JPH07274737A - 植物を絡ませたフェンス構造 - Google Patents

植物を絡ませたフェンス構造

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JPH07274737A
JPH07274737A JP9819794A JP9819794A JPH07274737A JP H07274737 A JPH07274737 A JP H07274737A JP 9819794 A JP9819794 A JP 9819794A JP 9819794 A JP9819794 A JP 9819794A JP H07274737 A JPH07274737 A JP H07274737A
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JP
Japan
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fence
plant
window hole
vines
opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP9819794A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Hayashi
功生 林
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HAYASHI PROD CORP
Original Assignee
HAYASHI PROD CORP
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、フェンスの支柱部に窓孔を設け
て、支柱部内を通る植物の生育を早めると共に、植物が
窓孔から抜け出してフェンスに絡みつきやすくすること
にある。 【構成】 フェンス1は両端に支柱部2を有しており、
該支柱部2と交差し、支柱部2、2間に掛け渡される横
架部材3および横架部材3と交差する縦枠部材4とから
なっており、支柱部2は中空のパイプからなっており、
該支柱部2の下部に植物入口用の開口21が穿設されて
おり、上方には窓孔22が複数穿設されている。これに
より入口用の開口21から支柱部2の中空内に入って生
育した蔓や蔦は、窓孔から全部または一部が抜け出して
横設部材3や縦枠部材4に絡み付き、また上端の開口1
3からも出て他へ伸びている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、植物の蔓や蔦等を絡
ませるようにしたフェンス構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、フェンスに植物の蔓や蔦等を絡ま
せるには、フェンスの側に植物を植え、蔓や蔦等が伸び
てくると、植物の自然な生育に反して人の手によってフ
ェンスに絡ませる必要があり、煩雑な作業となってい
た。そこで、本発明者は窓孔を有するフェンスの中を通
して植物を生育させれば、自然に植物がフェンスに絡み
つくことを見いだし本発明を完成するに至った。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】この発明は上記事情
に鑑みて創案されたものであって、その主たる課題は、
フェンスの支柱部に窓孔を設けて、支柱部内を通る植物
の生育を早めると共に、植物が窓孔から抜け出してフェ
ンスに絡みつきやすくすることにある。
【0004】
【問題点を解決するための手段】上記課題を解決するた
めに、請求項1の発明では、 (a).フェンスの中空に形成された支柱部に、外部と連通
する窓孔を設け、植物を上記支柱部を通して窓孔から抜
け出させ、フェンスと交差する部材に絡ませてなるとい
う技術的手段を講じている。
【0005】また、請求項2の発明では、 (b).フェンスの中空に形成された支柱部に外部と連通す
る窓孔を設け、上記支柱部と交差すると共に連通する中
空を有する部材にも窓孔を設け、植物を上記支柱部を通
して各窓孔から抜け出ることができるように通して、フ
ェンスの縦横の部材に絡ませてなる、という技術的手段
を講じている。
【0006】また、請求項3の発明では、上記各構成加
えて、 (c). 支柱部の下端に植物を受け入れる入口用の開口が
設けられてなる、という技術的手段を講じている。
【0007】請求項4の発明では、支柱部の下部に土入
れをし、フェンスに絡ませる植物の種を撒いてなる、と
いう技術的手段を講じている。
【0008】
【作用】この発明では、フェンス内に植物を通して窓孔
から植物が出入できるようにし、フェンスの支柱部や支
柱部と交差する部材に植物を絡ませることができる。ま
た、上記交差する部材にも窓孔を設けておけば、同様に
植物が出入して絡み付く。植物は、支柱部の近傍に植え
て、支柱部の下部に形成された入口用の開口から支柱部
内に入れる構成であっても、あるいは支柱部の下部に土
入れして植物の種を植えて生育させてもよい。ここで支
柱部内は暗いので、開口されて明るい窓孔に向かって植
物は伸びるので、植物の生育を早めると共に窓孔から出
て支柱部の周囲に絡みついたり別の窓孔から内部に入っ
て、先の窓孔から出る等してフェンスに絡み付かせるこ
とができる。
【0009】
【実施例】以下に、この発明のフェンス構造の好適実施
例について図面を参照しつつ説明する。図1に一部を示
すフェンス1は、門扉として使用されるものであるが、
この発明のフェンスは、仕切りとして用いられるもの
等、広く含まれる。このフェンス1は両端に支柱部2を
有しており、該支柱部2と交差し、支柱部2、2間に掛
け渡される横架部材3および横架部材3と交差する縦枠
部材4とからなっている。
【0010】支柱部2は、中空のパイプからなってお
り、該支柱部2の下部に植物入口用の開口21が穿設さ
れており、上方には窓孔22が複数穿設されている。ま
た、本実施例で横架部材3は小径のパイプからなって、
支柱部2の中空と連通可能となっている。図示例の場
合、支柱部2の窓孔22は、横架部材3のやや下側で開
口しており、上記窓孔22から抜け出した蔓や蔦が、横
架部材3に絡みつきやすくなっている。
【0011】また、窓孔22は同一高さで支柱部2の外
周壁の四面に穿設されており、支柱部2の内部中空2a
の採光を高めている。しかし、窓孔22の位置や配置、
数は図示例に限定されるものではなく、適宜穿設するこ
とができる。また、この支柱部2の上端には大径の開口
23が形成されており、前記窓孔22から抜け出なかっ
た蔓や蔦を外部へ取り出すことができるようになってい
る。
【0012】そして、フェンス1の支柱部2に形成され
た入口用の開口21の近傍に蔓や蔦等を有する植物が植
えられる。この植物の蔓や蔦等が伸びると、その先端を
上記開口21を通して支柱部2の開口21に入れる。上
記蔓や蔦の先端は光を求めて伸び、前記支柱部2の周壁
に穿設された窓孔22から先端を突出させて近傍の支柱
部の周壁や、横架部材に絡み付き、あるいは横架部材の
中空を通って横架部材に絡み付かせることができる。
【0013】また、図3に示す異なる実施例のフェンス
は、支柱部内に土入れをし、蔓科の植物の種を植えた構
成からなっている。この場合、支柱部の下端のストッパ
を大きく箱型に形成し、また着脱可能なキャップを付け
た孔をストッパに形成する。そして、フェンスの取付時
に上記キャップを外して設置する。これにより植物が支
柱部内で生育し根が長くなった際に上記孔から外へ延ば
すことができる。
【0014】この実施例では、支柱部内で植物を生育す
ることができ、そのまま支柱部を通って、窓孔から蔓の
先端を抜け出させ、また他の窓孔に出入させて蔓をフェ
ンスに巻き付けることができる。その他の構成は前記実
施例と同様であるので、説明を省略する。また、窓孔の
配置や数は植物の種類や性質、太陽の位置(フェンスの
設置位置)等に合わせて最適の窓孔を開口すればよく、
窓孔に着脱可能なキャップを取り付けておき、必要な窓
孔だけを開口する構成としてもよい。。
【0015】上記実施例では横設部材に窓孔を設けた例
を示したが縦枠部材にも窓孔を設けてもよい。少なくと
も、一方の支柱部に窓孔が開いていればよいが、両端に
支柱部に窓孔を設けておけば、植物の絡み付きを早く行
うことができる。またフェンスのデザイン上、横設部材
や縦枠部材に代えて種々の模様状に枠が形成される場合
もあるが、その場合には前後に貫通する隙間や孔に蔓や
蔦を通すこともできる。その他、この考案の要旨を変更
しない範囲で種々設計変更しうる事勿論である。
【0016】
【発明の効果】この発明では、フェンスの中空を利用し
て植物の蔓や蔦を伸ばし、その先端を周壁で開口する窓
孔から出入させることによって、簡単に植物の蔓や蔦を
フェンスに絡み付かせることができる。特に、植物は、
自然に窓孔から出てくるので、その後のフェンスへの絡
み付きが容易となって極めて有益である。出てきた植物
の支柱部の開口部に合わせて配置し、または窓孔の配置
や数は植物の種類や性質、太陽の位置(フェンスの設置
位置)等に合わせて最適の窓孔を開口すればよく。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のフェンスの好適実施例を示す部分斜
視図である。
【図2】第1実施例のフェンスを用いた海中設置物の側
面図である。
【図3】重さの異なる2種類のタイヤを組み合わせた異
なる実施例の海中設置物の側面図である。
【符号の説明】
1 フェンス 2 支柱部 3 横架部材 4 縦枠部材 21 入口用の開口 22 窓孔 23 出口用の開口

