JPH07272007A - 切符作製及び発行機械用の切符発行装置 - Google Patents

切符作製及び発行機械用の切符発行装置

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JPH07272007A
JPH07272007A JP7029503A JP2950395A JPH07272007A JP H07272007 A JPH07272007 A JP H07272007A JP 7029503 A JP7029503 A JP 7029503A JP 2950395 A JP2950395 A JP 2950395A JP H07272007 A JPH07272007 A JP H07272007A
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ticket
strip
flywheel
magnetic
belt
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JP7029503A
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English (en)
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Maurice Fillod
フィロー モーリス
Daniel Gautherot
ゴーテロ ダニエル
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Schlumberger SA
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    • G07B5/00Details of, or auxiliary devices for, ticket-issuing machines
    • G07B5/08Details of, or auxiliary devices for, ticket-issuing machines for avoiding incorrect action of the machine
    • G07B5/10Details of, or auxiliary devices for, ticket-issuing machines for avoiding incorrect action of the machine indicating when ticket supply is exhausted
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07BTICKET-ISSUING APPARATUS; FARE-REGISTERING APPARATUS; FRANKING APPARATUS
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、磁気形態の情報をもつ切符
の作製及び発行装置であって、磁気記録手段が簡単化さ
れ且つ切符を書込みヘッドの下に一回通すだけで情報を
書き込むことができる切符作製及び発行装置を提供する
ことにある。 【構成】 本発明は、切符特に旅行切符の作製及び発行
装置に関する。作製手段はフライホイールを有し、該フ
ライホイールはベルトと協働して、切断された切符を磁
気書込みヘッド、磁気読取りヘッド及び印刷ローラの前
に供給する。フライホイールによる切符の連行領域の外
部で、切符は、板により形成されたチャンネル内で移動
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、切符、特に旅行切符を
作製及び発行する装置に関する。より詳しくは、本発明
は、切符、特に旅行切符(最も普遍的に見られるもの
は、特に感熱印刷により印刷された情報部分及び好まし
くは磁気トラックに記録された情報部分を備えた旅行切
符)を作製できる機械に関する。
【0002】
【従来の技術】このような機械は、例えば使用者により
入力される目的地、等級及び運賃に関する情報に応答し
て完成切符を作製し、且つ相応料金が支払われたならば
切符を発行しなければならない。この支払いは、現金、
又は銀行カード又は他のカードにより行われる。このよ
うな機械は、しばしば、鉄道駅、地下鉄駅等の公共の場
所に設置される。また、このような機械が1日に使用さ
れる回数は多く、作動の故障は非常な損害を招くため、
頑丈で信頼できるものでなくてはならない。例えばパリ
地区急行網(Paris Regional Expr
ess Network)で使用されているクーポンの
ような或る旅行切符の場合には、切符の額面は非常に高
額である。したがって、これらの切符が作製される物理
媒体は、偽造切符を作ることを目的として使用者又は機
械の補繕従業者により盗まれないものでなくてはならな
い。マルチサービス機械では、例えば地下鉄切符、列車
切符又は地区急行網切符を作製するための複数の媒体を
使用する必要がある。したがって、同一機械でこれらの
種々の切符を作製できることが必要である。また、この
ような機械は、公共の場所に容易に設置でき且つ機械の
コストを低減するため、できる限り小型でなくてはなら
ない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、磁気
形態の情報をもつ切符の作製及び発行装置であって、磁
気記録手段が簡単化され且つ切符を書込みヘッドの下に
一回通すだけで情報を書き込むことができる切符作製及
び発行装置を提供することにある。本発明の第2目的
は、保管モジュール内に配置すべきロールを装置に再装
填するとき、装置のメインテナンスを行う従業者が犯す
かも知れない不正の試みから保護される切符作製用の物
理媒体ロールを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明によれば、切符の長さをもつ記録物理媒体の
部分を形成する手段と、記録媒体に磁気情報を記録する
手段と、切符を発行する手段とを有する、磁気形態の情
報をもつ切符の作製及び発行装置において、磁気情報を
記録する手段が、一軸線の回りで回転可能に取り付けら
れ且つ周面を備えているフライホイールと、切符媒体の
一部を連行する可撓性のある無端ベルトと、該ベルト及
び前記フライホイールにより構成される2つの部品のう
ちの一方の部品を変位させる連行手段と、前記ベルトが
たどる経路が、前記両部品が相互の摩擦により連行され
るフライホイールの周面の一部に前記ベルトが押しつけ
られる部分を有するように前記ベルトを案内するガイド
手段と、前記フライホイールの周面と接触する前記ベル
トの部分と、前記フライホイールの周面との間に切符媒
体の部分の第1端部を係合させる手段と、を有し、それ
によって、前記媒体の部分は、ベルトと該ベルトが押し
つけられるフライホイールの周面の一部との間に挟み込
まれてフライホイールの回転により連行され、次いで、
前記周面の一部の外部に自由に解放され、前記ベルトが
