JPH07274799A - 鳩の居付防止装置 - Google Patents
鳩の居付防止装置Info
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- JPH07274799A JPH07274799A JP9572594A JP9572594A JPH07274799A JP H07274799 A JPH07274799 A JP H07274799A JP 9572594 A JP9572594 A JP 9572594A JP 9572594 A JP9572594 A JP 9572594A JP H07274799 A JPH07274799 A JP H07274799A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 建造物へ鳩が居付くのを防止するのが目的で
ある。 【構成】 空気圧縮源1から吐出配管2でもって駅舎3
の凹所5へ配管し、凹所5内で吐出配管2にノズル6を
並列して設けた。吐出配管2に電磁弁7を介装し、サイ
クルタイマ8で制御するようにした。電磁弁7が開弁す
るとノズル6から圧縮空気が噴出し、凹所5の上縁5b
に鳩Pが止まっていると鳩Pに圧縮空気が吹き付けられ
るので、くり返すと鳩Pが上縁5bに止まらなくなる。
ある。 【構成】 空気圧縮源1から吐出配管2でもって駅舎3
の凹所5へ配管し、凹所5内で吐出配管2にノズル6を
並列して設けた。吐出配管2に電磁弁7を介装し、サイ
クルタイマ8で制御するようにした。電磁弁7が開弁す
るとノズル6から圧縮空気が噴出し、凹所5の上縁5b
に鳩Pが止まっていると鳩Pに圧縮空気が吹き付けられ
るので、くり返すと鳩Pが上縁5bに止まらなくなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は鳩が駅舎、寺社等の建造
物に居付くことを防止する鳩の居付防止装置に関する。
物に居付くことを防止する鳩の居付防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】鳩は比較的公共性のある広場周辺の建造
物に止まったり、営巣したりすることが多い。図6は駅
舎の例を示す。駅舎3は人Mが出入りする出入口4上方
に出入口側壁3aに水平に凹所5を有する。このような
凹所5は駅舎3によっては出入口側壁3a以外の壁にも
設けたり、駅舎3を囲繞するように設けた場合も多い。
物に止まったり、営巣したりすることが多い。図6は駅
舎の例を示す。駅舎3は人Mが出入りする出入口4上方
に出入口側壁3aに水平に凹所5を有する。このような
凹所5は駅舎3によっては出入口側壁3a以外の壁にも
設けたり、駅舎3を囲繞するように設けた場合も多い。
【0003】鳩Pはこの凹所5の床面5aと出入口側壁
3aと角の上縁5bにその習性により、止まる。そし
て、広場15の間を行ったり、来たりする。このような
広場15では人Mの中には鳩Pに餌を与えることがあ
り、その数はかなりに上ると考え得る。即ち、餌付けを
することにより鳩Pが集まり、鳩Pが集まるから餌付け
をする人が増えるという構図である。寺社等でも域内の
鳩Pの集まる場所の近くに鳩Pの餌を販売している場合
があり、寺社では鳩Pを飼育している場合もある。
3aと角の上縁5bにその習性により、止まる。そし
て、広場15の間を行ったり、来たりする。このような
広場15では人Mの中には鳩Pに餌を与えることがあ
り、その数はかなりに上ると考え得る。即ち、餌付けを
することにより鳩Pが集まり、鳩Pが集まるから餌付け
をする人が増えるという構図である。寺社等でも域内の
鳩Pの集まる場所の近くに鳩Pの餌を販売している場合
があり、寺社では鳩Pを飼育している場合もある。
【0004】既にのべたように鳩Pは駅舎3の上縁5b
に止まるので上縁5b出入口側壁3aは鳩Pのふんで汚
される。又、鳩Pは出入口4に向ってふんを落とし、出
入りする人M上にふんを的中させたりもする。建造物の
上縁に止まるのは鳩Pの習性であるので、他の同様の建
造物、スーパーマーケット等でも同様である。又、街路
灯のような場合はその頂上に鳩Pは止まる習性があり、
街路灯をふんだらけにする。神社等の流れ屋根の場合鳩
Pは軒先と棟上に大多数が集まり、残りが屋根の中間に
止まる習性がある。
に止まるので上縁5b出入口側壁3aは鳩Pのふんで汚
される。又、鳩Pは出入口4に向ってふんを落とし、出
入りする人M上にふんを的中させたりもする。建造物の
上縁に止まるのは鳩Pの習性であるので、他の同様の建
造物、スーパーマーケット等でも同様である。又、街路
灯のような場合はその頂上に鳩Pは止まる習性があり、
街路灯をふんだらけにする。神社等の流れ屋根の場合鳩
Pは軒先と棟上に大多数が集まり、残りが屋根の中間に
止まる習性がある。
【0005】鳩Pのふんは自体、汚なく付着して建造
物、人を汚すだけでなく、鳩Pのふんは寄生虫を持った
り、オーム病、脳炎を起こすウイルスが生存していた
り、アレルギーの原因物質が存在することがあるとされ
ている。
物、人を汚すだけでなく、鳩Pのふんは寄生虫を持った
り、オーム病、脳炎を起こすウイルスが生存していた
り、アレルギーの原因物質が存在することがあるとされ
ている。
【0006】鳩Pが建造物に居付くのを防止するために
種々の方法が考えられている。建造物自体が文化財であ
る例えば寺社の軒下はほり物での装飾が多く、これらは
著名なものも多い。一般的には寺社の軒下は鳩Pの止ま
る場所がないのが通常であるが建物の形式によっては軒
下に鳩Pが止まれる場所がある。このような場合に当該
ほり物を金網で覆ったり、或は軒下全体を金網で覆った
りしている。又、寺社によっては参詣者が鳩Pに餌を与
える場所を指定すると共に、その場所の近くに鳩Pの住
む小舎を作ったりしている。こうすることにより、鳩P
は餌と小舎が近くにあることにより、他の場所へ居付か
ないことを狙いとしたものである。又、鳩Pの帰巣本能
による帰巣能力はその強力な飛翔能力と方向探知能力に
よるものであり、方向探知能力は体内の磁石によるとい
われている。この鳩Pの体内の磁石を狂わせることを目
的として鳩Pの居付くのを防止したい場所に磁場を作る
ことが提案されている。この磁場を作るため永久磁石を
間隔をおいて取り付けたワイヤを建造物、又は建造物近
くの空中に張りめぐらせている。
種々の方法が考えられている。建造物自体が文化財であ
る例えば寺社の軒下はほり物での装飾が多く、これらは
著名なものも多い。一般的には寺社の軒下は鳩Pの止ま
る場所がないのが通常であるが建物の形式によっては軒
下に鳩Pが止まれる場所がある。このような場合に当該
