JPH10162024A - 電子ファイリング方法及び電子ファイリング装置 - Google Patents

電子ファイリング方法及び電子ファイリング装置

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JPH10162024A
JPH10162024A JP8333119A JP33311996A JPH10162024A JP H10162024 A JPH10162024 A JP H10162024A JP 8333119 A JP8333119 A JP 8333119A JP 33311996 A JP33311996 A JP 33311996A JP H10162024 A JPH10162024 A JP H10162024A
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JP8333119A
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Takayuki Shimizu
高幸 清水
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 検索文字列と一致する文書の文字列の領域表
示において、検索文字列と一致する文字列ごとに、文字
を適切な大きさで表示することができる電子ファイリン
グ装置を提供する。 【解決手段】 記憶された文書検索情報から検索文字列
と一致する文字列をもつ文書を検索し（文書検索部１
４）、検索された文書に対応する文書のイメージデータ
と文字情報を読み込む（文書データ読み込み部１５）。
読み込んだ文書の文字情報から検索文字列と一致する文
字の領域情報を取得し、取得した領域情報から拡大／縮
小率を決定する（検索文字領域取得部１６）。読み込ん
だ文書のイメージデータと取得した領域情報を、決定し
た拡大／縮小率で拡大／縮小して表示する（文書表示部
１７）。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、文書のイメージデ
ータを、後に文書を検索するための文書検索情報と関連
付けて記憶し、これらの情報に対して検索や表示、印刷
等を行う電子ファイリング方法及び電子ファイリング装
置に関し、特に、読み込んだ文書のイメージデータに対
して文字認識を行い、文書に記されている文字の文字情
報から文書検索情報を作成する電子ファイリング方法及
び電子ファイリング装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、文書をスキャナ等で読み込むなど
して作成した文書のイメージデータに、キーワードなど
の文書検索情報を関連付けて記憶し、これらの情報に対
して検索や、表示、印刷等を行う電子ファイリング装置
が提案されている。
【０００３】従来、こうしたキーワードは、文書の登録
時などにユーザが手作業で入力する必要があったが、近
年、文書のイメージデータに対して文字認識を行い、そ
の認識結果の文字列から後に文書を検索するためのキー
ワード、あるいは全文検索するためのインデックスなど
を自動作成することにより、キーワードを特に登録する
必要がないものが発表されている。
【０００４】また、このような電子ファイリング装置の
中には、文字認識で抽出した文字列と各文字の領域情報
を、文書のイメージデータとともに文書データとして記
憶することにより、文書のイメージデータの表示上に、
キーワードと一致する文書の文字の領域を強調表示する
ことができるものも発表されている。
【０００５】かかる電子ファイリング装置は、例えば図
１８に示すように、文書読み込み部１８０と、文字認識
部１８１と、文書記憶部１８２と、文書検索部１８３
と、文書データ読み込み部１８４と、検索文字領域取得
部１８５と、文書表示部１８６とを備えている。
【０００６】文書読み込み部１８０は、スキャナ装置な
どから読み込まれた文書のイメージデータを読み込み、
そのイメージデータを文字認識部１８１と文書記憶部１
８２に供給する。文字認識部１８１は、文書読み込み部
１８０から文書のイメージデータを受け取り、そのイメ
ージデータに対して文字認識を行い、文書に記されてい
る文字列と各文字の領域情報とからなる文字情報を抽出
し、抽出した文字情報を文書記憶部１８２に供給する。
【０００７】文書記憶部１８２は、文書読み込み部１８
０から文書のイメージデータを、文字認識部１８１から
文書の文字情報を受け取り、文書の文字列から後に文書
を検索するためのキーワード、あるいは全文検索するた
めのインデックスなどの文書検索情報を作成し、文書の
イメージデータと文字情報を文書検索情報と関連付けて
記憶する。文書検索部１８３は、文書記憶部１８２に対
してオペレータにより設定される検索文字列で文書を検
索し、検索文字列と一致する文字列をもつ文書のＩＤを
文書データ読み込み部１８４に供給するとともに、検索
文字列を検索文字領域取得部１８５に供給する。
【０００８】文書データ読み込み部１８４は、文書検索
部１８３から検索結果の文書のＩＤを受け取り、検索結
果の文書のＩＤに対応した文書のイメージデータと文字
情報を文書記憶部１８２から読み込み、文書のイメージ
データを文書表示部１８６に供給するとともに、文書の
文字情報を検索文字領域取得部１８５に供給する。検索
文字領域取得部１８５は、文書検索部１８３から検索文
字列を、文書データ読み込み部１８４から文書の文字情
報を受け取り、文書の文字情報から検索文字列に一致す
る文字の領域情報を取得し、これを文書表示部１８６に
供給する。
【０００９】文書表示部１８６は、文書データ読み込み
部１８４から文書のイメージデータを、検索文字領域取
得部１８５から領域情報を受け取り、文書のイメージデ
ータをディスプレイ装置などに表示するとともに、文書
のイメージデータ上に領域情報を重ねて表示する。
【００１０】図１９は、このような電子ファイリング装
置における、検索文字列と一致する文書の文字列の領域
の表示画面例である。図１９では、検索文字列「新製
品」で検索し、その検索結果の文書のイメージデータが
画面１９０に表示され、文書のイメージデータ上の領域
１９１が、検索文字列と一致する文字の領域として反転
表示されている様子を示している。
【００１１】一方、電子ファイリング装置として、図２
０に示すようなものも提案されている。この電子ファイ
リング装置は、文書読み込み部２００と、文字認識部２
０１と、文書記憶部２０２と、文書表示部２０３とを備
えている。
【００１２】文書読み込み部２００は、上記図１８の文
書読み込み部１８０と同様の機能を有し、文字認識部２
０１は、文書読み込み部２００から文書のイメージデー
タを受け取り、そのイメージデータに対して文字認識を
行い、文書に記されている文字列を抽出し、抽出した文
字列を文書記憶部２０２に供給する。
【００１３】文書記憶部２０２は、文書読み込み部２０
０から文書のイメージデータを、文字認識部２０１から
文書の文字列を受け取り、文書の文字列から後に文書を
検索するためのキーワード、あるいは全文検索するため
のインデックスなどの文書検索情報を作成し、文書のイ
メージデータと文書検索情報とを関連付けて記憶する。
文書表示部２０３は、文書記憶部２０２から文書のイメ
ージデータを読み込み、読み込んだ文書のイメージデー
タをディスプレイ装置などに表示する。
【００１４】図２１は、図２０に示した電子ファイリン
グ装置における文書の指定ページのイメージデータの表
示画面例である。図２１では、文書の特定ページのイメ
ージデータが、特定の大きさに拡大／縮小されて表示さ
れている様子を示している。
【００１５】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来技術の電子ファイリング装置では、次のような問
題点があった。
【００１６】（１）上記図１８に示した電子ファイリン
グ装置では、検索文字列と一致する文書の文字列の領域
表示において、文書のイメージデータの表示サイズはそ
の時の設定値のままであり、検索文字列と一致する文書
の文字の領域も、その表示サイズに合わせて表示される
だけであった。このため、文書のイメージデータの表示
サイズが小さすぎる場合や、文書に検索文字列と一致す
る文字列が複数あってそれぞれ文字の大きさが異なりそ
れらの領域を次々と表示させる場合など、その表示画面
からは、検索文字列と一致する文書の文字列を識別する
ことができない場合が多くなる。その結果、ユーザは、
その都度文書のイメージデータの拡大／縮小を繰り返し
行う必要があり、検索文字列と一致する文書の文字列の
領域表示の操作が煩雑になるという問題があった。
【００１７】（２）上記図２０に示した電子ファイリン
グ装置では、文書の指定ページのイメージデータの表示
において、そのページの原稿サイズと同じ大きさに、あ
るいはユーザが指定するなどして特定される大きさに、
拡大／縮小して表示するだけであった。このため、その
ページの原稿の文字そのものが小さすぎたり、表示する
ページごとに文字の大きさが異なる場合など、ユーザ
は、表示するページの文字が適切な大きさで表示される
まで、そのページのイメージデータの拡大／縮小を繰り
返し行う必要があり、文書のイメージデータの表示操作
が煩雑になるという問題があった。
【００１８】（３）また、上記図２０に示した電子ファ
