JPH07275191A - 光源内蔵型撮像装置 - Google Patents

光源内蔵型撮像装置

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JPH07275191A
JPH07275191A JP6072199A JP7219994A JPH07275191A JP H07275191 A JPH07275191 A JP H07275191A JP 6072199 A JP6072199 A JP 6072199A JP 7219994 A JP7219994 A JP 7219994A JP H07275191 A JPH07275191 A JP H07275191A
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image pickup
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knob
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Mitsunobu Ono
光伸 大野
Tomoyasu Kawai
智康 川井
Teruo Eino
照雄 営野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 撮像信号を処理すると共に、光源の照明光量
を調節する機能を有する装置において、画像の明るさ調
整する際、ユーザーの誤操作を防止するとともに操作性
を向上させること。 【構成】 絞りコントロール回路12における絞り8の
制御による光量調節と、露光時間制御回路10における
CCD3の感度つまり露光時間の可変動作とは、摘み1
4と一つの軸で連動する可変抵抗器11,13によって
関連して制御される。すなわち、摘み14の左(極小)
からセンターまでは、光量が可変され、センターから右
(極大)までは露光時間が制御されることにより、画像
の明るさが調節される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撮像信号を処理すると
共に、光源の照明光量を調節する機能を有する光源内蔵
型撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】撮像手段としてのCCDの露光時間を制
御することにより、積分型の撮像手段の電気的感度向上
を図る先行例は、例えば特開平1−191582号公報
に開示されている。このTVカメラ装置は、AGC回路
がなくとも低被写体照明での感度を良くすることを目的
としている。
【0003】図9及び図10には、積分機能を有するT
Vカメラ装置(以下CCU)と光源装置を組み合わせた
一体型装置を示している。この装置81では、光源部の
絞りコントロールつまみ82と積分時間可変のつまみ8
3が独立に設けられている。図10は、図9に示す内視
鏡用光源とCCUとの一体型装置を含む内視鏡装置の全
体的な構成図である。
【0004】図10に示す内視鏡装置80は、内視鏡8
4と、この内視鏡84と接続される前記一体型装置81
とを有している。この内視鏡84の挿入部先端には、C
CD85と前記一体型装置81の光源ランプ86からの
照明光を伝達するライトガイド87の出射端が配置され
ている。前記CCD85の出力信号は、前記一体型装置
81のプロセス回路88を経て、エンコーダ89により
標準的なTV信号となって出力される。前記積分つまみ
83により調整される露光時間制御回路91は、前記C
CD85の駆動信号を制御して、このCCD85の露光
時間を制御している。
【0005】また、前記光源ランプ86と前記ライトガ
イド87の入射端との間に配置された絞り92は、絞り
コントロール回路93により制御されている。この絞り
コントロール回路93は、前記絞りコントロールつまみ
82により調整されるようになっている。
【0006】図9に示す絞りコントロールつまみ82を
回しても、積分つまみ83を回しても、この装置におい
て、出力としてのTV信号の明るさが変化する。
【0007】図10にも明らかなように、前記2つのつ
まみはその機能上関連性がなく独立に設けられている。
【0008】さて、光源装置の光量調整手段としては、
特開昭63−276018号公報で開示されているよう
な絞りによって調整されている。ところが、この絞りに
よる光量調整では一般に光源のランプを常時フル発光し
て使用するため、効率が悪い。特にバッテリーで使用す
るような場合、常時ランプがフル発光しているので、バ
ッテリー使用時での使用時間が短かくなる等の欠点があ
った。また、使用時間を増すためにバッテリーを大型化
