JPH07273609A - 周期パルス発生回路 - Google Patents

周期パルス発生回路

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JPH07273609A
JPH07273609A JP8370594A JP8370594A JPH07273609A JP H07273609 A JPH07273609 A JP H07273609A JP 8370594 A JP8370594 A JP 8370594A JP 8370594 A JP8370594 A JP 8370594A JP H07273609 A JPH07273609 A JP H07273609A
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JP
Japan
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circuit
signal
output
gate
input
Prior art date
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Application number
JP8370594A
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English (en)
Inventor
Takehiko Shimizu
竹彦 清水
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Marelli Corp
Original Assignee
Kansei Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 抵抗、コンデンサ等の外部接続素子による時
定数で決まる所望の周波数で、確実に発振するCMOS
型ICの周期パルス発生回路を提供する。 【構成】 遅延回路の入出力間に、インバータ、抵抗、
コンデンサからなる直列回路が挿入され、かつそのコン
デンサの両端子間に他の抵抗が並列接続されてなる発振
回路と、前記遅延回路の出力信号を一方の入力端子に入
力し、他方の入力端子に前記遅延回路の入力信号を入力
してリセット信号を出力するアンドゲートと、前記遅延
回路の出力信号を一方の入力端子に入力し、他方の入力
端子に前記遅延回路の入力信号を入力してセット信号を
出力するノアゲートと、前記アンドゲートからリセット
信号を、またノアゲートからセット信号を受けて交互に
ローレベル信号、ハイレベル信号を出力するラッチ回路
とを備えてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、CMOSのICを用
いてクロックパルス等の周期信号を作成して出力する周
期パルス発生回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の周期パルス発生回路の構
成を図3に基づいて説明する。1は第1バッファ回路
で、その入力端子は出力端子5に接続され、出力端子は
第1抵抗6の一端に接続されている。2は第2バッファ
回路で、その入力端子は後述の第3バッファ回路3の出
力端子と後述のインバータ回路4の入力端子とに接続さ
れ、また出力端子はコンデンサ7の一端に接続されてい
る。
【0003】第3バッファ回路3は、入力端子が第2抵
抗8の一端に接続されると共に、その抵抗8と入力端子
との間には第3バッファ回路3の入力段保護用のリミッ
タ回路9が接続されている。なお、このリミッタ回路9
は直列接続された2つのダイオードから構成され、かつ
双方のダイオードの接続点に第3バッファ回路3の入力
端子が接続されている。
【0004】インバータ回路4は、前述の如く入力端子
が第2バッファ回路2の入力端子に接続されると共に、
第3バッファ回路3の出力端子に接続されている。ま
た、インバータ回路4の出力端子は出力端子5に接続さ
れている。
【0005】なお、前記第1、第2、第3バッファ回路
1、2、3、インバータ回路4及びリミッタ回路9は、
CMOS型ICによって構成されている。
【0006】次に、上記構成の作用を図4に示す波形を
参照しながら説明する。即ち区間T1において、時刻t
1において電源が投入されると、第2バッファ回路2の
出力端子がハイレベルに、また第1バッファ回路1の出
力端子がローレベルになるので、A点の電圧は+V1に
瞬間的に立ち上がるが、その電圧はコンデンサ7と抵抗
6との時定数で微分され,A点の電圧は徐々に低下する
(図4(1)参照)。
【0007】そして、A点の微分波形の電圧は抵抗8を
介してリミット回路9に供給され、電圧V2(<V1)
でリミットされ、第3バッファ回路3に供給される(図
4(2)参照)。第3バッファ回路3の入力電圧が電源
電圧(+V0)の1/2の電圧を超えている間は、第3
バッファ回路3の出力電圧はハイレベルな状態を維持
