JPH05324900A - 携帯式文字検索装置 - Google Patents

携帯式文字検索装置

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JPH05324900A
JPH05324900A JP4123372A JP12337292A JPH05324900A JP H05324900 A JPH05324900 A JP H05324900A JP 4123372 A JP4123372 A JP 4123372A JP 12337292 A JP12337292 A JP 12337292A JP H05324900 A JPH05324900 A JP H05324900A
Authority
JP
Japan
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character
image
unit
signal output
search
Prior art date
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Pending
Application number
JP4123372A
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English (en)
Inventor
Naoki Maeda
直樹 前田
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】原稿上の文字列中から特定の文字列を検索でき
る携帯式文字検索装置を提供する。 【構成】手動操作で読取られた画像は、文字認識部にお
いて認識され、認識文字は認識結果格納メモリに記憶さ
れる。メモリ文字一致検出部では、認識文字をあらかじ
め検索文字メモリに記憶された特定の検索文字と比較し
て、その一致を判別する。文字の一致が判別されると、
表示器8に表示されたその一致文字の表示を変更させて
知らせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、携帯式文字検索装置
に関し、さらに詳細に言えば、大量にある文字情報の中
から必要とする文字または文字列を高速に検索すること
のできる携帯式文字検索装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】携帯式の文字読取装置や、文字認識装置
が提案されている。たとえば、特開平1−282690
号公報には、文字の読取方向の切換えが可能な携帯式の
画像入力機が開示されている。また、特開平1−234
977号公報には、或る言語で表現された単語等を読取
り、それを異なる言語で表現された単語等に変換する画
像読取機能付の携帯式電子辞書が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来より提案されてい
る携帯式文字読取装置や文字認識装置は、単語や文章等
を読取り、読取った単語や文章等に所定の処理、たとえ
ば記憶や翻訳処理を行うものであった。一方、このよう
な文字読取技術や文字認識技術の発展に伴い、携帯式の
簡単な装置で、名簿中から所望の人名検索、図書目録か
らキーワードによる書籍の検索等、大量にある文字情報
の中から必要な文字を検索する装置を実現することが望
まれる。
【0004】従来は、係る携帯式の文字検索装置は実現
されていなかったと思われ、本願発明者は、携帯式文字
検索装置を発明した。この発明の目的は、簡単な構成で
文字検索が可能な携帯式文字検索装置を提供することで
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
携帯式文字検索装置において、文字を含む画像が記録さ
れた読取対象面を手動操作により走査する走査手段と、
走査手段が走査するときに、読取対象面の画像を検出し
て画信号を出力する画信号出力手段と、画信号出力手段
から出力される画信号を解析して、画信号に含まれる文
字を認識する文字認識手段と、検索したい文字が予め記
憶された記憶手段と、文字認識手段で認識された文字を
記憶手段に記憶された検索文字と比較し、両文字が所定
の一致度のときに、一致信号を出力する一致判別手段
と、を含むことを特徴とするものである。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の携
帯式文字検索装置において、さらに、前記画信号出力手
段から出力される画信号を、少なくとも行単位で記憶可
能な容量の画像記憶手段と、画像記憶手段に記憶された
少なくとも行単位の画像を表示するための表示手段と、
前記一致判別手段から出力される一致信号に応答して、
表示手段に表示された少なくとも行単位の画像の中の一