しなければならなかった。そこで、高効率で光量を調整
する手段として、ランプ電流を直接制御して、ランプの
光量を制御する調光方式が、自動車のヘッドライトの分
野等で広く実用化されている。しかし、ランプ電流を制
御する調光方式では、ランプ電流により明るさが変わる
とともに、ランプ発光色の色温度も変化してしまう。自
動車等では色温度の変化はあまり問題とならないが、内
視鏡の光源装置では色再現性に忠実度が要求されるので
大きな問題となる。
【0009】色温度の変化を補正する手段として、CC
Dカラーカメラの分野ではオートホワイトバランス方式
が普及している。しかし、電子内視鏡分野の場合、被写
体が特定の色、特に工業用の場合さび等で観察画面が一
様な色に着色されている場合が多く、オートホワイトバ
ランスでは色温度の補正が良好にはできなかった。そこ
で従来は、色信号のゲインを固定ゲイン式で色温度を補
正するようにしていた。このように電子内視鏡装置の場
合、オートホワイトバランスの採用が難しい。内視鏡観
察装置に、ランプ電流制御による調光方式の光源装置と
組み合わせて内視鏡観察した場合、観察中に光源の光量
を変化させると、それに伴いランプ発生色の色温度が変
わってしまい、色再現性が変化してしまう不具合があ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前述したCCUと光源
の一体型装置において、前記積分つまみ83によって明
るさを可変すると、露光時間が変わってしまい、動画時
の観察時にコマ送り状態になる等デメリットが生じてし
まう場合がある。
【0011】これを防ぐため、前記積分つまみ83より
も、絞りつまみ82を優先して動かす必要がある。しか
し、ユーザーからすれば、積分つまみ83を回しても、
絞りつまみ82を回しても明るさがコントロールできる
ので、積分つまみ83を絞りつまみ82よりも先に動か
してしまい、動画観察能力が落ちてしまうような使い方
をしてしまう場合がよくあった。
【0012】本発明は前記事情にかんがみてなされたも
ので、撮像信号を処理すると共に、光源の照明光量を調
節する機能を有する装置において、画像の明るさ調整す
る際、ユーザーの誤操作を防止するとともに操作性を向
上させる得る光源内蔵型撮像装置を提供することを目的
としている。
【0013】
【課題を解決するための手段および作用】本発明では、
被写体へ照射する照明光を発生する光源手段と、前記照
明光によって照明された被写体を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段の出力を処理する信号処理手段とを有する
光源内蔵型撮像装置において、前記光源手段の照明光量
を調整する光量調整手段と、前記撮像手段の電気的感度
または前記信号処理手段の電気的感度の一方を可変する
手段と、前記電気的感度を可変する手段による電気的感
度の調節と、前記光量調整手段による照明光量の調節と
を関連させて設定する設定手段とを設けている。
【0014】前記構成では、光量調整手段における光量
調節と、電気的感度を可変する手段における電気的感度
の可変動作が、設定手段により関連されて設定されるの
で、画像の明るさ調節にあっては、ユーザーが誤操作を
することがない。
【0015】
【実施例】図を参照して本発明の実施例について、以下
に説明する。図1及び図2は本発明の第1実施例に係
り、図1は光源内蔵型撮像装置を構成する光源内蔵型信
号処理装置の外観図、図2は光源内蔵型撮像装置の概略
的な構成図である。
【0016】図1に示す光源内蔵型信号処理装置(以
下、CCUと略記する)1は、撮像手段等を含む光源内
蔵型撮像装置を構成している。このCCU1は、図2に
示す例えば内視鏡2に設けられた撮像手段としてのCC
D3と、信号線4a及びCCUコネクタ5を介して電気
的に接続されている。前記内視鏡2は、図2に示すよう
に、前記CCU1に内蔵された光源ランプ6からの照明
光をライトガイド7を介して、その出射端から被写体に
照射するようになっている。前記ライトガイド7の入射
端は、前記CCU1に設けられた図1に示すLGコネク
タ9に接続されるようになっている。そして、前記CC
U1内において、前記ライトガイド7の入射端と、前記
光源ランプ6との間には前記照明光量を調節するための
光量調節手段を構成する絞り8が介装されている。
【0017】前記CCU1は、前記CCD3における電
荷の蓄積時間を制御するため、CCD3への駆動信号を
制御するものであって、電気的感度を可変する手段を構
成する露光時間制御回路10を有している。この露光時
間制御回路10は、CCUコネクタ5及び信号線4bを
介して、電気的に接続されている。前記露光時間制御回
