JPH06162106A - 電子ファイリングシステム - Google Patents

電子ファイリングシステム

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Publication number
JPH06162106A
JPH06162106A JP4313622A JP31362292A JPH06162106A JP H06162106 A JPH06162106 A JP H06162106A JP 4313622 A JP4313622 A JP 4313622A JP 31362292 A JP31362292 A JP 31362292A JP H06162106 A JPH06162106 A JP H06162106A
Authority
JP
Japan
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image
character
area
keyword
attribute
Prior art date
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Application number
JP4313622A
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English (en)
Inventor
Naoki Kuwata
直樹 鍬田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
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Publication of JPH06162106A publication Critical patent/JPH06162106A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子ファイリングシステムにおいて、画像登
録時の検索用キーワードおよびキーイメージの入力作業
を軽減する装置を提供する。 【構成】 スキャナ等で読み取った入力画像を表示体上
に表示し、画像中に存在するキーワードおよびキーイメ
ージをペンなどで指示し、キーワード領域では文字列の
文字認識を行うことにより、キーワードを抽出し、キー
イメージと共に登録を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子ファイリングシステ
ムに関するもので、読み取った画像に付与する検索用キ
ーワードおよびキーイメージの入力作業を簡便に行える
ようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】電子ファイリングシステムにおいては、
画像入力装置で読み取った画像情報を記憶装置に保存す
る際、後で検索が可能となるように検索用キーワードを
付与する必要がある。従来、このキーワード入力作業は
オペレータが入力原稿を見ながら、キーワードを抽出し
て、キーボードを介して入力していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、キーボードを
介してキーワードを入力する作業は手間がかかり、電子
ファイリングシステム普及の障害となっていた。
【0004】ところで、一般的には、検索用キーワード
というものは原稿中に存在するのが常である。また、商
品のカタログのように図や写真が印刷された原稿におい
ては、商品名や型式名といったキーワードよりもこの商
品のイメージを検索に用いた方が、所望する原稿を素早
く検索できる。そこで、本発明は上記特性を考慮にいれ
て、入力画像を表示し、キーワードとなる部分を領域指
定手段により指定し、指定した領域内の文字列を認識
し、この文字列をキーワードとして登録することによ
り、簡単に検索用キーワードを登録すると同時に、キー
イメージとなる部分を領域指定手段により指定し、検索
用画像として登録することにより、簡単に検索用の画像
を登録できる装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の電子ファイリン
グシステムは、画像を読み取る画像入力手段と、読み取
った画像を表示する表示手段と、表示された画像上でキ
ーワードもしくはキーイメージとなる部分を指定する領
域指定手段と、前記領域が文字列なのかイメージなのか
を指定する属性指定手段もしくは自動的に属性を判定す
る属性判定手段と、属性が文字列である前記領域内の文
字列を認識する文字認識手段と、読み取った画像を記憶
する記憶手段と、認識した文字列をキーワードとして、
イメージをキーイメージとして登録する登録手段とから
構成されることを特徴とする。
【0006】また、前記表示手段および前記領域指定手
段として、液晶タブレットとペンを使用することを特徴