イリング装置では、文書のイメージデータの表示におい
て、ユーザが指定するなどして特定される大きさに拡大
／縮小して表示するだけであった。このため、一度文書
の文字が見やすい大きさに拡大／縮小して表示しても、
次に見たい文字の大きさが異なる場合、ユーザは、再度
文字が見やすい大きさで表示されるまで、文書のイメー
ジデータの拡大／縮小を操り返し行う必要があり、文書
のイメージデータの表示操作が煩雑になるという問題が
あった。
【００１９】本発明は上記従来の問題点に鑑み、検索文
字列と一致する文書の文字列の領域表示において、検索
文字列と一致する文字列ごとに、文字を適切な大きさで
表示することができる電子ファイリング方法及び電子フ
ァイリング装置を提供することを目的とする。また、文
書のイメージデ一タの表示において、文書のページごと
に文字を適切な大きさで表示することができる電子ファ
イリング方法及び電子ファイリング装置を提供すること
を目的とする。さらに、文書のイメージデ一タの表示に
おいて、文書の特定領域ごとに文字を適切な大きさで表
示することができる電子ファイリング方法及び電子ファ
イリング装置を提供することを目的とする。
【００２０】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第１の発明である電子ファイリング方法は、文書の
イメージデータに対して文字認識を行い、文書に記され
ている文字列と各文字の領域情報からなる文字情報を抽
出する文字認識ステップと、上記文字認識ステップによ
り抽出された文書の文字情報から文書検索情報を作成
し、上記文書のイメージデータと上記文字認識ステップ
により抽出された文書の文字情報とを上記文書検索情報
と関連付けて記憶する文書記憶ステップと、文書を検索
するための検索文字列を設定し、上記文書記億ステップ
により記憶された文書検索情報から上記検索文字列と一
致する文字列をもつ文書を検索する文書検索ステップ
と、上記文書記億ステップにより記憶された文書のイメ
ージデータと文字情報のうち、上記文書検索ステップに
より検索された文書に対応するイメージデータと文字情
報を読み込む文書データ読み込みステップと、上記文書
データ読み込みステップにより読み込まれた文書の文字
情報から、上記文書検索ステップにより設定された検索
文字列と一致する文字の領域情報を取得する検索文字領
域取得ステップと、上記文書データ読み込みステップに
より読み込まれた文書のイメージデータと上記検索文字
領域取得ステップにより取得された領域情報を表示する
文書表示ステップとを実行する電子ファイリング方法に
おいて、上記文書表示ステップは、上記検索文字領域取
得ステップにより取得された領域情報から拡大／縮小率
を決定し、上記文書データ読み込みステップにより読み
込まれた文書のイメージデータと上記検索文字領域取得
ステップにより取得された領域情報とを上記拡大／縮小
率で拡大／縮小して表示するようにしたものである。
【００２１】第２の発明である電子ファイリング方法
は、文書のイメージデータを読み込む文書読み込みステ
ップと、上記文書読み込みステップにより読み込まれた
文書のイメージデータに対して文字認識を行い、文書に
記されている文字列と各文字の領域情報からなる文字情
報を抽出する文字認識ステップと、上記文字認識ステッ
プにより抽出された文書の文字情報から文書検索情報を
作成し、上記文書読み込みステップにより読み込まれた
文書のイメージデータ、及び上記文字認識ステップによ
り抽出された文書の文字情報を上記文書検索情報と関連
付けて記憶する文書記憶ステップと、文書を検索するた
めの検索文字列を設定し、上記文書記億ステップにより
記憶された文書検索情報から上記検索文字列と一致する
文字列をもつ文書を検索する文書検索ステップと、上記
文書記億ステップにより記憶された文書のイメージデー
タと文字情報のうち、上記文書検索ステップにより検索
された文書に対応するイメージデータと文字情報を読み
込む文書データ読み込みステップと、上記文書データ読
み込みステップにより読み込まれた文書の文字情報か
ら、上記文書検索ステップにより設定された検索文字列
と一致する文字の領域情報を取得する検索文字領域取得
ステップと、上記文書データ読み込みステップにより読
み込まれた文書のイメージデータと、上記検索文字領域
取得ステップにより取得きれた領域情報を表示する文書
表示ステップとを実行する電子ファイリング方法におい
て、上記文書表示ステップは、上記検索文字領域取得ス
テップにより取得された領域情報から拡大／縮小率を決
定し、上記文書データ読み込みステップにより読み込ま
れた文書のイメージデータと上記検索文字領域取得ステ
ップにより取得された領域情報を上記拡大／縮小率で拡
大／縮小して表示するようにしたものである。
【００２２】第３の発明である電子ファイリング方法
は、文書のイメージデータに対して文字認識を行い、文
書に記されている文字の文字情報を抽出する文字認識ス
テップと、上記文字認識ステップにより抽出された文書
の文字情報から文書検索情報を作成し、上記文書のイメ
ージデータと上記文書検索清報とを関連付けて記憶する
文書記憶ステップと、上記文書記憶ステップにより記憶
された文書のイメージデータを読み込み、読み込んだ文
書のイメージデータを表示する文書表示ステップとを実
行する電子ファイリング方法において、上記文字認識ス
テップは、文書に記されている文字の文字サイズ情報を
抽出し、上記文書記億ステップは、上記文書のイメージ
データと上記文字認識ステップにより抽出された文字サ
イズ情報とを上記文書検索情報と関連付けて記憶し、さ
らに上記文書表示ステップは、上記文書記億ステップに
より記憶された指定文書の指定ぺージのイメージデータ
と文字サイズ情報を読み込み、読み込んだ文字サイズ情
報から拡大／縮小率を決定し、読み込んだイメージデー
タを上記拡大／縮小率で拡大／縮小して表示するように
したものである。
【００２３】第４の発明である電子ファイリング方法
は、文書のイメージデータを読み込む文書読み込みステ
ップと、上記文書読み込みステップにより読み込まれた
文書のイメージデータに対して文字認識を行い、文書に
記されている文字の文字情報を抽出する文字認識ステッ
プと、上記文字認識ステップにより抽出された文書の文
字情報から文書検索情報を作成し、上記文書読み込みス
テップにより読み込まれた文書のイメージデータと、上
記文書検索清報とを関連付けて記憶する文書記憶ステッ
プと、上記文書記憶ステップにより記憶された文書のイ
メージデータを読み込み、読み込んだ文書のイメージデ
ータを表示する文書表示ステップとを実行する電子ファ
イリング方法において、上記文字認識ステップは、文書
に記されている文字の文字サイズ情報を抽出し、上記文
書記億ステップは、上記文書読み込みステップにより読
み込まれた文書のイメージデータと上記文字認識ステッ
プにより抽出された文字サイズ情報とを上記文書検索情
報と関連付けて記憶し、さらに上記文書表示ステップ
は、上記文書記億ステップにより記憶された指定文書の
指定ぺージのイメージデータと文字サイズ情報を読み込
み、読み込んだ文字サイズ情報から拡大／縮小率を決定
し、読み込んだイメージデータを上記拡大／縮小率で拡
大／縮小して表示するようにしたものである。
【００２４】第５の発明である電子ファイリング方法
は、文書のイメージデータに対して文字認識を行い、文
書に記されている文字の文字情報を抽出する文字認識ス
テップと、上記文字認識ステップにより抽出された文書
の文字情報から文書検索情報を作成し、上記文書のイメ
ージデータと上記文書検索情報とを関連付けて記憶する
文書記憶ステップと、上記文書記憶ステップにより記憶
された文書のイメージデータを読み込み、読み込んだ文
書のイメージデータを表示する文書表示ステップとを実
行する電子ファイリング方法において、上記文字認識ス
テップは、文書に記されている文字の領域情報を抽出
し、上記文書記憶ステップは、上記文書のイメージデー
タと上記文字認識ステップにより抽出された領域情報と
を上記文書検索情報と関連付けて記憶し、さらに上記文
書表示ステップは、上記文書記億ステップにより記憶さ
れた文書のイメージデータと領域情報を読み込み、特定
領域に係る上記領域情報から拡大／縮小率を決定し、上
記文書のイメージデータを上記拡大／縮小率で拡大／縮
小して表示するようにしたものである。
【００２５】第６の発明である電子ファイリング方法
は、文書のイメージデータを読み込む文書読み込みステ
ップと、上記文書読み込みステップにより読み込まれた
文書のイメージデータに対して文字認識を行い、文書に
記されている文字の文字情報を抽出する文字認識ステッ
プと、上記文字認識ステップにより抽出された文書の文
字情報から文書検索情報を作成し、上記文書読み込みス
テップにより読み込まれた文書のイメージデータと、上
記文書検索情報とを関連付けて記憶する文書記憶ステッ
プと、上記文書記憶ステップにより記憶された文書のイ
メージデータを読み込み、読み込んだ文書のイメージデ
ータを表示する文書表示ステップとを実行する電子ファ
イリング方法において、上記文字認識ステップは、文書
に記されている文字の領域情報を抽出し、上記文書記憶
ステップは、上記文書読み込みステップにより読み込ま
れた文書のイメージデータと上記文字認識ステップによ
り抽出された領域情報とを上記文書検索情報と関連付け