ほり物を金網で覆ったり、或は軒下全体を金網で覆った
りしている。又、寺社によっては参詣者が鳩Pに餌を与
える場所を指定すると共に、その場所の近くに鳩Pの住
む小舎を作ったりしている。こうすることにより、鳩P
は餌と小舎が近くにあることにより、他の場所へ居付か
ないことを狙いとしたものである。又、鳩Pの帰巣本能
による帰巣能力はその強力な飛翔能力と方向探知能力に
よるものであり、方向探知能力は体内の磁石によるとい
われている。この鳩Pの体内の磁石を狂わせることを目
的として鳩Pの居付くのを防止したい場所に磁場を作る
ことが提案されている。この磁場を作るため永久磁石を
間隔をおいて取り付けたワイヤを建造物、又は建造物近
くの空中に張りめぐらせている。
【0007】時には建造物によっては鳩Pが止まる場所
に多数針状のプロテクターを設置したり、トリモチを施
工したりしている。
に多数針状のプロテクターを設置したり、トリモチを施
工したりしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】鳩が居付く建造物の軒
下の全部又は一部を金網で覆う方法は鳩が居付きようが
ないという点では効果があるが、寺社等の文化財となっ
ている建造物の場合、人類の共有財産である文化財を正
常な状態で見ることを出来なくしてしまい、又、金網で
覆ってしまうため、軒下の清掃が金網を外さない限り出
来なくなってしまう。
下の全部又は一部を金網で覆う方法は鳩が居付きようが
ないという点では効果があるが、寺社等の文化財となっ
ている建造物の場合、人類の共有財産である文化財を正
常な状態で見ることを出来なくしてしまい、又、金網で
覆ってしまうため、軒下の清掃が金網を外さない限り出
来なくなってしまう。
【0009】鳩が居付くのを防止したい場所から充分離
れた場所を餌場とし、餌場の近くに鳩舎を設ける方法で
は広い寺域とか境内を持つ寺社に限られ、又参詣者の径
路との関係もあり、条件を満たすことは難しい。
れた場所を餌場とし、餌場の近くに鳩舎を設ける方法で
は広い寺域とか境内を持つ寺社に限られ、又参詣者の径
路との関係もあり、条件を満たすことは難しい。
【0010】鳩の生物磁石を狂わせるという提案は、鳩
の帰巣本能は鳩の頭部の生物磁石が地球磁場を感じて方
向を定めているという学説によるが、営巣場所は通常広
い範囲にわたることが多く、建造物の広い範囲に地磁気
と異なる磁場を存在させることは、火災検知用のセンサ
等の不作動をまねきかねない。
の帰巣本能は鳩の頭部の生物磁石が地球磁場を感じて方
向を定めているという学説によるが、営巣場所は通常広
い範囲にわたることが多く、建造物の広い範囲に地磁気
と異なる磁場を存在させることは、火災検知用のセンサ
等の不作動をまねきかねない。
【0011】針状のプロテクター、トリモチを用いる鳩
Pの撃退方法は動物愛護の観点から問題がある。鳩は人
に愛されると共にきらわれるがきらわれるのはふんによ
って建造物を汚したり、建造物下をとおる人々にふんを
掛けたりすることによることは周知されているが具体的
に鳩が止まる頻度の点からみると流れ屋根の場合、多く
は軒先上、又方形のビル建築の場合、外部に面する垂直
壁と屋上の角、途中の棚状の凹部、例えば窓を設ける開
口部の縁であり、又、流れ屋根の場合、棟に止まること
が多く認められる。又、街路灯上に鳩が居付くと照明灯
回りがふんで覆われてしまう。
Pの撃退方法は動物愛護の観点から問題がある。鳩は人
に愛されると共にきらわれるがきらわれるのはふんによ
って建造物を汚したり、建造物下をとおる人々にふんを
掛けたりすることによることは周知されているが具体的
に鳩が止まる頻度の点からみると流れ屋根の場合、多く
は軒先上、又方形のビル建築の場合、外部に面する垂直
壁と屋上の角、途中の棚状の凹部、例えば窓を設ける開
口部の縁であり、又、流れ屋根の場合、棟に止まること
が多く認められる。又、街路灯上に鳩が居付くと照明灯
回りがふんで覆われてしまう。
【0012】従って、下を通る人にふんを掛けられるの
は建物の構造にもよることが多いが、既存の建物の構造
を変更することは現実的でない。
は建物の構造にもよることが多いが、既存の建物の構造
を変更することは現実的でない。
【0013】本発明は、上記鳩による建造物の汚染、人
に対するふん害を、鳩に危害を与えることなく鳩の居付
を防止する鳩の居付防止装置を提供することを目的とす
る。
に対するふん害を、鳩に危害を与えることなく鳩の居付
を防止する鳩の居付防止装置を提供することを目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明は圧
縮空気源と、圧縮空気源から建造物の鳩が居付くことを
防止したい場所まで配管した圧縮空気の吐出配管と、鳩
が居付くことを防止したい場所に配設されて前記吐出配
管に連結され、吐出配管から送られた圧縮空気を吹き出
す吹き出し部材を有することを特徴とする鳩の居付防止
装置である。
縮空気源と、圧縮空気源から建造物の鳩が居付くことを
防止したい場所まで配管した圧縮空気の吐出配管と、鳩
が居付くことを防止したい場所に配設されて前記吐出配
管に連結され、吐出配管から送られた圧縮空気を吹き出
す吹き出し部材を有することを特徴とする鳩の居付防止
装置である。
【0015】本発明の第2の発明は前記吹き出し部材は
鳩の可聴周波数の音を発するノズル、又は前記ノズルに
鳩の可聴周波数の音を発する音響発生手段を内蔵又は連
結したものであることを特徴とする第1の発明に記載の
鳩の居付防止装置である。
鳩の可聴周波数の音を発するノズル、又は前記ノズルに
鳩の可聴周波数の音を発する音響発生手段を内蔵又は連
結したものであることを特徴とする第1の発明に記載の
鳩の居付防止装置である。
【0016】本発明の第3の発明は前記吐出配管に芳香
発生手段を介装したことを特徴とする第1又は第2の発
明に記載の鳩の居付防止装置である。
発生手段を介装したことを特徴とする第1又は第2の発
明に記載の鳩の居付防止装置である。
【0017】本発明の第4の発明は前記吐出配管に電磁
弁を介装し電磁弁をサイクルタイマで間隔をおいて一時
的に開弁する制御装置を設けたことを特徴とする第1か
ら第3の発明の何れか1つに記載の鳩の居付防止装置で
ある。
弁を介装し電磁弁をサイクルタイマで間隔をおいて一時
的に開弁する制御装置を設けたことを特徴とする第1か
ら第3の発明の何れか1つに記載の鳩の居付防止装置で
ある。
【0018】本発明の第5の発明は前記吐出配管に電磁
弁を介装し、鳩が居付くことを防止したい場所に鳩が近
ずくと鳩を検出する検知手段を設け、該検知手段の作動
により圧縮空気の吐出配管に介装した電磁弁を一時的に
開弁する制御装置を設けたことを特徴とする第1から第
