグネット5a,5
bが取り付けられた例を示すものである。また、図6
(b) はマグネットホルダ4には1個のマグネット5しか
取り付けられていないが、このマグネット5の回転軌跡
の外側の同心円上に等間隔(θ1 =θ2 )となるように
2つのリードスイッチ6a,6bが取り付けられた例を
示すものである。いずれの例のガスメータの流量検出装
置においても、中央軸3の1回転により2個のパルスが
出力される。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ように中央軸3の1回転(メータの1回転)により、複
数個のパルスが出力されるようにした従来のガスメータ
の流量検出装置では、中央軸3の回転がその機構上、等
速回転運動ではなく、図6(c) に示すように、1回転に
要する時間Tは一定であるが、所定の回転角度における
速度は一定ではないので、1回転の分周パルスを単位パ
ルスとする場合は、出力されるパルスが必ずしも等間隔
ではなく(t1 ≠t2 )、ガスの積算流量の算出、論理
遮断判定においてメータの1回転内の回転誤差に相当す
る誤差を生じるという問題点があった。
【0009】そこで、本考案は、ガスメータの流量検出
装置におけるのう膜の往復運動において、これに連動す
るメータ回転軸の回転速度が一定でない場合でも、マグ
ネットまたはリードスイッチの配置を工夫することによ
り、ガス流量検出時に一定間隔のパルスが出力されるよ
うにし、以てガスの積算流量の算出、論理遮断判定の誤
差を軽減するようにすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本考
案の第1の形態のガスメータの流量検出装置は、マイク
ロコンピュータを含む制御装置を内蔵し、ガスメータの
計量室に設けられてガスの流量に応じて往復運動を行う
のう膜と、こののう膜の1往復に連動して1回転する回
転軸と、この回転軸に取付部材を介して固定されて回転
軸の回転に応じて回転運動を行う複数個のマグネット、
および、このマグネットの運動軌跡の外側に配置された
磁気検出部材とを備え、前記マグネットの通過によって
磁気検出部材に発生する信号を前記マイクロコンピュー
タへの流量検出信号とするガスメータの流量検出装置で
あって、前記マグネットの運動軌跡上の位置が、前記回
転軸の回転速度データに応じて、マグネットの通過によ
って前記磁気検出部材に発生する信号の発生周期が一定
になるような位置であることを特徴としている。
【0011】また、本考案の第2の形態のガスメータの
流量検出装置は、マイクロコンピュータを含む制御装置
を内蔵し、ガスメータの計量室に設けられてガスの流量
に応じて往復運動を行うのう膜と、こののう膜の1往復
に連動して1回転する回転軸と、この回転軸に取付部材
を介して固定されて回転軸の回転に応じて回転運動を行
うマグネット、および、このマグネットの運動軌跡の外
側に配置された複数個の磁気検出部材とを備え、前記マ
グネットの通過によって磁気検出部材に発生する信号を
前記マイクロコンピュータへの流量検出信号とするガス
メータの流量検出装置であって、前記磁気検出部材の前
記マグネットの運動軌跡の外側の位置が、前記回転軸の
回転速度データに応じて、マグネットの通過によって前
記磁気検出部材に発生する信号の発生周期が一定になる
ような位置であることを特徴としている。
【0012】更に、本考案の第3の形態のガスメータの
流量検出装置は、マイクロコンピュータを含む制御装置
を内蔵し、ガスメータの計量室に設けられてガスの流量
に応じて往復運動を行うのう膜と、こののう膜の1往復
に連動して1回転する回転軸と、この回転軸に取付部材
を介して等角度毎に固定されて回転軸の回転に応じて回
転運動を行うn個のマグネット、および、このマグネッ
トの運動軌跡の外側に配置された1個の磁気検出部材と
を備え、前記マグネットの通過によって磁気検出部材に
発生する信号を前記マイクロコンピュータへの流量検出
信号とするガスメータの流量検出装置であって、前記磁
気検出部材が前記のう膜の往復運動の基準位置に対応し
て設けられ、前記n個のマグネットの内の前記のう膜の