押しつけられるフライホイールの周面の一部に対向して
配置された磁気記録手段を更に有することを特徴とする
切符作製及び発行装置が提供される。
【0005】切符を磁気書込みヘッドに通して移動させ
るのにフライホイールを使用しているため、間欠的にな
らないようにして且つ制御された速度で切符を変位でき
ることが理解されよう。したがって、書込みヘッドの前
に切符を一回通すことにより記録を行うことができる。
また、ベルトとフライホイールの周囲との間に挟み込ま
れた切符は全くスリップすることがない。フライホイー
ルは連行手段に機械的に連結するのが好ましい。また、
好ましくは、切符作製及び発行装置が更に、作製された
切符が有効であるか否かを試験する試験手段と、有効切
符を装置のアウトプットで使用者に発行し且つ無効切符
を保留する手段とを有する。発行手段は、作製された切
符のガイドチャンネルと、作製された有効切符の受容器
とを有し、該受容器には使用者が切符を掴むことを可能
にする外部開口が設けられており、ガイドチャンネルの
端部と連通しており且つ切符が通り得る小さな寸法の出
口開口を通って前記受容器と連通している座と、該座に
取り付けられた可動手段を有し、該可動手段が第1面及
び第2面を備え且つ無効切符のための収集包囲体を形成
し、前記第1面と第2面との間に延びており且つ切符を
収容できる通路と、前記チャンネルの端部及び前記出口
開口を閉塞するための閉塞手段とを更に備え、前記可動
手段を、前記通路の一端が前記チャンネルの端部に対面
し且つ他端が出口開口に対面することがなく且つ閉塞手
段が前記出口開口を閉塞する第1位置と、前記収集包囲
体が前記チャンネルの端部に対面し且つ前記閉塞手段が
前記出口開口を閉塞する第2位置と、前記閉塞手段が前
記チャンネルの端部を閉塞し且つ前記通路の第2端部が
前記出口開口に対面する第3位置との間で変位させるた
めの手段を更に有している。
【0006】また、好ましくは、切符作製及び発行装置
が、切符を作製するための物理媒体を供給する手段を更
に有し、該供給手段が、n個の物理媒体ストリップロー
ルを受け入れるためのX−X′方向に移動可能な受容器
からなる切符媒体供給手段を有し、各ロールがX−X′
方向に平行な軸線Y−Y′の回りで回転でき、前記ロー
ルはこれらの回転軸線が互いに平行になるように並べて
配置され、包囲体を有し、該包囲体内に前記受容器が移
動可能に取り付けられており、前記包囲体が前記移動方
向に実質的に平行な固定壁を備え且つ前記物理媒体スト
リップが通り得る開口が設けられており、該開口が前記
切符作製手段を収容する前記装置の空間内に開口してお
り、前記受容器と一体のn個の戻り防止装置を有し、各
戻り防止装置はストリップの自由端を前記開口に対向し
た状態に維持するようになっており、前記戻り防止手段
は、作用位置において、前記ロールの巻解きのみを可能
にし、前記受容器をX−X′方向に変位させて、前記n
個のストリップのうち選択された1つのストリップの自
由端を前記開口に対向して配置する手段を更に有する。
本発明の第2目的は、磁気トラックに磁気的に記録され
る及び/又は印刷される特殊データ項目により達成され
る。これらの項目は、装置の記録モジュールにより読み
取られ且つこのモジュール及び/又は切符出口モジュー
ルにより使用される。
【0007】
【実施例】本発明の他の特徴及び長所は、本発明の非制
限的例示である実施例についての以下の説明を読むこと
により明らかになるであろう。最初に図1を参照して、
切符作製及び発行装置の全体的構成を説明する。この装
置は、本質的に、旅行切符を作るための紙等のストリッ
プのロールを保管するための下方隔室10と、切符の作
製を行う手段(すなわち要求された特定切符を作るため
の本質的に磁気及び感熱情報記録手段)を備えた上方隔
室12とを有し、該上方隔室12は、作製された切符の
アウトプットをモニタリングし且つ何らかの破壊行為の
作用を防止するアウトプットモジュール14と関連して
いる。切符作製装置はインターフェースパネル16を有
し、該インターフェースパネル16は、第1に、使用者
が入手したい特定切符(単一又は複数)を選択し且つ相
応額を支払って該切符を入手できるようにし、第2に、
補繕従業者が種々のメインテナンス作業を行えるように
する。最後に、装置は、切符発行装置の組立体を制御す
る1組の電気/電子回路18を有している。これらの回
路18は、インターフェース手段16が、1枚以上の切
符を発行させようとして使用者により操作されたもので
あろうと、或いは機械の補繕従業者により操作されたも
のであろうと、インターフェース手段16の作動に応答
して装置の種々の部分の作動をモニタリングし且つ制御
する。また、図1には、装置の種々の部分間に存在する
後述の電気的接続部も示されている。
【0008】図2〜図4を参照して、切符を作るための
紙ロールを保管する下方隔室10を設けるための好まし
い方法を説明する。説明する実施例では、下方隔室10
が、参照符号R1、R2、R3、R4で示す4つの媒体
ロールを保管することができる。各ロールは種々の切符
を作るためのそれぞれの媒体で構成できるし、或いは、
これらのロールは2種類の媒体形式のみに対応させる
(第1媒体形式と同じ形式の第2ロールを使い終えたと
きに第1媒体形式の第1ロールが使用されるようにす
る)こともできる。媒体ストリップは、第1面上に設け
られる磁気トラックと、第2面の感熱印刷面とからな
る。各ロールR1、R2、R3、R4はボックスB1、
B2、B3、B4内に配置される。これらのボックスB
1、B2、B3、B4自体は、例えば下方隔室10の上
壁26と一体のロッド22、24上に懸架されたキャリ
ジ20の一部である。したがって、キャリジ20が全体
として下方隔室10内で、矢印F1、F2の方向(種々
のロールRの軸線X、X′に対して平行な方向)に変位
できることが理解されよう。各ボックスBは、円筒状表
面28の一部の形状をなす部分を備えた可動壁を有し、
該可動壁の一方の内端部30には、好ましくは、キャリ
ジ20のインターロック部材32が設けられている。切
符発行装置の前面の円筒壁28の部分は、強化縁部36
に終端している実質的な平坦部34に延びている。全壁
28、34は、軸線37の回りで可動キャリジ20に対
して枢動できるように取り付けられている。媒体ロール
Rは、壁28の円筒状部分の底部上に自由に載せられ
る。各ボックスBは、2つの固定側壁38、40により
完成される。したがって、各ロールRはボックスBの底
部上に自由に載ることが理解されよう。したがって、紙
ストリップの自由端Eを引っ張ると、ロールが回転され
てストリップが巻き解かれる。
【0009】前述のように、キャリジ20の組立体は、
モータ手段(図示せず)により全体として矢印F1、F
2の方向に変位される。後述のように、このように変位
させる目的は、各ボックスしたがって各ロールRを固定
開口42に対向する位置に運び、これにより、紙ストリ
ップの端部Eが切符の印刷のため上方隔室12内に導入
されるようにすることにある。これらの変位手段は、ロ
ッド22、24にねじを設け、該ロッド協働するねじ舌