て記憶し、さらに上記文書表示ステップは、上記文書記
億ステップにより記憶された文書のイメージデータと領
域情報を読み込み、特定領域に係る上記領域情報から拡
大／縮小率を決定し、読み込んだ文書のイメージデータ
を上記拡大／縮小率で拡大／縮小して表示するようにし
たものである。
【００２６】第７の発明である電子ファイリング装置
は、文書のイメージデータに対して文字認識を行い、文
書に記されている文字列と各文字の領域情報からなる文
字情報を抽出する文字認識手段と、上記文字認識手段に
より抽出された文書の文字情報から文書検索情報を作成
し、上記文書のイメージデータと上記文字認識手段によ
り抽出された文書の文字情報とを上記文書検索情報と関
連付けて記憶する文書記憶手段と、文書を検索するため
の検索文字列を設定し、上記文書記億手段により記憶さ
れた文書検索情報から上記検索文字列と一致する文字列
をもつ文書を検索する文書検索手段と、上記文書記億手
段により記憶された文書のイメージデータと文字情報の
うち、上記文書検索手段により検索された文書に対応す
るイメージデータと文字情報を読み込む文書データ読み
込み手段と、上記文書データ読み込み手段により読み込
まれた文書の文字情報から、上記文書検索手段により設
定された検索文字列と一致する文字の領域情報を取得す
る検索文字領域取得手段と、上記文書データ読み込み手
段により読み込まれた文書のイメージデータと上記検索
文字領域取得手段により取得された領域情報を表示する
文書表示手段とを備えた電子ファイリング装置におい
て、上記文書表示手段は、上記検索文字領域取得手段に
より取得された領域情報から拡大／縮小率を決定し、上
記文書データ読み込み手段により読み込まれた文書のイ
メージデータと上記検索文字領域取得手段により取得さ
れた領域情報とを上記拡大／縮小率で拡大／縮小して表
示するものである。
【００２７】第８の発明である電子ファイリング装置
は、文書のイメージデータを読み込む文書読み込み手段
と、上記文書読み込み手段により読み込まれた文書のイ
メージデータに対して文字認識を行い、文書に記されて
いる文字列と各文字の領域情報からなる文字情報を抽出
する文字認識手段と、上記文字認識手段により抽出され
た文書の文字情報から文書検索情報を作成し、上記文書
読み込み手段により読み込まれた文書のイメージデー
タ、及び上記文字認識手段により抽出された文書の文字
情報を上記文書検索情報と関連付けて記憶する文書記憶
手段と、文書を検索するための検索文字列を設定し、上
記文書記億手段により記憶された文書検索情報から上記
検索文字列と一致する文字列をもつ文書を検索する文書
検索手段と、上記文書記億手段により記憶された文書の
イメージデータと文字情報のうち、上記文書検索手段に
より検索された文書に対応するイメージデータと文字情
報を読み込む文書データ読み込み手段と、上記文書デー
タ読み込み手段により読み込まれた文書の文字情報か
ら、上記文書検索手段により設定された検索文字列と一
致する文字の領域情報を取得する検索文字領域取得手段
と、上記文書データ読み込み手段により読み込まれた文
書のイメージデータと、上記検索文字領域取得手段によ
り取得きれた領域情報を表示する文書表示手段とを備え
た電子ファイリング装置において、上記文書表示手段
は、上記検索文字領域取得手段により取得された領域情
報から拡大／縮小率を決定し、上記文書データ読み込み
手段により読み込まれた文書のイメージデータと上記検
索文字領域取得手段により取得された領域情報を上記拡
大／縮小率で拡大／縮小して表示するものである。
【００２８】第９の発明である電子ファイリング装置
は、文書のイメージデータに対して文字認識を行い、文
書に記されている文字の文字情報を抽出する文字認識手
段と、上記文字認識手段により抽出された文書の文字情
報から文書検索情報を作成し、上記文書のイメージデー
タと上記文書検索清報とを関連付けて記憶する文書記憶
手段と、上記文書記憶手段により記憶された文書のイメ
ージデータを読み込み、読み込んだ文書のイメージデー
タを表示する文書表示手段とを備えた電子ファイリング
装置において、上記文字認識手段は、文書に記されてい
る文字の文字サイズ情報を抽出し、上記文書記億手段
は、上記文書のイメージデータと上記文字認識手段によ
り抽出された文字サイズ情報とを上記文書検索情報と関
連付けて記憶し、さらに上記文書表示手段は、上記文書
記億手段により記憶された指定文書の指定ぺージのイメ
ージデータと文字サイズ情報を読み込み、読み込んだ文
字サイズ情報から拡大／縮小率を決定し、読み込んだイ
メージデータを上記拡大／縮小率で拡大／縮小して表示
するものである。
【００２９】第１０の発明である電子ファイリング装置
は、文書のイメージデータを読み込む文書読み込み手段
と、上記文書読み込み手段により読み込まれた文書のイ
メージデータに対して文字認識を行い、文書に記されて
いる文字の文字情報を抽出する文字認識手段と、上記文
字認識手段により抽出された文書の文字情報から文書検
索情報を作成し、上記文書読み込み手段により読み込ま
れた文書のイメージデータと、上記文書検索清報とを関
連付けて記憶する文書記憶手段と、上記文書記憶手段に
より記憶された文書のイメージデータを読み込み、読み
込んだ文書のイメージデータを表示する文書表示手段と
を備えた電子ファイリング装置において、上記文字認識
手段は、文書に記されている文字の文字サイズ情報を抽
出し、上記文書記億手段は、上記文書読み込み手段によ
り読み込まれた文書のイメージデータと上記文字認識手
段により抽出された文字サイズ情報とを上記文書検索情
報と関連付けて記憶し、さらに上記文書表示手段は、上
記文書記億手段により記憶された指定文書の指定ぺージ
のイメージデータと文字サイズ情報を読み込み、読み込
んだ文字サイズ情報から拡大／縮小率を決定し、読み込
んだイメージデータを上記拡大／縮小率で拡大／縮小し
て表示するものである。
【００３０】第１１の発明である電子ファイリング装置
は、文書のイメージデータに対して文字認識を行い、文
書に記されている文字の文字情報を抽出する文字認識手
段と、上記文字認識手段により抽出された文書の文字情
報から文書検索情報を作成し、上記文書のイメージデー
タと上記文書検索情報とを関連付けて記憶する文書記憶
手段と、上記文書記憶手段により記憶された文書のイメ
ージデータを読み込み、読み込んだ文書のイメージデー
タを表示する文書表示手段とを備えた電子ファイリング
装置において、上記文字認識手段は、文書に記されてい
る文字の領域情報を抽出し、上記文書記憶手段は、上記
文書のイメージデータと上記文字認識手段により抽出さ
れた領域情報とを上記文書検索情報と関連付けて記憶
し、さらに上記文書表示手段は、上記文書記億手段によ
り記憶された文書のイメージデータと領域情報を読み込
み、特定領域に係る上記領域情報から拡大／縮小率を決
定し、上記文書のイメージデータを上記拡大／縮小率で
拡大／縮小して表示するものである。
【００３１】第１２の発明である電子ファイリング装置
は、文書のイメージデータを読み込む文書読み込み手段
と、上記文書読み込み手段により読み込まれた文書のイ
メージデータに対して文字認識を行い、文書に記されて
いる文字の文字情報を抽出する文字認識手段と、上記文
字認識手段により抽出された文書の文字情報から文書検
索情報を作成し、上記文書読み込み手段により読み込ま
れた文書のイメージデータと、上記文書検索情報とを関
連付けて記憶する文書記憶手段と、上記文書記憶手段に
より記憶された文書のイメージデータを読み込み、読み
込んだ文書のイメージデータを表示する文書表示手段と
を備えた電子ファイリング装置において、上記文字認識
手段は、文書に記されている文字の領域情報を抽出し、
上記文書記憶手段は、上記文書読み込み手段により読み
込まれた文書のイメージデータと上記文字認識手段によ
り抽出された領域情報とを上記文書検索情報と関連付け
て記憶し、さらに上記文書表示手段は、上記文書記億手
段により記憶された文書のイメージデータと領域情報を
読み込み、特定領域に係る上記領域情報から拡大／縮小
率を決定し、読み込んだ文書のイメージデータを上記拡
大／縮小率で拡大／縮小して表示するものである。
【００３２】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【００３３】図１は、本発明の第１実施形態に係る電子
ファイリング装置の概略構成を示すブロック図である。
【００３４】この電子ファイリング装置は、文書読み込
み部１０と、文字認識部１１と、文書登録部１２と、フ
ァイル装置１３と、文書検索部１４と、文書データ読み
込み部１５と、検索文字領域取得部１６と、文書表示部
１７とを備えている。
【００３５】文書読み込み部１０は、スキャナ装置など
から読み込まれた文書のイメージデータを読み込み、そ
のイメージデータを文字認識部１１と文書登録部１２に
供給する。文字認識部１１は、文書読み込み部１０から
文書のイメージデータを受け取り、そのイメージデータ
に対して文字認識を行い、文書に記されている文字列と
各文字の領域情報とからなる文字情報を抽出し、抽出し
た文字情報を文書登録部１２に供給する。
【００３６】文書登録部１２は、文書読み込み部１０か
ら文書のイメージデータを、文字認識部１１から文書の
文字情報を受け取り、文書の文字列から後に文書を検索
するためのキーワード、あるいは全文検索するためのイ