3の発明の何れか1つに記載の鳩の居付防止装置であ
る。
弁を介装し、鳩が居付くことを防止したい場所に鳩が近
ずくと鳩を検出する検知手段を設け、該検知手段の作動
により圧縮空気の吐出配管に介装した電磁弁を一時的に
開弁する制御装置を設けたことを特徴とする第1から第
3の発明の何れか1つに記載の鳩の居付防止装置であ
る。
【0019】本発明の第6の発明は前記吐出配管に電磁
弁を介装し、電磁弁をサイクルタイマで間隔をおいて一
時的に開弁すると共に、鳩が居付くことを防止したい場
所に鳩が近ずくと鳩を検出する検知手段を設け、該検知
手段の作動により前記電磁弁を一時的に開弁する制御装
置を設けたことを特徴とする第1から第3の発明の何れ
か1つに記載の鳩の居付防止装置である。
弁を介装し、電磁弁をサイクルタイマで間隔をおいて一
時的に開弁すると共に、鳩が居付くことを防止したい場
所に鳩が近ずくと鳩を検出する検知手段を設け、該検知
手段の作動により前記電磁弁を一時的に開弁する制御装
置を設けたことを特徴とする第1から第3の発明の何れ
か1つに記載の鳩の居付防止装置である。
【0020】本発明の第7の発明は前記検知手段は赤外
線センサであることを特徴とする第5又は第6の発明に
記載の鳩の居付防止装置である。
線センサであることを特徴とする第5又は第6の発明に
記載の鳩の居付防止装置である。
【0021】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に従って説明す
る。
る。
【0022】「実施例1」図1は本発明装置部分のみの
フローシートを示す。圧縮空気源1から吐出配管2によ
り送られる圧縮空気がノズル6から吹き出すようにして
ある。吐出配管2に介装した電磁弁7はサイクルタイマ
8によって間欠的に開弁される。上記において吐出配管
2は鋼管、ゴム管、合成樹脂管等であり、使用圧縮空気
の最高圧力は7kgf/cm2 が採用される。従って、
圧縮空気源としては通常エアコンプレッサが用いられ
る。
フローシートを示す。圧縮空気源1から吐出配管2によ
り送られる圧縮空気がノズル6から吹き出すようにして
ある。吐出配管2に介装した電磁弁7はサイクルタイマ
8によって間欠的に開弁される。上記において吐出配管
2は鋼管、ゴム管、合成樹脂管等であり、使用圧縮空気
の最高圧力は7kgf/cm2 が採用される。従って、
圧縮空気源としては通常エアコンプレッサが用いられ
る。
【0023】次に上記装置を施工した例について説明す
る。
る。
【0024】図2は実施例1で鳩Pの居付を防止したい
場所に施工した場合を示すフローシートである。鳩Pの
居付を防止したい場所として駅舎3を選んで説明する。
例えばエアコンプレッサのような圧縮空気源1の吐出配
管2は駅舎3の出入口4の上方の凹所5の奥側に壁際に
沿って配管してある。この凹所5は鳩Pが好む場所であ
り、鳩Pが常時止まる場所、即ち居付く場所或は営巣し
たりすることもある。吐出配管2には該凹所5において
分岐してノズル6が並列して夫々連結してある。
場所に施工した場合を示すフローシートである。鳩Pの
居付を防止したい場所として駅舎3を選んで説明する。
例えばエアコンプレッサのような圧縮空気源1の吐出配
管2は駅舎3の出入口4の上方の凹所5の奥側に壁際に
沿って配管してある。この凹所5は鳩Pが好む場所であ
り、鳩Pが常時止まる場所、即ち居付く場所或は営巣し
たりすることもある。吐出配管2には該凹所5において
分岐してノズル6が並列して夫々連結してある。
【0025】前述したように吐出配管2には電磁弁7が
介装され、電磁弁7を間欠的に開弁するサイクルタイマ
8が設けてある。即ち、サイクルタイマ8は設定した間
隔で設定した時間、電源から電磁弁7へ通電することを
くり返すものであり、ここでは通電で開弁する形式の電
磁弁が用いられる。
介装され、電磁弁7を間欠的に開弁するサイクルタイマ
8が設けてある。即ち、サイクルタイマ8は設定した間
隔で設定した時間、電源から電磁弁7へ通電することを
くり返すものであり、ここでは通電で開弁する形式の電
磁弁が用いられる。
【0026】上記において圧縮空気源1がエアコンプレ
ッサの場合、エアコンプレッサは周知のように空気圧縮
機と圧縮空気タンクを備え、空気圧縮機で圧縮された空
気を圧縮空気タンクに貯留し、圧縮空気タンク内の圧縮
空気圧力を検出する圧力スイッチを備え、空気圧縮機の
運転により該圧力スイッチが予め定められた設定上限圧
力を検出すると空気圧縮機を停止するかアンローダによ
り無負荷運転とし、圧縮空気の使用により該圧力スイッ
チが予め定められた設定下限圧力を検出すると空気圧縮
機を付勢する制御装置を有し、前記設定上下限圧力間の
圧縮空気圧力を維持し乍ら断続運転を行うものである。
ッサの場合、エアコンプレッサは周知のように空気圧縮
機と圧縮空気タンクを備え、空気圧縮機で圧縮された空
気を圧縮空気タンクに貯留し、圧縮空気タンク内の圧縮
空気圧力を検出する圧力スイッチを備え、空気圧縮機の
運転により該圧力スイッチが予め定められた設定上限圧
力を検出すると空気圧縮機を停止するかアンローダによ
り無負荷運転とし、圧縮空気の使用により該圧力スイッ
チが予め定められた設定下限圧力を検出すると空気圧縮
機を付勢する制御装置を有し、前記設定上下限圧力間の
圧縮空気圧力を維持し乍ら断続運転を行うものである。
【0027】上記ノズル6はノズル6から噴出する圧縮
空気がほぼ水平方向に拡がるダイバーゼントノズル、或
は先細ノズルが用いられる。ダイバーゼントノズルを用
い並列するノズル6によってノズル6群前方を広い範囲
にわたって清掃可能であると共にノズル6の数が少くと
もノズル6群により広い面積に風を生じさせるので凹所
5の床面5aが平面の場合は鳩Pを驚かせる範囲が大き
い。又、先細ノズルを用いると凹所5内に設置されてあ
る拡声器その他の設備にノズル6からの空気を吹き付け
ないようにすることができる。
空気がほぼ水平方向に拡がるダイバーゼントノズル、或
は先細ノズルが用いられる。ダイバーゼントノズルを用
い並列するノズル6によってノズル6群前方を広い範囲
にわたって清掃可能であると共にノズル6の数が少くと
もノズル6群により広い面積に風を生じさせるので凹所
5の床面5aが平面の場合は鳩Pを驚かせる範囲が大き
い。又、先細ノズルを用いると凹所5内に設置されてあ
る拡声器その他の設備にノズル6からの空気を吹き付け
ないようにすることができる。
【0028】ノズル6から噴出する空気により音を発す
る。この音を大きくするためにノズル6を笛構造にして
もよく、又ノズル6に加え、或はノズル6に代えて笛を
取り付けてもよい。又笛とノズルを直列に配列してもよ
い。このような音は鳩Pに対して有効であるためには、