片上にキャリジ20を懸架することにより構成できる。
ロッドはモータ手段により回転される。ここで、各ボッ
クスBの変位方向の幅を「e」とするならば、この幅e
は同方向の開口42の幅である。開口42の右方への変
位長さL1は距離eの少なくとも3倍に等しく、一方、
開口42の他側での変位長さL2は距離eの少なくとも
4倍に等しい。かくして、キャリジ20が変位すると各
ボックスが開口42に対向し、同様にしてキャリジ20
が更に変位するといかなるボックスも開口42に対面し
なくなる。この位置に到達するには、キャリジ20を矢
印F1の方向に完全に変位させなくてはならない。種々
のボックスは、その一部が、装置のフレームと一体の垂
直板44により、閉鎖位置(すなわち図3に示す位置)
に保持される。種々のボックスの可動壁の閉鎖端部36
は板44の後方に係合し、これにより閉鎖端部36が動
かないようになる。しかしながら、板44には、開口4
2の位置と一致する位置において切欠き部46が設けら
れている。ボックスの壁34が切欠き部46に対面する
と、ボックスの壁の端部36が自由になる。固定された
インターロック装置32は切欠き部32と整合してい
る。すなわち、切欠き部32は、開口42に対面するボ
ックスの端部30に作用する。インターロック装置32
は、制御回路18により電気的に制御される。かくし
て、このボックスが切欠き部46に対向し且つ制御回路
によってインターロック装置32が解放された場合にの
み、ボックスの可動壁を軸線37の回りで揺動させるこ
とによりボックスを開くことができる。インターロック
装置は、対応するボックス内のロールが空の場合にの
み、このようにして制御される。この構成の重要性すな
わち補繕従業者による切符媒体ロールへのアクセスの制
御については後述する。
【0010】キャリジ20を収容する隔室は実質的に水
平な上方の固定壁50を有し、該固定壁50は、これか
ら上方すなわち印刷隔室12の内部に突出した折曲げ部
52を有する。この折曲げ部52は、キャリジ20の変
位方向に延びている。折曲げ部52は、紙媒体の各スト
リップの端部Eを受け入れることを意図している。図2
により良く示すように、前述の開口42は折曲げ部52
に形成されている。したがって、開口42に対向するボ
ックスB内に配置された紙ロールRのスプールの端部E
が、自由で且つ切符発行装置の上方隔室12内に配置さ
れる2つの表面を有することが理解されよう。これによ
り、後で詳述するように、切符作製手段が切符媒体スト
リップの端部を掴んで、印刷するのに必要な長さを引き
出すことができる。ボックスB内で紙ストリップの端部
Eを案内し且つ該端部Eが折曲げ部52内に確実に保持
されるようにするため戻り防止ローラ54が設けられて
おり、該戻り防止ローラ54は、ボックスに対向してキ
ャリジ20に取り付けられており且つ紙ストリップのた
めのガイド板56、58と協働する。戻り防止ローラ5
4の機能は、紙ストリップが引っ張られて下方隔室から
出される間に紙ストリップの端部Eが落下することを防
止することにある。戻り防止ローラ54は例えば円筒体
で形成されており、該円筒体の端部54aは、上方に拡
がったガイド板55、57の間で係合する。紙媒体の端
部を上方に引っ張ると、ローラ54は自由になる。一
方、ストリップが下方に引っ張られると、ローラがガイ
ド板55、57の間に強く押し付けられる(図8はこの
状態を明瞭に示している)。可動接触片(例えばばね)
59又は例えば光学要素等の他の手段は、戻り防止ロー
ラの領域において、対応するボックス内のストリップの
端部を検出する。この情報は装置の制御回路18に伝達
される。検出器59と戻り防止ローラの軸線との間の距
離は、少なくとも切符の標準長さに等しいことが望まし
い。
【0011】図3及び図4に示すように、媒体ストリッ
プは、ローラ54とストリップガイド板56の上端部と
の間に係合する。次に、図5〜図10を参照して、切符
(より詳しくは旅行切符)の作製及び発行装置の印刷す
なわち記録モジュール12を説明する。この隔室のケー
シング内には、保管領域の上方で紙ストリップの端部と
係合して、該紙ストリップから1枚の切符に相当する媒
体部分を切り離すため該紙ストリップを切断するための
第1組立体60と、切断された切符を連行して記録情報
を磁気書込みするための手段により本質的に形成された
磁気記録セクション62と、最後に、切符を印刷するた
めのグラフィック印刷セクション64とがある。図7を
より詳細に参照して、媒体ストリップと係合して切符を
切り離すための組立体60を説明する。保管隔室10か
らストリップを引き出す手段は、本質的に、加圧ローラ
68に対向して取り付けられた連行ローラ66により形
成され、該連行ローラ66は、図7に示す非係合位置又
は後述の作動位置を占めることができる。ローラ66、
68は、保管容器10の折曲げ部52に形成された開口
42の両側に配置されている。したがって、ローラ6
6、68は、対応するボックスが開口42に対向して配
置されると、紙ストリップの端部Eの両面に作用でき
る。切符切断装置は、本質的に、可動ブレード69及び
固定ブレード71により形成される。これらのブレード
はローラ66、68の上方に配置されている。図8によ
り良く示すように、連行ローラ66は、切符発行装置の
制御回路18の設定にしたがって制御される駆動部材7
0に連結されている。ローラ66は、ローラ68が作動
位置にあるとき、ローラ66の回転により紙ストリップ
の端部を上方に変位させるように制御される。
【0012】図6及び図8に良く示すように、加圧ロー
ラ68の変位並びに可動ブレード69の変位は、図6に
示すように、同じ駆動部材72により制御される。駆動
部材70はカム74を駆動し、該カム74には、ブレー
ド69の制御端部78と協働するレバー76が固定され
ている。ローラ68は、フレームに固定された枢軸82
に枢着されたレバーアーム80の第1端部に取り付けら
れている。レバー80の第2端部はカム74と協働す
る。参照符号S1で示す方向にカム74が回転すると、
ブレード69が図7に示す位置(すなわちブレード69
の作動位置)に変位されること、一方、カム74はレバ
ー80の反転作用により加圧ローラ68を後退させるこ
とが理解されよう。一方、符号S2で示す方向にカム7
4が回転すると、ブレード69が後退され且つローラ6
8がその作動位置に設定される。図8は、両極端位置
I、IIにあるローラ68及びブレード69を示す。よ
り詳しくは、カム74が方向S1に回転されると、可動
ブレード69が作動方向に変位される。ブレード69が
そのストロークの終時に近づくと(すなわち、切断が既
に完了すると)、カム74はレバー80のみに作用して
ローラ68を後退させる。かくして、全切断段階の間、
媒体ストリップがローラ66、68間に挟まれた状態に
ある。
【0013】また、図7及び図8に示すように、ブレー
ド69が図7に示す位置にあるとき、ブレード69を持
ち上げるための部材84が設けられている。この持上げ
は、レバー76へのブレード69の制御端部の連結が非
剛性連結であるため可能である。この持上げの意味は次