致文字の表示を変更する表示変更手段とを含むことを特
徴とするものである。
【0007】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の携帯式文字検索装置において、さらに、前記走査
手段が走査するときに、走査距離に応じた位置信号を出
力する位置信号出力手段と、前記画信号出力手段から出
力される画信号の処理を、位置信号出力手段から出力さ
れる位置信号に同期付ける手段とを含むことを特徴とす
るものである。
【0008】請求項4記載の発明は、請求項1,2また
は3記載の携帯式文字検索装置において、さらに、前記
記憶手段へ検索したい文字を記憶するための入力モー
ド、または、文字を検索するための検索モードにモード
を切換えるためのモード切換手段と、モード切換手段が
入力モードのときに、前記文字認識手段の出力を前記記
憶手段へ与え、検索モードのときには前記文字認識手段
の出力を前記一致判別手段へ与えるスイッチング手段と
を含むことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】請求項1記載の発明によれば、携帯式文字検索
装置は、使用者の手で持たれて、読取対象面をなぞるよ
うに走査される。この走査によって、読取対象面の画像
が検出され、その画信号が出力される。画信号は、文字
認識手段によって解析され、その中の文字が認識され
る。
【0010】一方、検索したい文字は、携帯式文字検索
装置に備えられた記憶手段に予め記憶されている。文字
認識手段で認識された文字は、記憶手段に記憶された検
索文字と比較・照合され、両文字が所定の一致度のと
き、一致信号が出力される。よって、この一致信号によ
り、検索したい文字を検出できる。請求項2記載の発明
によれば、画信号出力手段で検出された文字が、少なく
とも行単位で表示器に表示される。また、一致信号に応
答して、検索したい文字の表示が変更されるから、検索
したい文字が検出されたときに、その文字を表示器にて
確認できる。
【0011】さらに、請求項3記載の発明によれば、走
査手段が走査するときに、走査距離に応じた位置信号と
画信号出力手段の出力する画信号とが同期付けられる。
よって、携帯式文字検索装置を走査する場合に、手動に
よりその走査速度が多少変化しても、走査速度の変化に
関わりなく画信号の処理、すなわち画信号に含まれる文
字の認識処理および画像表示処理を良好に行うことがで
きる。
【0012】また、請求項4記載の発明によれば、記憶
手段に記憶されている検索文字の書換えを、携帯式文字
検索装置に備えられている走査手段、画信号出力手段お
よび文字認識手段を用いて行うことができ、記憶手段に
検索文字を入力するためのキーボード等を省略すること
ができる簡易な構成の携帯式文字検索装置とすることが
できる。
【0013】
【実施例】以下には、図面を参照して、この発明の一実
施例について詳細に説明する。図1は、この発明の一実
施例にかかる携帯式文字検索装置101の全体的な構成
を示すブロック図である。この携帯式文字検索装置10
1は、携帯可能なハウジング100に収められていて、
文字を含む画像が記録された読取対象面、すなわち原稿
Dを、使用者が手動で走査できるものにされている。
【0014】この携帯式文字検索装置101には、画像
読取走査部として、長手のローラ1と、ローラ1の回転
軸に連結されたロータリエンコーダ2と、ローラ1に近
接して、ローラ1と並列に配置されたラインセンサ3
と、ローラ1の近傍に設けられたリセットボタン4とが
備えられている。ローラ1は、その周面下方がハウジン
グ100の底面からわずかに突出されている。走査時に
は、ハウジング100の底面が原稿Dに載せられ、ロー
ラ1の軸線と直交方向にハウジング100が移動され
る。このとき、ローラ1は、原稿Dと接触しつつ回転
し、回転量に応じた位置信号がロータリエンコーダ2か
ら出力される。
【0015】リセットボタン4は、ハウジング100底
面に対して入出自在に設けられていて、通常はハウジン
グ100底面からわずかに突出しており、ハウジング1
00底面が原稿D上に密着されると、ハウジング100
底面から凹む構造になっている。そして、リセットボタ
ン4がハウジング100底面から凹んだ状態、すなわち
ハウジング100底面が原稿Dに密着されて走査可能な
状態にされると、リセットボタン4からたとえばH信号
が導出され、ラインセンサ3が能動化される。また、ゲ
ート5が開かれ、ロータリエンコーダ2から出力される
位置信号がゲート5を通過可能になる。
【0016】このような構成にすれば、ハウジング10
0底面を原稿に密着させてから、原稿Dの面を連続走査
した走査量が検出できる。ハウジング100底面を原稿
Dから浮かせると、リセットボタン4はハウジング10
0底面から突出し、その信号はLとなり、ゲート5が閉