往復運動の基準位置に対応して設けられるものが、前記
回転軸の回転速度データに応じて、各マグネットの通過
によって前記磁気検出部材に発生する信号の発生周期が
一定になるように、前記磁気検出部材の設置位置から所
定の回転角度だけオフセットされて取り付けれているこ
とを特徴としている。
【0013】更にまた、本考案の第4の形態のガスメー
タの流量検出装置は、マイクロコンピュータを含む制御
装置を内蔵し、ガスメータの計量室に設けられてガスの
流量に応じて往復運動を行うのう膜と、こののう膜の1
往復に連動して1回転する回転軸と、この回転軸に取付
部材を介して固定されて回転軸の回転に応じて回転運動
を行う1個のマグネット、および、このマグネットの運
動軌跡の外側に等角度毎に配置されたn個の磁気検出部
材とを備え、前記マグネットの通過によって磁気検出部
材に発生する信号を前記マイクロコンピュータへの流量
検出信号とするガスメータの流量検出装置であって、前
記マグネットが前記のう膜の往復運動の基準位置に対応
して設けられ、前記n個の磁気検出部材の内の前記のう
膜の往復運動の基準位置に対応して設けられるものが、
前記回転軸の回転速度データに応じて、前記マグネット
の通過によって前記各磁気検出部材に発生する信号の発
生周期が一定になるように、前記マグネットの設置位置
から所定の回転角度だけオフセットされて取り付けれて
いることを特徴としている。
【0014】
【作用】本考案の第1、第2の形態のガスメータの流量
検出装置によれば、メータ1回転内の回転誤差に相当す
る回転角のずれ分だけ、中央軸のDカットに対してマグ
ネットまたはリードスイッチがずらせて配置されている
ので、メータ1回転において、等間隔のパルス出力が得
られ、ガスの積算流量の算出、論理遮断判定の誤差が軽
減される。
【0015】また、本考案の第3、第4の形態のガスメ
ータの流量検出装置によれば、メータ1回転の過程で、
1 =t2 =…=tn =T/nとなるような特定ののう
膜位置に対応する回転軸の回転角のずれ分だけ、のう膜
の往復運動の基準位置からマグネットまたはリードスイ
ッチがずらせて配置されているので、メータ1回転にお
いて、等間隔のパルス出力が得られ、ガスの積算流量の
算出、論理遮断判定の誤差が軽減される。
【0016】
【実施例】以下添付図面を用いて本考案の実施例を詳細
に説明する。
【0017】図1(a), (b)は本考案の第1の形態のガス
メータの流量検出装置の実施例の構成を示すものであ
り、図5,図6で説明した従来のガスメータの流量検出
装置と同じ構成部材には同じ符号を付して説明する。な
お、以後説明する実施例においては、説明を簡単にする
ために、n=2の場合について説明する。
【0018】この第1の形態の流量検出装置において
も、図5で説明したように、ガス計量室にガスの流量に
応じて往復運動を行うのう膜が設けられており、このの
う膜が1往復すると、これに連動して1回転する中央軸
3が1回転するようになっている。この中央軸3の先端
部分はD形にカットされており、この部分に同じくD形
の嵌合穴を有する円板状のマグネットホルダ4が、取付
位置をD形の嵌合穴で規定されて取り付けられるように
なっている。
【0019】図1(a), (b)に示す実施例のガスメータの
流量検出装置では、マグネットホルダ4の外周部分には
2個のマグネット5a,5bが等間隔ではなく、ガスメ
ータ半回転におけるずれ量だけずらせて取り付けられて
いる。すなわち、図6(c) に示したように、流量信号発
生パルスの時間間隔t1 (角度θ1 だけ回転するのに要
する時間)の方が時間間隔t2 (角度θ2 だけ回転する
のに要する時間)よりも短い場合は、図1(a) に示すよ
うに、マグネット5bの取付位置が角度θ1 を大きくす
る方向にθA だけずれて配置され、逆に、流量信号発生
パルスの時間間隔t1 の方が時間間隔t2 よりも長い場
合は、図1(b) に示すように、マグネット5bの取付位
置が角度θ2 を大きくする方向にθA だけずれて配置さ
れている。
【0020】そして、このマグネット5a,5bの回転
軌跡の外側の部分にはマグネットの磁力を検出すること