路10は、前記CCD3での露光時間を可変設定するも
のであって、設定手段を構成する露光用可変抵抗器11
が接続されている。
【0018】また、前記CCU1は、前記絞り8の絞り
量を調節する前記光量調整手段を構成する絞りコントロ
ール回路12を有している。前記絞りコントロール回路
12は、前記絞り8での絞り量つまり照明光量を可変設
定するものであって、前記設定手段を構成する光量用可
変抵抗器13が接続されている。
【0019】前記露光用可変抵抗器11と光量用可変抵
抗器13は、図1に示す明るさコントロールつまみ14
によって連動して、抵抗値が変化するようになってい
る。すなわち、明るさコントロールつまみ14の内部構
造は、図2に示すようになっており、一軸二連動で各抵
抗器を可変するよになっている。この抵抗値の変化が、
前記露光時間制御回路10及び絞りコントロール回路1
2の各設定を変化させるようになっている。露光用可変
抵抗器11及び光量用可変抵抗器13の各MIN(最
低)は接地され、各MAX(最大)は電源VCCに接続さ
れている。さらに、露光用可変抵抗器11のセンター位
置とMIN位置とはショートされ、且つ光量用可変抵抗
器13のセンター位置とMAX位置とはショートされて
いる。そして、前記明るさコントロールつまみ14は、
左半分の可変領域が絞り可変領域、右半分が露光時間可
変領域となっている。
【0020】このようにすれば、つまみ14のMINか
らセンター間は、いずれの位置でも露光用抵抗器11の
電位はGND電位で固定され、一定値となる。逆に、セ
ンターからMAX間は、光量用抵抗器13の電位はVCC
電位で固定され、一定値となる。
【0021】前記露光時間制御回路10、及び絞りコン
トロール回路12は、前記つまみ位置に従った電圧に応
じて、露光時間及び絞り量を設定するようになってい
る。また、つまみ14のセンター位置では、絞り8は開
放となり、露光時間は通常時間に設定されるようになっ
ている。
【0022】前記CCU1は、前記CCD3が撮像した
信号を信号処理手段を構成するプロセス回路15にて、
所定の処理をするようになっている。尚、このプロセス
回路15に後続する信号処理手段を構成する回路は、省
略しているが、最終的にTV信号を出力するようになっ
ている。
【0023】前記構成において、ユーザーが明るさをコ
ントロールしようとした場合、操作は明るさコントロー
ルつまみ14を操作することになる。つまみ14は、絞
り可変の領域と露光時間可変の領域に分かれているの
で、例えばつまみの位置がMINないしセンター間にあ
った場合、ユーザーがさらに明るくしようとした時、つ
まみ14を右へ回すことになる。つまみ位置がセンター
位置を越えるまでは絞りのみ開放へ向かい、露光時間は
変化しない。明るさが足りず、さらにつまみをセンター
ないしMAXの間にした時は、すでに絞りは開放となっ
ており、明るさの不足分を露光時間を可変することで補
うような使い方となる。
【0024】一方、暗くしたい場合はこれとは逆で、ま
ず露光時間を通常時間に戻してからそれでも不足する場
合は絞りを閉じていく操作となる。
【0025】本実施例では、従来例のように、絞りつま
みと積分コントロールつまみがなく明るさコントロール
つまみ14に統合されている。従って、機械的に連動し
た設定手段としてのつまみ14により明るさ調整をする
ので、明るくしたい時には絞りを絞ったまま露光時間を
可変して明るくするといった誤操作を完全に防止できる
と共に、操作が単純となり操作性が向上する。
【0026】図3及び図4は本発明の第2実施例に係
り、図3は光源内蔵型撮像装置を構成する光源内蔵型信
号処理装置の外観図、図4は光源内蔵型撮像装置の概略
的な構成図である。
【0027】本第2実施例のCCU21は、電気的に感
度を可変する手段として前記露光時間制御回路10に代
えて、GCA(ゲインコントロールアンプ)を有してい
る点が第1実施例と異なっている。その他、第1実施例
と同様の構成及び作用については、同じ符号を付して説
明を省略する。
【0028】前記CCU21は、第1実施例の露光用可
変抵抗器11に代えて、同様の構成となるGCA用可変
抵抗器11Aを有している。また、前記CCU21は、
前記プロセス回路15の後段に、GCA22が接続さ
れ、このGCA22のゲイン制御端子には、前記GCA
用可変抵抗器11Aの可変端子が接続されている。前記
GCA22の出力は、エンコーダ23を介して、標準的
なTV信号となって出力される。
【0029】また、CCU21は、第1実施例のつまみ
14に代えて、右半分がGCA可変用となっている明る
さコントロールつまみ24を有している。
【0030】GCA22からの出力は感度を上げるに従
