JPH07270914A - マルチスクリーンディスプレイ - Google Patents

マルチスクリーンディスプレイ

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JPH07270914A
JPH07270914A JP6087886A JP8788694A JPH07270914A JP H07270914 A JPH07270914 A JP H07270914A JP 6087886 A JP6087886 A JP 6087886A JP 8788694 A JP8788694 A JP 8788694A JP H07270914 A JPH07270914 A JP H07270914A
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JP
Japan
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fresnel lens
fresnel
lens mounting
frame
assembled
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JP6087886A
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English (en)
Inventor
Keizo Furuya
恵三 古屋
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Priority to KR1019940026937A priority patent/KR0164245B1/ko
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Priority to US08/620,170 priority patent/US5708528A/en
Priority to US08/934,760 priority patent/US6081375A/en
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 投写ユニットからの映像光のずれが大きい状
態でも、映像光の干渉を防止するとともに、画面を大き
くした場合における取扱性を向上する。 【構成】 マルチスクリーンディスプレイの正面部1
は、投写ユニットからの映像光のずれが大きい状態で
も、フレネルレンズ取付けユニット10のフレネルレン
ズ取付け枠11により投写ユニットからの映像光が他の
投写ユニットに対応したレンチキュラーレンズに投写さ
れるのを防止でき、映像光同志の干渉を防止できる。ま
た、マルチスクリーンディスプレイの正面部1は、フレ
ネルレンズ取付けユニット10,10…10を1個づつ
に分解することができるので、画面を大きくした場合に
おける移動、輸送、据付等の取扱性が向上できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスクリーンの背面から映
像光を投射して映像表示を行うマルチスクリーンディス
プレイに係り、特に組立てを容易にしたマルチスクリー
ンディスプレイの提供を目的とする。
【0002】
【従来の技術】従来、マルチスクリーンディスプレイに
は、投射ユニットからの映像光をスクリーンの正面から
投射する正面投射式のものと、映像光をスクリーンの背
面から投射する背面投射式のものとがあるが、周囲の光
の影響が少ない背面式のマルチスクリーンディスプレイ
が一般的に普及してきている。このような背面式のマル
チスクリーンディスプレイは、スクリーンを縦横に分割
して複数の領域を設定し、複数の投写ユニットからの映
像光をそれぞれ複数の領域に投写することにより、個別
の複数の映像を表示したり、一つの映像を複数に分割し
て表示したりすることができる。
【0003】図26はこのような従来のマルチスクリー
ンディスプレイの正面部を示す平面図である。
【0004】図26において、符号80は、マルチスク
リーンディスプレイの正面部であり、この正面部80は
スクリーン90をスクリーン取付け枠81で取付ける構
造になっている。
【0005】このスクリーンには上下左右の4つの領域
91,92,93,94が設定されており、それぞれ個
別の4つの投写ユニットからの映像光が投写されるよう
になっている。
【0006】図27は図26の正面部80の断面図であ
る。
【0007】図27に示すように、スクリーン90は、
厚みの最も大きいアクリル板95と、厚みの最も小さい
レンチキュラーレンズ板96の間の上下左右の4つの領
域91,92,93,94にフレネルレンズ板97,9
7…を配設したものである。
【0008】フレネルレンズ板97,97…は、それぞ
れ複数の投写ユニットからの映像光の拡散を弱めレンチ
キュラーレンズ板96に導く。レンチキュラーレンズ板
96は、半透明板の正面側に縦縞のレンズを形成したも
のであり、フレネルレンズ板97,97…からの映像光
を結像し、さらに左右に拡散するためのものである。ま
た、フレネルレンズ板97の周囲には黒色塗装98を行
って隣り合わせた投写ユニットによる光の干渉を防いで
いる。
【0009】図28はこのような投写ユニットによる映
像光の干渉の防止について説明する説明図である。
【0010】図28において、フレネルレンズ板97,
97…の間では、黒色塗装98により光が吸収されるの
で、破線A91,A92に示す上下(または左右)の投
写ユニットからの映像光のずれが少ない状態では、異な
る投写ユニットによる映像光光の干渉は起こらないが、
アクリル板95は一枚の板で構成されているので、実線
B91,B92に示すように、投写ユニットからの映像
光のずれが大きい状態では、映像光が黒色塗装98を超
え、干渉が起きてしまう。このため、投写ユニットのラ
スターサイズをコントロールして投写映像の境界線を制
御しなければならず、周波数特性の異なるいくつかの信
号を切換えて使うマルチユースでは、非常に難しい制御
となる。