鳩Pの可聴周波数100〜10000Hz内の音が適当
であり、この周波数の音であれば人Mも可聴であり乍
ら、低周波障害もなく、高周波音による刺激がない。即
ち、音源が人Mから離れていることと併せて人を驚かせ
ることがない。この音を発生させるのは笛に限らず、他
の音響発生手段、例えばエアータービンを圧縮空気で回
転し、その回転力で、てこクランク機構を作動して、て
こで打楽器例えばたいこをたたくようにしてもよい。
る。この音を大きくするためにノズル6を笛構造にして
もよく、又ノズル6に加え、或はノズル6に代えて笛を
取り付けてもよい。又笛とノズルを直列に配列してもよ
い。このような音は鳩Pに対して有効であるためには、
鳩Pの可聴周波数100〜10000Hz内の音が適当
であり、この周波数の音であれば人Mも可聴であり乍
ら、低周波障害もなく、高周波音による刺激がない。即
ち、音源が人Mから離れていることと併せて人を驚かせ
ることがない。この音を発生させるのは笛に限らず、他
の音響発生手段、例えばエアータービンを圧縮空気で回
転し、その回転力で、てこクランク機構を作動して、て
こで打楽器例えばたいこをたたくようにしてもよい。
【0029】上記構成の作用を説明する圧縮空気源1に
は所定圧力(最高7kg/cm2 )の圧縮空気が貯留さ
れており、タイマ8が付勢されているとタイマ8の限時
動作により電磁弁7が一定間隔で一定時間開弁する。電
磁弁7の開弁により圧縮空気源1から吐出配管2をとお
って圧縮空気は送られ、ノズル6から圧縮空気が吹き出
す。これによって駅舎3の凹所5に止まっていた鳩Pは
驚いて飛び立つ。そして上記サイクルタイマ8の設定時
間を適当な通電間隔と適当な通電時間に設定しておくと
鳩Pはもはや駅舎へ来なくなる。
は所定圧力(最高7kg/cm2 )の圧縮空気が貯留さ
れており、タイマ8が付勢されているとタイマ8の限時
動作により電磁弁7が一定間隔で一定時間開弁する。電
磁弁7の開弁により圧縮空気源1から吐出配管2をとお
って圧縮空気は送られ、ノズル6から圧縮空気が吹き出
す。これによって駅舎3の凹所5に止まっていた鳩Pは
驚いて飛び立つ。そして上記サイクルタイマ8の設定時
間を適当な通電間隔と適当な通電時間に設定しておくと
鳩Pはもはや駅舎へ来なくなる。
【0030】これによって駅舎3を汚したり、駅舎3の
出入口4をとおる人Mに鳩Pがふんをかけるということ
を防止できる。
出入口4をとおる人Mに鳩Pがふんをかけるということ
を防止できる。
【0031】「実施例2」図3は実施例2のフローシー
トである。図3では駅舎等の鳩Pが居付くのを防止した
い場所は図略としてあるが鳩Pの居付を防止したい場所
には吐出配管2の端末が配管され、ノズル6を吐出配管
2に連結して並列してある。このノズル6を並列して配
設した点は図2と同じである。
トである。図3では駅舎等の鳩Pが居付くのを防止した
い場所は図略としてあるが鳩Pの居付を防止したい場所
には吐出配管2の端末が配管され、ノズル6を吐出配管
2に連結して並列してある。このノズル6を並列して配
設した点は図2と同じである。
【0032】又、鳩Pが居付くのを防止したい場所には
鳩Pの検出手段9が配設され、該検出手段9が検出した
信号を増幅する増幅器とこの増幅した信号で一定時間回
路を閉じる開閉接点を備えた開閉器11が電源と電磁弁
7間においてサイクルタイマ8と並列に配列され、電磁
弁7は電源からサイクルタイマ8及び開閉器11によっ
て給電されるようになっている。
鳩Pの検出手段9が配設され、該検出手段9が検出した
信号を増幅する増幅器とこの増幅した信号で一定時間回
路を閉じる開閉接点を備えた開閉器11が電源と電磁弁
7間においてサイクルタイマ8と並列に配列され、電磁
弁7は電源からサイクルタイマ8及び開閉器11によっ
て給電されるようになっている。
【0033】上記において鳩Pの検出手段9は例えば赤
外線を検出する赤外線センサである。
外線を検出する赤外線センサである。
【0034】上記構成の作用をのべる。サイクルタイマ
8を用いて電磁弁7を開閉する制御は前記実施例1と同
じである。圧縮空気源1の容量を小さくし且つ効果的に
鳩Pが止まらないようにするには、電磁弁7の開閉間隔
を長くし、且つ開弁時間を短くしたい。このようにした
場合にノズル6からの空気の吹き出していない時間が長
く鳩Pが飛来して止まらないとも限らない。そこでサイ
クルタイマ8によって電磁弁7が閉弁中、即ち、圧縮空
気源1から吐出配管2をとおり、ノズル6から圧縮空気
を吹き出していない状態において鳩Pが飛来して検出手
段9に近ずくと、検出手段9は鳩Pの体温による赤外線
を検出し、その信号は開閉器11へ送られ、開閉器11
で増幅して開閉器11を閉じ、電源から電磁弁7へ通電
され電磁弁7は一定時間開弁し、圧縮空気源1から吐出
配管2を通じてノズル6に送られ圧縮空気はノズル6か
ら吹き出し鳩Pを追い払う。
8を用いて電磁弁7を開閉する制御は前記実施例1と同
じである。圧縮空気源1の容量を小さくし且つ効果的に
鳩Pが止まらないようにするには、電磁弁7の開閉間隔
を長くし、且つ開弁時間を短くしたい。このようにした
場合にノズル6からの空気の吹き出していない時間が長
く鳩Pが飛来して止まらないとも限らない。そこでサイ
クルタイマ8によって電磁弁7が閉弁中、即ち、圧縮空
気源1から吐出配管2をとおり、ノズル6から圧縮空気
を吹き出していない状態において鳩Pが飛来して検出手
段9に近ずくと、検出手段9は鳩Pの体温による赤外線
を検出し、その信号は開閉器11へ送られ、開閉器11
で増幅して開閉器11を閉じ、電源から電磁弁7へ通電
され電磁弁7は一定時間開弁し、圧縮空気源1から吐出
配管2を通じてノズル6に送られ圧縮空気はノズル6か
ら吹き出し鳩Pを追い払う。
【0035】上記において鳩Pを検出する検出手段9を
赤外線センサとした場合は、図2に示す駅舎3の凹所5
の床面5aの上縁3bに鳩Pが止まる習性があるので、
赤外線センサは該上縁5bの長手方向端部に上縁5bに
沿う方向を検出範囲として配設すると、赤外線センサの
数が少なくてすむ。
赤外線センサとした場合は、図2に示す駅舎3の凹所5
の床面5aの上縁3bに鳩Pが止まる習性があるので、
赤外線センサは該上縁5bの長手方向端部に上縁5bに
沿う方向を検出範囲として配設すると、赤外線センサの
数が少なくてすむ。
【0036】鳩Pの検出手段9で鳩Pの居付きを防止し
たい場所をくまなくカバーできないような場合であって
も、本実施例2ではサイクルタイマ8で電磁弁7を制御
するので鳩Pを一定時間内には追い払うし、又、鳩Pの
検出手段9の検知範囲内に鳩Pが止まると鳩Pを直ちに
追い払う効果がある。
