JPH07271818A - ハイパーメディアシステム - Google Patents

ハイパーメディアシステム

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JPH07271818A
JPH07271818A JP6063755A JP6375594A JPH07271818A JP H07271818 A JPH07271818 A JP H07271818A JP 6063755 A JP6063755 A JP 6063755A JP 6375594 A JP6375594 A JP 6375594A JP H07271818 A JPH07271818 A JP H07271818A
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JP
Japan
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term
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medium
imaged
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Application number
JP6063755A
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English (en)
Inventor
Hiroyoshi Dobashi
浩慶 土橋
Seiichi Hashiya
誠一 橋谷
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/033Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Digital Computer Display Output (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、指示の入力を簡単かつ容易に行
うことができ、また用語の詳しい説明を、辞書を引くこ
となく、簡単に表示することができる。 【構成】 この発明は、用紙Pを撮像装置1で撮像し、
上記用紙Pの所定位置を指Aで指示し、上記撮像装置1
により上記指Aによる指示を行う前の上記用紙Pの第1
の撮像画像を記憶し、上記撮像装置1により上記指Aに
よる指示を行っている際の上記用紙Pの第2の撮像画像
を記憶し、上記第2の撮像画像から上記第1の撮像画像
を差引くことにより、上記指Aによる上記用紙P上の指
示位置を検出するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、意味の分からない用
語などの詳しい説明を人間が指示することによってディ
スプレイなどの表示装置に表示するハイパーメディアシ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、意味の分からない用語などの詳し
い説明を人間が指示することによってディスプレイなど
の表示装置に表示するシステムとしては、タッチパネル
上で指やライトペンを用いるもの、あるいは表示装置
(ディスプレイなど)上でマウスを用いるものなどがあ
った。
【0003】タッチパネル上での指示や表示装置上での
マウスによる指示では、指示可能な用語は各分野ごとに
分かれており、さらに、手が自由に動かせないなど過度
に障害を持つ身障者には指で指示したり、マウスを操作
することは非常に困難であった。そこで、指示の入力を
簡単かつ容易に行うことができ、また用語の詳しい説明
を、辞書を引くことなく、簡単に表示することができる
ものが要望されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、指示
の入力を簡単かつ容易に行うことができ、また用語の詳
しい説明を、辞書を引くことなく、簡単に表示すること
ができるものが要望されていたもので、指示の入力を簡
単かつ容易に行うことができ、また用語の詳しい説明
を、辞書を引くことなく、簡単に表示することができる
ハイパーメディアシステムを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明のハイパーメデ
ィアシステムは、被撮像媒体を撮像する撮像手段、上記
被撮像媒体の所定位置を指示する指示手段、上記撮像手
段により撮像された上記被撮像媒体全体の撮像画像を記
憶する第1の記憶手段、上記撮像手段により上記指示手
段による指示を行っている際の上記被撮像媒体の撮像画
像を記憶する第2の記憶手段、および上記第1の記憶手
段に記憶された撮像画像と上記第2の記憶手段に記憶さ
れた撮像画像に基づいて、上記指示手段による上記被撮
像媒体上の指示位置を検出する検出手段から構成され
る。
【0006】この発明のハイパーメディアシステムは、
被撮像媒体を撮像する撮像手段、上記被撮像媒体の所定
位置を指示する指示手段、上記撮像手段により撮像され
た上記被撮像媒体全体の撮像画像を記憶する第1の記憶
手段、上記撮像手段により上記指示手段による指示を行
っている際の上記被撮像媒体の撮像画像を記憶する第2
の記憶手段、上記第1の記憶手段に記憶された撮像画像
と上記第2の記憶手段に記憶された撮像画像に基づい
て、上記指示手段による上記被撮像媒体上の指示位置を
検出する検出手段、この検出手段により検出された指示