ンデックスなどの文書検索情報を作成し、文書のイメー
ジデータと文字情報を文書検索情報と関連付けてファイ
ル装置１３に登録する。ファイル装置１３は、文書のデ
ータと文書検索情報とを関連付けて記憶するもので、デ
ータベースを使用する場合が多い。
【００３７】文書検索部１４は、ファイル装置１３に対
してオペレータにより設定される検索文字列で文書を検
索し、ファイル装置１３から検索文字列と一致する文字
列をもつ文書のＩＤを受け取り、これを文書データ読み
込み部１５に供給するとともに、検索文字列を検索文字
領域取得部１６に供給する。文書データ読み込み部１５
は、文書検索部１４から検索結果の文書のＩＤを受け取
り、検索結果の文書のＩＤに対応した文書のイメージデ
ータと文字情報をファイル装置１３から読み込み、文書
のイメージデータを文書表示部１７に供給するととも
に、文書の文字情報を検索文字領域取得部１６に供給す
る。
【００３８】検索文字領域取得部１６は、文書検索部１
４から検索文字列を、文書データ読み込み部１５から文
書の文字情報を受け取り、文書の文字情報から検索文字
列に一致する文字の領域情報を取得し、これを文書表示
部１７に供給する。文書表示部１７は、文書データ読み
込み部１５から文書のイメージデータを、また検索文字
領域取得部１６から領域情報を受け取り、領域情報から
拡大／縮小率を決定し、文書のイメージデータと領域情
報を、決定した拡大／縮小率で拡大／縮小して表示す
る。
【００３９】なお、電子ファイリング装置には、上記以
外にも、文書操作、文書印刷などの機能を実現するため
の種々の構成要素が設けられているが、本発明の主眼で
はないので、その説明を省略する。
【００４０】次に、以上のように構成された電子ファイ
リング装置に係る文書登録処理の動作について、図２の
フローチャートに従い説明する。
【００４１】まず、オペレータの開始指示により処理を
開始する（ステップＳ２０）。スキャナ装置などで読み
込んだ文書のイメージデータをメモリ上に読み込み（ス
テップＳ２１）、読み込んだイメージデータに対して文
字認識を行う。これによって、その文書に記されている
文字列と、文字の領域情報として、各文字の領域の左上
隅の水平位置（単位：ｄｏｔ）と垂直位置（単位：ｄｏ
ｔ）とからなる位置情報と、幅（単位：ｄｏｔ）と高さ
（単位：ｄｏｔ）とからなるサイズ情報を抽出し、図３
に示すような文字コード、文字の領域の左上隅の水平位
置、垂直位置、幅、高さとからなる文字情報を作成する
（ステップＳ２２）。
【００４２】そして、ステップＳ２２で作成した文字情
報の文字コードから、後に文書を検索するためのキーワ
ード、あるいは全文検索するためのインデックスなどの
文書検索情報を作成し、ステップＳ２１で読み込んだ文
書のイメージデータと、ステップＳ２２で作成した文字
情報とを文書検索情報と関連付けてデータベースに登録
し（ステップＳ２３）、処理を終了する（ステップＳ２
４）。
【００４３】なお、従来、文字認識処理において、まず
文字切りと呼ばれる処理で各文字の領域の位置情報やサ
イズ情報を抽出するが、これら文字認識および文字認識
における文字切りの方法は本発明の主眼ではないので、
その詳細な説明は省略する。次に、図１に示すように構
成された電子ファイリング装置に係る、文書のイメージ
データの初期表示処理の動作について、図４のフローチ
ャートに従い説明する。
【００４４】まず、オペレータにより設定された検索文
字列での文書の検索処理を行った後、オペレータの開始
指示により処理を開始し（ステップＳ４０）、検索結果
の文書一覧において、オペレータが文書を指定する（こ
の場合、ページは１ページ目）、あるいは既に表示して
いる検索結果の文書の他のページを指定するなどして、
表示する文書とページを確定する（ステップＳ４１）。
【００４５】次に、ステップＳ４１で確定した文書のペ
ージに関連付けられて記憶されているイメージデータと
文字情報をデータベースから読み込み（ステップＳ４
２）、ステップＳ４２で読み込んだイメージデータを、
予め定めた拡大／縮小率で拡大／縮小し（ステップＳ４
３）、ステップＳ４３で拡大／縮小したイメージデータ
を表示する（ステップＳ４４）。そして、文字情報内の
文字番号を管理するカウンタｉに１を初期設定し（ステ
ップＳ４５）、処理を終了する（ステップＳ４６）。
【００４６】図５は、以上のような文書のイメージデー
タの初期表示処理による表示画面の一例である。図５で
は、文書の指定ページのイメージデータが適当な大きさ
に拡大／縮小されて表示されている様子を示している。
【００４７】次に、図１に示すように構成された電子フ
ァイリング装置に係る、検索文字列と一致する文書の文
字列の領域の表示処理の動作について、図６のフローチ
ャートに従い説明する。
【００４８】まず、オペレータが、前記文書のイメージ
データの初期表示処理により特定文書の特定ページのイ
メージデータを表示した後、オペレータの開始指示によ
り処理を開始する（ステップＳ６０）。前記文書のイメ
ージデータの初期表示処理におけるステップＳ４２で読
み込んだ文字情報の文字コードから、ｉ番目以降の文字
に検索文字列と一致する文字列があるか判別する（ステ
ップＳ６１）。
【００４９】ｉ番目以降の文字に検索文字列と一致する
文字列がある場合は、ｉ番目以降最初に検索文字列と一
致する文字列の各文字の領域情報を文字情報から取得し
（ステップＳ６２）、その取得した領域情報から、検索
文字列と一致する文字列の文字の高さの平均ｈｅｉｇｈ
ｔＳｔｒｉｎｇ（単位：ｄｏｔ）を求める（ステップＳ
６３）。
【００５０】次に、文字を表示する高さｈｅｉｇｈｔＳ
ｈｏｗ（単位：ｉｎｃｈ）と、ディスプレイ装置などの
表示装置の解像度ｒｅｓｏｌｕｔｉｏｎ（単位：ｄｏｔ
／ｉｎｃｈ）を取得し、拡大／縮小率ｓｃａｌｅを次式
（１）により決定する（ステップＳ６４）。
【００５１】 scale=sizeShow*resolution/sizeString …（１） 次に、ステップＳ６２で取得した領域情報から、領域情
報の最も左の水平位置と、最も上の垂直位置と、最も右
の水平位置と、最も下の垂直位置とからなる一致文字領
城を作成し（ステップＳ６５）、前記文書のイメージデ
ータの初期表示処理におけるステップＳ４２で読み込ん
だイメージデータと、ステップＳ６５で作成した一致文
字領域とを、ステップＳ６４で決定した拡大／縮小率ｓ
ｃａｌｅで拡大／縮小する（ステップＳ６６）。
【００５２】次に、イメージデータの表示画面の可視領
域の原点を、ステップＳ６６で拡大／縮小したイメージ
データの左上隅にした場合に、その可視領域内に一致文
字領域があるかを判別し（ステップＳ６７）、可視領域
内に一致文字領域がない場合は、可視領域内に一致文字
領域が来るように可視領域の原点を変更する（ステップ
Ｓ６８）。
【００５３】そして、可視領域に対応するステップＳ６
６で拡大／縮小したイメージデータを表示するととも
に、ステップＳ６６で拡大／縮小した一致文字領域の領
域部分を反転表示し（ステップＳ６９）、ステップＳ６
２で検出した文字列の最後の文字番号に１を加えた値を
カウンタｉに設定し（ステップＳ７０）、処理を終了す
る（ステップＳ７１）。
【００５４】ステップＳ６１で、ｉ番目以降の文字に検
索文字列と一致する文字列がない場合は、その旨を伝え
る適当なメッセージを表示し（ステップＳ７２）、処理
を終了する（ステップＳ７１）。さらに、上記ステップ
Ｓ６０〜ステップＳ７２を繰り返し行うことにより、検
索文字列と一致する次以降の文字列の領域を表示するこ
とができる。
【００５５】なお、文字を表示する高さｈｅｉｇｈｔＳ
ｈｏｗは、予め定めた適当な値であっても良いし、ユー
ザが設定する値であってもかまわない。また、拡大／縮
小率ｓｃａｌｅを文字の高さを用いて決定しているが、
文字の幅を用いても同様に行うことができる。
【００５６】図７及び図８は、このような電子ファイリ
ング装置における、検索文字列と一致する文書の文字列
の領域の表示画面例である。
【００５７】図７では、検索文字列「新製品」で検索
し、その検索結果の文書として図５のようにイメージデ
ータを初期表示した後、上記ステップＳ６０〜ステップ
Ｓ７２を行うことにより、文書中の最初の「新製品」の
文字列が適切な大きさで表示されるようにイメージデー
タが拡大／縮小され、そのイメージデータが７５に表示
され、そのイメージデータ上の領域７６が、文書中の最
初の「新製品」の文字列の領域として反転表示されてい
る様子を示している。
【００５８】図８は、図７における処理後、さらに上記
ステップＳ６０〜ステップＳ７２を行うことにより、文
書中の次の「新製品」の文字列が適切な大きさで表示さ
れるようにイメージデータが拡大／縮小され、そのイメ
ージデータが８０に表示され、そのイメージデータ上の
領域８１が、文書中の次の「新製品」の文字列の領域と
して反転表示されている様子を示している。
【００５９】このように、文書のイメージデータを読み
込み、読み込んだ文書のイメージデータに対して文字認
識を行い、文書に記されている文字列と各文字の領域情
報とからなる文字情報を抽出し、抽出した文字情報から
文書検索情報を作成し、文書のイメージデータと文字情
報を文書検索情報と関連付けて記憶し、検索文字列を設
定し、記憶された文書検索情報から検索文字列と一致す
る文字列をもつ文書を検索し、検索された文書に対応す