じ、ラインセンサ3は不能動状態になる。なお、リセッ
トボタン4およびゲート5を除外した構成であってもよ
い。
【0017】ラインセンサ3に対応したハウジング10
0の底面には、たとえば透明な窓が形成されていて、ラ
インセンサ3によって、原稿Dの画像をライン単位で順
次読取可能にされている。ラインセンサ3によって読取
られた画像信号は、画像メモリ6に記憶される。画像メ
モリ6は、少なくとも1行分、たとえば1行が100ラ
インで構成されるとすれば、100ライン分の情報が記
憶可能な容量にされている。なお、この実施例では、画
像メモリ6は、たとえば3行分の情報が記憶可能な容量
にされている。
【0018】また、ロータリエンコーダ2から出力され
る位置信号は、画像メモリ6に与えられる。画像メモリ
6では、ラインセンサ3から与えられる画像信号を記憶
する際に、ロータリエンコーダ2から与えられる位置信
号と同期付けて記憶している。このようにすれば、ライ
ンセンサ3の走査速度、すなわちハウジング100を手
動で移動させる場合の移動速度が多少変化しても、移動
速度の変化に関わりなく、ラインセンサ3によって読取
られた画像信号を、位置信号と同期付け、ライン単位で
順次画像メモリ6へ記憶することができる。この結果、
手動による走査速度の変化にかかわらず、原稿Dの画像
が間延びしたり縮んだりすることなく、画像メモリ6に
記憶される。
【0019】この画像メモリ6に蓄積された画像信号は
液晶制御部7によって読出され、読出された画像は液晶
表示器8に表示される。それゆえ、この文字検索装置を
操作する使用者は、液晶表示器8を見て、走査内容を確
認できる。ロータリエンコーダ2から出力される位置信
号は、液晶制御部7にも与えられている。液晶制御部7
では、与えられる位置信号に同期して、画像メモリ6に
記憶された画像信号を読出し、また、位置信号に同期し
て液晶表示器8における画像表示を制御する。このよう
にすれば、液晶表示器8に表示される原稿Dの画像が、
間延びしたり縮んだりすることなく、しかも、原稿Dに
記録された画像の位置と対応付けて、使用者が見やすい
画像を表示できる。
【0020】画像メモリ6の出力は、また、文字切出し
部9に与えられる。文字切出し部9では、与えられた画
像信号を1文字ごとの信号に細分する切出し処理を行
う。切出し処理に関しては、既にいくつかの提案があ
り、また実現された処理方法があるので、ここでの詳細
な説明は省略する。文字切出し部9で切出された文字信
号は、特徴抽出部10へ与えられ、ここで数値計算処理
しやすい特徴量に変換される。特徴量とは、文字認識に
必要な情報であり、たとえば文字輪郭線の方向ベクトル
のヒストグラムを統計処理したデータ(たとえば、電子
情報通信学会論文誌D Vol.J70−D No.7
pp.1390−1397に記載されている荷重方向
指数ヒストグラム法等がある。)である。
【0021】特徴抽出部10で抽出された特徴量は、文
字認識部11へ与えられる。文字認識部11には、たと
えば認識可能なすべての文字に関する標準特徴量を記憶
した認識用辞書が備えられている。文字認識部11で
は、特徴抽出部10から与えられる読取られた文字の特
徴量と、認識用辞書に記憶された標準特徴量とが比較・
照合され、特徴量の相違度が計算される。その結果、相
違度が最小となる標準特徴量の文字が認識文字として選
択され、文字コードで出力される。
【0022】文字認識部11における上述のような文字
認識処理については、既に他文献に多数説明されてお
り、ここでの説明については省略する。文字認識部11
で認識された文字、または、文字列は、認識結果格納メ
モリ12に蓄えられる。一方、検索したい文字、また
は、文字列は、予め検索文字メモリ13に記憶されてい
る。検索文字メモリ13への文字または文字列の記憶
は、たとえば、この装置に設けられたキーボード14を
含む文字入力装置(文字入力装置は、漢字入力が必要な
場合には、かな漢字変換機能を備えたものにされてい
る。)を用いて行われる。
【0023】認識結果格納メモリ12に記憶された認識
文字と、検索文字メモリ13に記憶された検索文字と
は、文字一致検出部15で比較・照合され、一致判定が
行われる。一致判定の仕方は、日本語、英数字等の文字
種類ごとに各種提案があり、完全一致、ワイルフォーカ
ードを使った一部一致、文字の一部が少し違っていても
一致判定をする曖昧検出等がある。詳しい一致判定につ
ては、他文献に既に開示されていて公知であるから、そ
の説明についてはそれら他文献に説明を譲る。
【0024】文字一致検出部15で一致が判定される
と、液晶制御部7にそのデータが転送される。応じて、
液晶制御部7では、検索文字との一致が判定された読取
文字の表示を変更する制御を行う。表示の変更とは、た
とえば液晶表示器8における一致判定文字の白黒反転
