JPH04296841A - 大画面投写形ディスプレイ - Google Patents

大画面投写形ディスプレイ

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JPH04296841A
JPH04296841A JP3085853A JP8585391A JPH04296841A JP H04296841 A JPH04296841 A JP H04296841A JP 3085853 A JP3085853 A JP 3085853A JP 8585391 A JP8585391 A JP 8585391A JP H04296841 A JPH04296841 A JP H04296841A
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sheet
lens
lenticular
projection display
fresnel
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Masanori Ogino
正規 荻野
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/54Accessories
    • G03B21/56Projection screens
    • G03B21/60Projection screens characterised by the nature of the surface
    • G03B21/62Translucent screens
    • G03B21/625Lenticular translucent screens

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、横幅約1.5m以上、
約3m以下のスクリーンサイズの背面投写形ディスプレ
イに関し、そのための透過式スクリーンの構成に関する
【0002】
【従来の技術】本発明者による米国特許4536056
号“Rear Projection Apparat
us”には、複数の投写用CRTを用いてなる投写形デ
ィスプレイに好適な透過式スクリーンレンチキュラーレ
ンズの構成が開示されている。同公報には、スクリーン
を構成する要素として、サーキュラーフレネルレンズと
リニアフレネルレンズの中、いずれを用いても良いこと
が記されている。更に、本発明者による米国特許460
9945号“Rear Projection App
aratus”には、出射面式サーキュラーフレネルレ
ンズを用いた場合に、レンチキュラーレンズとの間で発
生するモアレ妨害を克服するための手段が開示されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】現時点において、前述
した両公報に記載の原理に基づくスクリーンは、既に大
量の規模で生産され、業界に貢献している。しかしなが
ら、そのスクリーンのサイズは、横幅最大約1.4m,
高さ約1.1mのものに制約されていた。該制約の要因
は、レンチキュラーレンズの製造法が押し出しロール成
形法に基づいており、押し出しロール成形機の有効横幅
が約1.4mに制約されている点にあった。また、サー
キュラーフレネルレンズは、キャスティング成形または
、プレス成形等の手段で製造されているが、横幅1.4
m以上で、かつ高性能のものは製造が困難であった。
【0004】また、フレネルレンズを使用しない、クロ
スレンチキュラー方式のスクリーンにおいては、幅約1
.2mのレンチキュラーレンズを、接着技術によって多
数つなぎ合わせることによって幅2m以上のものが実用
化されていた。しかし、該クロスレンチキュラー方式は
、フレネルレンズ要素を欠いているために、投写距離(
正確には、投写距離/横幅比)の大きい投写システムに
しか使用できないという問題があった。従って、投写距
離の短い即ち、奥行の小さい投写形ディスプレイを構成
することが困難であった。尚、リニアフレネルレンズを
使用した透過式スクリーンは、未だ実用化された例がな
い(少くとも、本発明者はその例を知らない。)本発明
の目的は、上記した従来技術の問題点を解決し、リニア
フレネルレンズとレンチキュラーレンズとの間で発生す
る、モアレ妨害を克服して、大画面の投写形ディスプレ
イを構成できる技術を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明では、透過式スクリーンを、投写源から
の光を透過する第1のシートと、該第1のシートより観
視者側に配置され、該第1のシートからの光を透過する
第2のシートと、該第2のシートより観視者側に配置さ
れ、該第2のシートからの光を透過する第3のシートと
、で少なくとも構成し、前記第1のシートに、少なくと
も水平方向に光を発散する発散手段と、少なくとも水平
方向に光を収束するフレネルレンズと、を設け、前記第
3のシートに、比較的大きなピッチを有するレンチキュ
ラーレンズを設けると共に、前記発散手段の実効発散角
εと前記フレネルレンズの配列周期TFと前記第2のシ
ートの厚みDとの間に、 εD/TF=0.7〜2.0 なる関係を持たせるようにした。また、前記フレネルレ
ンズをリニアフレネルレンズで構成する場合、それぞれ
の観視者側の面にリニアフレネルレンズが互いに鏡面対
称となるように形成された2枚の半サイズシートを、互
いに、前記リニアフレネルレンズの平坦部において相接
合して、前記第1のシートを構成するようにした。
【0006】
【作用】前述の如き構成とすることにより、前記フレネ
ルレンズによる周期的陰は、前記第3のシートの投写源