る文書のイメージデータと文字情報を読み込み、読み込
んだ文書の文字情報から検索文字列と一致する文字の領
域情報を取得し、取得した領域情報から拡大／縮小率を
決定し、読み込んだ文書のイメージデータと取得した領
域情報を、決定した拡大／縮小率で拡大／縮小して表示
するので、ユーザが文書のイメージデータの拡大／縮小
を繰り返し行うことなく、検索文字列と一致する文字列
ごとに、文字を適切な大きさで表示することができる。
【００６０】さらに、イメージデータを拡大／縮小した
後、検索文字列と一致する文字列の領域が可視領域内に
なるようにするので、検索文字列と一致する文字列が複
数あり、それらの文字列の領域を次々と表示する場合
も、操作性を損なわずに行うことができる。
【００６１】次に、本発明の第２実施形態を説明する。
【００６２】図９は、本発明の第２実施形態における電
子ファイリング装置の構成を示すブロック図である。
【００６３】この電子ファイリング装置は、文書読み込
み部９０と、文字認識部９１と、文書登録部９２と、フ
ァイル装置９３と、文書表示部９４とを備えている。
【００６４】文書読み込み部９０は、スキャナ装置など
から読み込まれた文書のイメージデータを読み込み、そ
のイメージデータを文字認識部９１と文書登録部９２に
供給する。文字認識部９１は、文書読み込み部９０から
文書のイメージデータを受け取り、文書のイメージデー
タに対して文字認識を行い、文書に記されている文字列
と文字サイズ情報を抽出し、抽出した文字列と文字サイ
ズ情報を文書登録部９２に供給する。
【００６５】文書登録部９２は、文書読み込み部９０か
ら文書のイメージデータを、文字認識部９１から文書の
文字列と文字サイズ情報を受け取り、文書の文字列から
後に文書を検索するためのキーワード、あるいは全文検
索するためのインデックスなどの文書検索情報を作成
し、文書のイメージデータと文字サイズ情報とを文書検
索情報と関連付けてファイル装置９３に登録する。ファ
イル装置９３は、文書のデータと文書検索情報とを関連
付けて記憶するもので、データべースを使用する場合が
多い。
【００６６】文書表示部９４は、ファイル装置９３から
指定文書の指定ページのイメージデータと文字サイズ情
報を読み込み、読み込んだ文字サイズ情報から適切な拡
大／縮小率を決定し、決定した拡大／縮小率で読み込ん
だイメージデータを拡大／縮小してディスプレイ装置な
どに表示する。
【００６７】次に、以上のように構成された電子ファイ
リング装置に係る文書登録処理の動作について、図１０
のフローチャートに従い説明する。
【００６８】まず、オペレータの開始指示により処理を
開始し（ステップＳ１００）、スキャナ装置などで読み
込んだ文書のイメージデータをメモリ上に読み込む（ス
テップＳ１０１）。そして、読み込んだイメージデータ
に対して文字認識を行い、その文書に記されている文字
列と、各文字の幅（単位：ｄｏｔ）と高さ（単位：ｄｏ
ｔ）とからなる文字サイズ情報を抽出する（ステップＳ
１０２）。
【００６９】そして、ステップＳ１０２で抽出した文書
の文字列から、後に文書を検索するためのキーワード、
あるいは全文検索するためのインデックスなどの文書検
索情報を作成し、ステップＳ１０１で読み込んだ文書の
イメージデータと、ステップＳ１０２で抽出した文字サ
イズ情報とを文書検索情報と関連付けてデータベースに
登録し（ステップＳ１０３）、処理を終了する（ステッ
プＳ１０４）。
【００７０】次に、図９のように構成された電子ファイ
リング装置に係る、文書の指定ページのイメージデータ
の表示処理の動作について、図１１のフローチャートに
従い説明する。
【００７１】まず、オペレータの開始指示により処理を
開始し（ステップＳ１１０）、オペレータが文書の一覧
表示画面において文書を指定する（この場合、ページは
１ページ目）、あるいは既に表示している文書の他のペ
ージを指定するなどして、表示する文書とページを確定
する（ステップＳ１１１）。
【００７２】次に、ステップＳ１１１で確定した文書の
ぺージに関連付けられて記憶されているイメージデータ
と、各文字の幅（単位：ｄｏｔ）と高さ（単位：ｄｏ
ｔ）とからなる文字サイズ情報をデータベースから読み
込み（ステップＳ１１２）、ステップＳ１１２で読み込
んだ各文字の高さから、そのページにおける文字の高さ
の平均ｈｅｉｇｈｔＳｔｒｉｎｇ（単位：ｄｏｔ）を求
める（ステップＳ１１３）。
【００７３】そして、文字を表示する高さｈｅｉｇｈｔ
Ｓｈｏｗ（単位：ｉｎｃｈ）と、ディスプレイ装置など
の表示装置の解像度ｒｅｓｏｌｕｔｉｏｎ（単位：ｄｏ
ｔ／ｉｎｃｈ）を取得し、拡大／縮小率ｓｃａｌｅを第
１実施形態での式（１）と同様の式により決定する（ス
テップＳ１１４）。
【００７４】次に、ステップＳ１１２で読み込んだイメ
ージデータを、ステップＳ１１４で決定した拡大／縮小
率ｓｃａｌｅで拡大／縮小し（ステップＳ１１５）、ス
テップＳ１１５で拡大／縮小したイメージデータを表示
し（ステップＳ１１６）、処理を終了する（ステップＳ
１１７）。
【００７５】なお、上記第１実施形態と同様に、文字を
表示する高さｈｅｉｇｈｔＳｈｏｗは、予め定めた適当
な値であっても良いし、ユーザが設定する値であっても
かまわない。また、拡大／縮小率ｓｃａｌｅを文字の高
さを用いて決定しているが、文字の幅を用いても同様に
行うことができる。
【００７６】図１２は、以上のような指定文書の指定ペ
ージのイメージデータの表示処理による表示画面の一例
である。図１２では、指定文書の指定ページのイメージ
データが適切な大きさに拡大／縮小され、そのページの
文字が見やすい大きさで表示されている様子を示してい
る。
【００７７】このように、文書のイメージデータを読み
込み、読み込んだ文書のイメージデータに対して文字認
識を行い、文書に記されている文字の文字サイズ情報を
抽出し、読み込んだ文書のイメージデータと文書サイズ
情報とを関連付けて記憶し、記憶された指定文書の指定
ページのイメージデータと文字サイズ情報を読み込み、
読み込んだ文字サイズ情報からそのページの適切な拡大
／縮小率を決定し、決定した拡大／縮小率でそのページ
のイメージデータを拡大／縮小して表示するので、ユー
ザがページのイメージデータの拡大／縮小を行うことな
く、文書のページごとに文字を適切な大きさで表示する
ことができる。
【００７８】次に、本発明の第３実施形態を説明する。
【００７９】図１３は、本発明の第３実施形態における
電子ファイリング装置の構成を示すブロック図である。
【００８０】この電子ファイリング装置は、文書読み込
み部１３０と、文字認識部１３１と、文書登録部１３２
と、ファイル装置１３３と、ディスプレイ装置などから
なる文書表示部１３４と、マウスなどからなる領域指定
部１３５を備えている。
【００８１】文書読み込み部１３０は、スキャナ装置な
どから読み込まれた文書のイメージデータを読み込み、
そのイメージデータを文字認識部１３１と文書登録部１
３２に供給する。文字認識部１３１は、文書読み込み部
１３０から文書のイメージデータを受け取り、文書のイ
メージデータに対して文字認識を行い、文書に記されて
いる文字列と各文字の領域情報を抽出し、抽出した文字
列と文字の領域情報を文書登録部１３２に供給する。
【００８２】文書登録部１３２は、文書読み込み部１３
０から文書のイメージデータを、また文字認識部１３１
から文書の文字列と文字の領域情報を受け取り、文書の
文字列から後に文書を検索するためのキーワード、ある
いは全文検索するためのインデックスなどの文書検索情
報を作成し、文書のイメージデータと文字の領域情報を
文書検索情報と関連付けてファイル装置１３３に登録す
る。ファイル装置１３３は、文書のデータと文書検索情
報とを関連付けて記憶するもので、データベースを使用
する場合が多い。
【００８３】文書表示部１３４は、ファイル装置１３３
から文書のイメージデータと文字の領域情報を読み込
み、読み込んだ文書のイメージデータを表示するととも
に、オペレータが特定の領域を指定した場合は、領域指
定部１３５から指定領域の領域情報を受け取り、指定領
域のフレームを文書のイメージデータ上に重ねて表示す
るとともに、指定領域内にある文字の領域情報から適切
な拡大／縮小率を決定し、決定した拡大／縮小率で読み
込んだ文書のイメージデータを拡大／縮小して表示す
る。領域指定部１３５は、文書表示部１３４の表示画面
上でオペレータにより指定される領域の領域情報を文書
表示部１３４に供給する。
【００８４】次に、以上のように構成された電子ファイ
リング装置に係る文書登録処理の動作について、図１４
のフローチャートに従い説明する。
【００８５】まず、オペレータの開始指示により処理を
開始し（ステップＳ１４０）、スキャナ装置などで読み
込んだ文書のイメージデータをメモリ上に読み込む（ス
テップＳ１４１）。読み込んだイメージデータに対して
文字認識を行い、その文書に記されている文字列と、文
字の領域情報として、各文字の領域の左上隅の水平位置
（単位：ｄｏｔ）と垂直位置（単位：ｄｏｔ）とからな
る位置情報と、幅（単位：ｄｏｔ）と高さ（単位：ｄｏ
ｔ）とからなるサイズ情報を抽出する（ステップＳ１４
２）。
【００８６】そして、ステップＳ１４２で抽出した文書
の文字列から、後に文書を検索するためのキーワード、
あるいは全文検索するためのインデックスなどの文書検
索情報を作成し、ステップＳ１４１で読み込んだ文書の