【0011】また、アクリル板95にフレネルレンズ板
97,97…を釘で強制固定した場合には、アクリル板
95とフレネルレンズ板97,97…との板厚差により
膨脹・収縮の比率及び進行速度に差が出て、結果として
アクリル板95とフレネルレンズ板97,97…の間に
歪みが生じる。このため室内等の温度変化が少ない場所
でしか使用できない。これに加え、初めから4枚のフレ
ネルレンズ板97,97…が一枚に固定されているの
で、移動、輸送、据付等の取扱性が低い。さらにアクリ
ル板95やスクリーン取付け枠81も十分な強度を得る
ため、重くなり、さらに取扱性が低くなってしまう。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】前記した従来のマルチ
スクリーンディスプレイでは、複数のフレネルレンズ板
を支えるアクリル板が一枚の板で構成されているので、
投写ユニットからの映像光のずれが大きい状態では、映
像光がフレネルレンズ板の周りに塗布された黒色塗装を
超え、干渉が起きてしまう。このため、投写ユニットの
ラスターサイズをコントロールして投写映像の境界線を
制御しなければならず、周波数特性の異なるいくつかの
信号を切換えて使うマルチユースでは、非常に難しい制
御となる。また、アクリル板にフレネルレンズ板を釘で
強制固定した場合には、アクリル板とフレネルレンズ板
との板厚差により膨脹・収縮の比率及び進行速度に差が
出て、歪みが生じる。このため室内等の温度変化が少な
い場所でしか使用できない。これに加え、初めから複数
のフレネルレンズ板…が一枚に固定されているので、移
動、輸送、据付等の取扱性が低い。さらにアクリル板や
スクリーン取付け枠も十分な強度を得るため、重くな
り、さらに取扱性が低くなってしまう。
【0013】そこで本発明は、前記の問題点を除去し、
投写ユニットからの映像光のずれが大きい状態でも、映
像光の干渉を防止できるとともに、画面を大きくした場
合における取扱性を向上することができるマルチスクリ
ーンディスプレイの提供を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明による請求項1記
載のマルチスクリーンディスプレイは、複数のフレネル
レンズと、枠状に形成され、正面側に前記複数のフレネ
ルレンズがそれぞれ取付けられ、複数の投写ユニットか
らの映像光が背面側からそれぞれ投写されるとともに、
側面に設けられた接続手段により互いに接続されて組み
立てられる複数のフレネルレンズ取付け枠と、レンチキ
ューラーレンズと、枠状に形成され、正面側に前記レン
チキュラーレンズが取付けられ、背面側から前記組立て
られた複数のフレネルレンズ取付け枠が挿入されるレン
チキュラーレンズ取付け枠とを具備したことを特徴とす
る。
【0015】
【作用】この様な構成によれば、投写ユニットからの映
像光のずれが大きい状態でも、複数のフレネルレンズ取
付け枠により映像光の干渉を防止できるとともに、複数
のフレネルレンズ取付け枠は側面に設けられた接続手段
により互いに接続されて組み立てられるので画面を大き
くした場合における取扱性を向上することができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0017】図1は本発明に係るマルチスクリーンディ
スプレイの正面部を示す分解斜視図である。
【0018】図1において、符号1は、マルチスクリー
ン方式のマルチスクリーンディスプレイの正面部であ
り、この正面部1は4つのフレネルレンズ取付けユニッ
ト10,10…10を縦2列、横2列で並べて組立て、
組み立てた状態のフレネルレンズ取付けユニット10,
10…10の正面側に、レンチキュラーレンズ取付けユ
ニット30を取付けるようになってる。
【0019】フレネルレンズ取付けユニット10は、フ
レネルレンズ取付け枠11の正面側に上下の当て板12
及び左右の当て板13によりフレネルレンズ14を取付
けている。4つのフレネルレンズ取付け枠11,11…
11の背面側には、4つの投写ユニットが配設されてお
り、4つの投写ユニットからの光が背面側からそれぞれ
個別に投射されるようになっている。フレネルレンズ取
付け枠11の上下左右の側面には、ボルト止め用の貫通
孔15が一面あたり2つ形成されている。
【0020】レンチキュラーレンズ取付けユニット30
は、レンチキュラーレンズ取付け枠31の正面側に硬質
プラスチック等の強度の高くある程度の弾性を有した素
材を枠状に形成した補強ピース32を介してレンチキュ
ラーレンズ33が取付けられている。レンチキュラーレ
ンズ取付け枠31の上下左右の側面には、ボルト止め用
の貫通孔34が前記フレネルレンズ取付け枠11の貫通
孔15に対応する位置に一面あたり4つ形成されてい
る。この正面部1は、このようなフレネルレンズ取付け
ユニット10,10…10とレンチキュラーレンズ取付
けユニット30により1つのマルチスクリーンを構成し
ている。
【0021】図2は図1のフレネルレンズ取付けユニッ
ト10を示す分解斜視図である。
【0022】フレネルレンズ取付けユニット10のフレ
ネルレンズ取付け枠11は、アルミ合金等の強度の高い
部材を枠状に形成したものであり、正面側にはフレネル
レンズ取付け部16が形成されている。フレネルレンズ
取付け部16は、フレネルレンズ取付け枠11の外周よ
りも当て板12,13の厚み分小径に形成されている。
また、フレネルレンズ取付け部16の背面側には溝部1
7が形成されており、この溝部17には、1面あたり5
か所ねじ孔18,18…が等間隔で形成されている。
【0023】当て板12は、金属板をコ字状に折曲する
ことにより正面側にフレネルレンズ板14を係止する係
止片19を形成するとともに背面側を背面に向けてL状
に折り曲げ捩子止め部20を形成したものである。この
捩子止め部20には前記溝部17のねじ孔18に対応し
た位置に貫通孔21が形成されている。捩子止め部20
は、ねじ22を貫通孔に挿入しねじ孔18に螺入するこ
とにより、前記溝部17に取付け固定されるようになっ
ている。当て板13は、当て板12と長さが異なるだけ
で、当て板12と同様の構造になっている。