位置に対応する用語を上記第1の記憶手段の第1の撮像
画像から抽出する抽出手段、およびこの抽出手段により
抽出された用語の各文字の認識を行う認識手段から構成
される。
【0007】この発明のハイパーメディアシステムは、
被撮像媒体を撮像する撮像手段、上記被撮像媒体の所定
位置を指示する指示手段、上記撮像手段により撮像され
た上記被撮像媒体全体の撮像画像を記憶する第1の記憶
手段、上記撮像手段により上記指示手段による指示を行
っている際の上記被撮像媒体の撮像画像を記憶する第2
の記憶手段、上記第1の記憶手段に記憶された撮像画像
と上記第2の記憶手段に記憶された撮像画像に基づい
て、上記指示手段による上記被撮像媒体上の指示位置を
検出する検出手段、この検出手段により検出された指示
位置に対応する用語を上記第1の記憶手段の第1の撮像
画像から抽出する抽出手段、この抽出手段により抽出さ
れた用語の各文字の認識を行う認識手段、複数の用語に
対応して、これら複数の用語各々の説明文を記憶してい
る第3の記憶手段、上記認識手段により認識した用語に
対する説明文を上記第3の記憶手段から読出す読出手
段、およびこの読出手段により読出した説明文を出力す
る出力手段から構成される。
【0008】
【作用】この発明は、被撮像媒体を撮像手段で撮像し、
上記被撮像媒体の所定位置を指示手段で指示し、上記撮
像手段により撮像された上記被撮像媒体全体の撮像画像
を第1の記憶手段で記憶し、上記撮像手段により上記指
示手段による指示を行っている際の上記被撮像媒体の撮
像画像を第2の記憶手段で記憶し、上記第1の記憶手段
に記憶された撮像画像と上記第2の記憶手段に記憶され
た撮像画像に基づいて、上記指示手段による上記被撮像
媒体上の指示位置を検出するようにしたものである。
【0009】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図1はこの発明のハイパーメディアシ
ステムの概略構成図である。ハイパーメディアシステム
は、例えばカメラなどの被撮像媒体としての用紙Pを撮
影する撮像装置1、この撮像装置1で撮影された用紙P
の画像を画像データに変換する画像入力部2、この画像
入力部2と撮像装置1に命令をあたえ画像データを取り
込む外部信号制御部3、上記撮像装置1で撮影された用
紙Pの画像データ(用紙画像データ;第1の記憶画像)
を記憶する画像データ記憶部4、人間が指Aで指示した
状態における上記撮像装置1で撮影された用紙Pの画像
データ(指示画像データ;第2の記憶画像)を記憶する
画像データ記憶部5、上記画像データ記憶部4と上記画
像データ記憶部5に記憶されている用紙画像データと指
示画像データとを用いて、画像データ上の指Aの画像の
みを抽出し、この抽出された画像から指Aの先端の位置
(座標値)を検出することにより、用紙P内の用語P1
付近の画像データの位置を検出する位置検出部6、この
位置検出部6により検出された位置の画像から目的とす
る用語P1を1文字ずつ切り出す文字切り出し部7、こ
の文字切り出し部7で切り出された1文字ごとを複合類
似度法を用いて認識する文字認識部8、この文字認識部
8で認識した用語に対応する用語説明が記憶されている
用語説明記憶部9、およびこの用語説明記憶部9から読
出された用語説明が表示されるディスプレイなどの表示
装置で構成され、説明を必要とする用語の詳しい説明を
表示する用語説明表示部10によって構成されている。
【0010】外部信号制御部3は、例えば制御ボタン
(スイッチ)、あるいは音声などを示しており、人間が
この動作を行うようになっている。次に、上記のような
構成において、図2、図4に示すフローチャートを参照
しつつ、用語の指示から用語説明表示までの動作を説明
する。
【0011】すなわち、用紙Pの画像データを入力する
際に外部信号制御部3を制御することにより、画像入力
部2と撮像装置1に命令をあたえ画像データを取り込む
(ST1、ST12)。取り込まれた用紙画像データ
(ST2)は、画像データ記憶部4で、例えばM×N
(画素)の大きさで記憶される(ST3)。その後、用
紙P内の用語P1の先頭の文字の左上部付近を人間が指
Aで指示した状態の画像を、前記同様に外部信号制御部
3を制御することにより撮像装置1と画像入力部2から
入力し(ST4、ST5)、画像データ記憶部5で指示
画像データとして記憶する(ST6、ST13)。
【0012】そして、位置検出部6で画像データ記憶部
4と画像データ記憶部5に記憶されている用紙画像デー
タと指示画像データとを用いて、まず前記、例えばM×
N(画素)の大きさにおける画像データ上の指Aの画像
のみを抽出し(ST14)、この抽出された画像から指
Aの先端の位置(座標値)を検出し(ST7、ST1
5)、位置検出部6内のメモリに蓄えておく。
【0013】次に、画像データ記憶部5のメモリを解放
し、用紙P内の用語P1の末尾の文字の右下部付近を人
間が指Aで指示した状態の画像を、前記同様に外部信号
制御部3を制御することにより撮像装置1と画像入力部
2から入力し(ST4、ST5)、画像データ記憶部5
で指示画像データとして新たに記憶する(ST6、ST
16)。
【0014】さらに、位置検出部6で画像データ記憶部
4と画像データ記憶部5に記憶されている用紙画像デー
タと指示画像データとを用いて、前記同様、例えばM×
N(画素)の大きさにおける画像データ上の指Aの画像
のみを抽出し(ST17)、この抽出された画像から指
