JPH07271181A - 現像装置 - Google Patents
現像装置Info
- Publication number
- JPH07271181A JPH07271181A JP6081694A JP6081694A JPH07271181A JP H07271181 A JPH07271181 A JP H07271181A JP 6081694 A JP6081694 A JP 6081694A JP 6081694 A JP6081694 A JP 6081694A JP H07271181 A JPH07271181 A JP H07271181A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- developing
- toner
- blade
- developing roller
- vibration
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Dry Development In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 現像ローラと現像ブレードとの接触による異
音の発生を防止する。 【構成】 トナー容器１にトナー６を感光体２に供給す
る回転自在の現像ローラ４とこの現像ローラ４に所定の
圧力をもって接触された現像ブレード１０とを設け、こ
の現像ブレード１０の現像ローラ４とは反対側の背面に
貼付され又は押し付けられた振動防止部材１７を設け、
振動防止部材１７により現像ブレード１０の振動周波数
を変え、現像ブレード１０の振動周波数とトナー６から
受ける抵抗の周波数との差を大きくすることにより、共
振を防止して異音を抑制するようにした。
音の発生を防止する。 【構成】 トナー容器１にトナー６を感光体２に供給す
る回転自在の現像ローラ４とこの現像ローラ４に所定の
圧力をもって接触された現像ブレード１０とを設け、こ
の現像ブレード１０の現像ローラ４とは反対側の背面に
貼付され又は押し付けられた振動防止部材１７を設け、
振動防止部材１７により現像ブレード１０の振動周波数
を変え、現像ブレード１０の振動周波数とトナー６から
受ける抵抗の周波数との差を大きくすることにより、共
振を防止して異音を抑制するようにした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、レーザープリ
ンタ等の電子写真装置に用いられる現像装置に関する。
ンタ等の電子写真装置に用いられる現像装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】近来、複写機やレーザープリンタ等の電
子写真装置において、現像ローラの表面にトナーの薄膜
を形成し、その現像ローラを感光体に対して接触又は非
接触状態で回転させることにより、感光体上の静電潜像
を現像する現像装置がある。以下、図３に基づいて従来
の現像装置について説明する。１はトナー容器である。
このトナー容器１の下部には感光体２に向けて開口する
開口部３が形成されている。そして、このトナー容器１
には、開口部３に位置する現像ローラ４と、中間ローラ
５と、トナー６を撹拌する撹拌器７とが回転自在に設け
られている。また、トナー容器１には、トナー６の有無
を検出するトナーセンサ８と、前記開口部３の下縁に一
端が固定されて前記現像ローラ４に圧接されてトナー６
の洩れを防止するリカバリーシート９と、現像ブレード
１０とが設けられている。この現像ブレード１０は、ば
ね性を有する板状のブレード板１１の先端に、弾性材に
より形成された棒状のブレードチップ１２を現像ローラ
４の長と方向に沿って固着することにより形成され、そ
のブレードチップ１２を現像ローラ４に対して所定の圧
力で接触するようにブレード板１１の基部がトナー容器
１に支持されている。
子写真装置において、現像ローラの表面にトナーの薄膜
を形成し、その現像ローラを感光体に対して接触又は非
接触状態で回転させることにより、感光体上の静電潜像
を現像する現像装置がある。以下、図３に基づいて従来
の現像装置について説明する。１はトナー容器である。
このトナー容器１の下部には感光体２に向けて開口する
開口部３が形成されている。そして、このトナー容器１
には、開口部３に位置する現像ローラ４と、中間ローラ
５と、トナー６を撹拌する撹拌器７とが回転自在に設け
られている。また、トナー容器１には、トナー６の有無
を検出するトナーセンサ８と、前記開口部３の下縁に一
端が固定されて前記現像ローラ４に圧接されてトナー６
の洩れを防止するリカバリーシート９と、現像ブレード
１０とが設けられている。この現像ブレード１０は、ば
ね性を有する板状のブレード板１１の先端に、弾性材に
より形成された棒状のブレードチップ１２を現像ローラ
４の長と方向に沿って固着することにより形成され、そ
のブレードチップ１２を現像ローラ４に対して所定の圧
力で接触するようにブレード板１１の基部がトナー容器
１に支持されている。
【０００３】さらに、前記トナー容器１の開口面にはシ
ール１３を介してトナーカートリッジ１４が装着されて
いる。このトナーカートリッジ１４は周縁に複数の係止
片１５を有し、これらの係止片１５に係止される支持片
１６がトナー容器１の上面に形成されている。
ール１３を介してトナーカートリッジ１４が装着されて
いる。このトナーカートリッジ１４は周縁に複数の係止
片１５を有し、これらの係止片１５に係止される支持片
１６がトナー容器１の上面に形成されている。
【０００４】このような構造においては、感光体２を時
計方向に回転させる過程でその表面を帯電チャージャ
