JPH07275584A - 衣類乾燥機 - Google Patents

衣類乾燥機

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Publication number
JPH07275584A
JPH07275584A JP6100807A JP10080794A JPH07275584A JP H07275584 A JPH07275584 A JP H07275584A JP 6100807 A JP6100807 A JP 6100807A JP 10080794 A JP10080794 A JP 10080794A JP H07275584 A JPH07275584 A JP H07275584A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fan
double
cooling
air
blade fan
Prior art date
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Pending
Application number
JP6100807A
Other languages
English (en)
Inventor
Takamoto Koyama
喬資 小山
Katsunori Ishii
克典 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Kentetsu Co Ltd
Original Assignee
Nihon Kentetsu Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Kentetsu Co Ltd filed Critical Nihon Kentetsu Co Ltd
Priority to JP6100807A priority Critical patent/JPH07275584A/ja
Publication of JPH07275584A publication Critical patent/JPH07275584A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷却風路に取り入れる特に両翼ファンの中心
部での外気の量を増加できるとともに回転時に大きなモ
ーメントの加わる回転軸部分での補強も図ることがで
き、そのために両翼ファンの回転抵抗が特に大きくなる
こともなく、両翼ファンの背後に設ける塞ぎ板が回転の
妨げになることもない。 【構成】 外箱2内に配設した乾燥室である回転ドラム
3の背後に熱交換機能を有する両翼ファン6を配設し、
該両翼ファン6の内側に熱風の循環風路16を形成し、
外側に外気による冷却風路17を形成した衣類乾燥機に
おいて、両翼ファン6の冷却側ファン6bに両翼ファン
6の回転軸に連成する送風用の補助リブ19を設け、該
補助リブ19は両翼ファン6の回転軸に連成する個所が
幅広部19aで、外周に向けて先細り部19bとなる三
角形状に形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衣類乾燥機の特に両翼
ファンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】被乾燥衣類からの水分を機外へ排出する
除湿型の衣類乾燥機の一例として空冷式のものがある。
これは、周知の如く、図3にも示すように前面に被乾燥
衣類出入用の扉1を有する外箱2内に乾燥室である回転
ドラム3を配設し、該回転ドラム3の背面に形成した排
気孔4の背後にファンケーシング5を設け、このファン
ケーシーング5内に循環側ファン6aと冷却側ファン6
bとで構成し熱交換機能を有する両翼ファン6を配設し
てある。
【0003】また、外箱2の裏フタ7に冷却用の外気を
取り入れる吸気口8を設け、外箱2内の前方下部にPT
Cヒータなどの半導体ヒータ9を内蔵するヒータケース
10を設け、ファンケーシング5とヒータケース10と
を排気ダクト11を介して連通させて熱風の循環風路1
6を形成し、該循環風路16の途中に外箱2の外部に開
口する排水口12を設けた。
【0004】一方、前記ファンケーシング5に取り付け
た両翼ファン6により熱風の循環風路16と遮断される
冷風の冷却風路17を吸気口8側に形成し、この吸気口
8の上下部に位置させて外箱2に取り入れた冷気の排気
口13を形成する。図中18は冷却側ファン6bと裏フ
タ7との間に配設した塞ぎ板を示す。
【0005】乾燥運転を行うには扉1を開いて回転ドラ
ム3内に被乾燥衣類を投入し、回転ドラム3及び両翼フ
ァン6を回転し、ヒータ9に通電してこれを発熱する。
両翼ファン6の回転により外箱2内の空気はヒータケー
ス10内のヒータ9に送られ、ここで加熱されて乾いた
熱風となって回転ドラム3内に送り込まれ被乾燥衣類に
当てられる。
【0006】これにより被乾燥衣類が加熱され、前記熱
風は被乾燥衣類から蒸発した水分を含んで湿った温風と
なり、この湿った温風は両翼ファン6により回転ドラム
3の背面の排気口4からファンケーシング5内へと送り
だされる。そして、同じく両翼ファン6の回転により吸
気口8から取り入れられ、排気口13から出ていく冷た
い外気と両翼ファン6を介して間接的に接触し、熱交換
される。