い、S/N比が悪化する傾向にある。このため、通常
は、第1実施例と同様絞り量の可変により明るさを調整
し、このときGCAは標準設定となっている。そして、
前記構成においては、絞りを開放にしても不足する際
に、GCAによって明るさを補うようにしている。従っ
て、明るさ調整の最初の段階から、S/N比の悪化を招
かずに、明るさ調整ができる。
【0031】本実施例では、信号処理手段における電気
的感度を可変する手段と光量調整手段とを関連させて設
定し、コントロールできるようにしてあるので、明るさ
調整におけるユーザーの誤操作を防止できるとともに、
操作性が向上する。
【0032】尚、第1,第2実施例では、機械的に連動
した電気的感度可変手段と光量調整手段により行ってい
たが、マイコン及びレベル設定用の可変抵抗器を用い、
マイコンで可変抵抗値を制御することにより、電気的に
感度を可変する手段と光量調整手段とを電気的に連動さ
せることができる。この構成では、前述した効果に加え
て、機械的に連動する特殊な2連式の可変抵抗器が不要
となるため、設計自由度が高いだけでなく、省スペース
であり、小型化にも効果がある。
【0033】図5ないし図7本発明の第3実施例に係
り、図5は撮像装置のブロック図、図6はLUTデータ
とランプ電流の関係を示す図、図7は本実施例の装置を
電子内視鏡装置に適用した場合の構成図である。
【0034】本実施例に係る撮像装置は、図示しない操
作手段からの調光コントロール信号を基に、P.W.M
(パルス幅変調)電流制御器32が、光源用ランプ33
に供給するランプ電流を制御している。このランプ33
は、前記ランプ電流により発光光量が変化する。
【0035】一方、撮像手段としてのCCD35は、駆
動回路36によって駆動されると共に、ランプ33によ
り照明された被写体像を撮像し、電気信号に変換して出
力する。このCCD35の出力はプロセス回路37へ送
られ、プロセス回路37により輝度信号Y、色差信号R
−Y,B−Yに変換される。
【0036】前記色差信号R−Y,B−Yはそれぞれ色
温度補正のためのR−Y GCA(ゲインコントロール
アンプ)38とB−Y GCA39とへ送られ、ゲイン
補正され、エンコーダ40へ送られ、標準的なテレビ信
号となって出力される。
【0037】前記ランプ電流は、その帰還中において、
電流値検出回路41によってその電流値が検出され、検
出された電流値は、S/H(サンプル/ホールド)回路
42へ送られる。前記ランプ電流の検出電流値は、S/
H回路42によりサンプル/ホールドされ、A/D変換
器43でA/D変換され、デジタルデータとなってRO
MからなるL.U.T(ルックアップテーブル)44へ
送られる。
【0038】前記L.U.T44では、図6に示すよう
な折れ線近似で、ランプ電流値に応じたR−Y信号とB
−Y信号のゲイン補正値を発生して、R−Y GCA3
8とB−Y GCA39へ補正値を送る。前記R−Y
GCA38とB−Y GCA39では、それぞれL.
U.T44から与えられたゲイン補正値を基に、R−Y
信号とB−Y信号のゲインを補正することにより、色温
度の補正を行うようになっている。
【0039】前記構成において、図示しない前記操作手
段からの調光コントロール信号が変化すると、P.W.
M電流制御器32によりランプ電流が変化し、ランプ3
3の発光色の色温度が変化する。
【0040】このとき、ランプ33の発光色温度が変化
することに伴い、CCD35の出力の色成分も変化し、
プロセス回路37より生成されるR−Y,B−Yの各信
号も変化する。
【0041】一方、電流値検出回路41により検出され
たランプ電流値はS/H回路42、A/D変換器43を
経由してL.U.T44へ送られ、このL.U.T44
から補正値が出力される。この補正値はランプ電流値に
応じて変化し、R−Y GCA38と、B−Y GCA
39とにおいて、ランプ発生色の色温度の変化に伴うプ
ロセス回路37のR−YとB−Yの各出力変化分を補正
するような値となっている。従って、プロセス回路37
より出力されたR−Y,B−Yの各信号は、R−Y G
CA38とB−Y GCA39にて、ランプ33の発光
色温度の変化分を補正され、エンコーダ40へ適正な値
の信号となって送られる。
【0042】本実施例は、ランプ電流がランプ発光色の
色温度と相関があることを利用し、ランプ電流により色
信号のゲインを補正することにより、ランプ電流が変化
しても色差信号が補正できるので、色再現性に変化がな
く安定させることが可能である。例えば、光源のランプ
電流を可変して調光した際、色信号のゲインもランプ発
光色の色温度の変化に追従するように補正されるので、
色再現性が変化せず、良好な状態を維持できる。
