JPH0727025A - タンク通気装置の制御方法とその診断方法 - Google Patents

タンク通気装置の制御方法とその診断方法

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JPH0727025A
JPH0727025A JP6132699A JP13269994A JPH0727025A JP H0727025 A JPH0727025 A JP H0727025A JP 6132699 A JP6132699 A JP 6132699A JP 13269994 A JP13269994 A JP 13269994A JP H0727025 A JPH0727025 A JP H0727025A
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tank
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pressure
activated carbon
threshold
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JP6132699A
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Helmut Denz
デンツ ヘルムート
Andreas Blumenstock
ブルーメンシュトック アンドレアス
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Robert Bosch GmbH
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Robert Bosch GmbH
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/0025Controlling engines characterised by use of non-liquid fuels, pluralities of fuels, or non-fuel substances added to the combustible mixtures
    • F02D41/003Adding fuel vapours, e.g. drawn from engine fuel reservoir
    • F02D41/0032Controlling the purging of the canister as a function of the engine operating conditions
    • F02D41/004Control of the valve or purge actuator, e.g. duty cycle, closed loop control of position
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M25/00Engine-pertinent apparatus for adding non-fuel substances or small quantities of secondary fuel to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture
    • F02M25/08Engine-pertinent apparatus for adding non-fuel substances or small quantities of secondary fuel to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture adding fuel vapours drawn from engine fuel reservoir

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Supplying Secondary Fuel Or The Like To Fuel, Air Or Fuel-Air Mixtures (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 新気を用いて活性炭フィルタを洗浄する場合
に、活性炭フィルタの流れ抵抗の増大によりもたらされ
る活性炭フィルタの吸引側と燃料タンク内の絶対圧力の
低下を防止する。 【構成】 自動車の燃料タンクのタンク通気装置にはタ
ンク圧PTistを検出するセンサが設けられている。こ
のタンク圧が基準圧力PTrefと比較点11で比較され
る。活性炭フィルタの再生時、タンク圧が基準圧力より
小さい場合には、活性炭フィルタが詰まっていることが
考えられる。そのときには、タンク通気弁の流れ抵抗が
その開放状態に従って圧力センサからの信号に応じて調
節されて、洗浄率、すなわちタンク通気弁を通るガス体
積流量VtevVが制限され、タンク圧が所定のしきい値
より低下しないようにされる。従ってタンク通気弁は問
題となるような負圧を防止する制御可能な流量絞りとし
て作用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タンク通気装置(シス
テム)の制御方法及びその診断装置、特に内燃機関を搭