(リバース)である。また、液晶表示器8がカラー表示
の場合には、色を変えることでもよい。要は、使用者に
発見された検索文字を知らせるように、液晶表示器8に
おいて、一致判定文字の表示を変化させればよい。
【0025】さらにこの実施例では、液晶表示器8にお
いて、一致判定文字、つまり検索文字の表示変更だけで
は、使用者がその表示変更を見逃すおそれがあることを
考慮して、報知器16による報知が行われるようにされ
ている。報知器16は、この実施例では、たとえばLE
D等の視覚的な表示器16Aおよびブザー等の聴覚的な
表示器16Bからなっているが、いずれか一方だけでも
よい。
【0026】またこの実施例では、画像メモリ6の記憶
容量が、3行分であり、また、ローラ1およびロータリ
エンコーダ2から位置信号が出力されているから、手動
により走査が行き過ぎた場合には、逆方向に走査を戻す
ことで、行き過ぎた画像を液晶表示器8に表示し直す逆
方向のスクロールが可能である。上述の実施例では、ロ
ーラ1およびロータリエンコーダ2を用いて、紙面と接
触しながら一致を検出する構造を採用したが、これに代
え、非接触な光学的な位置検出エンコーダを用いて、位
置信号を出力するようにしてもよい。
【0027】また、より簡易型の装置にする場合は、ロ
ーラ1およびロータリエンコーダ2等の位置信号を出力
するための構成を省略してもよい。この場合でも、使用
者が走査速度をほぼ均一に保つことにより、支障のない
携帯式文字検索装置とすることができる。さらに、より
簡易式の装置としては、液晶表示器8を省略して、文字
が表示されずに、文字一致検出部15で一致信号が出力
されると、報知器16でそれが報知されるようなもので
もよい。
【0028】図2は、この発明の他の実施例にかかる携
帯式文字検索装置の構成を示すブロック図である。図2
において、図1の構成と同一部分には、同一の番号を付
し、重複した説明は省略する。図2に示す携帯式文字検
索装置の特徴は、検索文字の入力が、ラインセンサ3を
用いて行えることである。そのために、この実施例で
は、検索文字入力モードと検索モードとを切換えるため
のモード切換ボタン17と、このモード切換ボタン17
の切換えに応じて切換わるスイッチ18が設けられてい
る。スイッチ18は、文字認識部11の出力を認識結果
格納メモリ12へ与えるか、検索文字メモリ13へ与え
るかを切換えるためのスイッチである。モード切換ボタ
ン17が、検索文字入力モードにされると、スイッチ1
8は、検索文字メモリ13側へつながり、文字認識部1
1の出力が検索文字メモリ13へ与えられるようにな
る。
【0029】このモードで、検索文字をラインセンサ3
を用いて入力する。たとえば、検索したい文字を手書き
で、または活字文字で記載する。そして、記載された文
字をこの検索装置101のラインセンサ3で読取る。読
取られた検索文字は、液晶表示器8で確認できるととも
に、検索文字メモリ13へ記憶される。検索文字メモリ
13へ検索文字を記憶した後、モード切換ボタン17を
検索モードに切換える。応じて、スイッチ18は、文字
認識部11の出力を認識結果格納メモリ12へ与えるよ
うに切換わる。このモードで、図1で説明した実施例と
同様に検索走査を行えばよい。
【0030】図2に示す実施例では、ラインセンサ3を
用いて検索文字メモリ13へ検索文字を入力できるか
ら、図1に示す実施例のように、キーボード14等の文
字入力装置を省略することができ、装置の小型化を実現
できる。他の実施例として、たとえば図1に示すキーボ
ード14等の文字入力装置と、図2に示すモード切換ボ
タン17およびスイッチ18を含む構成とが併設された
文字検索装置としてもよい。
【0031】また、外部のキーボードを接続可能にし、
その外部のキーボードから検索文字を検索文字メモリ1
3へ入力できるようにしてもよい。図3は、図1に示す
携帯式文字検索装置101を用いて具体的に文字検索を
行っている状態を示す図である。図3の実施例では、原
稿Dとして、名簿を読取る場合が示されている。
【0032】携帯式文字検索装置101には、予め検索
したい氏名、たとえば「工藤」が入力されている。そし
て、原稿Dのたとえば上辺にハウジング100の上縁を
一致させるようにして、携帯式文字検索装置101を原
稿D上に密着させる。その後、手動で、検索装置101
を矢印A1方向へ走査する。そうすると、液晶表示器8
にはラインセンサ3で読取られた氏名とそれに付随した
番号データが、たとえば3行分ずつ表示される。この表
示内容が何行になるかは、画像メモリ6の容量により変
えることができる。この実施例では、前述したように、
画像メモリ6の容量が3行分であり、液晶表示器8には
3行分のデータが表示できる。
【0033】走査中に、検索したい氏名、たとえば「工
藤」が検出されると、液晶表示器8に表示される氏名