側の面に至る以前において、その濃淡が十分に低減され
る。従って、モアレ妨害を低減できる。また、前記半サ
イズシートは、押し出しロール成形法で製造した場合、
1枚当りの横幅を、約1.4mにできる。従って、2枚
の半サイズシートを接合することによって、約2.8m
幅のものを実現できる。
【0007】
【実施例】図1に本発明の一実施例を示す。同図で、1
は水平方向に屈折力を有するリニアフレネルシート、2
は垂直方向に屈折力を有するリニアフレネルシート(以
下、単にフレネルシートという場合もある)、3はレン
チキュラーシートである。4,6は小ピッチのレンチキ
ュラーレンズであり、5,7はフレネルレンズ面である
【0008】入射投写光は、矢印8に示す方向から発散
的に入射される。該発散的入射光は、フレネルレンズ面
5の作用で、水平断面内でマクロに平行光化され、更に
、フレネルレンズ面7の作用で垂直断面内でマクロに平
行光化される。従って、レンチキュラーシート3の入射
面には、マクロに平行光として入射する。また、レンチ
キュラーシート3は、光を左右方向へ発散する。また、
レンチキュラーシート3の内部及び表面には、光拡散材
(図示せず)が含まれており、光を垂直方向に発散させ
る。9は、2枚の半区間フレネルシート片の互いに接着
された接合部である。10も同様に、2枚の半区間フレ
ネルシート片の接合部である。図2に、半区間フレネル
シート片を11として示す。9,10の接合部付近では
、フレネルレンズ面5,7の屈折作用はほゞ零である。 即ち、平坦部となっている。
【0009】フレネルシート1の入射面側の小ピッチレ
ンチキュラーレンズ4は、モアレ妨害を消去するための
ものである。まず、この小ピッチレンチキュラーレンズ
4が、非存在の場合におけるモアレ妨害の発生理由につ
いて図3を用いて説明する。図3はレンチキュラーシー
トと小ピッチレンチキュラーレンズ非存在のフレネルシ
ートを示す水平断面図である。同図で、21は、その入
射面が平坦な、即ち、小ピッチレンチキュラーレンズ非
存在のフレネルシートである。3,5は図1と同じであ
る。2のフレネルシートは、本図が水平断面図であるた
め、省略されている。12の斜線で示した領域は、フレ
ネルレンズ面5の周期構造に起因する陰である。14は
、観視者の目の位置の一例である。この14の位置から
見ると、15の方向は正常な光が到来しているので明る
く見えるが、16の方向からは、前記陰に起因して光が
到来しない。従って、暗く見える。よって、スクリーン
上にモアレ妨害と称する妨害パタンが現れる。
【0010】前記米国特許4609945号には、サー
キュラーフレネルシートを使用した場合に、そのモアレ
模様は、後述する図18の48に示す通り、楕円状また
は双曲線状であることが解明されている。図3の場合は
、リニアフレネルシートが使用されているため、モアレ
模様は図18の50に示す通り縦縞状となり、よりめだ
ち易い。従って、前記米国特許4609945号に記さ
れているモアレ妨害低減手段に加えて、更に、次述の原
理を用いることが必要となる。
【0011】図4に、図1のレンチキュラーシート3と
フレネルシート1の水平断面を示す。同図で。フレネル
シート2の図示は省略されている。図4において、小ピ
ッチレンチキュラーレンズ4は、発散角εにわたって光
を発散する。εの値は約0.02radないし約0.2
radに選定される。詳細には、後述の方程式の条件を
考慮して設定される。該小ピッチレンチキュラーレンズ
4の光発散作用によって、同図に示した通り、フレネル
レンズの陰も、εradにわたって発散される。同図で
、Dは図1におけるフレネルシート2の厚みである。 Dとε及び、フレネルレンズの周期TFとの間にほゞ次
式の関係を持たせることが、本実施例の要件である。   εD/TF=0.7〜2            
                       ・・
・・・・〔1〕
【0012】小ピッチレンチキュラーレ
ンズ4の配列周期をT1とし、レンズ面の曲率半径をR
1,フレネルシート1の屈折率をnとすると、発散角ε
は次式で与えられる。   ε=(n−1)T1 /(nR1)       
                    ・・・・・
〔1′〕従って、これを式〔1〕に代入して次式を得る
。   (n−1)DT1 /(nR1TF)=0.7〜2
              ・・・・・〔1″〕式〔
1〕の条件下では、フレネルシート2の入射面において
、フレネルシート1の周期的陰が大幅に低減される。定
量的には、次の通りである。フレネルシート2の出射面
近傍、即ち、レンチキュラーシート3の入射面近傍にお
けるフレネルシート1の陰の模様はほぼ次式で近似でき
る。
【0013】   I1(x)≒ 1+m1 cos(2πx/TF)
                  ・・・・・・〔
2〕          ≒ 1+cos(2πx/T
F)             ・・・・・〔2′〕(
左右端)ここに、  I1(x):水平方向距離xにお
ける照度TF :フレネル周期 m1 :変調度 上式において、m1は変調度で、スクリーンの左右端に
おいて、約1に等しい。距離Dを経た後の位置、即ち、
レンチキュラーシート3の入射面における照度分布I2
(x)は、Fourier変換の原理によれば、発散角
εの作用によって次式となる。   I2(x)≒ 1+m2 cos(2πx/TF)
                  ・・・・・・〔
3〕  m2/m1 ={sin(πεD/TF)}/
(πεD/TF)     ・・・・・・〔4〕
【00
14】式〔4〕の関係を図5に実線22で示す。 同図から分かるように、式〔1〕の成立する領域で|m
2 /m1 |は急激に減衰する。式〔1〕の値が0.
