JP2010139261A - 膜式ガスメータ - Google Patents
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Abstract
【課題】電子式カウンタを起動させた後のガスメータを横倒しの状態で運搬中に外部から振動が加わっても誤積算を生じない膜式ガスメータを提供する。
【解決手段】複数の磁石を均等間隔で設けた回転部材がクランク軸と同心に回転自在に軸支されており、ガスの流れによる一対のダイヤフラムの往復運動をリンク機構を介して前記クランク軸の回転運動に変換し、クランク軸の径方向に突き出た突起部が、回転部材の径方向に突き出た突起部と当接して回転部材が回転し、回転する磁石の磁気的変化をリードスイッチでカウントしてガス流量を計測する膜式ガスメータにおいて、当該膜式ガスメータをダイヤフラムが水平になるように横に倒したときの一対のダイヤフラムが静止した状態で、磁石のいずれかがリードスイッチと正対し、クランク軸の突起部が磁石のいずれかと正対した位置に並ぶように配置する。また、回転部材の突起部は、隣接した磁石との中間点付近に配置する。
【選択図】図3
【解決手段】複数の磁石を均等間隔で設けた回転部材がクランク軸と同心に回転自在に軸支されており、ガスの流れによる一対のダイヤフラムの往復運動をリンク機構を介して前記クランク軸の回転運動に変換し、クランク軸の径方向に突き出た突起部が、回転部材の径方向に突き出た突起部と当接して回転部材が回転し、回転する磁石の磁気的変化をリードスイッチでカウントしてガス流量を計測する膜式ガスメータにおいて、当該膜式ガスメータをダイヤフラムが水平になるように横に倒したときの一対のダイヤフラムが静止した状態で、磁石のいずれかがリードスイッチと正対し、クランク軸の突起部が磁石のいずれかと正対した位置に並ぶように配置する。また、回転部材の突起部は、隣接した磁石との中間点付近に配置する。
【選択図】図3
Description
本発明は、横倒しの状態で運搬中に外部から振動が加わっても誤積算を生じない膜式ガスメータに関する。
一般的な膜式ガスメータの構造を簡単に説明する。膜式ガスメータ内部にはダイヤフラム(膜)を備えた一対の計量室を備え、計量室内をガスが流れると、流量に応じてこれらのダイヤフラムが往復運動し、その往復運動がリンク機構を介して、膜式ガスメータ内の上部に支持されたクランク軸の回転運動に変換される。
膜式ガスメータでは、このクランク軸の回転を機械式と電子式の二つのカウンタでカウントして流量を計測する。
機械式カウンタは、クランク軸の回転をそのまま歯車機構を介して伝達し、目視カウンタ(数字車)を動作させるものである。
一方、電子式カウンタは、クランク軸とともに回転する回転部材上に磁石を配置し、その回転する磁石の軌道付近に設けられたリードスイッチで磁石の通過を検出し、その通過信号をカウントした値から流量信号を得て積算するものである。
機械式カウンタは、クランク軸の回転をそのまま歯車機構を介して伝達し、目視カウンタ(数字車)を動作させるものである。
一方、電子式カウンタは、クランク軸とともに回転する回転部材上に磁石を配置し、その回転する磁石の軌道付近に設けられたリードスイッチで磁石の通過を検出し、その通過信号をカウントした値から流量信号を得て積算するものである。
しかしながら、電子式カウンタでは、ガスが流れていないときでも、機械的な振動や、温度変化および圧力変化等の環境変化によってダイヤフラムが不規則な膨張収縮動作を行い、磁石が回転移動することがある。このような回転移動がリードスイッチをON/OFFさせる境界線上で行われると、リードスイッチがON/OFFを繰り返し、ガスが流れているときと同様の通過信号が出現してしまう。
その結果、電子式カウンタでは、通過信号がガスの流量によるものであっても、機械的な振動に起因するものであっても、そのまま通過信号をカウントアップしてしまうので、実際の流量よりも多い積算量になってしまう。
これを解決するために、特許文献1のダイヤフラム式流量計では、一対の計量室に備えられたそれぞれのダイヤフラムの膨張収縮動作に連動して回転移動する磁石と、所定の位置で磁石の回転移動を感知する第1および第2のリードスイッチを有している。
電子式カウンタは、第1および第2のリードスイッチが交互にON/OFFされると、流量に連動して磁石が回転移動したものとしてカウントアップされる。これに対して、一方のリードスイッチだけがON/OFFを繰り返したときには、磁石が外乱によりその場で往復移動したとして、カウントアップされない。
これにより、振動や圧力変化等の環境変化によって電子式カウンタが過進することを防止し、正確な計量が可能な流量計を提供している。
