JPH07272191A - 音声情報発信装置および音声情報発信システム - Google Patents

音声情報発信装置および音声情報発信システム

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JPH07272191A
JPH07272191A JP6140194A JP6140194A JPH07272191A JP H07272191 A JPH07272191 A JP H07272191A JP 6140194 A JP6140194 A JP 6140194A JP 6140194 A JP6140194 A JP 6140194A JP H07272191 A JPH07272191 A JP H07272191A
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JP
Japan
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voice information
information transmitting
vehicle
transmitting device
road
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Pending
Application number
JP6140194A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Takemura
隆行 竹村
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Individual
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Landscapes

  • Photovoltaic Devices (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】特別な車載器を設けていない車両に対しても音
声情報を、常時、発信することができ、しかも、小型で
安価である。 【構成】信号処理部20の不揮発性メモリー25内に記
録された音声情報が、発信部30において、所定の周波
数にFM変調されて、微弱なFM電波出力として発信さ
れる。発信されたFM電波は、音声情報発信装置の近傍
を通過する車両に搭載されたFMカーラジオによって受
信される。発信される音声情報は、微弱なFM電波であ
るために、太陽電池13によって供給される電力によっ
て十分に動作することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、道路に沿って配置され
て、道路に関する各種音声情報を発信する音声情報発信
装置、およびその音声情報発信装置を使用した音声情報
発信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近時、道路上を走行する車両に対して情
報を発信するための路車間通信装置の開発が進んでい
る。路車間通信装置は、通常、路上に設置された路上機
から発信される情報が、車両に搭載された車載器によっ
て受信されるようになっている。特開平4−98400
号公報および特開平4−111100号公報には、太陽
電池を有する路上機を使用した路車間通信装置が開示さ
れている。この路車間通信装置では、路上機が太陽電池
を一体化しているために路上機が小型化されており、大
きな電源設備、電源確保のためのケーブル等を設置する
必要がなく、設置作業が容易である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような路
車間通信装置は、車載器が搭載された車両にしか情報が
与えられないために、情報伝達手段としては十分に機能
していないという問題がある。
【0004】本発明は、このような問題を解決するもの
であり、その目的は、特別な車載器を必要とせず、通常
のFMカーラジオが搭載された全ての車両に対して音声
情報を発信することができる音声情報発信装置を提供す
ることにある。本発明の他の目的は、軽量であって安価
であるために、設置が容易である音声情報発信装置を提
供することにある。本発明のさらに他の目的は、このよ
うな音声情報発信装置を使用した音声情報発信システム
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の音声情報発信装
置は、道路上を走行する車両に対して音声情報を発信す
る音声情報発信装置であって、音声情報が記録されたメ
モリーから音声情報を読みだして出力する信号処理部
と、この信号処理部から出力される音声情報をFM変調
して、法定内の微弱な出力で発信する発信部と、前記信