（図示せず）により帯電させ、その帯電部分に画像デー
タに基づいて変調されたレーザ光を照射することにより
静電潜像が形成される。トナー容器１内のトナー６は中
間ローラ５により現像ローラ４側に寄せられ、この現像
ローラ４により感光体２に供給され、これにより、感光
体２上の静電潜像が現像される。
計方向に回転させる過程でその表面を帯電チャージャ
（図示せず）により帯電させ、その帯電部分に画像デー
タに基づいて変調されたレーザ光を照射することにより
静電潜像が形成される。トナー容器１内のトナー６は中
間ローラ５により現像ローラ４側に寄せられ、この現像
ローラ４により感光体２に供給され、これにより、感光
体２上の静電潜像が現像される。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】現像に際して、現像ロ
ーラ４上のトナー６の膜厚を規制するためには、弾性を
有する現像ブレード１０を片持状態で支持して所定の圧
力をもって現像ローラ４に圧接させる必要があるので、
現像ブレード１０が現像ローラ４との間を通過するトナ
ーからの抵抗を受けると、現像ブレード１０には、その
現像ブレード１０の固有の周期の振動とトナー６から受
ける抵抗の周期の振動とを重ね合わせた振動（強制振
動）が起き、現像ブレード１０の固有の振動周波数とト
ナー６から受ける抵抗の周波数との差が小さい程共鳴
（共振）し、騒音が発生する。この場合、トナー容器１
のトナー６がレベルＡに達する程の量が残っている場合
には、トナー６の重さがブレード板１１に加わるので振
動を抑制することができるが、トナー６がレベルＢ以下
になると、ブレード板１１が振動し易くなるので、振動
による異音が大きくなる。
ーラ４上のトナー６の膜厚を規制するためには、弾性を
有する現像ブレード１０を片持状態で支持して所定の圧
力をもって現像ローラ４に圧接させる必要があるので、
現像ブレード１０が現像ローラ４との間を通過するトナ
ーからの抵抗を受けると、現像ブレード１０には、その
現像ブレード１０の固有の周期の振動とトナー６から受
ける抵抗の周期の振動とを重ね合わせた振動（強制振
動）が起き、現像ブレード１０の固有の振動周波数とト
ナー６から受ける抵抗の周波数との差が小さい程共鳴
（共振）し、騒音が発生する。この場合、トナー容器１
のトナー６がレベルＡに達する程の量が残っている場合
には、トナー６の重さがブレード板１１に加わるので振
動を抑制することができるが、トナー６がレベルＢ以下
になると、ブレード板１１が振動し易くなるので、振動
による異音が大きくなる。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、トナー容器に
トナーを感光体に供給する回転自在の現像ローラとこの
現像ローラに所定の圧力をもって接触された現像ブレー
ドとを設け、この現像ブレードの前記現像ローラとは反
対側の背面に貼付され又は押し付けられた振動防止部材
を設けた現像装置である。
トナーを感光体に供給する回転自在の現像ローラとこの
現像ローラに所定の圧力をもって接触された現像ブレー
ドとを設け、この現像ブレードの前記現像ローラとは反
対側の背面に貼付され又は押し付けられた振動防止部材
を設けた現像装置である。
【０００７】
【作用】振動防止部材により現像ブレードの振動周波数
を変え、現像ブレードの振動周波数とトナーからを受け
る抵抗の周波数との差を大きくすることにより、共振を
防止して異音を抑制することが可能となる。
を変え、現像ブレードの振動周波数とトナーからを受け
る抵抗の周波数との差を大きくすることにより、共振を
防止して異音を抑制することが可能となる。
【０００８】
【実施例】本発明の第一の実施例を図１に基づいて説明
する。図３において説明した部分と同一部分は同一符号
を用い説明も省略する（以下同様）。本実施例は、ブレ
ード板１１の現像ローラ４とは反対側の背面に自由端側
に寄せて振動防止部材であるポリエステルフィルム１７
を両面接着テープ（図示せず）によって貼付したもので
ある。
する。図３において説明した部分と同一部分は同一符号
を用い説明も省略する（以下同様）。本実施例は、ブレ
ード板１１の現像ローラ４とは反対側の背面に自由端側
に寄せて振動防止部材であるポリエステルフィルム１７
を両面接着テープ（図示せず）によって貼付したもので
ある。
【０００９】このような構成において、トナー容器１内
のトナー６は現像ローラ４の回転により現像ブレード１
０の先端を通過するときに現像ブレード１０に抵抗を与
える。この場合、現像ブレード１０には、その現像ブレ
ード１０の固有の周期の振動とトナー６から受ける抵抗
の周期の振動とを重ね合わせた振動（強制振動）が起き
るが、ポリエステルフィルム１７により現像ブレード１
０の振動周波数を変え、現像ブレード１０の振動周波数
とトナー６から受ける抵抗の周波数との差を大きくする
ことにより、共振を防止して異音を抑制することが可能
となる。
のトナー６は現像ローラ４の回転により現像ブレード１
０の先端を通過するときに現像ブレード１０に抵抗を与
える。この場合、現像ブレード１０には、その現像ブレ
ード１０の固有の周期の振動とトナー６から受ける抵抗
の周期の振動とを重ね合わせた振動（強制振動）が起き
るが、ポリエステルフィルム１７により現像ブレード１
０の振動周波数を変え、現像ブレード１０の振動周波数
とトナー６から受ける抵抗の周波数との差を大きくする
ことにより、共振を防止して異音を抑制することが可能
となる。
【００１０】実験によれば、ブレード板１１の自由長Ｃ
の２分の１の長さＤで０．１ｍｍの厚さのポリエステル
フィルム１７を、ブレード板１１の自由端側に貼付する
ことにより、共振の発生を防止し得ることが実証され