【0024】図3は図1の正面部を示す斜視図である。
【0025】図3において、レンチキュラーレンズ取付
けユニット30は、背面側から縦2列、横2列で組み立
てた状態のフレネルレンズ取付けユニット10,10…
が挿入された状態で、ボルト35,35…により組み立
てた状態のフレネルレンズ取付けユニット10,10…
に取付けられるようになってる。これにより、レンチキ
ュラーレンズ33の背面側にフレネルレンズ14が配設
される。
【0026】図4は図3のA−A線断面図である。この
図に示すように、レンチキュラーレンズ取付けユニット
30のレンチキュラーレンズ取付け枠31は、正面側が
外側に向けてL字状に形成されており、この部分に補強
ピース32がねじ36により,ねじ止め固定されてい
る。補強ピース32の正面側には、接着によりレンチキ
ュラーレンズ33が取付けられる。ボルト35はレンチ
キュラーレンズ取付け枠31の貫通孔34およびフレネ
ルレンズ取付け枠11の貫通孔15に挿入され、ナット
37に螺入されることにより、レンチキュラーレンズ取
付け枠31とフレネルレンズ取付け枠11を固定してい
る。この状態でフレネルレンズ14を係止する当て板1
2の係止片19は、レンチキュラーレンズ33の背面側
に接触する。
【0027】図5は図4の当て板及びその周辺部を拡大
して示す断面図である。
【0028】当て板12は、弾性を有しており、温度上
昇によりフレネルレンズ14が実線の状態から破線の状
態に膨脹した場合に、外側に湾曲して、フレネルレンズ
14に内側向きの力を加えるようになっている。ここ
で、フレネルレンズ取付け部16の外周と、フレネルレ
ンズ14の外周は一般的な気温の下限となる氷点下−2
0度程度で一致するように設定している。このため、常
温では、当て板12は、常にフレネルレンズ14に内側
向きの力を加えることになる。
【0029】図6は組み立てられた状態のフレネルレン
ズ取付けユニット10を示す断面図である。
【0030】フレネルレンズ取付けユニット10,10
が組み立てられた状態では、隣合うフレネルレンズ取付
け枠11,11の貫通孔15,15は、連通することに
なる。ボルト38は、このような連通した貫通孔15,
15に挿入され、ナット39のねじ孔に螺入されること
により、隣合うフレネルレンズ取付け枠11,11を固
定する。ここで、フレネルレンズ取付け枠11のフレネ
ルレンズ取付け部16は、当て板12の厚み分小径に形
成されるので、隣合う当て板12は接触した状態とな
る。また、フレネルレンズ取付け部16には段部17が
形成され、当て板12のねじ止め部20は段部17に合
わせて折り曲げられているので、ねじ22同志が接触す
ることがない。さらに、フレネルレンズ14が膨脹、収
縮した場合にも当て板12のスプリング効果により、フ
レネルレンズ14が安定して保持される。
【0031】このような実施例によれば、マルチスクリ
ーンディスプレイの正面部1は、投写ユニットからの映
像光のずれが大きい状態でも、レンチキュラーレンズ取
付けユニット10のフレネルレンズ取付け枠11により
投写ユニットからの映像光が他の投写ユニットに対応し
たフレネルレンズに投写されるのを防止でき、映像光同
志の干渉を防止できる。また、マルチスクリーンディス
プレイの正面部1は、ボルト35を外すことにより、組
み立てた状態のフレネルレンズ取付けユニット10,1
0…10からの正面側に、レンチキュラーレンズ取付け
ユニット30を外すことができ、ボルト38を外すこと
により、フレネルレンズ取付けユニット10,10…1
0を1個づつに分解することができるので、移動、輸
送、据付等の取扱性が向上できる。さらにフレネルレン
ズ14をアルミ合金等の軽量かつ丈夫な素材で形成した
フレネルレンズ取付け枠11により個別に取り付ける構
造なので、図26に示した従来例よりも軽量化が可能に
なる。
【0032】図7は図1の実施例の変形例を示す組み立
てられた状態のフレネルレンズ取付けユニットの正面図
であり、図1の実施例と同じ構成要素には同じ符号を付
して説明を省略している。
【0033】図7において、本実施例で異なるのは、フ
レネルレンズ取付けユニット41,41…41の組み立
てた状態で互いに隣合う面に位置する当て板(内側当て
板)42の係止片43を外周に位置する当て板(外周側
当て板)12の係止片19よりもフレネルレンズ14側
への幅を短く形成したことである。これ以外の構成は図
1の実施例と同様である。
【0034】図8は図7のフレネルレンズ取付けユニッ
ト41の断面図である。
【0035】図8において、フレネルレンズ取付けユニ
ット41の他のフレネルレンズ取付けユニット41と隣
合う面における当て板42の係止片43の幅A1は、外
周における当て板12の係止片19の幅B1の半分程度
の幅に形成されている。ここで、フレネルレンズ取付け
ユニット41が組み立てられた状態では、隣合う当て板
42同志が接触した状態となるので、当て板42が湾曲
せず、係止片43が短くても、フレネルレンズ14の脱
落を十分防止できる。
【0036】このような変形例によれば隣り合うフレネ
ルレンズ14の間の係止片43を目立たなくすることが
できるので、視聴者に高い印象を与えることができる。
【0037】図9は本発明に係るマルチスクリーンディ
スプレイの他の実施例を示す要部の断面図であり、図1
と同じ構成要素には同じ符号を付して説明を省略してい
る。
【0038】図9において、フレネルレンズ取付けユニ
ット45のフレネルレンズ46は、他のフレネルレンズ
46と隣合う側面の前後の中間位置に溝部47が形成さ
れている。フレネルレンズ取付けユニット45,45…
45の組み立てた状態で互いに隣合う面に位置する当て
板48は、係止片49が前記の溝部47に対応する位置
に形成されている。これ以外の構成は図1の実施例と同
様である。
【0039】このような実施例によれば、隣り合うフレ
ネルレンズ46の間の係止片49をさらに目立たなくす
ることができるとともに、以下に示す効果がある。
【0040】図10はこのような実施例の効果を示す説
明図であり、図10(a)は図9の実施例の係止片及び