し、またインバータ回路4の出力はローレベルな状態を
維持する。
【0008】また、第3バッファ回路3の入力電圧が電
源電圧(+V0)の前記1/2の電圧を超えて下回った
場合には、第2バッファ回路2の出力電圧がローレベル
な状態に、インバータ回路4及び第1バッファ回路1の
出力電圧がハイレベルに変換されるので、A点の電圧は
瞬間的に−V1まで立ち上がり、コンデンサ7は前記時
定数で充電され、A点の電圧が電源電圧(+V0)の1
/2の電圧に向けて上昇する。以下、上記動作が繰り返
され出力端子5から周期パルスが連続して出力される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
如く構成されたCMOS型ICを用いた周期パルス発生
回路において、例えば電源電圧(+V0)が変動した場
合や、スロークロック現象によるチャタリング時、すな
わち、上記A点の電圧の微分波形が回路しきい値レベ
ル、例えば電源電圧(+V0)の1/2の電圧に接近し
たとき(又は横切るとき)に、その微分波形がチャタリ
ングを起こし易く(図4(1)、(2)の波形D参
照)、一度電源電圧(+V0)の1/2の電圧を下回っ
た後に、再度その電源電圧(+V0)の1/2の電圧を
瞬間的にでも上回った場合には、その上回っている間、
第3バッファ回路3の出力電圧がハイレベルな状態に切
り替えられ、その後、ローレベルに戻る(図4(3)の
符号P)。
【0010】その結果、この状態が繰り返し続く間は抵
抗6及びコンデンサ7で決まる時定数に相当する周波数
の、例えば2倍(または4倍)の周波数で発振し、出力
端子5から図4(4)に示すパルス信号が出力される。
【0011】そこで、ノイズによる発振周波数の変動を
防止するために通常は、シュミット回路を用いてチャタ
リングを防止するようにした回路構成が用いられるが、
この種の回路構成にするとシュミット回路のしきい値の
大きなバラツキのために所望の発振周波数に設定できな
いという問題点があつた。
【0012】この発明は、この様な問題点に着目してな
されたもので、抵抗、コンデンサ等の外部接続素子によ
る時定数で決まる所望の周波数で、確実に発振するCM
OS型ICの周期パルス発生回路を提供することを目的
とする。
【0013】
【発明を解決するための手段】この発明に係る周期パル
ス発生回路は、遅延回路の入出力間に、インバータ、抵
抗、コンデンサからなる直列回路が挿入され、かつその
コンデンサの両端子間に他の抵抗が並列接続されてなる
発振回路と、前記遅延回路の出力信号を一方の入力端子
に入力し、他方の入力端子に前記遅延回路の入力信号を
入力してリセット信号を出力するアンドゲートと、前記
遅延回路の出力信号を一方の入力端子に入力し、他方の
入力端子に前記遅延回路の入力信号を入力してセット信
号を出力するノアゲートと、前記アンドゲートからリセ
ット信号を、またノアゲートからセット信号を受けて交
互にローレベル信号、ハイレベル信号を出力するラッチ
回路とを備えてなる。
【0014】
【作用】発振回路の回路中に挿入された遅延回路の入力
端子と出力端子との論理状態に基づいて発振出力をハイ
レベル(またはローレベル)に、またローレベル(また
はハイレベル)に交互に切り替えるようにしたので、ス
ロークロック時のノイズでの発振周波数の変動が影響さ
れない。
【0015】
【実施例】次に、この発明による実施例を以下に説明す
るが、この説明の中で図3で既に説明した構成要素と同
一なもの、または均等なものには同一符号を付してその
詳細説明は省略する。
【0016】即ち図1において、10は遅延回路で、図
3における第2及び第3バッファ回路2及び3の接続点
とインバータ回路4の入力端子との間に介挿され、第3
バッファ回路3の出力信号に所定の遅延時間tdを与え
て出力する。
【0017】11はアンドゲートで、前記遅延回路10
の入力信号と出力信号とを入力して、その論理積をとっ
て、リセット信号を作成して出力する。12はノアゲー
トで、前記アンドゲート11と同様に前記遅延回路10
の入力信号と出力信号とを入力して、その負の論理和を
とって、セット信号を作成して出力する。
【0018】15は2つのノアゲート13、14からな
るRSラッチ回路で、前記ノアゲート12からセット信
号を入力して出力信号5をハイレベルにする。また、前
記アンドゲート11からリセット信号を入力して出力信
号5をローレベル(又はハイレベル)にする。
【0019】次に上記構成の作用説明を図2に基づいて
する。まず、正常発振時を示す区間T1において、時刻
t1に電源が投入されると、第2バッファ回路2の出力
端子がハイレベルに、また第1バッファ回路1の出力端
子がローレベルになるので、A点の電圧は瞬間的に+V
1になるが、その電圧はコンデンサ7と抵抗6との時定
数で微分され,A点の電圧は徐々に低下する(図2
(1)参照)。
【0020】その微分波形の電圧は抵抗8を介してリミ
ット回路9に供給され、リミット回路9で電圧V2(<
V1)でリミットされ、第3バッファ回路3に供給され