【0007】このようにして両翼ファン6が熱交換機能
を発揮して前記温風は外気で冷却され、水分が除去され
て熱風の循環風路16を通ってヒータ9へと再び送られ
る。除去された水分は排水口12から外箱2外へと排出
され、この循環を繰り返して乾燥運転が行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】両翼ファン6の形状
は、放射状の波形に形成されるものであるが、回転軸寄
りは羽根形状に形成されず、しかも回転軸側は外周に比
較して回転速度が遅くなるため、特にこの個所での送風
量が減少し、熱交換能力が低下するおそれがある。
【0009】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、第1に、冷却風路に取り入れる特に両翼ファンの中
心部での外気の量を増加できるとともに回転時に大きな
モーメントの加わる回転軸部分での補強も図ることがで
き、第2に、そのために両翼ファンの回転抵抗が特に大
きくなることもなく、第3に、両翼ファンの背後に設け
る塞ぎ板が回転の妨げになることもない衣類乾燥機を提
供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、第1に、外箱内に配設した乾燥室である回転
ドラムの背後に熱交換機能を有する両翼ファンを配設
し、該両翼ファンの内側に熱風の循環風路を形成し、外
側に外気による冷却風路を形成した衣類乾燥機におい
て、両翼ファンの冷却側ファンに両翼ファンの回転軸に
連成する送風用の補助リブを設け、該補助リブは両翼フ
ァンの回転軸に連成する個所が幅広で、外周に向けて先
細りとなる三角形状に形成したことを要旨とするもので
ある。
【0011】第2に、補助リブは冷却側ファンに2つお
きに形成することを要旨とするものである。
【0012】第3に、冷却側ファンの外方にこれと対向
させて配設する塞ぎ板を、補助リブとの間に所定の隙間
が保持できるよう少なくとも中心部を円錐形状に形成し
たことを要旨とするものである。
【0013】
【作用】請求項1記載の本発明によれば、両翼ファンの
冷却側ファンに設けた送風用の補助リブが回転羽根とし
て作用することにより、冷却風路に取り入れる外気の量
が増加し、特に、両翼ファンの回転軸寄りの部分で補助
リブを幅広に形成したから、回転速度が遅く送風量が特
に少ない両翼ファンの中心部での送風量を増加できる。
また、補助リブは回転軸に連成し、この部分を幅広に形
成したから、回転のモーメントが大きく加わる回転軸寄
りの個所を補強できる。
【0014】請求項2記載の本発明によれば、前記作用
に加えて、補助リブは冷却側ファンに2つおきに形成し
たから、回転抵抗が特に大きくなることなく、送風量を
増加できる。
【0015】請求項3記載の本発明によれば、前記作用
に加えて、冷却側ファンの外方にこれと対向させて配設
する塞ぎ板の中心部を円錐形状に形成したから、両翼フ
ァンに補助リブを突設しても、両翼ファンと塞ぎ板との
間に所定の隙間が保持でき、塞ぎ板が両翼ファンの回転
を妨げることはない。
【0016】
【実施例】以下、図面について本発明の実施例を詳細に
説明する。図1は本発明の衣類乾燥機の実施例を示す要
部である両翼ファンの部分の縦断側面図で、衣類乾燥機
の全体構成は図3について既に説明した通りであるか
ら、ここでの詳細な説明は省略する。
【0017】両翼ファン6は、従来と同様、波形の放射
状に形成され、循環側ファン6aと冷却側ファン6bと
で構成するものであり、本発明ではかかる両翼ファン6
の冷却側ファン6bの外端部に送風用の補助リブ19を
設けた。この補助リブ19は、両翼ファン6の回転軸に
連成するもので、該回転軸に連成する個所が幅広部19
aで、外周に向けて先細り部19bとなる三角形状に形
成する。
【0018】かかる補助リブ19は、放射状の両翼ファ
ン6の冷却側ファン6bに2つおきに設けた。
【0019】そして、冷却側ファン6bの外方にこれと
対向させて配設する塞ぎ板18を、補助リブ19との間
にも所定の隙間が保持できるよう、補助リブ19が幅広
となる両翼ファン6の中心である回転軸の方向に向け
て、少なくとも中心部を円錐形状に形成した。
【0020】以上のようにして回転ドラム3内に被乾燥
衣類を投入し、モータ14に通電して回転ドラム3と両
翼ファン6とを回転し、ヒータ9に通電して乾燥運転を
行えば、両翼ファン6の回転により外箱2内の空気はヒ
ータケース10内のヒータ9に送られ、ここで加熱され
て乾いた熱風となって回転ドラム3内に送り込まれ被乾
燥衣類に当てられる。
【0021】これにより被乾燥衣類が加熱され、前記熱
風は被乾燥衣類から蒸発した水分を含んで湿った温風と
なり、この湿った温風は両翼ファン6により回転ドラム
3の背面の排気口4からファンケーシング5内へと送り
だされる。そして、同じく両翼ファン6の回転により吸
気口8から取り入れられ、排気口13から出ていく冷た
い外気と両翼ファン6を介して間接的に接触し、熱交換
される。
【0022】この吸気口8からの外気の取り入れは、両
翼ファン6の冷却側ファン6bに突設した補助リブ19
が回転羽根として作用することにより吸気量が増加す
る。そして、この場合、特に、回転速度が遅くなる両翼
ファン6の回転軸寄りの個所で補助リブ19を幅広部1
9aに形成してあるから、風量が少なかったこの個所で