【0043】図7は第3実施例の装置を電子内視鏡装置
に応用した場合の全体的な構成図である。
【0044】図7に示す電子内視鏡装置において、光源
及びCCUの一体型撮像装置45に電子内視鏡46が接
続されており、撮像装置45の出力はモニタ装置47へ
送られると共に、電子内視鏡46で撮像された被写体像
をモニタ装置47で観察できるようになっている。
【0045】前記撮像装置45の電源は、バッテリー装
置48により供給されるようになっている。また、前記
撮像装置45は、メインスイッチ49、前記LGコネク
タ9、前記CCUコネクタ5、及び明るさ調整用の14
(または24)が設けられている。前記内視鏡46と前
記撮像装置45との間は、ユニバーサルコード50とそ
の端部に設けられたコネクタ51とを介して接続される
ようになっている。尚、符号52は、被写体である。ま
た、第1実施例と同様の構成及び作用については、同じ
符号を付しており、説明を省略する。
【0046】従来内視鏡の光源装置は絞りによって光量
調整を行っていたが、本実施例では、ランプ電流制御式
の光量調整手段が使用でき、ランプを常時フル発光させ
る必要がなくなり、高効率となり、バッテリー電源によ
る電子内視鏡装置の使用時間を大幅に増やすことができ
る。あるいは、バッテリーを小型化でき、ポータブル使
用時のパフォーマンスを著しく改善できる。
【0047】図8は本発明の第4実施例に係る電子内視
鏡装置の全体的な構成図である。
【0048】本実施例は、図7と示す第3実施例と異な
る点は、撮像装置が、光源装置55とカメラコントロー
ルユニット(以下CCU)56とに別体に構成されてい
ることである。
【0049】本実施例では、図5における電流値検出回
路41、S/H回路42、A/D変換器43、L.U.
T44等は、光源装置55あるいはCCU56のいずれ
か一方に内蔵されることになる。以下に述べる例では、
電流値検出回路41のみを光源装置55へ配置し、それ
以外の構成はCCU56へ配置してあるものとする。そ
して、光源装置55内の電流値検出回路56の出力であ
る電流値を、ケーブル53を介してCCU56へ送り、
動作をさせるようになっている。
【0050】その他の構成及び作用効果は、第3実施例
と同様で、説明を省略する。
【0051】また、本発明は第3,第4実施例に示され
ている電子内視鏡装置だけでなく、ランプ電流を制御す
ることにより光量調整を行う光源装置と組み合わせて行
うカメラヘッド分離型撮像装置を含む撮像装置にすべて
適用できる。 [付記1] 請求項1記載の光源内蔵型撮像装置であっ
て、前記光量調節手段は前記照明光量を調節するための
機械的構成を含み、前記電気的感度を可変する手段は、
前記電気的感度を可変するための機械的構成を含み、さ
らに前記設定手段は、前記光量調節手段及び前記電気的
感度を可変する手段の各機械的構成を連動させることに
より、前記調節を関連させて設定をする。
【0052】[付記2] 請求項1記載の光源内蔵型撮
像装置であって、前記光量調節手段は前記照明光量を調
節するための電気的構成を含み、前記電気的感度を可変
する手段は、前記電気的感度を可変するための電気的構
成を含み、さらに前記設定手段は、前記光量調節手段及
び前記電気的感度を可変する手段の各電気的構成を連動
させることにより、前記調節を関連させて設定をする。
【0053】[付記3] 照明光の光量調整と、撮像手
段からの映像信号の電気的感度の調整とが可能な光源内
蔵型撮像装置において、前記光量の調整範囲と前記電気
的感度の調整範囲とを一つの調整値の調整可能な範囲に
含め、前記光量の調整と前記電気的感度の調整とを一つ
の調整手段で調整可能に構成している。
【0054】[付記4] 照明光の光量調整と、撮像手
段からの映像信号の電気的感度の調整とが可能な光源内
蔵型撮像装置において、前記光量の調整範囲が前記電気
的感度の調整範囲よりも先に調整できるように、一つの
調整値の調整可能な範囲に含めている。
【0055】[付記5] 照明光の光量調整と、撮像手
段からの映像信号の電気的感度の調整とが可能な光源内
蔵型撮像装置において、前記光量の調整範囲が前記電気
的感度の調整範囲よりも先に調整できるように、一つの
調整値の調整可能な範囲に含め、前記光量の調整と前記
電気的感度の調整とを一つの調整手段で調整可能として
いる。
【0056】[付記6] 請求項1記載の光源内蔵型撮
像装置において、前記設定手段は、前記明るさの低レベ
ルから所定値までの調整を前記光量の調節により行う一
方、前記明るさの所定値から高レベルまでの調整を前記
電気的感度の調節により行うことにより、前記関連させ
た設定をするようになっている。付記6記載の装置で
は、前記撮像手段が出力する映像信号を基に映し出され