載した車両の燃料タンクの通気方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】公知のタンク通気装置においては、燃料
貯蔵容器に発生する燃料蒸気は活性炭フィルタに一時貯
蔵され、タンク通気弁を介して内燃機関の吸気管に供給
されて燃焼されている。DE−OS3008320(U
S4318383)には、蒸発された所定量の燃料が装
置に存在する場合にのみタンク通気弁の開放が行われる
方法が記載されている。同公報では、この燃料量を示す
値として燃料温度あるいはタンク領域の超過圧力が用い
られている。排ガス放出に影響するこれらの装置を監視
するために法律的な要請が課せられている。
【0003】DE−OS4003751(US5193
512)からは活性炭フィルタの換気管に遮断弁を設け
たタンク通気装置が知られている。この遮断弁を所定に
開閉することによってそれぞれタンク通気弁の開放状態
に従ってタンク通気装置に超過圧力並びに負圧が発生す
る。タンクに設けられた差圧センサによって検出される
これらの圧力の変動を解析することによって、タンク通
気装置の機能能力に関する情報が得られる。
【0004】新気を用いた活性炭フィルタの洗浄時(再
生時)、遮断弁を開放しタンク通気弁をオンオフしなが
ら開放すると、次のような問題が発生する。まず、活性
炭フィルタの活性炭の流れ抵抗の結果、活性炭フィルタ
間に圧力降下が発生する。吸気管負圧、タンク通気弁の
開口断面積および管の配置によって決まる所定の吸気能
力においては、活性炭の流れ抵抗が大きいほど、この圧
力降下も大きくなる。例えば老化によってこの抵抗が増
大した場合には、活性炭フィルタの吸気側、従って燃料
貯蔵タンクの絶対圧力が低下する。それによって、タン
ク自体が破損する場合がある。またタンクにおける低い
絶対圧力は望ましくない。というのはそれによって燃料
蒸気の流出が促進されるからである。この欠点を除去す
るために、例えば流量絞りの形をした付加的な流れ抵抗
を活性炭フィルタの吸気管への接続部に配置することが
知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上述
の従来の欠点を除去し、活性炭フィルタなど通気あるい
は換気部分において流れ抵抗が増大してもタンク圧が所
定値より低下することがないタンク通気装置の制御方法
を提供することである。
【0006】また、本発明の課題は、流量抵抗が増大し
た場合適正な故障表示を行なうことができるタンク通気
装置の診断方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、この課題を解
決するために、内燃機関に使用され、かつ燃料タンクが
配管系を介して内燃機関の吸気管と接続されており、か
つセンサが設けられ、その信号が燃料貯蔵タンク内の圧
力の量を示し、かつ配管系にタンク通気弁が設けられて
おり、その開放状態が少なくとも上記量に従って調節さ
れるタンク通気装置の制御方法において、タンク内の圧
力に関して周囲圧力より低いしきい値が予め定められ、
燃料タンク内の圧力が前記予め定められたしきい値より
上方にあるように前記調節が行われる構成を採用した。
【0008】また、本発明では、上記構成において、少
なくとも前記量に従って形成された値が少なくとも1つ
のしきい値と比較され、かつ前記少なくとも1つのしき
い値を越えた場合に、故障信号を出力することによりタ
ンク通気装置を診断する構成も採用している。
【0009】
【作用】上記構成において、周囲圧力より低いしきい値
は絶対圧力値として、あるいは周囲圧力に対する差とし
て予め定められる。
【0010】タンク通気弁の開放状態を調節するため
に、第1の値として内燃機関の運転パラメータに従って
予め定められた制御値が形成され、タンク内の圧力の量
から第2の値が形成され、その値が第1の制御値と結合
されて第1の値より小さいかあるいはそれと等しい第3
の値が形成され、かつタンク通気弁の開放状態が第3の
値によって定められる。その場合、前記圧力を示す量は
少なくとも平均され、その平均された値は制限される。
第1の制御値と第2の値の結合は加算的あるいは乗算的
に行われる。
【0011】本発明では、洗浄率、すなわちタンク通気
弁を通過するガス体積流量は、タンク圧が減少して所定
の圧力しきい値より低くならないように、即ち周囲圧力
とタンク圧の差の絶対値が所定の圧力しきい値を越える
ことがないように、制限される。それによってタンク通
気弁の開度を活性炭フィルタの老化が進むにつれて変化
する流れ特性に適合させることができる。さらに従来設
けられている流量絞りを省くことができる。その場合に
は、タンク通気弁が問題となる負圧を防止するための制
御可能な流量絞りとしての作用をある程度行なう。それ
によってタンクが破損から保護され、かつタンクの燃料
蒸気の流出が減少される。
【0012】好ましい実施例においては、本発明によっ
て、活性炭フィルタを含む周囲空気と活性炭フィルタ間
のタンク通気装置の洗浄空気が流通する部分にある構成
部材が徐々にあるいは完全に詰まっているかを、あるい
は遮断弁が故障して閉鎖しているかを診断することが可
能になる。その場合、診断のために実施された処理ステ
ップにおいて問題となるような低い絶対圧力を発生させ
るようなことはない。この故障は本発明によれば内燃機
関の部分負荷運転時の通常の再生間に特殊なテスト機能
なしで検出することができる。
