JPH07272516A - 広角光ファイバー用光源装置 - Google Patents
広角光ファイバー用光源装置Info
- Publication number
- JPH07272516A JPH07272516A JP6083688A JP8368894A JPH07272516A JP H07272516 A JPH07272516 A JP H07272516A JP 6083688 A JP6083688 A JP 6083688A JP 8368894 A JP8368894 A JP 8368894A JP H07272516 A JPH07272516 A JP H07272516A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical fiber
- light source
- light
- light sources
- source device
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 被照射面において、中心部と周囲の明るさが
平均化し、さらに広い範囲を照射することができる光フ
ァイバー用光源装置を提供することを目的とする。 【構造】光ファイバーの端部横断面を中心とする半円軌
道に、ミラーに装着してなる光源を複数配置して構成し
てある。また半円軌道は半径の異る複数として構成して
もよい。
平均化し、さらに広い範囲を照射することができる光フ
ァイバー用光源装置を提供することを目的とする。 【構造】光ファイバーの端部横断面を中心とする半円軌
道に、ミラーに装着してなる光源を複数配置して構成し
てある。また半円軌道は半径の異る複数として構成して
もよい。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は広角光ファイバー用光源
装置の改良に関する。
装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光ファイバー用光源装置は、図4
に示すように、装置本体の内部に反射鏡1を装着して構
成し、また同反射鏡の第一の焦点に、例えばハロゲンラ
ンプ、メタルハライドランプあるいはキセノンランプの
いずれか一灯を装着し、同光源の光をファイバーに入射
するように構成し、所望の箇所に光を導くように構成し
てある。
に示すように、装置本体の内部に反射鏡1を装着して構
成し、また同反射鏡の第一の焦点に、例えばハロゲンラ
ンプ、メタルハライドランプあるいはキセノンランプの
いずれか一灯を装着し、同光源の光をファイバーに入射
するように構成し、所望の箇所に光を導くように構成し
てある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記した光フ
ァイバー用光源装置によると、光源が単数であるため、
被照射面において、中心付近と周囲の照度の差は図4に
示すように大きく、色斑が明確に発生する欠点がある。
例えば図4において、光源として、50ワットのハロゲ
ンランプを使用し、0.5mmφの素線75本束ねて直
径5mmφの光ファイバーを構成し、長さ1mで使用す
ると、被照射面の中心照度と、有効照射範囲である1
7.3cm離れた明るさの比は1:8と、差異が大きい
欠点がある。この場合、光ファイバーの照射方向の端部
と、被照射面までの距離は、35cmとして測定して構
成してある。
ァイバー用光源装置によると、光源が単数であるため、
被照射面において、中心付近と周囲の照度の差は図4に
示すように大きく、色斑が明確に発生する欠点がある。
例えば図4において、光源として、50ワットのハロゲ
ンランプを使用し、0.5mmφの素線75本束ねて直
径5mmφの光ファイバーを構成し、長さ1mで使用す
ると、被照射面の中心照度と、有効照射範囲である1
7.3cm離れた明るさの比は1:8と、差異が大きい
欠点がある。この場合、光ファイバーの照射方向の端部
と、被照射面までの距離は、35cmとして測定して構
成してある。
【0004】また、光ファイバーの照射方向の端部と、
被照射面までの距離を大きくとることにより、被照射面
の中心照度と端部の明るさの差異は小さくなるが、距離
が大きくなると、照度が低下する欠点がある。
被照射面までの距離を大きくとることにより、被照射面
の中心照度と端部の明るさの差異は小さくなるが、距離
が大きくなると、照度が低下する欠点がある。
【0005】また図4に示すように、光ファイバーの照
射部からの有効照射角度は30度と狭い欠点がある。
射部からの有効照射角度は30度と狭い欠点がある。
【0006】本発明は上記の点に鑑み発明したものであ
って、被照射面において、中心部と周囲の明るさが平均
化し、さらに広い範囲を照射することができる広角光フ
ァイバー用光源装置を提供することを目的とする。
って、被照射面において、中心部と周囲の明るさが平均
化し、さらに広い範囲を照射することができる広角光フ
ァイバー用光源装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために次の構成とする。つまり、請求項1におい
て、ーの端部横断面の中心を中心点とする半円軌道に、
ミラーに装着してなる光源を複数配置する。そして光フ
ァイバーの照射部より左右に等しい広がりを有して照明
し得るように構成してある。
するために次の構成とする。つまり、請求項1におい
て、ーの端部横断面の中心を中心点とする半円軌道に、
ミラーに装着してなる光源を複数配置する。そして光フ
ァイバーの照射部より左右に等しい広がりを有して照明