る画像の明るさ調節に関して、光量調節と電気的感度の
調節との切り替えや関連性を意識せず一つのもとして調
整できる。
【0057】[付記7] 被写体へ照射する照明光を発
生する光源手段と、前記照明光によって照明された被写
体を撮像し、信号処理手段によって被写体像の映像信号
を生成する撮像装置において、前記光源手段と前記光源
手段に供給する電気信号を制御することによって前記光
源手段での照明光量を調整する光量調整手段と、前記光
源手段に供給する電気信号の値を検出する信号値検出手
段と、前記信号値検出手段で検出された信号値を基に、
前記光源手段の色温度と前記信号値の相関関係を基に設
定した補正信号を生成する補正信号発生手段と、前記補
正信号発生手段で生成した補正信号に応じて、前記信号
処理手段における映像信号の色情報のゲインを補正する
色情報補正手段と、を有する。
【0058】付記7記載の装置は、光源手段に供給する
電気信号を光量調整手段により直接制御し、色再現性を
良好とすることができる。
【0059】[付記8] 付記7記載の撮像装置におい
て、前記光量調整手段は、前記光源手段であるランプに
供給する電気信号としての電流値を、PWM(パルス幅
変調)制御によって制御するもの。
【0060】[付記9] 付記7記載の撮像装置におい
て、前記補正信号発生手段は、前記信号値に対応して設
定された補正値を格納しているL.U.T(ルックアッ
プテーブル)からなり、前記色情報補正手段は、前記
L.U.Tの補正値に応じてゲインを可変するGCA
(ゲインコントロールアンプ)からなる。
【0061】
【発明の効果】本発明の光源内蔵型撮像装置によれば、
撮像手段の出力を処理すると共に、光源手段の照明光量
を調節する機能を有する装置において、画像の明るさ調
整する際、ユーザーの誤操作を防止できると共に、操作
性を向上させることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1及び図2は第1実施例に係り、図1は光源
内蔵型撮像装置を構成する光源内蔵型信号処理装置の外
観図。
【図2】図2は光源内蔵型撮像装置の概略的な構成図。
【図3】図3及び図4は第2実施例に係り、図3は光源
内蔵型撮像装置を構成する光源内蔵型信号処理装置の外
観図。
【図4】図4は光源内蔵型撮像装置の概略的な構成図。
【図5】図5ないし図7は第3実施例に係り、図5は撮
像装置のブロック図。
【図6】図6はLUTデータとランプ電流の関係を示す
図。
【図7】図7は第3実施例の装置を電子内視鏡装置に適
用した場合の構成図。
【図8】図8は第4実施例に係る電子内視鏡装置の全体
的な構成図。
【図9】図9は従来例に係るCCUの外観図。
【図10】図10は従来例に係る撮像装置の全体的な構
成図。
【符号の説明】
1…CCU 2…内視鏡 3…CCD 6…ランプ 7…ライトガイド 8…絞り 10…露光時間制御回路 11…露光用可変抵抗器 12…絞りコントロール回路 13…光量用可変抵抗器 14…明るさコントロール摘み
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年5月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0049
【補正方法】変更
【補正内容】
【0049】本実施例では、図5における電流値検出回
路41、S/H回路42、A/D変換器43、L.U.
T44等は、光源装置55あるいはCCU56のいずれ
か一方に内蔵されることになる。以下に述べる例では、
電流値検出回路41のみを光源装置55へ配置し、それ
以外の構成はCCU56へ配置してあるものとする。そ
して、光源装置55内の電流値検出回路41の出力であ
る電流値を、ケーブル53を介してCCU56へ送り、
動作をさせるようになっている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体へ照射する照明光を発生する光源
    手段と、前記照明光によって照明された被写体を撮像す
    る撮像手段と、前記撮像手段の出力を処理する信号処理
    手段とを有する光源内蔵型撮像装置において、 前記光源手段の照明光量を調整する光量調整手段と、 前記撮像手段の電気的感度または前記信号処理手段の電
    気的感度の一方を可変する手段と、 前記電気的感度を可変する手段による電気的感度の調節
    と、前記光量調整手段による照明光量の調節とを関連さ
    せて設定する設定手段とを設けたことを特徴とする光源
    内蔵型撮像装置。
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