の送風量が増加し、熱交換能力が増大する。
【0023】また、補助リブ19は回転軸に連成し、こ
の部分を幅広部19aに形成したから、回転のモーメン
トが大きく加わる回転軸寄りの個所を補強できる。
【0024】さらに、補助リブ19は冷却側ファン6b
に2つおきに形成したから、回転抵抗が特に大きくなる
こともない。
【0025】そして、冷却側ファン6bの外方にこれと
対向させて配設する塞ぎ板18の中心部を円錐形状に形
成したから、両翼ファン6に補助リブ19を突設して
も、両翼ファン6と塞ぎ板18との間に所定の隙間が保
持でき、塞ぎ板18が両翼ファン6の回転を妨げること
はない。
【0026】
【発明の効果】以上述べたように本発明の衣類乾燥機
は、第1に、両翼ファンの冷却側ファンに設けた送風用
の補助リブが回転羽根として作用することにより、冷却
風路に取り入れる外気の量が増加し、特に、両翼ファン
の回転軸寄りの部分で補助リブを幅広に形成したから、
回転速度が遅く送風量が特に少ない両翼ファンの中心部
での送風量を増加できる。また、補助リブは回転軸に連
成し、この部分を幅広に形成したから、回転のモーメン
トが大きく加わる回転軸寄りの個所を補強できる。
【0027】また、補助リブは冷却側ファンに2つおき
に形成したから、回転抵抗が特に大きくなることなく、
送風量を増加できる。
【0028】そして、冷却側ファンの外方にこれと対向
させて配設する塞ぎ板の中心部を円錐形状に形成したか
ら、両翼ファンに補助リブを突設しても、両翼ファンと
塞ぎ板との間に所定の隙間が保持でき、塞ぎ板が両翼フ
ァンの回転を妨げることはないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の衣類乾燥機の実施例の要部である両翼
ファンの部分の縦断側面図である。
【図2】本発明の衣類乾燥機の実施例の要部である両翼
ファンの一部の斜視図である。
【図3】本発明の衣類乾燥機の実施例を示す縦断側面図
である。
【符号の説明】
1…扉 2…外箱 3…回転ドラム 4…排気孔 5…ファンケーシング 6…両翼ファン 6a…循環側ファン 6b…冷却側ファン 7…裏フタ 8…吸気口 9…ヒータ 10…ヒータケース 11…排気ダクト 12…排水口 13…排気口 14…モータ 15…ベルト 16…循環風路 17…冷却風路 18…塞ぎ板 19…補助リブ 19a…幅広部 19b…先細り部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外箱内に配設した乾燥室である回転ドラ
    ムの背後に熱交換機能を有する両翼ファンを配設し、該
    両翼ファンの内側に熱風の循環風路を形成し、外側に外
    気による冷却風路を形成した衣類乾燥機において、両翼
    ファンの冷却側ファンに両翼ファンの回転軸に連成する
    送風用の補助リブを設け、該補助リブは両翼ファンの回
    転軸に連成する個所が幅広で、外周に向けて先細りとな
    る三角形状に形成したことを特徴とする衣類乾燥機。
  2. 【請求項2】 補助リブは冷却側ファンに2つおきに形
    成することを特徴とする請求項1記載の衣類乾燥機。
  3. 【請求項3】 冷却側ファンの外方にこれと対向させて
    配設する塞ぎ板を、補助リブとの間に所定の隙間が保持
    できるよう少なくとも中心部を円錐形状に形成したこと
    を特徴とする請求項1及び請求項2記載の衣類乾燥機。
JP6100807A 1994-04-13 1994-04-13 衣類乾燥機 Pending JPH07275584A (ja)

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JP6100807A JPH07275584A (ja) 1994-04-13 1994-04-13 衣類乾燥機

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JP6100807A JPH07275584A (ja) 1994-04-13 1994-04-13 衣類乾燥機

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JPH07275584A true JPH07275584A (ja) 1995-10-24

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6100807A Pending JPH07275584A (ja) 1994-04-13 1994-04-13 衣類乾燥機

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8065816B2 (en) * 2007-12-03 2011-11-29 Electrolux Home Products, Inc. Dryer drum vane

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8065816B2 (en) * 2007-12-03 2011-11-29 Electrolux Home Products, Inc. Dryer drum vane

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