その周辺部を示し、図10(b)は図7の実施例の係止
片及びその周辺部を示している。
【0041】図10(a)に示す本実施例の重ね合わさ
れた当て板48,48による成る係止片49,49の幅
D1は、図10(b)に示す図7の実施例の重ね合わさ
れた当て板42,42により成る係止片43,43の幅
E1と同幅に設定している。しかしながら、図10
(a)に示ように、溝部47はフレネルレンズ46の表
面よりも背面側に形成されるので、この溝部47により
映像光が遮光することにより生じる影の幅C1は、図1
0(b)に示す係止片43,43による幅E1よりも小
さくなり、その結果、図7の実施例よりも映像の境目を
目立たなくすることができる。この場合、溝部47によ
る映像光の乱反射も考えられるが、この場合には溝部4
7に黒塗装を行うことにより解決できる。
【0042】図11は図9の実施例の変形例の要部を示
す断面図である。
【0043】図11の実施例では、フレネルレンズ51
の溝部52より正面側53を当て板の厚みの1/2分背
面側54より長く形成している。
【0044】図12は図11の変形例のフレネルレンズ
取付けユニットを組み立てた状態を示す断面図である。
【0045】図12において、フレネルレンズ取付けユ
ニットを組み立てた状態では、隣り合うフレネルレンズ
51,51の正面側53,53が互いに接触した状態と
なるので、フレネルレンズ51,51の境目を目立たな
くすることができる。また、投写ユニットをオフ状態に
した場合、半透明のレンチキュラーレンズから見た場合
の当て板48の係止片49が殆ど見えなくなり、さらに
視聴者に好ましい印象を与えることができる。
【0046】図13は本発明に係るマルチスクリーンデ
ィスプレイのもう一つの他の実施例を示すフレネルレン
ズ取付けユニットの正面図であり、図1と同じ構成要素
には同じ符号を付して説明を省略している。
【0047】図13において、フレネルレンズ取付けユ
ニット61の上下に隣合う面における当て板として、一
面あたり2つの当て板(内側当て板)62,62を設け
ている。また、フレネルレンズ取付けユニット61の左
右に隣合う面における当て板として、一面あたり2つの
当て板63,63を設けている。当て板62,63はそ
れぞれ外周の当て板(外周側当て板)12,13の1/
4を弱干下回るように形成している。フレネルレンズ6
8は、このような当て板12,13,62,63によっ
て、フレネルレンズ取付け枠66の取付け部67に取付
けられている。
【0048】図14は図13のフレネルレンズ取付けユ
ニットを組み立てた状態を示す正面図である。
【0049】図14において、当て板62の係止片64
は、上下の隣り合うフレネルレンズ取付けユニット61
間で不連続で互い違いに設けられている。同様に当て板
63の係止片65は、左右の隣り合うフレネルレンズ取
付けユニット61間で不連続で互い違いに設けられてい
る。
【0050】図15は図13のフレネルレンズ取付けユ
ニットを組み立てた状態を示す断面図である。
【0051】フレネルレンズ取付け枠66のフレネルレ
ンズ取付け部67は、当て板62の厚みの1/2分フレ
ネルレンズ取付け枠66の外周より小径に形成されるの
で、当て板62は隣り合うフレネルレンズ取付け部67
の両方に接触した状態となる。これにより図7の実施例
よりも係止片64(係止片65)によりフレネルレンズ
68が遮蔽される部分の幅F1を当て板62(当て板6
3)の厚みの一枚分狭くすることができる。
【0052】図16は図13乃至図15に示した実施例
の変形例を示す要部の断面図であり、図15と同じ構成
要素には同じ符号を付して説明を省略している。
【0053】図16において、フレネルレンズ取付けユ
ニット70のフレネルレンズ71は、他のフレネルレン
ズ71と隣合う側面の前後の中間位置に溝部72が形成
されている。フレネルレンズ取付けユニット70,70
…70の組み立てた状態で互いに隣合う面に位置する当
て板73は、隣り合うフレネルレンズ取付けユニット6
1間で不連続で互い違いに設けられているとともに、係
止片74が前記の溝部72に対応する位置に形成されて
いる。また、フレネルレンズ71は、溝部72より正面
側75を当て板73の厚みの1/2分背面側76より長
く形成している。
【0054】これ以外の構成は図1の実施例と同様であ
る。
【0055】このような変形例によれば溝部72はフレ
ネルレンズ71の表面よりも背面側に形成されるので、
この溝部72により映像光が遮光することにより生じる
影の幅G1は、係止片74による幅H1よりも小さくな
り、その結果、図15の実施例よりも映像の境目を目立
たなくすることができる。
【0056】図17は本発明に係るマルチスクリーンデ
ィスプレイのさらにもう一つの他の実施例を示す当て板
の斜視図。
【0057】図17において、本実施例では、フレネル
レンズ取付けユニットの隣合う面における当て板101
として、一面側に向いた係止片102と他面側に向いた
係止片103を交互に計4つ設けたものを用いている。
係止片102,103は外周の当て板の係止片の長さの
1/4を弱干下回るように形成している。
【0058】図18は図17の実施例の要部を示す断面
図であり、図16の変形例と同じ構成要素には同じ符号
を付して説明を省略している。
【0059】図18において、この図に示すように、当
て板101は、隣り合うフレネルレンズ取付けユニット
104の片方のみに取付けられている。これ以外は、図
16の変形例と同様になっている。
【0060】このような実施例によれば、図16の変形
例と同様の効果があるとともに、隣り合うフレネルレン
ズ取付けユニット104の係止片を共用できるので、部
品数を減らすことができるとともに、組み立て作業を簡
素化できる。
【0061】図19は本発明に係るマルチスクリーンデ
ィスプレイのさらにさらにもう一つの他の実施例を示す
フレネルレンズ取付けユニットの正面図である。
【0062】図19に示すように、フレネルレンズ取付
けユニット111,111…111のフレネルレンズ1
15の外周には溝部が形成されており、この溝部に当て
