JPS6314647A - 害獣類の排除装置 - Google Patents

害獣類の排除装置

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JPS6314647A
JPS6314647A JP61157502A JP15750286A JPS6314647A JP S6314647 A JPS6314647 A JP S6314647A JP 61157502 A JP61157502 A JP 61157502A JP 15750286 A JP15750286 A JP 15750286A JP S6314647 A JPS6314647 A JP S6314647A
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JP
Japan
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pests
sensing
sensing means
rats
sound waves
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Pending
Application number
JP61157502A
Other languages
English (en)
Inventor
篠田 義晴
邦明 鈴木
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Tonen General Sekiyu KK
Original Assignee
Toa Nenryo Kogyyo KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の利用分野) 本発明は、害獣類の排除装置に関するものであり、更に
詳しくは穀物等を食い荒らすネズミなど主としてげっ歯
動物を排除するために、当該動物の接近もしくは存在を
感知する手段と該動物の忌避する音波等を発する手段と
を備えた害獣類の排除装置に関するものである。
(従来の技術) ネズミは、古くから日本に住みついたげっ歯動物で、米
やいもなどの穀物を主として食し、しかも繁殖力が強い
ことから穀物の収穫期には田畑に大量のネズミが出没し
ている。労働集約型の日本の農家では、穀物の収穫量を
高めるためにはネズミの駆除が重要なことから、各種の
ネズミ排除方法を創案し試行している。
ネズミ排除方法としては、殺そ力のある薬剤等を散布す
る方法、捕獲器などの機器を用いる方法、イタチなどネ
ズミの天敵に依る方法及びネズミの生息環境を整備し住
みにくくする方法などが考えられている。これらの方法
は、ネズミの種類、その習性及び田畑の環境に応じて一
長一短があって、決め手となるネズミの排除法は未だ出
現していない。
カラスやスズメといった害鳥対策においては、人手をか
けずに、比較的高い排除効果を期待しうるものに各種機
器を用いる方法があり、その−例として実開昭59−1
05884号公報を挙げることができる。これは、太陽
電池を駆動電源とし発音器、発光器及び回転伸縮する腕
などの示威装置を備えた、かかしに関するものであって
害鳥の嫌う音声や光を発することにより害鳥を田畑に寄
せつけず、示威装置の所要電力を太陽電池で賄うことに
より低コスト化を意図したものである。
(発明が解決しようとする問題点) 従来から知られているネズミの排除方法には、次のよう
な問題点がある。まず、(1)の薬剤散布法は、ネズミ
を殺害しうる効能のある薬剤例えばモノフルオル酢酸塩
剤、硫酸タリウム剤あるいはクマリン系剤などを直接ネ
ズミに食べさせる方法であるが、薬剤によっては人間へ
の害毒となる成分を含み薬剤価格も比較的高い。また、
(2)機器による捕殺法は、はじきなわ(パチンコ)を
5〜IOメートル間隔で配置する方法であるが、機器の
必要数が大きく経済的にも労力的に難点がある。
そして、(3)天敵による方法は、ネズミの天敵である
イタチやノスリ、ツクロウ、ヘビなどを放飼する方法で
あるが、放飼した天敵が長期間に増殖しすぎて駆除の必
要を生ずることがある。さらに、(4)環境整備法は、
農耕地の整理、除草や造林地での下刈などを行なう方法
であるが、恒常的に実施する必要があり労力負担が大き
いという問題がある。
一方、害鳥類の対策としては前記の如きかかしを使用す
る方法も提案されてはいるが、このようなかかしは害鳥
の威嚇には効果を発揮したとしても敏捷で馴化しやすい
ネズミの排除には適切な方法であるとは言い難い。ネズ
ミによる穀物への被害は世界的規模で広域に及んでおり
アメリカやオーストラリアなど大規模な農場においては
、特に低コストでしかも効果の高いネズミ・の排除方法
が渇望されている。
(問題点を解決するための手段) 本発明者らは、上記問題点に鑑み鋭意研究を積重ねた結
果、ネズミ等のげっ菌類、動物の接近もしくは存在を感
知する手段と当該感知手段からの信号に基づき該動物の
忌避する音波などを発生する手段とを有するとともに、
これらを太陽電池電源で駆動しうるように構成した装置