7以上の領域で約0.37以下(約1nepreに相当
する)となっていることが分かる。即ち、式〔1〕の条
件を満たすことにより、モアレ妨害の強さを約1/e以
下に軽減できる。式〔1〕の下限値の意味は上記の通り
である。 図5のグラフから分かるように、単にモアレ妨害だけに
着目すれは、式〔1〕の値は大きい程良い。しかしなが
ら、式〔1〕のεD/TF値を大きくするには、厚みD
の上限と製造可能なフレネルピッチ(フレネル周期)T
Fの下限を与えられた条件においては、発散角εを大き
くする必要がある。発散角εを大きくすると、図1,図
4のブラックストライプ3′によって、光がケラレ、そ
の結果、伝送損失が増加するという問題がある。従って
、式〔1〕,〔1″〕において、上限値を2と設定して
ある。
【0015】 式〔1〕を満たす具体例を次に示す(n≒1.5)。 D ≒3.5mm(フレネルシート2の厚み)TF ≒
0.22mm(フレネル周期)ε ≒0.22/3.5
rad(4の発散角)≒0.063rad T1 ≒0.047mm,R1 ≒{(n−1)/(n
ε)}T1 ≒ 0.25mm
【0016】フレネルシート1,2の材質は通常アクリ
ル材で構成され、その屈折率nは約1.5である。従っ
て、上記ε値を空気中に換算すると、約0.1rad(
約6°)に相当する。フレネルシート1の厚みは任意で
良いが、フレネルシート2と共用する場合には同一の厚
み(3.5mm)を使用する。3のレンチキュラーシー
トの周期は約1.2mm,厚みは約1.6mmである。 レンチキュラーシート3の詳細構造としては、米国特許
4536056号及び米国特許4609945号に記載
されているものを使用することが推奨される。フレネル
シート2をフレネルシート1と共用しない場合には、フ
レネルシート2の屈折力をフレネルシート1の屈折力よ
りも強めに設定することが有効である。何故かと云うと
、そうすることによって、図6の斜視図に示される通り
、スクリーン23の上端,下端から発する光を観視者1
4の方向に集中できるからである。また、更に、米国特
許460994号に記されている各種変形例を適用する
ことが可能である。
【0017】次に、更にスクリーンの構成法に関する詳
細について述べる。リニアフレネルシート1のプリズム
角Pの設計について図7を用いて説明する。同図は水平
断面図である。プリズム角P(x)は図示の入射画角α
(x)からスネルの法則に基づき、次式で決定される。
【0018】 リニアフレネルシート2についても同様である。
【0019】上記公式に基づき設計すると、フレネルシ
ート1,2を経た出射光は、スクリーンの中央十字線上
では、スクリーン面に垂直な平行光群となる。しかしな
がら、スクリーンの対角隅では、若干過収束となる。そ
の原因はスネルの法則に内在する非直線性に起因する。 具体例として、対角隅入射画角が35°(これは、既存
の大画面スクリーンに比べて投写距離及び奥行を約2/
3に縮減することに相当する。)で、左右端水平面内入
射画角が22.8°,上下端垂直面内入射画角が20.
1°の場合について、スネルの法則に基づき、光線追跡
計算すると、図8に示す通りとなる。即ち、中央十字線
上では、既述の通り、出射光はスクリーンに垂直,即ち
θx=θy=0°となるが、対角隅では水平方向に4°
,垂直方向に2.7°過収束となる。
【0020】水平方向に左右端での水平方向過収束量が
過大となると、図1のブラックストライプ3′によって
、出射光の一部が食われてしまうという問題が、リニア
フレネル方式に固有の問題として発生する。この問題は
次のようにして軽減される。まず、対角隅における光の
損失は、図1において、ブラックストライプ3′の配列
周期をレンチキュラーレンズの配列周期に比べて若干縮
小しておくことで解消できる。しかし、そうすると、中
央水平線上の左右端部で光の損失が発生する。それを解
決するために、スクリーンを若干(約4°〜10°)、
図9に示す通り前傾する。図9に前傾スクリーンを示す
。24はスクリーン枠,点線25はスクリーンの中央部
垂直断面において、重力作用により、スクリーンがたわ
んでいる状態を示す。
【0021】前傾約7°によって、スクリーンの中央法
線は、約4H(Hは画面高)の視距離においてスクリー
ンの下端に達する。視距離4Hは、観視者の平均視距離
に近いもの故、この配置は、大画面ディスプレイとして
適切なものである。図10にスクリーンの水平断面図を
示す。同図において、点線26はスクリーンの中央部の
水平断面におけるスクリーンのたわみを示す。本発明の
主たる応用は横幅約2.2mのサイズであり、その場合
、左右端のたわみ角は約1°となる。この値は、図8の
収束角の不揃い4°の中の約25%を補償する働きを有
する。図9に示した、約4°〜10°前傾形式において
も、図6で既述した通り、フレネルシート2の収束力を
強めることが有効である。その際、フレネルシート2の
プリズム角の設計公式は式〔6〕の代りに、次式〔6′
〕を用いる。
【0022】       ここに、  γ(y)≒ y/(4H) 
                 ・・・・・・〔6
′〕yの原点はスクリーン中心
【0023】上記の通り、フレネルシート2の収束力を
強め、その共役点をスクリーン高さHの約4倍とするこ
とにより、画面の輝度が、上端から下端まで、一様化さ
れた投射形ディスプレイを構成できる。既述の通り、図
1において、レンチキュラーシート3のレンチキュラー
周期をTLを1.2mmとし、フレネルシート1のフレ
ネル周期を0.22mmとした場合、小ピッチレンチキ
ュラーレンズ4のレンチキュラー周期T1は、約0.0
47mmに選定される。
【0024】TL/TF比は、モアレ模様をめだちにく
くするために、米国特許4609945号に基づき、次
式を満たすように選定される。   TL/TF = N +(0.25〜0.75) 
                 ・・・・・・〔7