の通りである。各ストリップの端部Eは、戻り防止ロー
ラ54により壁50の折曲げ部52内に保持される。こ
の端部Eの自由縁部は、戻り防止ローラ54により可動
ブレード69により切断された切断部により形成された
ものである。この端部の自由縁部は、可動ブレード69
により切断された切断部により形成されたものである。
キャリジ20の移動中、ブレード69はその持上げ位置
(すなわち切断平面より上の位置)に保持される。これ
により、端部の自由縁部がブレードに当たること(これ
は、自由縁部が持上げ位置にない場合に生じ易いもので
ある)が防止される。切断領域の上方には、前に切断さ
れた切符の通路のための垂直チャンネルを形成する2枚
の板88、90が設けられている。次に、特に図5を参
照して磁気記録組立体62を説明する。この磁気記録組
立体62は、本質的に、隔室12のフレームと一体の水
平軸線95の回りで回転可能に取り付けられたフライホ
イール92を有する。フライホイール92は円筒状の周
壁94を有する。また、組立体62は、無端ベルト96
を有し、該無端ベルト96の経路は、フレームと一体の
水平軸に緩く取り付けられたローラ98、100、10
2、104により形成される。これらのローラは、ベル
トがその経路の一部について、ほぼ180°に等しいフ
ライホイールの周面94の一部に押しつけられるように
配置されている。これは、より詳しくは、チャンネル8
8、90への入口の近くに配置されるローラ98の位置
と、板106、108により形成される第2出口チャン
ネルの近くに配置されるローラ104の位置とにより達
成される。ブレード69により切断された切符が入口ゾ
ーンA内に存在すると、その先端部がフライホイールの
周面94とベルト96との間に挟み込まれることは理解
されよう。後述のように、フライホイールは一定速度で
回転される。ベルト96とフライホイール92の周囲と
の間の摩擦により、ベルト自体は、フライホイールと同
期して、ローラ98、104により形成された経路に沿
って移動されることも理解されよう。切符はベルト96
とフライホイールとの間に挟まれ、これにより、入口点
Aと出口点Dとの間の経路に従って移動する。
【0014】ベルトとフライホイールとの間の接触に相
当する周囲部分Gに対面して、磁気書込みヘッド110
(好ましくは磁気読取りヘッド112も)が取り付けら
れている。書込みヘッド110は、一端114aが固定
された弾性アーム114の他端に取り付けられている。
書込みヘッド110は、休止位置にある書込みヘッドの
作用面とフライホイールの周囲との間の距離fが旅行切
符の厚さより小さくなるように取り付けられるが、この
距離fはゼロにすべきではない。書込みヘッド110と
フライホイールの周囲との間を切符が通る間、切符はア
ーム114を一定限度だけ曲げ、これにより、切符全体
が書込みヘッドの前方へと通過する間に切符の磁気トラ
ックと書込みヘッドとが確実に接触される。これと全く
同じ理由から、読取りヘッド112も同様にして弾性ア
ーム116の端部に取り付けられる。フライホイール9
2は、切符に比べ非常に大きなマス(質量)を有してい
る。また、切符はフライホイールとベルトとの間に有効
に挟み込まれる。切符の先端部による読取りヘッド11
2の持上げから生じる反力が、フライホイールの回転速
度したがって書込みヘッド110の前方への切符の変位
を妨げることはない。
【0015】検出器120が設けられており、該検出器
120は、これらがストリップの自由縁部の到着を検出
するとき、この検出点と可動ブレード96との間の距離
が切符の長さに等しくなるように配置される。この検出
により駆動ローラ66が停止され且つ切符を切断すべく
可動ブレード69の移動が命令される。より詳しくは、
検出信号が切符発行装置の制御回路18に入力される。
これらの回路は、検出と連行ローラ66を停止させる命
令の瞬間との間に制御された遅延が導入されるように、
アルゴリズムを遂行する。検出器120の位置は、この
遅延を考慮に入れている。また、補繕従業者は、切符の
長さが正しくなるように装置の実際の特性を調節するた
め、装置の初期設定時にこの遅延を修正できる。また、
検出器120は、該検出器が切符の後端部を検出すると
磁気書込みヘッドを制御する機能をも有する。かくし
て、検出信号が装置の制御回路18に伝達され、該制御
回路18は、検出と磁気読取りヘッドの制御との間に調
節可能な遅延を導入する。この遅延は、装置の初期設定
中に固定される。調節可能な遅延は、機械的微調整の省
略を可能にする。
【0016】次に、特に図9及び図10を参照して感熱
印刷組立体64を説明する。板106、108により形
成されるチャンネルの出口にはサーマルヘッド(発熱素
子)126が配置されている。図10に示すように、サ
ーマルヘッド126の作用端126aが、板ばね128
を介してモジュールのフレーム上に取り付けられてい
る。サーマルヘッド126(直熱印刷ヘッド又は熱伝達
印刷ヘッドのいずれでもよい)は、サーマルヘッドの作
用部分に対面する加圧ローラ130と協働する。ローラ
130は弾性材料で作るのが好ましい。したがって、ロ
ーラ130とサーマルヘッド126との間を切符が通る
間、切符は、その厚さのため、サーマルヘッド126を
僅かに後退させ、したがって板ばね128を圧縮する。
これにより発生する圧力が、加圧ローラ130の局部的
平坦化を引き起こす。かくして、印刷ヘッドと切符の印
刷されるべき領域との間が非常に良好に接触する。図1
0に示すように、サーマルヘッド126と印刷ローラ1
30の周囲との間に小さな間隔f′が維持される。この
間隔f′は、印刷されるべき切符の厚さより小さい。こ
の間隔f′を維持するため、参照番号132で示すよう
な機械的ストッパを、印刷ローラ130が取り付けられ
るフランジと一体に設けるのが有効である。
【0017】また、フライホイールとベルト96との協
働により切符を連行する終端部に相当するゾーンDに
は、光学的検出器134を設けるのが好ましい。検出器
134が切符の終端部を検出すると、装置の制御回路1
8が感熱印刷ヘッド(サーマルヘッド)126の作動を
引き起こす。磁気書込みヘッドの場合と同様に、装置の
制御回路18により調節可能な遅延を導入するのが好ま
しい。また、可動カッタと図5の点Aとの間の距離、及
び図5の点Bとサーマル加圧ローラとの間の距離は、切
符の標準長さにほぼ等しくするのが好ましい。図6は、
印刷モジュールの種々の可動部品の駆動装置の一実施例
を示す。モータ140は、ベルト142を介してフライ
ホイール94を駆動する。同じモータ140が、ギアト
レーン144、146、148を介して印刷ローラ13
0の駆動装置を制御する。記録モジュールの種々の部品
は、互いに平行で且つ図5〜図9の平面に対しても平行
な2つの垂直板上に取り付けるのが好ましい。記録モジ
ュール12については、該モジュール12が、図示しな
い手段を介して、ロールRを保管するモジュール10に
常時ロックされていることに留意すべきである。記録モ
ジュール12は、キャリジ20が最初に、いかなるボッ
クスBも開口42に対面しない位置に配置されるときに