を用いれば、極めて優れた害獣の排除効果を達しうろこ
とを確認して本発明を完成した。
即ち、本発明は、げっ歯頚動物などの害獣類の接近もし
くは存在を感知する手段、および当該感知手段により作
動され害獣類の忌避する音波、光線及び臭気等を発する
手段とを有し、当該感知手 5一 段および音波等発生手段の双方もしくはいずれか一方が
太陽電池を電源として駆動されることを特徴とする害獣
類の排除装置、に関するものである。
次に、本発明の概要を第1図を用いて説明する。
本発明の害獣類の排除装置は、害獣類を感知する手段、
(1)及び音波・光線発生手段(2)または臭気発生手
段(3)とを有し、当該感知手段及び又は音波等発生手
段には太陽電池(4) 、(5)が駆動電力源として設
けられている。
感知手段は、田畑に出没するげっ歯動物などの存在もし
くは接近を感知する機能を有するセンサーが採用される
。センサーとしては、害獣類の発する音声や体臭、体温
あるいは姿態さらには動作を感知する機能を有するセン
サー、例えば音声認識センサー、ガスセンサー、温度セ
ンサー及びイメージ認識センサーなどが考えられる。測
定感度および価格などを勘案すれば、特に音声認識セン
サー、又はイメージ認識センサーが好ましい。かかるセ
ンサーは、害獣類の出没頻度の高い箇所を選んで設置さ
れる。また害獣以外の雑情報の収拾を防ぐために、植物
(20)に近接して設置するのが望ましい。
音声認識センサーは、音声入力部、音声比較判断部及び
電源部とから構成される。音声入力部は、集音マイクロ
ホンを有し害獣類の音声を選択的にキャッチし音声比較
判断部へ伝信する部分である。
音声比較判断部は、音声入力部からの信号を予め登録さ
れた排除すべき害獣類の音声情報と比較対比し、その種
類及び頭数などを判断する部分である。電源部は、かか
る音声認識センサーの作動に必要な電力を供給する部分
で、直流又は交流電力発生装置、例えば乾電池、蓄電池
太陽電池及び商業交流電源などが用いられる。音声認識
センサーは、人家から離れた田畑に設置され保守性の良
さが求められることから、その電源部としては特に太陽
電池が好ましい。 イメージ認識センサーは、イメージ
入力部、イメージ比較判断部及び電源部から構成される
。イメージ入力部は害獣類の姿及びその動作をキャッチ
する赤外線カメラなどで形成され、その情報をイメージ
比較判断部へと伝送する部分である。イメージ比較判断
部は、キャッチした信号情報を予め記憶させておいた害
獣類の情報と比較し、排除の必要性と音波等発生手段の
出力量を判断する部分である。電源部は、上記音声認識
センサーと同様の態様で組込まれる。なお、感知手段は
、害獣類の最も出没しやすい時間帯にのみ電源が入るよ
う、タイマー(21)を設置すれば電力の浪費を削減す
ることができる。
音波等発生手段は、感知手段からの信号をキャッチして
作動され、害獣類の忌避する音波、光線または臭気など
を発生する装置である。具体的には、害獣類の天敵が発
する音声あるいは不快感を与える音波などを発生するス
ピーカー装置、害獣類が眩惑する光線を発しうるフラッ
シュ装置及び害獣類に嫌悪感を与える臭気成分を含む薬
剤を散布する装置などが挙げられる。スピーカー装置は
、害獣の忌避効果および経済性などの面で特に好ましい
発生手段であって、後述の如く感知手段からの情報(害
獣の種類や頭数)に応じて予め組込んでおいた複数の音
声あるいは複数の音波から適切な音源の選定、又は切替
を行いその発生量(ボリューム)をコントロールする機
能を持たせることができる。フラッシュ装置及び臭気発
生装置も、スピーカー装置と同様な機能をもつものであ
るが、フラッシュ装置あるいは短時間日光とは明るさや
色相が異なり、害獣への刺激性の強い光線を瞬間的に発
する装置が採用され、臭気発生装置は、β−ナフトール
系剤(商品名、キヒコート)や殺菌剤として知られるチ
ウラム剤(商品名、アンレス)あるいは抗生物質のシク
ロへキシミドなどをガス状または霧状にて散布する装置
が採用される点が異なる。なお図示の如くスピーカ装置
およびフラッシュ装置は、比較的低位置で害獣に近接す
べく設けられる。
害獣類によっては、スピーカー装置のみの使用では長期
間経過後、馴化反応がみられ排除効果が低下することが
あるので、このような場合に備え、セレクター(6)を
設置しフラッシュ装置や臭気発生装置とが協同しうる如
く構成するのが好ましい。
かかる音波等発生手段は、前記感知手段と同様に各種の
電源装置に依って駆動されうるが、比較的大電力を要す
ることから太陽電池もしくは商業用交流電源が好ましく
使用される。即ち、音波等発生手段および感知手段は、
そのいずれか一方が太陽電池により駆動されるのが好ま
しく、特に好ましくは双方とも太陽電池電源とされる。
太陽電池は、太陽光の光エネルギーを半導体素子により
電気エネルギーに変換する電池で、結晶質シリコン、ア
モルファスシリコン、ガリウムψヒ素又はカドミウムな
どを材料としたものが知られている。
本発明の装置においては、大面積化が容易でかつ将来は