Aの先端の位置(座標値)を検出し(ST7、ST1
8)、前記位置検出部6内の別のメモリに蓄えておく。
【0015】用紙P内の用語P1の先頭付近及び末尾付
近の指Aの先端の位置(座標値)がそれぞれ検出される
と、それぞれの位置から用紙P内の用語P1付近の画像
データを、画像データ記憶部4に記憶されている用紙画
像データから切り出す。
【0016】そして、前記画像から目的とする用語P1
を文字切り出し部7によって切り出し(ST8)、その
用語P1の各文字を抽出し、文字認識部8で複合類似度
法を用いて各文字ごとに認識する(ST9)。
【0017】そして、用語P1の先頭の文字と、用語説
明記憶部9の用語部に記憶されている各用語の先頭の文
字と比較・参照して一致する用語を抽出し、その用語群
の中から、用語P1の2番目の文字と、用語群の各用語
の2番目の文字と比較・参照して、一致する用語を抽出
する、というように用語P1のすべての文字が一致する
用語を用語説明記憶部9の用語部から抽出する(ST1
0)。
【0018】そして、その一致した用語の説明を用語説
明表示部10に表示する(ST11)。また該当する用
語が用語説明記憶部9に存在しない場合は、その旨
(「該当する用語は登録されていません。」など)を用
語説明表示部10に表示する。
【0019】ここで、用紙Pは撮像装置1に対して傾か
ないように置かれており、また、用紙Pは新聞・雑誌・
教材などあらゆる用紙を示しており、その用紙に書かれ
ている用語もあらゆる分野で使われている用語を対象と
している。すなわち、用語説明記憶部9に記憶されてい
る用語及びその説明もあらゆる分野で使われている用語
とその説明である。
【0020】また、用紙Pの画像データは濃淡画像に限
らずカラー画像の場合でも良い。さらに、最初に用紙画
像データを画像データ記憶部4に記憶しておき、その後
用紙P内の用語P1の先頭の文字の左上部付近を指Aで
指示した状態の画像データ、あるいは用紙P内の用語P
1の末尾の文字の右下部付近を指Aで指示した状態の画
像データを画像データ記憶部5に記憶し、用語P1の画
像データを前記画像データ記憶部4から抽出するのは、
指Aで用紙P内の用語P1を指示することによって、例
えば用紙P内の用語P1が指Aで隠れてしまった場合に
も適用できるように、2枚の画像データを画像データ記
憶部4、5に記憶しているのである。
【0021】まず、画像データの入力方法及び記憶方法
について説明する。用紙画像データは外部信号制御部3
からの信号により撮像装置1と画像入力部2によって読
み取られ、画像データ記憶部4に一定の大きさ、例えば
M×N(画素)で用紙画像データとして記憶される。
【0022】その後、用紙P内の用語P1の先頭の文字
の左上部付近を指Aで指示し、その指Aで指示した状態
(指Aは静止している状態)の用紙画像データを、外部
信号制御部3からの信号により撮像装置1と画像入力部
2によって読み取り、画像データ記憶部5に用紙Pの用
語P1の指示画像データとして前記同様同一の大きさ、
M×N(画素)で記憶される。
【0023】次に、位置検出部6について述べる。位置
検出部6は図3のような構成である。位置検出部6で
は、用紙P内の用語P1の画像データ上での位置の検出
するが、その方法について説明する。最初に、画像デー
タ記憶部4に記憶されている用紙画像データと、画像デ
ータ記憶部5に記憶されている最初に指Aで指示した状
態(指Aは静止している状態)の用紙P内の用語P1の
指示画像データとを用いて、指Aのみの画像を抽出す
る。
【0024】例えば画像データの大きさをM×N(画
素)とし、用紙画像データの各画素における濃度値をF
ij(0≦i<M、0≦j<N)、用紙P内の用語P1
の先頭の文字付近の指示画像データの各画素における濃
度値をGij(0≦i<M、0≦j<N)とすると、次
式(1)で定義されるDij(0≦i<M、0≦j<
N)が、 Dij=GijーFij≧K (1) 一定の値Kより大きい場合、Fij=1、それ以外をF
ij=0として指Aの画像を抽出する(図5)。
【0025】その後、上記方法により得られた指Aのみ
の画像に対して、連結性を失わないようにして細線化を
施す(図6の(a)(b))。細線化については公知で
ある。
【0026】次に、指Aの先端の位置を検出するが、こ
の検出方法について以下で説明する。上記方法により得
られた指Aの細線化後の画像は画像データ上の四辺のい
ずれか一辺から画像の中央に向かって存在しているため
(図7(a)〜(d))、画像の存在している四辺のい
ずれか一辺から中央に向かって走査していくことによ
り、指Aの先端の位置(座標値)が検出できる。
【0027】例えば図7の(a)のように画像の左辺か
ら中央に向かって存在している場合の四辺のいずれか一
辺の検出方法及び先端の位置の検出方法について述べ
る。画像データの大きさをM×N(画素)とし、各画素
における濃度値をFij(0≦i<M、0≦j<N、F
ij=「1」or「0」)とすると、図8に示すよう
に、まず、画像の左上から右方向と下方向に、一列だけ
検索し、Fij=1なる上部あるいは左部のいずれか一
辺の位置(以下、開始位置と呼ぶ)を検出する。
【0028】もし検出されなければ、次に右下から左方
向と上方向に前記同様に検索し、開始位置を検出する。
前記「一列だけ検索する」とは、例えば左上から右方向
に検索する場合、Fijのiとjの値を、j=0とし
て、0≦i<Mと変化させていくことを意味している。