【0013】
【実施例】次に図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
【0014】図1には燃料タンク1、活性炭フィルタ
2、タンク通気弁3、活性炭フィルタ2の換気管に設け
た遮断弁4、空気フィルタ5、制御装置6、内燃機関の
吸気管7、従来により使用されている流量絞り8(取り
出して図示)およびタンク1に配置された差圧センサ9
並びに検出された故障を表示しあるいは格納する手段6
aが示されている。同様な装置についてはすでに前に説
明してある。ここで本発明にとって重要なことは、タン
ク通気弁3が制御装置6によって負荷Q、回転数nおよ
び温度Tなどの内燃機関の運転パラメータに従って駆動
されるだけでなく、さらにそれに加えて差圧センサ9の
信号PTistを用いて、弁3と4の開放時燃料タンク1
内の圧力が少なくとも時間平均において設定可能な最小
値を下回らないようにすることである。
【0015】図2には図1に示す制御装置6の機能の概
略が示されている。入力ブロック610には上述の信号
T、Q、nおよびPTistが供給される。これらの信号
はコンピュータユニット612のメモリ613に格納さ
れているプログラムを用いてさらに処理されて、出力ブ
ロック611を介してタンク通気弁を駆動する信号tv
tev(タンク通気弁のパルスデューティー比)として出
力され、かつ/または例えば故障ランプなどの手段6a
を駆動する故障信号FS1、FS2として出力される。
【0016】図3の機能ブロックは、比較点11、I
(積分)ブロック12とP(比例)ブロック13と加算
点14から形成されるPI制御器、制限ブロック15、
特性値マップブロック16、他の比較点15’並びにタ
ンク通気弁を駆動するパルスデューティー比tvtevを
出力するブロック17を示すものである。
【0017】このパルスデューティー比を形成するため
に、まずブロック16から予め設定された制御値(タン
ク通気弁を通る体積流量の値)VtevVが読み出され
る。結合手段15’(加算あるいは乗算手段)において
この制御値が、ゼロあるいはゼロより小さくタンク内の
圧力状況を考慮した値dVtevと結合される。
【0018】例えば活性炭フィルタ再生(回復)の間、
すなわち弁3と4の開放時、タンクの絶対圧力PTist
が最小許容基準圧力PTrefより大きいとする。これ
は、活性炭フィルタまでを含むタンク通気装置の換気管
の間の流通度がよい場合に対して当てはまる。その場合
には差dPT=PTist−PTrefは正であって、制限ブ
ロック15は制御器(12、13、14)の入力に信号
0を供給する。制御器の出力は、同様に流通度がよい場
合には値0となる値になり、マップ16から読み出され
たタンク通気弁を通る再生ガス流の値VtevVは結合手
段15’で減少されることはない。
【0019】例えば活性炭フィルタの詰まりが増大する
と圧力PTistが最小許容値PTrefより低くなり、差d
PTが負になって、制限ブロック15が制御器(12、
13、14)に負の信号を供給し、制御器は0より小さ
い信号dVtevを出力する。結果として制御値VtevVが
結合手段15’においてより小さい値Vtevbに制限さ
れる。この値はブロック17においてタンク通気弁を駆
動するパルスデューティー比tvtevに変換される。
【0020】換言すると次のようになる:実際値PTis
tが例えば老化が進むにつれて増大する活性炭フィルタ
の流れ抵抗によって低い臨界値に低下すると、最終的に
タンク通気弁を駆動するパルスデューティー比が減少さ
れる。パルスデューティー比が減少するにつれて、流量
絞りとして作用するタンク通気弁の抵抗がある程度増大
する。
【0021】換気に問題がない場合にはタンク圧力PT
istは基準値PTrefより大きくなっており、差dPTは
それに従ってゼロより大きく、その場合には予め設定さ
れた制御値VtevVは制限されることはない。即ち、そ
の場合にはタンク通気弁の流れ抵抗は増大しない。
【0022】図4には、例えば図2の制御装置を用いて
上述の機能の流れを実現することのできるフローチャー
トが示されている。ステップS1において差dPt=P
Tist−PTrefが形成される。この差がゼロより小さい
場合にはステップS2からステップS4へ分岐して負の
値x=−1がステップS5へ供給される。このステップ
Sにおいて多数回の実行からx値の平均値M(x)が形
成される。タンク圧力の実際値PTistが時間平均でそ
の基準値PTrefより低い場合には、M(x)はゼロよ
り小さい。その場合にはステップS7において、それぞ
れ次のステップS9において結合を加算的に(+)行う
べきかあるいは乗算的に(×)行うべきかに従って値d
Vtevがゼロより小さい値に、あるいは1より小さい値
に制限される。
【0023】M(x)がゼロより大きい場合には、ステ
ップS8においてステップS9による結合の係数、すな
わち結合が乗算的に行われる場合には1、結合が加算的
に行われる場合には0が出力される。ステップS9では
制限されたVtevbが値VtevVとdVtevの合計とし
て、あるいは積として形成される。ステップS10にお
いてはタンク通気弁を駆動するパルスデューティー比t
vtevがステップS9に基づく結果の関数として定めら
れて、ステップS11でタンク通気弁へ出力される。
【0024】換言すると、タンク内の絶対圧力PTist