たい場所をくまなくカバーできないような場合であって
も、本実施例2ではサイクルタイマ8で電磁弁7を制御
するので鳩Pを一定時間内には追い払うし、又、鳩Pの
検出手段9の検知範囲内に鳩Pが止まると鳩Pを直ちに
追い払う効果がある。
【0037】本実施例2において鳩Pの検出手段9のみ
で鳩Pを完全に検出するように検出手段9を配設すれ
ば、サイクルタイマ8はなくしてもよい。
で鳩Pを完全に検出するように検出手段9を配設すれ
ば、サイクルタイマ8はなくしてもよい。
【0038】「実施例3」図4は実施例3のフローシー
トを示す。本実施例は吐出配管2に芳香発生器13を介
装したものである。芳香発生器13としては内部に香料
を収容され、一方の入口から送入された圧縮空気に芳香
を付与して他方の出口から排出したようになったもので
もよく、別途系外で発生させた芳香を付与された空気を
配管で吐出配管2に送り込むようにしてもよい。例えば
図5はかかる芳香発生器13の1例を示す。
トを示す。本実施例は吐出配管2に芳香発生器13を介
装したものである。芳香発生器13としては内部に香料
を収容され、一方の入口から送入された圧縮空気に芳香
を付与して他方の出口から排出したようになったもので
もよく、別途系外で発生させた芳香を付与された空気を
配管で吐出配管2に送り込むようにしてもよい。例えば
図5はかかる芳香発生器13の1例を示す。
【0039】図5は芳香発生器の縦断面図である。
【0040】液体香料25を収容した香料入れ容器29
は上部の開放した水平断面が円輪状の容器状の容器本体
24と該容器本体24を密閉する蓋体21を備えてい
る。容器本体24の上部内縁にはめねじ24aを備えて
おり、上部端面に沿って密封輪31が嵌入する輪状溝2
4bを備えている。蓋体21の円筒形垂下部21a外周
に設けたおねじ21bは前記容器本体のめねじ24aに
ねじ込まれている。蓋体21は水平断面が容器本体24
の外径と同形の円筒形をしており、円筒形垂下部21a
を囲繞して密封座部21cを有し、密封座部21cは密
封輪31を押圧しており、これによって香料入れ容器2
9を密封したものとしている。蓋体21の下面21dに
は香料微粒化体32の上端部が途中まで嵌合する微粒化
体嵌合凹部21eが設けてある。
は上部の開放した水平断面が円輪状の容器状の容器本体
24と該容器本体24を密閉する蓋体21を備えてい
る。容器本体24の上部内縁にはめねじ24aを備えて
おり、上部端面に沿って密封輪31が嵌入する輪状溝2
4bを備えている。蓋体21の円筒形垂下部21a外周
に設けたおねじ21bは前記容器本体のめねじ24aに
ねじ込まれている。蓋体21は水平断面が容器本体24
の外径と同形の円筒形をしており、円筒形垂下部21a
を囲繞して密封座部21cを有し、密封座部21cは密
封輪31を押圧しており、これによって香料入れ容器2
9を密封したものとしている。蓋体21の下面21dに
は香料微粒化体32の上端部が途中まで嵌合する微粒化
体嵌合凹部21eが設けてある。
【0041】蓋体21には香料微粒化体32に浸透した
液体香料25を空気流でもって微細化乃至気化するため
の空気回路33を備えている。
液体香料25を空気流でもって微細化乃至気化するため
の空気回路33を備えている。
【0042】空気回路33は圧縮空気入口22と香料入
れ容器内の液体香料25上の空間34を連通する空気送
入通路35と、蓋体21の微粒化体嵌合凹部21eと圧
縮空気出口28を連通する排気通路36を主回路として
備え、空気送入通路35には流量調整弁37が介装さ
れ、圧縮空気入口22と流量調整弁37との間において
空気送入通路35に一端が開口し、他端が排気通路36
に開口する空気バイパス通路38が設けてある。空気バ
イパス通路38には図示されない流量調整弁が介装され
ている。
れ容器内の液体香料25上の空間34を連通する空気送
入通路35と、蓋体21の微粒化体嵌合凹部21eと圧
縮空気出口28を連通する排気通路36を主回路として
備え、空気送入通路35には流量調整弁37が介装さ
れ、圧縮空気入口22と流量調整弁37との間において
空気送入通路35に一端が開口し、他端が排気通路36
に開口する空気バイパス通路38が設けてある。空気バ
イパス通路38には図示されない流量調整弁が介装され
ている。
【0043】空気送入通路35に設けた流量調整弁37
とバイパス通路38に設けた流量調整弁は同構造であ
り、流量調整弁37で代表して説明すると、弁体41と
密封輪42を有し、弁体41は蓋体21のめねじ21f
にねじ込まれるおねじ部41aの先端側は先端が半球形
の円筒形部41bであり、円筒形部41bはその中間部
8が蓋体21のめねじ21fの奥側の円孔21gに滑合
し、円筒形部41bに設けた円周溝に嵌入する密封輪4
2により、円筒形部41bと円孔21g間が密封されて
いる。円筒形部41bの先端部は空気送入通路35に突
出して空気送入通路35断面を調整するようになってい
る。バイパス通路38に設けた流量調整弁の図示されな
い弁体(41)の先端部は空気バイパス通路38の断面
を調整するようになっている。
とバイパス通路38に設けた流量調整弁は同構造であ
り、流量調整弁37で代表して説明すると、弁体41と
密封輪42を有し、弁体41は蓋体21のめねじ21f
にねじ込まれるおねじ部41aの先端側は先端が半球形
の円筒形部41bであり、円筒形部41bはその中間部
8が蓋体21のめねじ21fの奥側の円孔21gに滑合
し、円筒形部41bに設けた円周溝に嵌入する密封輪4
2により、円筒形部41bと円孔21g間が密封されて
いる。円筒形部41bの先端部は空気送入通路35に突
出して空気送入通路35断面を調整するようになってい
る。バイパス通路38に設けた流量調整弁の図示されな
い弁体(41)の先端部は空気バイパス通路38の断面
を調整するようになっている。
【0044】微粒化体32は多数の単せんい束にして筒
で囲繞し、筒群を更に集めて蓋体21の微粒化体嵌合凹
部21eに嵌合するようにしたもので、せんいとしては
液体香料に犯されない材質のもの例えばナイロン(商品
名)、木綿糸、ガラスせんい等であり、筒体としては軟
質又は硬質合成樹脂、金属例えばステンレス、アルミ等
である。
で囲繞し、筒群を更に集めて蓋体21の微粒化体嵌合凹
部21eに嵌合するようにしたもので、せんいとしては
液体香料に犯されない材質のもの例えばナイロン(商品
名)、木綿糸、ガラスせんい等であり、筒体としては軟
質又は硬質合成樹脂、金属例えばステンレス、アルミ等
である。
【0045】単せんいを一つの筒、例えば通気性部材例
えば多孔の合成樹脂フィルム、網等の筒に納めたもので
あってもよい。上記以外では多孔体のセラミックスを用
いてもよい。