【0029】例えば図7の(a)、および図10の場合
その開始位置は左辺であり、この開始位置から画像の中
央に向かって先端の位置を検索していく。先端の検索方
法は、例えばこの場合、図9に示すように、今注目の画
素Fijとすると8近傍の画素値を用いてFij+ 1か
ら反時計回りに検索し、F=1なる画素が検出されると
その画素の値をF=2とし、順にF=1なる画素が8近
傍に存在しない、すなわち検出されなくなったとき、そ
の位置でのiとjの値を先端の位置として算出し、位置
検出部6内のメモリに蓄える。
【0030】また、図7の(b)の場合はFij- 1か
ら反時計回りに、図7の(c)の場合はFi- 1jから
反時計回りに、図7の(d)の場合はFi+ 1jから反
時計回りに、それぞれ先端の位置を検索する。
【0031】その後、画像データ記憶部5のメモリを解
放し、次に指Aで指示した状態(用紙P内の用語P1の
末尾の文字の右下部付近を指Aで指示した状態で、指A
は静止している)の用紙Pの画像データを前記同様に外
部信号制御部3からの信号により撮像装置1と画像入力
部2によって読み取り、画像データ記憶部5に新たに用
語P1の指示画像データとして記憶する。
【0032】そして、前記同様に用紙Pの画像データと
新たに取り込んだ用紙P内の用語P1の指示画像データ
(用語P1の末尾付近)との各画素の濃度値の差分をと
り2値化することにより指Aの画像を抽出し、細線化処
理を施し、前記同様の方法により用紙P内の用語P1の
末尾の文字の右下部付近の位置(次に指示した指Aの先
端の位置)を検出し、そのiとjの値を位置検出部6内
の別のメモリに蓄える。
【0033】次に、画像データの処理方法について、図
13に示すフローチャートを参照しつつ説明する。前記
抽出された、指Aで指示した用紙P内の用語P1の先頭
文字の左上部の位置(始点(i1、j1))と末尾の文
字の右下部の位置(終点(i2、j2))をもとに(S
T19)、図12に示すように用語P1の画像データ抽
出範囲を決定し、画像データ記憶部4に記憶されている
用紙Pの画像データから用紙P内の用語P1付近の画像
データを抽出する(図11)。そして、文字切り出し部
7によって用紙P内の用語P1を切り出し、文字認識部
8で用紙P内の用語P1の各文字ごとに認識する。
【0034】文字切り出し部7では、例えば模様など複
雑な背景上に印刷されている用紙中の用語を切り出した
い場合、濃淡画像では、濃度ヒストグラムを作成する
と、一般に図14のように文字領域および模様領域を示
す2つの山があらわれる。ここで例えば濃度ヒストグラ
ムを解析することにより2つの山(極大値)間でのヒス
トグラムの極小値を与える濃度値tmを求め(ST2
0)、この濃度値tmにより濃淡画像をしきい値処理
し、用紙P内の用語P1を2値画像として抽出する(S
T21)。
【0035】そして、抽出した2値画像データについて
横方向及び縦方向に抽出画素で累積し、図15のような
周辺分布を求める(ST22)。横方向に累積した周辺
分布から、例えば「非0」分布の範囲(つまり、文字画
像にかかわる画素が1画素でも存在する範囲)を文字領
域の縦方向とし、また同様に縦方向に累積したときの分
布から、例えば複数の「非0」分布の範囲を各文字の横
方向として図16に示すように各文字の領域を検出し
て、文字抽出、すなわち用紙P内の用語P1の切り出し
を行い(ST23)、文字認識部8で複合類似度法を用
いて文字認識を行う。
【0036】ここで、用語説明の記憶方法について説明
する。図17に示すように用語説明記憶部9には、50
音順にさまざまな用語とそれらの詳しい説明文(意味や
内容など)が記憶されている。
【0037】次に、指Aで指示した用紙P内の用語P1
用語と用語説明記憶部9に記憶されている用語との比較
・参照方法について説明する。上記方法により切り出さ
れた用紙P内の用語P1の先頭の文字から順に用語説明
記憶部9の各用語部の用語の先頭の文字と比較・参照し
ていき、すべての文字が一致するまで各文字ごとにこれ
を行う。
【0038】比較・参照の方法は、図18に示すよう
に、まず用紙P内の用語P1の先頭の文字が一致する用
語を抽出し(第1分類用語群)、次に2番目の文字が一
致する用語を第1分類用語群から取り出す(第2分類用
語群)。以下同様にn番目の文字が位置する用語を第
(n−1)分類用語群から取り出し、用紙P内の用語P
1のすべての文字と一致する用語を用語説明記憶部9の
用語部から抽出する。
【0039】最後に、用語説明の表示方法について説明
する。切り出された用紙P内の用語P1の各文字がすべ
て一致した場合、用語説明記憶部9の該当する用語説明
から抽出し、用語説明表示部10、例えばディスプレイ
に表示する。また、一致しない場合、すなわち該当する
用語が存在しない場合はその旨(「該当する用語は登録
されていません。」など)を用語説明表示部10に表示
する。
【0040】この発明はこのように用紙に書かれた用語
の意味など詳しい説明を、人間が辞書などを引くことな
しに得られるようにするため、例えば指Aでその用語の
左上部と右下部を指示し、ディスプレイなどの表示装置
に表示することによって、指Aで指示した用語について
の知識を得ることができるようにすることを目的とした
システムである。
【0041】この発明は、用紙内の用語を指Aで指示す
ること(用紙と指Aという組み合わせ)により実現され
たシステムであるが、他にもさまざまな媒体対象と指示
道具の組み合わせでも実現できる。