板112,113,122,123の係止片114,1
15,124,125が挿入されるようになっている。
フレネルレンズ取付けユニット111,111…111
の組み立てた状態で互いに隣合う面に位置する当て板1
12,113の係止片114,115を外周に位置する
当て板12の当て板122,123の係止片124,1
25よりもフレネルレンズ116側への幅を短く形成し
ている。フレネルレンズ取付けユニット111,111
…111のコーナが重なる部分のフレネルレンズ116
及びフレネルレンズ取付け枠117は、切り欠かれてお
り、この部分に四角形の貫通孔118が形成されてい
る。
【0063】図20は図19の実施例の要部を示す断面
図である。
【0064】図20に示すように、レンチキュラーレン
ズ131の前記貫通孔118に対応する位置には貫通孔
132が形成されている。貫通孔118,132には正
面側からピン140が挿入されている。ピン140の正
面側には貫通孔132の径よりも大径のつば141が形
成されている。ピン140のフレネルレンズ取付け枠1
17の背面側から突出した部分には一部を切り欠いたリ
ング状の締め付け金具142が取付けられている。締め
付け金具142は、つばとの間隔を十分縮めた状態でゴ
ムリング143によりピン140の他端側に取付け固定
される。これにより、レンチキュラーレンズ131はフ
レネルレンズ116に圧接される。
【0065】このような実施例によれば、図9の実施例
と同様の効果があるとともに、画面を大きく形成した場
合にも、レンチキュラーレンズ131の撓みを防止して
フレネルレンズ116に圧接させることができ、レンチ
キュラーレンズの撓みにより部分的に外光が反射して見
えたり、映像が歪んで見えたりするのを防止することが
できる。
【0066】図21は本発明に係るマルチスクリーンデ
ィスプレイの第6の実施例を示す斜視図であり、図1乃
至図8に示した実施例と同じ構成要素には同じ符号を付
して説明を省略している。
【0067】図21において、ワイヤー201は、一端
がレンチキュラーレンズ取付け枠31の上側の中央部に
取付けられ、他端がレンチキュラーレンズ取付け枠31
の下側の中央部に取付けられ、中間部が隣合う縦方向の
当て板13の接触面に符号させてレンチキュラーレンズ
33の正面側に張付けられている。
【0068】ワイヤー202は、一端がレンチキュラー
レンズ取付け枠31の右側の中央部に取付けられ、他端
がレンチキュラーレンズ取付け枠31の左側の中央部に
取付けられ、中間部が隣合う横方向の当て板12の接触
面に符号させてレンチキュラーレンズ33の正面側に張
付けられている。
【0069】図22は図21のワイヤー取付け部の断面
図であり、図1乃至図8に示した実施例と同じ構成要素
には同じ符号を付して説明を省略している。
【0070】この図に示すように、レンチキュラーレン
ズ取付けユニット30のレンチキュラーレンズ取付け枠
31は、正面側が外側に向けてL字状に形成されてお
り、この部分に補強ピース32がねじ236によりねじ
止め固定されている。ねじ236のねじ頭とレンチキュ
ラーレンズ取付け枠31の間にはワイヤー201の一端
側が巻き付けて結び付けられている。これにより、ワイ
ヤー201は、一端がレンチキュラーレンズ取付け枠3
1の上側の中央部に取付けられる。また、図示しないが
ワイヤー201の他端及びワイヤー202の一端及び他
端もワイヤー201と同様の取付けが行われている。
【0071】このような実施例によれば、図19の実施
例と同様の効果を低コストのワイヤー201,202で
得られる。ここで、ワイヤー201,202は、当て板
12,13と重なり合う位置に設けることになるので、
十分目立たなくすることができる。
【0072】図23は本発明に係るマルチスクリーンデ
ィスプレイの第7の実施例を示す斜視図である。
【0073】図23において、レンチキュラーレンズ取
付けユニット330は、背面側から縦3列、横3列で組
み立てた状態のフレネルレンズ取付けユニット310,
310…が挿入された状態で、該フレネルレンズ取付け
ユニット310,310…に取付けられるようになって
る。フレネルレンズ取付けユニット310は、フレネル
レンズ取付け枠11の正面側に上下の当て板312及び
左右の当て板313によりフレネルレンズ314を取付
けている。
【0074】レンチキュラーレンズ333は、左右の当
て板313の接触面に重なり合う縦方向の分割接線で3
つのレンチキュラーレンズ341,342,343に分
割されている。
【0075】図24は図23のレンチキュラーレンズの
B−B線断面図である。
【0076】レンチキュラーレンズ341,342の間
は接着剤351により接着されている。
【0077】レンチキュラーレンズ341,342の正
面側には、縦方向の溝部351が左右に複数並べて形成
され、この溝部351の底部は、弧状の凸部352に形
成されている。
【0078】レンチキュラーレンズ341,342の背
面側には、縦方向の弧状の凸部353が左右に複数並べ
て形成されている。
【0079】このような実施例によれば、図1の実施例
と同様の効果があるとともに、マルチスリーンディスプ
レイを大画面化した場合に、金型形成のためレンチキュ
ラーレンズは複数に分割して形成しなければならず、こ
の場合の繋ぎ目(接着剤351による接着部)を目立た
なくすることができる。
【0080】図25は本発明に係る第8の実施例を示す
側面図である。
【0081】本実施例では投写ユニット151を個別の
筐体152に挿入しこの筐体の正面側に図1の同様のフ
レネルレンズ取付けユニット10を取付けることによ
り、単体のビデオウォオールプロジェクタ160を構成
している。本実施例では、ビデオウォオールプロジェク
タ160を縦横に組み立て、さらに図1のレンチキュラ
ーレンズ取付けユニット30を取り付けるようにしてい
る。複数のビデオウォオールプロジェクタ160を縦横
に接続して組みたてる接続手段は、筐体152とフレネ
ルレンズ取付けユニット10の少なくとも一方に設けれ
ばよい。
【0082】このような実施例によれば図1の実施例と