〕ここに、Nは3以上の整数TF/T1比の満たすべき
条件は一般の3CRT,3レンズ方式用には次式である
。   TF/T1 = 整数 +(0.25〜0.75)
                ・・・・・・〔8〕
但し、変形例として、単一レンズ投写方式用には、T1
をTFに合致させ、かつ、小周期レンチキュラーレンズ
の周期とフレネルレンズの周期構造との間に、1対1対
応をとることも可能である。
【0025】これを水平断面図として図11に示す。同
図で、27は単一の投写レンズ、1,4,5,3は既述
図1の1,4,5,3に対応する。また、本案を、横幅
1.4mm以下の超ファインピッチスクリーンへ応用し
た例を図12に示す。同図で、スクリーンの横幅は約8
0cm,縦幅は80cmの場合について各諸元を以下に
記す。29は、水平方向に光を発散する既述図1の4に
対応する小ピッチレンチキュラーレンズである。30は
フレネルシート、31はその出射面に設けられたサーキ
ュラーフレネルレンズ、32は垂直方向に光を発散する
レンチキュラーシート、33はレンチキュラーレンズの
谷間に設けられた黒色塗料でいわゆるブラックストライ
プを形成する。34は、図1の3に対応する水平方向に
光を発散するレンチキュラーシート、35は図1の3′
に対応するブラックストライプである。47は後述する
図17のミクロレンチキュラーレンズである。
【0026】小ピッチレンチキュラーレンズ29のピッ
チT1,曲率半径R1,サーキュラーフレネルレンズ3
1のピッチTF,レンチキュラーシート32の厚みD,
レンチキュラーシート32の媒質の屈折率nの間には式
〔1〕,〔8〕の関係を持たせる。     DT1 /(nR1TF)≒ 1      
                      ・・・
・・・〔1〕    TF /T1 =(整数)+(0
.25〜0.75)           ・・・・・
・〔8〕
【0027】数値例を以下に示す。 TF = 0.1mm n = 1.5 D = 3mm T1 = 0.04mm R1 = 0.8mm ε ≒ T1 /(nR1)≒ 0.08rad
【00
28】両面レンチキュラーレンズ32,34のピッチは
0.35mmである。本例は、走査線数2000本,水
平方向ドット数2000ドット,総画素数400万画素
の超高精細ディスプレイへ適用可能なものである。本例
においては、米国特許4609945号に記されている
そのピッチ約30μmのミクロレンチキュラーレンズ4
7をレンチキュラーシート32,34の出射側レンチキ
ュラーレンズ面に施すことが推奨される。本発明の小ピ
ッチレンチキュラーレンズ4とミクロレンチキュラーレ
ンズ47の相乗作用によって、後述する図18の49に
示す放射状モアレ妨害を解消できる。即ち、本発明によ
って、該放射状モアレ妨害を克服して新規高性能スクリ
ーンを提供できる。
【0029】更に本発明の変形例について記す。図1に
おける、フレネルシート1の入射面のレンチキュラーレ
ンズ4の作用を出射面のフレネルレンズ5に併せ持たせ
たフレネルシート1の変形例を図13に示す。同図で、
1はフレネルシート、36はレンチキュラーフレネルレ
ンズである。図14にその動作原理を示す。本図は既述
図4に対応する水平断面図である。図4と図14とを対
比して幾何学的に理解される通り、既詳述の本発明の要
件式〔1〕は、図13,図14のレンチキュラーフレネ
ル形式の場合には次式に置換される。   εD/TF = 1.7〜3          
                         
・・・・・・
〔9〕また式〔1″〕は、フレネルピッチ
TFとレンチキュラーピッチT1が一致するため次式に
置換される。   (n−1)D /(nR1 )= 1.7〜3  
                 ・・・・・・〔1
0〕
【0030】具体数値例を次に記す(D=3.5m
m,n=1.5)。     レンチキュラーシート3のレンチキュラーピッ
チ:TL=1.2mm    フレネルシート1のフレ
ネルピッチ            :TF=104μ
m曲率半径    :R1=580μm 発散角      : ε=0.06radεD/TF
 ≒ 2
【0031】次に、本発明の実際的応用の便宜の目的で
、本発明の図1の小ピッチレンチキュラーレンズ4の発
散角εの意味の詳細について記す。図15に、2種類の
レンチキュラーレンズの例を水平断面図で示す。同図の
(a)は、小ピッチレンチキュラーレンズ4の断面が曲
率半径R1の真の円の一部となっているものである。 これに対応する水平指向特性G(θ)は図16の実線3
8に示す通り、発散角εにわたってほぼ一様な分布の矩
形状である。ここに、θは媒質内での水平方向屈折角で
ある。スネルの法則から既述の通り次式が成立する。   ε=(n−1)T1 /(nR1)       
                   ・・・・・・
〔1′〕ここに、   n≒1.5(屈折率) T1 :ピッチ R1 :曲率半径
【0032】一般に、スネルの法則によればレンチキュ
ラーレンズの指向特性G(θ)は屈折角θが十分1より
小さい場合には、θに対応するレンチキュラーレンズの
曲率半径R(θ)の分布にほぼ比例する。即ち、   
 G(θ)∝ R(θ)              
                    ・・・・・
・〔11〕  ∴  G(θ)/G(0)= R(θ)
/R(0)= R(θ)/R1  ・・・・・〔11′
【0033】図15にもどって、同図の(b)に別種
の小ピッチレンチキュラーレンズ37を示す。(b)に
おいて、各レンチキュラー部の中央部の主曲率半径は、
(a)と同じくR1にそろえてある。しかしながら、周
辺部の曲率半径はより強くしてある。このため、発散角
ε′は、前記εより大きくなる。小ピッチレンチキュラ
ーレンズ37に対応する、指向特性は、図16の点線4