【0042】この発明の第2の実施(変形)例としてデ
ィスプレイと棒(鉛筆やペンなど)あるいは指の組み合
わせが挙げられる。用紙Pの代わりにディスプレイなど
の表示装置を用い、ディスプレイ上に表示された用語P
2を例えば棒(鉛筆やペンなど)を用いて指示し、その
用語P2の詳しい説明をディスプレイに表示するシステ
ムである。
【0043】以下に図面を参照して詳しく述べる。図1
9はこの発明の第2の実施(変形)例のハイパーメディ
アシステムの概略構成図、図20はそのハイパーメディ
アシステムの動作を説明するためのフローチャートであ
る。ただし、図1と同一部位には同一符号を付し、説明
を省略する。
【0044】図19において、用紙Pの代りに用いる被
撮像媒体としてのディスプレイなどの表示装置20と、
このディスプレイ20に表示される文字から用語を指示
する棒あるいは鉛筆やペンなど(指示手段)21が設け
られている。
【0045】すなわち、用紙Pの画像データを入力する
際に外部信号制御部3を制御することにより画像入力部
2と撮像装置1に命令をあたえ、ディスプレイ20から
の画像データを取り込む(ST24、ST25)。外部
信号制御部3は例えば制御ボタン(スイッチ)、あるい
は音声などを示しており人間がこの動作を行う。取り込
まれたディスプレイ20の画像データは、画像データ記
憶部4で、例えばM×N(画素)の大きさで記憶される
(ST26)。
【0046】その後、ディスプレイ20内の用語P2の
先頭の文字の左上部付近を人間が例えば棒(鉛筆やペン
など)21で指示した状態の画像を、前記同様に外部信
号制御部3を制御することにより撮像装置1と画像入力
部2から入力し(ST27、ST28)、画像データ記
憶部5で指示画像データとして記憶する(ST29)。
【0047】そして、位置検出部6で画像データ記憶部
4と画像データ記憶部5に記憶されているディスプレイ
20の画像データと指示画像データとを用いて、まず前
記、例えばM×N(画素)の大きさにおける画像データ
上の棒(鉛筆やペンなど)の画像のみを抽出し、この画
像から棒(鉛筆やペンなど)22の先端の位置を検出し
(ST30)、位置検出部6内のメモリに蓄えておく。
【0048】次に、画像データ記憶部5のメモリを解放
し、ディスプレイ20内の用語P1の末尾の文字の右下
部付近を人間が棒(鉛筆やペンなど)で指示した状態の
画像を、前記同様に外部信号制御部3を制御することに
より撮像装置1と画像入力部2から入力し(ST27、
ST28)、画像データ記憶部5で指示画像データとし
て新たに記憶する(ST29)。
【0049】さらに、位置検出部6で画像データ記憶部
4と画像データ記憶部5に記憶されているディスプレイ
20の画像データと指示画像データとを用いて、前記同
様、例えばM×N(画素)の大きさにおける画像データ
20上の棒(鉛筆やペンなど)21の画像のみを抽出
し、この画像から棒(鉛筆やペンなど)21の先端の位
置を検出し(ST30)、前記位置検出部6内の別のメ
モリに蓄えておく。
【0050】ディスプレイ20内の用語P2の先頭付近
及び末尾付近の指の先端の位置がそれぞれ検出される
と、ディスプレイ20上の検出された位置(範囲)のコ
ード情報により用語P2の各文字を文字切り出し部7に
よって切り出し(ST31)、その用語P1の各文字を
抽出し、用語P2の先頭の文字と、用語説明記憶部8の
用語部に記憶されている各用語の先頭の文字と比較・参
照して一致する用語を抽出し、その用語群の中から、用
語P2の2番目の文字と、用語群の各用語の2番目の文
字と比較・参照して、一致する用語を抽出する、という
ように用語P2のすべての文字が一致する用語を用語説
明記憶部8の用語部から抽出する(ST32)。
【0051】そして、その一致した用語の説明をディス
プレイ20上のある位置に表示する(ST33)。また
該当する用語が用語説明記憶部8に存在しない場合はそ
の旨(「該当する用語は登録されていません。」など)
をディスプレイ20に表示する。
【0052】この発明の第3の実施(変形)例としてス
クリーンとレーザー投射の組み合わせが挙げられる。用
紙Pの代わりにスクリーンに撮影されている用語P3
を、撮像装置1及び画像入力部2によってレーザー投射
あるいは棒を用いて指示し、その用語P3の詳しい説明
を表示装置10に表示するシステムである。
【0053】以下に図面を参照して詳しく述べる。図2
1はこの発明の第3の実施(変形)例のハイパーメディ
アシステムの概略構成図、図22はそのハイパーメディ
アシステムの動作を説明するためのフローチャートであ
る。ただし、図1と同一部位には同一符号を付し、説明
を省略する。
【0054】図21において、用紙Pの代りに用いる被
撮像媒体としてのスクリーン22と、このスクリーン2
2に撮影される文字から用語を指示するレーザを発生す
るレーザー投射機23が設けられている。
【0055】すなわち、用紙Pの画像データを入力する
際に外部信号制御部3を制御することにより画像入力部
2と撮像装置1に命令をあたえ(ST34)、スクリー
ン22からの画像データを取り込む(ST35)。外部
信号制御部3は例えば制御ボタン(スイッチ)、あるい
は音声などを示しており人間がこの動作を行う。画像入
力部2より取り込まれたスクリーン22の画像データ
は、画像データ記憶部4で、例えばM×N(画素)の大
きさで記憶される(ST36)。その後、スクリーン2
2内の用語P3の先頭の文字の左上部付近を人間がレー