し得るように構成してある。
【0008】請求項2において、光ファイバーの端部横
断面の中心を中心点とする半径の異る半円軌道に、ミラ
ーに装着してなる光源を複数配置し、且つミラーに装着
してなる光源は異る半円軌道に交互に配置して構成して
ある。そして光ファイバーの照射部より明るさの等しい
照明をし得るように構成してある。
断面の中心を中心点とする半径の異る半円軌道に、ミラ
ーに装着してなる光源を複数配置し、且つミラーに装着
してなる光源は異る半円軌道に交互に配置して構成して
ある。そして光ファイバーの照射部より明るさの等しい
照明をし得るように構成してある。
【0009】
【作用】上記した広角光ファイバー用光源装置の請求項
1によると、ーの端部横断面の中心を中心点とする半円
軌道に、ミラーに装着してなる光源を複数配置して構成
してあるので、光ファイバーの軸に直進して入る入射光
は、光ファイバーを直進して進み、光ファイバーに角度
を有して入る入射光は、光ファイバーの内部を屈折しな
がら進み、照射部より両者の光が混光され、被照射部に
おいて明暗の少ない光で照明することができる。
1によると、ーの端部横断面の中心を中心点とする半円
軌道に、ミラーに装着してなる光源を複数配置して構成
してあるので、光ファイバーの軸に直進して入る入射光
は、光ファイバーを直進して進み、光ファイバーに角度
を有して入る入射光は、光ファイバーの内部を屈折しな
がら進み、照射部より両者の光が混光され、被照射部に
おいて明暗の少ない光で照明することができる。
【0010】上記した広角光ファイバー用光源装置の請
求項2によると、端部横断面の中心を中心点とする半径
の異る半円軌道に、ミラーに装着してなる光源を複数配
置し、且つミラーに装着してなる光源は異る半円軌道に
交互に配置して構成してあるので、光ファイバーの軸に
直進して入る入射光は、光ファイバーを直進して進み、
また光ファイバーに角度を有して入る各半円軌道の光源
からの光は、光ファイバーの内部を屈折しながら進み、
照射部より密に混光され、被照射部においてより明暗の
少ない光で照明することができる。
求項2によると、端部横断面の中心を中心点とする半径
の異る半円軌道に、ミラーに装着してなる光源を複数配
置し、且つミラーに装着してなる光源は異る半円軌道に
交互に配置して構成してあるので、光ファイバーの軸に
直進して入る入射光は、光ファイバーを直進して進み、
また光ファイバーに角度を有して入る各半円軌道の光源
からの光は、光ファイバーの内部を屈折しながら進み、
照射部より密に混光され、被照射部においてより明暗の
少ない光で照明することができる。
【0011】
【実施例】以下本発明を図1ないし図3について説明す
る。図1において、11は光ファイバーであつて、例え
ば0.5mmφの素線を75本束ねて直径5mmφの光
ファイバーを構成してある。12は光ファイバー11の
端部横断面の中心を中心点とする半円軌道に、配置して
なる複数の光源であつて、例えばハロゲンランプ、メタ
ルハライドランプあるいはキセノンランプのいずれか1
灯を使用する。ハロゲンランプとしては例えば50ワッ
ト、メタルハライドランプとしては150ワット、キセ
ノンランプとしては100ワットのものを使用する。
る。図1において、11は光ファイバーであつて、例え
ば0.5mmφの素線を75本束ねて直径5mmφの光
ファイバーを構成してある。12は光ファイバー11の
端部横断面の中心を中心点とする半円軌道に、配置して
なる複数の光源であつて、例えばハロゲンランプ、メタ
ルハライドランプあるいはキセノンランプのいずれか1
灯を使用する。ハロゲンランプとしては例えば50ワッ
ト、メタルハライドランプとしては150ワット、キセ
ノンランプとしては100ワットのものを使用する。
【0012】13は光源を装着してなるミラー、同ミラ
ーは図1に示すように、一台で構成し、内部に複数の光
源を装着する構造、図3に示すように、各光源を各ミラ
ーに装着して構成してもよい。
ーは図1に示すように、一台で構成し、内部に複数の光
源を装着する構造、図3に示すように、各光源を各ミラ
ーに装着して構成してもよい。
【0013】図1に示す構造において、50ワットのハ
ロゲンランプを4本装着し、光源12と光ファイバー1
1の端部横断面までの距離を10cmとし、直径5mm
φの光ファイバーを長さ100cmで使用すると、光フ
ァイバー11の照射部より120度の照射角度を照射さ
れる。また被照射面における光量の分布は、図1に示す
構造によると、従来のものに較べ平均化する。実験によ
ると、被照射面の中心照度と、有効照射範囲である1
7.3cm離れた明るさの比は1:2となることが確認
されている。
ロゲンランプを4本装着し、光源12と光ファイバー1
1の端部横断面までの距離を10cmとし、直径5mm
φの光ファイバーを長さ100cmで使用すると、光フ
ァイバー11の照射部より120度の照射角度を照射さ
れる。また被照射面における光量の分布は、図1に示す
構造によると、従来のものに較べ平均化する。実験によ
ると、被照射面の中心照度と、有効照射範囲である1
7.3cm離れた明るさの比は1:2となることが確認
されている。
【0014】また図2に示すように、光ファイバーの端
部横断面の中心を中心点とする半径の異る半円軌道に、
ミラーに装着してなる異る光源を交互に配置しても、図
1に示す構造と同様に、被照射面の中心照度と、有効照
射範囲である17.3cm離れた明るさの比は1:2と
なることが確認されている。図2に示す構造において、
外周軌道の光源としては、150ワットのショートアー
クメタルハライドランプ、内周軌道の光源としては、5