0に示される三角分布である。同図には、更に、点線3
9として、別種のガウス分布状のものも併記してある。 これら各種の指向特性を持つレンチキュラーレンズを本
発明に適用することができる。その要件は、次式で定義
される実効発散角εが、既述の式〔1〕を満たすことで
ある。
【0034】   ε≡∫G(θ)dθ/G(0)         
                   ・・・・・・
〔12〕    =∫R(θ)dθ/R(0)    
                        ・
・・・・・〔13〕       ∵ 式〔11〕 ここに、積分範囲は〔−π/2,π/2〕である。   εD/TF = 0.7〜2          
                      ・・・
・・・〔1〕式〔12〕の意味は、図16の各線38〜
40がθ軸との間で囲む面積が相等しいことである。
【0035】例えば、3角分布に対してはフーリエ変換
の理論から、前記モアレ減衰比m2/m1(式〔4〕)
は次式となる。   m2/m1=[{ sin(πεD/TF)}/(
πεD/TF)]2  ・・・〔4′〕また、ガウス分
布に対しては、   m2/m1= exp{−π(πεD/TF)2 
}              ・・・・・・〔4″〕
式〔4′〕の値は、式〔1〕の条件で0.14以下(2
neper)であり、同じく、式〔4″〕の値は0.2
2以下(π/2neper)である。従って、本発明の
小ピッチレンチキュラーレンズ4の要素として使用でき
る。
【0036】一般に、任意の指向特性分布G(θ)を持
つ、レンチキュラーレンズのプロファイル形状z=f(
x)を次述の原理によって構成できる。z,xの方向は
、図15に示す通りとし、原点はレンチキュラーレンズ
の中心にとる。曲率半径の定義から次式が成立する。   1/R(θ)= d2z/(dx2)      
                  ・・・・・・〔
14〕また、媒質内屈折角θは、スネルの法則から、 
 nθ/(n−1)≒ dz/(dx)       
              ・・・・・・〔15〕 
          for  θ≪1  ∴  1/
R(θ)={n/(n−1)}・{dθ/(dx)} 
   ・・・・・・〔16〕
【0037】式〔11〕を
上式へ代入して、  R(θ)/R(0)= G(θ)
/G(0)                 ={(
n−1)/(nR(0))}・{ dx/(dθ)} 
                         
                         
    ・・・・・・〔17〕
【0038】上式を図式
積分することによって、任意のG(θ)に対応するx(
θ)をグラフ表示できる。θは式〔15〕によってdz
/(dx),即ち,レンチキュラーレンズの傾斜角を与
えるから、そのレンチキュラー形状が求まったことにな
る。例えば、図16の点線40で示す3角分布に対応す
るレンチキュラープロファイルはexpliciteに
解け、次式となる。 尚、式〔13〕に式〔16〕を代入して次式を得る。   ε=(∫R(θ)dθ)/R(0)    =〔∫
{(n−1)/n}{dx/(dθ)}dθ〕/R(0
)    =〔∫{(n−1)/n}dx〕/R(0)
    =(n−1)T1/{nR(0)}     
                      ・・・
・・・〔20〕ここに、T1はレンチキュラーレンズの
ピッチである。
【0039】式〔20〕は、任意のレンチキュラーレン
ズのプロファイルに適用可能なものである。R(0)を
R1に置き換えると既述式〔1′〕に合致する。従って
、本発明の要件であるところの既述式〔1〕における発
散角εは一般表現としては、式〔12〕で定義される実
効発散角であり、かつ、既述式〔1′〕,〔1″〕にお
けるR1は、一般表現としては、主曲率半径R(0)で
ある。請求項においてはこれを主曲率半径R1と称して
いる。上記一般化は、図14において既述のレンチキュ
ラーフレネル面36のレンチキュラーレンズ要素にもそ
のまま適用できる。
【0040】式〔12〕,〔4′〕〔4″〕に関する上
記の説明から理解される通り、本発明の小ピッチレンチ
キュラーレンズ手段(図1の4)は、フレネルシート1
の入射面または出射面またはフレネルシートの入射面に
ランダムサーフィスディフューザを形成し、その実効発
散角(式〔12〕;図16のε)εをして、式〔1〕の
要件を満たさしめても良い。また、フレネルシート1の
内部に媒質とわずかに屈折率の事なる小粒子を混入させ
ることによって得られるバルクディフューザに置き換え
、その実効発散角εが式〔1〕を満たすようにしても良
い。これらの例を図17に示す。同図で1,2,3,3
′,4は図1の1,2,3,3′,4に対応する。 4,5,44はサーフィスディフューザを形成するに適
した面であり、42はフレネルシート1の内部のバルク
ディフューザである。
【0041】図17の構成における本発明の要件は、フ
レネルシート2の出射面において、フレネルレンズ面5
のフレネルレンズの光出射部の陰の実効幅Wと、該フレ
ネルレンズ5の周期構造の周期TFとの間に次式の関係
を持たせることにある。   W/TF=0.7〜2             
                     ・・・・
・・〔21〕この関係を、図17の面4,5,44上の
サーフィスディフューザ及びバルクディフューザ42及
び面4上の小ピッチレンズの総実効発散角εで表現する
と、既述式〔1〕となる。   εD/TF=0.7〜2            
                      ・・・
・・・〔1〕但し、既述の通り、ブラックストライプ3
′による光のケラレ損失を防ぐには、図16においてε
/ε′比の小さいことが望ましい。
【0042】図17の46は、図14と類似のレンチキ
ュラーフレネルレンズ面であり、そのフレネル成分は、