ザー投射した状態の画像を、前記同様に外部信号制御部
3を制御することにより撮像装置1と画像入力部2から
入力し(ST37、38)、画像データ記憶部5で指示
画像データとして記憶する(ST39)。ここで、レー
ザーの光路は必ず画像上に写ることを条件としており、
前記第1の実施例における(1)式による2値化処理
は、次式(1’)により行うこととする。
【0056】 Dij=|GijーFij|≧K (1’) また、棒で指示する場合はこの限りではない。そして、
位置検出部6で画像データ記憶部4と画像データ記憶部
5に記憶されているスクリーン22の画像データとレー
ザー投射画像データとを用いて、まず前記、例えばM×
N(画素)の大きさにおける画像データ上のレーザーの
画像のみを抽出し、この画像からレーザーの先端の位置
を検出し(ST40)、位置検出部6内のメモリに蓄え
ておく。
【0057】次に、画像データ記憶部5のメモリを解放
し、スクリーン22内の用語P3の末尾の文字の右下部
付近を人間がレーザー投射した状態の画像を、前記同様
に外部信号制御部3を制御することにより撮像装置1と
画像入力部2から入力し、画像データ記憶部5で指示画
像データとして新たに記憶する(ST39)。
【0058】さらに、位置検出部6で画像データ記憶部
(1)3と画像データ記憶部(2)4に記憶されている
スクリーン22の画像データとレーザー投射画像データ
とを用いて、前記同様、例えばM×N(画素)の大きさ
における画像データ上のレーザーの画像のみを抽出し、
この画像からレーザーの先端の位置を検出し(ST4
0)、前記位置検出部6内の別のメモリに蓄えておく。
【0059】スクリーン22内の用語P3の先頭付近及
び末尾付近のレーザーの先端の位置がそれぞれ検出され
ると、それぞれの位置からスクリーン22内の用語P3
付近の画像データを、画像データ記憶部4に記憶されて
いるスクリーン22の画像データから切り出す。そし
て、前記画像から目的とする用語P3を文字切り出し部
7によって切り出し(ST41)、その用語P3の各文
字を抽出し、文字認識部8で複合類似度法を用いて各文
字ごとに認識する(ST42)。
【0060】そして、用語P3の先頭の文字と、用語説
明記憶部9の用語部に記憶されている各用語の先頭の文
字と比較・参照して一致する用語を検出し、その用語群
の中から、用語P3の2番目の文字と、用語群の各用語
の2番目の文字と比較・参照して、一致する用語を検出
する、というように用語P3のすべての文字が一致する
用語を用語説明記憶部9の用語部から検出する(ST4
3)。
【0061】そして、その一致した用語の説明を用語説
明表示部10に表示する(ST44)。用語説明表示部
10は、説明を必要とする用語の詳しい説明を表示する
もので、ディスプレイなどの表示装置である。また該当
する用語が用語説明記憶部9に存在しない場合はその旨
(「該当する用語は登録されていません。」など)を用
語説明表示部10に表示する。
【0062】ここで、スクリーン22に投影されている
用語P3はあらゆる分野で使われている用語を対象とし
ており、用語説明記憶部9に記憶されている用語及びそ
の説明もあわゆる分野で使われている用語とその説明で
ある。
【0063】また、スクリーン22の画像データは濃淡
画像に限らずカラー画像の場合でも良い。さらに、最初
にスクリーン22の画像データを画像データ記憶部4に
記憶しておき、その後スクリーン22内の用語P3の先
頭の文字の左上部付近をレーザー投射した状態の画像デ
ータ、あるいはスクリーン22内の用語P3の末尾の文
字の右下部付近をレーザー投射した状態の画像データを
画像データ記憶部5に記憶し、用語P3の画像データを
前記画像データ記憶部4から抽出するのは、レーザー投
射によりスクリーン22内の用語P3を指示することに
よって、例えばスクリーン22内の用語P3がレーザー
で隠れてしまった場合にも適用できるように、2枚の画
像データを画像データ記憶部4、5に記憶しているので
ある。
【0064】また、この場合の用語P3の指示方法も、
例えば用語P3の下側に下線を引くようにしてレーザー
投射する、あるいは用語P3を囲むようにして指示す
る、など数種類考えられる。
【0065】この発明の第4の実施(変形)例として看
板と差し棒の組み合わせが挙げられる。用紙P内の用語
P1の代わりに看板24などに書かれている用語P4
を、撮像装置1及び画像入力部2によって差し棒を用い
て指示し、その用語P4の詳しい説明を表示装置10に
表示するシステムである。
【0066】以下に図面を参照して詳しく述べる。図2
3はこの発明の第4の実施(変形)例のハイパーメディ
アシステムの概略構成図、図24はそのハイパーメディ
アシステムの動作を説明するためのフローチャートであ
る。ただし、図1と同一部位には同一符号を付し、説明
を省略する。
【0067】図23において、用紙Pの代りに用いる被
撮像媒体としての看板24と、この看板24に表示され
る文字から用語を指示する差し棒25(指示手段)21
が設けられている。
【0068】すなわち、用紙Pの画像データを入力する
際に外部信号制御部3を制御することにより画像入力部
2と撮像装置1に命令をあたえ(ST45)、看板24
からの画像データを取り込む(ST46)。外部信号制
御部3は例えば制御ボタン(スイッチ)、あるいは音声
などを示しており人間がこの動作を行う。画像入力部2
より取り込まれた看板24の画像データは、画像データ