ができる部材、例えば、リードスイッチ6が従来と同じ
位置に設けられており、マグネット5a,5bが回転し
てこのリードスイッチ6の前を通過すると、リードスイ
ッチ6がオンするようになっている。このリードスイッ
チ6のオンオフ信号(パルス信号)は、前述のように、
マグネット5bを等間隔位置からオフセットさせて配置
したことにより、図3に示すように、メータの1回転に
対して等間隔に発生することになる。そして、この等間
隔のパルスは、ガスの流量検出信号として図示しないマ
イクロコンピュータに入力され、マイクロコンピュータ
によってこのパルス信号を基にしてガスの流量が演算さ
れる。なお、この実施例においても、リードスイッチ6
の代わりにMR素子(磁気抵抗効果素子)やホール素子
を用いることができる。
【0021】図2(a), (b)は本考案の第2の形態のガス
メータの流量検出装置の実施例の構成を示すものであ
る。図1(a), (b)で説明した実施例では、メータの1回
転に対してパルス信号が等間隔に発生するように、マグ
ネットホルダ4の外周部分に非等間隔で2つのマグネッ
ト5a,5bが配置されているが、この実施例ではこれ
と同じ効果を得るために、マグネットホルダ4には1個
のマグネット5しか取り付けられていないが、マグネッ
ト5の回転軌跡の外側に、2個のリードスイッチ6a,
6bが、等間隔ではなく、ガスメータ半回転におけるず
れ量だけずらせて取り付けられている。すなわち、図6
(c) に示したように、流量信号発生パルスの時間間隔t
1 の方が時間間隔t2 よりも短い場合は、図2(a) に示
すように、リードスイッチ6bの取付位置が時間間隔t
1 を大きくする方向、すなわち、角度θ1 を大きくする
方向にθA だけずれて配置され、逆に、流量信号発生パ
ルスの時間間隔t1 の方が時間間隔t2 よりも長い場合
は、図2(b) に示すように、リードスイッチ6bの取付
位置が時間間隔t2 を大きくする方向、すなわち、角度
θ2 を大きくする方向にθA だけずれて配置されてい
る。
【0022】この結果、マグネット5がリードスイッチ
6aから6bの前に至る時間、および、リードスイッチ
6bから6aの前に至る時間が等しくなり(t1
2 )、リードスイッチ6a,6bからのパルス信号の
論理和は、図3に示すように、メータの1回転に対して
等間隔に発生することになる。
【0023】次に、本発明の第3の形態のガスメータの
流量検出装置の実施例について説明する。この第の形
態のガスメータの流量検出装置では、図4(a) に示すよ
うに、マグネットホルダ4に等間隔(θ1 =θ2 )とな
るように2つのマグネット5a,5bが取り付けられて
いる。そして、1個のリードスイッチ6のみがマグネッ
ト5a,5bの回転軌跡の外側に設けられている。
【0024】しかしながら、この実施例では、リードス
イッチ6は、従来のガスメータの流量検出装置と同様
に、マグネットホルダ4の回転基準位置(中央軸のD形
の切欠に対応するマグネットホルダ4のD形の嵌合穴の
位置で決まる)に設けられているが、マグネット5a,
5bは、この基準位置から所定角度θA だけオフセット
された位置に来るように、マグネットホルダ4に取り付
けられている。
【0025】これは、図7(a), (b)に示すように、メー
タ1回転の過程で、t1 =t2 =T/2となるような特
定ののう膜位置A(この時の中央軸3の基準位置からの
回転角をθA とする)が存在することが分かっているた
めである。従って、のう膜2がこの位置Aに来た時にリ
ードスイッチ6からパルスが出るように、位置Aに対応
する中央軸3の回転角のずれθA だけ、基準位置からマ
グネット5a,5bをずらしてマグネットホルダ4に取
り付ければ、図3に示すような等間隔の1回転の分周パ
ルス信号が検出できることになる。
【0026】図4(b) は本考案の第4の形態のガスメー
タの流量検出装置の実施例の構成を示すものである。図
4(a) で説明した実施例では、メータの1回転に対して
パルス信号が等間隔に発生するために、マグネットホル
ダ4の外周部分に等間隔で2つのマグネット5a,5b
が配置され、マグネットホルダ4が中央軸3に対してオ