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フェンスの中空に形成された支柱部に、
    外部と連通する窓孔を設け、植物を上記支柱部を通して
    窓孔から抜け出させ、支柱部と交差する部材に絡ませて
    なることを特徴とするフェンス構造。
  2. 【請求項2】 フェンスの中空に形成された支柱部に外
    部と連通する窓孔を設け、上記支柱部と交差すると共に
    連通する中空を有する部材にも窓孔を設け、植物を上記
    支柱部を通して各窓孔から抜け出ることができるように
    通して、フェンスの縦横の部材に絡ませてなることを特
    徴とするフェンス構造。
  3. 【請求項3】 支柱部の下端に植物を受け入れる入口用
    の開口が設けられてなることを特徴とする植物を絡ませ
    たフェンス構造。
  4. 【請求項4】 支柱部の下部に土入れをし、フェンスに
    絡ませる植物の種を撒いてなることを特徴とする請求項
    1または2に記載の植物を絡ませたフェンス構造。
  5. 【請求項5】 支柱部の上端に植物の伸びてきた先端を
    取り出し可能な開口を形成してなることを特徴とする請
    求項1から4に記載のいずれかの植物を絡ませたフェン
    ス構造。
JP9819794A 1994-04-12 1994-04-12 植物を絡ませたフェンス構造 Pending JPH07274737A (ja)

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JP9819794A JPH07274737A (ja) 1994-04-12 1994-04-12 植物を絡ませたフェンス構造

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JP9819794A JPH07274737A (ja) 1994-04-12 1994-04-12 植物を絡ませたフェンス構造

Publications (1)

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JPH07274737A true JPH07274737A (ja) 1995-10-24

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ID=14213283

Family Applications (1)

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JP9819794A Pending JPH07274737A (ja) 1994-04-12 1994-04-12 植物を絡ませたフェンス構造

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JP (1) JPH07274737A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE29617312U1 (de) * 1996-10-04 1997-05-15 Blome, Bernhard, 27239 Twistringen Pflanzsystem
NL1016413C2 (nl) * 2000-10-16 2002-04-18 Wilhelmus Arnoldus Mar Janssen Plantgeleidezuil, alsmede een samenstel omvattende een aantal dergelijke zuilen, en een afdak.

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