とする。
【0007】さらに、前記登録手段を用いてキーワード
を登録する際に、検索時に使用するキーワード一覧表を
作成することを特徴とする。
【0008】
【実施例】
(実施例1)図1は、本発明において、表示兼領域指定
手段に液晶タブレットとペンを使用したときのブロック
構成図を示す。101は、本発明の電子ファイリングシ
ステム全体の制御および各種の画像処理を行うCPU、
102は後述する登録・検索処理を行うプログラムが格
納されているROM、103は画像処理等のワークメモ
リとして使用するRAMである。原稿は、スキャナ・カ
メラ等の画像入力装置110から画像入力装置I/F1
04を介して、システム内に取り込まれる。入力された
原稿のイメージは、ビデオI/F105を介して、液晶
タブレット111に表示され、また領域指定やコマンド
指定がペンにより行われ、その情報はタブレットI/F
106を介してCPU101に伝えられる。112は画
像データなどを記憶する光ディスク装置で、光ディスク
装置I/F107を介して情報が記憶される。113は
後述する検索用データベース・文字認識用辞書等が記憶
されたハードディスク装置で、ハードディスク装置I/
F108を介して情報が記録されたり読み出されたりす
る。114は、検索した画像データや検索結果等を印刷
する画像印刷装置で、画像印刷装置I/F109を介し
て画像情報が伝えられる。
【0009】図2は、図1に示した電子ファイリングシ
ステムの斜視図である。111は液晶タブレットとペン
で、液晶表示体に入力画像のイメージや各種処理のウィ
ンドウ等が表示され、タブレットとペンを使用して、キ
ーワード領域の指定やコマンドの選択などを行う。11
0は原稿を入力するスキャナ、112は画像情報を記憶
する光ディスク装置、109は画像印刷装置I/Fであ
る。図1に示した各ブロックは、画像印刷装置114を
除いて、この装置内に含まれている。
【0010】図3は、本発明の処理のメインルーチンを
示すフローチャートである。ステップs301(以下ス
テップを略す)では、電源投入後各種動作に必要な条件
の初期設定を行い、s302でコマンドにより各種作業
ルーチンを選択する。画像の登録を行うときはs303
を選択し、検索を行うときはs304を選択する。
【0011】図4は登録作業ルーチンを示すフローチャ
ートである。まず最初に原稿を画像入力装置110にセ
ットして、画像情報を読みとる(s401)。次に、読
み取った画像情報を液晶タブレット111の画面に表示
する(s402)。そして、表示された画像情報を見な
がら、ペンで検索用キーワードもしくはキーイメージと
なる領域を指定し(s403)、さらに指定した領域の
属性を指定する(s404)。
【0012】領域指定および属性指定の具体的な操作を
を図5を用いて説明する。図5において、501が入力
原稿を表している。この原稿上にはいくつかの文字列と
一つの図が描かれている。領域指定動作は、まず最初に
領域指定ボタン506をペンでクリックし、次に文字列
502をペンで囲むことにより行われる。ペンで囲む方
法は、ペンで左上と右下の2点を指定してもよいし、左
上を指定したあとペンをドラッグして右下の位置で離す
ことにより行ってもよい。このようにして、領域指定線
503がディスプレイ111上に表示される。別の領域
を指定するときは、再び領域指定ボタン506を選択し
て、同様の動作を繰り返す。図5においては、さらに斜
視図504が領域指定線505で領域指定されている。
【0013】領域指定が終了したら、次に属性指定ボタ
ン507をクリックし、続いて属性を指定する領域を選
択する。例えば領域指定線503で囲まれた領域を選択
すると、図6の601で示した画面が現れるので、ペン
で文字の方にチェックマークを入れる。その他の領域の
属性を指定するときは、再び属性指定ボタン507をク
リックして、同様の動作を繰り返す。このとき、どの領
域まで属性指定が終了したのか、あるいは属性が正しく
指定されたのか解るように、属性に応じて領域指定線の
破線の種類などを変えて表示する。もし、ディスプレイ
がカラー対応ならば色を変えて表示する。
【0014】前述の説明においては、先にすべての領域
を指定してから、属性の指定を行ってが、一つの領域毎
に領域指定(s403)および属性指定(s404)を
交互に繰り返して行ってもよい。
【0015】領域指定および属性指定が終了したら、属
性に従って処理を振り分ける(s405)。まず、属性
が文字と指定された領域の処理について説明する。ここ
では、ペンで指定された領域を抽出し(s406)、抽
出した文字列に対して一文字毎に分離して、文字認識を
行う(s407)。まず、文字列の抽出について説明す
る。図5の例の場合、領域指定線503で囲まれた領域
内の画像に対して、横(ライン)方向に黒画素の数を計
数し、ライン上の黒画素数がしきい値Th1以下のと