同様の効果があるとともに、工場で図25の状態に組み
立てて、ピント調整等の光学的位置の微調整を行ってお
けば、設置場所における微調整を簡略化することがで
き、据付作業の簡略化が可能となる。
【0083】尚、図1乃至図22と図25に示した実施
例では、縦2列、横2列の計4つのフレネルレンズ取付
けユニットでマルチスクリーンディスプレイの正面部を
構成したが、フレネルレンズ取付けユニットの配列や個
数は、別に設定、例えば、縦3列、横3列の計9つのフ
レネルレンズ取付けユニットで正面部を構成するように
してもよい。図23及び24に示した実施例では、縦3
列、横3列の計9つのフレネルレンズ取付けユニットで
マルチスクリーンディスプレイの正面部を構成したが、
フレネルレンズ取付けユニットの配列や個数は、別に設
定、例えば、縦4列、横4列の計16個のフレネルレン
ズ取付けユニットで正面部を構成するようにしてもよ
い。また、図21に示した実施例では、レンチキュラー
レンズ33を正面側に張付ける線状部材としてワイヤー
を用いたが合成繊維の糸など別の線状部材を用いてもよ
い。
【0084】
【発明の効果】以上述べた様にこの発明によれば、投写
ユニットからの映像光のずれが大きい状態でも、映像光
の干渉を防止できるとともに、画面を大きくした場合に
おける取扱性を向上することができるマルチスクリーン
ディスプレイの提供を目的とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマルチスクリーンディスプレイの
一実施例の正面部を示す分解斜視図。
【図2】図1のフレネルレンズ取付けユニットを示す分
解斜視図。
【図3】図1の正面部を示す斜視図。
【図4】図3のA−A線断面図。
【図5】図4の当て板及びその周辺部を拡大して示す断
面図。
【図6】図3のフレネルレンズ取付けユニットを示す断
面図。
【図7】図1の実施例の変形例を示すフレネルレンズ取
付けユニットの正面図。
【図8】図7のフレネルレンズ取付けユニットの断面
図。
【図9】本発明に係るマルチスクリーンディスプレイの
他の実施例を示す要部の断面図。
【図10】図9の実施例の効果を示す説明図。
【図11】図9の実施例の変形例の要部を示す断面図。
【図12】図11の変形例のフレネルレンズ取付けユニ
ットを組み立てた状態を示す断面図。
【図13】本発明に係るマルチスクリーンディスプレイ
のもう一つの他の実施例を示すフレネルレンズ取付けユ
ニットの正面図。
【図14】図13のフレネルレンズ取付けユニットを組
み立てた状態を示す正面図。
【図15】図13のフレネルレンズ取付けユニットを組
み立てた状態を示す断面図。
【図16】図13の実施例の変形例を示す要部の断面
図。
【図17】本発明に係るマルチスクリーンディスプレイ
のさらにもう一つの他の実施例を示す当て板の斜視図。
【図18】図17の実施例の要部を示す断面図。
【図19】本発明に係るマルチスクリーンディスプレイ
のさらにさらにもう一つの他の実施例を示すフレネルレ
ンズ取付けユニットの正面図。
【図20】図19の実施例の要部を示す断面図。
【図21】本発明に係るマルチスクリーンディスプレイ
の第6の実施例を示す斜視図。
【図22】図21のワイヤー取付け部を示す断面図。
【図23】本発明に係るマルチスクリーンディスプレイ
の第7の実施例を示す斜視図。
【図24】図23のレンチキュラーレンズのB−B線断
面図。
【図25】本発明に係るマルチスクリーンディスプレイ
の第8の実施例を示す側面図。
【図26】従来のマルチスクリーンディスプレイの正面
部を示す側面図。
【図27】図26の正面部の断面図。
【図28】図27のマルチスクリーンディスプレイの映
像光の干渉の防止について説明する説明図。
【符号の説明】
1 正面部 10 フレネルレンズ取付けユニット 11 フレネルレンズ取付け枠 12,13 当て板 14 フレネルレンズ 15 貫通孔 30 レンチキュラーレンズ取付けユニット 31 レンチキュラーレンズ取付け枠 33 レンチキュラーレンズ
【手続補正書】
【提出日】平成6年6月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスクリーンの背面から映
像光を投射して映像表示を行うマルチスクリーンディス
プレイに係り、特に組立てを容易にしたマルチスクリー
ンディスプレイに関する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0084
【補正方法】変更
【補正内容】
【0084】
【発明の効果】以上述べた様にこの発明によれば、投写
ユニットからの映像光のずれが大きい状態でも、映像光
の干渉を防止できるとともに、画面を大きくした場合に
おける取扱性を向上することができる。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のフレネルレンズと、 枠状に形成され、正面側に前記複数のフレネルレンズが
    それぞれ取付けられ、複数の投写ユニットからの映像光
    が背面側からそれぞれ投写されるとともに、側面に設け
    られた接続手段により互いに接続されて組み立てられる
    複数のフレネルレンズ取付け枠と、 レンチキューラーレンズと、 枠状に形成され、正面側に前記レンチキュラーレンズが
    取付けられ、背面側から前記組立てられた複数のフレネ
    ルレンズ取付け枠が挿入されるレンチキュラーレンズ取
    付け枠とを具備したことを特徴とするマルチスクリーン
    ディスプレイ。
  2. 【請求項2】 複数のフレネルレンズと、 枠状に形成され、正面側に前記複数のフレネルレンズが
    それぞれ取付けられ、背面側から複数の投写ユニットか
    らの映像光がそれぞれ投写されるとともに、側面に設け
    られた接続手段により互いに接続されて組み立てられる
    複数のフレネルレンズ取付け枠と、 一端側に前記フレネルレンズを係止する係止片が形成さ
    れ、他端側が前記フレネルレンズ取付け枠に取付け固定
    されることにより前記フレネルレンズをフレネルレンズ