既述式〔6′〕に基づき構成され、図6に示す特性が得
られる。また、46の中のレンチキュラー成分は、既述
式〔18〕または〔19〕に基づき構成され、その実効
発散角を、約0.2〜0.4radと大きく設定される
。そうすることにより、レンチキュラーシート3の中に
配合されるバルクディフューザの量を軽減し、光の伝送
効率を向上できる。図17の47は、米国特許4609
945号に開陳されているミクロレンチキュラーレンズ
である。
【0043】該ミクロレンチキュラーレンズ47の配列
周期は、同公報に基づき、レンチキュラーシート3の出
射面における投写レンズのひとみの像の実効直径よりも
小さく選定される。また、該ミクロレンチキュラーレン
ズ47の実効発散角は、フレネルレンズ面5のフレネル
レンズの配列周期TFよりも大きく選定される。本構成
によれば、リニアフレネルレンズ特有の図18の50に
示される縦縞状モアレ妨害を解消できる。図19に更に
別の変形例を示す。同図で1,2,3,3′,4,5,
6,7は図1のそれらと同種のものである。32,33
は図12のそれらと同種のものである。47は、図12
,図17のそれと同種のものである。
【0044】既述実施例に存在しない本構成特有の効果
は次の通りである。 (1)6の垂直方向発散用小ピッチレンチキュラーレン
ズは、レンチキュラーシート32の両面レンチキュラー
レンズと垂直方向収束用リニアフレネルレンズ7との間
で発生する横線状のモアレ妨害を消去する作用をする。 その要件は式〔1〕と並行である。 (2)谷間に設けられたブラックストライプ33は、垂
直方向収束用リニアフレネルレンズ特有の垂直方向ゴー
スト妨害を次述の原理によって解消する作用を有する。 図20に垂直方法ゴースト妨害の発生原理を示す。
【0045】同図は、フレネルシート2の上端部付近の
垂直断面図である。フレネルシート2の入射面のモアレ
妨害低減用小ピッチレンチキュラーレンズ6は、ゴース
ト原理説明の簡潔化のため図示を略してある。54は投
射源からの入力光であり、55はそれに対応する本来の
出力光である。点線矢印は、フレネルレンズ面7で反射
された光であり、これが、ゴースト妨害光56として角
度gにて出力される。本来の出力光とゴースト妨害光と
の間隔は、フレネルシート2の厚みの約2倍に近い。本
発明者は、詳細光路解析及び実験結果によって、該ゴー
スト妨害光の主エネルギーは方向角約45°以上の領域
に存在することを見い出した。
【0046】画面上のゴースト妨害の見え方を図21に
示す。同図で51はスクリーン、14は観視者の目、5
2は本来の画像で、同図はリング状の場合を示す。点線
53はゴースト妨害であり、角度でスクリーン上部を見
上げた時、本来の画像の内側に現れる。図22に図19
の構成におけるフレネルシート2と、垂直発散用両面レ
ンチキュラーレンズ32とを水平断面図で示す。同図は
、ゴースト妨害消去原理を示すものである。同図で、5
4は投写源からの入力光、55は本来の出力光、点線5
6はゴースト妨害光であり、ブラックストライプ33に
よって阻止される。
【0047】図20における既述ゴースト妨害の主エネ
ルギー方向角g>45°(約0.78rad)又はg≒
45°の成分を阻止するためには、幾何光学原理に基づ
き、次の条件を満たせば良い。   2h/TL ≧ g′≒g/n≒0.5     
             ・・・・・・〔22〕ここ
に、 h はブラックストライプの谷の深さTL はレ
ンチキュラーレンズの配列ピッチg′は媒質内屈折角〔
rad〕 g はゴースト方向〔rad〕 n は屈折率
【0048】尚、図22において、レンチキュラーシー
ト32の実効発散角βと厚みD,レンチキュラーピッチ
TL,レンチキュラーレンズの中央部の主曲率半径R(
0)との間には次式の関係がある。   TL/D ≒ β/n ≒ β/1.5     
                ・・・・・・〔23
〕   R(0)={(n−1)/n} D≒ D/3
              ・・・・・・〔23′〕
従って、実効発散角βを約0.34rad(20°)と
した場合、厚みDはピッチの約4.4倍である。
【0049】式〔22〕のゴースト除去条件を満たすに
は、レンチキュラーレンズのブラックストライプの谷の
深さhを、ピッチTLの約25%以上とする必要がある
。実用上は、ゴースト妨害のエネルギーを約半減できれ
ば、その効果は主観上顕著であり、そのためには、45
°傾斜入射光に対するレンチキュラーシート32の透過
率が約1/2以下となるように、ブラックストライプ3
3を配置すれば良い、そのことが本構成の必要条件であ
り、一方、式〔22〕は十分条件である。
【0050】図22の大部分においては、図20のモア
レ妨害低減用ミクロレンチキュラーレンズ47を説明の
簡略化のため省いて示した。モアレ妨害低減用ミクロレ
ンチキュラーレンズは、単にモアレ妨害を低減する作用
を有するだけでなく、図23に示す通り、垂直指向特性
を改善する作用をも有する。同図で、矩形状一様分布5
7は、ミクロレンチキュラーレンズ47非存在の場合で
あり発散角(β)20°に対応する。台形分布状の58
はその発散角が10°のミクロレンチキュラーレンズ4
7を追加した場合の特性である。同図から分かるように
ミクロレンチキュラーレンズ47の作用によって、シャ
ープカットオフ特性がリモートカットオフ化される。従
って、より自然な違和感の少ない画像を得ることができ
る。以上で垂直方向についての説明を終る。
【0051】図19において、一方、水平方向には、両
面レンチキュラーレンズシート3の発散角は、約80°
pp以上と大き目に設定される。従って、ブラックスト
ライプ3′を図示の通り凸状に形成してもゴースト妨害
を消去できる。レンチキュラーシート3の出射面上のミ
クロレンチキュラーレンズ47は、単にモアレ妨害軽減
用に有効であるばかりでなく、カラーシフト及び色純度