が時間平均において最小許容値PTrefを下回った場合
には、パルスデューティー比tvtevが減少され、従っ
てタンク通気弁の絞り効果が増大する。それによってタ
ンクに作用する吸気能力は最終的に減少されて、変動現
象を度外視すれば、タンク圧力の実際値は最小許容基準
値より下がることはない。
【0025】図5には、所与のパルスデューティー比の
場合タンク通気弁を通過する体積流量Vtevがタンク通
気弁間の差圧dPtevに対して任意の縮尺で図示されて
いる。図から明らかなように、最低差圧PSWの上方で
はタンク通気弁を通過する体積流量は比較的タンク通気
弁間の差圧に無関係になる。次に図6との関連において
説明する診断方法は、特性曲線の差圧に依存しない部分
においてのみ実施される。
【0026】図6のマークAから、図3に図示された信
号dVtevが処理される。図3の図示の他にさらに図6
の装置には機能ブロック18、アンド回路20と21並
びにしきい値と比較する手段22−25が設けられてい
る。機能ブロック18は、図6に示すタンク通気弁特性
曲線のどの部分において丁度処理が行われるかについて
の情報を提供する。そのためにタンク通気弁間の差圧d
Ptevが直接測定され、しきい値PSWと比較される。
この差圧に関する値は負荷Qと回転数nなど内燃機関の
運転パラメータからシミュレーションすることも可能で
ある。例えば絞り弁が完全に開放している場合には、吸
気管負圧は非常に小さいので、タンク通気弁間の差圧は
僅かである。その場合、機能ブロック18は1を出力
し、他の場合には0を出力する。出力が1に等しい場合
には、アンド回路20と21に入力される基本条件が満
たされないので、故障信号FS1、FS2は出力されな
い。換言すると、診断処理は図5に示す特性曲線の水平
部分でのみ行われる。
【0027】そういう場合であって、かつ値dVtevが
時間しきい値ZS2(手段24)を超える時間の間所定
のしきい値SW2を上回った場合には、例えば図1に示
す故障ランプ6aを作動させる故障信号FS2が出力さ
れる。しきい値SW2とZS2は例えば、例えば遮断弁
4の故障によりあるいは活性炭フィルタの活性炭の固着
によって、換気(通気)がほぼ完全に不可能になる場合
に始めて故障信号FS2が出力されるような大きさにさ
れる。さらに場合によっては故障表示FS1、FS2を
区別して出力した方がよい場合もある。すなわち、例え
ば活性炭フィルタの換気管に空気フィルタ5を備えたタ
ンク通気装置においてはこの空気フィルタが徐々に詰ま
ってくる場合がある。この状態を検出するために、SW
2より小さいしきい値SW1と時間しきい値ZS1が設
けられる。これらのしきい値を越えた場合に(手段2
3、20、25)故障信号FS1の出力が行なわれる。
この信号は、次の保守作業の際に空気フィルタが交換時
期にきていることを表示するのに使用することができ
る。その場合、故障ランプを(FS2の場合などのよう
に)作動することは行なわれない。
【0028】図7は図2に示す制御装置を用いて診断方
法を実施するためのフローチャートを示すものである。
ステップS12において種々の値が更新される。ステッ
プS13においては、診断に好ましい周辺条件が満たさ
れているかどうかが調べられる。すでに図6に関連して
説明したように、そのためには差圧dPtevが所定のし
きい値PSWを上回り、信号dVtevが負にならなけれ
ばならない。換言すると、診断方法は図5に示す特性曲
線の水平部分でのみ行われる。タンク通気装置の流れ抵
抗の増大量を表す値dVtevがステップS14において
しきい値SW2を下回った場合には、カウンタ値t2が
インクリメントされる(ステップS15)。このカウン
タ値が時間しきい値ZS2を上回った場合には、ステッ
プS17において故障信号FS2が出力される。
【0029】それに対してステップS14の判断が否定
された場合には、ステップS23においてカウンタ値t
2が新たに初期化される。すなわちt2=0にセットさ
れる。それにステップS18からS21が続き、これら
のステップによりステップS14からS17と同様にし
て空気フィルタ5が交換時期に来ていることを表示する
故障信号FS1が出力される。
【0030】全体として、予めステップS13において
診断条件が満たされないことが判明するか、あるいはス
テップS18の判断が否定されたことが判明する場合以
外は、この故障ルーチンが実行され、故障信号FS1あ
るいはFS2が出力されるようになる。前述の2つの場
合にはカウント変数t2が新たに初期化される(S2
2、S23)。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、タンク通気弁を通過するガス体積流量は、タ
ンク圧が減少して所定の圧力しきい値より低くならない
ように制限されるので、活性炭フィルタの老化あるいは
遮断弁の故障等で流れ抵抗に変化が発生しても、問題と
なるような大きな負圧が発生するのを防止でき、タンク
を破損から保護しかつタンクの燃料蒸気の流出を減少さ
せることが可能になる。
【0032】更に、本発明では、タンク通気装置の洗浄
空気が流通する部分にある構成部材が徐々にあるいは完
全に詰まっているかを、あるいは遮断弁が故障して閉鎖
しているかを確実に診断することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術から知られているタンク通気装置の概