    取付け枠に取付ける当て板と、 レンチキューラーレンズと、 枠状に形成され、正面側に前記レンチキュラーレンズが
    取付けられ、背面側から前記組立てられた複数のフレネ
    ルレンズ取付け枠が挿入されるレンチキュラーレンズ取
    付け枠とを具備したことを特徴とするマルチスクリーン
    ディスプレイ。
  3. 【請求項3】 複数のフレネルレンズと、 枠状に形成され、正面側に前記複数のフレネルレンズが
    それぞれ取付けられ、背面側から複数の投写ユニットか
    らの映像光がそれぞれ投写されるとともに、側面に設け
    られた接続手段により互いに接続されて組み立てられる
    複数のフレネルレンズ取付け枠と、 一端側に前記フレネルレンズを係止する係止片が形成さ
    れ、他端側が前記組み立てられた状態の複数のフレネル
    レンズ取付け枠の外周に取付け固定されることにより前
    記フレネルレンズをフレネルレンズ取付け枠に取付ける
    外周側当て板と、 一端側に前記フレネルレンズを係止する係止片が前記外
    周側当て板よりも短く形成され、他端側が前記組み立て
    られた状態の複数のフレネルレンズ取付け枠の互いに隣
    合う面に取付け固定されることにより前記フレネルレン
    ズをフレネルレンズ取付け枠に取付ける内側当て板と、 レンチキューラーレンズと、 枠状に形成され、正面側に前記レンチキュラーレンズが
    取付けられ、背面側から前記組立てられた複数のフレネ
    ルレンズ取付け枠が挿入されるレンチキュラーレンズ取
    付け枠とを具備したことを特徴とするマルチスクリーン
    ディスプレイ。
  4. 【請求項4】 複数のフレネルレンズと、 枠状に形成され、正面側に前記複数のフレネルレンズが
    それぞれ取付けられ、背面側から複数の投写ユニットか
    らの映像光がそれぞれ投写されるとともに、側面に設け
    られた接続手段により互いに接続されて組み立てられる
    複数のフレネルレンズ取付け枠と、 弾性を有する部材で形成されるとともに、一端側に前記
    フレネルレンズを係止する係止片が形成され、他端側が
    前記フレネルレンズ取付け枠に取付け固定されることに
    より前記フレネルレンズをフレネルレンズ取付け枠に取
    付ける当て板と、 レンチキューラーレンズと、 枠状に形成され、正面側に前記レンチキュラーレンズが
    取付けられ、背面側から前記組立てられた複数のフレネ
    ルレンズ取付け枠が挿入されるレンチキュラーレンズ取
    付け枠とを具備したことを特徴とするマルチスクリーン
    ディスプレイ。
  5. 【請求項5】 周囲に溝部が形成された複数のフレネル
    レンズと、 枠状に形成され、正面側に前記複数のフレネルレンズが
    それぞれ取付けられ、背面側から複数の投写ユニットか
    らの映像光がそれぞれ投写されるとともに、側面に設け
    られた接続手段により互いに接続されて組み立てられる
    複数のフレネルレンズ取付け枠と、 一端側に前記フレネルレンズの溝部を係止する係止片が
    形成され、他端側が前記フレネルレンズ取付け枠に取付
    け固定されることにより前記フレネルレンズをフレネル
    レンズ取付け枠に取付ける当て板と、 レンチキューラーレンズと、 枠状に形成され、正面側に前記レンチキュラーレンズが
    取付けられ、背面側から前記組立てられた複数のフレネ
    ルレンズ取付け枠が挿入されるレンチキュラーレンズ取
    付け枠とを具備したことを特徴とするマルチスクリーン
    ディスプレイ。
  6. 【請求項6】 前記フレネルレンズは、前記溝部より正
    面側の外周が背面側の外周より大きく形成されたことを
    特徴とする請求項5記載のマルチスクリーンディスプレ
    イ。
  7. 【請求項7】 複数のフレネルレンズと、 枠状に形成され、正面側に前記複数のフレネルレンズが
    それぞれ取付けられ、背面側から複数の投写ユニットか
    らの映像光がそれぞれ投写されるとともに、側面に設け
    られた接続手段により互いに接続されて組み立てられる
    複数のフレネルレンズ取付け枠と、 一端側に前記フレネルレンズを係止する係止片が形成さ
    れ、他端側が前記組み立てられた状態の複数のフレネル
    レンズ取付け枠の外周に取付け固定されることにより前
    記フレネルレンズをフレネルレンズ取付け枠に取付ける
    外周側当て板と、 一端側に前記フレネルレンズを係止する係止片が形成さ
    れ、他端側が前記組み立てられた状態の複数のフレネル
    レンズ取付け枠の互いに隣合う面に不連続で互い違いに
    取付け固定されることにより前記フレネルレンズをフレ
    ネルレンズ取付け枠に取付ける内側当て板と、 レンチキューラーレンズと、 枠状に形成され、正面側に前記レンチキュラーレンズが
    取付けられ、背面側から前記組立てられた複数のフレネ
    ルレンズ取付け枠が挿入されるレンチキュラーレンズ取
    付け枠とを具備したことを特徴とするマルチスクリーン
    ディスプレイ。
  8. 【請求項8】 縦横に組み立てられた状態で4つのコー
    ナが重なり合う部分が切り欠かれた複数のフレネルレン
    ズと、 枠状に形成され、縦横に組み立てられた状態で4つのコ
    ーナが重なり合う部分が切り欠かれ、正面側に前記複数
    のフレネルレンズがそれぞれ取付けられ、背面側から複
    数の投写ユニットからの映像光がそれぞれ投写されると
    ともに、側面に設けられた接続手段により互いに接続さ
    れて組み立てられる複数のフレネルレンズ取付け枠と、 前記フレネルレンズの切り欠かれた部分に対応する部分
    に貫通孔が形成されたレンチキューラーレンズと、 枠状に形成され、正面側に前記レンチキュラーレンズが
    取付けられ、背面側から前記組立てられた複数のフレネ
    ルレンズ取付け枠が挿入されるレンチキュラーレンズ取
    付け枠と、 一端に前記レンチキュラーレンズの貫通孔の周囲に係止