0ワットのハロゲンランプを使用する。
部横断面の中心を中心点とする半径の異る半円軌道に、
ミラーに装着してなる異る光源を交互に配置しても、図
1に示す構造と同様に、被照射面の中心照度と、有効照
射範囲である17.3cm離れた明るさの比は1:2と
なることが確認されている。図2に示す構造において、
外周軌道の光源としては、150ワットのショートアー
クメタルハライドランプ、内周軌道の光源としては、5
0ワットのハロゲンランプを使用する。
【0015】
【発明の効果】上記した請求項1の広角光ファイバー用
光源装置によると、ファイバーの端部横断面の中心を中
心点とする半円軌道に、ミラーに装着してなる光源を複
数配置して構成したので、光ファイバーに直進して入る
入射光と、角度を有して入る入射光が混光され、明暗の
少ない光で照明することができる特有な効果を有する。
光源装置によると、ファイバーの端部横断面の中心を中
心点とする半円軌道に、ミラーに装着してなる光源を複
数配置して構成したので、光ファイバーに直進して入る
入射光と、角度を有して入る入射光が混光され、明暗の
少ない光で照明することができる特有な効果を有する。
【0016】上記した請求項2の広角光ファイバー用光
源装置によると、ファイバーの端部横断面の中心を中心
点とする半径の異る半円軌道に、光源を複数配置し、且
つミラーに装着してなる光源は異る半円軌道に交互に配
置して構成してあるので、光ファイバーに直進して入る
入射光と、角度を有して入る種類の異る入射光が混光さ
れ、明暗の少ない光で照明することができる特有な効果
を有する。
源装置によると、ファイバーの端部横断面の中心を中心
点とする半径の異る半円軌道に、光源を複数配置し、且
つミラーに装着してなる光源は異る半円軌道に交互に配
置して構成してあるので、光ファイバーに直進して入る
入射光と、角度を有して入る種類の異る入射光が混光さ
れ、明暗の少ない光で照明することができる特有な効果
を有する。
【図1】本発明の広角光ファイバー用光源装置の側面
図。
図。
【図2】本発明の広角光ファイバー用光源装置の他の側
面図。
面図。
【図3】本発明の広角光ファイバー用光源装置の他の側
面図。
面図。
【図4】従来の光ファイバー用光源装置の他の側面図。
11 光ファイバー 12 光源 13 ミラー
Claims (2)
- 【請求項1】光ファイバーの端部横断面の中心を中心点
とする半円軌道に、ミラーに装着してなる光源を複数配
置し、光ファイバーの照射部より左右に等しい広がりを
有して照明し得るように構成したことを特徴とする広角
光ファイバー用光源装置。 - 【請求項2】光ファイバーの端部横断面の中心を中心点
とする半径の異る半円軌道に、ミラーに装着してなる光
源を複数配置し、且つミラーに装着してなる光源は異る
半円軌道に交互に配置し、光ファイバーの照射部より明
るさの等しい照明をし得るように構成したことを特徴と
する広角光ファイバー用光源装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6083688A JPH07272516A (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | 広角光ファイバー用光源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6083688A JPH07272516A (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | 広角光ファイバー用光源装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07272516A true JPH07272516A (ja) | 1995-10-20 |
Family
ID=13809436
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6083688A Pending JPH07272516A (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | 広角光ファイバー用光源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07272516A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006300886A (ja) * | 2005-04-25 | 2006-11-02 | Shin Etsu Handotai Co Ltd | 顕微光学分析システム |
-
1994
- 1994-03-31 JP JP6083688A patent/JPH07272516A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006300886A (ja) * | 2005-04-25 | 2006-11-02 | Shin Etsu Handotai Co Ltd | 顕微光学分析システム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 11 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080905 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
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