フセットされて取り付けられている。この実施例ではこ
れと同じ効果を得るために、マグネットホルダ4の中央
軸3への取り付けは従来通りとし、マグネットホルダ4
にはその基準位置には1個のマグネット5しか取り付け
ないが、マグネット5の回転軌跡の外側に、2個のリー
ドスイッチ6a,6bが、等間隔で、かつ、ガスメータ
半回転におけるずれ量θA だけ基準位置からずらせて取
り付けられている。
【0027】この結果、マグネット5がリードスイッチ
6aから6bの前に至る時間、および、リードスイッチ
6bから6aの前に至る時間が等しくなり(t1
2 )、リードスイッチ6a,6bからのパルス信号の
論理和は、図3に示すように、メータの1回転に対して
等間隔に発生することになる。
【0028】以上説明したように、本考案の第1、第2
の形態のガスメータの流量検出装置では、メータ1回転
内の回転誤差に相当する回転角のずれ分だけ中央軸のD
カットに対して、マグネットまたはリードスイッチをず
らせて配置することにより、等間隔のパルスが得られ、
また、本考案の第3、第4の形態のガスメータの流量検
出装置では、メータ1回転の過程で、t1 =t2 =…=
n =T/nとなるような特定ののう膜位置に対応する
回転軸の回転角のずれ分だけ、マグネットまたはリード
スイッチをのう膜の往復運動の基準位置よりずらせて配
置することにより、等間隔のパルスが得られる。この結
果、ガスの積算流量の算出、論理遮断判定の誤差を軽減
される。
【0029】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
ガスメータの流量検出装置におけるのう膜の往復運動に
おいて、これに連動するメータ回転軸の回転速度が一定
でない場合でも、マグネットまたはリードスイッチの配
置を工夫することにより、ガス流量検出時に一定間隔の
パルスが出力されるようにし、以てガスの積算流量の算
出、論理遮断判定の誤差が軽減されるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の形態のガスメータの流量検出装
置の一実施例の構成を示す構成図であり、(a) はt1
2 の場合のマグネットの配置を示す図、(b) はt1
2 の場合のマグネットの配置を示す図である。
【図2】本考案の第2の形態のガスメータの流量検出装
置の一実施例の構成を示す構成図であり、(a) はt1
2 の場合のリードスイッチの配置を示す図、(b) はt
1 >t2 の場合のリードスイッチの配置を示す図であ
る。
【図3】本考案のガスメータの流量検出装置によるパル
ス信号波形を示す波形図である。
【図4】(a) は本考案の第3の形態のガスメータの流量
検出装置の実施例の構成を示す構成図であり、(b) は第
4の形態のガスメータの流量検出装置の実施例の構成を
示す構成図である。
【図5】従来のガスメータの流量検出装置の構成の一例
を示す構成図である。
【図6】(a) は図5の装置においてマグネットの数を増
やして発生パルス数を増やすようにした従来のガスメー
タの流量検出装置の構成を示す図、(b) は図5の装置に
おいてリードスイッチの数を増やして発生パルス数を増
やすようにした従来のガスメータの流量検出装置の構成
を示す図、(c) は(a), (b)のガスメータの流量検出装置
における発生パルスの波形を示す波形図である。
【図7】(a) は従来のガスメータの流量検出装置におけ
る中央軸の回転角と1/2回転に要する時間の関係を示
す図、(b) はメータ1回転の過程で等間隔のパルスが得
るように2分割することができる特定ののう膜位置を示
す図である。
【符号の説明】
1 計量室 2 のう膜 3 中央軸 4 マグネットホルダ 5,5a,5b マグネット 6,6a,6b リードスイッチ

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロコンピュータを含む制御装置を
    内蔵し、ガスメータの計量室に設けられてガスの流量に
    応じて往復運動を行うのう膜と、こののう膜の1往復に
    連動して1回転する回転軸と、この回転軸に取付部材を