イメージデータと、ステップＳ１４２で抽出した文字の
領域情報とを文書検索情報と関連付けてデータベースに
登録し（ステップＳ１４３）、処理を終了する（ステッ
プＳ１４４）。
【００８７】次に、図１３に示すように構成された電子
ファイリング装置に係る、文書のイメージデータの初期
表示処理の動作について、図１５のフローチャートに従
い説明する。
【００８８】まず、オペレータの開始指示により処理を
開始し（ステップＳ１５０）、オペレータが文書の一覧
表示画面において文書を指定する（この場合、ページは
１ページ目）、あるいは既に表示している文書の他のペ
ージを指定するなどして、表示する文書とページを確定
する（ステップＳ１５１）。
【００８９】次に、ステップＳ１５１で確定した文書の
ページに関連付けられて記憶されているイメージデータ
と文字の領域情報をデータベースから読み込み（ステッ
プＳ１５２）、ステップＳ１５２で読み込んだイメージ
データを、予め定めた拡大／縮小率で拡大／縮小し（ス
テップＳ１５３）、ステップＳ１５３で拡大／縮小した
イメージデータを表示し（ステップＳ１５４）、処理を
終了する（ステップＳ１５５）。
【００９０】次に、図１３に示すように構成された電子
ファイリング装置に係る、文書のイメージデータの拡大
／縮小表示処理の動作について、図１６のフローチャー
トに従い説明する。
【００９１】まず、オペレータが、前記文書のイメージ
データの初期表示処理により特定文書の特定ページのイ
メージデータを表示した後、オペレータの開始指示によ
り処理を開始する（ステップＳ１６０）。オペレータが
文書のイメージデータの表示画面上において２点を指定
するなどして領域を指定し、指定領域の左上隅の水平位
置ｌｅｆｔ（単位：ｄｏｔ）、垂直位置ｔｏｐ（単位：
ｄｏｔ）、右下隅の水平位置ｒｉｇｈｔ（単位：ｄｏ
ｔ）、垂直位置ｂｏｔｔｏｍ（単位：ｄｏｔ）を確定
し、指定領域のフレームを文書のイメージデータに重ね
て表示する（ステップＳ１６１）。
【００９２】次に前記文書のイメージデータの初期表示
処理におけるステップＳ１５２で読み込んだ文字の領域
情報と、ステップＳ１６１で確定した指定領域の領域情
報により、指定領域内に含まれる文字があるか判断し
（ステップＳ１６２）、指定領域内に含まれる文字があ
る場合は、指定領域内に含まれる文字の高さの平均ｈｅ
ｉｇｈｔＳｔｒｉｎｇ（単位：ｄｏｔ）を求める（ステ
ップＳ１６３）。そして、文字を表示する高さｈｅｉｇ
ｈｔＳｈｏｗ（単位：ｉｎｃｈ）と、ディスプレイ装置
などの表示装置の解像度ｒｅｓｏｌｕｔｉｏｎ（単位：
ｄｏｔ／ｉｎｃｈ）を取得し、拡大／縮小率ｓｃａｌｅ
を第１実施形態での式（１）と同様の式により決定する
（ステップＳ１６４）。
【００９３】次に前記文書のイメージデータの初期表示
処理におけるステップＳ１５２で読み込んだイメージデ
ータを、ステップＳ１６４で決定した拡大／縮小率ｓｃ
ａｌｅで拡大／縮小し（ステップＳ１６５）、ステップ
Ｓ１６５で拡大／縮小したイメージデータを表示し（ス
テップＳ１６６）、処理を終了する（ステップＳ１６
７）。ステップＳ１６２で、指定領域内に含まれる文字
がないと判断した場合は、何も処理を行わず、処理を終
了する（ステップＳ１６７）。
【００９４】なお、上記第１実施形態と同様に、文字を
表示する高さｈｅｉｇｈｔＳｈｏｗは、予め定めた適当
な値であっても良いし、ユーザが設定する値であっても
かまわない。また、拡大／縮小率ｓｃａｌｅを文字の高
さを用いて決定しているが、文字の幅を用いても同様に
行うことができる。
【００９５】図１７は、以上のような文書のイメージデ
ータの拡大／縮小表示処理による表示画面の一例であ
る。図１７では、オペレータによりイメージデータの表
示画面上で点１７０及び点１７１の２点が指定され、指
定領域１７２が確定された様子を示している。
【００９６】また、本実施形態では、先の図１２と同様
の表示画面が得られる。この画面では、図１７における
指定領域１７２の領域内の文字のサイズ情報から、イメ
ージデータが適切な大きさに拡大／縮小されて表示さ
れ、図１７における指定領域１７２の領域内の文字が見
やすい大きさで表示される。
【００９７】このように、文書のイメージデータを読み
込み、読み込んだ文書のイメージデータに対して文字認
識を行い、文書に記されている文字の領域情報として位
置情報とサイズ情報を抽出し、読み込んだ文書のイメー
ジデータと文字の領域情報とを関連付けて記憶し、記憶
された文書のイメージデータと文字の領域情報を読み込
み、読み込んだ文書のイメージデータを表示し、文書の
イメージデータの表示画面上で領域を指定し、指定領域
内に含まれる文字のサイズ情報から適切な拡大／縮小率
を決定し、決定した拡大／縮小率で文書のイメージデー
タを拡大／縮小して表示するので、ユーザが拡大／縮小
作業を繰り返し行うことなく、文書の特定領域ごとに文
字を適切な大きさで表示することができる。
【００９８】
【発明の効果】以上詳述したように、第１及び第２の発
明である電子ファイリング方法によれば、取得した領域
情報から拡大／縮小率を決定し、文書のイメージデータ
と取得した領域情報を、決定した拡大／縮小率で拡大／
縮小して表示するので、検索文字列と一致する文字列ご
とに、文字を適切な大きさで表示することが可能にな
る。
【００９９】第３及び第４の発明である電子ファイリン
グ方法によれば、文書のイメージデ一タに対して文字認
識を行い、文書に記されている文字の文字サイズ情報を
抽出し、読み込んだ文書のイメージデータと抽出した文
字サイズ情報を文書検索情報と関連付けて記憶し、記憶
された指定文書の指定ページのイメージデータと文字サ
イズ情報を読み込み、読み込んだ文字サイズ情報から拡
大／縮小率を決定し、読み込んだイメージデータを決定
した拡大／縮小率で拡大／縮小して表示するので、文書
のページごとに適切な大きさで文字を表示することが可
能になる。
【０１００】第５及び第６の発明である電子ファイリン
グ方法によれば、文書のイメージデ一タに対して文字認
識を行い、文書に記されている文字の領域情報を抽出
し、読み込んだ文書のイメージデータと抽出した領域情
報を文書検索情報と関連付けて記憶し、記憶された文書
のイメージデータと領域情報を読み込み、特定領域に係
る領域情報から拡大／縮小率を決定し、読み込んだ文書
のイメージデータを決定した拡大／縮小率で拡大／縮小
して表示するので、文書の特定領域ごとに文字を適切な
大きさで表示することが可能になる。
【０１０１】第７及び第８の発明である電子ファイリン
グ装置によれば、上記第１及び第２の発明と同様の効果
を得ることができる。
【０１０２】第９及び第１０の発明である電子ファイリ
ング装置によれば、上記第３及び第４の発明と同様の効
果を得ることができる。
【０１０３】第１１及び第１２の発明である電子ファイ
リング装置によれば、上記第５及び第６の発明と同様の
効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１実施形態における電子ファイリン
グ装置の構成を示すブロック図である。
【図２】第１実施形態における文書登録処理の動作を説
明するフローチャートである。
【図３】第１実施形態における文字情報のデータ構成を
示す図である。
【図４】第１実施形態における文書のイメージデータの
初期表示処理の動作を説明するフローチャートである。
【図５】第１実施形態における文書のイメージデータの
初期表示の画面例を示す図である。
【図６】第１実施形態における検索文字列と一致する文
書の文字列の領域表示の処理の動作を説明するフローチ
ャートである。
【図７】第１実施形態における検索文字列と一致する文
書の文字列の領域の表示画面例を示す図である。
【図８】第１実施形態における検索文字列と一致する文
書の文字列の領域の表示画面例を示す図である。
【図９】本発明の第２実施形態における電子ファイリン
グ装置の構成を示すブロック図である。
【図１０】第２実施形態における文書登録処理の動作を
示すフローチャートである。
【図１１】第２実施形態における表示処理の動作を示す
フローチャートである。
【図１２】第２実施形態における表示処理による表示画
面の一例を示す図である。
【図１３】本発明の第３実施形態における電子ファイリ
ング装置の構成を示すブロック図である。
【図１４】第３実施形態における文書登録処理の動作を
示すフローチャートである。
【図１５】第３実施形態における初期表示処理の動作を
示すフローチャートである。
【図１６】第３実施形態における拡大／縮小表示処理の
動作を示すフローチャートである。
【図１７】第３実施形態における拡大／縮小表示処理に
よる表示画面の一例を示す図である。
【図１８】従来の電子ファイリング装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図１９】従来の電子ファイリング装置における検素文
字列と一致する文書の文字列の領域の表示画面例を示す
図である。
【図２０】従来の他の電子ファイリング装置の構成を示
すブロック図である。
【図２１】図２０に示した電子ファイリング装置におけ
る表示画面例を示す図である。
【符号の説明】