き、このラインは文字の存在しないラインであると判定
し、Th1以上のとき、文字の存在するラインであると
判定する。ペンで指定された領域には、一行の文字列し
か含まれないので、文字の存在するラインと判定された
各ラインの一かたまりを文字列と判定する。
【0016】一文字毎の切り出しは、抽出した文字列に
対して、垂直方向のライン毎に黒画素数を計数し、しき
い値Th2以上のラインを文字のあるラインとし、Th
2以下のラインを文字のラインとすることにより行う。
さらに、文字のないラインの連続した長さが一定値以下
のときは、一つの文字が分離していると判定し、一つの
文字に統合する。次に、一文字毎に切り出された文字画
像に対して、文字認識を行う。文字認識の方法として
は、公知の周辺特徴とか方向線素を用いる方法を使用す
る。
【0017】以上の動作を属性が文字と指定された領域
に対して行った結果が液晶タブレット111上に表示さ
れる(s408)。表示画面の一例を図7に示す。70
1がキーワード認識のウィンドウで、キーワードの認識
結果が705に表示されている。この例では、3つの文
字列領域を指定して3つのキーワードが抽出されてい
る。ここでは、認識結果を見て、正しく認識されている
かどうか判定し(s409)、訂正が必要な場合は訂正
を行う(s410)。キーワードの訂正方法について、
図7に基づいて説明する。図7の例ではキーワード3の
706で示した文字が、本来『ワ』であるはずが『ク』
に誤認識されている。この場合、ペンを用いて706で
示した文字枠を選択し、次に消去ボタン702をクリッ
クすると、『ク』という文字が消去される。次に、ペン
で文字枠706に『ワ』という文字を書き、認識ボタン
703をペンでクリックする。正しく認識されたら、終
了ボタン704をクリックしてキーワード認識作業を終
了する。正しく認識されなかったり、他に訂正する箇所
がある場合は、上記の作業を繰り返し行う。
【0018】一方、属性が画像と指定された領域に対し
ては、まず領域の抽出(s411)が行われる。画像領
域の抽出法は、領域指定線505で囲まれた領域内の画
像に対して、横方向および縦方向に黒画素の数を計数す
ることにより行う。まず横方向の計数値に対して、上か
ら順に走査し、最初にTh3を越えるラインから、最後
にTh3以下になるラインまでを画像の高さHとする。
次に、縦方向の計数値に対して、左から順に走査し、最
初にTh4を越えるラインから、最後にTh4以下にな
るラインまでを画像の幅Wとし、HxWの大きさの画像
をキーイメージとする。キーイメージの抽出終了後、入
力原稿本体とキーイメージの圧縮を行う(s412)。
圧縮方法としては、階層符号化ができ、ディザ等の中間
調処理された画像に対しても圧縮が可能なJBIG(Jo
int Bi-level Image Group)で提案されている方法を用
いると良い。最後に、圧縮された原稿およびキーイメー
ジと、認識されたキーワードとを登録して(s41
0)、一連の作業を終了する。
【0019】入力画像とキーイメージは光ディスク装置
112に、検索用キーワードはハードディスク装置11
3にそれぞれ記憶される。なお、キーイメージをハード
ディスク装置に記憶してもよいし、すべての情報を光デ
ィスク装置に記憶してもよい。また、キーワード登録作
業の際に、後述する検索作業で使用するキーワード一覧
表を作成もしくは更新する。
【0020】次に、登録した画像情報の検索作業につい
て、図8を用いて説明する。まず最初に液晶タブレット
を使用して、検索キーワードを入力する(s801)。
入力方法については、後で詳細に説明する。キーワード
が入力されたら、キーワードにしたがって検索を行う
(s802)。検索を行った結果、該当文書が存在した
ときは次のステップへ進み、存在しなかったときは別の
キーワードを入力して検索をやり直す(s803)。該
当文書が存在した場合は、一覧が表示され(s80
4)、ペンで必要とする文書を選択する(s805)。
そして、選択された文書画像が光ディスク装置112か
ら読み出され(s806)、液晶表示体111に表示さ
れる(s807)。表示された文書画像を印刷するかど
うか選択し(s808)、印刷する場合は画像印刷装置
114によって印刷される(s809)。一覧表に表示
された別の文書を見たいときは、s804へ戻り、それ
以外は次のステップへ進む(s810)。s811で
は、別のキーワードで検索するかどうか聞かれ、検索す
るときはs801へ戻り、検索しないときはこれで検索
作業を終了する。
【0021】ここでは、検索時のキーワード入力方法に
ついて図面に基づいて説明する。図9は、キーワード検
索用の画面でウィンドウ901が液晶表示体上に表示さ
れている。904は、画像およびキーワード登録時に作
成したキーワード一覧表で、例えばアイウエオ順に登録
されているすべてのキーワードを見ることができる。オ
ペレータはこの中から必要なキーワードをペンで選択す