特開平11−166848号公報
電子式カウンタは、第1および第2のリードスイッチが交互にON/OFFされると、流量に連動して磁石が回転移動したものとしてカウントアップされる。これに対して、一方のリードスイッチだけがON/OFFを繰り返したときには、磁石が外乱によりその場で往復移動したとして、カウントアップされない。
これにより、振動や圧力変化等の環境変化によって電子式カウンタが過進することを防止し、正確な計量が可能な流量計を提供している。
ところで、ある需要家の所に設置されガス事業者が電子式カウンタを起動させた膜式ガスメータが検定期間満了日を迎える前に取り外され、他の需要家の所へ運搬して再設置することがある。
この場合、運搬によって膜式ガスメータが前後左右に傾けられたりすると、一対のダイヤフラムの動きに連動してクランク軸が逆回転し、なおかつ膜式ガスメータが横に寝かされると、ダイヤフラムが重力方向に偏って安定するのでクランク軸が動きにくくなり、磁石が配置された回転部材の動きに干渉することで、リードスイッチの不要なON/OFFを誘発することが考えられる。
しかし、特許文献1の方式では、複数のリードスイッチを使用する分コストがかかる上に、上記のような運搬状況を想定していないため、運搬途中で電子式カウンタが誤積算するような状態になる場合が考えられる。
本発明は、上述の実情を考慮してなされたものであって、電子式カウンタを起動させた後のガスメータを横倒しの状態で運搬中に外部から振動が加わっても誤積算を生じない膜式ガスメータを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の構成は、複数の磁石を均等間隔で設けた回転部材がクランク軸と同心に回転自在に軸支されており、ガスの流れによって起こる一対のダイヤフラムの往復運動をリンク機構を介して前記クランク軸の回転運動に変換し、前記クランク軸の回転軸の径方向に突き出た突起部が、前記回転部材の回転軸の径方向に突き出た突起部と当接して前記回転部材が回転し、回転する前記磁石の磁気的変化をリードスイッチでカウントしてガスの流量を計測する膜式ガスメータにおいて、当該膜式ガスメータを前記ダイヤフラムが水平になるように横に倒したときの前記一対のダイヤフラムが静止した状態で、前記磁石のいずれかが前記リードスイッチと正対し、前記クランク軸の突起部が前記磁石のいずれかと正対した位置に並ぶように配置する。
さらに、前記回転部材の突起部は、隣接した磁石との中間点付近の位置になるように配置する。
さらに、前記回転部材の突起部は、隣接した磁石との中間点付近の位置になるように配置する。
例えば、前記回転部材に2個あるいは4個の磁石を均等間隔に設けた場合、前記クランク軸の突起部を前記リードスイッチと正対する位置に並ぶように配置する。
あるいは、前記回転部材に4個の磁石を均等間隔に設けた場合、前記クランク軸の突起部を前記リードスイッチと正対する位置に対し90°ずらした位置に並ぶように配置する。
あるいは、前記回転部材に4個の磁石を均等間隔に設けた場合、前記クランク軸の突起部を前記リードスイッチと正対する位置に対し90°ずらした位置に並ぶように配置する。
本発明の膜式ガスメータによれば、電子式カウンタを起動させた後のガスメータを横倒しの状態で運搬中に外部から振動が加わっても誤積算が生じない。
以下、図面を参照して本発明の膜式ガスメータに係る好適な実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る膜式ガスメータの上ケースを取り外した状態の本体計量部の斜視図である。図2は、本体計量部を上から見たリンク機構を示す図である。図3(A)は、リンク機構を介して回転する回転部材の平面図、(B)は(A)のX−X'線における側面断面図である。
図1は、本実施形態に係る膜式ガスメータの上ケースを取り外した状態の本体計量部の斜視図である。図2は、本体計量部を上から見たリンク機構を示す図である。図3(A)は、リンク機構を介して回転する回転部材の平面図、(B)は(A)のX−X'線における側面断面図である。
図1乃至図3に示した計量部本体の機構部は、公知のものであるが、本発明の関連部分について概略説明する。
ガスメータの計量部本体1の機構部は、一対の計量室を備えており、一対の計量室にはダイヤフラム2がそれぞれ設けられ、各ダイヤフラムに連結されたのう翼が回動可能に設けられた翼軸4aと4bにそれぞれ固着されている。ガスが流れると一方の計量室のダイヤフラム2は、往復移動し、これに連動してのう翼が揺動し、翼軸4aと4bが往復回動する。