えば多孔の合成樹脂フィルム、網等の筒に納めたもので
あってもよい。上記以外では多孔体のセラミックスを用
いてもよい。
【0046】これらの内部に単せんいを芯束としたもの
を納めた筒の集合体は筒が軟質材の場合は蓋21の微粒
化体嵌合凹部21eに圧縮して嵌まり込むようにする。
を納めた筒の集合体は筒が軟質材の場合は蓋21の微粒
化体嵌合凹部21eに圧縮して嵌まり込むようにする。
【0047】次に作用を説明する。
【0048】図5のように容器本体24中に液体香料2
5を空間34を残して入れ、香料微粒化体32を蓋体2
1の微粒化体嵌合凹部21eに嵌め込んで、蓋体21の
おねじ21bに容器本体24のめねじ24aをねじ込
み、密閉する。
5を空間34を残して入れ、香料微粒化体32を蓋体2
1の微粒化体嵌合凹部21eに嵌め込んで、蓋体21の
おねじ21bに容器本体24のめねじ24aをねじ込
み、密閉する。
【0049】芳香発生器13は電磁弁7の下流側又は上
流側に介装される。
流側に介装される。
【0050】香料微粒化体32は香料入れ容器本体24
中の香料25が表面張力による毛細管現象で浸透し、蓋
体21の微粒化体嵌合凹部21eに面する処まで達する
と蒸発する。圧縮空気入口22から空気送入通路35を
通じて圧縮空気が容器本体24の空間34に送り込まれ
ると容器本体24中の香料25の表面から蒸発する香料
25と混合した気体は香料微粒化体32と微粒化体混合
凹部21eとの嵌合部と多数の単せんいを束ねた筒間の
隙間から微粒化体嵌合凹部21eの底部空間に入り、こ
こで香料微粒化体32中から蒸発する香料蒸気を混合
し、排気通路36を通って圧縮空気出口28から、下流
側の吐出配管2へ送り出される。このように香料25の
蒸気及び空気の混合作用により、極微粒化された気液境
界状態の蒸気は、より一層気体化され、蒸気も、より一
層微粒化される。
中の香料25が表面張力による毛細管現象で浸透し、蓋
体21の微粒化体嵌合凹部21eに面する処まで達する
と蒸発する。圧縮空気入口22から空気送入通路35を
通じて圧縮空気が容器本体24の空間34に送り込まれ
ると容器本体24中の香料25の表面から蒸発する香料
25と混合した気体は香料微粒化体32と微粒化体混合
凹部21eとの嵌合部と多数の単せんいを束ねた筒間の
隙間から微粒化体嵌合凹部21eの底部空間に入り、こ
こで香料微粒化体32中から蒸発する香料蒸気を混合
し、排気通路36を通って圧縮空気出口28から、下流
側の吐出配管2へ送り出される。このように香料25の
蒸気及び空気の混合作用により、極微粒化された気液境
界状態の蒸気は、より一層気体化され、蒸気も、より一
層微粒化される。
【0051】弁体41を回転すると弁体41の円筒形部
41bの空気送入通路35へ突出する部分は空気送入通
路35断面を増減する。空気送入通路35の流量調整弁
37の開度を大きくし、空気バイパス通路38の流量調
整弁の開度を小さくするとより多くの空気が空気送入通
路35から容器本体24の空間34に流入することによ
り、圧縮空気出口28から出る空気にはより多くの香料
が含まれる。逆に空気バイパス通路38の流量調整弁の
開度を多くし、空気送入通路35の流量調整弁37の開
度を小さくすると容器本体24の空間34に流入する空
気量が減少し、圧縮空気出口38から出る空気にはより
少ない香料が含まれる。
41bの空気送入通路35へ突出する部分は空気送入通
路35断面を増減する。空気送入通路35の流量調整弁
37の開度を大きくし、空気バイパス通路38の流量調
整弁の開度を小さくするとより多くの空気が空気送入通
路35から容器本体24の空間34に流入することによ
り、圧縮空気出口28から出る空気にはより多くの香料
が含まれる。逆に空気バイパス通路38の流量調整弁の
開度を多くし、空気送入通路35の流量調整弁37の開
度を小さくすると容器本体24の空間34に流入する空
気量が減少し、圧縮空気出口38から出る空気にはより
少ない香料が含まれる。
【0052】又、空気バイパス通路38の流量調整弁を
全閉して空気送入通路35の流量調整弁37の開度を調
節すると容器本体24の空間34へ送り込まれる空気は
減圧され、流量も減少するので圧縮空気出口28から出
る空気の圧力、流量、香料の割合が変化する。
全閉して空気送入通路35の流量調整弁37の開度を調
節すると容器本体24の空間34へ送り込まれる空気は
減圧され、流量も減少するので圧縮空気出口28から出
る空気の圧力、流量、香料の割合が変化する。
【0053】この実施例では液体香料25の表面より蒸
発した香料蒸気及び微粒化体32を通じで微粒化体嵌合
凹部21e内に蒸発した香料蒸気を、給送した空気によ
り混合するから、香料蒸気は気化及び極めて微粒化して
おり、放出される香料と空気の混合部はもはや壁面へは
殆んど付着しない状態となっている。従って、香りを付
与したい時にはこの芳香発生器13に空気を給送すれば
ノズル6中を通じて香り付の空気が送られる。
発した香料蒸気及び微粒化体32を通じで微粒化体嵌合
凹部21e内に蒸発した香料蒸気を、給送した空気によ
り混合するから、香料蒸気は気化及び極めて微粒化して
おり、放出される香料と空気の混合部はもはや壁面へは
殆んど付着しない状態となっている。従って、香りを付
与したい時にはこの芳香発生器13に空気を給送すれば
ノズル6中を通じて香り付の空気が送られる。
【0054】上記において液体香料25としては鳩Pと
っては忌避すべきにおいではあるが人Mにとっては快い
においであることが望ましい。かかるにおいとしては花
のばらの香りの例を挙げることができる。このようなバ
ラの香りを生ずる液体香料25としてはローズ油が用い
られる。
っては忌避すべきにおいではあるが人Mにとっては快い
においであることが望ましい。かかるにおいとしては花
のばらの香りの例を挙げることができる。このようなバ
ラの香りを生ずる液体香料25としてはローズ油が用い
られる。
【0055】ローズ油は一般にダマスク・ローズとよば
れている花から、水蒸気蒸留で得られる無色の液体で甘
いばらのにおいをもっており、主成分はl(エル)−シ
トロネロール,リナロール,ローズオキサイド,ダマセ
ノンである。
れている花から、水蒸気蒸留で得られる無色の液体で甘
いばらのにおいをもっており、主成分はl(エル)−シ
トロネロール,リナロール,ローズオキサイド,ダマセ
ノンである。
【0056】本実施例3においてノズル6において音響
発生手段を備え、音を発生するものとすると、空気流
と、音と、においにより鳩Pの駅舎等の建造物への居付
を防止することができる。
発生手段を備え、音を発生するものとすると、空気流
と、音と、においにより鳩Pの駅舎等の建造物への居付