る。選択されたキーワードは、キーワード表示窓902
に表示される。検索するキーワードの選択が終了した
ら、検索ボタン903をクリックして、検索作業に入
る。一方、図10は、検索用キーワードをペンで書き込
む場合の例である。まず最初に、ペンで文字枠1005
にキーワードを書き込む。次に認識ボタン1003をク
リックし、文字認識を行わせる。もし、誤認識があった
場合は、登録時と同じ方法で、消去ボタン1002およ
び認識ボタン1003を使用して、正しいキーワードを
入力する。キーワードが正しく入力されたら、検索ボタ
ン1004をペンでクリックし、検索作業にはいる。
【0022】最後に、該当文書一覧表示(s804)の
段階での表示例を図11に示す。図11において、11
1が液晶表示体を、1101が使用したキーワードを、
1102がこのキーワードに該当するキーイメージの一
覧を表す。この例では16個のキーイメージが表示され
ている。この中に該当する文書が存在する場合は選択ボ
タン1103をペンでクリックした後、選択する画像を
指定し、読み出しボタン1104を選ぶことにより、目
的の画像が光ディスク装置112から読み出されて、表
示される。もし、この画面上に目的の原稿が存在しない
ときには、頁選択ボタン群1105を操作することによ
り、次々と画面を切り換えて検索を行う。
【0023】(実施例2)本実施例は、ブロック構成図
・メインルーチンおよび検索作業ルーチンについては、
実施例1の場合と同じであるので、登録作業ルーチンに
ついてのみ説明する。
【0024】図12は本実施例の登録作業ルーチンを示
すフローチャートである。まず最初に原稿を画像入力装
置110にセットして、画像情報を読みとる(s120
1)。次に、読み取った画像情報を液晶タブレット11
1の画面に表示する(s1202)。そして、表示され
た画像情報を見ながら、ペンで検索用キーワードもしく
はキーイメージとなる領域を指定する(s1203)。
領域指定の具体的な操作を図13を用いて説明する。図
13において、501が入力原稿を表している。この原
稿上にはいくつかの文字列と一つの図が描かれている。
領域指定動作は、まず最初に領域指定ボタン506をペ
ンでクリックし、次に文字列502をペンで囲むことに
より行われる。ペンで囲む方法は、ペンで左上と右下の
2点を指定してもよいし、左上を指定したあとペンをド
ラッグして右下の位置で離すことにより行ってもよい。
このようにして、領域指定線503がディスプレイ11
1上に表示される。別の領域を指定するときは、再び領
域指定ボタン506を選択して、同様の動作を繰り返
す。図13においては、さらに斜視図504が領域指定
線505で領域指定されている。
【0025】領域指定が終了後、指定した領域の属性を
自動的に判定する(s1204)。属性の判定は以下の
手順で行う。まず、領域指定線で囲まれた領域内の画像
に対して、横方向にライン毎の黒画素の数を計数する。
そして、黒画素数の合計を黒画素が存在したライン数で
除して、これを平均密度m1とする。次に、例えば平均
密度m1の20%をしきい値Thとして、上から順に走
査し、最初にThを越えるラインから、最後にTh以下
になるラインまでを画像の高さHとする。次に、同様の
動作を縦方向に対して行う。平均密度m2を求めた後、
この値を基準にしきい値Thを算出し、左から順に走査
したときに、最初にThを越えるラインから、最後にT
h以下になるラインまでを画像の幅Wとする。このとき
の例を図14に示す。図14において、(a)が文字列
の場合を、(b)が図の場合をそれぞれ示す。最後に、
高さHと幅Wの比R=H/Wを求める。一般的に、文字
列の場合は領域が偏平で、図の場合はRが1に近いの
で、例えば、0.5<R<2のときは、この領域は図で
あり、R<0.5もしくはR>2のときは文字列である
と判定する。なお、属性判定処理で用いるしきい値Th
および文字列・図の判定基準は、様々なサンプル画像か
ら実験的に求めておく。
【0026】属性判定処理が終了したら、属性に従って
処理を振り分ける(s1205)。まず、属性が文字と
判定された領域の処理について説明する。すでに文字列
の抽出は終了しているので、抽出した文字列に対して一
文字毎に切り出しを行う(s1206)。最初に縦書き
・横書きの判定をおこなう。縦書きの場合はHがWより
大きく、横書きの場合はWがHより大きくなるので、R
の値により縦書き・横書きの判別が行える。一文字毎の
切り出しは、図14(a)に示すように横書きの場合
は、抽出した文字列に対して、垂直方向のライン毎に黒
画素数を計数し、しきい値Th2以上のラインを文字の
あるラインとし、Th2以下のラインを文字の存在しな
いラインとすることにより行う。なお、しきい値の算出
は前述の方法を使用する。そして、文字のないラインの
連続した長さが一定値以下のときは、一つの文字が分離