略構成を示す構成図である。
【図2】本発明方法を実施するのに適した制御装置の基
本機能を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施例を機能ブロックに分解し
たブロック図である。
【図4】第1の実施例の動作を説明するフローチャート
図である。
【図5】タンク通気弁を通過する体積流量とタンク通気
弁間の差圧との関係を示す線図である。
【図6】診断方法を実行できるように拡張した第2の実
施例を機能ブロックに分解したブロック図である。
【図7】第2の実施例の動作を説明するフローチャート
図である。
【符号の説明】
1 燃料タンク 2 活性炭フィルタ 3 タンク通気弁 4 遮断弁 5 空気フィルタ 6 制御装置 7 吸気管 8 流量絞り 9 差圧センサ 10 入力ブロック 12、13、14 PI制御器 15 制限ブロック 16 マップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アンドレアス ブルーメンシュトック ドイツ連邦共和国 71638 ルートヴィッ ヒスブルク イエーガーホーフアレー 79

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関に使用され、かつ燃料タンク
    (1)が配管系を介して内燃機関の吸気管(7)と接続
    されており、かつセンサ(9)が設けられ、その信号
    (PTist)が燃料貯蔵タンク内の圧力の量を示し、か
    つ配管系にタンク通気弁(3)が設けられており、その
    開放状態が少なくとも上記量に従って調節される、 タンク通気装置の制御方法において、 タンク内の圧力に関して周囲圧力より低いしきい値が予
    め定められ、 燃料タンク内の圧力が前記予め定められたしきい値より
    上方にあるように前記調節が行われることを特徴とする
    タンク通気装置の制御方法。
  2. 【請求項2】 前記しきい値が絶対圧力値として、ある
    いは周囲圧力に対する差として予め定められることを特
    徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 タンク通気弁の開放状態を調節するため
    に、第1の値として内燃機関の運転パラメータ(n、
    Q、T)に従って予め定められた制御値(VtevV)が
    形成され、 前記量から第2の値(dVtev)が形成され、その値が
    前記第1の値と結合されて前記第1の値より小さいかあ
    るいはそれと等しい第3の値(Vtevb)が形成され、
    かつタンク通気弁の開放状態が前記第3の値(Vtev
    b)によって定められることを特徴とする請求項2に記
    載の方法。
  4. 【請求項4】 前記第1の制御値(VtevV)と結合さ
    れて前記第1の制御値より小さいかあるいはそれに等し
    い第3の値(Vtevb)にされる第2の値(dVtev)を
    形成するための前記量が少なくとも平均されることを特
    徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 平均された値が制限されることを特徴と
    する請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記結合が加算的あるいは乗算的に行わ
    れることを特徴とする請求項3に記載の方法。
  7. 【請求項7】 内燃機関に使用され、かつ燃料タンク
    (1)が配管系を介して内燃機関の吸気管(7)と接続
    されており、かつセンサ(9)が設けられ、その信号
    (PTist)が燃料貯蔵タンク内の圧力の量を示すタン
    ク通気装置の診断方法において、 タンク内の圧力に関して周囲圧力より低いしきい値が予
    め定められ、 少なくとも前記量に従って形成された値(dVtev)が
    少なくとも1つのしきい値(SW1、SW2)と比較さ
    れ、かつ前記少なくとも1つのしきい値を越えた場合
    に、故障信号(FS1、FS2)が出力されることを特
    徴とするタンク通気装置の診断方法。
  8. 【請求項8】 前記少なくとも1つのしきい値(SW)
    を越える期間が時間しきい値(ZS)を越えた場合にだ
    け、故障信号が出力されることを特徴とする請求項7に
    記載の方法。
  9. 【請求項9】 第1の小さなしきい値により修理表示
    「フィルタ交換」が出力されることを特徴とする請求項
    7に記載の方法。
  10. 【請求項10】 第2の大きなしきい値によりタンク通
    気装置の故障が表示され、必要に応じて故障ランプが点
    灯されることを特徴とする請求項7に記載の方法。
JP6132699A 1993-06-30 1994-06-15 タンク通気装置の制御方法とその診断方法 Pending JPH0727025A (ja)

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DE4321694A DE4321694A1 (de) 1993-06-30 1993-06-30 Verfahren zur Tankentlüftung

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