ガスメータの計量部本体1の機構部は、一対の計量室を備えており、一対の計量室にはダイヤフラム2がそれぞれ設けられ、各ダイヤフラムに連結されたのう翼が回動可能に設けられた翼軸4aと4bにそれぞれ固着されている。ガスが流れると一方の計量室のダイヤフラム2は、往復移動し、これに連動してのう翼が揺動し、翼軸4aと4bが往復回動する。
リンク機構3は、翼軸4aと4bの上端にそれぞれ大肘金5aと5bの各一端が固着され、大肘金5aと5bの各他端はそれぞれ小肘金6aと6bの各端に遊合連結されている。
また、小肘金6aと6bの各他端はクランクアーム7に遊合連結され、このクランクアーム7にはクランク軸8が固着されている。さらに、クランク軸8の上端には突起部13aを有する回転子13が固着されている。
また、小肘金6aと6bの各他端はクランクアーム7に遊合連結され、このクランクアーム7にはクランク軸8が固着されている。さらに、クランク軸8の上端には突起部13aを有する回転子13が固着されている。
回転部材11は、計量部本体1の上部壁上に取り付けたクランク台10にクランク軸8の軸心周りで回転自在に支持されており、4個の磁石12a〜12dを、回転部材11の回転軸芯から径方向に離れた位置に、回転部材11の回転方向に位相を90°ずつずらした状態で保持している。
また、回転部材11には突起部11aが設けられおり、回転部材11の突起部11aと回転子13の突起部13aとは接触可能に設けられている。
また、回転部材11には突起部11aが設けられおり、回転部材11の突起部11aと回転子13の突起部13aとは接触可能に設けられている。
2つあるいずれかの計量室にガスが流れるとその圧力で計量室に設けられたダイヤフラム2が往復運動し、これに連動して翼軸4が往復回動する。この往復回動が、リンク機構3の大肘金5を揺動させ、この動きが小肘金6、クランクアーム7を経てクランク軸8を回転させる(この回転を正回転という)。そして、クランク軸8の回転により回転子13が回転し、突起部13aが突起部11aを押し回して、回転部材11が回転する。一方の計量室のガスが送り出されると、他の計量室にガスが送り込まれ上記と同様な動作によりクランク軸8が回転し続ける。
このように、回転子13が回転部材11を押し回す構造としたことにより、ガスの逆流や振動などでクランク軸8が正回転とは逆方向に回転(この回転を逆回転という)したときに、回転子13の動きが回転部材11に伝えられない。ここで、逆転防止機構(不図示)を別途備えてクランクアーム7の逆転を防止するため、回転子13が1周することはなく、逆回転によって回転子13が回転部材11を押し回すことはない。
電子式カウンタは、この回転部材11の回転により、磁石の軌道付近に設けられたリードスイッチで磁石12の通過を検出し、その通過による通過信号をカウントした値から流量信号を得て積算する。
次に、回転部材と回転子と磁石とリードスイッチとの関係について説明する。
回転部材11が停止した状態では、磁石12がリードスイッチ14に引かれ、図4のようにリードスイッチ14と回転部材11の中のある1つの磁石12aが正対した状態で静止する。このため、回転部材11は、よほど大きな衝撃や振動が加わらない限り通常の輸送などの振動では回転せず、リードスイッチ14がON状態で静止することになる。
この状態で振動が与えられてもリードスイッチ14がOFFするところまで、磁石12aが動くことはないため誤積算には至らない。
回転部材11が停止した状態では、磁石12がリードスイッチ14に引かれ、図4のようにリードスイッチ14と回転部材11の中のある1つの磁石12aが正対した状態で静止する。このため、回転部材11は、よほど大きな衝撃や振動が加わらない限り通常の輸送などの振動では回転せず、リードスイッチ14がON状態で静止することになる。
この状態で振動が与えられてもリードスイッチ14がOFFするところまで、磁石12aが動くことはないため誤積算には至らない。
また、回転部材11に設けられた突起部11aは、回転子13の突起部13aに押され時計回り15をしているため、通常図4のように回転子13の突起部13aの正転側(時計回り側)に隣接している。このため、磁石12は、回転子13の突起部13aから離れる方向(時計回り)15に動いてリードスイッチ14に引かれた正対位置で安定する。
しかしながら、図5のような場合、リードスイッチ14により磁石12dが引き寄せられるので、回転部材11の突起部11aは方向17に回転する。
また、膜式ガスメータが横に寝かされた状態のとき、ダイヤフラム2が自身の重さによって安定位置に行こうとするので、回転子13の突起部13aは方向16に回転する。
また、膜式ガスメータが横に寝かされた状態のとき、ダイヤフラム2が自身の重さによって安定位置に行こうとするので、回転子13の突起部13aは方向16に回転する。