を改良する作用を有する。これを図24に示す。同図の
実線59,一点鎖線60,点線61は水平指向特性を示
す。59,60はミクロレンチキュラーレンズ非存在の
場合の緑光及び赤色光に対応する。同図、斜線部62の
領域では片方の光のみ存在するので画面上でカラーシフ
ト妨害を発生する。61はミクロレンチキュラーレンズ
ありの場合の特性であり、緑色光と赤色光(同図には示
さないが別途の青色光も)の指向特性を不一致を低減で
きる。従って、画質の質が向上する。
【0052】参考のため投写源の配置関係を図25に示
す。同図は水平断面図である。63は、図19のスクリ
ーン、64,65,66は各々R(赤),G(緑),B
(青)用の投写源用CRTまたは液晶パネル67,68
,69は投写レンズである。R,G,Bの投写光のスク
リーンへの入射角が相異なるため、図24の59,60
に示した通り指向性差が生じる。該指向性差が図19の
構成によって軽減される。図20の構成は、図25にお
いて、64〜69を1組の投写源と投写レンズとする形
式への応用においても、指向性のリモートカットオフ化
に有効である。該指向性のリモートカットオフ化及び、
既述ゴースト妨害低減効果は、図19の構成におけると
同様に、既述図12の構成においても得られる。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、従来、その実用化が困
難とされていた短投写距離の大画面背面投写形ディスプ
レイを構成できる。また、従来、大形のサーキュラーフ
レネルシートの製造は極めて困難であったのに対し、本
発明によれば、半サイズ幅の押し出しロール成形法を活
用できるため、その製造が容易化される。また、リニア
フレネルレンズとレンチキュラーレンズの周期構造の相
互干渉によって発生する縦縞状モアレ妨害を約1/5以
下に低減できる。従って、良質の画像を提供できる。更
に、リニアフレネルレンズ固有の対角隅における非直線
的過収束に起因する光の伝送損失を軽減できる。更に、
本発明の小ピッチレンチキュラーレンズは、超高精細投
写形ディスプレイのモアレ妨害低減用にも有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1で用いる半区間フレネルシートを示す斜視
図である。
【図3】レンチキュラーシートと小ピッチレンチキュラ
ーレンズ非存在のフレネルシートを示す水平断面図であ
る。
【図4】図1のレンチキュラーシート3とフレネルシー
ト1を示す水平断面図である。
【図5】式〔4〕の関係を示すグラフである。
【図6】図1のフレネルシート2の屈折力をフレネルシ
ート1の屈折力より強めに設定した場合の効果を示す説
明図である。
【図7】図1のフレネルシート1のプリズム角と入射画
角との関係を説明するための説明図である。
【図8】図1のフレネルシート1,2からの出射光の角
度を説明するための説明図である。
【図9】前傾したスクリーンを示す説明図である。
【図10】スクリーンを示す水平断面図である。
【図11】本発明の一変形例を示す水平断面図である。
【図12】本発明の一応用例を示す斜視図である。
【図13】本発明の他の変形例を示す斜視図である。
【図14】図1のレンチキュラーシート3と図13のフ
レネルシート1を示す水平断面図である。
【図15】図1の小ピッチレンチキュラーレンズ4の発
散角の意味を説明するための説明図である。
【図16】図15の小ピッチレンチキュラーレンズの水
平指向特性を示す特性図である。
【図17】本発明の別の変形例を示す斜視図である。
【図18】各種のモアレ妨害を示す説明図である。
【図19】本発明の更に別の変形例を示す斜視図である
【図20】垂直方向ゴースト妨害の発生原理を説明する
ための説明図である。
【図21】画面上のゴーストの見え方を示す説明図であ
る。
【図22】図19の垂直発散用両面レンチキュラーシー
ト32とフレネルシート2を示す水平断面図である。
【図23】図19のミクロレンチキュラーレンズの垂直
指向特性を該レンズが非存在の場合と比較して示した特
性図である。
【図24】図19のミクロレンチキュラーレンズの水平
指向特性を該レンズが非存在の場合と比較して示した特
性図である。
【図25】投写源の配置関係を示す構成図である。
【符号の説明】
1,2…フレネルシート、3…レンチキュラーシート、
3′…ブラックストライプ、4,6…小ピッチレンチキ
ュラーレンズ、5,7…フレネルレンズ面、11…半サ
イズフレネルシート、21…フレネルシート、8…投写
光線、12,13…陰の部分、14…目、27…投写レ
ンズ。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  透過式スクリーンを用いた大画面投写
    形ディスプレイにおいて、前記透過式スクリーンは、投
    写源からの光を透過する第1のシートと、該第1のシー
    トより観視者側に配置され、該第1のシートからの光を
    透過する第2のシートと、該第2のシートより観視者側
    に配置され、該第2のシートからの光を透過する第3の
    シートと、で少なくとも構成され、前記第1のシートは
    、少なくとも水平方向に光を発散する第1の発散手段と
    、少なくとも水平方向に光を収束するフレネルレンズと
    、を具備し、前記第3のシートは、比較的大きなピッチ
    を有する第1のレンチキュラーレンズを具備すると共に
    、前記第1の発散手段の実効発散角εと前記フレネルレ
    ンズの配列周期TFと前記第2のシートの厚みDとの間
    には、 εD/TF=0.7〜2.0 なる関係があることを特徴とする大画面投写形ディスプ
    レイ。
  2. 【請求項2】  請求項1に記載の大画面投写形ディス
    プレイにおいて、前記第1の発散手段は、比較的小さな
    ピッチを有する第2のレンチキュラーレンズから成り、