低価格化が期待されるアモルファスシリコン太陽電池の
使用が最も適切である。太陽電池を使用する事例を第1
図に示したが、太陽電池は架台(7)により太陽光受光
量を確保し、更に充電器(3)を設置することにより夜
間あるいは悪天候時の発電に備えるよう考慮することが
望ましい。
また、太陽電池によって発生する直流電流を交流に変換
するA/D交換機(30)を設置することもできる。
音波等発生手段は、感知手段からの信号によりスイッチ
(9)が入るように回路が組まれ、電力の供給時間を制
御するタイマー(lO)、音波等の発生量コントローラ
ー(11)及び前記セレクター(6)などと接続される
(実施例) 本発明の害獣類の排除装置は、次の如き要領で使用され
る。ネズミ等のげっ歯動物は、田畑の穀物等の作付位置
の特定箇所に出没する習性があり、本発明の感知手段(
センサー)は事前に当該箇所を充分検討して設置される
。ネズミは一般に体長約5〜30 cmで餌場では特有
な鳴声を発するという特徴がある。従って、感知手段と
しては音声認識センサーまたはイメージ認識センサーを
用いるのが有効である。
感知手段がネズミの存在もしくは接近を感知すると、自
動的に音波等発生手段のスイッチが入る。
ネズミは、ネコ、イタチあるいはツクロウの餌食とされ
ることから、それら天敵動物の音声を発生するスピーカ
ー装置が最も大きな排除効果を期待= 11− しうる。民家の付近であれば、それら音声に変え超音波
などネズミの嫌う音波を流せばよい。また、特に暗所あ
るいは夜行性の害獣については、フラッシュ装置が、さ
らに臭気に敏感な害獣てあれば臭気発生装置が選択され
よう。当該音波等発生手段は、タイマー、発生量コント
ローラー及びセレクターなどを組込みまたは外部で接続
され、音波等の発生時間を特定時間継続し、害獣頭数が
多ければ音波等の発生量を増加させるとともに、害獣の
種類によってはスピーカー装置、フラッシュ装置及び臭
気発生装置とを切替あるいは協同させるように構成され
る。
(発明の効果) 本発明は、上記の如く害獣の感知手段、音波等の発生手
段及びそれらを駆動する太陽電池電源とをもって構成し
た害獣類の排除装置であるから、特にネズミ等のげつ肉
類動物の存在もしくは接近を鋭敏にキャッチし当該動物
の忌避する音波等を効率的に発生することができる。更
に電源として太陽電池を使用するので、人手を要せずオ
ペレージョンコストを大巾に低減しうるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の害獣類の排除装置を、げつ肉類動物
の排除のために使用する状態を示す説明図である。 1・・・感知手段(センサー) 2・・・音波・光線発生手段 3・・・臭気発生手段 4.5・・・太陽電池 6・・・セレクター 11・・・発生量コントローラー 10.21・・・タイマー 箪 1 図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)げっ歯類動物などの害獣類の接近もしくは存在を
    感知する手段、および当該感知手段により作動され害獣
    類の忌避する音波、光線及び臭気等を発する手段とを有
    し、当該感知手段および音波等発生手段の双方もしくは
    いずれか一方が太陽電池を電源として駆動されることを
    特徴とする害獣類の排除装置。
  2. (2)感知手段には、害獣類の種類および頭数などを判
    断する手段が組込み又は接続される特許請求の範囲第1
    項に記載の装置。
  3. (3)音波等発生手段には、音波量、光線量及び臭気量
    などの発生量を調節する手段が組込み又は接続されてな
    る特許請求の範囲第1項に記載の装置。
  4. (4)感知手段が、害獣類の音声認識センサーである特
    許請求の範囲第1項又は第2項に記載の装置。
  5. (5)感知手段が、害獣類のイメージ認識センサーであ
    る特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の装置。
JP61157502A 1986-07-04 1986-07-04 害獣類の排除装置 Pending JPS6314647A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03117471U (ja) * 1990-03-16 1991-12-04
JPH07274799A (ja) * 1994-04-08 1995-10-24 Fukuhara:Kk 鳩の居付防止装置
JP2007523613A (ja) * 2003-06-16 2007-08-23 レナウ デベロップメント アンパートセルスカブ 有害生物管理システム
JP2011211926A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Ikari Shodoku Kk ネズミ誘引方法および装置、並びにネズミ捕獲装置

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