のみロック解除される。図2に関して説明すると、この
位置は、キャリジ20が矢印F1で示す方向に完全に押
されている位置である。かくして、記録モジュール12
を取り外したとき、媒体ストリップのいかなる端部も開
口42(記録モジュール12を取り外したときは補繕従
業者が該開口42にアクセスできる)内に現れることは
ない。
【0018】次に、図11〜図14を参照して切符発行
装置の出口組立体の好ましいモジュールを説明する。こ
の組立体は、作製された切符(単一又は複数)を使用者
が拾い上げることを可能にする開口162を通して装置
の外部に開口したトレー160により既知の方法で本質
的に形成されている。本発明によれば、可動部材166
が、チャンネル164(該チャンネルを通って、作製さ
れた切符が排出される)とトレー160との間に配置さ
れており、3重機能を遂行する。第1の機能は、意図す
る破壊行為又は不正行為から装置を保護することであ
る。第2の機能は、無効切符の収集及び保管を可能にす
ることである。第3の機能は、有効切符が使用者に発行
される前に、該切符に対する支払い段階の間、有効切符
を一時的に保管可能にすることである。図11〜図14
に示す実施例では、可動部材166が、切符の排出方向
に対して直角な軸線Z−Z′の回りに枢着された円筒体
部品168により形成されている。円筒体部品168
は、ギア輪174を介して円筒体部品のスピンドル17
2に連結されたモータ170により回転される。特に図
12を参照すると、円筒状セクタ176に相当する壁の
部分が、実際のトレー160と、円筒体部品168が取
り付けられた座180との間の小さな開口178を残し
ているに過ぎないことが示されている。部品168は、
底部182a及び第2開放端182bを備えた無効切符
用受容器182を形成している。部品168はまた、該
部品の一方の側部から他方の側部まで延びている通路1
84を形成している。最後に、この部品168は、中実
のブロック部分186を有している。
【0019】出口装置14の作動を次の通りである。切
符のアウトプットがない場合には、部品168は図12
に示す位置にある。すなわち、通路184はチャンネル
164の延長上にあり、通路184の第2端部は壁17
6により閉塞され、開口178はこの部品の中実部分1
86により閉塞されている。この位置では、有効に作製
された切符が通路184の内部に収集される。支払いが
行われ且つこの支払いが確かであると確認されると、装
置の制御回路18がモータ170を作動させ、部品16
8を図13に示す位置に移動させる。すなわち、部品1
68が回転して、通路184の下端部を開口178に対
向させる。これにより、集積された切符がこの開口17
8を通ってトレー160内に落下し、ここから使用者が
切符を拾い上げることができる。作製された切符が無効
であることが判明した場合には、装置の制御回路18が
モータ170に命令して、部品166を図14に示す位
置に回転させる。すなわち、無効切符受容器182の開
放端がチャンネル164に対向するように移動される。
これにより、無効切符が受容器182内に収集され、次
のメインテナンス作業まで確実に保持される。円筒体部
品166の直径Dは切符の長さより僅かに大きく且つ通
路184の幅は同時にオーダされる切符の最大枚数を同
時受入れできるように作られていることは自明である。
【0020】円筒体部品166が図13に示す位置にあ
る短い時間(この時間は切符の実際の発行時間に等し
い)を除き、開口178は回転部品の部分186により
絶えず閉塞されることを強調すべきである。この構成に
より、詐欺師が、人に見られることなく、切符を後で詐
欺行為により収集すべく切符出口を閉塞することを試み
ることはできない。以上、切符発行装置の好ましい実施
例を詳細に説明したので、次に、操作方法及び使用方法
を説明する。媒体ストリップロールの保管モジュールに
ついては、好ましい実施例の構成は、補繕従業者がロー
ルの一部又はロールをできる限り窃盗できないように意
図したものである。好ましい実施例では、キャリジは4
つのロールボックス(2つのロールは第1形式に関し、
他の2つのロールは第2形式に関するものである)を有
する。再充填は、ロールが完全に使い尽くされたときに
のみ交換できるという原理に基づいている。この結果
は、第1に、インターロック32(該インターロック3
2は、制御回路18が、ロールが使い尽くされたことを
検出し且つインターロック32を解除した場合にのみ、
壁28、34を枢動させることによりボックスの開放を
許容する)の存在により達成される。また、この安全保
障の特徴は、ボックスを開けることができるようにする
には、補繕従業者が、先ず、キャリジを、交換すべきボ
ックスが閉鎖板44の切欠き部46に対向する位置に移
動させなくてはならない点で強化されている。更に、ロ
ールのスタート時に、ロール交換を行う補繕従業者の通
し番号を記録する種々の識別装置は、取り付けられる新
しいロールが実際に完全なものとなるようにする。
【0021】ロールを取り付けるには、補繕従業者がロ
ールの自由端をスライド56、58の間に係合させ、且
つストリップの端部Eを、折り曲げられたストリップ5
2により形成された座内に入れるだけで充分であること
が理解されよう。戻り防止ローラ54は、ストリップの
端部がこの位置に維持されるようにする。記録モジュー
ル12については、その作動は、図5〜図10に関連し
て述べた説明から明らかである。使用者がインターフェ
ース手段16を介して所望の切符(単一又は複数)に関
する情報を入力すると、装置の制御回路が、キャリジ2
0を変位させる手段を作動させ、最初に、キャリジ20
を、要求された切符に対応する第1ロールが開口42の
窓に対向する位置に移動させる。次に、制御回路が、ロ
ーラ66を駆動するモータ71、作動位置にあるカウン
タローラ68、及び後退位置にあるブレード69を付勢
する。ローラ66は、検出器120がストリップの先端
部を検出するまで、ガイド板88、90の間に係合して
いるストリップの端部を引き出す。既に説明したよう
に、この検出により、モータ71が停止され且つモータ
72が始動されて、ブレード69を最初に移動させ、切
符を切断する。この段階の終時にカウンタローラ68が
後退される。このようにして切断された切符の先端部
は、ベルト96とフライホイール92の周囲94との間
のゾーンA内に挟み込まれる。これにより、切断された
切符は、その後端部が検出器120により検出されるま
で移動され、次に検出器120は、磁気書込みヘッド1
10の作動を命令する。切符はフライホイール92上で
回転し続け、且つ磁気情報が正しく記録されたことを確
認する読取りヘッド112の前を通る。また、検出器1
20と書込みヘッドとの間の距離は、切符の長さが正し
いことの確認ができるようにする大きさである。好まし
い実施例では、いかなる不正操作もストリップになされ
ていないことを確実にするため、一部ランダムな磁気情
報を磁気トラックに記録させ且つ読取りヘッド112に
より読み取ることができる。切符の長さが正しくなかっ
たり又は磁気情報が正しくない場合には、エラー信号が