を防止することができる。
【0057】「実施例4」本実施例は単独では効果がな
いが上記各実施例と併せて、各実施例の効果を確実なも
のとすることができる。例えば図2に示す駅舎3の場
合、ここを営巣場所とするような場合はこの近辺の広場
において餌付けが行われていることが多い。そして鳩P
は餌付けの場所と駅舎3間を往復する。この往復は観察
によれば大空に輪を画いて集団で飛翔することが認めら
れる。
いが上記各実施例と併せて、各実施例の効果を確実なも
のとすることができる。例えば図2に示す駅舎3の場
合、ここを営巣場所とするような場合はこの近辺の広場
において餌付けが行われていることが多い。そして鳩P
は餌付けの場所と駅舎3間を往復する。この往復は観察
によれば大空に輪を画いて集団で飛翔することが認めら
れる。
【0058】上記の点より見て本実施例4では図2に示
すように鳩Pの巣14を本例のように餌付け場所となっ
ている駅前広場15から離れた場所に、地上から適当な
高さで止まり木とも営巣場所ともなる高床小舎状に建設
するのが適当である。
すように鳩Pの巣14を本例のように餌付け場所となっ
ている駅前広場15から離れた場所に、地上から適当な
高さで止まり木とも営巣場所ともなる高床小舎状に建設
するのが適当である。
【0059】こうすると鳩Pは駅前広場15と鳩Pの巣
14間を周回して往復し、夕方には帰巣する。
14間を周回して往復し、夕方には帰巣する。
【0060】実施例で圧縮空気源1をエアコンプレッサ
とした場合に吐出配管2にアフタークーラ、エアドライ
ヤ、除塵器、除油器等を適宜介装するものであるがこの
点は周知であるので説明に加えていない。
とした場合に吐出配管2にアフタークーラ、エアドライ
ヤ、除塵器、除油器等を適宜介装するものであるがこの
点は周知であるので説明に加えていない。
【0061】「実施例5」図7は2階51が出張ってい
てその下側が歩道52となっており、窓53のための建
屋開口部54の下側の縁55には鳩Pが止まる。これを
防止するには窓53の下枠に沿って吐出配管2を配設
し、外方へ向けてノズル(図示されない)を設ける。
てその下側が歩道52となっており、窓53のための建
屋開口部54の下側の縁55には鳩Pが止まる。これを
防止するには窓53の下枠に沿って吐出配管2を配設
し、外方へ向けてノズル(図示されない)を設ける。
【0062】図8は寺社等の建物の場合、棟56の頂面
と軒57に鳩Pは止まる傾向がある。そこで棟56及び
軒57下の破風に沿ってノズル(図示されない)を設け
た吐出配管2を配設する。
と軒57に鳩Pは止まる傾向がある。そこで棟56及び
軒57下の破風に沿ってノズル(図示されない)を設け
た吐出配管2を配設する。
【0063】何れの場合も、ノズルを設けた吐出配管2
は前各何れかの実施例のように構成する。
は前各何れかの実施例のように構成する。
【0064】図9は街路灯であり、地上GLに立てたポ
ール58上に照明具59が設けてある。照明具59はラ
ンプ61及びランプ61を覆う傘62をポール58上に
支持したものである。このような場合、鳩Pは傘62上
に止まる習性がある。ここで傘62にノズル6先端を向
ける(ノズルは1つで充分である)ように吐出配管2を
施工する。
ール58上に照明具59が設けてある。照明具59はラ
ンプ61及びランプ61を覆う傘62をポール58上に
支持したものである。このような場合、鳩Pは傘62上
に止まる習性がある。ここで傘62にノズル6先端を向
ける(ノズルは1つで充分である)ように吐出配管2を
施工する。
【0065】
【発明の効果】本発明の第1の発明は圧縮空気源と、圧
縮空気源から建造物の鳩が居付くことを防止したい場所
まで配管した圧縮空気の吐出配管と、鳩が居付くことを
防止したい場所に配設されて前記吐出配管に連結され、
吐出配管から送られた圧縮空気を吹き出す吹き出し部材
を有することとしたから、鳩を確実に追い払うことがで
き、鳩に危害を与えることもないので、愛鳥家から苦情
を受ける心配がない。圧縮空気の吐出配管を例えば可撓
性のある管で配管すれば建造物に容易に施工可能でコス
トが安い。
縮空気源から建造物の鳩が居付くことを防止したい場所
まで配管した圧縮空気の吐出配管と、鳩が居付くことを
防止したい場所に配設されて前記吐出配管に連結され、
吐出配管から送られた圧縮空気を吹き出す吹き出し部材
を有することとしたから、鳩を確実に追い払うことがで
き、鳩に危害を与えることもないので、愛鳥家から苦情
を受ける心配がない。圧縮空気の吐出配管を例えば可撓
性のある管で配管すれば建造物に容易に施工可能でコス
トが安い。
【0066】本発明の第2の発明は第1の発明におい
て、吹き出し部材は、鳩の可聴周波数の音を発するノズ
ル、又は前記ノズルに鳩の可聴周波数の音を発する音響
発生手段を内蔵又は連結したので、空気流と音の重畳に
より、鳩を追い払う効果が一層大きくなる。
て、吹き出し部材は、鳩の可聴周波数の音を発するノズ
ル、又は前記ノズルに鳩の可聴周波数の音を発する音響
発生手段を内蔵又は連結したので、空気流と音の重畳に
より、鳩を追い払う効果が一層大きくなる。
【0067】本発明の第3の発明は第1又は第2の発明
において、吐出配管に芳香発生手段を介装したので、空
気流と音と鳩が好まないにおいを重ねて鳩に与えるた
め、鳩を寄り付けなくする効果が大である。
において、吐出配管に芳香発生手段を介装したので、空
気流と音と鳩が好まないにおいを重ねて鳩に与えるた
め、鳩を寄り付けなくする効果が大である。
【0068】本発明の第4の発明は第1から第3の何れ
か1つの発明において、吐出配管に電磁弁を介装し電磁
弁をサイクルタイマで間隔をおいて一時的に開弁する制
御装置を設けたので電力の消費を少なくする効果があ
る。
か1つの発明において、吐出配管に電磁弁を介装し電磁
弁をサイクルタイマで間隔をおいて一時的に開弁する制
御装置を設けたので電力の消費を少なくする効果があ
る。
【0069】本発明の第5の発明は第1から第3の何れ
か1つの発明において、吐出配管に電磁弁を介装し、鳩
が居付くことを防止したい場所に鳩が近ずくと鳩を検出
する検知手段を設け、該検知手段の作動により圧縮空気
の吐出配管に介装した電磁弁を一時的に開弁する制御装
置を設けたので、鳩が居付くのを防止したい場所に鳩が
止まろうとすると直ちに鳩を追い払うことになる。
か1つの発明において、吐出配管に電磁弁を介装し、鳩
が居付くことを防止したい場所に鳩が近ずくと鳩を検出
する検知手段を設け、該検知手段の作動により圧縮空気
の吐出配管に介装した電磁弁を一時的に開弁する制御装
置を設けたので、鳩が居付くのを防止したい場所に鳩が
止まろうとすると直ちに鳩を追い払うことになる。