号処理部および発信部に対して電力を供給する太陽電池
と、を具備することを特徴とするするものであり、その
ことにより上記目的が達成される。
【0006】前記信号処理部は、メモリーから所定時間
毎に音声情報を読み出す。
【0007】前記信号処理部は、車両が接近したことを
検出する車両センサーの検出結果に基づいて、メモリー
から音声情報を読み出す。
【0008】前記車両センサーは、対向して走行するそ
れぞれの車両の接近を検出するようになっている。
【0009】本発明の音声情報発信システムは、所定の
等しい周波数で音声情報を出力する複数の音声情報発信
装置を、道路に沿って適当な間隔で配置することを特徴
とするものであり、そのことにより上記目的が達成され
る。
【0010】各音声情報発信装置における信号処理部の
メモリーに記録された音声情報は、相互に関連してい
る。
【0011】
【作用】本発明の音声情報発信装置では、信号処理部の
メモリー内に記録された音声情報が、発信部において、
所定の周波数にFM変調されて、微弱なFM電波出力と
して発信される。発信されたFM電波は、音声情報発信
装置の近傍を通過する車両に搭載されたFMカーラジオ
によって受信される。発信される音声情報は、微弱な電
波出力であるために、この音声情報発信装置は、太陽電
池によって供給される電力によって十分に動作すること
ができる。
【0012】太陽電池が一体化されているために、電源
を確保するためのケーブル、電源装置等が不要になり、
設置が容易になるとともに安価でもある。その結果、複
数の音声情報発信装置を道路に沿って適当な間隔をあけ
て容易に設置することができ、各音声情報発信装置の発
信周波数を等しい状態にすることにより、各音声情報発
信装置の近傍を順番に通過する車両に対して、逐次、音
声情報を発信することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0014】図1は、本発明の音声情報発信装置の一例
を示す正面図、図2はその側面図である。この音声情報
発信装置は、例えば、車両が通行する道路沿いに配置さ
れて、道路を通行する車両に対して、各種音声情報を、
法定範囲の微弱なFM電波出力によって発信するように
なっている。そして、この音声情報発信装置によって発
信された微弱なFM電波は、音声情報発信装置の近傍を
通過する車両に搭載されたFMカーラジオによって受信
される。
【0015】音声情報発信装置は、内部に電子回路等が
収容されたボックス状のケース本体11と、このケース
本体11の一方の側面に沿って垂直状態で配置されたバ
ーアンテナ12とを有している。ケース本体11の上部
には、正面の斜め上方に向かって傾斜した傾斜面11a
が設けられており、この傾斜面11aに、太陽電池13
が配置されている。ケース本体11の上部の傾斜面11
aに連続した正面には、開閉扉11bが設けられてお
り、この開閉扉11bの開閉によって、内部に収容され
る電子回路が出し入れできるようになっている。
【0016】図3は、ケース本体11内に収容された電
子回路の構成を示すブロック図である。太陽電池13
は、太陽光を受けて電圧を発生し、発生した電圧を、ダ
イオード14を介して二次電池15に供給している。そ
して、この二次電池15の電圧が、信号処理部20と、
発信部30とにそれぞれ供給されて、信号処理部20お
よび発信部30が動作するようになっている。
【0017】信号処理部20は、ディジタルシグナルプ
ロセッサー21と、タイムベース発振器22とを有して
いる。タイムベース発振器22は、所定の周期でタイミ
ングパルスを発振するようになっている。タイムベース
発振器22によって発信されたタイミングパルスは、デ
ィジタルシグナルプロセッサー21に出力されるととも
に、アドレスカウンター23に出力されている。
【0018】アドレスカウンター23は、タイムベース
発振器22から出力されるタイミングパルスによってア
ドレスを設定し、アドレスカウンター23によって設定
されるアドレスに基づいて、不揮発性メモリー(RO
M)25に記録された情報が読み出される。そして、不
揮発性メモリー25から読み出された情報が、データー
ラッチ26を介して、ディジタルシグナルプロセッサー
21に出力される。不揮発性メモリー25には、30秒
程度の音声情報が記録されており、データーラッチ26
は、不揮発性メモリー25に記録された音声情報が完全
に出力されるまで、不揮発性メモリー25の出力をラッ
チする。
【0019】ディジタルシグナルプロセッサー21は、
不揮発性メモリー25から出力される音声情報に基づい
て所定のディジタル信号をD/A(ディジタル/アナロ
グ)コンバーター27に出力し、このD/Aコンバータ
ーによってアナログ信号に変換された出力が、発信部3
0のFM変調回路31に与えられている。