装置の制御回路18に送られ、該制御回路18は無効切
符を捕捉させる。
【0022】次の段階では、切符がフライホイール92
から徐々に解放され、次に、検出器134が切符の後端
部を検出し且つ感熱印刷ヘッド126が命令を受けて選
択された切符に対応する情報を印刷する。最後に、切符
は、チャンネル164を通って回転部材166に到達す
る。回転部材166は、切符が有効な場合は図112の
位置に配置され、切符が無効な場合は図14の位置に配
置される。切符が有効な場合は、回転部材166は、要
求された切符の組が作製されるまで通路184内に保持
され且つ一時的に保管される。全ての切符が通路184
内に運ばれ且つ使用者が要求した切符に相当する料金を
支払ったときに、制御回路18がモータ170を作動さ
せ回転部品166を図12に示す位置に移動させ、これ
により切符はトレー160内に落下する。安全保障上の
問題について留意すべきは、切符が、記録モジュール1
2内で駆動ローラ66と感熱印刷ヘッド128の前方の
通路との間の全通路を通る間に、2組の板88、90及
び106、108により又はフライホイール92とベル
ト96との協働により完全に案内されることである。こ
のため、補繕従業者が、後で不正な方法により切符を回
収しようとして、切符をその正規の経路からそらせるこ
とができる記録モジュール12内に一部を導入すること
は不可能である。
【0023】また、強調すべきは、フライホイールによ
り切符が規則的に連行されるため、磁気情報の書込み及
び読取りは、切符が一方向(該方向は、記録モジュール
内での切符の一般的移動方向である)にのみ一回移動す
る間に行うことができることである。この構成は、作動
の安全保障を高め且つフライホイールの連続駆動を可能
にし、このため故障を招く多くの原因が無くなる。留意
すべき他の事柄は、補繕従業者が記録モジュールをロー
ル保管モジュールから取り外す必要があるとき、この取
外し作業を、媒体ストリップの端部が記録モジュール内
に突出しない状況で行うことができ、このため補繕従業
者が不正に媒体ストリップの一部を取り出すことを防止
できることである。上記切符作製及び発行装置について
多くの変更を考え得ることは明らかである。より詳しく
は、切符の出口装置の回転移動部品166は、同じ機能
を満たす直線移動部品で置換できる。この場合、該部品
は、上記3つの機能を満たす引出し機の形態をなす。同
様に、記録及び印刷モジュール12に対して移動するキ
ャリジ20を設ける代わりに、キャリジを固定し、且つ
切符を切断し、連行し且つ切符に磁気的及び感熱的に記
録する手段が移動して、使用すべき媒体ストリップロー
ルを収容するキャリジのボックスに対向する位置を占め
ることができるように構成することもできる。
【0024】また、磁気記録モジュール62をスピンド
ルの回りで自由に回転できるように取り付けられたフラ
イホイールで構成すること、及び無端ベルト96をモー
タにより一方向のみに且つ一定速度で駆動されるように
構成できることも理解されよう。この場合、フライホイ
ール92は、ベルトとフライホイールの周囲との間の摩
擦により回転される。最後に留意すべきは、本発明の切
符に関する情報を記録する手段は、特定の切符媒体供給
手段及び特定の切符発行手段からなる切符発行機械と組
み合わせたものを例示して説明したことである。これら
の切符記録手段は、種々の供給手段に使用できることは
明らかである。例えば、切符は予め切断された(プリカ
ット)形態のものを保管することができ、その場合に
は、磁気記録モジュールに媒体ストリップ切断手段を設
ける必要がない。同様に、プリカット切符には、グラフ
ィックデータの印刷項目を既に付しておき、記録モジュ
ールは、単に磁気形態の情報を単に書き込み且つチェッ
クするように構成することもできる。切符作製及び発行
装置の作動の安全保障を更に向上させるため、より詳し
くは、無地の切符媒体を、装置の補繕従業者が窃盗を試
みることからより良く保護するため、本発明は、下記の
事項を設けることにも関する。
【0025】すなわち、物理媒体ストリップの各ロール
を、最初に、透明なシール形包囲体内に包む。これによ
り、ロールを装置に配置する前のあらゆる窃盗の試みか
ら保護できる。切符媒体ストリップを保管ボックス内に
配置するとき、ストリップの最初の部分を窃盗から保護
するため、ストリップの先端部に特殊マーク、できれば
ストリップの製造中に作られるストリップ番号を付す。
ロールが対応するボックス内に装填された後、本発明の
装置が作動される間に、引き出される最初の切符(スト
リップの最初の部分に相当)を特殊な方法で印刷する。
例えば、感熱印刷機は、この初期段階で、補繕従業者を
識別する情報を印刷する命令を受ける(補繕従業者は、
機械内部にアクセスする前に、例えば機械が識別カード
を読み取ることにより識別される)。また、機械は、再
装填機械の番号、再装填されたボックスの番号及び日付
等をも印刷する。補繕従業者は、再装填が適正に行われ
たことの証明としてこのクーポンをとっておく。ストリ
ップの一部の取外しを防止し且つこの不正な取外しをキ
ャンセルすべくストリップのリーダを再び裏面にくっつ
ける別の装置を設ける。この目的のため、ストリップの
磁気トラックを、0からN(Nの値は任意に変えること
ができる)までの増加又は減少する連続番号で予め符号
化しておく。記録される2つの連続番号の間の間隔は、
ストリップの長さが、複数の番号をもつ、作製されるキ
ップに等しくなるように定める。
【0026】この場合、装置の記録モジュールは、切符
が連行されるフライホイール92の部分に対面する補完
的な磁気読取りヘッド113からなる。このヘッドは、
書込みヘッドの前で、切符の変位方向に配置される。こ
の読取りヘッドは、切符の磁気トラックに印刷された連
続番号を読み取り且つ読取り中にこれらの番号を消去す
る。これにより、切符をヘッド110により再符号化す
ることができる。これらの番号が連続していない場合、
又は検出した不連続性がNから0まで、又は0からNま
での通路に一致しない場合には、不正が行われたことで
あり、機械は、例えば使用不能にされる。最後に、1枚
分の切符より長い長さが未だ残っているときにボックス
内のストリップが交換されることを防止するためには、
つぎのような手段を設けるのが有効である。媒体ストリ
ップのスプールを完全に使い切ることのできる機械を作
ることは非常に困難である。切符の長さより長い媒体の
長さが残留するけれども、ストリップ検出器が「完成」
ストリップとして検出するように構成することができ
る。補繕従業者がこの残留ストリップを回収することを
防止するため、ストリップの有効端部に、充分な長さ
(例えば切符の長さより短い約50mmの長さ)に亘っ
て、切符のこの部分は使用できない旨をマークしてお
く。また、このマークした部分を有するストリップから
取り出される最後の切符(ストリップ検出器59の終了
の作動を生じさせる作動)は、無効切符であるかのよう
にしてな書込みヘッド110の前方を通る間に常にコー
ド化及び印刷される。この結果、これに相当する切符