すると、回転部材11の突起部11aと回転子13の突起部13aとがぶつかることになり、磁石12とリードスイッチ14との位置関係が非常に不安定な状態になる場合がある。この不安定な状態で膜式ガスメータを輸送すると、外部から振動が加わってリードスイッチ14の不要なON/OFFを誘発することとなり誤積算を生じることがある。
次に、膜式ガスメータが機械式カウンタの表示部を上に向けて横に寝かせられた場合に、ダイヤフラムの位置とその位置におけるクランク軸の回転角度とを考察すると、図6のようなグラフとなった。
図6は、膜式ガスメータの下側になった計量室のダイヤフラムの位置と上側になった計量室のダイヤフラムの位置とクランク軸の回転角度との関係を表わすグラフである。図6の縦軸は、下側のダイヤフラムと上側のダイヤフラムの中央点を原点とした各ダイヤフラムの位置(単位mm)であり、横軸はクランク軸の回転角度(単位°)である。
図6は、膜式ガスメータの下側になった計量室のダイヤフラムの位置と上側になった計量室のダイヤフラムの位置とクランク軸の回転角度との関係を表わすグラフである。図6の縦軸は、下側のダイヤフラムと上側のダイヤフラムの中央点を原点とした各ダイヤフラムの位置(単位mm)であり、横軸はクランク軸の回転角度(単位°)である。
膜式ガスメータを横に倒したとき2枚のダイヤフラムが下側に偏った状態となるが、2枚のダイヤフラムは位相をずらしてリンク機構に固定されているため、双方のダイヤフラムが同時に下限に達することはなく、2枚のダイヤフラムの位置エネルギーの和が最小となる位置で安定する。
このように、膜式ガスメータが横に倒された状態ではダイヤフラムの位置は決まった位置になるので、クランク軸の角度、即ち回転子の突起部の角度も一定のところに安定する。
このように、膜式ガスメータが横に倒された状態ではダイヤフラムの位置は決まった位置になるので、クランク軸の角度、即ち回転子の突起部の角度も一定のところに安定する。
したがって、膜式ガスメータが横に倒された状態のときに、回転子13の突起部13aと回転部材11の突起部11aが干渉しない位置になるためには、この状態で各突起部の位置を次のようにずらすように設計すればよい。
(1)回転子の突起部の位置:
往復動作する双方のダイヤフラムが止点(2枚のダイヤフラムの位置エネルギーの和が最小となる位置)付近にあるとき、ある磁石12がリードスイッチ14と正対した際、いずれかの磁石12に正対した位置に並ぶように、回転子13の突起部13aを配置する。
例えば、図7のように、リードスイッチ14の位置を12時としたときに、回転子13の突起部13aを6時(図7(A))または12時の位置(図7(B))に配置する。
また、図8のように、リードスイッチ14の位置を12時としたときに、回転子13の突起部13aを9時の位置(図8(A))または3時の位置(図8(B))に配置する。
往復動作する双方のダイヤフラムが止点(2枚のダイヤフラムの位置エネルギーの和が最小となる位置)付近にあるとき、ある磁石12がリードスイッチ14と正対した際、いずれかの磁石12に正対した位置に並ぶように、回転子13の突起部13aを配置する。
例えば、図7のように、リードスイッチ14の位置を12時としたときに、回転子13の突起部13aを6時(図7(A))または12時の位置(図7(B))に配置する。
また、図8のように、リードスイッチ14の位置を12時としたときに、回転子13の突起部13aを9時の位置(図8(A))または3時の位置(図8(B))に配置する。
(2)回転部材の突起部の位置:
回転部材11の突起部11aは、回転子13の突起部13aが上記のように配置されているときに、隣接した磁石12との中間点付近の位置に配置されるように設計する。
回転部材11の突起部11aは、回転子13の突起部13aが上記のように配置されているときに、隣接した磁石12との中間点付近の位置に配置されるように設計する。
上記(1)の状態では、4個の磁石12と回転子13の突起部13aとはリードスイッチ14に対して同じように上下の位置あるいは左右の位置に安定することから、回転部材11の突起部11aを隣り合う磁石の中間点(90°/2=45°)付近の位置に設ければ、回転子13の突起部13aと干渉しない位置となるが、中間点とすることが望ましい。
図7や図8のように、回転子13の突起部13aがリードスイッチ14に対して、上下の位置あるいは左右の位置のいずれかに配置されていた場合、回転部材11の突起部11aの位置を磁石12とそれに隣接した磁石12の中間点(45°方向)に配置すれば、4個ある磁石12のうち、どの磁石12がリードスイッチ14と正対しても各突起部が干渉することはなく、磁石12がリードスイッチ14に正対する動きを妨げることはない。