    介して固定されて回転軸の回転に応じて回転運動を行う
    複数個のマグネット、および、このマグネットの運動軌
    跡の外側に配置された磁気検出部材とを備え、前記マグ
    ネットの通過によって磁気検出部材に発生する信号を前
    記マイクロコンピュータへの流量検出信号とするガスメ
    ータの流量検出装置であって、 前記マグネットの運動軌跡上の位置が、前記回転軸の回
    転速度データに応じて、マグネットの通過によって前記
    磁気検出部材に発生する信号の発生周期が一定になるよ
    うな位置であることを特徴とするガスメータの流量検出
    装置。
  2. 【請求項2】 マイクロコンピュータを含む制御装置を
    内蔵し、ガスメータの計量室に設けられてガスの流量に
    応じて往復運動を行うのう膜と、こののう膜の1往復に
    連動して1回転する回転軸と、この回転軸に取付部材を
    介して固定されて回転軸の回転に応じて回転運動を行う
    マグネット、および、このマグネットの運動軌跡の外側
    に配置された複数個の磁気検出部材とを備え、前記マグ
    ネットの通過によって磁気検出部材に発生する信号を前
    記マイクロコンピュータへの流量検出信号とするガスメ
    ータの流量検出装置であって、 前記磁気検出部材の前記マグネットの運動軌跡の外側の
    位置が、前記回転軸の回転速度データに応じて、マグネ
    ットの通過によって前記磁気検出部材に発生する信号の
    発生周期が一定になるような位置であることを特徴とす
    るガスメータの流量検出装置。
  3. 【請求項3】 マイクロコンピュータを含む制御装置を
    内蔵し、ガスメータの計量室に設けられてガスの流量に
    応じて往復運動を行うのう膜と、こののう膜の1往復に
    連動して1回転する回転軸と、この回転軸に取付部材を
    介して等角度毎に固定されて回転軸の回転に応じて回転
    運動を行うn個のマグネット、および、このマグネット
    の運動軌跡の外側に配置された1個の磁気検出部材とを
    備え、前記マグネットの通過によって磁気検出部材に発
    生する信号を前記マイクロコンピュータへの流量検出信
    号とするガスメータの流量検出装置であって、 前記磁気検出部材が前記のう膜の往復運動の基準位置に
    対応して設けられ、前記n個のマグネットの内の前記の
    う膜の往復運動の基準位置に対応して設けられるもの
    が、前記回転軸の回転速度データに応じて、各マグネッ
    トの通過によって前記磁気検出部材に発生する信号の発
    生周期が一定になるように、前記磁気検出部材の設置位
    置から所定の回転角度だけオフセットされて取り付けれ
    ていることを特徴とするガスメータの流量検出装置。
  4. 【請求項4】 マイクロコンピュータを含む制御装置を
    内蔵し、ガスメータの計量室に設けられてガスの流量に
    応じて往復運動を行うのう膜と、こののう膜の1往復に
    連動して1回転する回転軸と、この回転軸に取付部材を
    介して固定されて回転軸の回転に応じて回転運動を行う
    1個のマグネット、および、このマグネットの運動軌跡
    の外側に等角度毎に配置されたn個の磁気検出部材とを
    備え、前記マグネットの通過によって磁気検出部材に発
    生する信号を前記マイクロコンピュータへの流量検出信
    号とするガスメータの流量検出装置であって、 前記マグネットが前記のう膜の往復運動の基準位置に対
    応して設けられ、前記n個の磁気検出部材の内の前記の
    う膜の往復運動の基準位置に対応して設けられるもの
    が、前記回転軸の回転速度データに応じて、前記マグネ
    ットの通過によって前記各磁気検出部材に発生する信号
    の発生周期が一定になるように、前記マグネットの設置
    位置から所定の回転角度だけオフセットされて取り付け
    れていることを特徴とするガスメータの流量検出装置。
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