は、アウトプット組立体16の包囲体182内に捕捉さ
れる。より詳しくは、マークされた部分の長さは、可動
カッタの点Aの間の距離、可動カッタと戻り防止ローラ
との間の距離、及びストリップの端部位置に基づいて定
まる。
【0027】このような切符媒体のストリップは前述の
特徴を有し且つ図1〜図12に関連して説明した切符作
製及び発行装置に特に良く適合することが理解されよ
う。しかしながら、このようなロールは、検出手段を備
え且つロールにより与えられる特定の安全保障情報を用
いた他の装置にも使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】切符発行装置の全体的構成を示す簡略図であ
る。
【図2】記録媒体のロール保管隔室を示す部分正面図で
ある。
【図3】図2のIII−III線に沿う保管隔室の縦断
面図である。
【図4】保管隔室から印刷隔室への媒体ストリップの通
路を示す保管隔室の部分図である。
【図5】記録隔室内部の組立体を示す側面図である。
【図6】図5と同様な記録隔室の側面図であり、記録隔
室の種々の構成部品の駆動部材を示すものである。
【図7】媒体ストリップの切断手段を備えた記録隔室の
一部を示すものである。
【図8】異なる位置にある切断手段を示す図7と同様な
図面である。
【図9】感熱印刷手段を示す印刷隔室の部分側面図であ
る。
【図10】図9のX−X線に沿う断面図である。
【図11】切符発行装置のアウトプット手段を示す部分
側面図である。
【図12】図11のXII−XII線に沿う断面図であ
り、切符発行装置のアウトプット手段の可動部品の3つ
の異なる位置のうちの一位置を示すものである。
【図13】図11のXII−XII線に沿う断面図であ
り、切符発行装置のアウトプット手段の可動部品の3つ
の異なる位置のうちの他の一位置を示すものである。
【図14】図11のXII−XII線に沿う断面図であ
り、切符発行装置のアウトプット手段の可動部品の3つ
の異なる位置のうちの更に他の一位置を示すものであ
る。
【符号の説明】
10 下方隔室(保管容器) 12 上方隔室(印刷隔室、記録モジュール) 14 アウトプットモジュール 16 インターフェースパネル(インターフェース手
段) 18 電子回路(制御回路) 20 キャリジ 32 インターロック装置 42 開口 46 切欠き部 52 折曲げ部 55 ガイド板 56 ガイド板 57 ガイド板 58 ガイド板 60 第1組立体 62 磁気記録セクション 64 グラフィック印刷セクション 68 加圧ローラ 69 ブレード 74 カム 92 フライホイール 96 ベルト 109 ばね 110 磁気書込みヘッド 112 磁気読取りヘッド 126 サーマルヘッド 130 加圧ローラ(印刷ローラ) 160 トレー 162 開口 164 チャンネル 166 可動部材(円筒状部品、回転部材) 170 モータ B ボックス R ロール

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切符の長さをもつ記録物理媒体の部分を
    形成する手段と、記録媒体に磁気情報を記録する手段
    と、切符を発行する手段とを有する、磁気形態の情報を
    もつ切符の作製及び発行装置において、切符発行手段が
    磁気書込み手段を備え、該磁気書込み手段が、 一軸線の回りで回転可能に取り付けられ且つ周面を備え
    ているフライホイールと、 切符媒体の部分を連行する可撓性のある無端ベルトと、 該ベルト及び前記フライホイールにより構成される2つ
    の部品のうちの一方の部品を変位させる連行手段と、 前記ベルトがたどる経路が、前記両部品が相互の摩擦に
    より連行されるフライホイールの周面の一部に前記ベル
    トが押しつけられる部分を有するように前記ベルトを案
    内するガイド手段と、 前記フライホイールの周面と接触する前記ベルトの部分
    と、前記フライホイールの周面との間に切符媒体の部分
    の第1端部を係合させる手段と、を有し、それによっ
    て、前記媒体の部分は、ベルトと該ベルトが押しつけら
    れるフライホイールの周面の一部との間に挟み込まれて
    フライホイールの回転により連行され、次いで、前記周
    面の一部の外部に自由に解放され、 前記ベルトが押しつけられるフライホイールの周面の一
    部に対向して配置された磁気記録手段を更に有すること
    を特徴とする切符作製及び発行装置。
  2. 【請求項2】 前記フライホイールが回転連行手段に連
    結されていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 物理媒体ストリップの端部を連行する手
    段と、ストリップの部分を所望の切符長さに切断する手
    段とを更に有することを特徴とする請求項1に記載の装
    置。
  4. 【請求項4】 切断手段と、前記フライホイールとベル
    トとの間の挟み込み点との間に前記切符の保護通路を形
    成する板手段とを有することを特徴とする請求項3に記
    載の装置。
  5. 【請求項5】 感熱印刷手段と、前記フライホイールか
    らの切符の解放点と感熱印刷手段との間に前記切符の保
    護通路を形成する板手段とを更に有することを特徴とす
    る請求項1に記載の装置。
  6. 【請求項6】 ストリップの端部を連行する手段は、回
    転軸線が固定している連行ローラと、カウンタローラと
    からなり、該カウンタローラの回転軸線は、前記連行ロ
    ーラと協働して媒体ストリップを掴む第1位置と、前記
    連行ローラに対して間隔を隔てる第2位置との間で移動
    できることを特徴とする請求項3に記載の装置。
  7. 【請求項7】 切断手段が、媒体ストリップの切断作業
    を完了したときに前記カウンタローラを後退させる手段
    を有することを特徴とする請求項6に記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記磁気記録手段は、停止状態におい
    て、前記書込みヘッドとフライホイールとの間の間隔が
    切符の厚さより小さくなるように、可撓性アームの端部
    に取り付けられた磁気書込みヘッドを備えていることを
    特徴とする請求項1に記載の装置。
  9. 【請求項9】 磁気記録手段は、前記ベルトが適用され
    るフライホイールの周面の部分に対向して配置された磁
    気記録ヘッドを更に備えていることを特徴とする請求項
    8に記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記感熱印刷手段は、感熱印刷ヘッド
    と、該ヘッドに対向する印刷ローラとからなり、該印刷
    ローラが一定速度で回転させる手段に連結されているこ
    とを特徴とする請求項5に記載の装置。
  11. 【請求項11】 感熱印刷ヘッドは、該ヘッドを前記印
    刷ローラの方向に押圧する弾性手段を介して前記装置の
    フレームに取り付けられ、前記感熱印刷ヘッドが、該ヘ