していると判定し、一つの文字に統合する。図14
(a)では横書きの場合を示したが、縦書きの場合は、
横方向のライン毎に黒画素数を計数して文字の切り出し
を行う。
【0027】次に、一文字毎に切り出された文字画像に
対して、文字認識を行う(s1207)。文字認識の方
法としては、公知の周辺特徴とか方向線素を用いる方法
を使用する。
【0028】以上の動作を属性が文字と判定された領域
に対して行った結果が液晶タブレット111上に表示さ
れる(s1208)。表示画面の一例を図7に示す。7
01がキーワード認識のウィンドウで、キーワードの認
識結果が705に表示されている。この例では、3つの
文字列領域を指定して3つのキーワードが抽出されてい
る。ここでは、認識結果を見て、正しく認識されている
かどうか判定し(s1209)、訂正が必要な場合は訂
正を行う(s1210)。キーワードの訂正方法は、実
施例1と同じである。
【0029】一方、属性が画像と判定された領域に対し
ては、領域抽出が終了しているので、HxWの大きさの
画像をキーイメージとする。そして、入力原稿本体とキ
ーイメージの圧縮を行う(s1211)。圧縮方法とし
ては、階層符号化ができ、ディザ等の中間調処理された
画像に対しても圧縮が可能なJBIG(Joint Bi-level
Image Group)で提案されている方法を用いると良い。
最後に、圧縮された原稿およびキーイメージと、認識さ
れたキーワードとを登録して(s1212)、一連の作
業を終了する。
【0030】入力画像とキーイメージは光ディスク装置
112に、検索用キーワードはハードディスク装置11
3にそれぞれ記憶される。なお、キーイメージをハード
ディスク装置に記憶してもよいし、すべての情報を光デ
ィスク装置に記憶してもよい。また、キーワード登録作
業の際に、検索作業で使用するキーワード一覧表を作成
もしくは更新する。
【0031】(実施例3)図15は、本発明において、
表示手段にCRTを、領域指定手段にキーボードとマウ
スを使用したときのブロック構成図を示す。表示手段
は、液晶ディスプレイ・プラズマディスプレイ等の表示
体であっても構わない。101は、本発明の電子ファイ
リングシステム全体の制御および各種の画像処理を行う
CPU、102は後述する登録・検索処理を行うプログ
ラムが格納されているROM、103は画像処理等のワ
ークメモリとして使用するRAMである。原稿は、スキ
ャナ・カメラ等の画像入力装置110から画像入力装置
I/F104を介して、システム内に取り込まれる。入
力された原稿のイメージは、ビデオI/F105を介し
て、CRT115に表示され、また領域指示やコマンド
指示がキーボード118もしくはマウス119により行
われ、その情報はそれぞれキーボードI/F116およ
びマウスI/F117を介してCPU101に伝えられ
る。112は画像データなどを記憶する光ディスク装置
で、光ディスク装置I/F107を介して情報が記憶さ
れる。113は検索用データベース・文字認識用辞書等
が記憶されたハードディスク装置で、ハードディスク装
置I/F108を介して情報が記録されたり読み出され
たりする。114は、検索した画像データや検索結果等
を印刷する画像印刷装置で、画像印刷装置I/F109
を介して画像情報が伝えられる。
【0032】図16は、図15に示した電子ファイリン
グシステムの概観図である。110は原稿を読み取るイ
メージスキャナ、115はCRT、118および119
はキーボードとマウスでCRT上に表示された指示に従
って、必要なコマンド等を入力する。112は画像情報
を記憶する光ディスク装置、114は画像印刷装置であ
る。図15に示した他のブロックは、本体2に含まれて
いる。
【0033】登録および検索作業については、実施例1
もしくは実施例2とほとんど同じであるので、異なる部
分についてのみ実施例1と比較しながら説明する。登録
作業において、キーワードおよびキーイメージ領域の指
定処理(s403)と属性指定処理(s404)は、マ
ウスを用いて行う。また、キーワード訂正処理(s41
0)では、終了ボタン704の選択および文字枠705
の選択はマウスで、誤認識した文字の訂正はキーボード
から正しい文字を入力することにより、行うものとす
る。この場合、消去ボタン702および認識ボタン70
3は必要ない。
【0034】検索作業においても同様に、キーワード入
力処理(s801)で、ボタンなどの選択動作にはマウ
スを使用し、文字の入力にはキーボードを使用する。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では入力画
像を表示手段に表示させ、領域指定手段により、入力画
像上に存在する文字列をキーワードとして切り出し、登
録を行うので、キーボードから逐一入力するといった手
間のかかる作業から解放される。しかも、入力画像の中
からキーワードを抽出しているので、適切なキーワード