    前記第1のシートの投写源側の面に形成されていると共
    に、前記フレネルレンズは、前記第1のシートの観視者
    側の面に形成されていることを特徴とする大画面投写形
    ディスプレイ。
  3. 【請求項3】  請求項1に記載の大画面投写形ディス
    プレイにおいて、前記フレネルレンズは、リニアフレネ
    ルレンズから成ることを特徴とする大画面投写形ディス
    プレイ。
  4. 【請求項4】  請求項3に記載の大画面投写形ディス
    プレイにおいて、前記第1のシートは、それぞれの観視
    者側の面にリニアフレネルレンズが互いに鏡面対称とな
    るように形成された2枚の半サイズシートを、互いに、
    前記リニアフレネルレンズの平坦部において相接合して
    成ることを特徴とする大画面投写形ディスプレイ。
  5. 【請求項5】  請求項1に記載の大画面投写形ディス
    プレイにおいて、前記第2のシートは、垂直方向に光を
    収束する収束手段を具備することを特徴とする大画面投
    写形ディスプレイ。
  6. 【請求項6】  請求項1に記載の大画面投写形ディス
    プレイにおいて、前記第2のシートは、垂直方向に光を
    発散する第2の発散手段を具備することを特徴とする大
    画面投写形ディスプレイ。
  7. 【請求項7】  請求項5に記載の大画面投写形ディス
    プレイにおいて、前記透過式スクリーンは、垂直方向の
    収束力が水平方向の収束力より強いことを特徴とする大
    画面投写形ディスプレイ。
  8. 【請求項8】  透過式スクリーンを用いた大画面投写
    形ディスプレイにおいて、前記透過式スクリーンは、投
    写源からの光を透過する第1のシートと、該第1のシー
    トより観視者側に配置され、該第1のシートからの光を
    透過する第2のシートと、該第2のシートより観視者側
    に配置され、該第2のシートからの光を透過する第3の
    シートと、で少なくとも構成され、前記第1のシートは
    、少なくとも水平方向に光を発散し、且つ、少なくとも
    水平方向に光を収束する第1のレンチキュラーフレネル
    レンズを具備し、前記第3のシートは、比較的大きなピ
    ッチを有する第3のレンチキュラーレンズを具備すると
    共に、前記第1のレンチキュラーフレネルレンズにおけ
    るレンチキュラー成分の実効発散角εと前記第1のレン
    チキュラーフレネルレンズにおけるフレネル成分の配列
    周期TFと前記第2のシートの厚みDとの間には、εD
    /TF=0.7〜3 なる関係があることを特徴とする大画面投写形ディスプ
    レイ。
  9. 【請求項9】  請求項3または4に記載の大画面投写
    形ディスプレイにおいて、前記透過式スクリーンは、垂
    直方向に対し観視者側に4°〜10°傾くよう設置され
    ていることを特徴とする大画面投写形ディスプレイ。
  10. 【請求項10】  請求項6に記載の大画面投写形ディ
    スプレイにおいて、前記第2の発散手段は、第2のレン
    チキュラーフレネルレンズから成り、前記第2のシート
    の観視者側の面に形成されていることを特徴とする大画
    面投写形ディスプレイ。
  11. 【請求項11】  請求項6に記載の大画面投写形ディ
    スプレイにおいて、前記第2の発散手段は、第4のレン
    チキュラーレンズから成り、前記第2のシートの投写源
    側及び観視者側の面にそれぞれ形成されていると共に、
    該第2のシートの観視者側の面に形成される前記第4の
    レンチキュラーレンズは、その光非伝送部分に第1のブ
    ラックストライプが形成され、そのレンズ面に第1のミ
    クロレンチキュラーレンズが形成され、該第1のミクロ
    レンチキュラーレンズは、その配列周期が観視者側の面
    上における投写源の像の実効直径よりも小さく選定され
    、その実効発散角が前記フレネルレンズの配列周期TF
    当りの、前記第2のシートの投写源側及び観視者側の面
    にそれぞれ形成される前記第4のレンチキュラーレンズ
    の発散角よりも大きいことを特徴とする大画面投写形デ
    ィスプレイ。
  12. 【請求項12】  請求項1に記載の大画面投写形ディ
    スプレイにおいて、前記第1のレンチキュラーレンズは
    、前記第3のシートの投写源側及び観視者側の面にそれ
    ぞれ形成されていると共に、該第3のシートの観視者側
    の面に形成される前記第1のレンチキュラーレンズは、
    その光非伝送部分に第2のブラックストライプが形成さ
    れ、そのレンズ面に第2のミクロレンチキュラーレンズ
    が形成され、該第2のミクロレンチキュラーレンズは、
    その配列周期が観視者側の面上における投写源の像の実
    効直径よりも小さく選定され、その実効発散角が前記フ
    レネルレンズの配列周期TF当りの、前記第3のシート
    の投写源側及び観視者側の面にそれぞれ形成される前記
    第1のレンチキュラーレンズの発散角よりも大きいこと
    を特徴とする大画面投写形ディスプレイ。
  13. 【請求項13】  請求項11に記載の大画面投写形デ
    ィスプレイにおいて、前記第1のブラックストライプは
    、前記第2のシートの観視者側の面に形成される前記第
    4のレンチキュラーレンズの谷間に形成され、前記第2
    のシートの投写源側の面にその面の法線に対して上下方
    向に45°の角度で入射する光の透過率が約1/2以下
    となるよう、配置されていることを特徴とする大画面投
    写形ディスプレイ。
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