た。また、振動防止部材としてスポンジを用いた場合に
も同様の目的を達成することができた。
の２分の１の長さＤで０．１ｍｍの厚さのポリエステル
フィルム１７を、ブレード板１１の自由端側に貼付する
ことにより、共振の発生を防止し得ることが実証され
た。また、振動防止部材としてスポンジを用いた場合に
も同様の目的を達成することができた。
【００１１】次いで、本発明の第二の実施例を図２に基
づいて説明する。本実施例は、振動防止部材であるポル
エステルフィルム１８をトナー容器１の内面に固定し、
このポリエステルフィルム１８の屈撓作用に基づく弾性
によりブレード板１１の背面を押し付けるように構成し
たものである。
づいて説明する。本実施例は、振動防止部材であるポル
エステルフィルム１８をトナー容器１の内面に固定し、
このポリエステルフィルム１８の屈撓作用に基づく弾性
によりブレード板１１の背面を押し付けるように構成し
たものである。
【００１２】このような構成においても、前記実施例と
同様に、ポリエステルフィルム１８により現像ブレード
１０の振動周波数を変え、現像ブレード１０の振動周波
数とトナー６から受ける抵抗の周波数との差を大きくす
ることにより、共振を防止することができる。また、本
実施例によれば、ポリエステルフィルム１８自身の押圧
力でブレード板１１の振幅を小さくすることもできるの
で、異音をより効果的に抑制することが可能となる。
同様に、ポリエステルフィルム１８により現像ブレード
１０の振動周波数を変え、現像ブレード１０の振動周波
数とトナー６から受ける抵抗の周波数との差を大きくす
ることにより、共振を防止することができる。また、本
実施例によれば、ポリエステルフィルム１８自身の押圧
力でブレード板１１の振幅を小さくすることもできるの
で、異音をより効果的に抑制することが可能となる。
【００１３】
【発明の効果】本発明は、トナー容器にトナーを感光体
に供給する回転自在の現像ローラとこの現像ローラに所
定の圧力をもって接触された現像ブレードとを設け、こ
の現像ブレードの前記現像ローラとは反対側の背面に貼
付され又は押し付けられた振動防止部材を設けたので、
振動防止部材により現像ブレードの振動周波数を変え、
現像ブレードの振動周波数とトナーから受ける抵抗の周
波数との差を大きくすることにより、共振を防止して異
音を抑制することができる。
に供給する回転自在の現像ローラとこの現像ローラに所
定の圧力をもって接触された現像ブレードとを設け、こ
の現像ブレードの前記現像ローラとは反対側の背面に貼
付され又は押し付けられた振動防止部材を設けたので、
振動防止部材により現像ブレードの振動周波数を変え、
現像ブレードの振動周波数とトナーから受ける抵抗の周
波数との差を大きくすることにより、共振を防止して異
音を抑制することができる。
【図１】本発明の第一の実施例を示す縦断側面図であ
る。
る。
【図２】本発明の第二の実施例を示す縦断側面図であ
る。
る。
【図３】従来例を示す縦断側面図である。
１ トナー容器 ２ 感光体 ４ 現像ローラ ６ トナー １０ 現像ブレード １７，１８ 振動防止部材
Claims (1)
- 【請求項１】 トナー容器にトナーを感光体に供給する
回転自在の現像ローラとこの現像ローラに所定の圧力を
もって接触された現像ブレードとを設け、この現像ブレ
ードの前記現像ローラとは反対側の背面に貼付され又は
押し付けられた振動防止部材を設けたことを特徴とする
現像装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6081694A JPH07271181A (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | 現像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6081694A JPH07271181A (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | 現像装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07271181A true JPH07271181A (ja) | 1995-10-20 |
Family
ID=13153261
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6081694A Pending JPH07271181A (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | 現像装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07271181A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009031520A (ja) * | 2007-07-26 | 2009-02-12 | Seiko Epson Corp | 現像装置、画像形成装置、及び、画像形成システム |
-
1994
- 1994-03-30 JP JP6081694A patent/JPH07271181A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009031520A (ja) * | 2007-07-26 | 2009-02-12 | Seiko Epson Corp | 現像装置、画像形成装置、及び、画像形成システム |
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