記憶部4で、例えばM×N(画素)の大きさで記憶され
る(ST47)。
【0069】その後、看板24内の用語P4の先頭の文
字の左上部付近を人間が差し棒25で指示した状態の画
像を、前記同様に外部信号制御部3を制御することによ
り撮像装置1と画像入力部2により入力し(ST48、
49)、画像データ記憶部5で指示画像データとして記
憶する(ST50)。
【0070】そして、位置検出部6で画像データ記憶部
4と画像データ記憶部5に記憶されている看板24の画
像データと指示画像データとを用いて、まず前記、例え
ばM×N(画素)の大きさにおける画像データ上の差し
棒25の画像のみを抽出し、この画像から差し棒25の
先端の位置を検出し(ST51)、位置検出部6内のメ
モリに蓄えておく。
【0071】次に、画像データ記憶部5のメモリを解放
し、看板24内の用語P4の末尾の文字の右下部付近を
人間が差し棒25で指示した状態の画像を、前記同様に
外部信号制御部3を制御することにより撮像装置1と画
像入力部2により入力し(ST49)、画像データ記憶
部5で指示画像データとして新たに記憶する(ST5
0)。
【0072】さらに、位置検出部6で画像データ記憶部
4と画像データ記憶部5に記憶されている看板24の画
像データと指示画像データとを用いて、前記同様、例え
ばM×N(画素)の大きさにおける画像データ上の差し
棒25の画像のみを抽出し、この画像から差し棒25の
先端の位置を検出し(ST51)、前記位置検出部6内
の別のメモリに蓄えておく。
【0073】看板24内の用語P4の先頭付近及び末尾
付近の差し棒25の先端の位置がそれぞれ検出される
と、それぞれの位置から看板24内の用語P4付近の画
像データを、画像データ記憶部4に記憶されている看板
24の画像データから切り出す。
【0074】そして、前記画像から目的とする用語P4
を文字切り出し部7によって切り出し(ST52)、そ
の用語P4の各文字を抽出し、文字認識部8で複合類似
度法を用いて各文字ごとに認識する(ST53)。
【0075】そして、用語P4の先頭の文字と、用語説
明記憶部9の用語部に記憶されている各用語の先頭の文
字と比較・参照して一致する用語を抽出し、その用語群
の中から、用語P4の2番目の文字と、用語群の各用語
の2番目の文字と比較・参照して、一致する用語を抽出
する、というように用語P4のすべての文字が一致する
用語を用語説明記憶部9の用語部から抽出する(ST5
4)。
【0076】そして、その一致した用語の説明を用語説
明表示部9に表示する(ST55)。用語説明表示部1
0は、説明を必要とする用語の詳しい説明を表示するも
ので、ディスプレイなどの表示装置である。また該当す
る用語が用語説明記憶部9に存在しない場合はその旨
(「該当する用語は登録されていません。」など)を用
語説明表示部10に表示する。
【0077】ここで、看板24に書かれている用語P4
はあらゆる分野で使われている用語を対象としており、
用語説明記憶部9に記憶されている用語及びその説明も
あわゆる分野で使われている用語とその説明である。
【0078】また、看板24の画像データは濃淡画像に
限らずカラー画像の場合でも良い。さらに、最初に看板
24の画像データを画像データ記憶部4に記憶してお
き、その後看板24内の用語P4の先頭の文字の左上部
付近を差し棒25で指示した状態の画像データ、あるい
は看板24内の用語P4の末尾の文字の右下部付近を差
し棒25で指示した状態の画像データを画像データ記憶
部5に記憶し、用語P4の画像データを前記画像データ
記憶部4から抽出するのは、差し棒25で看板24内の
用語P4を指示することによって、例えば看板24内の
用語P4が差し棒で隠れてしまった場合にも適用できる
ように、2枚の画像データを画像データ記憶部に記憶し
ているのである。
【0079】前記別の実施例同様に、用語P4の指示方
法は、用語P4の先頭付近と末尾付近を指示する、ある
いは用語P4の下側を下線を引くようにして指示する、
用語P4を囲むようにして指示する、などが考えられ
る。
【0080】前記第4の実施例の変形例としては、例え
ば、近くに表示装置10がない場合、あるいは看板24
に書かれている用語P4についての詳しい説明をその場
で知る必要のない場合、その場で看板24の画像をカメ
ラなどの撮像装置1で撮影しておき、その後前記撮影し
た画像をディスプレイなどの表示装置10に再度表示
し、上記第2の実施(変形)例同様に棒あるいは指で指
示し、その用語P4の詳しい説明をディスプレイ10に
表示するシステムが挙げられる。
【0081】上記したように、新聞・雑誌・教材などあ
らゆる用紙に書かれている、あらゆる分野の用語、人間
が分からないと思った用語の詳しい説明を、辞書を引く
ことなく指で指示することによって、ディスプレイなど
の表示装置に簡単に表示することができる。
【0082】また、手が自由に動かせないなど過度に障
害を持つ身障者に対しても、わずかな指の動きにより
(指で指示する)、分からない、詳しく知りたいと思っ
た用語の詳しい説明を知ることができる。
【0083】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、指示の入力を簡単かつ容易に行うことができ、また
用語の詳しい説明を、辞書を引くことなく、簡単に表示
することができるハイパーメディアシステムを提供を提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例におけるハイパーメディア