【0020】発信部30のFM変調回路31には、送信
周波数発振回路32の出力も与えられており、この送信
周波数発振回路32によって76〜90MHzの所定の
周波数の信号がFM変調回路31に出力されている。
【0021】FM変調回路31は、信号処理部20のD
/Aコンバーター27から出力されるアナログ信号を、
送信周波数回路32から送信される所定周波数にFM変
調して、電力増幅回路33に与えており、この電力増幅
回路33によって、20mW程度の法定範囲内の微弱な
出力に増幅されて、バーアンテナ12から発信されるよ
うになっている。
【0022】信号処理部20の不揮発性メモリー25に
は、音声情報発信装置が配置される道路に関する情報、
例えば、その道路が通じている地点までの距離や所要時
間、分岐点までの距離、分岐点近傍に設置される場合に
は分岐点におけるそれぞれの行き先の案内、道路周辺の
名所、旧跡、施設、催し等の情報が音声化されて入力さ
れている。
【0023】このような構成の音声情報発信装置は、タ
イムベース発振器22によって発振されるタイミングパ
ルスによって、所定の時間間隔で、不揮発性メモリー2
5内に記録された音声情報が、所定の周波数となるよう
にFM変調されて、バーアンテナ12から繰り返し出力
される。従って、音声情報発信装置の近傍を通過する車
両は、その車両に搭載されたFMラジオを、音声情報発
信装置から出力されるFM電波の周波数に予め合わせて
おくことによって、音声情報発信装置から発信される音
声情報を、カーラジオによって聞くことができる。
【0024】音声情報発信装置は、法定範囲内の微弱な
出力でFM電波を発信するようになっているために、ケ
ース本体11に設けられた太陽電池13によって発生す
る電力により十分に動作できる。その結果、特別な電源
設備、電源確保のためのケーブルが不要になり、小型化
されているために設置がきわめて容易にある。発信され
る音声情報は、FM変調されているために、常時、繰り
返し出力しても、小型の太陽電池13によって供給され
る電力によって十分に賄うことができる。
【0025】本発明の音声情報発信装置は、道路におけ
る分岐点の近傍等において、その分岐点に関する音声情
報が発信される1台のみを独立して設置するようにして
もよいが、複数の音声情報発信装置によって、広い範囲
において、車両の移動に伴う情報の変化を、逐次、音声
情報として発信する音声情報発信システムにしてもよ
い。
【0026】例えば、主要都市や観光地に通じる幹線道
路に沿って、それぞれが等しい周波数にFM変調される
ようになった複数の音声情報発信装置を、適当な距離を
あけて設置し、各音声情報発信装置には、各音声情報発
信装置の設置地点からその主要都市等までの所要距離を
それぞれ不揮発性メモリー25内に記録すれば、各音声
情報発信装置が設置された場所を車両が通過すると、運
転者はその地点から主要都市等までの距離を、逐次、音
声情報として得ることができ、車両の移動に対応した音
声情報が得られる。
【0027】このような音声情報発信システムでは、運
転者は、目的地等を指示する標識を探す必要がないため
に、視覚を運転に集中させることができる。従って、夜
間、雨天等のように視認性が低下している場合、長時間
の運転による動体視力が低下しているような場合にも、
音声情報に基づいて、確実に目的地に到達することがで
きる。
【0028】この場合には、主要都市までの距離に関す
る情報を音声出力する複数の音声情報発信装置の間に、
商品に関する情報(コマーシャル・メッセージ)、周辺
地域に関する地理的あるいは歴史的な情報等の音声情報
が記録された音声情報発信装置を設置するようにしても
よい。このような音声情報発信システムでは、道路情報
を聞くために運転者がカーラジオの周波数を設定する
と、道路情報だけでなく商品情報等も聞くことができ、
ラジオ放送のような情報が聞け、退屈するおそれがな
い。運転者は道路情報を得るために音声情報に集中した
状態になっているために、商品に関する情報等は、運転
者に効率よく伝達される。
【0029】図4は本発明の音声情報発信装置の他の実
施例の回路のブロック図である。本実施例の音声情報発
信装置は、見通しの悪い曲がり角等に設置されて、対向
車同士の衝突を未然に防止するようになっている。本実
施例の音声情報発信装置では、この音声情報発信装置に
対向して相互に接近する車両を検出する一対の車両セン
サー18が設けられている。各車両センサー18は、例
えば、反射型の光電スイッチが使用されており、各車両
センサー18が同時に車両の検出をした場合にのみ、不
揮発性メモリー25内に記録された音声情報が読み出さ
れるようになっている。その他の構成は、図3に示す前
記実施例の音声情報発信装置の構成と同様になってい
る。
【0030】不揮発性メモリー25内には、対向車両が