    するつばが形成され、他端が前記レンチキューラーレン
    ズの貫通孔、複数のフレネルレンズの切り欠きにより形
    成される貫通孔及び複数のフレネルレンズ取付け枠の切
    り欠きにより形成される貫通孔に挿入され複数のフレネ
    ルレンズ取付け枠の背面側に突出するピンと、 外径がフレネルレンズ取付け枠の切り欠きにより形成さ
    れる貫通孔よりも大きく形成され、前記複数のフレネル
    レンズ取付け枠の背面側に突出するピンに取付け固定さ
    れるピン固定部材とを具備したことを特徴とするマルチ
    スクリーンディスプレイ。
  9. 【請求項9】 複数のフレネルレンズと、 枠状に形成され、正面側に前記複数のフレネルレンズが
    それぞれ取付けられ、背面側から複数の投写ユニットか
    らの映像光がそれぞれ投写されるとともに、側面に設け
    られた接続手段により互いに接続されて組み立てられる
    複数のフレネルレンズ取付け枠と、 一端側に前記フレネルレンズを係止する係止片が形成さ
    れ、他端側が前記フレネルレンズ取付け枠に取付け固定
    されることにより前記フレネルレンズをフレネルレンズ
    取付け枠に取付ける当て板と、 レンチキューラーレンズと、 枠状に形成され、正面側に前記レンチキュラーレンズが
    取付けられ、背面側から前記組立てられた複数のフレネ
    ルレンズ取付け枠が挿入されるレンチキュラーレンズ取
    付け枠と、 このレンチキュラーレンズ取付け枠の外周の第1及び第
    2の部分にそれぞれ一端及び他端が取付けられ、中間部
    が前記レンチキュラーレンズの正面側の当て板に重なり
    合う位置に張付けられる線状部材とを具備したことを特
    徴とするマルチスクリーンディスプレイ。
  10. 【請求項10】 複数のフレネルレンズと、 枠状に形成され、正面側に前記複数のフレネルレンズが
    それぞれ取付けられ、背面側から複数の投写ユニットか
    らの映像光がそれぞれ投写されるとともに、側面に設け
    られた接続手段により互いに接続されて組み立てられる
    複数のフレネルレンズ取付け枠と、 一端側に前記フレネルレンズを係止する係止片が形成さ
    れ、他端側が前記フレネルレンズ取付け枠の左右にそれ
    ぞれ取付け固定されることにより前記フレネルレンズを
    フレネルレンズ取付け枠に取付ける左右の当て板と、 前記複数のフレネルレンズからの映像光を左右に拡散す
    る縦縞形状が形成され、前記左右の当て板に重なり合う
    縦方向の分割線で分割された複数のレンチキューラーレ
    ンズと、 この複数のレンチキューラーレンズの間を接着する接着
    剤と、 枠状に形成され、正面側に前記複数のレンチキュラーレ
    ンズが取付けられ、背面側から前記組立てられた複数の
    フレネルレンズ取付け枠が挿入されるレンチキュラーレ
    ンズ取付け枠とを具備したことを特徴とするマルチスク
    リーンディスプレイ。
  11. 【請求項11】 複数のフレネルレンズと、 これら複数のフレネルレンズに映像光をそれぞれ投写す
    る複数の投写ユニットと、 正面側が開口され、それぞれ内部に前記複数の投写ユニ
    ットを収納する複数の筐体と、 枠状に形成され、正面側に前記複数のフレネルレンズが
    それぞれ取付けられ、背面側に前記複数の筐体の正面側
    がそれぞれ取付けられる複数のフレネルレンズ取付け枠
    と、 複数の筐体と複数のフレネルレンズ取付け枠とのうち少
    なくとも一方に設けられ、複数のフレネルレンズ取付け
    枠がそれぞれ取付けらけた複数の筐体を互いに接続して
    組み立てる接続手段と、 レンチキューラーレンズと、 枠状に形成され、正面側に前記レンチキュラーレンズが
    取付けられ、背面側から前記組立てられた複数のフレネ
    ルレンズ取付け枠が挿入されるレンチキュラーレンズ取
    付け枠とを具備したことを特徴とするマルチスクリーン
    ディスプレイ。
JP6087886A 1993-10-21 1994-03-31 マルチスクリーンディスプレイ Pending JPH07270914A (ja)

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JP6087886A JPH07270914A (ja) 1994-03-31 1994-03-31 マルチスクリーンディスプレイ
DE69419579T DE69419579T2 (de) 1993-10-21 1994-10-19 Mehrschirmanzeigevorrichtung und Verfahren zu deren Zusammenbau
EP94116486A EP0650295B1 (en) 1993-10-21 1994-10-19 Multiscreen display and method for assembling the same
KR1019940026937A KR0164245B1 (ko) 1993-10-21 1994-10-21 멀티스크린 디스플레이 및 그 조립 방법
US08/621,093 US5640272A (en) 1993-10-21 1996-03-22 Multiscreen display and process for assembling the same
US08/620,170 US5708528A (en) 1993-10-21 1996-03-22 Multiscreen display and process for assembling the same
US08/934,760 US6081375A (en) 1993-10-21 1997-09-22 Multiscreen display formed of projection units arranged in the vertical and horizontal directions

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