    ッドと前記印刷ローラの周囲との間に切符の厚さより小
    さい間隔を維持する手段を備えていることを特徴とする
    請求項10に記載の装置。
  12. 【請求項12】 作製された切符が有効であるか否かを
    試験する試験手段を有し、前記有効切符を発行する手段
    が、作製された切符のガイドチャンネルと、作製された
    有効切符の受容器とを有し、該受容器には使用者が切符
    を掴むことを可能にする外部開口が設けられており、ガ
    イドチャンネルの端部と連通しており且つ切符が通り得
    る小さな寸法の出口開口を通って前記受容器と連通して
    いる座と、該座に取り付けられた可動手段を有し、該可
    動手段が第1面及び第2面を備え且つ無効切符のための
    収集包囲体を形成し、前記第1面と第2面との間に延び
    ており且つ切符を収容できる通路と、前記チャンネルの
    端部及び前記出口開口を閉塞するための閉塞手段とを更
    に備え、前記可動手段を、前記通路の一端が前記チャン
    ネルの端部に対面し且つ他端が出口開口に対面すること
    がなく且つ閉塞手段が前記出口開口を閉塞する第1位置
    と、前記収集包囲体が前記チャンネルの端部に対面し且
    つ前記閉塞手段が前記出口開口を閉塞する第2位置と、
    前記閉塞手段が前記チャンネルの端部を閉塞し且つ前記
    通路の第2端部が前記出口開口に対面する第3位置との
    間で変位させるための手段を更に有することを特徴とす
    る請求項1に記載の装置。
  13. 【請求項13】 切符を作製するための物理媒体を供給
    する手段を更に有し、該供給手段が、n個の物理媒体ス
    トリップロールを受け入れるためのX−X′方向に移動
    可能な受容器からなる切符媒体供給手段を有し、各ロー
    ルがX−X′方向に平行な軸線Y−Y′の回りで回転で
    き、前記ロールはこれらの回転軸線が互いに平行になる
    ように並べて配置され、包囲体を有し、該包囲体内に前
    記受容器が移動可能に取り付けられており、前記包囲体
    が前記移動方向に実質的に平行な固定壁を備え且つ前記
    物理媒体ストリップが通り得る開口が設けられており、
    該開口が前記切符作製手段を収容する前記装置の空間内
    に開口しており、前記受容器と一体のn個の戻り防止装
    置を有し、各戻り防止装置はストリップの自由端を前記
    開口に対向した状態に維持するようになっており、前記
    戻り防止手段は、作用位置において、前記ロールの巻解
    きのみを可能にし、前記受容器をX−X′方向に変位さ
    せて、前記n個のストリップのうち選択された1つのス
    トリップの自由端を前記開口に対向して配置する手段を
    更に有することを特徴とする請求項1に記載の装置。
  14. 【請求項14】 メインテナンスを行う従業者の識別情
    報を記録する手段を有し、切符用の各ストリップロール
    の最初の端部に特殊マークが付されており、前記切符作
    製手段が、従業者を識別する情報及び前記最初の端部の
    装置を識別する情報を記す手段と、装置が装填されたこ
    とを表示する証明書を得るため、ストリップから前記最
    初の端部を切断する手段とを備えていることを特徴とす
    る請求項1に記載の装置。
  15. 【請求項15】 前記ストリップが磁気記録トラックを
    有し、該磁気トラックが、0からNi又はNi(ここで
    iは変数)から0の複数の連続整数を有し、番号Niは
    疑似ランダムであり、ストリップの各長さは少なくとも
    2つの番号を含む切符に対応し、切符作製手段が、読み
    取られる連続番号における不連続性を検出する手段を備
    え、この不連続性は0からNi又はNiから0への移行
    以外のものであることを特徴とする請求項14に記載の
    装置。
  16. 【請求項16】 前記可動受容器が、媒体ストリップ検
    出器のn個の端部を有し、各検出器がn個の戻り防止手
    段のうちの1つの戻り防止手段の上流側に取り付けられ
    ていることを特徴とする請求項13に記載の装置。
  17. 【請求項17】 各物理媒体ストリップの端部が、マー
    クが付された所定長さの最終部分を有し、前記磁気情報
    記録手段が、ストリップ検出器の端部の付勢に応答し
    て、切符の作製中に切符を無効にする情報を書き込む命
    令を受けることを特徴とする請求項16に記載の装置。
  18. 【請求項18】 切符の作製中に切符の先端部を検出す
    る手段と、前記検出に応答して物理媒体ストリップの端
    部を停止させる命令を連行手段に与える手段とを更に有
    し、該命令手段が調節可能な遅延を導入するソフトウェ
    ア手段を備えていることを特徴とする請求項3に記載の
    装置。
  19. 【請求項19】 切符の作製中に切符の後端部を検出す
    る手段と、前記検出に応答して磁気記録手段の付勢を命
    令する手段とを更に有し、該命令手段が調節可能な遅延
    を導入するソフトウェア手段を備えていることを特徴と
    する請求項3に記載の装置。
  20. 【請求項20】 切符の作製中に切符の後端部を検出す
    る手段と、前記検出に応答して感熱印刷手段の付勢を命
    令する手段とを更に有し、該命令手段が調節可能な遅延
    を導入するソフトウェア手段を備えていることを特徴と
    する請求項5に記載の装置。
  21. 【請求項21】 切符作製及び発行装置用の物理媒体ス
    トリップのロールにおいて、物理媒体ストリップを切符
    の長さに切断する手段と、前記装置のメインテナンスを
    行う従業者を識別する情報を記録する手段と、前記識別
    情報を前記ストリップの最初の端部に印刷する手段とを
    有し、ストリップの前記最初の端部に特殊なマークが付
    されていることを特徴とする物理媒体ストリップのロー
    ル。
  22. 【請求項22】 磁気読取り手段を更に有し、前記スト
    リップがその全長に亘る磁気トラックを有し、ストリッ
    プの全長に亘り、0からNi又はNi(ここでiは変
    数)から0の複数の連続整数が前記磁気トラックに記録
    され、番号Niは疑似ランダムであり、ストリップの各
    長さは少なくとも2つの番号を含む切符に対応すること
    を特徴とする請求項21に記載の物理媒体ストリップの
    ロール。
  23. 【請求項23】 前記ストリップの端部が、マークが付
    された所定長さの最終ゾーンを有していることを特徴と
    する請求項20に記載の物理媒体ストリップのロール。
JP7029503A 1994-02-17 1995-02-17 切符作製及び発行機械用の切符発行装置 Pending JPH07272007A (ja)

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