「工藤」は、図において枠で囲ったように、白黒反転さ
れる。と同時に、報知器16A,16Bにより、視覚的
および聴覚的に検索氏名が見つかったことが知らされ
る。この発明にかかる携帯式文字検索装置は、以上説明
した実施例のほか、ラインセンサ3に代えて、或る程度
の領域を一度に入力できる密着型エリアセンサを用いた
構成にしてもよい。また、ビジコン、テレビカメラ等を
使った縮小形センサを読取装置とすることもできる。
【0034】その他、この発明は、請求の範囲記載の範
囲内で種々の変更を行える。
【0035】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るので、多用途に使用でき、しかも操作が簡単な携帯式
文字検索装置を提供することができる。特に、視覚によ
る文字検索が十分にできない者、たとえば目が少し不自
由な人や検索文字の言語を母国語としない人であって
も、容易にかつ正確な文字検索ができる携帯式文字検索
装置とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例にかかる携帯式文字検索装
置の構成を示すブロック図である。
【図2】この発明の他の実施例にかかる携帯式文字検索
装置の構成を示すブロック図である。
【図3】この発明の一実施例にかかる携帯式文字検索装
置の使用例を示す図である。
【符号の説明】
1 ローラ 2 ロータリエンコーダ 3 ラインセンサ 6 画像メモリ 7 液晶制御部 8 液晶表示器 9 文字切出し部 10 特徴抽出部 11 文字認識部 12 認識結果格納メモリ 13 検索文字メモリ 14 キーボード 15 文字一致検出部 16 報知器 17 モード切換ボタン 18 スイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文字を含む画像が記録された読取対象面を
    手動操作により走査する走査手段と、 走査手段が走査するときに、読取対象面の画像を検出し
    て画信号を出力する画信号出力手段と、 画信号出力手段から出力される画信号を解析して、画信
    号に含まれる文字を認識する文字認識手段と、 検索したい文字が予め記憶された記憶手段と、 文字認識手段で認識された文字を記憶手段に記憶された
    検索文字と比較し、両文字が所定の一致度のときに、一
    致信号を出力する一致判別手段と、を含むことを特徴と
    する携帯式文字検索装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の携帯式文字検索装置は、さ
    らに、 前記画信号出力手段から出力される画信号を、少なくと
    も行単位で記憶可能な容量の画像記憶手段と、 画像記憶手段に記憶された少なくとも行単位の画像を表
    示するための表示手段と、 前記一致判別手段から出力される一致信号に応答して、
    表示手段に表示された少なくとも行単位の画像の中の一
    致文字の表示を変更する表示変更手段とを含むことを特
    徴とするものである。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の携帯式文字検索装
    置は、さらに、 前記走査手段が走査するときに、走査距離に応じた位置
    信号を出力する位置信号出力手段と、 前記画信号出力手段から出力される画信号の処理を、位
    置信号出力手段から出力される位置信号に同期付ける手
    段とを含むことを特徴とするものである。
  4. 【請求項4】請求項1,2または3記載の携帯式文字検
    索装置は、さらに、 前記記憶手段へ検索したい文字を記憶するための入力モ
    ード、または、文字を検索するための検索モードにモー
    ドを切換えるためのモード切換手段と、 モード切換手段が入力モードのときに、前記文字認識手
    段の出力を前記記憶手段へ与え、検索モードのときには
    前記文字認識手段の出力を前記一致判別手段へ与えるス
    イッチング手段とを含むことを特徴とするものである。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005275997A (ja) * 2004-03-26 2005-10-06 Sanyo Electric Co Ltd 情報処理装置
JP2012164351A (ja) * 1998-06-23 2012-08-30 Masanobu Kujirada ユーザー認識支援システム
US8292180B2 (en) 2001-07-13 2012-10-23 Hand Held Products, Inc. Optical reader having an imager

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