相互に接近しているために注意を要するという内容の音
声情報が記録されている。
【0031】本実施例の音声情報発信装置は、このよう
に、見通しの悪い曲がり角等に設置されて、対向車両が
同時に接近した場合に、各車両のFMカーラジオに対し
て、対向車両の接近を報知する音声情報を出力している
ために、対向車両同士の衝突を未然に回避することがで
きる。
【0032】本実施例の音声情報発信装置も、前述した
音声情報発信システムに使用することができる。
【0033】なお、上記各実施例の音声情報発信装置
は、不揮発性メモリー25を使用して、予め記録された
所定の音声情報のみを発信する構成であったが、書換え
可能なメモリーを使用して、回線モデムによって音声情
報を、逐次、書き換えるようにしてもよい。この場合に
は、最新のニュース、渋滞案内、気温、気圧、風力、降
水量、潮位、潮情報、交通量等の音声情報が好適であ
る。
【0034】また、音声情報発信装置の設置場所を通過
する車両数を計数して、単位時間当たりの通過車両数
を、その設置場所における交通量の情報として発信する
ようにしてもよい。この場合には、通常時における平均
した交通量と比較した結果を、音声情報として発信する
構成であってもよい。
【0035】なお、このような書換え可能なメモリーを
使用した音声情報発信装置を、前述した音声情報発信シ
ステム内に組み入れると、音声情報発信システムは、さ
らに、バラエティーに富んだ音声情報を発信することが
可能になる。
【0036】
【発明の効果】本発明の音声情報発信装置は、このよう
に、FM変調された微弱な出力電波によって音声情報を
発信するようになっているために、FMカーラジオを搭
載した全ての車両に対して音声情報を発信することがで
きる。また、このような微弱なFM電波を使用している
ために、一体化された太陽電池によって常時動作させる
ことが可能になり、音声情報発信装置は、小型化される
とともに安価にすることができる。そして、このような
小型および安価になった複数の音声情報発信装置を道路
に沿って配置して、それぞれの発信周波数を等しくした
音声情報発信システムでは、道路に沿って移動する車両
に対して、逐次、音声情報を発信することができ、系統
だった音声情報、バラエティーに富んだ音声情報等を発
信することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の音声情報発信装置の一例を示す正面図
である。
【図2】その音声情報発信装置の側面図である。
【図3】その音声情報発信装置の電気回路のブロック図
である。
【図4】本発明の音声情報発信装置の他の例の電気回路
のブロック図である。
【符号の説明】
11 ケース本体 12 バーアンテナ 13 太陽電池 14 ダイオード 15 二次電池 20 信号制御部 30 発信部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 道路上を走行する車両に対して音声情報
    を発信する音声情報発信装置であって、 音声情報が記録されたメモリーから音声情報を読みだし
    て出力する信号処理部と、 この信号処理部から出力される音声情報をFM変調し
    て、法定内の微弱な出力で発信する発信部と、 前記信号処理部および発信部に対して電力を供給する太
    陽電池と、 を具備することを特徴とする音声情報発信装置。
  2. 【請求項2】 前記信号処理部は、メモリーから所定時
    間毎に音声情報を読み出すことを特徴とする請求項1に
    記載の音声情報発信装置。
  3. 【請求項3】 車両が接近したことを検出する車両セン
    サーをさらに有しており、前記信号処理部は、この車両
    センサーの検出結果に基づいて、メモリーから音声情報
    を読み出すことを特徴とする請求項1に記載の音声情報
    発信装置。
  4. 【請求項4】 前記車両センサーは、対向して走行する
    それぞれの車両の接近を検出するようになっている請求
    項3に記載の音声情報発信装置。
  5. 【請求項5】 所定の等しい周波数で音声情報を出力す
    る請求項1に記載の複数の音声情報発信装置を、道路に
    沿って適当な間隔で設置することを特徴とする音声情報
    発信システム。
  6. 【請求項6】 各音声情報発信装置における信号処理部
    のメモリーに記録された音声情報が、相互に関連してい
    る請求項5に記載の音声情報発信システム。
JP6140194A 1994-03-30 1994-03-30 音声情報発信装置および音声情報発信システム Pending JPH07272191A (ja)

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