【0070】本発明の第6の発明は第1から第3の何れ
か1つの発明において、吐出配管に電磁弁を介装し、電
磁弁をサイクルタイマで間隔をおいて一時的に開弁する
と共に、鳩が居付くことを防止したい場所に鳩が近ずく
と鳩を検出する検知手段を設け、該検知手段の作動によ
り前記電磁弁を一時的に開弁する制御装置を設けたの
で、電磁弁の開弁間隔を長くして省電力化を計ると共に
鳩を検出する検知手段が電磁弁が閉弁して随時鳩を追い
払うので省電力であると共に確実に鳩を追い払うことが
できる。
か1つの発明において、吐出配管に電磁弁を介装し、電
磁弁をサイクルタイマで間隔をおいて一時的に開弁する
と共に、鳩が居付くことを防止したい場所に鳩が近ずく
と鳩を検出する検知手段を設け、該検知手段の作動によ
り前記電磁弁を一時的に開弁する制御装置を設けたの
で、電磁弁の開弁間隔を長くして省電力化を計ると共に
鳩を検出する検知手段が電磁弁が閉弁して随時鳩を追い
払うので省電力であると共に確実に鳩を追い払うことが
できる。
【0071】本発明の第7の発明は第5又は第6の発明
において鳩を検出する検知手段を赤外線センサとしたの
で小さいセンサで広い範囲の鳩を検出でき、特に鳩が建
物の上縁に止まる場合、1個の赤外線センサで鳩を検出
出来る。
において鳩を検出する検知手段を赤外線センサとしたの
で小さいセンサで広い範囲の鳩を検出でき、特に鳩が建
物の上縁に止まる場合、1個の赤外線センサで鳩を検出
出来る。
【図1】本発明の実施例1のフローシートである。
【図2】図1の装置を駅舎に適応した斜視図である。
【図3】本発明の実施例2のフローシートである。
【図4】本発明の実施例3のフローシートである。
【図5】芳香発生器の縦断面図である。
【図6】駅舎における鳩Pの居付状態を示す斜視図であ
る。
る。
【図7】本発明の実施例5の斜視図である。
【図8】本発明の実施例5の斜視図である。
【図9】本発明の実施例5の斜視図である。
1 圧縮空気源 2 吐出配管 3 駅舎 4 出入口 5 凹所 6 ノズル 7 電磁弁 8 サイクルタイマ 9 鳩の検知手段 13 芳香発生器 M 人 P 鳩
Claims (7)
- 【請求項1】 圧縮空気源と、圧縮空気源から建造物の
鳩が居付くことを防止したい場所まで配管した圧縮空気
の吐出配管と、鳩が居付くことを防止したい場所に配設
されて前記吐出配管に連結され、吐出配管から送られた
圧縮空気を吹き出す吹き出し部材を有することを特徴と
する鳩の居付防止装置。 - 【請求項2】 前記吹き出し部材は、鳩の可聴周波数の
音を発するノズル、又は前記ノズルに鳩の可聴周波数の
音を発する音響発生手段を内蔵又は連結したものである
ことを特徴とする請求項1に記載の鳩の居付防止装置。 - 【請求項3】 前記吐出配管に芳香発生手段を介装した
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の鳩の居付防止
装置。 - 【請求項4】 前記吐出配管に電磁弁を介装し電磁弁を
サイクルタイマで間隔をおいて一時的に開弁する制御装
置を設けたことを特徴とする請求項1から3の何れか1
つに記載の鳩の居付防止装置。 - 【請求項5】 前記吐出配管に電磁弁を介装し、鳩が居
付くことを防止したい場所に鳩が近ずくと鳩を検出する
検知手段を設け、該検知手段の作動により圧縮空気の吐
出配管に介装した電磁弁を一時的に開弁する制御装置を
設けたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1つ
に記載の鳩の居付防止装置。 - 【請求項6】 前記吐出配管に電磁弁を介装し、電磁弁
をサイクルタイマで間隔をおいて一時的に開弁すると共
に、鳩が居付くことを防止したい場所に鳩が近ずくと鳩
を検出する検知手段を設け、該検知手段の作動により前
記電磁弁を一時的に開弁する制御装置を設けたことを特
徴とする請求項1から3の何れか1つに記載の鳩の居付
防止装置。 - 【請求項7】 前記検知手段は赤外線センサであること
を特徴とする請求項5又は6に記載の鳩の居付防止装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9572594A JPH07274799A (ja) | 1994-04-08 | 1994-04-08 | 鳩の居付防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9572594A JPH07274799A (ja) | 1994-04-08 | 1994-04-08 | 鳩の居付防止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07274799A true JPH07274799A (ja) | 1995-10-24 |
Family
ID=14145458
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9572594A Pending JPH07274799A (ja) | 1994-04-08 | 1994-04-08 | 鳩の居付防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07274799A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012105607A (ja) * | 2010-11-18 | 2012-06-07 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 営巣材料排除装置 |
KR101291391B1 (ko) * | 2011-04-11 | 2013-07-30 | 한국필터 주식회사 | 유해 동물 퇴치기 |
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JP2019092427A (ja) * | 2017-11-22 | 2019-06-20 | 株式会社竹中工務店 | 忌避システム |
KR102797395B1 (ko) * | 2023-12-28 | 2025-04-18 | (주)상엔지니어링건축사사무소 | 조류퇴치기능을 구비한 공동주택용 난간대 장치 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1994
- 1994-04-08 JP JP9572594A patent/JPH07274799A/ja active Pending
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