システムの構成を概略的に示すブロック図。
【図2】用語の指示から用語説明表示までの動作を説明
するためのフローチャート。
【図3】位置検出部における処理を説明するための図。
【図4】指で指示した用語の始点と終点の位置を検出す
る動作を説明するためのフローチャート。
【図5】指画像の抽出の例を示す図。
【図6】指画像の細線化処理の例を示す図。
【図7】細線化後の指画像の例を示す図。
【図8】細線化後の指画像の四辺のいずれか一辺を検出
する方法を示す図。
【図9】指の先端の位置を検出する8近傍画素を示す
図。
【図10】指の先端の位置の例を示す図。
【図11】用語の切り出しの例を示す図。
【図12】用語の切り出し範囲の決定の例を示す図。
【図13】用語の切り出しの動作を説明するためのフロ
ーチャート。
【図14】用語の濃淡ヒストグラムの例を示す図。
【図15】用語の切り出し方法を示す図。
【図16】用語の切り出し結果の例を示す図。
【図17】用語説明記憶部の記憶例を示す図。
【図18】指示した用語と用語説明記憶部の用語との比
較・参照の方法を示す図。
【図19】他の実施例に係るハイパーメディアシステム
の構成を概略的に示すブロック図。
【図20】図19のシステムの用語の指示から用語説明
表示までの動作を説明するためのフローチャート。
【図21】他の実施例に係るハイパーメディアシステム
の構成を概略的に示すブロック図。
【図22】図21のシステムの用語の指示から用語説明
表示までの動作を説明するためのフローチャート。
【図23】他の実施例に係るハイパーメディアシステム
の構成を概略的に示すブロック図。
【図24】図23のシステムの用語の指示から用語説明
表示までの動作を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
P…用紙(被撮像媒体) P1…用語 A…指(指示手段) 1…撮像装置(撮像手段) 2…画像入力部 3…外部信号制御部 4、5…画像データ記憶部(第1、第2の記憶手段) 6…位置検出部(検出手段) 7…文字切り出し部(抽出手段) 8…文字認識部(認識手段) 9…用語説明記憶部(第3の記憶手段) 10…用語説明表示部(報知手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 15/62 380

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被撮像媒体を撮像する撮像手段と、 上記被撮像媒体の所定位置を指示する指示手段と、 上記撮像手段により撮像された上記被撮像媒体全体の撮
    像画像を記憶する第1の記憶手段と、 上記撮像手段により上記指示手段による指示を行ってい
    る際の上記被撮像媒体の撮像画像を記憶する第2の記憶
    手段と、 上記第1の記憶手段に記憶された撮像画像と上記第2の
    記憶手段に記憶された撮像画像に基づいて、上記指示手
    段による上記被撮像媒体上の指示位置を検出する検出手
    段と、 を具備したことを特徴とするハイパーメディアシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 被撮像媒体を撮像する撮像手段と、 上記被撮像媒体の所定位置を指示する指示手段と、 上記撮像手段により撮像された上記被撮像媒体全体の撮
    像画像を記憶する第1の記憶手段と、 上記撮像手段により上記指示手段による指示を行ってい
    る際の上記被撮像媒体の撮像画像を記憶する第2の記憶
    手段と、 上記第1の記憶手段に記憶された撮像画像と上記第2の
    記憶手段に記憶された撮像画像に基づいて、上記指示手
    段による上記被撮像媒体上の指示位置を検出する検出手
    段と、 この検出手段により検出された指示位置に対応する用語
    を上記第1の記憶手段の第1の撮像画像から抽出する抽
    出手段と、 この抽出手段により抽出された用語の各文字の認識を行
    う認識手段と、 を具備したことを特徴とするハイパーメディアシステ
    ム。
  3. 【請求項3】 被撮像媒体を撮像する撮像手段と、 上記被撮像媒体の所定位置を指示する指示手段と、 上記撮像手段により撮像された上記被撮像媒体全体の撮
    像画像を記憶する第1の記憶手段と、 上記撮像手段により上記指示手段による指示を行ってい
    る際の上記被撮像媒体の撮像画像を記憶する第2の記憶
    手段と、 上記第1の記憶手段に記憶された撮像画像と上記第2の
    記憶手段に記憶された撮像画像に基づいて、上記指示手
    段による上記被撮像媒体上の指示位置を検出する検出手
    段と、 この検出手段により検出された指示位置に対応する用語
    を上記第1の記憶手段の第1の撮像画像から抽出する抽
    出手段と、 この抽出手段により抽出された用語の各文字の認識を行
    う認識手段と、 複数の用語に対応して、これら複数の用語各々の説明文
    を記憶している第3の記憶手段と、 上記認識手段により認識した用語に対する説明文を上記
    第3の記憶手段から読出す読出手段と、 この読出手段により読出した説明文を出力する出力手段
    と、 を具備したことを特徴とするハイパーメディアシステ
    ム。
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