さらに、図7(A)において、回転部材11の突起部11aが磁石12dと磁石12aの間や磁石12aと磁石12bの間にある場合には、いずれの位置に配置しても、磁石12がリードスイッチ14に正対する動きを妨げることはない。
さらに、図7(A)において、回転部材11の突起部11aが磁石12dと磁石12aの間や磁石12aと磁石12bの間にある場合には、いずれの位置に配置しても、磁石12がリードスイッチ14に正対する動きを妨げることはない。
上記の各突起部の位置は、均等間隔で4個の磁石を回転部材に配置したものであるが、図9のように均等間隔で2個の磁石を配置したものであっても同様に適用できる。この場合、回転部材の突起部の位置は、上記の例のように中間点(45°)付近ではなく、2個の磁石の中間点(180°/2=90°)付近に配置することが望ましい。
尚、本発明は上述した実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で各種の変形、修正が可能であるのは勿論である。
1…計量部本体、2…ダイヤフラム、3…リンク機構、4a,4b…翼軸、5a,5b…大肘金、6a,6b…小肘金、7…クランクアーム、8…クランク軸、10…クランク台、11…回転部材、11a…回転部材の突起部、12,12a〜12d…磁石、13…回転子、13a…回転子の突起部、14…リードスイッチ、15…回転子の正転時の方向(時計回り)、16…ダイヤフラムの自重により安定する方向、17…磁石がリードスイッチに引かれる方向。
Claims (2)
- 複数の磁石を均等間隔で設けた回転部材がクランク軸と同心に回転自在に軸支されており、ガスの流れによって起こる一対のダイヤフラムの往復運動をリンク機構を介して前記クランク軸の回転運動に変換し、前記クランク軸の回転軸の径方向に突き出た突起部が、前記回転部材の回転軸の径方向に突き出た突起部と当接して前記回転部材が回転し、回転する前記磁石の磁気的変化をリードスイッチでカウントしてガスの流量を計測する膜式ガスメータにおいて、
当該膜式ガスメータを前記ダイヤフラムが水平になるように横に倒したときの前記一対のダイヤフラムが静止した状態で、前記磁石のいずれかが前記リードスイッチと正対し、前記クランク軸の突起部が前記磁石のいずれかと正対した位置に並ぶように配置することを特徴とする膜式ガスメータ。 - 請求項1に記載の膜式ガスメータにおいて、前記回転部材の突起部は、隣接した磁石との中間点付近の位置になるように配置することを特徴とする膜式ガスメータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008313355A JP2010139261A (ja) | 2008-12-09 | 2008-12-09 | 膜式ガスメータ |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2008313355A JP2010139261A (ja) | 2008-12-09 | 2008-12-09 | 膜式ガスメータ |
Publications (1)
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Country Status (1)
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JP (1) | JP2010139261A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103487093A (zh) * | 2013-09-13 | 2014-01-01 | 上海真兰仪表科技股份有限公司 | 一种用于燃气计量的新型传感装置 |
CN113686404A (zh) * | 2021-07-13 | 2021-11-23 | 陕西航天动力高科技股份有限公司 | 一种带止逆装置的膜式燃气表 |
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2008
- 2008-12-09 JP JP2008313355A patent/JP2010139261A/ja active Pending
Cited By (2)
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CN113686404A (zh) * | 2021-07-13 | 2021-11-23 | 陕西航天动力高科技股份有限公司 | 一种带止逆装置的膜式燃气表 |
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