で常に登録が行えるという効果を有する。また、同時に
検索用画像となる領域をキーイメージとして登録し、こ
のイメージを使用して検索が行えるようにしたので、キ
ーワードでは検索しにくい対象に対しても、素早い検索
が行える。
【0036】さらに、表示手段と領域指定手段を一体化
した液晶タブレットを使用することにより、領域指示作
業が楽におこなえる。また、キーワード登録時に一覧表
を作成しておき、検索時に必要なキーワードをこの中か
ら選択するので、どのキーワードで登録されているのか
容易に連想することができるという効果も有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子ファイリングシステムの一実施例
のブロック構成図。
【図2】上記実施例の斜視図。
【図3】本発明の電子ファイリングシステムにおけるメ
インルーチンの流れ図。
【図4】本発明の電子ファイリングシステムにおける登
録作業の流れ図。
【図5】本発明の領域指定作業時の表示例を示す図。
【図6】本発明の属性指定作業時の表示例を示す図。
【図7】本発明のキーワード認識時の表示例を示す図。
【図8】本発明の電子ファイリングシステムにおける検
索作業の流れ図。
【図9】本発明のキーワード検索時の表示例を示す図。
【図10】本発明のキーワード検索時の表示例を示す
図。
【図11】本発明のキーイメージ検索時の表示例を示す
図。
【図12】本発明の電子ファイリングシステムにおける
登録作業の流れ図。
【図13】本発明の領域指定作業時の表示例を示す図。
【図14】本発明の領域抽出の動作原理を示す図。
【図15】本発明の電子ファイリングシステムの一実施
例のブロック構成図。
【図16】上記実施例の概観図。
【符号の説明】
101 CPU 102 ROM 103 RAM 104 画像入力装置I/F 105 ビデオI/F 106 タブレットI/F 107 光ディスク装置I/F 108 ハードディスク装置I/F 109 画像印刷装置I/F 110 画像入力装置 111 液晶タブレット&ペン 112 光ディスク装置 113 ハードディスク装置 114 画像印刷装置 115 CRT 116 キーボードI/F 117 マウスI/F 118 キーボード 119 マウス

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を読み取る画像入力手段と、読み取
    った画像を表示する表示手段と、表示された画像上でキ
    ーワードもしくはキーイメージとなる部分を指定する領
    域指定手段と、前記領域が文字列なのかイメージなのか
    を指定する属性指定手段と、属性が文字列である前記領
    域内の文字列を認識する文字認識手段と、読み取った画
    像を記憶する記憶手段と、認識した文字列をキーワード
    として、イメージをキーイメージとして登録する登録手
    段とから構成されることを特徴とする電子ファイリング
    システム。
  2. 【請求項2】 画像を読み取る画像入力手段と、読み取
    った画像を表示する表示手段と、表示された画像上でキ
    ーワードもしくはキーイメージとなる部分を指定する領
    域指定手段と、前記領域が文字列なのかイメージなのか
    を判定する属性判定手段と、属性が文字列であると判定
    された前記領域内の文字列を認識する文字認識手段と、
    読み取った画像を記憶する記憶手段と、認識した文字列
    をキーワードとして、イメージをキーイメージとして登
    録する登録手段とから構成されることを特徴とする電子
    ファイリングシステム。
  3. 【請求項3】 前記表示手段および前記領域指定手段と
    して、液晶タブレットとペンを使用することを特徴とす
    る請求項1もしくは請求項2に記載の電子ファイリング
    システム。
  4. 【請求項4】 前記登録手段を用いてキーワードを登録
    する際に、検索時に使用するキーワード一覧表を作成す
    ることを特徴とする請求項1もしくは請求項2に記載の
    電子ファイリングシステム。
JP4313622A 1992-11-24 1992-11-24 電子ファイリングシステム Pending JPH06162106A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000035973A (ja) * 1996-06-11 2000-02-02 Masanobu Kujirada 遠隔匂い発生システム
JP2009021861A (ja) * 2007-07-12 2009-01-29 Ricoh Co Ltd スキャナ装置、クライアントサーバシステム、スキャナジョブの校正方法、プログラム及び記憶媒体

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