(図2(2)参照)、第3バッファ回路3の出力電圧
は、電源電圧(+V0)の1/2の電圧を上回っている
間は、第3バッファ回路3の出力電圧をハイレベルな状
態に維持する(図2(3)参照)。
【0021】また、この第3バッファ回路3の出力電圧
は遅延回路10を介して遅延時間tdだけ遅れ、インバ
ータ回路4の入力端子に供給され(図2(4)参照)、
インバータ回路4に供給されたハイレベル信号によって
第1バッファ回路1の出力端子はローレベルな状態に維
持される。
【0022】一方、第3バッファ回路3の入力電圧、す
なわち微分波形が前記電源電圧V0の1/2の電圧を超
えて下回った場合には、第2バッファ回路2の出力電圧
がローレベルな状態に切り替わり、そのローレベル状態
は遅延回路10によって遅延時間tdだけ遅れてインバ
ータ回路4、ノアゲート12及びアンドゲート11のそ
れぞれの入力端子に供給される(図2(5)参照)。
【0023】なお、第2バッファ回路2の出力電圧がロ
ーレベルな状態になった瞬間にA点の電圧が−V1まで
低下するが、第1バッファ回路1の出力がハイレベル状
態になるので、徐々にA点の電圧は微分波形を描いて上
昇してくる(図2(1)参照)。
【0024】一方、遅延回路10の入出力端子のそれぞ
れの論理は、アンドゲート11に供給されてリセット信
号が作成されると共に(図2(6)参照)、このノアゲ
ート12にも供給されてノアゲート12ではセット信号
が作成される(図2(7)参照)。このアンドゲート1
1で作成されたリセット信号は、RSラッチ回路15の
一方のノアゲート13に、またノアゲート12で作成さ
れたセット信号はRSラッチ回路15の他方のノアゲー
ト14に供給され、ラッチ回路15の出力端子をハイレ
ベル状態とローレベル状態を交互に変化させ、周期パル
ス5を出力する(図2(8)参照)。
【0025】次に、例えば区間T2で示すようなスロー
クロック現象におけるチャタリング発生時には、上記A
点の電圧波形である微分波形が回路しきい値レベル、例
えば電源電圧(+V0)の1/2の電圧に接近したとき
に、その微分波形がチャタリングし(図2(1)、
(2)の波形D参照)、一度電源電圧(+V0)の1/
2の電圧を下回った後に、再度その電源電圧(+V0)
の1/2の電圧を瞬間的にでも上回った場合には、その
上回っている間、第3バッファ回路3の出力電圧がハイ
レベルな状態に切り替わり、その後再度ローレベルに戻
る。
【0026】その結果、遅延回路10の入出力端子のそ
れぞれの論理状態は、図2(3)、(4)に示すような
正規パルスPの両側にノイズによるパルスを伴った論理
状態になるが、図2(6)に示すリセット信号がアンド
ゲート11で作成され、また図2(7)に示すセット信
号がノアゲート12で作成される。これらの信号は、ラ
ッチ回路15に供給されて、供給されたリセット信号P
1,P2,P3のうちのP1で示す最初のリセット信号
によってローレベルになり(時刻t2時点)、またセッ
ト信号P4,P5のうちのP4で示す最初のセット信号
によってハイレベルに切り替えられる(時刻t3時
点)。以後、上記状態が交互に繰り返されて、周期パル
ス(図2(8)参照)が出力される。
【0027】
【発明の効果】この発明によれば、簡単な回路構成で所
望の周波数の周期パルスを確実に得ることができるとい
う効果が発揮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す回路構成説明図であ
る。
【図2】図1の各部波形説明図である。
【図3】従来の回路構成説明図である。
【図4】図3の各部波形説明図である。
【符号の説明】
1、2、3 バッファ回路 4 インバータ回路 6、8 抵抗 7 コンデンサ 10 遅延回路 11 アンドゲート 12、13、14 ナンドゲート 15 RSラッチ回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遅延回路の入出力間に、インバータ、抵
    抗、コンデンサからなる直列回路が挿入され、かつその
    コンデンサの両端子間に他の抵抗が並列接続されてなる
    発振回路と、前記遅延回路の出力信号を一方の入力端子
    に入力し、他方の入力端子に前記遅延回路の入力信号を
    入力してリセット信号を出力するアンドゲートと、前記
    遅延回路の出力信号を一方の入力端子に入力し、他方の
    入力端子に前記遅延回路の入力信号を入力してセット信
    号を出力するノアゲートと、前記アンドゲートからリセ
    ット信号を、またノアゲートからセット信号を受けて交
    互にローレベル信号、ハイレベル信号を出力するラッチ
    回路とを備えてなることを特徴とする周期パルス発生回
    路。
JP8370594A 1994-03-31 1994-03-31 周期パルス発生回路 Pending JPH07273609A (ja)

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