１０，９０，１３０ 文書読み込み部 １１，９１，１３１ 文字認識部 １２，９２，１３２ 文書登録部 １３，９３，１３３ ファイル装置 １４ 文書検索部 １５ 文書データ読み込み部 １６ 検索文字領域取得部 １７，９４，１３４ 文書表示部 １３５ 領域指定部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 文書のイメージデータに対して文字認識
    を行い、文書に記されている文字列と各文字の領域情報
    からなる文字情報を抽出する文字認識ステップと、上記
    文字認識ステップにより抽出された文書の文字情報から
    文書検索情報を作成し、上記文書のイメージデータと上
    記文字認識ステップにより抽出された文書の文字情報と
    を上記文書検索情報と関連付けて記憶する文書記憶ステ
    ップと、文書を検索するための検索文字列を設定し、上
    記文書記億ステップにより記憶された文書検索情報から
    上記検索文字列と一致する文字列をもつ文書を検索する
    文書検索ステップと、上記文書記億ステップにより記憶
    された文書のイメージデータと文字情報のうち、上記文
    書検索ステップにより検索された文書に対応するイメー
    ジデータと文字情報を読み込む文書データ読み込みステ
    ップと、上記文書データ読み込みステップにより読み込
    まれた文書の文字情報から、上記文書検索ステップによ
    り設定された検索文字列と一致する文字の領域情報を取
    得する検索文字領域取得ステップと、上記文書データ読
    み込みステップにより読み込まれた文書のイメージデー
    タと上記検索文字領域取得ステップにより取得された領
    域情報を表示する文書表示ステップとを実行する電子フ
    ァイリング方法において、 上記文書表示ステップは、 上記検索文字領域取得ステップにより取得された領域情
    報から拡大／縮小率を決定し、上記文書データ読み込み
    ステップにより読み込まれた文書のイメージデータと上
    記検索文字領域取得ステップにより取得された領域情報
    とを上記拡大／縮小率で拡大／縮小して表示することを
    特徴とする電子ファイリング方法。
  2. 【請求項２】 文書のイメージデータを読み込む文書読
    み込みステップと、上記文書読み込みステップにより読
    み込まれた文書のイメージデータに対して文字認識を行
    い、文書に記されている文字列と各文字の領域情報から
    なる文字情報を抽出する文字認識ステップと、上記文字
    認識ステップにより抽出された文書の文字情報から文書
    検索情報を作成し、上記文書読み込みステップにより読
    み込まれた文書のイメージデータ、及び上記文字認識ス
    テップにより抽出された文書の文字情報を上記文書検索
    情報と関連付けて記憶する文書記憶ステップと、文書を
    検索するための検索文字列を設定し、上記文書記億ステ
    ップにより記憶された文書検索情報から上記検索文字列
    と一致する文字列をもつ文書を検索する文書検索ステッ
    プと、上記文書記億ステップにより記憶された文書のイ
    メージデータと文字情報のうち、上記文書検索ステップ
    により検索された文書に対応するイメージデータと文字
    情報を読み込む文書データ読み込みステップと、上記文
    書データ読み込みステップにより読み込まれた文書の文
    字情報から、上記文書検索ステップにより設定された検
    索文字列と一致する文字の領域情報を取得する検索文字
    領域取得ステップと、上記文書データ読み込みステップ
    により読み込まれた文書のイメージデータと、上記検索
    文字領域取得ステップにより取得きれた領域情報を表示
    する文書表示ステップとを実行する電子ファイリング方
    法において、 上記文書表示ステップは、 上記検索文字領域取得ステップにより取得された領域情
    報から拡大／縮小率を決定し、上記文書データ読み込み
    ステップにより読み込まれた文書のイメージデータと上
    記検索文字領域取得ステップにより取得された領域情報
    を上記拡大／縮小率で拡大／縮小して表示することを特
    徴とする電子ファイリング方法。
  3. 【請求項３】 文書のイメージデータに対して文字認識
    を行い、文書に記されている文字の文字情報を抽出する
    文字認識ステップと、上記文字認識ステップにより抽出
    された文書の文字情報から文書検索情報を作成し、上記
    文書のイメージデータと上記文書検索清報とを関連付け
    て記憶する文書記憶ステップと、上記文書記憶ステップ
    により記憶された文書のイメージデータを読み込み、読
    み込んだ文書のイメージデータを表示する文書表示ステ
    ップとを実行する電子ファイリング方法において、 上記文字認識ステップは、文書に記されている文字の文
    字サイズ情報を抽出し、上記文書記億ステップは、上記
    文書のイメージデータと上記文字認識ステップにより抽
    出された文字サイズ情報とを上記文書検索情報と関連付
    けて記憶し、 さらに上記文書表示ステップは、上記文書記億ステップ
    により記憶された指定文書の指定ぺージのイメージデー
    タと文字サイズ情報を読み込み、読み込んだ文字サイズ
    情報から拡大／縮小率を決定し、読み込んだイメージデ
    ータを上記拡大／縮小率で拡大／縮小して表示すること
    を特徴とする電子ファイリング方法。
  4. 【請求項４】 文書のイメージデータを読み込む文書読
    み込みステップと、上記文書読み込みステップにより読
    み込まれた文書のイメージデータに対して文字認識を行
    い、文書に記されている文字の文字情報を抽出する文字
    認識ステップと、上記文字認識ステップにより抽出され
    た文書の文字情報から文書検索情報を作成し、上記文書
    読み込みステップにより読み込まれた文書のイメージデ
    ータと、上記文書検索清報とを関連付けて記憶する文書
    記憶ステップと、上記文書記憶ステップにより記憶され
    た文書のイメージデータを読み込み、読み込んだ文書の
    イメージデータを表示する文書表示ステップとを実行す
    る電子ファイリング方法において、 上記文字認識ステップは、文書に記されている文字の文
    字サイズ情報を抽出し、上記文書記億ステップは、上記
    文書読み込みステップにより読み込まれた文書のイメー
    ジデータと上記文字認識ステップにより抽出された文字
    サイズ情報とを上記文書検索情報と関連付けて記憶し、 さらに上記文書表示ステップは、上記文書記億ステップ
    により記憶された指定文書の指定ぺージのイメージデー
    タと文字サイズ情報を読み込み、読み込んだ文字サイズ
    情報から拡大／縮小率を決定し、読み込んだイメージデ
    ータを上記拡大／縮小率で拡大／縮小して表示すること
    を特徴とする電子ファイリング方法。
  5. 【請求項５】 文書のイメージデータに対して文字認識
    を行い、文書に記されている文字の文字情報を抽出する
    文字認識ステップと、上記文字認識ステップにより抽出
    された文書の文字情報から文書検索情報を作成し、上記
    文書のイメージデータと上記文書検索情報とを関連付け
    て記憶する文書記憶ステップと、上記文書記憶ステップ
    により記憶された文書のイメージデータを読み込み、読
    み込んだ文書のイメージデータを表示する文書表示ステ
    ップとを実行する電子ファイリング方法において、 上記文字認識ステップは、文書に記されている文字の領
    域情報を抽出し、上記文書記憶ステップは、上記文書の
    イメージデータと上記文字認識ステップにより抽出され
    た領域情報とを上記文書検索情報と関連付けて記憶し、 さらに上記文書表示ステップは、上記文書記億ステップ
    により記憶された文書のイメージデータと領域情報を読
    み込み、特定領域に係る上記領域情報から拡大／縮小率
    を決定し、上記文書のイメージデータを上記拡大／縮小
    率で拡大／縮小して表示することを特徴とする電子ファ
    イリング方法。
  6. 【請求項６】 文書のイメージデータを読み込む文書読
    み込みステップと、上記文書読み込みステップにより読
    み込まれた文書のイメージデータに対して文字認識を行
    い、文書に記されている文字の文字情報を抽出する文字
    認識ステップと、上記文字認識ステップにより抽出され
    た文書の文字情報から文書検索情報を作成し、上記文書
    読み込みステップにより読み込まれた文書のイメージデ
    ータと、上記文書検索情報とを関連付けて記憶する文書
    記憶ステップと、上記文書記憶ステップにより記憶され
    た文書のイメージデータを読み込み、読み込んだ文書の
    イメージデータを表示する文書表示ステップとを実行す
    る電子ファイリング方法において、 上記文字認識ステップは、文書に記されている文字の領
    域情報を抽出し、上記文書記憶ステップは、上記文書読
    み込みステップにより読み込まれた文書のイメージデー
    タと上記文字認識ステップにより抽出された領域情報と
    を上記文書検索情報と関連付けて記憶し、 さらに上記文書表示ステップは、上記文書記億ステップ
    により記憶された文書のイメージデータと領域情報を読
    み込み、特定領域に係る上記領域情報から拡大／縮小率
    を決定し、読み込んだ文書のイメージデータを上記拡大
    ／縮小率で拡大／縮小して表示することを特徴とする電
    子ファイリング方法。
  7. 【請求項７】 文書のイメージデータに対して文字認識
    を行い、文書に記されている文字列と各文字の領域情報
    からなる文字情報を抽出する文字認識手段と、上記文字
    認識手段により抽出された文書の文字情報から文書検索
    情報を作成し、上記文書のイメージデータと上記文字認
    識手段により抽出された文書の文字情報とを上記文書検
    索情報と関連付けて記憶する文書記憶手段と、文書を検
    索するための検索文字列を設定し、上記文書記億手段に
    より記憶された文書検索情報から上記検索文字列と一致
    する文字列をもつ文書を検索する文書検索手段と、上記
    文書記億手段により記憶された文書のイメージデータと
    文字情報のうち、上記文書検索手段により検索された文
    書に対応するイメージデータと文字情報を読み込む文書
    データ読み込み手段と、上記文書データ読み込み手段に
    より読み込まれた文書の文字情報から、上記文書検索手
    段により設定された検索文字列と一致する文字の領域情
    報を取得する検索文字領域取得手段と、上記文書データ
    読み込み手段により読み込まれた文書のイメージデータ
    と上記検索文字領域取得手段により取得された領域情報
    を表示する文書表示手段とを備えた電子ファイリング装
    置において、 上記文書表示手段は、 上記検索文字領域取得手段により取得された領域情報か
    ら拡大／縮小率を決定し、上記文書データ読み込み手段
    により読み込まれた文書のイメージデータと上記検索文
    字領域取得手段により取得された領域情報とを上記拡大
    ／縮小率で拡大／縮小して表示することを特徴とする電
    子ファイリング装置。
  8. 【請求項８】 文書のイメージデータを読み込む文書読
    み込み手段と、上記文書読み込み手段により読み込まれ
    た文書のイメージデータに対して文字認識を行い、文書
    に記されている文字列と各文字の領域情報からなる文字
    情報を抽出する文字認識手段と、上記文字認識手段によ
    り抽出された文書の文字情報から文書検索情報を作成
    し、上記文書読み込み手段により読み込まれた文書のイ
    メージデータ、及び上記文字認識手段により抽出された
    文書の文字情報を上記文書検索情報と関連付けて記憶す
    る文書記憶手段と、文書を検索するための検索文字列を
    設定し、上記文書記億手段により記憶された文書検索情
    報から上記検索文字列と一致する文字列をもつ文書を検
    索する文書検索手段と、上記文書記億手段により記憶さ
    れた文書のイメージデータと文字情報のうち、上記文書
    検索手段により検索された文書に対応するイメージデー
    タと文字情報を読み込む文書データ読み込み手段と、上
    記文書データ読み込み手段により読み込まれた文書の文
    字情報から、上記文書検索手段により設定された検索文
    字列と一致する文字の領域情報を取得する検索文字領域
    取得手段と、上記文書データ読み込み手段により読み込
    まれた文書のイメージデータと、上記検索文字領域取得
    手段により取得きれた領域情報を表示する文書表示手段
    とを備えた電子ファイリング装置において、 上記文書表示手段は、 上記検索文字領域取得手段により取得された領域情報か
    ら拡大／縮小率を決定し、上記文書データ読み込み手段
    により読み込まれた文書のイメージデータと上記検索文
    字領域取得手段により取得された領域情報を上記拡大／
    縮小率で拡大／縮小して表示することを特徴とする電子
    ファイリング装置。
  9. 【請求項９】 文書のイメージデータに対して文字認識
    を行い、文書に記されている文字の文字情報を抽出する
    文字認識手段と、上記文字認識手段により抽出された文
    書の文字情報から文書検索情報を作成し、上記文書のイ
    メージデータと上記文書検索清報とを関連付けて記憶す
    る文書記憶手段と、上記文書記憶手段により記憶された
    文書のイメージデータを読み込み、読み込んだ文書のイ
    メージデータを表示する文書表示手段とを備えた電子フ
    ァイリング装置において、 上記文字認識手段は、文書に記されている文字の文字サ
    イズ情報を抽出し、上記文書記億手段は、上記文書のイ
    メージデータと上記文字認識手段により抽出された文字
    サイズ情報とを上記文書検索情報と関連付けて記憶し、 さらに上記文書表示手段は、上記文書記億手段により記
    憶された指定文書の指定ぺージのイメージデータと文字
    サイズ情報を読み込み、読み込んだ文字サイズ情報から
    拡大／縮小率を決定し、読み込んだイメージデータを上
    記拡大／縮小率で拡大／縮小して表示することを特徴と
    する電子ファイリング装置。
  10. 【請求項１０】 文書のイメージデータを読み込む文書
    読み込み手段と、上記文書読み込み手段により読み込ま
    れた文書のイメージデータに対して文字認識を行い、文
    書に記されている文字の文字情報を抽出する文字認識手
    段と、上記文字認識手段により抽出された文書の文字情
    報から文書検索情報を作成し、上記文書読み込み手段に
    より読み込まれた文書のイメージデータと、上記文書検
    索清報とを関連付けて記憶する文書記憶手段と、上記文
    書記憶手段により記憶された文書のイメージデータを読
    み込み、読み込んだ文書のイメージデータを表示する文
    書表示手段とを備えた電子ファイリング装置において、 上記文字認識手段は、文書に記されている文字の文字サ
    イズ情報を抽出し、上記文書記億手段は、上記文書読み
    込み手段により読み込まれた文書のイメージデータと上
    記文字認識手段により抽出された文字サイズ情報とを上
    記文書検索情報と関連付けて記憶し、 さらに上記文書表示手段は、上記文書記億手段により記
    憶された指定文書の指定ぺージのイメージデータと文字
    サイズ情報を読み込み、読み込んだ文字サイズ情報から
    拡大／縮小率を決定し、読み込んだイメージデータを上
    記拡大／縮小率で拡大／縮小して表示することを特徴と
    する電子ファイリング装置。
  11. 【請求項１１】 文書のイメージデータに対して文字認
    識を行い、文書に記されている文字の文字情報を抽出す
    る文字認識手段と、上記文字認識手段により抽出された
    文書の文字情報から文書検索情報を作成し、上記文書の
    イメージデータと上記文書検索情報とを関連付けて記憶
    する文書記憶手段と、上記文書記憶手段により記憶され
    た文書のイメージデータを読み込み、読み込んだ文書の
    イメージデータを表示する文書表示手段とを備えた電子
    ファイリング装置において、 上記文字認識手段は、文書に記されている文字の領域情
    報を抽出し、上記文書記憶手段は、上記文書のイメージ
    データと上記文字認識手段により抽出された領域情報と
    を上記文書検索情報と関連付けて記憶し、 さらに上記文書表示手段は、上記文書記億手段により記
    憶された文書のイメージデータと領域情報を読み込み、
    特定領域に係る上記領域情報から拡大／縮小率を決定
    し、上記文書のイメージデータを上記拡大／縮小率で拡
    大／縮小して表示することを特徴とする電子ファイリン
    グ装置。
  12. 【請求項１２】 文書のイメージデータを読み込む文書
    読み込み手段と、上記文書読み込み手段により読み込ま
    れた文書のイメージデータに対して文字認識を行い、文
    書に記されている文字の文字情報を抽出する文字認識手
    段と、上記文字認識手段により抽出された文書の文字情
    報から文書検索情報を作成し、上記文書読み込み手段に
    より読み込まれた文書のイメージデータと、上記文書検
    索情報とを関連付けて記憶する文書記憶手段と、上記文
    書記憶手段により記憶された文書のイメージデータを読
    み込み、読み込んだ文書のイメージデータを表示する文
    書表示手段とを備えた電子ファイリング装置において、 上記文字認識手段は、文書に記されている文字の領域情
    報を抽出し、上記文書記憶手段は、上記文書読み込み手
    段により読み込まれた文書のイメージデータと上記文字
    認識手段により抽出された領域情報とを上記文書検索情
    報と関連付けて記憶し、 さらに上記文書表示手段は、上記文書記億手段により記
    憶された文書のイメージデータと領域情報を読み込み、
    特定領域に係る上記領域情報から拡大／縮小率を決定
    し、読み込んだ文書のイメージデータを上記拡大／縮小
    率で拡大／縮小して表示することを特徴とする電子ファ
    イリング装置。
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